WO2002004867A1

WO2002004867A1 - Four a micro-ondes permettant de preparer facilement

Info

Publication number: WO2002004867A1
Application number: PCT/JP2001/005285
Authority: WO
Inventors: Kazuhiko Ishikawa
Original assignee: Sharp Kabushiki Kaisha
Priority date: 2000-07-12
Filing date: 2001-06-20
Publication date: 2002-01-17
Also published as: US6744026B2; US20020121514A1; JP2002022176A; EP1321716A1; EP1321716A4; CN1295944C; CN1386183A; DE60141470D1; EP1321716B1; KR20020032579A; KR100494608B1

Description

加熱調理が所望される料理メニューを簡単に設定可能な電技術分野

この発明は電子レンジに関し、さらに詳しくは、加熱調理が所望される料理メニューを簡単に設定することのできる電子レンジに関する。背景技術

. 販売されている電子レンジにおいてはたとえば、該電子レンジで自動的に加熱調理が可能な料理のメニューに関する情報が予め格納されている。このメニューにはたとえば 1 0 0種類を超える料理名が登録されているので、ユーザは、このメニュー中から所望する料理名を見つけるための操作が複雑で、使い勝手に優れなかった。特に高齢者には、表示されるメニュー中から所望の料理名を指定する場合、表示における料理名が小さく表示されて所望の料理名を探しにくく、実用性に優れなかった。

選択された料理名の表示方法が改良された調理器が特開平 2—1 1 9 8 0 9号公報に開示される。この調理器は、一旦選択された料理名を該料理に係る調理終了後も表示しつづけるので、ユーザは調理終了後でも、表示される料理名を確認することで調理器の中の料理が何であるかを知ることができる。しかしながら、該調理器では調理された料理名の表示期間が改良されているにすぎず、料理名の選択操作の改良に関しては、何ら示されていない。発明の開示

この発明の目的は、実用性に優れた電子レンジを提供することである。

この発明のある局面に係る電子レンジは、複数個の料理のそれぞれに対応して該料理を加熱調理するための加熱制御情報を含む料理情報が標準で登録された記憶部を備えて、さらに以下の特徴を備える。

つまり、表示部と、複数個の料理のうちから選択された 1つ以上の料理の料理名が格納された料理名格納部と、料理名格納部の料理名から所望される料理名を読出して表示部に表示するために操作される読出操作部と、加熱調理について加熱動作の開始を指示するために操作される加熱開始操作部とを少なくとも有した外部操作部と、読出操作部が操作されたことに応じて料理名格納部から所望料理名を読出して表示部に表示する所望料理名表示部と、所望料理名表示部により表示部に所望料理名が表示されている際に、加熱開始操作部が操作されたことに応じて、所望料理名の料理に対応の加熱制御情報に従い加熱動作を開始するための所望料理加熱部とをさらに備える。

上述の電子レンジによれば、読出操作部が操作されると、料理名格納部から所望料理名が読出されて表示部に表示される。このときに加熱開始操作部が操作されると所望料理について対応の加熱制御情報に従い加熱調理のための加熱動作が開台される。

したがって、次のような特徴が得られる。つまり、電子レンジの記憶部には、あらゆるユーザを対象としていろいろなジャンルにわたる料理を自動的に加熱調理ができるよう、複数の料理に関する料理情報が標準で登録されている。しかしながら、各ユーザが加熱調理する料理は、この中の数個に限定されているのが実状である。この発明に係る電子レンジでは、高頻度に加熱調理されるようなユーザがお気に入りの所望料理の加熱調理は、所望料理名を記憶部から読出すのではなくて、記憶部の複数個の料理から選択された料理の料理名が格納される料理名格納部から読出して加熱動作の開始指示の操作をするだけで実行される。それゆえに、記憶部のあらゆるユーザを想定した多数の料理情報から所望する料理を選択して加熱調理を実行する場合に比較して、所望料理名の選択指定から対応の所望料理の加熱調理実行開始までの操作を簡単に行なうことができて、実用性に優れる。

上述の電子レンジにおいて所望料理名表示部は、表示部において、料理名を大きなサイズで表示する。それゆえに、ユーザが高齢者であったとしても、表示されている料理名が所望料理名であるかを簡単に確認できて、実用性に優れる。上述の電子レンジにおいては、料理情報には標準で登録された複数個の料理のそれぞれに対応して料理名がさらに含まれる。そして、記憶部から所望される料理の料理名を外部操作部を介して読出して、所望料理名格納部に格納する料理名格納制御部がさらに備えられる。

したがって、外部操作部を操作することにより、ユーザは所望する料理名を、たとえば頻繁に加熱調理するようなお気に入りの料理の料理名を、記憶部から選択的に読出して所望料理名格納部に格納することができる。

上述の電子レンジにおいては、外部操作部を介して選択された料理名を料理名格納部から削除する料理名削除制御部がさらに備えられる。したがって、所望に応じて料理名格納部に格納された料理名を選択的に削除して、削除により生じた空き領域には、新たな所望料理の料理名を料理名格納制御部により格納することができる。言い換えると、料理名格納部に格納される料理名はユーザの所望に応じて任意に変更できて、実用性に優れる。

上述の電子レンジにおいて、所望料理名表示部は、表示部において、所望料理名のそれぞれを対応の専用画面にて表示する。したがって、所望料理名は、対応する専用画面にて該料理に独自のメッセージ（調理上の注意メッセージなどの独自メッセージ）とともに、独自の態様（文字の大きさ、色などによる表示態様などの独自態様）で表示されるから、ユーザは所望料理を該専用画面の表示内容を参考にしてより適切な料理の仕上がり状態とすることができる。

上述の電子レンジにおいては、料理情報は、対応する料理の分量に応じた内容を示して、料理名により、対応の分量が指示される。したがって、同じ料理であつても仕上がりの量が異なる場合には、その分量を指示するような料理名にて料理名格納部への格納、所望料理名表示部による表示などを行なうことができる。また、該分量に応じた加熱制御情報を含む料理情報に従い加熱調理することもでさる。

上述の電子レンジにおいては、通信回線を経由してホームページ情報から供給された所定料理の加熱制御情報に従い、該所定料理を加熱調理するために加熱動作が開始される。したがって、通信回線を介して外部から供給された所定料理の加熱制御情報を用いて、該所定料理を加熱調理することもできる。

本発明の上記および他の目的、特徴、局面、ならびに利点は添付図面を参照することにより後述する本発明の詳細な説明からより明らかにする。図面の簡単な説明 ' 図 1は、この発明の実施の形態 1に係る電子レンジの構成図である。

図 2は、図 1のマスク R OM 1 1 Aまたは R OM 1 0 3の記憶内容例を示す図である。

図 3は、図 1の不揮発性メモリ 1 1 Bの記憶内容例を示す図である。

図 4は、図 1の入力部 1 5と L C Dノ、 °ネル 1 3により構成される操作部の外観例を示す図である。

図 5 A〜図 5 Fは、この発明の実施の形態 1において、お気に入りメニューに標準料理名を登録するときの画面表示例を示す図である。

図 6 A〜図 6 Dは、この発明の実施の形態 1において、お気に入りメ^ューに標準料理名を登録するときの画面表示例を示す図である。

図 7は、この発明の実施の形態 1において、お気に入りメェユーに標準料理名を登録する時の処理フローチャートである。

図 8 A〜図 8 Gは、この発明の実施の形態 1におけるお気に入りメニューの表示画面について説明する図である。

図 9 A〜図 9 Eは本実施の形態 1において予め登録された標準料理名を消去する手順を説明する図である。

図 1 0は、本実施の形態 1において予め登録された標準料理名を消去するための処理フローチャートである。

図 1 1八〜図1 1 Gは、本実施の形態 1においてお気に入りメニューに料理の分量を指示するような標準料理名を登録するための手順を説明する図である。図 1 2は、本実施の形態 1においてお気に入りメニューに料理の分量を指示するような標準料理名を登録するための処理フローチャートである。

図 1 3 A〜図 1 3 Cは、本実施の形態 1により所望する標準料理名 H Nの指定がいかに簡単化されるかを説明する図である。

図 1 4は、本実施の形態 2による電子レンジシステムの概略構成図である。発明を実施するための最良の形態以下、この発明の各実施の形態について説明する。

(実施の形態 1 )

まず、実施の形態 1について説明する。本実施の形態では電子レンジは外部の装置などと接続されずに、単独で用いられている。図 1はこの発明の実施の形態 1に係る電子レンジの構成図である。図 1において電子レンジ 1は制御部 1 OA と加熱部 10 Bとを含む。制御部 10 Aはマイクロコンピュータ 10、メモリ 1 1、ドットで構成された表示部である LCD (液晶ディスプレイ）パネル 1 3、 LCDパネル 13を駆動するための LCDドライバ 1 2、後述するコネクタ CN が接続される入出力端子を含む I/F (インターフェイスの略）部 14、外部操作可能な入力部 15およぴ該電子レンジ 1の各部に電源供給するための電源回路 16、マスク ROM (リードオンリメモリの略） 1 1 Aおよぴ不揮発性メモリ 1 1 Bを含む。入力部 1 5と L C Dパネル 13とは一体的に設けられてタツチパネルを構成する。マイクロコンピュータ 10は該電子レンジ 1自体を集中的に制御および監視するため CPU (中央処理装置の略） 101、 RAMI 02 (ランダムアクセスメモリの略） 102、 ROM103、およぴ 1ノ0 (入出力の略）デバイス 104を含む。

加熱部 10 Bはマイクロコンピュータ 10の制御に従い制御部 10 Aの各種メモリに格納された各種の情報に従う加熱調理のための加熱動作をする。加熱動作のために加熱部 10 Bはセンサ部 60、ブザー 61、リレーなど 62ならびに、リレーなど 62を介してマイクロコンピュータ 1ひにより制御されるターンテーブルモータ 63、ヒータ 64および加熱のためのマイクロ波を発生するマグネトロン 65を含む。なお、ここでは加熱部 10 Bにおける加熱動作は公知の技術に従うので詳細説明は省略する。

図 2には、図 1のマスク ROM 1 1 Aまたは ROM 103の記憶内容例が示される。図 2においてはマスク ROM 1 1 Aまたは ROM 103には、複数の標準料理のそれぞれについて該標準料理の名前を示す標準料理名 H Nと料理情報 C I が予め該電子レンジ 1の標準規格として登録されている。料理情報 C Iは、該標準料理を該電子レンジ 1の加熱部 10 Bにて自動的に加熱調理するために参照される加熱情報 K I、該標準料理についての作り方の手順を示すために LCDパネル 1 3にて表示される材料情報 Z Iを含む。なお、標準料理とはユーザが登録操作をしなくても、電子レンジ 1で加熱調理可能な料理として予め標準的に登録.された料理である。標準料理に関する情報のマスク R OM 1 1 Aまたは R OM 1 0 3に対する登録は該電子レンジ 1の工場出荷時などにおいて標準規格に従い行なわれる。図 3には、図 1の不揮発性メモリ 1 1 Bの記憶内容例が示される。不揮発性メモリ 1 1 Bには、後述するようにお気に入りメニューが格納される。お気に入りメニューには、ユーザが特に気に入った、または電子レンジ 1にて頻繁に加熱調理する 1つ以上の標準料理に対応の標準料理名 HNが登録される。お気に入りメニューには、マスク R OM 1 1 Aまたは R OM 1 0 3に記憶される数よりも少なレ、所定数だけ標準料理名 HNが登録される。この登録の詳細については後述する。

図 4は、図 1の入力部 1 5と L C Dパネル 1 3により構成される操作部の外観例を示す図である。図示されるように電子レンジ 1の前面には、ユーザにより外部操作可能なように入力部 1 5と L C Dパネル 1 3とが一体的に構成される操作部が設けられている。入力部 1 5は、牛乳/酒キ一1 6 8、ゆで野菜キー 1 6 9、解凍キー 1 7 0、献立集キー 1 7 1、あたためスタートキー 1 7 2、お気に入りキー 1 7 3、インターネットメニューキー 1 7 4および電源を O Nするために操作される電源 O Nキー 1 Ί 5を含む。

牛乳/酒キー 1 6 8、ゆで野菜キー 1 6 9および解凍キー 1 7 0は、該電子レンジ 1において標準料理として予め登録されている牛乳 Z酒の暖め、野菜を茹でるおよび冷凍食品の解凍などのための加熱調理を行なうために操作される。これらのキーが操作されると操作されたキーに対応の標準料理の加熱情報 K Iがマスク R OM 1 1 Aまたは R OM 1 0 3から読出されて読出された加熱情報 K Iに従いマイクロコンピュータ 1 0の制御の下に加熱部 1 0 Bにより、該標準料理についての加熱調理が自動的に行なわれる。

献立集キー 1 7 1は、マスク R OM 1 1 Aまたは R OM 1 0 3に予め登録された複数の標準料理名 HNからなる献立集を読出して、 L C Dパネル 1 3に表示するために操作される。あたためスタートキー 1 7 2は、ユーザにより指定された標準料理の加熱情報 K Iに従う加熱調理の開始をマイク口コンピュータ 1 0に対して指示するために操作される。お気に入りキー 1 7 3は、ユーザがマスク R O M l 1 Aまたは R OM 1 0 3に予め登録された複数の標準料理中から特に気に入つた料理として、または電子レンジ 1にて頻繁に加熱調理する料理として予め指定されたものの標準料理名 H Nを L C Dパネル 1 3の表示内容を用いて特定するために操作される。インターネットメニューキー 1 7 4は、後述するように、ィンタ一ネットを介してダウンロードされた所望料理に関する加熱情報に従い、該所望料理を加熱調理するために操作される。

本実施の形態 1では、図 4のお気に入りキー 1 7 3を押すたびに予めユーザがお気に入りの料理として不揮発性メモリ 1 1 Bに登録した対応の標準料理名 H N を大きな文字で順次表示する。そしてユーザはお目当ての標準料理名 HNが L C Dパネル 1 3に表示されたとき、あたためスタートキー 1 7 2を押すことによりお目当ての標準料理に対応の加熱情報 K Iに従い、加熱部 1 0 Bにおいてマイク口コンピュータ 1 0の制御により自動的に加熱調理が開始される。このような特徴を実現するために、マスク R OM 1 1 Aまたは R OM l 0 3に予め登録された標準料理の情報のうちユーザがお気に入りの料理の標準料理名 H N、または電子レンジ 1にて頻繁に加熱調理するとして指定した標準料理名 HNがマスク R OM 1 1 Aまたは R OM l 0 3から読出されて不揮発性メモリ 1 1 Bに登録される。この手順を以下に説明する。

図 5 A〜図 5 Fおよび図 6 A〜図 6 Dは、この発明の実施の形態 1において、お気に入りメニューに標準料理名 H Nを登録するときの画面表示例を示す図である。図 7は、この発明の実施の形態 1において、お気に入りメニューに標準料理名を登録する時の処理フローチャートである。マイクロコンピュータ 1 0の制御により、図 7のフローチャートに従いお気に入りのメュユーに "茶わん蒸し" を登録する場合の処理について、図 5 A〜図 5 Fおよび図 6 A〜図 6 Dの画面を参照しながら説明する。なお、当該電子レンジ 1の工場出荷時に、不揮発性メモリ 1 1 Bには、標準料理名 H Nとして「あたため」、「牛乳」、「酒」および「肉解凍」が予め登録されていると想定する。

まず図 4の入力部 1 5の電源 O Nキー 1 7 5が押下されると（図 7のステップ S 1 ) 、図 5 Aに示されるように L C Dパネル 1 3には工場出荷時に予め登録されている標準料理名 HNの「あたため」が表示される。続いて入力部 1 5のお気に入りキ一 1 73が押下されるごとに図 5 B〜図 5 Dに示されるように工場出荷時に予め登録された標準料理 HNの「牛乳」、「酒」および「肉解凍」が表示される（ステップ S 2〜S 4のループ）。さらにお気に入りキー 1 73が押下され 'るが不揮発性メモリ 1 1 Bには標準料理名 HNの「肉解凍」の次には標準料理名 HNが記憶されていないので（ステップ S 4で YES) 、図 5 Eに示されるように LCDパネル 1 3に「新規」が表示される（ステップ S 5) 。図 5Eの画面は不揮発性メモリ 1 1 Bのお気に入りメニューにお気に入りの標準料理名 HNの登録をユーザに対して促すための画面である。

. ここで.ユーザがお気に入りの標準料理名 HNを新たに不揮発性メモリ 11 Bに登録することを所望して図 5 Eのキー 1 Ί 6を押下すると、図 5 Fに示されるように「50音さくいん」の画面が表示される（ステップ S 6) 。図 5 Fの画面はマスク ROMl 1 Aまたは ROM 103に予め格納されている複数種類の標準料理名 HNを 50音順に従い指定して読出し、 LCDパネル 1 3に表示するための画面である。

ユーザが、標準料理名 HNの「茶わん蒸し」をお気に入りメニューに登録することを所望した場合、図 5 Fの画面において「50音索引」の「た行」を指定するためのキー 1 Ί 7が押下される。これにより画面は図 6 Aに切換わって LCD パネル 13には「た行」に該当する標準料理名 H Nが 50音順番にメニュ一形式にて表示される (ステップ S 7) 。図示されるように標準料理名 HNの「タップリ野菜」を初めに標準料理名 HNが順次表示される。

図 6 Aの画面において、ユーザが標準料理名 HNの「茶わん蒸し」を指定するキー 1 78を押下し、標準料理名 HNの登録を指示するキー 1 79を押下すると (ステップ S 8で YES) 、図 6 Bの画面が表示されて、つづいて図 6 Cの画面が表示される。これにより、指定された標準料理名 HNの「茶わん蒸し」がお気に入りメニューとして新たに不揮発性メモリ 1 1 Bに登録された旨が報知されて、標準料理名 HNの「茶わん蒸し」が不揮発性メモリ 1 1 Bのお気に入りメニューに登録される（ステップ S 9) 。

さらに、別の標準料理名 HNをお気に入りメニューとして登録する場合は図 6 Cの画面において、次の標準料理名 HNの登録を指定するためのキー 180を押下して前述したような操作を同様に繰返せばよい。一方、図 6 Cの画面において標準料理名 HNのお気に入りメニューへの登録作業を終了する場合は、標準料理名 HNの登録操作を終了することを指示するためのキー 181を押下することにより一連の登録作業は終了して、図 6 Dに示されるような画面が表示される。図 6Dの画面は、不揮発性メモリ 1 1 Bのお気に入りメニューに今回新たに登録された標準料理名 HNの「茶わん蒸し」の加熱調理開始の指示入力をユーザに対して促すための画面である。

図 6 Dの画面が表示された際にユーザが「茶わん蒸し」の加熱調理を所望してあたためスタートキー 172を操作すると、標準料理名 HNの「茶わん蒸し」に対応の情報（加熱情報 K I、作り方情報 Τ Iおよび材料情報 Ζ I) がマスク RO Ml 1 Aまたは ROMl 03力ゝら読出される。読出された作り方情報 T Iおよび材料情報 Z Iは L CDパネル 13に表示され、加熱情報 K Iはマイクロコンピュータ 10に与えられる。ユーザは、表示内容を確認して食材を準備して下ごしらえした後、電子レンジ 1の庫内にセットする。その後、マイクロコンピュ一タ 1 0は庫内にセットされた食材を加熱情報 K Iに基づき加熱部 10 Bを制御して加熱調理を開始する。

ここでいう加熱情報 K Iは、対応する標準料理を加熱調理するための調理の段取り、調理時間、調理のための加熱温度、マグネトロン 65によるマイクロ波出カレベル、ヒータ 64の加熱温度を含んでなる調理シーケンスの情報である。図 5 A〜図 5 Fおよぴ図 6 A〜図 6 Dに示されたように入力部 15のお気に入りキー 173が押下されたときに LCDパネル 13に表示される標準料理名 HN は、通常のキー操作で該標準料理名 HNを選択したときに比較し、大きく表示される。これを図面を参照して説明する。

図 8 A〜図 8 Gは、この発明の実施の形態 1におけるお気に入りメニューの表示画面について説明する図である。図 8B〜図 8Gには、マスク ROM1 1 Aまたは ROM103に予め登録された複数種類の標準料理名 HNから、所望標準料理名 HNの「茶わん蒸し」が選択されて加熱調理が開始されるまでに表示される画面が示される。具体的にはユーザが入力部 1 5の献立集キー 1 71を押下すると図 8 Bに示す画面が L C Dパネル 1 3に表示される。

マスク R OM 1 1 Aまたは R OM 1 0 3に予め登録された複数種類の標準料理名 H Nは、調理内容に応じて複数種類のグループに分類されて、 0 0パネル1 3の図 8 Bの画面においては各グループ名が示される。「茶わん蒸し」は「蒸し物/煮豆」のグループに属するので、ユーザは「蒸し物 Z煮豆」のグループに対応のキー 1 8 2をタツチすると図 8 Cの画面が表示される。図 8 Cの画面においては「蒸し物 Z煮豆」のグループに属する複数の標準料理名 HNが表示されるので、ユーザはこの中から所望する標準料理名 H Nの「茶わん蒸し」に対応のキー 1 8 2 Aをタツチすると、所望された標準料理名 HNの「茶わん蒸し」に対応の加熱情報 K Iを用いた加熱調理開始の指示入力をユーザに対して促すための図 8 Dの画面が表示される。

ユーザは、図 8 Dの画面が表示されたことに応じて調理開始を指示するためにあたためスタートキー 1 7 2を押下すると、図 8 Eに示されるように調理の仕上がり状態を選択するための画面が表示され、続いて図 8 Fに示されるように加熱調理の経過時間が表示されながら、対応の加熱情報 K Iに従う加熱調理が進行する。加熱調理が終了すると図 8 Gに示されるような加熱調理が終了した旨を報知するための画面が表示される。

これに対して、前述した図 5 A〜図 5 Fおよぴ図 6 A〜図 6 Dの丰順に従って、予めユーザがお好みの標準料理名 HNの「茶わん蒸し」をお気に入りメニューとして不揮発性メモリ 1 1 Bに登録済である場合には、以下のように行なわれる。 ' つまり、標準料理「茶わん蒸し」の加熱調理を所望する場合には、ユーザは入力部 1 5のお気に入りキー 1 7 3を 4回押すことにより、〇0パネル1 3には図 5 A〜図 5 Dの画面が順次切換え表示された後、続いて図 8 Aの画面が表示される。図 8 Aの画面は、所望の標準料理「茶わん蒸し」に対応の加熱情報 K Iに従ぃ該標準料理を加熱調理するための指示入力を促す旨の画面である。図 8 Aの画面が表示されたことに応じて、ユーザが入力部 1 5のあたためスタートキー 1 7 2を押下すると前述したように図 8 E〜図 8 Gの画面が順に表示されて所望された「茶わん蒸し」の加熱調理が進行して、終了する。

ユーザがお気に入りキー 1 7 3を押下したときには、表示される標準料理名 H Nは図 8 Aに示されるように通常のキー操作で該標準料理名 H Nが選択された場合（図 8 B〜図 8 D) に比較し文字サイズを大きくして表示されるから、ユーザが高齢者であった場合でも、表示される標準料理名 H Nを速やかに、かつ的確に確認することができる。

図 8 B〜図 8 Dの操作手順に比較して、図 8 Aで示された操作手順は、お気に入りキー 1 7 3を 4回連続して押下するというより単純な操作により所望する標準料理名 H Nを指定して、対応の標準料理の加熱調理を開始させることができる。それゆえに、ユーザが高齢者であってもお気に入りの標準料理を加熱調理するのに使い勝手に優れる。

. 図 8 Aの画面では、図 8 B〜図 8 Dで示される画面と比較してもわかるように、標準料理名 HNが大きな文字で表示されたり、「お気に入り」キー 1 7 3を操作して選択されたお気に入り料理の場合のみ必要とされるメッセージを表示するための専用画面である。このような専用画面が設けられたことにより、ユーザが高齢者であった場合には高齢者に対する使用上の注意ゃ該標準料理に関する調理上の特別なアドパイスなどを表示することが可能となって、ユーザにとって使い勝手に優れる。このような専用画面は、不揮発性メモリ 1 1 Bにお気に入りメニュ一として登録された標準料理名 H Nのそれぞれに対応して準備されて、該料理についての独自のメッセージを表示するための画面である。

図 9 A〜図 9 Eは本実施の形態 1において予め登録された標準料理名を消去する手順を説明する図である。図 1 0は、本実施の形態 1において予め登録された標準料理名を消去するための処理フローチヤ一トである。マイクロコンピュータ 1 0の制御のもとに、図 1 0のフローチャートに従い図 9 A〜図 9 Eを参照しながら、予め登録された標準料理名を消去する手順を説明する。ここでは、不揮発性メモリ 1 1 Bに予め登録された標準料理名 HNのうち、たとえば「牛乳」を消去する場合の手順を説明する。

まず入力部 1 5の電源入 O Nキー 1 7 5が押下されるので、マイクロコンピュータ 1 0は図 8 Aの画面を表示する。続いてお気に入りキー 1 7 3が押下されるので、マイクロコンピュータ 1 0は不揮発性メモリ 1 1 Bから標準料理名 HNの '牛乳，を読出して、図 9 Bの画面を表示する（図 1 0のステップ S 1 0と S 1 1 ) o

図 9 Bで表示される標準料理名 HNの「牛乳」を不揮発性メモリ 1 1 Bから消去する場合、ユーザは図 9 Bの登録の消去を指示するキー 1 8 3をタツチするので（ステップ S 1 2で Y E S ) 、マイクロコンピュータ 1 0は図 9 Cに示される画面を表示して、「この料理名を消去しますか」のメッセージを出力する。この画面において標準料理名 H Nの「牛乳」の消去を所望するユーザはキー 1 8 4をタツチするので（ステップ S 1 3で 'はい，）、マイクロコンピュータ 1 0は図 9 Dの画面を表示して標準料理名 HNの「牛乳」を画面から消去するとともに、不揮発性メモリ 1 1 Bから当該標準料理名 HNの「牛乳」を消去して、該画面において「消去しました」のメッセージを表示する（ステップ S 1 4 ) 。

図 9 Dの画面を表示後は、たとえば 2秒経過後に、不揮発性メモリ 1 1 Bにお気に入りメニューとして一番最初に登録されている標準料理名、たとえば「あたため」を表示するための画面（図 9 E参照）が表示される。

このように不揮発性メモリ 1 1 Bに予め登録されたお気に入りメニュー中の所望する標準料理名 HNを簡単に消去することができる。したがって、加熱調理の頻度が低い、たとえば全く加熱調理しないような標準料理名 H Nを不揮発性メモリ 1 1 Bから消去してその結果生じた不揮発性メモリ 1 1 Bの空き領域に新たな標準料理名 H Nを登録することが可能となる。それゆえに、不揮発性メモリ 1 1 Bにおけるお気に入りメニューの内容はユーザの所望に応じて任意に、力つ簡単に変更することができる。

上述の電子レンジ 1は次のような特徴を有する。つまり、料理情報 C Iには、対応する標準料理に関する仕上がり分量ごとの情報が含まれて、対応する標準料理名 HNにより、対応の分量情報が表示されることを特徴とする。たとえば、図 2では、標準料理「スポンジケーキ」について示されるように 4種類の分量のそれぞれについて、個別に、その分量に応じた加熱情報 K I、作り方情報 T Iおよび材料情報 Z Iが設定されている。

図 1 1 〜図1 1 Gは本実施の形態 1においてお気に入りメニューに料理の分量を指示するような標準料理名を登録するための手順を説明するための画面表示例を示す図である。図 1 2は、本実施の形態 1においてお気に入りメニューに料理の分量を指示するような標.準料理名を登録するための処理フローチャートである。

マイクロコンピュータ 10の制御のもとに図 12のフローチャートに従う処理を、図 1 1 〜図11 Gを参照して説明する。まず、ユーザが入力部 1 5の電源 ONキー 1 75を押下して、続いてお気に入りキー 1 73を押下するので、マイク口コンピュータ 10は図 11 Aの画面を L CDパネル 13に表示する（図 1 2 のステップ S：!〜 S 5) 。

図 1 1 Aの画面において新規に標準料理名 HNの登録を指示するためにキー 1 76が押下されると、マイクロコンピュータ 10は図 11 Bの「50音索引」の画面を表示する（ステップ S 6) 。この際に、ユーザは登録を所望する標準料理名 HNの「スポンジケーキ」を指定するために、図 1 1Bにおいて「さ行」を指示するキー 1 85をタツチするので、マイクロコンピュータ 10は「さ行」に該当する標準料理名 HNのメニューを表示するための図 1 1 Cの画面を表示する (ステップ S 7) 。ここで、ユーザがメニュー中の「スポンジケーキ」に対応のキー 185 Aをタツチすると図 1 1 Dの画面にて、該標準料理名 HNが反転表示されて指定されたことが報知される。ここで、ユーザが登録を指示するキー 1 7 9をタツチするので（ステップ S 8 aで YES) 、マイクロコンピュータ 10は図 1 1 Eに示される画面を表示する（ステップ S 8 b) 。

この電子レンジ 1においては、マスク ROM1 1 Aまたは ROM103において図 2に示されるように、標準料理「スポンジケーキ」に対応して 4種類の標準料理名が登録されている。たとえば該電子レンジ 1において第 1の種類の標準料理名 HNの「スポンジケーキ」は、一段のトレイで「18 cm」の大きさのスポンジケーキを示し、第 2の種類の標準料理名 HNの「スポンジケーキ」は 1段のトレイで「21 cm」のスポンジケーキを示し、第 3の種類の標準料理名 HNの「スポンジケーキ」は 2段のトレィ「1 5 c mj と 21 c mj の大きさのスポンジケーキを示し、第 4の種類の標準料理名 HNの「スポンジケーキ」は 2段のトレイで「1 8 cmと 18 cm」のスポンジケーキを示している。図 1 1 Eの画面において、マスク ROM1 1 Aまたは ROM103から読出されたこれら 4種類の標準料理名 HNの「スポンジケーキ」のいずれかの選択を促すための画面が表示される。たとえば、ユーザが 1段のトレィ「1 8 c m」のスポンジケーキの加熱調理を所望して、図 1 1 Eの画面の対応のキー 1 7 9 1をタツチすると、指定された標準料理名 HNの「スポンジケーキノ1 8 c m」がマスク R OM 1 1 Aまたは R OM 1 0 3から読出されたて不揮努性メモリ 1 1 Bに登録されるとともに、図 1 1 Fの画面が表示される（ステップ S 8 bと S 9 b ) 。

図 1 1 Fの画面では、標準料理名 H Nの「スポンジケーキ Z l 8 c m」、不揮発性メモリ 1 1 Bに登録完了したことを示すために「新しく登録しました」のメッセージが表示される。その後は、登録終了を指示するキー 1 8 1がタツチされると、図 1 1 Gの画面が表示される。標準料理名 H Nの「スポンジケーキ」が選択され.た場合は図 1 1 Gに示されるように標準料理名「スポンジケーキ / 1 8 c m」についての加熱調理の開始指示入力が促される。

同様にして新たに標準料理名 HNの「スポンジケーキ/ 2 1 c m」を登録することも可能である。このように同じ標準料理名 H N ( 「スポンジケーキ」 ) であつたとしても、その料理の異なる仕上がり分量ごとに、別の標準料理名 H Nとして不揮発性メモリ 1 1 Bに登録することができる。

図 1 1 Eの画面においては、作り方情報を要求するためのキー 1 8 6がタツチされると、図 2における対応の作り方情報 T Iが読出されて、画面に表示されるから、ユーザは、所望する標準料理の作り方をクッキングプックを見なくても、その場で手軽に確認することができる。

上述した実施の形態 1においてはあらゆるユーザを対象としているため、いろいろなジャンルの標準料理を自動的に加熱調理ができるよう、電子レンジ 1のマスク R OM 1 1 Aまたは R OM 1 0 3にはたくさんの標準料理に関する加熱情報 K Iなどが格納されている。しかしながら、各ユーザが加熱調理する標準料理は一般的に複数個に限定されており、本実施の形態 1のようにお気に入りメニューに所望の標準料理名 HNを任意に登録可能とすることで、高頻度に加熱調理するようなお気に入りの標準料理の選択と加熱調理を簡単に行なうことができる。これにより、たとえばユーザが高齢者であっても「お気に入りキーを 3回押してね」といったようなアドバイスを表示するだけで、高齢者は、お気に入りの標準料理を選択して加熱調理を行なうための操作を極めて簡単に行なうことができるから、使い勝手に優れる。

図 1 3 A〜図 1 3 Cは、本実施の形態 1により所望する標準料理名 HNの指定力 Sいかに簡単化されるかを説明する図である。たとえば、標準料理名 HNの「茶わん蒸し」の好きな高齢者の家庭を想定する。本実施の形態 1による登録手順が行なわれない場合には、標準料理名 H Nの「茶わん蒸し」を指定するためには、該標準料理名 H Nをマスク R OM 1 1 Aまたは R OM 1 0 3から読出して特定するための操作が必要とされる（図 1 3 Aと図 1 3 B参照）。一方、本実施の形態 1では、前述の手順に従い不揮発性メモリ 1 1 Bのお気に入りメニューの一番最初に、標準料理名 H Nの「茶わん蒸し」を登録しておけば、図 1 3 Cに示されるように、お気に入りキー 1 7 3を 1回押すだけで所望する標準料理名 H Nの「茶わん蒸し」を選択指定して、速やかに加熱調理を行なわせることが可能となる。

(実施の形態 2 )

次に実施の形態 2について説明する。上述した実施の形態 1で示された電子レンジ 1は、単独で用いられるものに限定されず外部の装置と通信接続されて用いられる場合にも適用することができる。

図 1 4は、本実施の形態 2による電子レンジシステムの概略構成図である。図 1 4において電子レンジシステムは宅外にはインターネット 5とこれに接続されるホストコンピュータ 4が設けられ、宅内には電子レンジ 1、インターネット 5 にモデム 6を介して接続されるパ一ソナルコンピュータ 2、およびパーソナルコンピュータ 2と電子レンジ 1との間の信号を変換しながら通信を中継して両者を接続するための中継装置であり A Cアダプタ 8から電源供給される中継 B O X 3 が設けられる。宅内において電子レンジ 1と中継 B O X 3とは 3線ケープル 9を介して接続される。この接続時には、図示されるように 3線ケーブル⁹の一端にあるコネクタ C Nが電子レンジ 1の I ZF部 1 4の図示されない入出力端子に接続される。また宅内においてパーソナルコンピュータ 2と中継 B O X 3とは R S - 2 3 2 Cに従い通信するために R S— 2 3 2 Cケーブル 7を介して接続される。宅外のホストコンピュータ 4にはインターネット 5を介してアクセスさせる各種のホームページに関する情報が登録される。ホストコンピュータ 4は該ホス卜コンピュータ 4自体を集中的に制御および管理するための処理部 4 1、ホームぺージの画面を構成するための情報（以下、ホームページ情報という）を含む情報が格納されるメモリ領域であるホームページ格納部 4 2 1を有するメモリ 4 2、入力部 4 3、出力部 4 4およびインターネット 5と該ホストコンピュータ 4とを通信接続するための通信部 4 5を含む。

ホームページ格納部 4 2 1には複数種類の料理のそれぞれに対応して電子レンジ 1にて該料理を加熱調理するための加熱制御データ（加熱情報 K Iに相当する）を含む電子レンジ 1にて直接に認識される料理データと料理データをインターネット 5を介してパーソナルコンピュータ 2に転送するために操作されるボタンおよぴ該料理に関する情報をホ一ムぺージ画面にしてパーソナルコンピュータ .2にて表示させるための画面データとが記憶される。したがって、パーソナルコンピュータ 2にダウンロードされて供給される所望料理の加熱制御データを用いて加熱調理する際には、図 2のインターネットメニューキー 1 7 4を押下すると、インターネット 5を介してパーソナルコンピュータ 2にダウンロードされた料理の名称の一覧が、中継 B O X 3を介して L C Dパネル 1 3に表示される。ユーザは、一覧表示の中から所望する料理名を指定すると、該料理名に対応してダウンロードされている加熱制御データがパーソナルコンピュータ 2から中継 B O X 3 を介して電子レンジ 1に与えられるので、あたためスタートキー 1 7 2を押下すると、電子レンジ 1において該料理を加熱調理できる。

このように実施の形態 1で示された電子レンジ 1は、ホームページ情報からダゥンロードされた加熱制御データに従ってホームページ情報で提供された所望料理を加熱調理することもできる。

なお、ここでは、インターネット 5を示したがこれに限定されず各種の通信回線を適用することができる。

またここでは中継 B O X 3を介したパーソナルコンピュータ 2と電子レンジ 1 とが接続されるとしたが、中継 B O X 3を介さずパーソナルコンピュータ 2と電子レンジ 1とが赤外線などにより通信接続されて、パーソナルコンピュータ 2が中継 B O X 3の機能を兼ね備えるようにしてもよい。

以上、本発明を図面を参照して詳細に説明したが、これらはあくまでも例示であって本発明を何ら限定するものではなく、本発明の趣旨おょぴ範囲は添付された請求の範囲によってのみ限定される.ものである。

Claims

請求の範囲

1. 複数個の料理のそれぞれに対応して該料理を加熱調理するための加熱制御情報（KI) を含む料理情報（C I、 HN) が標準で登録された記憶部（1 1A、 103) を備える電子レンジ（1) であって、

表示部（1 3) と、

前記複数個の料理のうちから選択された 1つ以上の料理の料理名（HN) が格納された料理名格納手段 (1 1 B) と、

前記料理名格納手段の前記料理名から所望される前記料理名を読出して前記表示部に表示するために操作される読出操作部と、加熱調理について加熱動作の開始を指示するために操作される加熱開始操作部とを少なくとも有した外部操作部

(15) と、

前記読出操作部が操作されたことに応じて前記料理名格納手段から前記所望料理名を読出して前記表示部に表示する所望料理名表示手段と、

前記所望料理名表示手段により前記表示部に前記所望料理名が表示されている際に、前記加熱開始操作部が操作されたことに応じて、前記所望料理名の前記料理に対応の前記加熱制御情報に従い前記加熱動作を開始するための所望料理加熱手段とをさらに備えた、電子レンジ。

2. 前記所望料理名表示手段は、前記表示部において、前記所望料理名を大きなサイズで表示することを特徴とする、請求の範囲第 1項に記載の電子レンジ。

3. 前記料理情報には標準で登録された前記複数個の料理のそれぞれに.対応して、前記料理名がさらに含まれて、

前記記憶部から所望される料理の前記料理名を前記外部操作部を介して読出して、前記料理名格納手段に格納する料理名格納制御手段（S 2~S 9) をさらに備えた、請求の範囲第 1項に記載の電子レンジ。

4. 前記外部操作部を介して選択された前記料理名を、前記料理名格納手段から削除する料理名削除制御手段 (S 10〜S 15) をさらに備えた、請求の範囲第 1項に記載の電子レンジ。

5. 前記所望料理名表示手段は、前記表示部において、前記所望料理名を対応の専用画面にて表示することを特徴とする、請求の範囲第 1項に記載の電子レンジ。

6 . 前記料理情報は、対応する前記料理の分量に応じた内容を示して、前記料理名により、対応の前記分量が指示されることを特徴とする、請求の範囲第 1項に記載の電子レンジ。

7 . 通信回線（5 ) を経由してホームページ情報から供給された所定料理の前記加熱制御情報に従い、該所定料理を加熱調理するために前記加熱動作を開始することを特徴とする、請求の範囲第 1項に記載の電ニ