JPWO2014103395A1 - スプライシングテープ送り装置および送り方法 - Google Patents

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Abstract

保護テープに貼付されるスプライシングテープの位置誤差等に拘らず、スプライシングテープをスプライシング位置に正確に位置決めできるスプライシングテープ送り装置および送り方法を提供する。そのために、スプライシング位置LSに、第1および第2キャリアテープT1、T2の送り方向と直交する方向に送られる連続した保護テープ31に間隔を有して貼付され、第1および第2キャリアテープを接続する複数のスプライシングテープ30と、保護テープを送る保護テープ送り装置36と、スプライシング位置の直前の位置に送られたスプライシングテープを検知するテープ検知センサ48と、保護テープ送り装置を制御して、テープ検知センサがスプライシングテープを検知した位置から、後続するスプライシングテープがテープ検知センサによって検知されるまで保護テープを単位距離ずつN回送るとともに、後続するスプライシングテープがテープ検知センサによって検知された位置から保護テープを一定距離送って、スプライシングテープをスプライシング位置に位置決めする制御装置59とを備えた。

Description

本発明は、2つのキャリアテープを自動的に接続するスプライシング装置におけるスプライシングテープ送り装置および送り方法に関するものである。
一般に部品実装機においては、複数の電子部品を一定の間隔で保持したキャリアテープがリールに巻回され、キャリアテープに穿設した送り穴に係合するスプロケットを駆動することにより、キャリアテープを定量ずつ送出して電子部品を部品供給位置に順次供給し、これら電子部品を吸着ノズルにより吸着して、回路基板に実装するようになっている。
この種の部品実装機においては、1つのリールに保持された電子部品の残量が少なくなると、同一種類の電子部品を保持した別のリールに巻回したキャリアテープの始端部を、残量が少なくなったキャリアテープの終端部にスプライシングテープによって接続する、いわゆる、スプライシングが行われるようになっている。このようなスプライシング機能を有するものが、例えば特許文献1に記載されている。
ところで、近年、スプライシングを自動で行うための試みが進められているが、スプライシングを自動で行うためには、2つのキャリアテープをスプライシングするスプライシング位置に、スプライシングテープを連続的に送り込めるようにする必要がある。このために、複数のスプライシングテープを連続した保護テープに間隔を有して貼付し、保護テープをスプロケット等により送って、スプライシングテープをスプライシング位置に位置決めすることが有効となる。
特開2007−335595号公報
しかしながら、スプライシングテープの製作上、保護テープに対するスプライシングテープの貼り付け位置に多少のバラツキを生ずることは避けられず、しかも、スプロケットと保護テープに形成した送り穴とのガタ等によって、スプライシングテープをスプライシング位置に正確に位置決めすることが難しく、スプライシングテープの位置がずれたり、位置決め誤差が累積する等のおそれがあった。
本発明は、保護テープに貼付されるスプライシングテープの位置誤差等に拘らず、スプライシングテープをスプライシング位置に正確に位置決めできるスプライシングテープ送り装置および送り方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明の特徴は、一定の間隔に送り穴と部品収納用キャビティを設けた第1キャリアテープと第2キャリアテープを互いに接近する方向に送ってスプライシング位置に位置決めし、該スプライシング位置において前記第1および第2キャリアテープをスプライシングテープにより接続するスプライシング装置におけるスプライシングテープ送り装置であって、前記スプライシング位置に前記第1および第2キャリアテープの送り方向と直交する方向に送られる連続した保護テープに間隔を有して貼付され、前記第1および第2キャリアテープを接続する複数のスプライシングテープと、前記保護テープを送る保護テープ送り装置と、前記スプライシング位置の直前の位置に送られた前記スプライシングテープを検知するテープ検知センサと、前記保護テープ送り装置を制御して、前記テープ検知センサが前記スプライシングテープを検知した位置から、後続するスプライシングテープが前記テープ検知センサによって検知されるまで前記保護テープを単位距離ずつN回送るとともに、前記後続するスプライシングテープが前記テープ検知センサによって検知された位置から前記保護テープを一定距離送って、前記スプライシングテープを前記スプライシング位置に位置決めする制御装置とを備えたスプライシングテープ送り装置である。
請求項1に係る発明によれば、保護テープに対してスプライシングテープの貼り付け位置が多少ずれていても、スプライシングテープをスプライシング位置に正確に位置決めすることが可能なスプライシングテープ送り装置を具現化することができる。
請求項2に係る発明の特徴は、前記保護テープ送り装置は、前記保護テープの幅方向の両端に形成された送り穴に係合する係合歯を有するスプロケットと、該スプロケットを回転するサーボモータを含み、該サーボモータが前記保護テープの送り開始時に原位置に復帰される請求項1に記載のスプライシングテープ送り装置である。
請求項2に係る発明によれば、スプライシング装置の停止中にサーボモータの位置がずれても、それに影響されることなく、スプライシングテープをスプライシング位置に正確に位置決めすることができる。
請求項3に係る発明の特徴は、前記スプロケットの前記係合歯は、前記保護テープの送り穴に隙間なく係合する歯元部を有し、該歯元部に前記保護テープの送り穴が隙間なく係合するように、前記保護テープを押さえる押さえ部材を備えた請求項2に記載のスプライシングテープ送り装置である。
請求項3に係る発明によれば、押さえ部材によって、スプロケットの係合歯と保護テープの送り穴とをガタなく係合させることができ、保護テープの送りを精度よく行え、スプライシングテープをスプライシング位置に正確に位置決めすることができる。
請求項4に係る発明の特徴は、前記単位距離および一定距離は、前記保護テープに形成された前記送り穴のピッチの整数倍である請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のスプライシングテープ送り装置である。
請求項4に係る発明によれば、単位距離および一定距離は、保護テープに形成された送り穴のピッチの整数倍であるので、常に保護テープをスプロケットの係合歯にガタなく係合する位置で停止させることができる。
請求項5に係る発明の特徴は、前記スプライシングテープには、前記スプライシング位置に設けられた位置決めピンに係合する位置決め穴が、前記保護テープを貫いて形成されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のスプライシングテープ送り装置である。
請求項5に係る発明によれば、スプライシングテープを、スプライシング位置に設けた位置決めピンに係合することで、スプライシングテープのスプライシング位置における位置決め精度を向上することができる。
請求項6に係る発明の特徴は、一定の間隔に送り穴と部品収納用キャビティを設けた第1キャリアテープと第2キャリアテープを互いに接近する方向に送ってスプライシング位置に位置決めし、該スプライシング位置において前記第1および第2キャリアテープをスプライシングテープにより接続するスプライシング装置におけるスプライシングテープ送り方法であって、前記スプライシング位置に位置決めされた前記第1および第2キャリアテープに跨って接着されるスプライシングテープを貼付した保護テープを送って、前記スプライシングテープをテープ検知センサによって検知される前記スプライシング位置の直前の位置まで送り、この直前の位置から後続するスプライシングテープが前記テープ検知センサによって検知されるまで前記保護テープを単位距離ずつN回送り、しかる後、前記保護テープを一定距離送って、前記スプライシングテープを前記スプライシング位置に位置決めするスプライシングテープ送り方法である。
請求項6に係る発明によれば、保護テープに対してスプライシングテープの貼り付け位置が多少ずれていても、スプライシングテープをスプライシング位置に正確に位置決めすることが可能なスプライシングテープ送り方法を提供することができる。
本発明の実施に好適なテープフィーダを示す図である。 テープフィーダに保持されたキャリアテープを示す図である。 図2の3−3線に沿って切断した断面図である。 スプライシング装置で接続されるキャリアテープの平面図である。 本発明の実施の形態を示すスプライシング装置の全体を示す斜視図である。 スプライシング装置の蓋体を開いた状態を示す図である。 スプライシング装置にスプライシングテープを装着した状態を示す図である。 スプライシング装置に用いるスプライシングテープを巻回した供給リールを示す図である。 保護テープに対するスプライシングテープの貼付状態を示す図である。 図9の作動状態を示す図で、保護テープが単位距離をN回送られた状態を示す図である。 図9の作動状態を示す図で、保護テープが単位距離をN回送られた後、さらに一定距離送られた状態を示す図である。保護テープに対するスプライシングテープの貼付状態を示す図である。 保護テープを送る保護テープ送り装置を示す図である。 保護テープ送り装置のスプロケットとスプライシングテープとの係合関係を示す図である。 スプライシング装置の装置本体および蓋体を取り外して内部を露呈させた状態を示す図である。 スプライシング装置の概略構成を示す図である。 キャリアテープの切断箇所の位置決め工程を示す図15の作動状態図である。 キャリアテープの切断箇所の切断工程を示す図15の作動状態図である。 キャリアテープのスプライシング位置への位置決め工程を示す図15の作動状態図である。 スプライシング装置の接合装置を示す斜視図である。 接合装置を示す平面図である。 図20の矢印21方向から見た正面図である。 図20の矢印22方向から見た右側面図である。 図20の矢印23方向から見た左側面図である。 蓋体を閉止保持する閉止保持装置を示す図である。 スプライシング位置におけるキャリアテープとスプライシングテープとの関係を示す断面図である。 図26(A)は、図25の26−26線に沿って切断した断面図で、図26(B)、図26(C)は、図26(A)の作動状態を示す図である。 本発明の別の実施の形態を示すスプライシング装置の全体図である。 別の実施の形態に係るキャリアテープの切断位置を決定する光電センサを示す図である。 光電センサで検出する通過光量の差を示す図である。 キャリアテープの種類を示す図である。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、部品実装機の部品供給装置に着脱可能に装着されるテープフィーダ10を示すもので、テープフィーダ10には、キャリアテープTを巻回したリール12が着脱可能に取付けられている。
キャリアテープTは、図2および図3に示すように、所定の幅で細長く形成され、長手方向に多数のキャビティCtを一定のピッチ間隔で配設しており、これらキャビティCtに、回路基板に実装される部品(電子部品)eがそれぞれ収納されている。キャビティCtの上部は開口されていて、キャリアテープTの表面に貼り付けられたトップテープTtによって覆われている。
キャリアテープTの幅方向の一端側には、送り穴HcがキャビティCtと同一のピッチ間隔、あるいはキャビティCtの2倍のピッチ間隔で形成され、これら送り穴HcはキャビティCtと一定の位置関係に配置されている。
テープフィーダ10には、リール12に巻回されたキャリアテープTを定量ずつ送り出して、電子部品eをテープフィーダ10の先端部に設けられた部品供給位置17に1個ずつ供給する定量送り機構18が内蔵されている。定量送り機構18は、テープフィーダ10の本体に回転可能に支承され、キャリアテープTの送り穴Hcに係合するスプロケット19と、スプロケット19を1ピッチ分ずつ回転させる図略のモータを備えている。
なお、部品実装機に用いられるキャリアテープTは、キャビティCtのピッチが互いに異なる複数種類からなり、キャリアテープTの種類によって、キャビティCtのピッチ間隔およびキャビティCtと送り穴Hcの関係が定められている。従って、キャビティCtのピッチ間隔を画像処理等によって認識することにより、どの種類のキャリアテープTであるかを把握することができ、それに基づいて、キャリアテープTの送り穴Hcの位置を認識でき、後述するスプライシング時におけるキャリアテープTの切断位置を決定できるようになる。
スプライシング装置20は、部品供給装置に装着されたテープフィーダ10に装着されている現リールに巻回されたキャリアテープの終端部を、交換する次リールに巻回されたキャリアテープの始端部に自動的に接続する装置である。
スプライシング装置20は、図5に示すように、箱状の装置本体21と、装置本体21にピボット23(図24参照)を中心にして回動可能に支持され、装置本体21の上面を開閉する蓋体22とを備え、図略の台車等に載置されて部品実装機の部品供給装置に装着されたテープフィーダ10間を移動可能に構成されている。蓋体22は、スプライシング時には手動で閉じられ、スプライシング後のキャリアテープTの取り出し時には自動で開かれるようになっている。なお、蓋体22は、一旦閉止されると、後述する閉止保持装置によって閉止状態を保持される。
スプライシング装置20によってスプライシングされる2つのキャリアテープT(以下、第1キャリアテープT1、第2キャリアテープT2という)は、図4に示すように、同一部品種の第1部品e1(第2部品e2)が収容される第1キャビティCt1(第2キャビティCt2)が、所定ピッチPcで設けられている。
また、第1、第2キャリアテープT1,T2には、後述する第1テープ送り装置50(第2テープ送り装置51)の第1スプロケット61a(第2スプロケット61b)の歯67a(67b)と噛合可能な第1送り穴Hc1(第2送り穴Hc2)が、第1キャビティCt1(第2キャビティCt2)に平行に所定ピッチPhで穿孔されている。
第1、第2キャリアテープT1,T2は、スプライシング装置20により任意の第1、第2切断箇所Q1,Q2を切断されて突き合わされ、後述するスプライシングテープ30によって接続される。第1切断箇所Q1(第2切断箇所Q2)としては、例えば、第1部品e1(第2部品e2)が有る第1キャビティCt1(第2キャビティCt2)と第1部品e1(第2部品e2)が無い空の第1キャビティCt1(第2キャビティCt2)との中間位置が選択される。
切断後の空の第1キャビティCt1(第2キャビティCt2)が連なる第1キャリアテープT1(第2キャリアテープT2)が第1不要部分Tf1(第2不要部分Tf2)として廃棄される。なお、任意の数の空の第1キャビティCt1(第2キャビティCt2)を残すために、第1切断箇所Q1(第2切断箇所Q2)として隣り合う空の第1キャビティCt1(第2キャビティCt2)の中間位置も選択可能である。
スプライシング装置20には、図6の左右より、スプライシングすべき2つのキャリアテープT1、T2が送り込まれるとともに、それに直交する図6の上方向より、2つのキャリアテープT1、T2を接続するスプライシングテープ30を貼付した保護テープ31(図7参照)が送り込まれるようになっている。そして、図7に示すように、キャリアテープT1、T2と保護テープ31とが交差するスプライシング位置LSにおいて、2つのキャリアテープT1、T2の端部同士がスプライシングテープ30によって互いに接続されるようになっている。
なお、保護テープ31に貼付されたスプライシングテープ30は、キャリアテープT1、T2との接着面を上側にして、スプライシング位置LSに送り込まれ、このスプライシングテープ30の上方に2つのキャリアテープT1、T2が位置決めされるようになっている。
スプライシングテープ30は、図9に示すように、連続した保護テープ31の上面に、2つのキャリアテープT1、T2に跨ってその両面に接着される表面用と裏面用で1セットのスプライシングテープ30a、30bからなっている。すなわち、スプライシングテープ30は、2つのキャリアテープT1、T2の表面側に接合される表面用スプライシングテープ30aと、2つのキャリアテープT1、T2の裏面側に接合される裏面用スプライシングテープ30bを1セットとしたものである。
表面用と裏面用で1セットのスプライシングテープ30は、保護テープ31の両サイドに一定のピッチ間隔で穿孔した送り穴31aと一定の位置関係を保ちながら、保護テープ31の長手方向に一定のピッチ間隔Pdを有して貼付されている。また、1セットのスプライシングテープ30a、30bは、表面用スプライシングテープ30aを先行側にして所定の間隔Pd1を有して配置されている。そして、これら1セットのスプライシングテープ30a、30bには、金属粉が埋設され、金属を検知できる後述するテープ検知センサによって検知できるようになっている。
保護テープ31の下方の所定位置には、スプライシングテープ30a、30bを検知するテープ検知センサ48が配置されている。テープ検知センサ48は、保護テープ31によって所定位置に送られた表面用もしくは裏面用のスプライシングテープ30a、30bを検知するようになっている。
スプライシングテープ30a、30bの上面は、2つのキャリアテープT1、T2に跨ってその両面に接着される粘着面をなし、この接着面に、図8に示すように、連続した紙台紙32が接着され、これら紙台紙32、スプライシングテープ30および保護テープ31の3層構造体が、供給リール33にロール状に巻回されている。
保護テープ31の幅方向寸法は、紙台紙32の幅方向寸法より大きく、保護テープ31の幅方向の両端は紙台紙32の幅方向の両端より突出されている。一方、スプライシングテープ30の幅方向寸法は、紙台紙32の幅方向寸法と等しく、スプライシングテープ30は、送り穴31aの内側で表面用と裏面用で1セットとして、保護テープ31に貼付されている。
保護テープ31には、図9に示すように、表面用スプライシングテープ30aに近接した位置に、キャリアテープT1、T2に形成された送り穴Hc1、Hc2と同じピッチ間隔に位置決め穴31bが保護テープ31の幅方向に沿って複数形成されている。また、裏面用スプライシングテープ30bには、キャリアテープT1、T2に形成された送り穴Hc1、Hc2と同じピッチ間隔に位置決め穴30b1が保護テープ31を貫いて保護テープ31の幅方向に沿って複数形成されている。
なお、保護テープ31に形成される送り穴31aや位置決め穴31bは、保護テープ31にスプライシングテープ30a、30bが所定位置に貼り付けられた後に、スプライシングテープ30bに位置決め穴30b1を形成するのに合わせてパンチングプレス等によって形成される。これにより、保護テープ31に対するスプライシングテープ30(30a、30b)の貼り付け位置が多少ずれても、あるいは傾いても、スプライシングテープ30bに形成された位置決め穴30b1を、送り穴31aに対して一定の位置関係に保つことができる。
スプライシング装置20には、図7に示すように、2つのキャリアテープT1、T2をスプライシングするスプライシング位置LSを横切る線上に、スプライシングテープ30を含む3層構造体をロール状に巻回した回転可能な供給リール33と、スプライシングテープ30より剥がされた紙台紙32を送り出す紙台紙送り装置35と、スプライシングテープ30が剥がされた保護テープ31を送り出す保護テープ送り装置36が配設されている。
スプライシングテープ30の両面に接着される紙台紙32および保護テープ31との接着力は、保護テープ31に対する接着力の方が強く、スプライシングテープ30より紙台紙32を剥がしても、スプライシングテープ30が保護テープ31より剥がれることがないようにしている。
しかしながら、紙台紙32が剥がされたスプライシングテープ30の接着面に、キャリアテープT1、T2が接着されると、その粘着力は、保護テープ31に対する粘着力よりも強く、スプライシングテープ30より保護テープ31を剥がれやすくしている。
紙台紙32、スプライシングテープ30および保護テープ31の3層構造体は、供給リール33に巻回された状態で、スプライシング装置20に装着され、先端を供給リール33より引き出される。そして、作業者によって紙台紙32が剥がされて折り返され、紙台紙32は紙台紙送り装置35によって送り出され、図略の紙台紙収納ボックスに廃棄される。
紙台紙32が剥がされた保護テープ31、すなわち、スプライシングテープ30を接着面を上側にして多数貼付した保護テープ31は、スプライシング位置LSの中心を横切るようにして、後述する接合装置58を通って、先端部を保護テープ送り装置36の送り用スプロケット46(図12参照)に係合されるようになっている。
送り用スプロケット46には、図12に示すように、保護テープ31に穿孔された送り穴31aのピッチと同一ピッチで複数の係合歯46aが円周方向に等角度間隔に形成されている。送り用スプロケット46に連結されたステッピングモータ47を、後述する制御装置により、1ピッチ(係合歯46aの1歯分)駆動することにより、係合歯46aに係合された保護テープ31が単位距離ΔS0送り出される。また、ステッピングモータ47を、後述する制御装置により、所定ピッチ駆動することにより、係合歯46aに係合された保護テープ31が一定距離S1(単位距離ΔS0の整数倍)送り出される。
送り用スプロケット46の係合歯46aの歯先部は、保護テープ31の送り穴31aに係合しやすいように細くなっているが、係合歯46aの歯元部46a1は、送り穴31aに隙間なく係合する矩形形状に形成されている。しかも、送り用スプロケット46の上方には、図13に示すように、頂点に位置する係合歯46aに係合する保護テープ31を歯元部46a1に係合するように押さえるロール状の押さえ部材49が設けられている。
押さえ部材49は、装置本体21に弾性変位可能に支持された支持軸49aに回転可能に支持され、常に保護テープ31もしくはスプライシングテープ30に接触する位置に保持されている。これにより、押さえ部材49によって、頂点に位置する係合歯46aの歯元部46a1に保護テープ31の送り穴31aをガタなく係合させ、保護テープ31の送り精度を確保できるようにしている。
ステッピングモータ47は、電源の投入により原点復帰され、送り用スプロケット46の係合歯46aを常に頂点に位置するように位置決めされる。これにより、ステッピングモータ47が1ピッチあるいは所定ピッチ駆動されると、頂点に位置した係合歯46aの歯元部46a1に保護テープ31の送り穴31aをガタなく係合した状態で停止させることができる。
図6に示すように、スプライシング装置20は、第1、第2テープ送り装置50,51と、第1、第2部品検知装置52,53と、第1、第2切断装置54,55と、第1、第2取込装置56,57と、接合装置58と、制御装置59(図5参照)とを備えている。第1、第2テープ送り装置50,51、第1、第2切断装置54,55、第1、第2取込装置56,57、接合装置58(一部を除く)および制御装置59は、装置本体21および蓋体22の内部に収納され、配置されている。
すなわち、図14に示すように、装置本体21内および蓋体22内の両側に、第1、第2テープ送り装置50,51がそれぞれ配置され、第1、第2テープ送り装置50,51の間に、第1、第2切断装置54,55がそれぞれ配置されている。さらに、第1、第2切断装置54,55の間に、第1、第2取込装置56,57がそれぞれ配置され、第1、第2取込装置56,57の間に、接合装置58が配置されている。また、第1、第2部品検知装置52,53は、第1、第2テープ送り装置50,51の第1、第2搬送経路60a,60bの第1、第2検知位置Ld1,Ld2の上方に配置されている。
第1、第2テープ送り装置50,51は、装置本体21両側面から中央に向かって水平方向に延在するように設けられた第1、第2搬送経路60a,60bと、第1、第2搬送経路60a,60bの下方に配置された第1、第2スプロケット61a,61bと、第1、第2スプロケット61a,61bに連接された第1、第2ステッピングモータ62a,62bと、第1、第2スプロケット61a,61bの近傍に配置された第1、第2スプロケット歯検知装置63a,63bと、第1、第2搬送経路60a,60bの上方に配置された第1、第2テープ検知装置64a、64b等とを備えている。
第1、第2テープ送り装置50,51は、第1、第2キャリアテープT1,T2を第1、第2搬送経路60a,60bに沿って搬送して、第1、第2キャリアテープT1,T2の第1、第2切断箇所Q1,Q2(図4参照)を第1、第2切断位置Lc1,Lc2およびスプライシング位置LSに順次位置決め可能に構成されている。
第1、第2搬送経路60a,60bは、第1、第2キャリアテープT1,T2の幅より若干広い幅を有し、装置本体21の両側面に設けられた第1、第2テープ入口84a,84bから第1、第2切断装置54,55の第1、第2カッター68a,68bによる第1、第2キャリアテープT1,T2の第1、第2切断位置Lc1,Lc2まで一直線に延びる溝状に形成されている。
第1、第2スプロケット61a,61bには、第1、第2キャリアテープT1,T2に穿孔されている第1、第2送り穴Hc1,Hc2のピッチPhと同一ピッチの複数の第1、第2歯67a,67bが円周方向に形成されている。第1、第2スプロケット61a,61bは、第1、第2搬送経路60a,60bに沿って挿入されてくる第1、第2キャリアテープT1,T2の第1、第2送り穴Hc1,Hc2に噛合可能なように第1、第2搬送経路60a,60bの下方に配置されている。
第1、第2スプロケット歯検知装置63a,63bは、第1、第2スプロケット61a,61bが原位置になったことを、第1、第2スプロケット61a,61bの側面に付された第1、第2マークM1,M2を読み取ることにより検知する。
第1、第2テープ検知装置64a,64bは、装置本体21の両側面に設けられた第1、第2テープ入口84a,84bから第1、第2キャリアテープT1,T2が挿入されたことを検知する。
第1、第2部品検知装置52,53は、第1、第2搬送経路60a,60bを搬送される第1、第2キャリアテープT1,T2の第1、第2キャビティCt1、Ct2、第1、第2キャビティCt1,Ct2間のテープ部分および第1、第2キャビティCt1,Ct2内の第1、第2部品e1,e2を検知する。
図14および図15に示すように、第1、第2切断装置54,55は、第1、第2切断位置Lc1,Lc2に設けられた第1、第2カッター68a,68bと、第1、第2カッター68a,68bに摺接可能な第1、第2カム69a,69bと、第1、第2カム69a,69bに連接された第1、第2ギヤモータ70a,70bと、第1、第2カッター68a,68bに一端が取着され、蓋体22内に他端が取着された第1、第2カッターバネ71a,71bと、第1、第2カッター68a,68bに隣接して設けられた第1、第2押圧部材72a,72bと、第1、第2カッター68a,68bに一端が取着され、第1、第2押圧部材72a,72bに他端が取着された第1、第2押圧バネ73a,73bと、第1、第2カッター68a,68bの近傍に配置された第1、第2カッター検知装置74a,74b等とを備えている。
第1、第2切断装置54,55は、第1、第2キャリアテープT1,T2の第1、第2切断箇所Q1,Q2において第1、第2不要部分Tf1,Tf2(図17参照)を切断可能に構成されている。
第1、第2カッター68a,68bは、第1、第2切断位置Lc1,Lc2に位置決めされた第1、第2キャリアテープT1,T2の第1、第2切断箇所Q1,Q2を切断するために、上下方向に移動可能に装架され、第1、第2カム69a,69bの回転によって上下移動される。
第1、第2押圧部材72a,72bは、第1、第2切断位置Lc1,Lc2に位置決めされた第1、第2キャリアテープT1,T2の第1、第2切断箇所Q1,Q2の近傍を押圧して固定するために、上下方向に移動可能に設けられ、第1、第2押圧バネ73a,73bによって下方に付勢されている。
第1、第2取込装置56,57は、第1、第2切断位置Lc1,Lc2とスプライシング位置LSとの間に設けられ、第1、第2固定部材78a,78bに回動可能に支持された第1、第2取込部材75a,75bと、第1、第2取込部材75a,75bを回動する第1、第2取込部材回動装置76a,76b等とを備えて構成される。第1、第2取込装置56,57は、第1、第2キャリアテープT1,T2の切断された第1、第2不要部分Tf1,Tf2をそれぞれ取り込み可能に構成されている。
第1、第2取込部材75a,75bには、第1、第2搬送経路60a,60b上を搬送される第1、第2キャリアテープT1,T2の第1、第2不要部分Tf1,Tf2を取り込むための第1、第2開口80a,80bと、第1、第2不要部分Tf1,Tf2を図略の廃却箇所に案内する第1、第2ダクト82a,82bが形成されている。
第1、第2取込部材75a,75bは、第1、第2不要部分Tf1,Tf2の取り込み時には、図15の1点鎖線で示す原位置に保持されている。また、第1、第2キャリアテープT1,T2をスプライシング位置LSに搬送する場合には、図15の実線で示すように、第1、第2取込部材回動装置76a,76bにより所定角度回動され、第1、第2取込部材75a,75bに形成した第1、第2可動搬送経路79a,79bを第1、第2搬送経路60a,60bに整列させるようになっている。
接合装置58は、第1切断装置54と第2切断装置55との間に設けられている。接合装置58は、第1、第2搬送経路60a,60bの中間のスプライシング位置LSにおいて、第1、第2切断箇所Q1,Q2が突き合わされている第1、第2キャリアテープT1,T2をスプライシングテープ30によって接続可能に構成されている。
次に、接合装置58の構成について、図19から図23に基づいて説明する。接合装置58は、第1昇降台91、押さえプレート97、第2昇降台101、旋回台103等を有している。第1昇降台91は、その脚部92を装置本体21に昇降可能に案内支持されている。第1昇降台91上には、2つのキャリアテープT1、T2の接合位置(突合せ位置)を中心にして両側に、スプライシングテープ30bに形成された位置決め穴30b1および2つのキャリアテープT1、T2の各送り穴Hcに係合可能な各2つずつの第1位置決めピン93、94がキャリアテープT1、T2の送り方向に沿って突設されている。これら2組の第1位置決めピン93、94の各ピッチは、キャリアテープT1、T2の送り穴HcのピッチPhの2倍に定められている。
また、第1昇降台91には、第1位置決めピン93、94の各間に、ピン穴95が形成されており、これらピン穴95に後述する旋回台103側の第2位置決めピン105が突入可能となっている。
装置本体21には、キャリアテープT1、T2の長手方向と直交する水平方向に、可動台96が移動可能に案内支持され、この可動台96に、第1位置決めピン93、94の上方位置において、押さえプレート97が取付けられている。押さえプレート97の先端には、第1位置決めピン93、94を収容できるU字形状の溝98が形成され、押さえプレート97は、溝98が第1位置決めピン93、94より離脱する後退端と、溝98が第1位置決めピン93、94を収容する前進端位置との間で進退できるようになっている。
さらに、装置本体21には、第2昇降台101の脚部102が昇降可能に案内支持されている。第2昇降台101上には、旋回台103がキャリアテープT1、T2の長手方向に平行なピボット軸104を旋回中心にして180度旋回可能に両端支持されている。旋回台103には、旋回中心よりオフセットした位置に押圧板103aが設けられ、この押圧板103aに複数の第2位置決めピン105とピン穴106が設けられている。第2位置決めピン105は、上記した第1昇降台91に設けた第1位置決めピン93、94の各間に対応する位置に配列され、第1昇降台91に設けたピン穴95に突入可能となっている。また、ピン穴106は、第2位置決めピン105の各間に対応する位置に配列され、第1昇降台91に設けた第1位置決めピン93、94が突入可能となっている。
第2位置決めピン105は、旋回台103の180度旋回によって、スプライシング位置LSに位置決めされた2つのキャリアテープT1、T2の送り穴Hcおよびスプライシングテープ30bの位置決め穴30b1に係合され、2つのキャリアテープT1、T2とこれを接続するスプライシングテープ30の三者の位置関係を一定に保つようになっている。
旋回台103のピボット軸104には、ピニオン107が取付けられ、このピニオン107に噛合うラック108がキャリアテープT1、T2の搬送方向と直交する水平方向に移動可能な可動台109に取付けられている。これにより、可動台109が移動されると、ピニオン107とラック108からなるラックピニオン機構により、旋回台103が旋回されるようになっている。
かかる旋回台103の旋回により、押圧板103aと第1昇降台91との間で、2つのキャリアテープT1、T2およびスプライシングテープ30の三者が挟持され、互いに接続されるようになっている。
装置本体21には、カムドラム110が旋回台103の旋回中心と平行な軸線の回りに回転可能に支持され、図略の駆動モータによって一定方向に低速回転されるようになっている。カムドラム110の両面には、内外2つずつのカム溝110a、110b、110c、110dがそれぞれ円周方向に無端状に形成されている。
第1カム溝110aには、第1昇降台91の脚部92に軸支された図略の第1フォロアローラが係合されている。第2カム溝110bには、押さえプレート97に連結された可動台96に軸支された図略の第2フォロアローラが係合されている。第3カム溝110cには、第2昇降台101の脚部102に軸支された図略の第3フォロアローラが係合されている。第4カム溝110dには、可動台109に連結された連結部材112に軸支された図略の第4フォロアローラが係合されている。
これにより、カムドラム110が回転されると、第1〜第4カム溝110a〜110dにそれぞれ係合する第1〜第4フォロアローラを介して、第1および第2昇降台91、101の各昇降運動、押さえプレート97の進退運動、ならびに旋回台103の旋回運動が連動して行われるようになっており、カムドラム110の1回転で、第1および第2昇降台91、101、押さえプレート97および旋回台103は、原位置に復帰されるようになっている。
スプライシング装置20には、図24に示すように、スプライシング動作中に蓋体22を閉止状態に保持する閉止保持装置24が設けられている。閉止保持装置24は、装置本体21に設置され、作動ロッド25aを上下方向に作動可能なソレノイド25と、装置本体21に支軸26を中心にして回動可能に支持され、ソレノイド25によって回動されるフック27と、蓋体22に下方に突出するように設けられ、フック27に係脱可能に係合する係合ピン28とによって、主に構成されている。
装置本体21と蓋体22との間には、蓋体22を開放方向に付勢する開放用スプリング29が設けられ、フック27と係合ピン28との係合が解除されると、蓋体22は開放用スプリング29によって自動的に開放されるようになっている。また、図示してないが、蓋体22にはドッグが設けられ、このドッグによって動作される閉止確認用センサが装置本体21に設けられている。閉止確認用センサは蓋体22の閉止時にドッグによって動作され、閉止確認用センサのオン信号に基づいて蓋体22が閉止されたことが確認される。
そして、作業者によって蓋体22が閉止され、ドッグによって閉止確認用センサがオンされると、そのオン信号に基づいて、ソレノイド25の作動ロッド25aが図24の上方向に作動され、フック27が回動されて係合ピン28に係合される。これにより、閉止保持装置24によって蓋体22が閉止状態に保持される。
なお、2つのキャリアテープT1、T2がスプライシングテープ30によって互いに接続され、制御装置59より接続完了信号が発せられると、ソレノイド25の作動ロッド25aが図24の下方向に作動される。これにより、フック27が回動されて係合ピン28との係合が解除され、蓋体22は開放用スプリング29の付勢力によって自動的に開放される。
次に上記した実施の形態におけるスプライシング装置20の動作について説明する。テープフィーダ10に取付けたリール12に巻回された第1キャリアテープT1に保持された部品eの残量が少なくなると、第1キャリアテープT1の終端部に、同一種の部品eを収容した別のリールに巻回した第2キャリアテープT2の始端部をスプライシングテープ30によって接続するスプライシング処理が実施される。かかるスプライシングによって部品を補給し、テープフィーダ10からの部品の供給を継続して行えるようにしている。
かかるスプライシングにおいては、通常正しい部品を収容したキャリアテープが接続されたかどうかをチェックする、いわゆるスプライシングベリファイが実行される。スプライシングベリファイは、旧リールに貼られたバーコードをバーコードリーダにより読み取り、旧リールに収容された部品のシリアルIDを管理コンピュータに送信する。次いで、新リールに貼られたバーコードをバーコードリーダにより読み取り、新リールに収容された部品のシリアルIDを管理コンピュータに送信する。
管理コンピュータのデータベースには、シリアルID毎に部品に関するデータが保存されているので、読み取ったシリアルIDより、2つのキャリアテープT1、T2に収容された部品が同じ種類のものであるか否かを照合できる。間違った部品であれば、照合エラーが操作パネルに表示されてオペレータに報知され、これに基づいてオペレータはスプライシングをやり直す。
このようなスプライシングベリファイが終了すると、2つのキャリアテープT1、T2の各端部をハサミによって切断する。この際、各キャリアテープT1、T2の端部には、通常、部品が収納されていない空のキャビティ部分が数十mm程度設けられているため、この部分を作業者によって切断する。この場合、切断面は、後述する説明から明らかなように、2つのキャリアテープT1、T2の合わせ面となるものではないので、特に正確性は要求されない。
通常、蓋体22は閉じられており、この状態で、作業者により電源がオンされると、制御装置59は、第1、第2スプロケット歯検知装置63a,63bからの検知信号に基づいて、ステッピングモータ62a、62bを原位置に復帰させる。その状態で、制御装置59は、第1、第2テープ検知装置64a、64bからの検知信号に基づいて、第1、第2テープ入口84a、84bから第1、第2テープT2の先端部が挿入されたか否かを検知する。第1、第2テープT2の先端部が挿入されたことが検知されると、ステッピングモータ62a、62bが起動され、第1、第2スプロケット61a、61bを回転するとともに、第1、第2取込部材75a、75bの可動部材77a、77bを上方向に移動させる。
次いで、制御装置59は、第1、第2テープ検知装置64a、64bから検知信号に基づいて、第1、第2テープT1、T2の部品e1、e2が空の1番目のキャビティCt1、Ct2および2番目のキャビティCt1、Ct2を順次検出し、これら1番目および2番目のキャビティCt1、Ct2の検出に基づいて、キャビティCt1、Ct2間のピッチPcを演算する。
次いで、制御装置59は、キャビティCt1、Ct2間のピッチPcと、既知の検知位置Ld1、Ld2と切断位置Lc1、Lc2との間の距離D1、D2とから、第1、第2テープT1、T2の切断箇所Q1、Q2(図4参照)を演算する。そして、図16に示すように、第1、第2テープT1、T2を距離D1、D2移動させて不要部分Tf1、Tf2を第1、第2取込部材75a、75b内に取り込ませ、切断箇所Q1、Q2を切断位置Lc1、Lc2に搬送位置決めする。
このようにして、第1および第2キャリアテープT1、T2の搬送位置決めが完了すると、制御装置59は、カッター68a,68bを押圧部材72a,72bとともにそれぞれ下降させ、押圧部材72a,72bによって、切断位置Lc1,Lc2に位置決めされた第1、第2キャリアテープT1,T2の切断箇所Q1,Q2の近傍を押圧して固定する。続いて、カッター68a,68bをそれぞれ下降させ、第1、第2キャリアテープT1,T2の切断箇所Q1,Q2をそれぞれ切断する。第1、第2キャリアテープT1,T2の切断された不要部分Tf1,Tf2は、取込部材75a、75bのダクト82a,82bに案内されて廃棄される。
カッター68a,68bによって第1、第2キャリアテープT1,T2が切断されると、制御装置59は、取込部材75a,75bを下方向に移動させる。しかる後、ステッピングモータ62a、62bによってスプロケット61a,61bをそれぞれ回転し、第1、第2キャリアテープT1,T2を、切断位置Lc1,Lc2とスプライシング位置LSとの間の既知の距離D3,D4だけそれぞれ移動させ、第1、第2キャリアテープT1,T2の切断箇所Q1,Q2をスプライシング位置LSに搬送位置決めする。これにより、第1、第2キャリアテープT1,T2の送り穴Hc1、Hc2がスプライシング位置LSに設けられた接合装置58の第1位置決めピン93、94に係合可能な位置に位置決めされる。
これによって、第1、第2テープ入口84a,84bより挿入された第1および第2キャリアテープT1、T2の先端が、スプライシング位置LSにおいて、ピッチずれを生ずることなく位置決めされる。
一方、供給リール33に巻回された紙台紙32、スプライシングテープ30および保護テープ31の3層構造体は、供給リール33より引き出され、紙台紙32が剥がされて紙台紙送り装置35により送り出される。スプライシングテープ30を貼付した保護テープ31は、保護テープ送り装置36により送り出され、表面用と裏面用で1セットのスプライシングテープ30がスプライシング位置LSに搬送される。
すなわち、保護テープ送り装置36のステッピングモータ47によって、表面用スプライシングテープ30aによってテープ検知センサ48がオンされる位置まで、スプライシングテープ30が送られ、一旦停止される。この場合、テープ検知センサ48によって検知される表面用スプライシングテープ30aの位置は、ラフであってもよく、テープ検知センサ48によって検知できる範囲内に位置していればよい。従って、スプライシングテープ30(30a、30b)が保護テープ31の送り穴31aに対して正規の位置より多少ずれた位置に貼り付けられていても問題はない。
なお、保護テープ31をスプライシング装置20にセットした直後においては、保護テープ送り装置36によって保護テープ31は、テープ検知センサ48によって最初の表面用スプライシングテープ30aが検知されるまで送られる。一方、保護テープ送り装置36によって保護テープ31を所定量送っても、テープ検知センサ48によって表面用スプライシングテープ30aを検知できない場合には、スプライシングテープ切れ信号が制御装置59より発せられ、作業者に新たな保護テープ31を準備するよう報知される。
表面用スプライシングテープ30aによってテープ検知センサ48がオンされた位置に保護テープ31が停止されると、次いで、テープ検知センサ48がオンされていることを条件にして、制御装置59は、ステッピングモータ47に電源を投入する。電源の投入によりステッピングモータ47は原点に復帰され、送り用スプロケット46の係合歯46aが頂点に位置する位置に位置決めされる。その状態で、ステッピングモータ47の間欠回転が開始され、保護テープ31が単位距離ΔS0ずつ間欠送りされる。保護テープ31が単位距離ΔS0ずつ間欠送りされる毎に、テープ検知センサ48が次の表面用スプライシングテープ30aによってオンされたかどうかが制御装置59よって監視され、テープ検知センサ48が裏面用スプライシングテープ30bによってオンされるまで、間欠送りがN回継続される。
そして、かかる間欠送りによって、テープ検知センサ48が裏面用スプライシングテープ30bによってオンされると、裏面用スプライシングテープ30bに形成された位置決め穴30b1がスプライシング位置LSに対して一定距離(S0)離間した位置、すなわち、送り穴31aの整数倍のピッチ離間した位置に位置決めされる。
この場合、押さえ部材49によって、頂点に位置する係合歯46aに保護テープ31の送り穴31aがガタなく係合され、停止精度が確保されるため、保護テープ31に対してスプライシングテープ30の貼り付け位置が多少ずれていても、裏面用スプライシングテープ30bに形成された位置決め穴30b1がスプライシング位置LSに対して一定距離(S0)離間した位置、すなわち、送り穴31aの整数倍のピッチに相当する位置に正確に位置決めされる。
このような間欠送りによって、テープ検知センサ48が表面用スプライシングテープ30aによってオンされると、続いて、ステッピングモータ47によって、送り用スプロケット46が、係合歯46aが頂点に位置する状態から所定ピッチ(所定の歯数分)回転される。これにより、保護テープ31が一定距離(送り穴31aの整数倍の距離)S1だけ送られ、裏面用スプライシングテープ30bが位置決めピン93、94に係合可能なスプライシング位置LSに正確に位置決めされる(図25参照)。この場合も、押さえ部材49によって、頂点に位置する係合歯46aに保護テープ31の送り穴31aがガタなく係合され、停止精度が確保されることは上記したと同様である。
このように、送り用スプロケット46の係合歯46aに保護テープ31の送り穴31aがガタなく係合された状態で、ステッピングモータ47によって、保護テープ31が係合歯46aの頂点から頂点まで単位距離ΔS0ずつN回送られ、さらに一定距離S1送られるので、保護テープ31の送り穴31aに対してスプライシングテープ30の貼り付け位置がずれていても、スプライシングテープ30をスプライシング位置LSに正確に位置決めできる。
なお、スプライシングテープ30がスプライシング位置LSに位置決めされた際に、第1および第2キャリアテープT1、T2がスプライシング位置LSに未だ位置決めされていない場合には、その状態で、第1および第2キャリアテープT1、T2がスプライシング位置LSに位置決めされるまで待機する。
第1および第2のキャリアテープT1、T2およびスプライシングテープ30がそれぞれスプライシング位置LSに位置決めされると、図略の駆動モータによってカムドラム110が回転される。カムドラム110の回転によって、まず、第1カム溝110aに係合する図略の第1フォロアローラを介して、第1昇降台91が上昇される。
第1昇降台91の上昇により、第1位置決めピン93、94が、裏面用スプライシングテープ30bの位置決め穴30b1および2つのキャリアテープT1、T2の各送り穴Hcにそれぞれ係合される。この際、裏面用スプライシングテープ30bとキャリアテープT1、T2との間には、図26(A)に示すように、押さえプレート97が介在されているため、裏面用スプライシングテープ30bにキャリアテープT1、T2が接着することはない。これによって、2つのキャリアテープT1、T2とこれの裏面側に接着される裏面用スプライシングテープ30bの三者の位置関係が一定の関係に保たれる。
次いで、第2カム溝110bに係合する図略の第2フォロアローラを介して、可動台96が水平方向に移動され、裏面用スプライシングテープ30bとキャリアテープT1、T2との間に介在された押さえプレート97が、第1昇降台91に対して後退され、裏面用スプライシングテープ30bとキャリアテープT1、T2とが接着可能な状態となる。
次いで、第3カム溝110cに係合する図略の第3フォロアローラを介して、可動台109が水平移動され、この可動台109の水平移動により、ラックピニオン機構(107、108)によって旋回台103が図22の時計回りに旋回される。かかる旋回台103の旋回により、図26(B)に示すように、第2位置決めピン105に係合された保護テープ31が折り曲げられ、表面用スプライシングテープ30aが、キャリアテープT1、T2の上方位置に接着面を下向きにして反転される。すなわち、保護テープ31は、キャリアテープT1、T2を挟み込むように折り曲げされ、キャリアテープT1、T2の裏面側に裏面用スプライシングテープ30bが、キャリアテープT1、T2の表面側に表面用スプライシングテープ30aが位置される。この際、保護テープ送り装置36のモータが逆回転されて、保護テープ31に弛みが与えられ、保護テープ31の折り曲げが許容される。
続いて、第4カム溝110dに係合する図略の第4フォロアローラを介して、第2昇降台101が下降される。第2昇降台101が下降されると、図26(C)に示すように、第2位置決めピン105が、保護テープ31の裏側から保護テープ31の位置決め穴31b、キャリアテープT1、T2の送り穴Hcおよび裏面用スプライシングテープ30bの位置決め穴30b1に係合される。
さらに、第2昇降台101の下降により、キャリアテープT1、T2を挟持した状態で、折り曲げた保護テープ31が、旋回台103の押圧板103aと第1昇降台91との間で押付けられる。この押付けにより、保護テープ31に貼付された裏面用スプライシングテープ30bが、キャリアテープT1、T2の裏面に跨るように接着され、表面用スプライシングテープ30aが、キャリアテープT1、T2の表面に貼付された各トップテープTtに跨るように接着され、第1キャリアテープT1の終端部と第2キャリアテープT2の始端部が互いに接続される。かかる押付け状態は、一定時間(数秒間)持続される。
スプライシングテープ30による2つのキャリアテープT1、T2の接続は、キャリアテープT1、T2とスプライシングテープ30a、30bを、第1および第2位置決めピン93、94、105によって相対的なずれを拘束した状態で行われるので、2つのキャリアテープT1、T2をピッチずれを生ずることなく正確に接合できる。
上記したスプライシングテープ30による2つのキャリアテープT1、T2の接合は、カムドラム110のほぼ180度の回転によって達成され、残りの180度の回転によって、上記したと逆の動作で各構成部材が原位置に復帰される。
すなわち、まず、第2昇降台101が上昇されて、旋回台103が第1昇降台91に対して上昇され、折り曲げた保護テープ31の押付けが解除されるとともに、第2位置決めピン105が裏面用スプライシングテープ30bの位置決め穴30b1および2つのキャリアテープT1、T2の各送り穴Hcより離脱される。
続いて、ラックピニオン機構(108、107)を介して旋回台103が図21の反時計回りに旋回されるとともに、保護テープ送り装置36のモータが正回転されて、保護テープ31の弛みが除去される。
その後、押さえプレート97が前進されるとともに、第1昇降台91が下降され、第1位置決めピン93、94が裏面用スプライシングテープ30bの位置決め穴30b1および2つのキャリアテープT1、T2の各送り穴Hcより離脱される。一方、紙台紙送り装置35においてはモータが駆動されて、紙台紙32にテンションが与えられ、紙台紙32が必要な量だけ剥がされる。このようにして、第1のキャリアテープT1の終端部と第2のキャリアテープT2の始端部との接合が完了する。
このようにして、2つのキャリアテープT1、T2がスプライシングテープ30によって互いに接続されると、制御装置59より接続完了信号が発せられる。かかる接続完了信号に基づいて、スプライシング装置20のソレノイド25が作動され、作動ロッド25aが下方に移動され、フック27が支軸26を中心にして図24の時計回りに回動される。これにより、フック27と係合ピン28との係合が解除され、蓋体22はスプリング29の付勢力よりピボット23を中心にして回動され、自動的に開放される。その状態で、スプライシングテープ30によって接続されたキャリアテープT1、T2は、作業者によってスプライシング装置20内より取り出される。
なお、キャリアテープT1、T2をスプライシング装置20内より取り出す際、スプライシングテープ30のキャリアテープT1、T2に対する粘着性が高いため、保護テープ31の圧着の解除による保護テープ31のばね復帰力によって、保護テープ31はスプライシングテープ30より容易に剥離され、スプライシングテープ30がキャリアテープT1、T2より剥がれることはない。
その後、第2キャリアテープT2を巻回したリール12をテープフィーダ10にセットし、スプライシング処理を完了する。これによって、テープフィーダ10に部品が補給され、部品実装機においては、機械を停止させることなく、部品実装作業を継続して行えるようになる。
なお、別のキャリアテープをスプライシングするために、蓋体22が作業者によって閉じられると、蓋体22に固定されたドッグによって図略の閉止確認用センサがオンされる。閉止確認用センサのオン信号に基づいて、ソレノイド25が作動され、作動ロッド25aが上方に移動される。これにより、フック27が支軸26を中心にして図24の反時計回りに回動され、蓋体22に固定された係合ピン28に係合する。同時に、フック27に取付けた図略のドッグによって図略の作動確認用センサがオンされる。これら閉止確認用センサおよび作動確認用センサが共にオンになると、スプライシング装置20の自動運転が可能となる。
図27ないし図30は、本発明の別の実施の形態を示すもので、スプライシングに先立ってキャリアテープT1、T2を所定位置で切断する場合に、安価かつ小型の光電センサ120を用いてキャビティCtのピッチおよび電子部品eの開始位置を検出し、切断位置を決定するようにしたものである。
光電センサ120は、図28に示すように、キャリアテープTを挟んで配置された投光器121と受光器122から構成され、光電センサ120は、スプライシングテープ30(図9参照)によって接続される第1および第2キャリアテープT1、T2側にそれぞれ設置される。光電センサ120によって、キャリアテープTの空キャビティ部、紙部および部品有りキャビティ部が、通過する光量の差に基づいて検出される。すなわち、図29に示すように、キャビティ部Ctに部品eがなく空である場合には、通過光量が高くなり、キャビティ部Ctに部品eが収納された部品有りの場合には、通過光量が低くなり、紙部の場合には、通過光量は、それらの中間の中となる。
従って、通過光量に応じて適切な閾値を設定すれば、キャリアテープTの空キャビティ部、紙部および部品有りキャビティ部を識別でき、キャリアテープTのキャビティピッチおよび部品開始位置を自動的に判定できる。従って、上記した実施の形態で述べたと同様に、キャリアテープTの切断位置を決定することが可能となる。
ところが、キャリアテープTには様々な種類があり、閾値を設定する方法では、キャリアテープTのキャビティピッチおよび部品開始位置を検出できない場合がある。例えば、(1)部品が極小であり、部品有りキャビティ部を判別できないキャリアテープ、(2)空キャビティがない(使いかけの)キャリアテープ、(3)遮光性が弱い半透明のエンボス型のキャリアテープ、あるいは遮光性がないエンボス型のキャリアテープ等、通過光量だけでは、キャリアテープTの空キャビティ部、部品有りキャビティ部等を識別することができず、キャリアテープのキャビティピッチおよび部品開始位置を自動的に判別できないキャリアテープもある。
従って、光電センサ120を用い、通過光量の差に基づいて、空キャビティ部、紙部および部品有りキャビティ部を判別するためには、自動で判別が可能なキャリアテープと、自動での判別ができないキャリアテープを使い分けることが必要になる。
そこで、別の実施の形態においては、図27に示すように、スプライシング装置20にモード切替スイッチSWを設け、このモード切替スイッチSWにより、下記(1)〜(4)の複数種類(4種類)のモードを設定できるようにした。
1つ目のモードは、通常モードであり、光電センサ120により、空キャビティ部、紙部および部品有りキャビティ部を検出して、キャビティピッチおよび部品開始位置を自動的に判別し、先の実施の形態で述べたと同様に、キャリアテープTの切断位置を決定する。
2つ目、3つ目および4つ目のモードは、キャビティピッチおよび部品開始位置を自動的に判別できないキャリアテープTに適用するモードである。すなわち、図30(A)に示すキャビティピッチがP4(送り穴Hcと同じピッチ)のP4モード、図30(B)に示すキャビティピッチがP2(送り穴Hcの1/2のピッチ)のP2モード、図30(C)に示すキャビティピッチがP1(送り穴Hcの1/4のピッチ)のP1モードがある。なお、図3においては、キャビティCtに収納される部品eを省略して示している。
モード切替スイッチSWは、通常時は、通常モードに設定されており、光電センサ120の出力に基づいて、キャビティピッチおよび部品開始位置が自動的に判別され、キャリアテープTの切断位置が決定される。
これに対して、通常モードにおいて、光電センサ120では、キャビティピッチおよび部品開始位置を自動的に判別できないキャリアテープがセットされた場合には、キャリアテープが送られても、空キャビティ部、紙部および部品有りキャビティ部を検出できないため、制御装置59より部品検知エラーが発生され、スプライシング装置20が非常停止される。かかる部品検知エラーの発生により、作業者は、スプライシング装置20に挿入されたキャリアテープのキャビティピッチが、P4かP2かP1かを判断し、それに応じてモード切替スイッチSWを切替える。
モード切替スイッチSWの切替えにより、制御装置59は、キャリアテープのキャビティピッチを認識できるので、キャリアテープが挿入され、キャリアテープによって光電センサ120が遮光されることにより、キャリアテープ有りを判明できる。従って、その位置より、モード切替スイッチSWによって設定されたキャビティピッチに応じて、所定の位置でキャリアテープTを切断することが可能となり、それ以後は自動でスプライシングを実施できることになる。
かかる実施の形態によれば、安価かつ小型の光電センサ120を使用して、種類の異なるキャリアテープを自動的に接続することが可能となる。
上記した実施の形態によれば、表面用スプライシングテープ30aをテープ検知センサ48によって検知されるスプライシング位置LSの直前の位置まで送り、この直前の位置から後続する裏面用スプライシングテープ30bがテープ検知センサ48によって検知されるまで保護テープ31を単位距離ΔS0ずつN回送り、しかる後、保護テープ31を一定距離S1送って、スプライシングテープ30をスプライシング位置LSに位置決めするようにしたので、保護テープ31に対してスプライシングテープ30の貼り付け位置にバラツキが生じていても、スプライシングテープ30をスプライシング位置LSに正確に位置決めすることができる。
また、上記した実施の形態によれば、保護テープ31の幅方向の両端に形成された送り穴31aに係合する送り用スプロケット46を回転するステッピングモータ47が、保護テープ31の送り開始時に原位置に復帰されるので、スプライシング装置20の停止中にステッピングモータ47の位置がずれても、それに影響されることなく、スプライシングテープ30をスプライシング位置LSに正確に位置決めすることができる。
しかも、送り用スプロケット46の係合歯46aは、保護テープ31の送り穴31aに隙間なく係合する歯元部46a1を有し、押さえ部材49によって、保護テープ31の送り穴31aを歯元部46a1に隙間なく係合させるようになっているので、送り用スプロケット46の係合歯46aと保護テープ31の送り穴31aとをガタなく係合させることができ、これによって、保護テープ31の送り精度を向上することができる。
上記した実施の形態においては、保護テープ31を単位距離ΔS0ずつN回送り、しかる後、保護テープ31を一定距離S1送るようにしたので、保護テープ31に対するスプライシングテープ30の貼り付け位置のバラツキにも拘らず、スプライシングテープ30を位置決めピン93、94に係合可能なスプライシング位置LSに正確に位置決めすることができる。
なお、単位距離ΔS0は、送り用スプロケット46の係合歯46aの1歯分に限定されるものではなく、2歯もしくは3歯分に相当するものであってもよい。
上記した実施の形態においては、スプライシングテープ30を貼付した保護テープ31を、ステッピングモータ47を駆動源とする保護テープ送り装置36によって送るようにしたが、ステッピングモータ47を他のサーボモータに置き換えることもできる。
上記した実施の形態においては、スプライシングテープ30、保護テープ31および紙台紙32の3層構造体について述べたが、紙台紙32をなくして、スプライシングテープ30と保護テープ31との2層構造とすることもできる。
上記した実施の形態においては、スプライシングテープ30a、30bに金属を埋め込み、この金属を検知可能なテープ検知センサ48によってスプライシングテープ30a、30bを検出する例について述べたが、金属検知以外の方法によってスプライシングテープを検出することも可能である。
上記した実施の形態においては、表面および裏面が共に平面である紙テープからなる2つのキャリアテープT1、T2をスプライシングする例について述べたが、例えば、キャビティが裏面側に突出されて凹凸となったエンボステープのようなものでもスプライシング可能である。
また、第1および第2キャリアテープT1、T2をスプライシング位置LSに位置決めする位置決め装置(第1、第2テープ送り装置)50、51、スプライシングテープ30a、30bを貼付した保護テープ31を送る保護テープ送り装置36等は、本発明の実施に好適な例示的な構成を示したものにすぎず、実施の形態で述べた構成に限定されるものではない。
斯様に、本発明は、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の形態を採り得るものである。
20…スプライシング装置、21…装置本体、22…蓋体、30(30a、30b)…スプライシングテープ、31…保護テープ、31a…送り穴、36…保護テープ送り装置、46…スプロケット、46a…係合歯、46a1…歯元部、47…サーボモータ(ステッピングモータ)、48…テープ検知センサ、49…押さえ部材、50、51…位置決め装置(テープ送り装置)、93、94、105…位置決めピン、T1、T2…キャリアテープ、Hc1、Hc2…送り穴、Ct1、Ct2…キャビティ、LS…スプライシング位置。

Claims (6)

  1. 一定の間隔に送り穴と部品収納用キャビティを設けた第1キャリアテープと第2キャリアテープを互いに接近する方向に送ってスプライシング位置に位置決めし、該スプライシング位置において前記第1および第2キャリアテープをスプライシングテープにより接続するスプライシング装置におけるスプライシングテープ送り装置であって、
    前記スプライシング位置に、前記第1および第2キャリアテープの送り方向と直交する方向に送られる連続した保護テープに間隔を有して貼付され、前記第1および第2キャリアテープを接続する複数のスプライシングテープと、
    前記保護テープを送る保護テープ送り装置と、
    前記スプライシング位置の直前の位置に送られた前記スプライシングテープを検知するテープ検知センサと、
    前記保護テープ送り装置を制御して、前記テープ検知センサが前記スプライシングテープを検知した位置から、後続するスプライシングテープが前記テープ検知センサによって検知されるまで前記保護テープを単位距離ずつN回送るとともに、前記後続するスプライシングテープが前記テープ検知センサによって検知された位置から前記保護テープを一定距離送って、前記スプライシングテープを前記スプライシング位置に位置決めする制御装置と、
    を備えたことを特徴とするスプライシングテープ送り装置。
  2. 前記保護テープ送り装置は、前記保護テープの幅方向の両端に形成された送り穴に係合する係合歯を有するスプロケットと、該スプロケットを回転するサーボモータを含み、該サーボモータが前記保護テープの送り開始時に原位置に復帰される請求項1に記載のスプライシングテープ送り装置。
  3. 前記スプロケットの前記係合歯は、前記保護テープの送り穴に隙間なく係合する歯元部を有し、該歯元部に前記保護テープの送り穴が隙間なく係合するように、前記保護テープを押さえる押さえ部材を備えた請求項2に記載のスプライシングテープ送り装置。
  4. 前記単位距離および一定距離は、前記保護テープに形成された前記送り穴のピッチの整数倍である請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のスプライシングテープ送り装置。
  5. 前記スプライシングテープには、前記スプライシング位置に設けられた位置決めピンに係合する位置決め穴が、前記保護テープを貫いて形成されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のスプライシングテープ送り装置。
  6. 一定の間隔に送り穴と部品収納用キャビティを設けた第1キャリアテープと第2キャリアテープを互いに接近する方向に送ってスプライシング位置に位置決めし、該スプライシング位置において前記第1および第2キャリアテープをスプライシングテープにより接続するスプライシング装置におけるスプライシングテープ送り方法であって、
    前記スプライシング位置に位置決めされた前記第1および第2キャリアテープに跨って接着されるスプライシングテープを貼付した保護テープを送って、前記スプライシングテープをテープ検知センサによって検知される前記スプライシング位置の直前の位置まで送り、
    この直前の位置から後続するスプライシングテープが前記テープ検知センサによって検知されるまで前記保護テープを単位距離ずつN回送り、
    しかる後、前記保護テープを一定距離送って、前記スプライシングテープを前記スプライシング位置に位置決めする、
    スプライシングテープ送り方法。
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