JP2021166225A - キャリアテープ判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリアテープの種類及び部品有キャビティの先頭位置の判定をコンパクトな構成で実現すること。【解決手段】キャリアテープ判定装置は、第一間隔で設けられた送り穴と第二間隔で設けられたキャビティとを有するキャリアテープの表面に光を照射する投光部と、投光部から照射された光を受光する受光部と、を有する光電センサと、光電センサに対してキャリアテープをテープ長手方向に送る送り部と、送り部によるキャリアテープの送りを所定ピッチパターンで実行させる送り制御部と、所定ピッチパターンでキャリアテープが送られる過程において得られる複数の送り位置と受光部での受光結果との関係に基づいて、キャリアテープの種類及び部品有キャビティの先頭位置を判定する判定部と、を備える。【選択図】図8

Description

本明細書は、キャリアテープ判定装置に関する。
部品装着機により基板に装着される電子部品などの部品は、一般的に、円盤状のリールに巻回されるキャリアテープに収容される。キャリアテープは、送り穴と、キャビティと、を有している。送り穴は、フィーダの有する回転可能なスプロケットが係合する穴である。送り穴は、キャリアテープの長手方向に第一間隔で設けられている。キャビティは、部品が収容される穴である。キャビティは、送り穴に対してキャリアテープの幅方向に離れて配置されており、キャリアテープの長手方向に第二間隔で設けられている。
キャリアテープは、スプロケットの駆動によりリールから定量ずつ搬送方向に送り出されて部品をフィーダの部品供給位置に供給する。部品供給位置に供給された部品は、吸着ノズルなどにより吸着されて基板に装着される。
また、キャリアテープには、キャビティを有する部品収容部が基準面よりも下方に突出するエンボスタイプのテープ(以下、エンボステープと称す。)と、キャビティを有する部品収容部が基準面よりも下方に突出しない非エンボスタイプのテープ(以下、紙テープと称す。)と、がある。また、キャリアテープは、エンボステープと紙テープとの違い以外にも、複数の種類がある。例えば、収容部品のサイズなどに応じてキャビティの間隔が4mmであるものや2mmであるものが存在すると共に、ベーステープの色が黒色であるものや透明色であるものが存在する。そして、キャリアテープがエンボステープであるか或いは紙テープであるかの判別などを行う装置が知られている(例えば、特許文献1)。
上記特許文献1の装置は、エンボステープの部品収容部を検知する第一検知部と、紙テープの部品収容部を検知する第二検知部と、を有している。第一検知部及び第二検知部はそれぞれ、光を照射する投光部と、光を受光する受光部と、を有している。
第一検知部は、キャリアテープの側方に配置されている。第一検知部は、キャリアテープの側面に向けて光を照射して、エンボステープの部品収容部及びテープ長手方向に隣接する二つの部品収容部の間の空間を検知する。この装置は、第一検知部を用いてキャリアテープがエンボステープであるか或いは紙テープであるかを判別する。また、第一検知部を用いてエンボステープの長手方向に隣接する二つの部品収容部のピッチを演算する。
また、第二検知部は、キャリアテープの上方及び下方に配置されている。第二検知部は、キャリアテープの上面に向けて光を照射して、紙テープの部品収容部、テープ長手方向に隣接する二つの部品収容部の間のテープ部分、及び部品収容部内の部品を、光量変化により検知する。上記の装置は、第二検知部を用いて紙テープの長手方向に隣接する二つの部品収容部のピッチを演算する。
国際公開第2016/174737号
しかしながら、上記の装置では、キャリアテープの種類及び部品収容部内の部品を判定するのに、キャリアテープの側方に配置された第一検知部と、キャリアテープの上方及び下方に配置された第二検知部と、の二種類のセンサを用いるので、構成が肥大化する。
本明細書は、キャリアテープの種類及び部品有キャビティの先頭位置の判定をコンパクトな構成で実現することが可能なキャリアテープ判定装置を提供することを目的とする。
本明細書は、テープ長手方向に第一間隔で設けられた送り穴と、前記送り穴に対してテープ幅方向に離れて配置されてテープ長手方向に第二間隔で設けられたキャビティと、を有するキャリアテープの種類、及び、前記キャビティの位置のうち前記キャリアテープの始端側からの部品が実際に収容されている先頭位置を判定するキャリアテープ判定装置であって、前記キャリアテープの表面に光を照射する投光部と、前記投光部から照射された光を受光する受光部と、を有する光電センサと、前記光電センサに対して前記キャリアテープをテープ長手方向に送る送り部と、前記送り部による前記キャリアテープの送りを所定ピッチパターンで実行させる送り制御部と、前記所定ピッチパターンで前記キャリアテープが送られる過程において得られる複数の送り位置と前記受光部での受光結果との関係に基づいて、前記キャリアテープの前記種類及び前記先頭位置を判定する判定部と、を備える、キャリアテープ判定装置を開示する。
本開示によれば、送り部によりキャリアテープが所定ピッチパターンで送られる過程で得られる複数の送り位置と光電センサの受光部での受光結果との関係に基づいて、キャリアテープの種類及び部品有キャビティの先頭位置を判定する。光電センサは、その投光部がキャリアテープの表面に光を照射するように設けられている。従って、コンパクトな構成でキャリアテープの種類及び先頭位置Hを判定することができる。
キャリアテープの上面図である。 キャリアテープの図1に示すII−IIで切断した際の断面図である。 キャリアテープの種類及び部品有キャビティの先頭位置を表した図である。 キャリアテープが装填されるテープフィーダの斜視図である。 テープフィーダの有するテープガイドの斜視図である。 キャリアテープ判定装置が組み込まれるリールローダの構成図である。 キャリアテープ判定装置の構成図である。 第一実施形態のキャリアテープ判定装置において実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。 第二実施形態のキャリアテープ判定装置において実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。 第三実施形態のキャリアテープ判定装置において実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
以下、一実施形態のキャリアテープ判定装置を図面に基づいて説明する。
[第一実施形態]
キャリアテープ判定装置1は、後に詳述する如くキャリアテープ10の種類などを判定する装置である。キャリアテープ判定装置1は、例えば、リールローダ、スプライシング装置、テープフィーダなどに組み込まれる。以下、キャリアテープ判定装置1は、リールローダ40に搭載されるものとする。
1.キャリアテープの構成
キャリアテープ10は、基板に装着する部品2が収容されるテープである。部品2は、電子回路を構成するトランジスタやダイオード,抵抗などの電子部品などである。キャリアテープ10は、長尺状に形成されている。キャリアテープ10は、円盤状のリール20に巻回されている。キャリアテープ10は、図1及び図2に示す如く、ベーステープ11と、トップテープ12と、を有している。
ベーステープ11は、部品2が収容される本体側のテープである。ベーステープ11は、送り穴13と、キャビティ14と、を有している。送り穴13は、後述のテープフィーダなどの有するスプロケットの歯が係合する穴である。送り穴13は、キャリアテープ10をテープ長手方向に搬送するために設けられている。送り穴13は、ベーステープ11を貫通している。送り穴13は、ベーステープ11のテープ幅方向の一端側(図1及び図2における左側)に設けられている。送り穴13は、テープ長手方向に第一間隔L1で一列に並んで設けられている。第一間隔L1は、予め規格として4mmに定められている。
キャビティ14は、部品2が収容される収容空間としての穴である。キャビティ14は、ベーステープ11に凹設されている。キャビティ14は、送り穴13に対してテープ幅方向に離れて配置されており、ベーステープ11のテープ幅方向の略中央に設けられている。キャビティ14は、テープ長手方向に第二間隔L2で一列に並んで設けられている。
ベーステープ11は、キャビティ形成部11aと、第一突出部11bと、第二突出部11cと、により形成されている。キャビティ形成部11aは、上記のキャビティ14を形成するための底壁部及び側壁部からなる部品収容部である。キャビティ形成部11aは、ベーステープ11のテープ幅方向の中央に形成されている。キャビティ形成部11aの底壁部の中央には、貫通穴14aが設けられている。貫通穴14aは、部品2のサイズよりも小さく形成されており、後述の光電センサの光が通過することができる一方、そのキャビティ14に部品2が収容されているときに上方から見てその部品2により塞がれる。
第一突出部11b及び第二突出部11cはそれぞれ、キャビティ形成部11aからテープ幅方向外側に向けて突出する部位である。第一突出部11bは、テープ幅方向の一端側に形成されている。また、第二突出部11cは、テープ幅方向の他端側すなわちキャビティ形成部11aを挟んで第一突出部11bとは反対側に形成されている。上記の送り穴13は、第一突出部11bにテープ長手方向に第一間隔L1で設けられている。第一突出部11b及び第二突出部11cはそれぞれ、その下面で後述のテープ搬送路を形成するガイド部材に支持される。
トップテープ12は、ベーステープ11に収容された部品2が外部に飛び出すのを防止するテープである。トップテープ12は、ベーステープ11の上面側に開口するキャビティ14を上方から塞ぐように配置される。トップテープ12は、ベーステープ11の上面に剥離可能に接着される。トップテープ12は、透明な高分子フィルムなどにより構成されている。尚、トップテープ12のテープ幅は、ベーステープ11のテープ幅よりも小さくてよい。
キャリアテープ10としては、キャビティ形成部11aが基準面(具体的には、突出部11b,11c)よりも下方に突出したエンボスタイプのテープ(以下、エンボステープと称す。)と、キャビティ形成部11aが基準面よりも下方に突出しない非エンボスタイプのテープ(以下、紙テープと称す。)と、がある。エンボステープのベーステープ11は、樹脂材料により構成されている。また、紙テープのベーステープ11は、紙材料により構成されている。エンボステープの第一突出部11b及び第二突出部11cはそれぞれ、キャビティ形成部11aの上端部からテープ幅方向外側に向けて突出するフランジ部となる。
キャリアテープ10は、エンボステープと紙テープとの違い以外にも、複数の種類がある。キャリアテープ10の送り穴13の第一間隔L1は、上記の如く、予め規格として4mmに定められている。一方、キャビティ14の第二間隔L2は、収容部品のサイズなどに応じて異なる。例えば、キャリアテープ10として、第二間隔L2が4mmであるものや2mmであるものが存在する。更に、キャリアテープ10として、ベーステープ11の色が黒色であるものや透明色であるものが存在する。
キャリアテープ10の種類は、例えば図3に示す如く、第二間隔L2が第一間隔L1と同じ(具体的には、4mm)である透明色のもの(以下、第一キャリアテープ10Aと称す。)、第二間隔L2が第一間隔L1と同じ(具体的には、4mm)である黒色のもの(以下、第二キャリアテープ10Bと称す。)、及び第二間隔L2が第一間隔L1の半分(具体的には、2mm)であるもの(以下、第三キャリアテープ10Cと称す。)を含む。尚、第三キャリアテープ10Cは、透明色のものと黒色のものとの双方を含む。
第一キャリアテープ10A及び第二キャリアテープ10Bにおいて、キャビティ14は、テープ長手方向に隣り合う二つの送り穴13の中間位置のテープ長手方向位置と同じテープ長手方向位置に存在する。また、第三キャリアテープ10Cにおいて、キャビティ14は、テープ長手方向に隣り合う二つの送り穴13の中間位置のテープ長手方向位置と同じテープ長手方向位置に存在すると共に、送り穴13(具体的には、その中心)のテープ長手方向位置と同じテープ長手方向位置に存在する。以下、上記した中間位置のテープ長手方向位置を第一長手方向位置PMと、また、上記した送り穴13のテープ長手方向位置を第二長手方向位置PHと、それぞれ称す。
第一キャリアテープ10A及び第二キャリアテープ10Bの全キャビティ14は、第一長手方向位置PMに存在する。一つの第一キャリアテープ10A及び第二キャリアテープ10Bにおいて、全キャビティ14の位置のうちキャリアテープ10の始端S側からの部品2が実際に収容されているキャビティ14(以下、部品有キャビティ14と称す。図3において黒塗りで示す。)の先頭位置Hは、必ず第一長手方向位置PMである。また、第三キャリアテープ10Cのキャビティ14は、第一長手方向位置PM及び第二長手方向位置PHのうち何れか一方に存在する。一つの第三キャリアテープ10Cにおいて、部品有キャビティ14の先頭位置Hは、第一長手方向位置PM及び第二長手方向位置PHのうち何れか一方である。
以下、第三キャリアテープ10Cのうち、上記の先頭位置Hが上記の第一長手方向位置PMであるものを第三キャリアテープ10C−1と、上記の先頭位置Hが上記の第二長手方向位置PHであるものを第三キャリアテープ10C−2と、それぞれ称す。
2.テープフィーダの構成
キャリアテープ10は、リール20に巻回された状態でテープフィーダ30により搬送される。テープフィーダ30は、キャリアテープ10をテープ長手方向に搬送することにより、そのキャリアテープ10に収容されている部品2を部品取出位置Dに供給する装置である。テープフィーダ30は、基板生産ライン上に設けられた部品装着機(図示せず)の有するスロットに着脱可能に装着される。部品取出位置Dに供給された部品2は、部品装着機の装着ヘッドに取り付けられた吸着ノズルなどにより保持され、その後、基板上に移動され、保持解除により基板に装着される。
テープフィーダ30は、図4及び図5に示す如く、フィーダ本体部31と、リール収容部32と、テープ送り機構部33と、トップテープ送り出し機構部34と、トップテープ送りガイド部35と、を有している。
フィーダ本体部31は、扁平な箱形に形成されている。フィーダ本体部31は、リール収容部32とテープ送り機構部33との間でキャリアテープ10を案内するテープ搬送路31aを有している。リール収容部32は、フィーダ本体部31の後端側に配置され、キャリアテープ10が巻回されたリール20を収容する。キャリアテープ10は、リール収容部32のリール20から引き出されてテープ搬送路31aにより案内される。
テープ送り機構部33は、スプロケット33aと、モータ33bと、テープガイド33cと、を用いて、リール20から引き出されたキャリアテープ10をピッチ送りする機構部である。テープ送り機構部33は、フィーダ本体部31の前端側に配置されている。尚、テープ送り機構部33は、フィーダ本体部31の後端側にも配置されていてよい。
スプロケット33aは、テープガイド33cの下方に設けられ、フィーダ本体部31に回転可能に取り付けられた円盤状の部材である。スプロケット33aは、モータ33bの回転により、テープ搬送路31aにより案内されているキャリアテープ10をテープ長手方向に送るように回転する。スプロケット33aは、キャリアテープ10をフィーダ本体部31の後端側から前端側にかけて順方向に送るように回転可能であると共に、キャリアテープ10をその順方向とは逆の逆方向に送るように回転可能である。
スプロケット33aは、外周面に径方向外側に向けて突出する外歯を有している。この外歯は、その外周全周に亘ってキャリアテープ10の送り穴13の第一間隔L1に応じた所定角度ごとに設けられている。モータ33bは、スプロケット33aを間欠的に回転させる。スプロケット33aが間欠的に回転すると、その外歯がテープ搬送路31aにより案内されているキャリアテープ10の送り穴13に係合するので、そのスプロケット33aの回転に伴ってキャリアテープ10がテープ長手方向に所定ピッチずつ搬送される。
テープガイド33cは、送り穴13にスプロケット33aの外歯が係合するキャリアテープ10の上面を上方から覆ってそのキャリアテープを保持案内する部材である。テープガイド33cは、フィーダ本体部31に取り付けられている。テープガイド33cの上面には、スプロケット33aにおける上端付近に達した外歯をテープガイド33c上に突出させてキャリアテープ10の送り穴13に係合させる窓孔が設けられていると共に、部品取出位置Dに設けられる貫通孔としての開口孔が設けられている。
テープガイド33cは、上記の開口孔の搬送方向上流縁部に設けられたトップテープ剥離部33dを有している。トップテープ剥離部33dは、キャリアテープ10の搬送中においてベーステープ11からトップテープ12をテープフィーダ30の後端側に引っ張るときの支点となる部位である。トップテープ12は、トップテープ剥離部33dを支点にしてテープフィーダ30の後端側に引っ張られてベーステープ11から引き剥がされる。
テープガイド33cは、その後端部が上方へ移動可能となるようにフィーダ本体部31に支持されている。テープガイド33cの後端部には、作業者が操作可能なレバー33eが突設されている。テープガイド33cの後端部は、テープガイド33cの後端部とフィーダ本体部31との間に介在する付勢部材(図示せず)により下方に付勢されている。テープガイド33cは、レバー33eが持ち上げられていないときは、スプロケット33aとの間でキャリアテープ10を保持することが可能であると共に、レバー33eが付勢部材の付勢力に抗して持ち上げられているときは、スプロケット33aとの間におけるキャリアテープ10の保持を解除することが可能である。
トップテープ送り出し機構部34は、ベーステープ11から剥離されたトップテープ12を外部に送り出す機構部である。トップテープ送り出し機構部34は、フィーダ本体部31の中央下部に配置されている。トップテープ送り出し機構部34は、ギヤやモータなどにより構成されている。
トップテープ送りガイド部35は、ベーステープ11から引き剥がされたトップテープ12をトップテープ送り出し機構部34に案内する部位である。トップテープ送りガイド部35は、テープフィーダ30のトップテープ剥離部33dとトップテープ送り出し機構部34との間に設けられている。トップテープ送りガイド部35は、一対のガイドローラなどにより構成されている。
キャリアテープ10は、リール20から引き出された後、テープフィーダ30のテープ搬送路31aにより案内されてテープガイド33cに保持される。そして、キャリアテープ10は、テープガイド33cに保持された状態でモータ33bの回転により順方向に搬送される。キャリアテープ10は、その搬送中、ベーステープ11からトップテープ12が剥離された状態になる。そして、キャリアテープ10のベーステープ11は、その搬送によりキャビティ14内の部品2を部品取出位置Dまで供給する。
トップテープ12は、ベーステープ11から剥離された後、テープガイド33cからトップテープ送りガイド部35を介してトップテープ送り出し機構部34に至る経路で取り回される。そして、そのトップテープ12は、フィーダ本体部31の外方(具体的には、その下方)へ廃棄される。
3.リールローダの構成及び動作
リールローダ40は、キャリアテープ10をテープフィーダ30に自動的に装填する装置である。具体的には、リールローダ40は、キャリアテープ10のベーステープ11からトップテープ12を剥離し、そのベーステープ11をテープフィーダ30の部品取出位置Dに供給すると共に、そのトップテープ12をテープフィーダ30の外方へ誘導する。リールローダ40は、キャリアテープ10内の部品2を基板へ移載して装着する部品装着機が設置された生産工場内において使用される。
リールローダ40は、図6に示す如く、フィーダ保持台41と、第一テープ搬送装置42と、第二テープ搬送装置43と、第一開放装置44と、第二開放装置45と、仮テープ配策装置46と、剥離装置47と、把持装置48と、連結装置49と、を備えている。
フィーダ保持台41は、図6に示す如く、基台3の中央部に配置された、テープフィーダ30を保持する台座である。フィーダ保持台41は、テープフィーダ30のフィーダ本体部31の底面が載置される載置部41aと、フィーダ本体部31の前端面が当接する当接部41bと、を有している。当接部41bには、テープフィーダ30に対して通信可能かつ電力供給可能な通信ジャックや、テープフィーダ30を位置決めする位置決め部などが設けられている。
第一テープ搬送装置42及び第二テープ搬送装置43はそれぞれ、キャリアテープ10をテープフィーダ30の前後方向(以下、X方向と称す。)へ搬送させる装置である。第一テープ搬送装置42と第二テープ搬送装置43とは、図6に示す如く、基台3上において、テープフィーダ30を挟んだ斜向かいに配置されている。第一テープ搬送装置42及び第二テープ搬送装置43はそれぞれ、基台3上において、テープフィーダ30を両側から挟む方向(以下、Y方向と称す。)に進退することが可能である。
第一テープ搬送装置42は、ガイド42a、駆動ローラ42b、及びモータ42cなどを用いて、リール20から引き出されたキャリアテープ10を案内しながらX方向に搬送する。モータ42cは、駆動ローラ42bを駆動させる駆動源として正逆回転可能である。駆動ローラ42bは、キャリアテープ10の送り穴13に係合する外歯を有している。
第一テープ搬送装置42は、基台3にY方向へ進退可能に取り付けられた支持台40bに載置固定されている。第一テープ搬送装置42は、支持台40bがY方向に進退することにより、フィーダ保持台41に保持されているテープフィーダ30に離接することが可能である。
第一テープ搬送装置42は、また、光電センサ42dを備えている。光電センサ42dは、リールローダ40のテープ挿入口40aにキャリアテープ10が差し込まれたことを検知するための検知部である。光電センサ42dは、テープ挿入口40aよりもX方向下流側でかつ駆動ローラ42bの外歯とキャリアテープ10の送り穴13とが係合する位置よりもX方向上流側に配置されている。光電センサ42dは、支持台40bに取り付けられている。
光電センサ42dは、投光部42d−1と、受光部42d−2と、を有している。投光部42d−1は、ガイド42aの上方に配置されている。投光部42d−1は、ガイド42a上のキャリアテープ10の表面(具体的には、上面)にレーザビームなどの光を照射する。投光部42d−1の光は、X方向及びY方向の双方に直交する上下方向(以下、Z方向と称す。)に指向されており、キャリアテープ10の上面のテープ幅方向位置のうちキャビティ14が存在するテープ幅方向位置に照射される。
受光部42d−2は、ガイド42aの下方に投光部42d−1に対向するように配置されている。受光部42d−2は、投光部42d−1から照射される光を受光することが可能である。受光部42d−2は、投光部42d−1からの光の受光状態に応じた信号を出力する。受光部42d−2の出力信号は、駆動ローラ42b,43b及びスプロケット33aを回転させるためのトリガ信号などとして用いられると共に、後に詳述する如く、キャリアテープ10の種類などの判定に用いられる。
第二テープ搬送装置43は、ガイド43a、駆動ローラ43b、及びモータ43cなどを用いて、第一テープ搬送装置42でX方向に搬送されているキャリアテープ10を案内しながらX方向に搬送する。モータ43cは、駆動ローラ43bを駆動させる駆動源として正回転可能である。駆動ローラ43bは、キャリアテープ10の送り穴13に係合する外歯を有している。
第二テープ搬送装置43は、基台3にY方向に進退可能に取り付けられた支持台40cに載置固定されている。第二テープ搬送装置43は、支持台40cがエアシリンダ43dによりレール43eに沿ってY方向に進退することにより、フィーダ保持台41に保持されているテープフィーダ30に離接することが可能である。
テープフィーダ30がフィーダ保持台41に保持されかつ第一及び第二テープ搬送装置42,43がそのテープフィーダ30に接近するY方向に前進した状態では、キャリアテープ10は、第一テープ搬送装置42の上下一対のガイド42aの間隙を通って案内されると共に、第二テープ搬送装置43のガイド43aとテープフィーダ30のテープ送りガイドとの間隙を通って案内される。
第一開放装置44及び第二開放装置45はそれぞれ、テープフィーダ30のテープガイド33cによるキャリアテープ10の保持又はトップテープ送り出し機構部34によるトップテープ12の保持を解除して開放する装置である。第一開放装置44及び第二開放装置45はそれぞれ、図6に示す如く、基台3上において、フィーダ保持台41に保持されたテープフィーダ30に対して第二テープ搬送装置43側に配置されている。第一開放装置44及び第二開放装置45はそれぞれ、基台3上において、フィーダ保持台41に保持されたテープフィーダ30に向けて(すなわちY方向に)進退することが可能である。
第一開放装置44は、上記の支持台40cに載置固定されている。また、第一開放装置44は、リフトレバー44a及びエアシリンダ44bなどを用いて、リフトレバー44aをテープガイド33cのレバー33eに当接させてそのレバー33eを昇降させることが可能である。第二開放装置45は、基台3にY方向に進退可能に取り付けられた支持台40dに載置固定されている。第二開放装置45は、リフトレバー45a及びエアシリンダ45bなどを用いて、リフトレバー45aをトップテープ送り出し機構部34のトップテープ保持用レバーに当接させてそのレバーをX方向に移動させることが可能である。
仮テープ配策装置46は、ベーステープ11から剥離されたトップテープ12を廃棄経路に沿って配策するため、仮テープ(図示せず)をその廃棄経路に倣った経路に沿って配策する装置である。仮テープ配策装置46は、基台3にY方向に進退可能に取り付けられた支持台40eに載置固定されている。仮テープ配策装置46は、図6に示す如く、基台3上において、フィーダ保持台41に保持されているテープフィーダ30に向けて(すなわちY方向に)進退することが可能である。仮テープは、仮テープリールから引き出された後に、ベーステープ11から剥離されたトップテープ12に連結され、そして、テープフィーダ30に移載され、その後に仮テープリールに巻き戻される。
剥離装置47は、剥離爪47aを用いて、テープフィーダ30に装填されてテープガイド33cに保持案内されているキャリアテープ10のベーステープ11からトップテープ12を剥離する装置である。剥離装置47は、図6に示す如く、基台3上において、フィーダ保持台41に保持されたテープフィーダ30の前側(すなわち、X方向下流側)に配置されている。剥離装置47は、基台3にX方向にスライド可能に取り付けられた支持台40fに載置固定されている。剥離装置47は、基台3上において、フィーダ保持台41に保持されているテープフィーダ30に向けて(すなわち、X方向に)進退することが可能である。
剥離装置47は、剥離爪47aをテープガイド33cに案内されているキャリアテープ10のベーステープ11とトップテープ12との間に挿入させて、ベーステープ11からトップテープ12を剥離する。剥離装置47は、エアシリンダ47bにより、剥離爪47aをベーステープ11とトップテープ12との間へ挿入可能な高さ位置とその挿入が不可能な高さ位置との間で昇降させることが可能である。
把持装置48は、一対の把持爪48aなどを用いて、剥離装置47によりベーステープ11から剥離されたトップテープ12の先端部を把持する装置である。把持装置48は、図6に示す如く、基台3上において、フィーダ保持台41に保持されたテープフィーダ30に対して第二テープ搬送装置43側に配置されている。把持装置48はそれぞれ、基台3上において、フィーダ保持台41に保持されたテープフィーダ30に向けて(すなわちY方向に)進退することが可能である。
把持装置48は、基台3にY方向にスライド可能にかつZ方向にスライド可能に取り付けられた支持台40gに載置固定されている。把持装置48は、トップテープ12の把持前はY方向及びZ方向に後退されており、その把持要求によってY方向及びZ方向に前進される。把持装置48の一対の把持爪48aは、上記の前進が完了しかつトップテープ12の把持が可能になる状態までは互いに離間しており、その状態後に互いに当接する。この当接により、一対の把持爪48aの間にトップテープ12の先端部が把持される。
連結装置49は、把持装置48により把持されたトップテープ12の先端部を、仮テープ配策装置46により上記の如く所定経路に沿って配策された仮テープの先端部に加熱接着などにより連結する装置である。連結装置49は、支持台40eに固定された仮テープ配策装置46に取り付けられている。連結装置49によるトップテープ12と仮テープとの連結後、把持装置48によるトップテープ12の把持が解除されると、その仮テープがトップテープ12の先端部に連結された状態で戻り方向に搬送されて仮テープ配策装置46からテープフィーダ30へ移載され、そのトップテープ12が廃棄位置へ誘導される。
上記のリールローダ40は、初期状態では、図6に示す如く、第一テープ搬送装置42、第二テープ搬送装置43、第一開放装置44、第二開放装置45、仮テープ配策装置46、剥離装置47、及び把持装置48の何れも、フィーダ保持台41から離間している。作業者は、この初期状態で、テープフィーダ30をフィーダ保持台41にセットし、リール20をリール収容部32に取り付け、リールローダ40の制御装置に設けられているフィーダセット完了ボタンを押す。
フィーダセット完了ボタンが押下されると、まず、第一テープ搬送装置42及び第二テープ搬送装置43それぞれがY方向のテープフィーダ30側へ前進され、連動して第一開放装置44がY方向のテープフィーダ30側へ前進され、第一開放装置44のリフトレバー44aがテープフィーダ30のテープガイド33cのレバー33eに対して作動許容側に差し込まれる。この状態でリフトレバー44aがZ方向に上昇してレバー33eを持ち上げると、テープガイド33cの後端部が前端部を支点にして上方へ回動して、テープガイド33cとスプロケット33aとの間隙へのキャリアテープ10の挿入が可能になる。
作業者は、この状態で、リール収容部32に収容されたリール20からキャリアテープ10を引き出し、そのキャリアテープ10の先端部を第一テープ搬送装置42のガイド42aの後端部にあるテープ挿入口40aに差し込む。この差し込みが行われると、光電センサ42dによりキャリアテープ10の先端部が検出される。
キャリアテープ10の先端部が検出されると、第一テープ搬送装置42のモータ42c、第二テープ搬送装置43のモータ43c、及びテープフィーダ30のモータ33bが駆動されることで、キャリアテープ10が、ガイド42a,43a及びテープ搬送路31aにより案内された状態で、テープガイド33cとスプロケット33aとの間隙を通過する位置までX方向へ搬送される。キャリアテープ10がテープガイド33cまで搬送されると、各モータ42c,43c,33bが駆動停止されると共に、第一開放装置44のリフトレバー44aが下降される。この場合は、レバー33eが下がるので、テープガイド33cとスプロケット33aとの間にキャリアテープ10が保持された状態になる。
次に、剥離装置47がX方向のテープフィーダ30側へ前進され、剥離爪47aが、テープガイド33cに対してベーステープ11からトップテープ12を剥離できる剥離可能位置にセットされる。その後、把持装置48がY方向のテープフィーダ30側へ前進され、把持爪48aが剥離爪47aの上面に当接してトップテープ12を把持できる把持位置にセットされる。
この状態でモータ33bが正方向に駆動されると、スプロケット33aが正方向に回転されることで、テープガイド33c内のキャリアテープ10がX方向下流側に搬送される。キャリアテープ10がX方向下流側に搬送されると、そのキャリアテープ10の先端部において互いに接合されていたベーステープ11とトップテープ12の間に剥離爪47aの爪先が挿入されることで、トップテープ12がベーステープ11から剥離される。トップテープ12は、ベーステープ11からの剥離後、把持爪48aに把持されて折り返される。
また、上記の如くキャリアテープ10がテープガイド33cとスプロケット33aとの間に保持されかつ剥離爪47aの上面への把持爪48aのセットが完了すると、第一テープ搬送装置42及び第二テープ搬送装置43それぞれがフィーダ保持台41から離間するY方向に後退されると共に、第二開放装置45がY方向のテープフィーダ30側に前進される。この場合には、第二開放装置45のリフトレバー45aがテープフィーダ30のトップテープ送り出し機構部34のレバーに対して作動許容側に差し込まれる。この状態でリフトレバー45aがX方向に前進されると、トップテープ送り出し機構部34へのトップテープ12の挿入が可能になる。
この状態で仮テープ配策装置46がY方向のテープフィーダ30側に前進される。かかる前進が行われると、仮テープ配策装置46にて保持している仮テープが、ベーステープ11から剥離されたトップテープ12に重なるように位置決めされる。連結装置49は、仮テープ配策装置46のY方向への前進に伴ってY方向へ前進される。そして、トップテープ12と仮テープとが、互いに重なり合った状態で連結装置49の加熱部材の間で挟み込まれて互いに連結される。
上記の連結後、連結装置49が後退されると共に、仮テープの把持が解除されると共に、把持爪48aによるトップテープ12の把持が解除され、仮テープ配策装置46に保持されている仮テープがテープフィーダ30へ移載される。その後、第二開放装置45がY方向に後退され、テープフィーダ30のトップテープ送り出し機構部34に仮テープの先端部が保持される。そして、仮テープ配策装置46が、テープ切断機(図示せず)によりその仮テープを切断する。この切断後、仮テープ配策装置46がY方向へ後退されると共に、モータ33bの駆動によりスプロケット33aが回転されることでベーステープ11に収容されている部品2が頭出しされて部品取出位置Dに位置決めされる。
以上により、リールローダ40によるテープフィーダ30に対するキャリアテープ10の自動装填が終了される。このリールローダ40においては、作業者により、フィーダ保持台41にセットされたテープフィーダ30の後端部にキャリアテープ10が差し込まれることにより、自動的に、そのキャリアテープ10をテープフィーダ30に装填することができる。
4.キャリアテープ判定装置の構成
キャリアテープ判定装置1は、リールローダ40のテープ挿入口40aに差し込まれたキャリアテープ10の種類、及び、そのキャリアテープ10のキャビティ14の位置のうち部品有キャビティ14の先頭位置Hを判定する。キャリアテープ判定装置1は、図7に示す如く、光電センサ50と、送り部51と、送り制御部52と、判定部53と、を備えている。
光電センサ50は、第一テープ搬送装置42のガイド42a上でX方向に搬送されるキャリアテープ10の種類及び上記先頭位置Hを判定するための信号を生成する検知部である。光電センサ50は、第一テープ搬送装置42の光電センサ42dである。すなわち、光電センサ50は、ガイド42a上のキャリアテープ10の表面に光を照射する投光部42d−1と、投光部42d−1からの光を受光する受光部42d−2と、を有している。
送り部51は、ガイド42a上のキャリアテープ10をテープ長手方向であるX方向に送る搬送装置である。送り部51は、第一テープ搬送装置42の駆動ローラ42b及びモータ42cである。
送り制御部52は、送り部51でのキャリアテープの送り動作を制御する部位である。送り制御部52は、マイクロコンピュータを主体にして構成されている。送り制御部52は、送り部51としてのモータ42cに電気的に接続されている。送り制御部52は、モータ42cによる駆動ローラ42bの駆動によりキャリアテープ10の送りを所定ピッチパターンで実行させる。尚、所定ピッチパターンは、後に詳述する。
送り制御部52は、また、モータ33b,43cに電気的に接続されていると共に、上記の光電センサ50に電気的に接続されている。光電センサ50の受光部42d−2は、投光部42d−1からの光の受光結果に応じた信号を送り制御部52に供給する。送り制御部52は、受光部42d−2での受光結果に基づいて、リールローダ40のテープ挿入口40aにキャリアテープ10が差し込まれたか否かを判定する。そして、肯定判定がなされた場合に、そのキャリアテープ10を搬送するためにモータ33b,42c,43cを駆動させる。
判定部53は、キャリアテープ10の種類及び上記の先頭位置Hを判定する部位である。判定部53は、上記の光電センサ50に電気的に接続されている。光電センサ50の受光部42d−2は、投光部42d−1からの光の受光結果に応じた信号を判定部53に供給する。判定部53は、送り部51により所定ピッチパターンでキャリアテープ10が送られる過程で得られる後述の複数の送り位置と受光部42d−2での受光結果との関係に基づいて、上記の判定を行う。
5.キャリアテープ判定装置の動作
キャリアテープ判定装置1において、キャリアテープ10がテープ挿入口40aに差し込まれていない状態で電源が投入されると、光電センサ50の投光部42d−1からの光が遮られることなく受光部42d−2に受光される。この場合は、送り制御部52は、キャリアテープ10がテープ挿入口40aに差し込まれていないと判定する。一方、電源投入後、投光部42d−1からの光が最初にキャリアテープ10により遮られて受光部42d−2に受光されなくなると、送り制御部52は、キャリアテープ10がテープ挿入口40aに差し込まれたと判定する。
送り制御部52は、キャリアテープ10がテープ挿入口40aに差し込まれたと判定すると、次に、モータ33b,42c,43cを駆動させることによりそのキャリアテープ10をX方向上流側からX方向下流側に向けて(すなわち、順方向に)搬送させる。特に、送り制御部52は、モータ42cの駆動すなわち送り部51によるキャリアテープ10の送りを、所定ピッチパターンとして、キャリアテープ10の始端S側から順方向に送り穴13の間隔L1の半分である半ピッチずつ実行させる(図8に示すルーチン中のステップS100)。
尚、以下では、キャリアテープ10の順方向送り側とは、キャリアテープ10のテープ長手方向に沿ったキャリアテープ10の始端S側からリール20に巻回されたリール中心側にかけての方向のことである。また、キャリアテープ10の逆方向戻し側とは、順方向送り側とは逆の、キャリアテープ10のテープ長手方向に沿ったキャリアテープ10のリール20に巻回されたリール中心側から始端S側にかけての方向のことである。
光電センサ50の投光部42d−1の光は、キャリアテープ10の上面のテープ幅方向位置のうちキャビティ14が存在し得るテープ幅方向位置に照射される。この照射された光は、黒色のキャリアテープ10の上面で遮られ、また、部品有キャビティ14の部品2で遮られて、受光部42d−2に受光されなくなり、一方、その他の場合にキャリアテープ10を透過して受光部42d−2に受光される。
判定部53には、キャリアテープ10の始端S側から半ピッチずつ順に受光部42d−2での受光結果が供給される。判定部53は、各受光結果が、第一長手方向位置PMに存在するキャビティ14での受光結果であるか或いは第二長手方向位置PHに存在するキャビティ14での受光結果であるかを判別することが可能である。また、判定部53は、半ピッチずつの受光結果をテープ長手方向位置に対応させて記憶することが可能である。
キャリアテープ10の両端部にはそれぞれ、一般的に、部品2が収容されていない空のキャビティ(以下、空キャビティと称す。)14が複数設けられている。このため、各キャリアテープ10において、部品有キャビティ14は、一般的に、そのキャリアテープ10の始端S側から一つ目のキャビティ14であることはなく、複数個目のキャビティ14である。
キャリアテープ10の種類や部品有キャビティ14の先頭位置Hが何れであっても、一旦そのキャリアテープ10の第一長手方向位置PMのキャビティ14で投光部42d−1からの光が遮られると、以後、第一長手方向位置PMのキャビティ14では必ず投光部42d−1からの光が遮られる。以下、第一長手方向位置PMのうちキャリアテープ10の始端S側から最初に投光部42d−1からの光が遮られて受光結果が遮光状態になるキャビティ14の位置を、基準位置P0と称す。キャリアテープ10の先頭位置Hは、この基準位置P0、又は、この基準位置P0よりも第一間隔L1の半分のピッチだけ逆方向戻し側の位置(以下、第二位置と称す。)P2である。
上記の第二位置P2では、キャリアテープ10が透明色の第一キャリアテープ10Aであるときは、投光部42d−1からの光がその第一キャリアテープ10Aの上面を透過するので、受光結果が透過状態になる。キャリアテープ10が黒色の第二キャリアテープ10Bであるときは、投光部42d−1からの光がその第二キャリアテープ10Bの上面に遮られるので、受光結果が遮光状態になる。
また、上記の第二位置P2では、キャリアテープ10が、部品有キャビティ14の先頭位置Hが第二長手方向位置PHである第三キャリアテープ10C−2であるときは、投光部42d−1からの光がその第三キャリアテープ10C−2のキャビティ14内の部品2に遮られるので、受光結果が遮光状態になる。更に、キャリアテープ10が、部品有キャビティ14の先頭位置Hが第一長手方向位置PMである第三キャリアテープ10C−1であるときは、投光部42d−1からの光がその第三キャリアテープ10C−1の貫通穴14aを透過するので、受光結果が透過状態になる。
そこで、判定部53は、キャリアテープ10の始端S側からの送り過程で受光結果の状態判定を行う。そして、第二位置P2での受光結果が遮光状態でありかつ基準位置P0での受光結果が遮光状態である状態(以下、第一受光状態と称す。;ステップS101)では、リールローダ40に挿入されたキャリアテープ10が第二キャリアテープ10B及び第三キャリアテープ10C−2の何れかであると判定する(ステップS102)。
また、基準位置P0よりも第一間隔L1を1.5倍したピッチだけ逆方向戻し側である送り位置(以下、第一位置と称す。)P1では、キャリアテープ10が黒色の第二キャリアテープ10Bであるときは、投光部42d−1からの光がその第二キャリアテープ10Bの上面に遮られるので、受光結果が遮光状態になる。一方、キャリアテープ10が上記の第三キャリアテープ10C−2であるときは、投光部42d−1からの光がその第三キャリアテープ10Cの貫通穴14aを透過するので、受光結果が透過状態になる。
そこで、判定部53は、上記ステップS102の判定がなされたとき、第一位置P1での受光結果の状態判定を行う。そして、上記の第一受光状態かつ第一位置P1での受光結果が遮光状態である状態(以下、第二受光状態と称す。;ステップS103)では、リールローダ40に挿入されたキャリアテープ10が第二キャリアテープ10Bであると共に、そのキャリアテープ10における部品有キャビティ14の先頭位置Hが基準位置P0であると判定する(ステップS104)。また、上記の第一受光状態かつ第一位置P1での受光結果が透過状態である状態(以下、第三受光状態と称す。;ステップS105)では、リールローダ40に挿入されたキャリアテープ10が第三キャリアテープ10C−2であると共に、そのキャリアテープ10における部品有キャビティ14の先頭位置Hが第二位置P2であると判定する(ステップS106)。
また、基準位置P0よりも第一間隔L1の半分のピッチだけ順方向送り側である送り位置(以下、第三位置と称す。)P3では、キャリアテープ10が透明色の第一キャリアテープ10Aであるときは、投光部42d−1からの光がその第二キャリアテープ10Bの上面を透過するので、受光結果が透過状態になる。一方、キャリアテープ10が第三キャリアテープ10Cの何れであっても、投光部42d−1からの光がその第三キャリアテープ10Cのキャビティ14内の部品2に遮られるので、受光結果が遮光状態になる。
そこで、判定部53は、キャリアテープ10の始端S側からの送り過程で受光結果の状態判定を行う。そして、基準位置P0での受光結果が遮光状態でありかつ第三位置P3での受光結果が透過状態である状態(以下、第四受光状態と称す。;ステップS107)では、リールローダ40に挿入されたキャリアテープ10が第一キャリアテープ10Aであると共に、そのキャリアテープ10における部品有キャビティ14の先頭位置Hが基準位置P0であると判定する(ステップS108)。
また、判定部53は、第二位置P2での受光結果が透過状態であり、基準位置P0での受光結果が遮光状態であり、かつ第三位置P3での受光結果が遮光状態である状態(以下、第五受光状態と称す。;ステップS109)では、リールローダ40に挿入されたキャリアテープ10が第三キャリアテープ10C−1であると共に、そのキャリアテープ10における部品有キャビティ14の先頭位置Hが基準位置P0であると判定する(ステップS110)。
このように、キャリアテープ判定装置1によれば、送り部51によりキャリアテープ10が送り穴13の間隔L1の半分である半ピッチずつ順方向に送られる過程で得られる複数の送り位置P0,P1,P2,P3と受光部42d−2での受光結果との関係に基づいて、リールローダ40に挿入されたキャリアテープ10の種類及び部品有キャビティ14の先頭位置Hを判定することができる。
具体的には、そのキャリアテープ10が、キャビティ14の間隔L2が送り穴13の間隔L1と同じである黒色の第一キャリアテープ10A、キャビティ14の間隔L2が送り穴13の間隔L1と同じである透明色の第二キャリアテープ10B、及びキャビティ14の間隔L2が送り穴13の間隔L1の半分である第三キャリアテープ10Cのうちの何れであるかの種類判定を行うことができる。また、そのキャリアテープ10における部品有キャビティ14の先頭位置Hが基準位置P0であるか或いは第二位置P2であるかの判定を行うことができる。
上記の如くキャリアテープ10の種類及び部品有キャビティ14の先頭位置Hが判定されると、その判定結果に応じてキャリアテープ10の自動装填が実行され、その判定結果が部品2の頭出し、部品取出位置Dまでのピッチ送り、又はキャリアテープ10の照合などに用いられる。このため、キャリアテープ10の種類及び部品有キャビティ14の先頭位置Hに応じて、部品2の頭出し、部品取出位置Dまでのピッチ送り、又はキャリアテープ10の照合などを適切に実行させることが可能である。
キャリアテープ判定装置1においては、キャリアテープ10の種類及び先頭位置Hを判定するうえで、キャリアテープ10を案内するガイド42aの上方に配置されて光がZ方向に指向されキャリアテープ10の上面に照射される投光部42d−1を有する光電センサ50のみを用いる。すなわち、キャリアテープ10(特に、エンボステープ)の側方に配置されて光がY方向に指向されそのキャビティ形成部11aの側面に照射される投光部を有する光電センサを用いることは不要である。
このため、コンパクトな構成でキャリアテープ10の種類及び先頭位置Hを判定することができる。また、キャリアテープ10の種類判定に用いる光電センサ50を、部品2すなわち部品有キャビティ14を検知するためのセンサと兼用することができるため、キャリアテープ判定装置1の構成を簡素化することができる。
また、光電センサ50がキャリアテープ10の側方から光を照射しない。このため、エンボステープが4mmの第一又は第二キャリアテープ10A,10Bであるとき、テープ長手方向に隣り合う二つのキャビティ形成部11aの間隔が狭い構造やそれら二つのキャビティ形成部11aの側壁部の上部(すなわち、突出部11b,11c側)が繋がっている構造において、その二つのキャビティ形成部11aの間の部分を誤ってキャビティ形成部11aが存在するものと判定するのを回避することができる。従って、エンボステープの種類や先頭位置Hの判定の精度を向上させることができ、作業効率を上げることができる。
また、上記した二つのキャビティ形成部11aの間隔が狭い構造や二つのキャビティ形成部11aの側壁部の上部(すなわち、突出部11b,11c側)が繋がっている構造において、その二つのキャビティ形成部11aの間の部分を誤ってキャビティ形成部11aが存在するものと判定させないためには、受光部から送られる受光結果が遮光状態であるか或いは透過状態であるかを判定するための閾値を透過側に設定することが考えられる。しかし、この閾値設定では、投光部からの光が透明色のエンボステープのキャビティ形成部11aを透過してしまい、キャビティ形成部11aが存在するにもかかわらず存在しないと誤判定するおそれがある。
これに対して、キャリアテープ判定装置1においては、上記の閾値を透過側に設定することは不要であるので、キャビティ形成部11aが存在するにもかかわらず存在しないとの誤判定が生じるのを防止することができる。従って、この点でも、エンボステープの種類や先頭位置Hの判定の精度を向上させることができ、作業効率を上げることができる。
更に、キャリアテープ10の種類及び先頭位置Hを判定するうえで、送り部51によるキャリアテープ10の送りを、キャリアテープ10の始端S側から順方向に一定のピッチ(具体的には、送り穴13の間隔L1の半分である半ピッチ)ずつ実行すればよい。このため、キャリアテープ10の送り過程で進行方向を反転させることなどが不要であるので、簡易な制御でキャリアテープ10の送り動作を実現することが可能である。
ところで、上記の実施形態においては、送り制御部52により実行させるキャリアテープ10の送りの所定ピッチパターンが、キャリアテープ10の始端S側から順方向に送り穴13の間隔L1の半分である半ピッチずつである。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、送り制御部52によるキャリアテープ10の送りの所定ピッチパターンが、送り位置として少なくとも上記の基準位置P0、第一位置P1、第二位置P2、及び第三位置P3が含まれるものであればよい。
[第二実施形態]
この実施形態のキャリアテープ判定装置1は、図8に示すルーチンに代えて図9に示すルーチンを実行させることにより実現される。
具体的には、送り制御部52は、キャリアテープ10がテープ挿入口40aに差し込まれたと判定すると、モータ42cの駆動すなわち送り部51によるキャリアテープ10の送りを、所定ピッチパターンとして、まず、キャリアテープ10の始端S側から順方向に送り穴13の間隔L1と同じ一ピッチずつ実行させる(図9に示すルーチン中のステップS200)。この場合、光電センサ50の投光部42d−1の光は、第一長手方向位置PMのキャビティ14に照射される。そして、判定部53には、キャリアテープ10の始端S側から一ピッチずつ順に第一長手方向位置PMでの受光結果が供給される。
キャリアテープ10の種類や部品有キャビティ14の先頭位置Hが何れであっても、一旦そのキャリアテープ10の第一長手方向位置PMのキャビティ14で投光部42d−1からの光が遮られると、その位置は、第一長手方向位置PMのうちキャリアテープ10の始端S側から最初に投光部42d−1からの光が遮られて受光結果が遮光状態になる基準位置P0となる(ステップS201)。そして、上記した第一位置P1、第二位置P2、及び第三位置P3では、上記の如く、キャリアテープ10の種類や部品有キャビティ14の先頭位置Hに応じて受光結果が変わる。
そこで、送り制御部52は、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至った後は、まず、送り部51によるキャリアテープ10の送りを、上記の基準位置P0よりも送り穴13の間隔L1を1.5倍したピッチだけ逆方向戻し側に設定して、第一位置P1まで逆方向戻し動作を実行させる(ステップS202)。そして、判定部53は、第一位置P1での受光結果の状態判定を行う。その結果、基準位置P0での受光結果が遮光状態でありかつ第一位置P1での受光結果が遮光状態である状態(以下、第十一受光状態と称す。;ステップS203)では、キャリアテープ10が第二キャリアテープ10Bであると共に、部品有キャビティ14の先頭位置Hが基準位置P0であると判定する(ステップS204)。
次に、送り制御部52は、第一位置P1での受光結果が透過状態であるときは(ステップS205)、送り部51によるキャリアテープ10の送りを、上記の基準位置P0よりも送り穴13の間隔L1の半分である半ピッチだけ逆方向戻し側に設定して、第二位置P2まで順方向送り動作を実行させる(ステップS206)。そして、判定部53は、第二位置P2での受光結果の状態判定を行う。その結果、基準位置P0での受光結果が遮光状態であり、第一位置P1での受光結果が透過状態であり、かつ第二位置P2での受光結果が遮光状態である状態(以下、第十二受光状態と称す。;ステップS207)では、キャリアテープ10が第三キャリアテープ10C−2であると共に、部品有キャビティ14の先頭位置Hが第二位置P2であると判定する(ステップS208)。
次に、送り制御部52は、第二位置P2での受光結果が透過状態であるときは(ステップS209)、送り部51によるキャリアテープ10の送りを、上記の基準位置P0よりも送り穴13の間隔L1の半分である半ピッチだけ順方向送り側に設定して、第三位置P3まで順方向送り動作を実行させる(ステップS210)。そして、判定部53は、第三位置P3での受光結果の状態判定を行う。その結果、基準位置P0での受光結果が遮光状態であり、第一位置P1での受光結果が透過状態であり、第二位置P2での受光結果が透過状態であり、かつ第三位置P3での受光結果が遮光状態である状態(以下、第十三受光状態と称す。;ステップS211)では、キャリアテープ10が第三キャリアテープ10C−1であると共に、部品有キャビティ14の先頭位置Hが基準位置P0であると判定する(ステップS212)。
更に、判定部53は、基準位置P0での受光結果が遮光状態であり、第一位置P1での受光結果が透過状態であり、第二位置P2での受光結果が透過状態であり、かつ第三位置P3での受光結果が透過状態である状態(以下、第十四受光状態と称す。;ステップS213)では、リールローダ40に挿入されたキャリアテープ10が第一キャリアテープ10Aであると共に、そのキャリアテープ10における部品有キャビティ14の先頭位置Hが基準位置P0であると判定する(ステップS214)。
このように、キャリアテープ判定装置1によれば、送り部51によるキャリアテープ10の送りを、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至るまでは、キャリアテープの始端S側から順方向に送り穴13の第一間隔L1と同じ一ピッチずつ実行させる。また、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至った後は、キャリアテープ10の送り位置が第一位置P1、第二位置P2、及び第三位置P3にその順に切り替わるように実行させる。そして、各位置P0,P1,P2,P3での受光結果の関係に基づいて、リールローダ40に挿入されたキャリアテープ10の種類及び部品有キャビティ14の先頭位置Hを判定することができる。従って、上記の第一実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。
更に、この実施形態では、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至って基準位置P0が得られるまでは、キャリアテープ10の始端S側から一ピッチずつテープ送りを実行させて、第一長手方向位置PMでの受光結果のみを取得すれば十分である。すなわち、基準位置P0が得られるまでは、第二長手方向位置PHでの受光結果を取得することは不要である。
このため、キャリアテープ10の始端Sから部品有キャビティ14の先頭位置Hまでのすべてのキャビティ14での受光結果を取得する必要はなく、キャリアテープ10の種類や先頭位置Hの判定が完了するまでの時間を短縮することができる。特に、空キャビティ14の数が多くてキャリアテープ10の始端Sから部品有キャビティ14の先頭位置Hまでの距離が長いほど、その効果を発揮させることが可能である。
ところで、上記の実施形態においては、送り制御部52により実行させるキャリアテープ10の送りの所定ピッチパターンが、当初は、キャリアテープ10の始端S側から順方向に送り穴13の間隔L1と同じ一ピッチずつであり、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至った後は、送り位置が第一位置P1、第二位置P2、及び第三位置P3にその順で切り替わるものである。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至った後は、送り位置として第一位置P1、第二位置P2、及び第三位置P3が含まれるものであればよく、送り位置が任意の順で切り替わるものであってよい。
[第三実施形態]
この実施形態のキャリアテープ判定装置1は、図8に示すルーチンに代えて図10に示すルーチンを実行させることにより実現される。
具体的には、送り制御部52は、キャリアテープ10がテープ挿入口40aに差し込まれたと判定すると、モータ42cの駆動すなわち送り部51によるキャリアテープ10の送りを、所定ピッチパターンとして、キャリアテープ10の始端S側から順方向に送り穴13の間隔L1の半分である半ピッチずつ実行させる(図10に示すルーチン中のステップS300)。
黒色の第二キャリアテープ10Bでは、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至るまでは、第一長手方向位置PMでの受光結果が透過状態になりかつ第二長手方向位置PHでの受光結果が遮光状態になる。すなわち、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至るまでは、キャリアテープ10の半ピッチずつの送りで受光結果が透過状態と遮光状態とに交互に切り替わる。
そこで、判定部53は、キャリアテープ10の始端S側からの送り過程で受光結果の状態判定を行う。そして、キャリアテープ10の始端S側から第一長手方向位置PMでの受光結果が透過状態でありかつ第二長手方向位置PHでの受光結果が遮光状態であり(ステップS301)、その後に第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至った状態(以下、第二十一受光状態と称す。;ステップS302)では、キャリアテープ10が第二キャリアテープ10Bであると共に、先頭位置Hが基準位置P0であると判定する(ステップS303)。
部品有キャビティ14の先頭位置Hが第二長手方向位置PHである第三キャリアテープ10C−2では、第二長手方向位置PHでの受光結果が遮光状態に至るまでは、第二長手方向位置PHでの受光結果及び第一長手方向位置PMでの受光結果が共に透過状態になる。すなわち、第二長手方向位置PHでの受光結果が遮光状態に至るまでは、キャリアテープ10の半ピッチずつの送りで透過状態の受光結果が連続する。
そこで、判定部53は、キャリアテープ10の始端S側からの送り過程で受光結果の状態判定を行う。そして、キャリアテープ10の始端S側から第二テープ長手方向PHでの受光結果が透過状態でありかつ第一長手方向位置PMでの受光結果が透過状態であり(ステップS304)、その後に第二長手方向位置PHでの受光結果が遮光状態に至った状態(以下、第二十二受光状態と称す。;ステップS305)では、キャリアテープ10が第三キャリアテープ10C−2であると共に、先頭位置Hが第二位置P2であると判定する(ステップS306)。
透明色の第一キャリアテープ10Aでは、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至った後、第二長手方向位置PHでの受光結果が透過状態になる。
そこで、判定部53は、キャリアテープ10の始端S側からの送り過程で受光結果の状態判定を行う。そして、キャリアテープ10の始端S側から第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光であり(ステップS307)、その後に第二テープ長手方向PHでの受光結果が透過状態に至った状態(以下、第二十三受光状態と称す。;ステップS308)では、キャリアテープ10が第一キャリアテープ10Aであると共に、先頭位置Hが基準位置P0であると判定する(ステップS309)。
更に、部品有キャビティ14の先頭位置Hが第一長手方向位置PMである第三キャリアテープ10C−1では、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至るまでは、第二長手方向位置PHでの受光結果及び第一長手方向位置PMでの受光結果が共に透過状態になると共に、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至った後は、次の第二長手方向位置PHでの受光結果が遮光状態になる。
そこで、判定部53は、キャリアテープ10の始端S側からの送り過程で受光結果の状態判定を行う。そして、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至るまで、第一長手方向位置PMでの受光結果が透過状態でありかつ第二テープ長手方向PHでの受光結果が透過状態であり(ステップS310)、第一長手方向位置PMでの受光結果が遮光状態に至った後(ステップS311)、次の第二長手方向位置PHでの受光結果が遮光状態である状態(以下、第二十四受光状態と称す。;ステップS312)では、キャリアテープ10が第三キャリアテープ10C−1であると共に、先頭位置Hが基準位置P0であると判定する(ステップS313)。
このように、キャリアテープ判定装置1によれば、送り部51によりキャリアテープ10が送り穴13の間隔L1の半分である半ピッチずつ順方向に送られる過程で得られる複数の送り位置と光電センサ50の受光部42d−2での受光結果との関係に基づいて、リールローダ40に挿入されたキャリアテープ10の種類及び部品有キャビティ14の先頭位置Hを判定することができる。従って、上記の第一実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。
更に、キャリアテープ10の種類及び先頭位置Hの判定を行ううえで、送り部51によるキャリアテープ10の送りを、キャリアテープ10の始端S側から順方向に一定のピッチ(具体的には、送り穴13の間隔L1の半分である半ピッチ)ずつ実行すればよい。このため、上記の判定時にキャリアテープ10の送り過程で進行方向を反転させることなどが不要であるので、簡易な制御でキャリアテープ10の送り動作を実現することが可能である。
尚、上記の第一乃至第三実施形態においては、キャリアテープ10の種類として、第一キャリアテープ10Aと第二キャリアテープ10Bと第三キャリアテープ10Cとの三種類が用意されており、キャリアテープ10における部品有キャビティ14の先頭位置Hとして、第一長手方向位置PMと第二長手方向位置PHとの二種類が用意されている。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、キャリアテープ10の種類として四種類以上が用意されるものに適用することとしてもよいし、上記の先頭位置Hとして三種類以上が用意されるものに適用することとしてもよい。
また、上記の第一乃至第三実施形態においては、キャリアテープ判定装置1によりキャリアテープ10の種類や先頭位置Hを判定するうえで、光電センサ50をリールローダ40に固定し、キャリアテープ10を送り部51によりテープ長手方向に搬送して、キャリアテープ10を光電センサ50に対してテープ長手方向に送ることとしている。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、逆に、キャリアテープ10を固定したままで、光電センサ50をキャリアテープ10のテープ長手方向に搬送して、キャリアテープ10を光電センサ50に対して相対的にテープ長手方向に送ることとしてもよい。
更に、上記の第一乃至第三実施形態においては、キャリアテープ判定装置1をリールローダ40に組み込むこととしている。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、キャリアテープ判定装置1を、二本のキャリアテープ10を自動的に接合(スプライシング)するスプライシングユニットに組み込むことやキャリアテープ10を部品取出位置Dまで搬送するテープフィーダに組み込むこととしてもよい。この変形形態によれば、キャリアテープ10の種類及び部品有キャビティ14の先頭位置Hに応じて、二本のキャリアテープ10のスプライシングや部品取出位置Dへの部品2の供給を適切に行うことができる。
1:キャリアテープ判定装置、2:部品、10:キャリアテープ、10A:第一キャリアテープ、10B:第二キャリアテープ、10C,10C−1,10C−2:第三キャリアテープ、11:ベーステープ、12:トップテープ、13:送り穴、14:キャビティ、20:リール、30:テープフィーダ、40:リールローダ、42d,50:光電センサ、42d−1:投光部、42d−2:受光部、51:送り部、52:送り制御部、53:判定部。

Claims (16)

  1. テープ長手方向に第一間隔で設けられた送り穴と、前記送り穴に対してテープ幅方向に離れて配置されてテープ長手方向に第二間隔で設けられたキャビティと、を有するキャリアテープの種類、及び、前記キャビティの位置のうち前記キャリアテープの始端側からの部品が実際に収容されている先頭位置を判定するキャリアテープ判定装置であって、
    前記キャリアテープの表面に光を照射する投光部と、前記投光部から照射された光を受光する受光部と、を有する光電センサと、
    前記光電センサに対して前記キャリアテープをテープ長手方向に送る送り部と、
    前記送り部による前記キャリアテープの送りを所定ピッチパターンで実行させる送り制御部と、
    前記所定ピッチパターンで前記キャリアテープが送られる過程において得られる複数の送り位置と前記受光部での受光結果との関係に基づいて、前記キャリアテープの前記種類及び前記先頭位置を判定する判定部と、
    を備える、キャリアテープ判定装置。
  2. 前記キャビティは、テープ長手方向に隣り合う二つの前記送り穴の中間位置のものと同じテープ長手方向の位置に少なくとも設けられており、
    前記キャリアテープの前記種類は、前記第二間隔が前記第一間隔と同じである透明色の第一キャリアテープ、前記第二間隔が前記第一間隔と同じである黒色の第二キャリアテープ、及び前記第二間隔が前記第一間隔の半分である第三キャリアテープを含み、
    前記送り位置は、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じでありかつ前記キャリアテープの始端側から最初に前記受光結果が遮光状態になる基準位置と、前記基準位置よりも前記第一間隔を1.5倍したピッチだけ順方向送り側とは逆である逆方向戻し側である第一位置と、前記基準位置よりも前記第一間隔の半分のピッチだけ前記逆方向戻し側である第二位置と、前記基準位置よりも前記第一間隔の半分のピッチだけ前記順方向送り側である第三位置と、であり、
    前記判定部は、前記基準位置、前記第一位置、前記第二位置、及び前記第三位置で得られる前記受光結果の関係に基づいて、前記キャリアテープの前記種類及び前記先頭位置を判定する、請求項1に記載されたキャリアテープ判定装置。
  3. 前記判定部は、前記第二位置での前記受光結果が遮光状態でありかつ前記基準位置での前記受光結果が遮光状態である第一受光状態では、前記キャリアテープが前記第二キャリアテープ及び前記第三キャリアテープの何れかであると判定する、請求項2に記載されたキャリアテープ判定装置。
  4. 前記判定部は、前記第一受光状態かつ前記第一位置での前記受光結果が遮光状態である第二受光状態では、前記キャリアテープが前記第二キャリアテープであると共に、前記先頭位置が前記基準位置であると判定し、
    前記判定部は、前記第一受光状態かつ前記第一位置での前記受光結果が透過状態である第三受光状態では、前記キャリアテープが前記第三キャリアテープであると共に、前記先頭位置が前記第二位置であると判定する、請求項3に記載されたキャリアテープ判定装置。
  5. 前記判定部は、前記基準位置での前記受光結果が遮光状態でありかつ前記第三位置での前記受光結果が透過状態である第四受光状態では、前記キャリアテープが前記第一キャリアテープであると共に、前記先頭位置が前記基準位置であると判定する、請求項2乃至4の何れか一項に記載されたキャリアテープ判定装置。
  6. 前記判定部は、前記第二位置での前記受光結果が透過状態であり、前記基準位置での前記受光結果が遮光状態であり、かつ前記第三位置での前記受光結果が遮光状態である第五受光状態では、前記キャリアテープが前記第三キャリアテープであると共に、前記先頭位置が前記基準位置であると判定する、請求項2乃至5の何れか一項に記載されたキャリアテープ判定装置。
  7. 前記送り制御部は、前記送り部による前記送りを、前記所定ピッチパターンとして前記キャリアテープの始端側から順方向に前記第一間隔の半分である半ピッチずつ実行させる、請求項3乃至6の何れか一項に記載されたキャリアテープ判定装置。
  8. 前記判定部は、前記第一位置での前記受光結果が遮光状態でありかつ前記基準位置での前記受光結果が遮光状態である第十一受光状態では、前記キャリアテープが前記第二キャリアテープであると共に、前記先頭位置が前記基準位置であると判定する、請求項2に記載されたキャリアテープ判定装置。
  9. 前記判定部は、前記第一位置での前記受光結果が透過状態であり、前記第二位置での前記受光結果が遮光状態であり、かつ前記基準位置での前記受光結果が遮光状態である第十二受光状態では、前記キャリアテープが前記第三キャリアテープであると共に、前記先頭位置が前記第二位置であると判定する、請求項8に記載されたキャリアテープ判定装置。
  10. 前記判定部は、前記第一位置での前記受光結果が透過状態であり、前記第二位置での前記受光結果が透過状態であり、前記基準位置での前記受光結果が遮光状態であり、かつ前記第三位置での前記受光結果が遮光状態である第十三受光状態では、前記キャリアテープが前記第三キャリアテープであると共に、前記先頭位置が前記基準位置であると判定する、請求項9に記載されたキャリアテープ判定装置。
  11. 前記判定部は、前記第一位置での前記受光結果が透過状態であり、前記第二位置での前記受光結果が透過状態であり、前記基準位置での前記受光結果が遮光状態であり、かつ前記第三位置での前記受光結果が透過状態である第十四受光状態では、前記キャリアテープが前記第一キャリアテープであると共に、前記先頭位置が前記基準位置であると判定する、請求項10に記載されたキャリアテープ判定装置。
  12. 前記送り制御部は、前記送り部による前記送りを、前記所定ピッチパターンとして、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じ位置での前記受光結果が遮光状態に至るまでは、前記キャリアテープの始端側から順方向に前記第一間隔と同じ一ピッチずつ実行させると共に、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じ位置での前記受光結果が遮光状態に至った後は、前記送り位置が前記第一位置、前記第二位置、及び前記第三位置に所定順に切り替わるように実行させる、請求項8乃至11の何れか一項に記載されたキャリアテープ判定装置。
  13. 前記キャビティは、テープ長手方向に隣り合う二つの前記送り穴の中間位置のものと同じテープ長手方向の位置に少なくとも設けられており、
    前記キャリアテープの前記種類は、前記第二間隔が前記第一間隔と同じである黒色の第二キャリアテープを含み、
    前記送り制御部は、前記送り部による前記送りを、前記所定ピッチパターンとして前記キャリアテープの始端側から順方向に前記第一間隔の半分である半ピッチずつ実行させ、
    前記判定部は、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じ位置での前記受光結果が遮光状態に至るまで、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じ位置での前記受光結果が透過状態でありかつテープ長手方向の位置が前記送り穴のものと同じ位置での前記受光結果が遮光状態である第二十一受光状態では、前記キャリアテープが前記第二キャリアテープであると共に、前記先頭位置が、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じでありかつ前記キャリアテープの始端側から最初に前記受光結果が遮光状態に至った基準位置であると判定する、請求項1に記載されたキャリアテープ判定装置。
  14. 前記キャビティは、テープ長手方向に隣り合う二つの前記送り穴の中間位置のものと同じテープ長手方向の位置に少なくとも設けられており、
    前記キャリアテープの前記種類は、前記第二間隔が前記第一間隔の半分である第三キャリアテープを含み、
    前記送り制御部は、前記送り部による前記送りを、前記所定ピッチパターンとして前記キャリアテープの始端側から順方向に前記第一間隔の半分である半ピッチずつ実行させ、
    前記判定部は、テープ長手方向の位置が前記送り穴のものと同じ位置での前記受光結果が遮光状態に至るまで、テープ長手方向の位置が前記送り穴のものと同じ位置での前記受光結果が透過状態でありかつテープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じ位置での前記受光結果が透過状態である第二十二受光状態では、前記キャリアテープが前記第三キャリアテープであると共に、前記先頭位置が、テープ長手方向の位置が前記送り穴のものと同じでありかつ前記キャリアテープの始端側から最初に前記受光結果が遮光状態に至った第二位置であると判定する、請求項1又は13に記載されたキャリアテープ判定装置。
  15. 前記キャビティは、テープ長手方向に隣り合う二つの前記送り穴の中間位置のものと同じテープ長手方向の位置に少なくとも設けられており、
    前記キャリアテープの前記種類は、前記第二間隔が前記第一間隔と同じである透明色の第一キャリアテープを含み、
    前記送り制御部は、前記送り部による前記送りを、前記所定ピッチパターンとして前記キャリアテープの始端側から順方向に前記第一間隔の半分である半ピッチずつ実行させ、
    前記判定部は、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じ位置での前記受光結果が遮光状態に至った後、前記半ピッチだけ順方向送り側の位置での前記受光結果が透過状態である第二十三受光状態では、前記キャリアテープが前記第一キャリアテープであると共に、前記先頭位置が、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じでありかつ前記キャリアテープの始端側から最初に前記受光結果が遮光状態に至った基準位置であると判定する、請求項1、13、及び14の何れか一項に記載されたキャリアテープ判定装置。
  16. 前記キャリアテープの前記種類は、前記第二間隔が前記第一間隔の半分である第三キャリアテープを含み、
    前記判定部は、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じ位置での前記受光結果が遮光状態に至るまで、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じ位置での前記受光結果が透過状態でありかつテープ長手方向の位置が前記送り穴のものと同じ位置での前記受光結果が透過状態であると共に、テープ長手方向の位置が前記中間位置のものと同じ位置での前記受光結果が遮光状態に至った後、前記半ピッチだけ順方向送り側の位置での前記受光結果が遮光状態である第二十四受光状態では、前記キャリアテープが前記第三キャリアテープであると共に、前記先頭位置が前記基準位置であると判定する、請求項15に記載されたキャリアテープ判定装置。
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