JPWO2013179423A1 - エレベーターの巻上機台及びエレベーター装置 - Google Patents

エレベーターの巻上機台及びエレベーター装置 Download PDF

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Abstract

巻上機台(13)は、上部材(20)、下部材(18)、下部材(19)、第1ボルト、第2ボルトを備える。上部材(20)は、巻上機(7)を支持するためのものである。下部材(18)に、上部材(20)を固定するための複数の取付孔(25)が形成される。下部材(19)に、上部材(20)を固定するための複数の取付孔(30)が形成される。第1ボルトは、取付孔(25)を貫通し、上部材(20)を下部材(18)に固定する。第2ボルトは、取付孔(30)を貫通し、上部材(20)を下部材(19)に固定する。上部材(20)は、取付孔(25)の数よりも少ない数の第1ボルトを使用して下部材(18)に固定される。また、上部材(20)は、取付孔(30)の数よりも少ない数の第2ボルトを使用して下部材(19)に固定される。

Description

この発明は、エレベーターの巻上機を支持するための巻上機台と、巻上機台を備えたエレベーター装置とに関するものである。
特許文献1乃至3に、エレベーター巻上機を支持するための装置が記載されている。
巻上機を支持するための装置には、種々の機能が要求される。例えば、巻上機を安定的に保持する機能が、支持装置に要求される。特許文献1乃至3に記載された装置では、複数の鋼材を溶接やボルトによって固定し、上記機能を実現している。
日本実開昭58−137681号公報 日本特開平7−81861号公報 日本特開2007−70082号公報
昇降路内におけるかごとつり合いおもりとの位置関係(配置)は、エレベーターのレイアウト設計によって決定される。その位置関係を決定する際には、建築設計の関係者から様々な要求がなされる。エレベーターの巻上機及びそらせ車は、かごの吊り位置及びつり合いおもりの吊り位置に合わせて適切に配置しなければならない。
従来では、巻上機及びそらせ車の配置に合わせて支持装置を製作していたため、多くの種類の支持装置を製作しなければならなかった。支持装置を製作する場合は、工期を短期化するために、事前に生産しておく仕込み生産を行う場合が多い。かかる場合、倉庫に保管する部材の数や種類が増えてしまう。このため、広い保管場所が必要になり、保管に関する管理コストが増えてしまうといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、製作及び保管する部材や部品の種類を大幅に低減させることができるエレベーターの巻上機台を提供することである。
また、他の目的は、このような巻上機台を備えたエレベーター装置を提供することである。
この発明に係るエレベーターの巻上機台は、エレベーター巻上機を支持するための第1部材と、第1部材を固定するための複数の第1取付孔が形成され、複数の第1取付孔が、所定の方向に1列に配置された第2部材と、第1部材を固定するための複数の第2取付孔が形成され、複数の第2取付孔が、第1取付孔の列と同じ方向に1列に配置された第3部材と、第1取付孔を貫通し、第1部材を第2部材に固定する第1ボルトと、第2取付孔を貫通し、第1部材を第3部材に固定する第2ボルトと、を備え、第1部材は、第1取付孔の数よりも少ない数の第1ボルトを使用して第2部材に固定され、第2取付孔の数よりも少ない数の第2ボルトを使用して第3部材に固定されたものである。
この発明に係るエレベーター装置は、上記巻上機台と、巻上機台に支持された巻上機と、巻上機の駆動綱車に巻き掛けられた主ロープと、主ロープによって昇降路内に吊り下げられたかご及びつり合いおもりと、を備えたものである。
この発明によれば、製作及び保管する部材や部品の種類を大幅に低減させることができるようになる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の要部を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター巻上機の支持装置の要部を示す平面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター巻上機の支持装置の要部を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター巻上機の支持装置の要部を示す側面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の要部を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の下部材を示す底面図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の上部材を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の取付部材を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の取付部材を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の機能を説明するための図である。 図10に示す巻上機台の平面図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の機能を説明するための図である。 図12に示す巻上機台の平面図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の機能を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の機能を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の機能を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の機能を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の下部材の他の例を示す正面図である。 図18に示す下部材の側面図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の配置例を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の配置例を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における支持装置の配置例を示す平面図である。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図において、同一又は相当する部分には、同一の符号を付している。重複する説明については、適宜簡略化或いは省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の要部を示す正面図である。
図1において、1はエレベーターの昇降路、2はエレベーターの機械室である。昇降路1は、ビルの各階を貫通するように形成される。機械室2は、昇降路1の上方に形成される。3は床部である。床部3の上面は、機械室2の床面を形成する。床部3の下面は、例えば、昇降路1の天井面を形成する。
4はエレベーターのかご、5はエレベーターのつり合いおもりである。かご4は、昇降路1内を昇降する。かご4とつり合いおもり5とは、主ロープ6により、昇降路1内に吊り下げられる。例えば、かご4の上部に、主ロープ6の一端部が連結される。主ロープ6の他端部は、つり合いおもり5の上部に連結される。
図1では、1:1ローピング方式を示している。他のローピング方式(例えば、2:1ローピング方式)については、図示及び説明を省略する。
7はエレベーターの巻上機である。巻上機7は、かご4を駆動(上昇及び下降)させるための装置である。巻上機7は、支持装置8を介して、機械室2に設けられる。巻上機7は、駆動綱車9を備える。主ロープ6は、一部が、駆動綱車9に巻き掛けられる。主ロープ6は、駆動綱車9に巻き掛けられた部分から下方に延び、この駆動綱車9から下方に延びた部分の端部が、かご4に接続される。主ロープ6の他の一部は、そらせ車10に巻き掛けられる。主ロープ6は、そらせ車10に巻き掛けられた部分から下方に延び、このそらせ車10から下方に延びた部分の端部がつり合いおもり5に接続される。駆動綱車9が回転すると、主ロープ6がその長手に移動する。かご4は、主ロープ6の移動方向に応じた方向に、昇降路1内を昇降する。つり合いおもり5は、かご4とは逆方向に昇降路1内を昇降する。
支持装置8は、巻上機7を支持するための装置である。支持装置8は、その要部が、例えば、機械台11、防振装置12、巻上機台13により構成される。
支持装置8は、種々の機能を備える。例えば、支持装置8は、巻上機7及びそらせ車10から受ける力を分散させ、床部3及び建築梁(図示せず)を介してビル側に伝える機能を備える。また、支持装置8は、巻上機7を所定の水平度で安定的に保持する機能を備える。支持装置8は、巻上機7から床部3及び建築梁(図示せず)を介してビルに伝わる振動を低減させる機能を備える。支持装置8は、駆動綱車9を所定の高さに配置する機能を備える。
更に、支持装置8は、かご4の吊り位置とつり合いおもり5の吊り位置とに合わせて、巻上機7の位置を適切に設定することができるように構成されている。
以下に、図2乃至図22も参照し、支持装置8の構成及び機能について、具体的に説明する。
以下においては、一例として、既設のエレベーターをリニューアルした時の構成について説明する。ビルにエレベーターを新設した時の構成については、以下の記載に基づいて容易に理解できるため、その説明は省略する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター巻上機の支持装置の要部を示す平面図である。図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター巻上機の支持装置の要部を示す正面図である。図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター巻上機の支持装置の要部を示す側面図である。
機械台11は、機械室2の床部3に固定される。機械台11は、例えば、溶接によって、或いは、ボルト(例えば、アンカーボルト)を使用して、床部3に固定される。アンカーボルトを使用して機械台11を床部3に固定した場合は、機械室2の床面を平坦にするため、床部3の上に軽量コンクリートを流し込んで固めても良い。かかる場合、機械台11の下部が軽量コンクリートによって覆われても良い。
図1では、浮かせ台(図示せず)を使用して、機械台11を床部3に固定した場合を一例として示している。浮かせ台を使用することにより、床部3の上面から浮かせた状態で、機械台11を床部3に固定することができる。
機械台11は、例えば、断面がH形(或いは、I形・C形)を呈する2本の鋼材14及び15を備える。図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の要部を示す平面図である。図5は、かご4及びつり合いおもり5に対する鋼材14及び15の配置例を示している。図5に示すエレベーターでは、つり合いおもり5が、かご4と一側の昇降路壁との間を通過する。
機械室2の床部3には、かご4の吊り位置の直上部に、ロープ孔16が形成される。主ロープ6のうち、かご4から駆動綱車9に至る部分が、ロープ孔16を貫通する。機械室2の床部3には、つり合いおもり5の吊り位置の直上部に、ロープ孔17が形成される。主ロープ6のうち、つり合いおもり5からそらせ車10に至る部分が、ロープ孔17を貫通する。鋼材14及び15は、ロープ孔16及び17の両側に、水平且つ平行に配置される。即ち、鋼材14及び15の間(延長線上の間も含む)に、ロープ孔16及び17が配置される。
エレベーターをリニューアルする場合は、既設のかご4及び既設のつり合いおもり5を、そのまま使用することが多い。かご4の吊り位置及びつり合いおもり5の吊り位置を変更しなければ、ロープ孔16及び17、機械台11についても、既設のものをそのまま使用することができる。一方、エレベーターをリニューアルする場合は、巻上機7を新規のものに交換することが多い。かかる場合は、巻上機台13及び防振装置12を新規のものに交換する必要がある。
巻上機台13は、巻上機7を支持するための装置である。巻上機台13は、防振装置12を介して、機械台11に固定される。巻上機7は、巻上機台13に形成された所定の固定面に固定される。そらせ車10は、回転軸が駆動綱車9の回転軸に対して平行になるように、巻上機台13に回転自在に設けられる。
巻上機台13は、例えば、下部材18及び19、上部材20、取付部材21及び22を備える。
下部材18(第2部材)は、例えば、長尺の鋼材23と、複数の補強材24とから構成される。
鋼材23は、断面が、例えばコ字状を呈し、側方に開口する。鋼材23は、上面に、複数の取付孔25(第1取付孔)が形成される。取付孔25は、上部材20を鋼材23(下部材18)に固定するための孔である。図2では、符号25が一部の取付孔にしか付されていないが、取付孔25は、鋼材23の長手に沿って(長手方向に)、等間隔で1列に配置される。鋼材23は、上面に、複数の取付孔26が形成される。取付孔26も、上部材20を鋼材23に固定するための孔である。取付孔26は、鋼材23の長手に沿って、等間隔で1列に配置される。取付孔26の列は、取付孔25の列に対して平行に配置される。
鋼材23は、下面に、複数の取付孔27(第5取付孔)が形成される。取付孔27は、防振装置12を鋼材23(下部材18)に固定するための孔である。図6はこの発明の実施の形態1における支持装置の下部材を示す底面図である。図6では、符号27が一部の取付孔にしか付されていないが、取付孔27は、鋼材23の長手に沿って(長手方向に)、等間隔で1列に配置される。図6には、所定の間隔を空けて、取付孔27を2列に配置した場合を示している。
補強材24は、例えば、板状を呈する。補強材24は、溶接により、鋼材23に固定される。補強材24は、鋼材23の内側に形成された空間に、直立した状態で配置される。補強材24は、上部材20を固定する時に邪魔になることがないように、取付孔25及び26から所定距離離れた位置に配置される。
下部材18の構成(例えば、鋼材23の形状、補強材24の形状や取付位置)は、上記に限定されない。下部材18は、必要な機能を備えていれば、他の構成を有していても構わない。
下部材19(第3部材)は、下部材18に対して線対称な構成を有する。下部材19は、下部材18と同じ高さに、下部材18に対して平行に配置される。下部材19は、例えば、長尺の鋼材28と、複数の補強材29とから構成される。
鋼材28は、断面が、例えばコ字状を呈し、側方に開口する。鋼材28は、上面に、複数の取付孔30(第2取付孔)が形成される。取付孔30は、上部材20を鋼材28(下部材19)に固定するための孔である。図2では、符号30が一部の取付孔にしか付されていないが、取付孔30は、鋼材28の長手に沿って(長手方向に)、等間隔で1列に配置される。鋼材28に形成された取付孔30の列は、鋼材23に形成された取付孔25の列に対して平行に配置される。鋼材28は、上面に、複数の取付孔31が形成される。取付孔31も、上部材20を鋼材28に固定するための孔である。取付孔31は、鋼材28の長手に沿って、等間隔で1列に配置される。取付孔31の列は、取付孔30の列に対して平行に配置される。
鋼材28は、下面に、複数の取付孔32(第6取付孔)が形成される。取付孔32は、防振装置12を鋼材28(下部材19)に固定するための孔である。図6では、符号32が一部の取付孔にしか付されていないが、取付孔32は、鋼材28の長手に沿って(長手方向に)、等間隔で1列に配置される。鋼材28に形成された取付孔32の列は、鋼材23に形成された取付孔27の列に対して平行に配置される。図6には、所定の間隔(例えば、取付孔27の列の間隔と同じ間隔)を空けて、取付孔32を2列に配置した場合を示している。
補強材29は、例えば、板状を呈する。補強材29は、溶接により、鋼材28に固定される。補強材29は、鋼材28の内側に形成された空間に、直立した状態で配置される。補強材29は、上部材20を固定する時に邪魔になることがないように、取付孔30及び31から所定距離離れた位置に配置される。
下部材19の構成(例えば、鋼材28の形状、補強材29の形状や取付位置)は、上記に限定されない。下部材19は、必要な機能を備えていれば、他の構成を有していても構わない。
上部材20(第1部材)は、巻上機7が固定される部分である。上部材20の上面は、巻上機7を固定するための固定面を形成する。上部材20は、下部材18及び19の双方に固定される。
図7はこの発明の実施の形態1における支持装置の上部材を示す平面図である。
上部材20は、例えば、所定の長さを有する鋼材33、34、35と、板状の補強材36、37、38とが、溶接によって一体的に固定されたものからなる。
鋼材33は、断面が、例えばコ字状(J字状)を呈し、側方に開口する。鋼材33は、その長手と下部材18の長手(下部材19の長手)とのなす角が、約90度となるように配置される。鋼材33は、下部材18の上面と下部材19の上面との双方に載せられるように配置される。
鋼材33は、一端部の下面に、複数の取付孔39が形成される。取付孔39は、上部材20を鋼材23(下部材18)に固定するための孔である。取付孔39は、取付孔25と同じ間隔で形成される。40は、鋼材33の一端部を鋼材23に固定するためのボルトである。鋼材33は、一端部が、鋼材23の上面に載せられる。ボルト40は、取付孔39と取付孔25とを貫通する。ボルト40は、ねじ部が、取付孔25の下方で、ナット41(めねじが形成された部材)に締め付けられる。
鋼材33は、他端部の下面に、複数の取付孔42が形成される。取付孔42は、上部材20を鋼材28(下部材19)に固定するための孔である。取付孔42は、取付孔30と同じ間隔で形成される。43は、鋼材33の他端部を鋼材28に固定するためのボルトである。鋼材33は、他端部が、鋼材28の上面に載せられる。ボルト43は、取付孔42と取付孔30とを貫通する。ボルト43は、ねじ部が、取付孔30の下方で、ナット(図示せず)に締め付けられる。
補強材36は、鋼材33の中央部に固定される。補強材36は、鋼材33の内側に形成された空間に、直立した状態で配置される。
鋼材34は、断面が、例えばコ字状(J字状)を呈し、側方に開口する。鋼材34は、鋼材33に対して平行に配置される。即ち、鋼材34の長手と下部材18の長手(下部材19の長手)とは、ほぼ直角をなす。鋼材34は、下部材18の上面と下部材19の上面との双方に載せられるように配置される。
鋼材34は、一端部の下面に、複数の取付孔44が形成される。取付孔44は、上部材20を鋼材23(下部材18)に固定するための孔である。取付孔44は、取付孔25と同じ間隔で形成される。45は、鋼材34の一端部を鋼材23に固定するためのボルトである。鋼材34は、一端部が、鋼材23の上面に載せられる。ボルト45は、取付孔44と取付孔25とを貫通する。ボルト45は、ねじ部が、取付孔25の下方で、ナット46(めねじが形成された部材)に締め付けられる。
特許請求の範囲における第1ボルトは、本実施の形態において、ボルト40及び45により構成される。
鋼材34は、他端部の下面に、複数の取付孔47が形成される。取付孔47は、上部材20を鋼材28(下部材19)に固定するための孔である。取付孔47は、取付孔30と同じ間隔で形成される。48は、鋼材34の他端部を鋼材28に固定するためのボルトである。鋼材34は、他端部が、鋼材28の上面に載せられる。ボルト48は、取付孔47と取付孔30とを貫通する。ボルト48は、ねじ部が、取付孔30の下方で、ナット(図示せず)に締め付けられる。
特許請求の範囲における第2ボルトは、本実施の形態において、ボルト43及び48により構成される。
鋼材34は、下面に、複数の取付孔49(第4取付孔)が形成される。取付孔49は、そらせ車10を支持するために形成された孔である。取付孔49の使用方法については、後述する。
補強材37は、鋼材34の中央部に固定される。補強材37は、鋼材34の内側に形成された空間に、直立した状態で配置される。
鋼材35は、断面が、例えばコ字状を呈し、側方に開口する。鋼材35は、その長手が、下部材18の長手(下部材19の長手)に対して平行に配置される。鋼材33は、他端部が鋼材35に溶接によって固定される。鋼材34は、他端部が鋼材35に溶接によって固定される。
鋼材35は、下面に、複数の取付孔50が形成される。取付孔50は、上部材20を鋼材28(下部材19)に固定するための孔である。取付孔50は、取付孔31と同じ間隔で、1列に形成される。51は、鋼材35を鋼材28に固定するためのボルトである。鋼材35は、鋼材28の上面に載せられるように配置される。ボルト51は、取付孔50と取付孔31とを貫通する。ボルト51は、ねじ部が、取付孔31の下方で、ナット(図示せず)に締め付けられる。
補強材38は、鋼材35の端部に固定される。補強材38は、鋼材35の内側に形成された空間に、直立した状態で配置される。
上部材20の構成(例えば、各鋼材の形状、各補強材の形状や取付位置)は、上記に限定されない。上部材20は、必要な機能を備えていれば、他の構成を有していても構わない。
上部材20が複数の鋼材を備える場合は、上部材20の上面(固定面)を板材52によって形成しても良い。かかる場合、板材52は、上部材20を構成する各鋼材に溶接固定される。このような構成であれば、固定面に高い平坦度を備えさせることができ、巻上機7を所定の水平度で安定的に保持することができる。
取付部材21(第5部材)及び取付部材22(第4部材)は、そらせ車10を支持するためのものである。そらせ車10の軸は、一対の支持部材53によって回転自在に支持される。支持部材53は、取付部材21及び22に固定される。
図8はこの発明の実施の形態1における支持装置の取付部材を示す平面図である。図8は、取付部材21を示している。
取付部材21は、下部材18及び19の双方に固定される。取付部材21は、下部材18(下部材19)の一方の端部寄りに配置される。取付部材21は、例えば、所定の長さを有する鋼材54と、板状の補強材55とから構成される。
鋼材54は、強度を高く保つことを目的として、例えば、L字状の断面を呈する。鋼材54は、その長手と下部材18の長手(下部材19の長手)とのなす角が、約90度となるように配置される。鋼材54は、下部材18の一端部の上面と下部材19の一端部の上面との双方に載せられるように配置される。
鋼材54は、一端部の下面に、取付孔56が形成される。取付孔56は、取付部材21を鋼材23(下部材18)に固定するための孔である。57は、鋼材54の一端部を鋼材23に固定するためのボルトである。鋼材54は、一端部が、鋼材23の一端部の上面に載せられる。ボルト57は、取付孔56と、鋼材23の最も一端部寄りに配置された取付孔25とを貫通する。ボルト57は、ねじ部が、取付孔56の上方で、ナット58に締め付けられる。
鋼材54は、他端部の下面に、取付孔59が形成される。取付孔59は、取付部材21を鋼材28(下部材19)に固定するための孔である。60は、鋼材54の他端部を鋼材28に固定するためのボルトである。鋼材54は、他端部が、鋼材28の一端部の上面に載せられる。ボルト60は、取付孔59と、鋼材28の最も一端部寄りに配置された取付孔30とを貫通する。ボルト60は、ねじ部が、取付孔59の上方で、ナット61に締め付けられる。
鋼材54は、そらせ車10の直上部に、切り欠き部62が形成される。切り欠き部62は、主ロープ6のうち、鋼材54に最も接近する部分の方向を向いて開口する。切り欠き部62は、主ロープ6が取付部材21に接触することを防止するためのものである。主ロープ6のうち、駆動綱車9からそらせ車10に至る部分が、切り欠き部62を通過する。
図では、切り欠き部62は、巻上機台13に対して外向きに形成されている。これは、一例を示すものである。主ロープ6が鋼材54の取付部材22側を通過する場合は、主ロープ6の配置に合わせて内側に開口するように、切り欠き部62を形成すれば良い。
鋼材54は、下部材18及び19間に配置される部分の下面に、複数の取付孔63が形成される。取付孔63は、そらせ車10を支持するために使用される孔である。取付孔63は、支持部材53を取付部材21に固定するために使用される。64は支持部材53を鋼材54に固定するためのボルトである。ボルト64は、取付孔63を貫通し、ねじ部が支持部材53に締め付けられる。
補強材55は、鋼材54に固定される。補強材55は、切り欠き部62の両側に配置される。補強材55は、鋼材54の強度に合わせて、必要な枚数を鋼材54に固定すれば良い。例えば、鋼材54だけで十分な強度が確保できれば、補強材55を設けなくても構わない。かかる場合は、十分な強度を確保するため、鋼材54を厚みを増した平板で形成しても良い。
図9はこの発明の実施の形態1における支持装置の取付部材を示す平面図である。図9は、取付部材22を示している。
取付部材22は、下部材18及び19の双方に固定される。取付部材22は、取付部材21や上部材20の鋼材34に対して平行に配置される。取付部材22は、取付部材21の上部材20側に配置される。取付部材22は、例えば、所定の長さを有する鋼材65と、板状の補強材66とから構成される。
鋼材65は、強度を高く保つことを目的として、例えば、L字状の断面を呈する。鋼材65は、その長手と下部材18の長手(下部材19の長手)とのなす角が、約90度となるように配置される。鋼材65は、下部材18の上面と下部材19の上面との双方に載せられるように配置される。
鋼材65は、一端部の下面に、取付孔67が形成される。取付孔67は、取付部材22を鋼材23(下部材18)に固定するための孔である。68は、鋼材65の一端部を鋼材23に固定するためのボルト(第3ボルト)である。鋼材65は、一端部が、鋼材23の上面に載せられる。ボルト68は、取付孔25と取付孔67とを貫通する。ボルト68は、ねじ部が、取付孔67の上方で、ナット69に締め付けられる。
鋼材65は、他端部の下面に、取付孔70が形成される。取付孔70は、取付部材22を鋼材28(下部材19)に固定するための孔である。71は、鋼材65の他端部を鋼材28に固定するためのボルト(第4ボルト)である。鋼材65は、他端部が、鋼材28の上面に載せられる。ボルト71は、取付孔30と取付孔70とを貫通する。ボルト71は、ねじ部が、取付孔70の上方で、ナット72に締め付けられる。
鋼材65は、下部材18及び19間に配置される部分の下面に、複数の取付孔73(第3取付孔)が形成される。取付孔73は、そらせ車10を支持するために使用される孔である。具体的に、取付孔73は、支持部材53を取付部材22に固定するために使用される。74は支持部材53を鋼材65に固定するためのボルトである。ボルト74は、取付孔73を貫通し、ねじ部が支持部材53に締め付けられる。
補強材66は、鋼材65に固定される。補強材66は、鋼材65の強度に合わせて、必要な枚数を鋼材65に固定すれば良い。例えば、鋼材65だけで十分な強度が確保できれば、補強材66を設けなくても構わない。かかる場合は、十分な強度を確保するため、鋼材65を厚みを増した平板で形成しても良い。
巻上機台13は、上述したように、防振装置12を介して、機械台11に固定される。機械台11の鋼材14の上面に、例えば、2つの防振装置12が設けられる。防振装置12は、ボルトやクリップを使用して、鋼材14に固定される。同様に、機械台11の鋼材15の上面に、例えば、2つの防振装置12が設けられる。防振装置12は、ボルトやクリップを使用して、鋼材15に固定される。防振装置12は、かご4の吊り位置やつり合いおもり5の吊り位置に合わせて、所定の間隔で配置される。
鋼材14の上面に設けられた防振装置12に、巻上機台13の下部材18が設けられる。下部材18は、鋼材14の上方で、鋼材14に対して平行に配置される。下部材18は、鋼材14に設けられた防振装置12の上面に載せられる。防振装置12に、例えば、上方に突出するねじ棒75が備えられる。鋼材14に設けられた防振装置12のねじ棒75は、取付孔27を貫通する。取付孔27の上方で、ねじ棒75にナット76が締め付けられる。
鋼材15の上面に設けられた防振装置12に、巻上機台13の下部材19が設けられる。下部材19は、鋼材15の上方で、鋼材15に対して平行に配置される。下部材19は、鋼材15に設けられた防振装置12の上面に載せられる。鋼材15に設けられた防振装置12のねじ棒75は、取付孔32を貫通する。取付孔32の上方で、ねじ棒75にナット77が締め付けられる。
上記構成を有する支持装置8では、巻上機台13の上部材20が下部材18及び19間に掛け渡されている。このため、巻上機7から受ける力を、上部材20と下部材18及び19とを介して、機械台11の鋼材14及び15の双方に伝えることができる。同様に、巻上機台13の取付部材21及び22は、下部材18及び19間に掛け渡される。このため、そらせ車10から受ける力を、取付部材21及び22と下部材18及び19とを介して、機械台11の鋼材14及び15の双方に伝えることができる。巻上機7及びそらせ車10から受ける力を分散させてビル側に伝えることができる。
エレベーターでは、かご4の運転を開始する時に、主ロープ6に張力変動が生じる。この張力変動は、巻上機7を振動させる原因となり得る。また、巻上機7自体にも、振動の発生要因が存在する。例えば、駆動綱車9を駆動するためのモータのトルクリップルが原因となり、巻上機7に振動が発生する。巻上機7に減速器が備えられている場合は、減速器のバックラッシュが原因となり、巻上機7に振動が発生する。支持装置8では、巻上機台13が、防振装置12を介して、機械台11に設けられている。このため、巻上機台13と防振装置12との組み合わせ(ばね及び質量系)により、巻上機7からビルに伝わる振動を適切に低減させることができる。
次に、巻上機7を適切な位置に設置するための方法について説明する。
かご4の吊り位置とつり合いおもり5の吊り位置との水平方向距離(以下、「CC寸法」ともいう)は、エレベーターの型式によって異なる。エレベーターをリニューアルする場合は、既設エレベーターのCC寸法に合わせて、(新規の)巻上機7とそらせ車10とを適切な位置に配置しなければならない。
図10はこの発明の実施の形態1における支持装置の機能を説明するための図である。図10は、図1に示すエレベーターよりCC寸法が短いエレベーターに、巻上機7を設置した時の構成を示している。図11は、図10に示す巻上機台の平面図である。
巻上機台13の下部材18に、上部材20を取り付けるための多数の取付孔25が形成されている。例えば、取付孔25は、距離D毎に、下部材18の上面に形成される。取付孔39及び44は、隣り合う孔の距離がDとなるように、上部材20に1列に形成される。このため、ボルト40及び45を使用することにより、上部材20(の一端部側)を下部材18に対して、距離D毎の任意の位置に固定することができる。
巻上機台13の下部材19に、上部材20を取り付けるための多数の取付孔30が形成されている。例えば、取付孔30は、距離D毎に、下部材19の上面に形成される。取付孔42及び47は、隣り合う孔の距離がDとなるように、上部材20に1列に形成される。このため、ボルト43及び48を使用することにより、上部材20(の他端部側)を下部材19に対して、距離D毎の任意の位置に固定することができる。
下部材18及び19の位置を適切に合わせれば、上部材20を、下部材18及び19に対して、距離D毎の任意の位置に固定することができる。このため、エレベーターをリニューアルする場合は、図10示すA点とB点との水平方向距離が、エレベーターのCC寸法に最も近くなるように、使用する取付孔25及び30を適切に選択して、上部材20を下部材18及び19に固定すれば良い。A点は、主ロープ6がかご4に向けて駆動綱車9から離れる位置である。B点は、主ロープ6がつり合いおもり5に向けてそらせ車10から離れる位置である。
床部3に形成されるロープ孔16は、据付誤差等を考慮して、予め大きめに形成されている。このため、ロープ孔16を通過する主ロープ6が僅かに傾いていても、エレベーターの運行に問題が生じることはない。ロープ孔17についても同様のことが言える。つまり、CC寸法が一定の範囲内にあるエレベーターに関しては、同じ取付孔25及び30を使用して、上部材20を下部材18及び19に取り付ける。
例えば、巻上機7の取付位置を、以下のように設定する。
(I)α<CC寸法≦α+Dの場合
巻上機7とそらせ車10とが最も接近するように、上部材20を固定する。αは、最小設定値である。最小設定値αは、CC寸法が最も小さいエレベーターの型式に応じて、適切な値が予め設定される。この時、図10示すA点とB点との水平方向距離は、例えば、α+D/2となる。
(II)α+D<CC寸法≦α+2Dの場合
巻上機7が、そらせ車10から、(I)の場合よりも更に距離Dだけ水平方向に離れる位置に、上部材20を固定する。この時、図10示すA点とB点との水平方向距離は、例えば、α+3D/2となる。
(III)α+2D<CC寸法≦α+3Dの場合
巻上機7が、そらせ車10から、(II)の場合よりも更に距離Dだけ水平方向に離れる位置に、上部材20を固定する。この時、図10示すA点とB点との水平方向距離は、例えば、α+5D/2となる。
以下、CC寸法がα+3Dよりも大きい場合も、上記と同様の条件で、上部材20を固定する。
取付孔25や取付孔30の間隔である距離Dは、ロープ孔16の径の現状や既設エレベーターのCC寸法の現状を調査したり、巻上機台13に必要となる強度を考慮したりして、適切な値に設定すれば良い。最小設定値α、距離Dを適切な値に設定することにより、ほぼ全ての型式のエレベーターのCC寸法に対して、巻上機台13を適用することができる。
上記は、取付孔25及び30をそれぞれ等間隔に形成する場合の説明である。取付孔25及び30を不均一な間隔で形成しても良いことは言うまでもない。
取付孔25の数は、取付孔39及び44の総数より多い。このため、ボルト40及び45の総数は、取付孔25の数より少ない。上部材20が下部材18に適切に固定されても、一部の取付孔25にボルトは取り付けられない。一部の取付孔25は、開口したままである。同様に、取付孔30の数は、取付孔42及び47の総数より多い。このため、ボルト43及び48の総数は、取付孔30の数より少ない。上部材20が下部材19に適切に固定されても、一部の取付孔30にボルトは取り付けられない。一部の取付孔30は、開口したままである。
上部材20の固定面に固定される巻上機7は、どの取付孔25及び30を使用して、上部材20の一端部側が下部材18に、他端部側が下部材19に固定されても、同じ高さで同じ方向を向くように配置される。ここで、「同じ方向を向く」とは、巻上機7を構成する駆動綱車9の回転軸が同じ方向を向く(平行に配置される)ことを意味する。即ち、取付孔25及び30を使用して上部材20を下部材18及び19に取り付けることにより、巻上機7の配置を、巻上機7が平行移動するように変化させることができる。
図12はこの発明の実施の形態1における支持装置の機能を説明するための図である。図12は、図10に示すエレベーターよりCC寸法が更に短いエレベーターに、巻上機7を設置した時の構成を示している。具体的に、図12は、巻上機7をそらせ車10に最も接近させた時の構成を示している。図13は、図12に示す巻上機台の平面図である。
図12及び図13に示す構成では、取付部材22を使用せず、上部材20によってそらせ車10を支持している。上部材20の取付孔49は、取付部材22の取付孔73に対応して形成されている。鋼材34が取付部材22の取付位置に配置されるように上部材20が固定されると、図2や図11において取付孔73が配置されていた位置に、取付孔49が配置される。ボルト74は、取付孔49を貫通し、ねじ部が支持部材53に締め付けられる。かかる構成を有することにより、巻上機7をそらせ車10に対して極めて近い位置に配置することができる。
また、エレベーターをリニューアルする際に既設の機械台11をそのまま使用する場合は、駆動綱車9を、かご4の吊り位置とつり合いおもり5の吊り位置とに合わせて適切に配置した上で、巻上機台13を、防振装置12を介して機械台11に固定しなければならない。
図14乃至図17は、この発明の実施の形態1における支持装置の機能を説明するための図である。
防振装置12は、鋼材14の上面と鋼材15の上面とに設けられる。鋼材14に設けられた防振装置12と鋼材15に設けられた防振装置12との距離は、鋼材14と鋼材15との距離によって決まる。
下部材18の下面に、取付孔27が2列に形成されている。同様に、下部材19の下面に、取付孔32が2列に形成されている。このため、防振装置12の下部材18及び19に対する取付位置を変えることにより、図14乃至図17に示すように、4種類の機械台11に合わせて巻上機7を適切に配置することができる。
なお、鋼材14に取り付ける防振装置12の位置(間隔)は、かご4の吊り位置とつり合いおもり5の吊り位置とに合わせれば良い。鋼材15に取り付ける防振装置12の位置(間隔)についても同様である。
例えば、図14に示す例では、鋼材14に設けられた防振装置12を、内側に配置された取付孔27を使用して、下部材18に固定している。鋼材15に設けられた防振装置12を、外側に配置された取付孔32を使用して、下部材19に固定している。図17に示す例では、鋼材14に設けられた防振装置12を、外側に配置された取付孔27を使用して、下部材18に固定している。鋼材15に設けられた防振装置12を、内側に配置された取付孔32を使用して、下部材19に固定している。
取付孔27及び取付孔32をそれぞれ2列に形成することにより、ほぼ全ての型式のエレベーターに対して、巻上機台13を適用することができるようになる。
このように、巻上機台13は、CC寸法や機械台11の構成が異なる各種エレベーターに、適用することができる。このため、製作及び保管する部材や部品の種類を、大幅に低減させることができる。製作及び保管のための費用を低減させることができ、その管理も容易となる。部材や部品の多くを共通化できるため、工期を短期化するための仕込み生産を行っても、従来のような問題は発生しない。
なお、本実施の形態における巻上機台13では、下部材18に多数の孔を形成している。鋼材23及び補強材24だけでは下部材18に所定の強度が確保できない場合は、他の補強材を追加しても良い。図18はこの発明の実施の形態1における支持装置の下部材の他の例を示す正面図である。図19は図18に示す下部材の側面図である。図18及び図19に示す下部材18は、所定の強度を確保するため、鋼材23の下面に下補強材78を固定している。下補強材78を備えることにより、下部材18の断面係数を大きくして剛性を高めることができる。
下部材19についても同様である。
巻上機台13では、使用されているボルト(特に、第1ボルトを構成するボルト40及び45、第2ボルトを構成するボルト43及び48)を、めねじが形成された部材(ナット等)に、所定の接着剤によって接着固定しても良い。例えば、ナット41に接着剤を充填した後に、ボルト40をナット41に締め付ける。巻上機台13には、巻上機7からの微振動が長期に渡って作用する。ボルトを接着固定しておけば、ボルトが振動によって緩んでしまうことを防止できる。仮に接着剤が劣化してボルトが緩んだ場合であっても、接着剤に発生したひび割れを、目視によって容易に見つけることができる。
巻上機台13に、十分なトラクション能力を得ることを目的として、かさ上げ台を追加しても良い。巻上機7がそらせ車10から水平方向に離れた位置に配置されると、主ロープ6が駆動綱車9に巻き掛けられる距離(巻き付け長さ)が短くなる。この距離が短くなると、かご4を駆動するための十分な駆動力が得られなくなる恐れがある。かさ上げ台は、巻上機台13の上部材20と巻上機7との間に設けられる。かさ上げ台を設置することにより、巻上機7の(そらせ車10に対する)位置を高くすることができる。これによって、巻き付け長さを長くすることができる。その結果、十分なトラクション能力を得ることが可能となる。
なお、巻上機7がそらせ車10に近い位置に配置されている場合であっても、巻上機台13にかさ上げ台を追加しても良い。かかる場合であっても、巻上機7の(そらせ車10に対する)位置を高くすることができ、巻き付け長さを長くすることができる。しかし、かさ上げ台を使用しなくても十分なトラクション能力が得られる場合は、巻上機台13にかさ上げ台を追加する必要はない。かかる構成であれば、支持装置8を小型化することができる。
また、本実施の形態における巻上機台13では、下部材18の上面に、取付孔25及び26が2列に形成されている。同様に、下部材19の上面に、取付孔30及び31が2列に形成されている。このため、上部材20と線対称な構成を有する部材を使用することにより、巻上機7を巻上機台13に対して反対向きに取り付けることができる、かかる場合、上記部材のうち、鋼材35に相当する鋼材が、取付孔26を使用して下部材18に固定される。
なお、鋼材33に取付孔49を形成し、鋼材33に、そらせ車10を支持するための強度を確保すれば、同一部材(上部材20)を用いて、巻上機7を双方の向きに取り付けることもできる。
図20乃至図22は、この発明の実施の形態1における支持装置の配置例を示す平面図である。図20は、つり合いおもり5が、かご4と他側の昇降路壁との間を通過する場合の配置例を示している。図21及び図22は、つり合いおもり5が、かご4と奥側の昇降路壁との間を通過する場合の配置例を示している。本構成を有する巻上機台13であれば、つり合いおもり5の位置や巻上機7の向きに関わらず、種々のエレベーターに適用することができる。
最後に、既設エレベーターをリニューアルする際の手順について具体的に説明する。
上述したように、エレベーターをリニューアルする場合は、既設のかご4、既設のつり合いおもり5、既設の機械台11をそのまま使用することが多い。既設の機械台11をそのまま使用する場合は、先ず、防振装置12を、クリップ或いはボルトを使用して、鋼材14及び15に仮固定する。次に、鋼材14に仮固定した防振装置12と鋼材15に仮固定した防振装置12との間に、そらせ車10を置く。
上部材20は、各鋼材、各補強材、板材52が一体的に溶接固定された状態で、保管されている。上部材20は、改修するエレベーターのCC寸法に合わせて、下部材18及び19間に、ボルトを使用して固定される。巻上機台13には、巻上機7を取り付けるための高い精度(水平精度等)が要求される。このため、上記巻上機台13の組立は、設備が整った工場内で行われる。
一体的に組み立てられた巻上機台13は、エレベーターの据付現場に搬入される。現場で、巻上機台13に巻上機7が取り付けられる。巻上機7が取り付けられた巻上機台13は、揚重装置(例えば、チェーンブロック)によって揚重され、機械台11に仮固定された防振装置12の上に載せられる。また、そらせ車10が巻上機台13に固定される。防振装置12が巻上機台13に固定された後、巻上機7の位置調整が行われ、防振装置12が機械台11に固定される。
かかる手順であれば、巻上機台13と巻上機7とを一体的な構造物として取り扱うことができる。揚重や位置調整を行う際の作業効率を向上させることができる。巻上機7を据え付ける際の微調整を防振装置12において一括して行うことができるため、作業が容易になる。
この発明は、巻上機によってかごを駆動するエレベーター装置に適用することができる。
1 昇降路
2 機械室
3 床部
4 かご
5 つり合いおもり
6 主ロープ
7 巻上機
8 支持装置
9 駆動綱車
10 そらせ車
11 機械台
12 防振装置
13 巻上機台
14、15、23、28、33、34、35、54、65 鋼材
16、17 ロープ孔
18、19 下部材
20 上部材
21、22 取付部材
24、29、36、37、38、55、66 補強材
25、26、27、30、31、32、39、42、44、47、49、50、56、59、63、67、70、73 取付孔
40、43、45、48、51、57、60、64、68、71、74 ボルト
41、46、58、61、69、72、76、77 ナット
52 板材
53 支持部材
62 切り欠き部
75 ねじ棒
78 下補強材

Claims (11)

  1. エレベーター巻上機を支持するための第1部材と、
    前記第1部材を固定するための複数の第1取付孔が形成され、前記複数の第1取付孔が、所定の方向に1列に配置された第2部材と、
    前記第1部材を固定するための複数の第2取付孔が形成され、前記複数の第2取付孔が、前記第1取付孔の列と同じ方向に1列に配置された第3部材と、
    前記第1取付孔を貫通し、前記第1部材を前記第2部材に固定する第1ボルトと、
    前記第2取付孔を貫通し、前記第1部材を前記第3部材に固定する第2ボルトと、
    を備え、
    前記第1部材は、前記第1取付孔の数よりも少ない数の前記第1ボルトを使用して前記第2部材に固定され、前記第2取付孔の数よりも少ない数の前記第2ボルトを使用して前記第3部材に固定されたエレベーターの巻上機台。
  2. 前記第1部材を固定するために使用されていない前記第1取付孔及び前記第2取付孔は、それらの孔を使用して前記第1部材が前記第2部材及び前記第3部材に固定された場合に、前記第1部材に固定された前記巻上機が同じ高さで同じ方向を向くように配置された請求項1に記載のエレベーターの巻上機台。
  3. 前記複数の第1取付孔は、前記第2部材の上面に、前記第2部材の長手に沿って形成され、
    前記複数の第2取付孔は、前記第3部材の上面に、前記第3部材の長手に沿って形成された、
    請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの巻上機台。
  4. そらせ車を支持するための第4部材と、
    前記第1取付孔を貫通し、前記第4部材を前記第2部材に固定する第3ボルトと、
    前記第2取付孔を貫通し、前記第4部材を前記第3部材に固定する第4ボルトと、
    を備えた請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベーターの巻上機台。
  5. 前記第4部材は、前記そらせ車を支持するための第3取付孔が形成され、
    前記第1部材は、前記第4部材を使用しないで前記そらせ車を支持するための、前記第3取付孔に対応する第4取付孔が形成された
    請求項4に記載のエレベーターの巻上機台。
  6. そらせ車を支持するための第5部材と、
    を備え、
    前記第5部材は、前記第2部材の一端部と前記第3部材の一端部とに設けられ、前記そらせ車の直上部に、主ロープを通過させるための切り欠き部が形成された請求項1から請求項5の何れかに記載のエレベーターの巻上機台。
  7. 前記第2部材は、防振装置を固定するための複数の第5取付孔が形成され、前記複数の第5取付孔が、所定の方向に1列に配置され、
    前記第3部材は、防振装置を固定するための複数の第6取付孔が形成され、前記複数の第6取付孔が、前記第5取付孔の列と同じ方向に1列に配置された
    請求項1から請求項6の何れかに記載のエレベーターの巻上機台。
  8. 前記第5取付孔は、前記第2部材の下面に、所定の間隔で2列に形成され、
    前記第6取付孔は、前記第3部材の下面に、前記第5取付孔の列の間隔と同じ間隔で2列に形成された
    請求項7に記載のエレベーターの巻上機台。
  9. 前記第1ボルト及び前記第2ボルトは、めねじが形成された部材に、所定の接着剤によって接着固定された請求項1から請求項8の何れかに記載のエレベーターの巻上機台。
  10. 請求項1から請求項9の何れかに記載の巻上機台と、
    前記巻上機台に支持された巻上機と、
    前記巻上機の駆動綱車に巻き掛けられた主ロープと、
    前記主ロープによって昇降路内に吊り下げられたかご及びつり合いおもりと、
    を備えたエレベーター装置。
  11. 前記巻上機台に設けられ、前記主ロープが巻き掛けられたそらせ車と、
    を備え、
    前記主ロープが前記かごに向けて前記駆動綱車から離れる位置と前記主ロープが前記つり合いおもりに向けて前記そらせ車から離れる位置との水平方向距離が、前記かごの吊り位置と前記つり合いおもりの吊り位置との水平方向距離に最も近くなるような前記第1取付孔及び前記第2取付孔を使用して、前記第1部材が前記第2部材及び前記第3部材に固定された請求項10に記載のエレベーター装置。
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