JP6218483B2 - エレベータの主索固定装置、及びエレベータの改修方法 - Google Patents

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この発明は、かご及び釣合おもりを吊り下げる主索の一端部及び他端部の少なくともいずれかが接続された綱止部材を有するエレベータの主索固定装置、及び主索固定装置を用いたエレベータの改修方法に関するものである。
従来、昇降路の上部に位置する機械室内に設置された綱止用の受板に主索の一端部及び他端部を接続して、かご及び釣合おもりの主索による吊り下げ方式を2:1ローピング方式としたエレベータが知られている。このような従来のエレベータでは、巻上機を支持する2本の機械台とは別の綱止用のビームが機械台と平行に機械室内に設置され、綱止用のビームと機械台との間に綱止用の受板が渡して固定されている。2本の機械台及び綱止用のビームは、機械室の床に下部が埋められた一対の支持台間に渡して固定されている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−295473号公報
しかし、一端部がかごに接続され他端部が釣合おもりに接続された主索によってかご及び釣合おもりを吊り下げるエレベータ(即ち、かご及び釣合おもりの主索による吊り下げ方式が1:1ローピング方式とされたエレベータ)の機械室には、綱止用のビームが設置されていないので、1:1ローピング方式のエレベータを2:1ローピング方式のエレベータに変更する改修工事を行うときには、機械台と同じ長さを持つ綱止用のビームを機械室内に新たに設置する必要があり、綱止用のビームの部品コストがかかってしまう。また、綱止用のビームを支持台に固定するために、機械室の床に埋められた各支持台を加工しなければならず、綱止用のビームを機械室内に設置する工事にも手間がかかってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エレベータの改修工事にかかるコストの低減化、及びエレベータの改修工事の手間の軽減化を図ることができるエレベータの主索固定装置、及びエレベータの改修方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの主索固定装置は、かご及び釣合おもりを移動させる駆動力を発生する駆動装置を支持する2本の機械台間に渡して固定された渡し梁、及びかご及び釣合おもりを吊り下げる主索の一端部及び他端部の少なくともいずれかが接続された綱止部材を有し、渡し梁に固定された綱止構造体を備えている。
また、この発明に係るエレベータの改修方法は、一端部がかごに接続され他端部が釣合おもりに接続された主索によってかご及び釣合おもりが吊り下げられた改修前のエレベータから、昇降路の上部に位置する機械室内で一端部及び他端部の少なくともいずれかが接続された主索によってかご及び釣合おもりが吊り下げられた改修後のエレベータに変更するエレベータの改修方法であって、機械室内に設けられた既設の2本の機械台間に渡して固定された渡し梁と、綱止部材を含み渡し梁に固定された綱止構造体とを有する主索固定装置を機械室内に設置する機器設置工程、及び綱止部材に主索の一端部及び他端部の少なくともいずれかを接続する主索接続工程を備えている。
この発明に係るエレベータの主索固定装置、及びエレベータの改修方法によれば、綱止用のビームを新たに設置する必要がなくなり、エレベータの改修工事にかかるコストの低減化を図ることができ、エレベータの改修工事の手間の軽減化を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す模式的な側面図である。 図1の釣合おもり側主索固定装置及び2本の機械台を示す上面図である。 図1の巻上機、2本の機械台、マシンベース、釣合おもり側主索固定装置を示す斜視図である。 図3の釣合おもり側主索固定装置を示す斜視図である。 改修前の既存のエレベータを示す模式的な側面図である。 図5の2本の機械台を示す上面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータを示す模式的な側面図である。本実施の形態によるエレベータは、改修前の既存のエレベータを改修(リフォーム)することにより得られた改修後のエレベータである。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。昇降路1内には、かご3及び釣合おもり4が上下方向へ移動可能に設けられている。機械室2内には、駆動綱車5を有する巻上機(駆動装置)6と、駆動綱車5から離して配置されたそらせ車7とが設けられている。巻上機6は、かご3及び釣合おもり4を移動させる駆動力を発生する。駆動綱車5は、巻上機6の駆動力により回転される。この例では、軸方向寸法よりも径方向寸法のほうが大きな薄形巻上機が巻上機6として用いられている。
機械室2の床には、2本の機械台(駆動装置支持用ビーム)8が互いに離して水平に設置されている。2本の機械台8には、マシンベース9が載せられている。巻上機6及びそらせ車7は、マシンベース9を介して2本の機械台8に支持されている。
駆動綱車5及びそらせ車7には、複数本の主索10が巻き掛けられている。かご3及び釣合おもり4は、主索10により昇降路1内に吊り下げられている。
かご3の上部にはかご吊り車11が設けられ、釣合おもり4の上部には釣合おもり吊り車12が設けられている。また、機械室2内には、かご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14が設置されている。かご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14は、巻上機6、そらせ車7及びマシンベース9を避けて2本の機械台8に取り付けられている。
主索10の一端部はかご側主索固定装置13に接続され、主索10の他端部は釣合おもり側主索固定装置14に接続されている。主索10は、かご側主索固定装置13に接続された一端部から、かご吊り車11、駆動綱車5、そらせ車7、釣合おもり吊り車12の順に巻き掛けられ、釣合おもり側主索固定装置14に接続された他端部に達している。これにより、改修後のエレベータでは、かご3及び釣合おもり4の主索10による吊り下げ方式が2:1ローピング方式とされている。
図2は、図1の釣合おもり側主索固定装置14及び2本の機械台8を示す上面図である。また、図3は、図1の巻上機6、2本の機械台8、マシンベース9、釣合おもり側主索固定装置14を示す斜視図である。さらに、図4は、図3の釣合おもり側主索固定装置14を示す斜視図である。
この例では、2本の機械台8が、互いに平行に配置された断面H形のビーム(アングル材)とされている。マシンベース9は、図3に示すように、2本の機械台8間に跨って各機械台8に載せられている。また、マシンベース9には、薄形巻上機である巻上機6の設置位置を避けて貫通孔16が上下方向へ設けられている。貫通孔16は、マシンベース9を上から見たとき、2本の機械台8間に存在している。
釣合おもり側主索固定装置14は、2本の機械台8間に渡して固定された一対の渡し梁21と、一対の渡し梁21間に渡って固定された綱止構造体22とを有している。
一対の渡し梁21は、機械台8の長手方向について互いに離して配置されている。また、各渡し梁21の両端部は、各機械台8の上面に固定されている。
綱止構造体22は、図2に示すように、上から見たときに、2本の機械台8間に配置されている。また、綱止構造体22は、各渡し梁21に個別に固定された一対の取付台23と、一対の取付台23間に渡して固定された綱止梁(綱止部材)24とを有している。
各取付台23は、渡し梁21の上面に固定されている。この例では、各取付台23が、マシンベース9の上面よりも高い位置に上端部が存在する断面矩形状の柱とされている。また、この例では、図3に示すように、一方の取付台23がマシンベース9の貫通孔16に通された状態で配置され、他方の取付台23が貫通孔16から外れた位置に配置されている。
綱止梁24は、各渡し梁21の上面よりも高い位置で各取付台23に固定されている。この例では、綱止梁24が各取付台23の上端部に固定されることにより、綱止梁24の位置がマシンベース9の上面よりも高い位置とされている。即ち、この例では、綱止構造体22がマシンベース9の一部を跨いだ状態で一対の渡し梁21間に固定されている。綱止梁24は、主索10が接続された綱止部24aを有している。主索10は、2本の機械台8間の空間及び貫通孔16を通されて綱止部24aに接続されている。
この例では、機械台8、渡し梁21、取付台23及び綱止梁24間のそれぞれの固定が、締結具(例えばボルト及びナット等)25によって行われている。また、この例では、機械台8に設けられた長穴に通された締結具25によって渡し梁21が機械台8に固定され、渡し梁21に設けられた長穴に通された締結具25によって取付台23が渡し梁21に固定され、綱止梁24に設けられた長穴に通された締結具25によって綱止梁24が取付台23に固定されている。これにより、機械台8に対する渡し梁21の位置、渡し梁21に対する取付台23の位置、取付台23に対する綱止梁24の位置のそれぞれが、水平方向について調整可能になっている。
かご側主索固定装置13の構成は、釣合おもり側主索固定装置14の構成と同様である。また、かご側主索固定装置13は、釣合おもり側主索固定装置14を避けて配置されている。主索10の一端部はかご側主索固定装置13の綱止梁24の綱止部24aに接続され、主索10の他端部は釣合おもり側主索固定装置14の綱止梁24の綱止部24aに接続されている。
次に、本実施の形態による改修後のエレベータを得る前の改修前の既存のエレベータについて説明する。図5は、改修前の既存のエレベータを示す模式的な側面図である。また、図6は、図5の2本の機械台8を示す上面図である。改修前のエレベータでは、機械室2内に設置された2本の機械台8は改修後のエレベータと同じである。しかし、改修前のエレベータでは、かご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14が機械室2内に設置されておらず、かご吊り車11及び釣合おもり吊り車12がかご3及び釣合おもり4に設けられていない。また、改修前のエレベータでは、巻上機6が、薄形巻上機ではなく、非薄形の巻上機とされている。
かご3及び釣合おもり4は、駆動綱車5及びそらせ車7に巻き掛けられた主索10により昇降路1内に吊り下げられている。主索10の一端部はかご3に接続され、主索10の他端部は釣合おもり4に接続されている。これにより、改修前のエレベータでは、かご3及び釣合おもり4の主索10による吊り下げ方式が1:1ローピング方式とされている。
次に、一端部がかご3に接続され他端部が釣合おもり4に接続された主索10によってかご3及び釣合おもり4が吊り下げられた図5の改修前のエレベータ(即ち、かご3及び釣合おもり4の主索10による吊り下げ方式が1:1ローピング方式とされたエレベータ)から、機械室2内で一端部及び他端部が接続された主索10によってかご3及び釣合おもり4が吊り下げられた図1の改修後のエレベータ(即ち、かご3及び釣合おもり4の主索10による吊り下げ方式が2:1ローピング方式とされたエレベータ)に変更するエレベータの改修方法について説明する。
かご3及び釣合おもり4の主索10による吊り下げ方式を1:1から2:1に変更する改修工事を行うときには、まず、図5の改修前のエレベータにおいて、かご3及び釣合おもり4が落下しないように、かご3及び釣合おもり4を支持具によって支持する(支持工程)。
この後、図5に示すかご3、釣合おもり4及び2本の機械台8を残し、図5に示す改修前の既設の巻上機6、そらせ車7、マシンベース9、主索10等を取り外す(機器取り外し工程)。
この後、既設のかご3の上部に新規のかご吊り車11を取り付けるとともに、既設の釣合おもり4の上部に新規の釣合おもり吊り車12を取り付ける。また、機械室2内では、それぞれ新規のマシンベース9、かご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14を既設の2本の機械台8に設置する。
具体的には、既設の2本の機械台8間に渡して固定された新規のマシンベース9と、マシンベース9に取り付けられたそれぞれ新規の巻上機6及びそらせ車7とを機械室2内に設置する。また、既設の2本の機械台8間に渡して固定された一対の渡し梁21と、一対の渡し梁21間に固定された綱止構造体22とをそれぞれ有するかご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14を機械室2内に設置する。
マシンベース9、巻上機6及びそらせ車7を機械室2内に設置するときには、マシンベース9を2本の機械台8間に固定した後に巻上機6及びそらせ車7をマシンベース9に取り付けてもよいし、巻上機6及びそらせ車7を予め取り付けておいたマシンベース9を2本の機械台8間に固定してもよい。また、かご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14を機械室2内に設置するときには、一対の渡し梁21を2本の機械台8間に固定した後に綱止構造体22を渡し梁21に固定してもよいし、綱止構造体22を予め固定しておいた一対の渡し梁21を2本の機械台8間に固定してもよい(機器設置工程)。
この後、かご吊り車11、駆動綱車5、そらせ車7及び釣合おもり吊り車12に新規の主索10を巻き掛けるとともに、機械室2内の2本の機械台8に設置したかご側主索固定装置13の綱止梁24の綱止部24aに主索10の一端部を接続し、機械室2内の2本の機械台8に設置したかご側主索固定装置13の綱止梁24の綱止部24aに主索10の他端部を接続する(主索接続工程)。
この後、かご3及び釣合おもり4を支持する支持具を取り外すことにより、かご3及び釣合おもり4を主索10で吊り下げる(吊り下げ工程)。このようにして、かご3及び釣合おもり4の主索10による吊り下げ方式を1:1から2:1に変更する。
このようなかご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14では、渡し梁21が既設の2本の機械台8間に渡して固定され、主索10が接続された綱止梁24を含む綱止構造体22が渡し梁21に固定されているので、かご3及び釣合おもり4の主索10による吊り下げ方式を1:1から2:1に変更する改修工事を行うときに、2本の機械台8を利用するだけで、かご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14を機械室2内に設置することができ、機械台8と同じ長さを持つ綱止用のビームを機械室2内に新たに設置する必要がなくなる。これにより、綱止用のビームの部品コストをなくすことができ、エレベータの改修工事にかかるコストの低減化を図ることができる。また、長尺部材である綱止用のビームを機械室2内に設置する必要がなくなるので、かご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14を機械室2内に設置する手間を軽減することができ、エレベータの改修工事の手間の軽減化を図ることもできる。
また、綱止構造体22は、上から見たときに、2本の機械台8間に配置されているので、かご3及び釣合おもり4を吊り下げる主索10を2本の機械台8間の空間を通して綱止構造体22の綱止梁24に接続することができる。これにより、かご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14のそれぞれの上から見たときの設置スペースを2本の機械台8間の範囲に収めることができ、機械室2内に設置される機器のスペースの縮小化を図ることができる。
また、綱止構造体22は渡し梁21に固定された取付台23を有し、綱止梁24は渡し梁21の上面よりも高い位置で取付台23に固定されているので、綱止梁24に接続された主索10の一端部及び他端部の位置を、渡し梁21の上面よりも高い位置にすることができる。これにより、主索10の傾きを鉛直方向に近づけることができ、かご3及び釣合おもり4の主索10による吊り下げ調整作業を容易にすることができる。
また、渡し梁21は、締結具25によって2本の機械台8に固定されているので、機械室2内における現地溶接作業を不要にすることができる。これにより、エレベータの改修工事の手間をさらに軽減することができる。
また、このようなエレベータの改修方法では、既設の2本の機械台8間に渡して固定された渡し梁21と、渡し梁21に固定された綱止構造体22とをそれぞれ有するかご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14を機械室2内に設置するので、2本の機械台8を利用するだけで、かご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14を機械室2内に設置することができ、綱止用のビームの部品コストをなくすことができる。これにより、エレベータの改修工事にかかるコストの低減化を図ることができる。また、長尺部材である綱止用のビームを機械室2内に設置する必要がなくなるので、エレベータの改修工事の手間の軽減化を図ることもできる。
なお、上記の例では、渡し梁21に固定された取付台23に綱止梁24が固定されているが、取付台23をなくして、渡し梁21に綱止梁24を直接固定してもよい。
また、上記の例では、一対の渡し梁21が2本の機械台8間に渡して固定され、綱止構造体22が一対の渡し梁21間に固定されているが、かご側主索固定装置13及び釣合おもり側主索固定装置14の強度を確保することができるのであれば、1つの渡し梁21を2本の機械台8間に渡して固定し、渡し梁21に綱止構造体22を片持ちで固定してもよい。
また、上記の例では、主索10の一端部及び他端部が互いに異なる綱止梁24に個別に接続されているが、主索固定装置の共通の綱止梁24に主索10の一端部及び他端部を接続してもよい。この場合、主索固定装置の構成は釣合おもり側主索固定装置14と同様の構成とされ、機械室2内に設置される主索固定装置の数は1つとされる。
また、上記の例では、機械台8、渡し梁21、取付台23、綱止梁24間の固定が締結具25によって行われているが、機械台8、渡し梁21、取付台23、綱止梁24間の少なくともいずれかの固定を溶接によって行ってもよい。
また、上記の例では、主索10の一端部及び他端部がいずれも機械室2内で接続されたエレベータが改修後のエレベータとなっているが、主索10の一端部及び他端部のいずれか一方が機械室2内で接続され、主索10の一端部及び他端部のいずれか他方がかご3及び釣合おもり4のいずれかに接続されたエレベータを改修後のエレベータとしてもよい。即ち、主索10の一端部及び他端部の少なくともいずれかが機械室2内で接続されたエレベータであれば、改修後のエレベータとして適用されることができる。また、改修後のエレベータにおけるかご3及び釣合おもり4の主索10による吊り下げ方式が2:1とされているが、改修後のエレベータにおけるかご3及び釣合おもり4の主索10による吊り下げ方式を4:1等としてもよい。
1 昇降路、2 機械室、3 かご、4 釣合おもり、6 巻上機(駆動装置)、8 機械台、13 かご側主索固定装置(主索固定装置)、14 釣合おもり側主索固定装置(主索固定装置)、21 渡し梁、22 綱止構造体、23 取付台、24 綱止梁(綱止部材)、25 締結具。

Claims (5)

  1. かご及び釣合おもりを移動させる駆動力を発生する駆動装置を支持する2本の機械台間に渡して固定された渡し梁、及び
    上記かご及び上記釣合おもりを吊り下げる主索の一端部及び他端部の少なくともいずれかが接続された綱止部材を有し、上記渡し梁に固定された綱止構造体
    を備えているエレベータの主索固定装置。
  2. 上記綱止構造体は、上から見たときに、上記2本の機械台間に配置されている請求項1に記載のエレベータの主索固定装置。
  3. 上記綱止構造体は、上記渡し梁に固定された取付台をさらに有し、
    上記綱止部材は、上記渡し梁の上面よりも高い位置で上記取付台に固定されている請求項1又は請求項2に記載のエレベータの主索固定装置。
  4. 上記渡し梁は、締結具によって上記2本の機械台に固定されている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のエレベータの主索固定装置。
  5. 一端部がかごに接続され他端部が釣合おもりに接続された主索によってかご及び釣合おもりが吊り下げられた改修前のエレベータから、昇降路の上部に位置する機械室内で一端部及び他端部の少なくともいずれかが接続された主索によってかご及び釣合おもりが吊り下げられた改修後のエレベータに変更するエレベータの改修方法であって、
    上記機械室内に設けられた既設の2本の機械台間に渡して固定された渡し梁と、綱止部材を含み上記渡し梁に固定された綱止構造体とを有する主索固定装置を上記機械室内に設置する機器設置工程、及び
    上記綱止部材に上記主索の一端部及び他端部の少なくともいずれかを接続する主索接続工程
    を備えているエレベータの改修方法。
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