JPWO2008139834A1 - フィルム搬送装置および巻取式真空成膜方法 - Google Patents

フィルム搬送装置および巻取式真空成膜方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ベースフィルムの成膜領域を保護でき、かつ安定したフィルム走行性を実現する。【解決手段】本発明に係る巻取式真空成膜装置10は、ベースフィルムFの両側縁部を支持する一対の環状のガイド部17bを有するガイドローラ17Aと、ガイドローラ17Aに対向して配置されベースフィルムFの両側縁部を一対のガイド部17bに向けて押圧する補助ローラ18とを含むガイドユニット20を有する。これにより、ベースフィルムFの成膜領域Fcとガイドユニット20のガイドローラ17Aおよび補助ローラ18の各々のロール面との接触を回避でき、当該成膜領域Fcの保護を図ることができる。【選択図】図3

Description

本発明は、減圧雰囲気内でベースフィルムを連続的に送り出し、走行する前記ベースフィルムに対して成膜処理、加熱処理、プラズマ処理等を行いながら、当該ベースフィルムを連続的に巻き取るフィルム搬送装置および巻取式真空成膜方法に関する。
従来より、巻出しローラから連続的に送り出された長尺のベースフィルムを冷却用ローラに巻き付けながら、当該冷却用ローラに対向配置される蒸発源からの蒸発物質をベースフィルム上に蒸着させ、蒸着後のベースフィルムを巻取りローラで巻き取る巻取式真空蒸着方法が知られている(例えば下記特許文献1参照)。
図5は、この種の従来の巻取式真空蒸着装置の概略構成図である。図において、1は真空チャンバ、2は巻出しローラ、3は冷却(または加熱)用ローラ(メインローラ)、4は巻出しローラ、5は蒸発源である。巻出しローラ2とメインローラ3との間にはガイドローラ6A,6Bが配置されており、メインローラ3と巻取りローラ4との間にはガイドローラ7A,7Bが配置されている。
ベースフィルムFは、プラスチックフィルムや金属箔等であり、巻出しローラ2から連続的に送り出され、ガイドローラ6A,6Bを介してメインローラ3に供給される。そして、メインローラ3に巻き付けられることでベースフィルムFは冷却(または加熱)され、この状態において蒸発源5との対向位置で、ベースフィルムFの一方の面に成膜処理がなされる。成膜されたベースフィルムFは、ガイドローラ7A,7Bを介して巻取りローラ4に連続的に巻き取られる。
特許第3795518号公報 特開2004−87792号公報
さて、この種の巻取式真空蒸着装置を構成するガイドローラは、一般に図6に示すような構成を有している。図6に示すガイドローラ8は、円柱状のロール面8aを有しており、ロール面8aはベースフィルムFの一方の面に接触してベースフィルムFの搬送をガイドする。ロール面8aに接触し支持されるベースフィルムFの面は、装置内におけるガイドローラの設置箇所によって異なる。図5に示したガイドローラ6B,7AにあってはベースフィルムFの成膜面がロール面に接触し、ガイドローラ6A,7BにあってはベースフィルムFの非成膜面がロール面に接触する。
ところが、ベースフィルムFまたは蒸着材料の種類、成膜形態、装置の使用条件などにより、ベースフィルムFの成膜領域をガイドローラのロール面に接触させることができない場合がある。ベースフィルムFの成膜領域にガイドローラのロール面が接触すると、成膜部に微小のキズがつくなどの問題を招くからである。ここでいう成膜領域は、主にベースフィルムの両側縁部を除く部分をいう。
この場合、図5のガイドローラ6B,7Aを用いずに、例えば図7に示すようにベースフィルムFの非成膜面のみを支持するような形態で真空蒸着装置を構成し、ベースフィルムFの成膜面をガイドローラに接触させない方法が考えられる。しかし、この方法では各ローラの設置位置が制限され、装置構成上の制約が大きくなる。
一方、ベースフィルムFの成膜面に接触するガイドローラを図8Aに示すように構成する方法がある(例えば上記特許文献2参照)。図8Aに示すガイドローラ9は、円柱状のロール面9aに、ベースフィルムFの両側縁部を支持するように互いに離間して突出形成された一対の環状のガイド部9bを備えている。ガイド部9bは、非成膜領域あるいは不使用範囲であるベースフィルムFの両側縁部を支持することで、ベースフィルムFの成膜領域Fcとロール面9aとの接触を回避する。
しかしながら、走行するベースフィルムFは長尺であり、かつ張力が加えられた状態で搬送されるため、走行するベースフィルムFの中央部が撓み、図8Bに示すように、ベースフィルムFの成膜領域Fcがガイドローラ9のロール面9aに接触する場合がある。更に、ベースフィルムFの安定したガイド機能が果たせず、ベースフィルムFの走行経路が乱れ、ベースフィルムFの巻取りに支障をきたすという問題がある。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、ベースフィルムの成膜領域を保護でき、かつ安定した走行性を実現することができるフィルム搬送装置および巻取式真空成膜方法を提供することを課題とする。
本発明の一形態に係るフィルム搬送装置は、真空チャンバ内でベースフィルムを搬送するフィルム搬送装置であって、巻出しローラと、巻取りローラと、走行機構とを具備する。上記走行機構は、上記巻出しローラと上記巻取りローラとの間に設置される。上記走行機構は、ガイドユニットを有する。上記ガイドユニットは、ガイドローラと、補助ローラとを含む。上記ガイドローラは、上記ベースフィルムの両側縁部を支持する一対の環状のガイド部を有する。上記補助ローラは、上記ガイドローラに対向して配置され上記ベースフィルムの両側縁部を上記一対のガイド部に向けて押圧する。
本発明の一形態に係る巻取式真空成膜方法は、減圧雰囲気内でベースフィルムを連続的に送り出すことを含む。上記ベースフィルムの少なくとも一方の面は成膜される。上記ベースフィルムは、その両側縁部が挟持されて、巻取り部へ向けて搬送される。
本発明の一実施形態に係るフィルム搬送装置は、真空チャンバ内でベースフィルムを搬送するフィルム搬送装置であって、巻出しローラと、巻取りローラと、走行機構とを具備する。上記走行機構は、上記巻出しローラと上記巻取りローラとの間に設置される。上記走行機構は、ガイドユニットを有する。上記ガイドユニットは、ガイドローラと、補助ローラとを含む。上記ガイドローラは、上記ベースフィルムの両側縁部を支持する一対の環状のガイド部を有する。上記補助ローラは、上記ガイドローラに対向して配置され上記ベースフィルムの両側縁部を上記一対のガイド部に向けて押圧する。
上記フィルム搬送装置においては、走行するベースフィルムは、その両側縁部がガイドユニットによって挟持されて、巻取りローラへ搬送される。これにより、ベースフィルムの成膜領域とガイドユニットのガイドローラおよび補助ローラの各々のロール面との接触を回避でき、当該成膜領域の保護を図ることができる。また、上記構成により、ベースフィルムの安定した走行性を実現でき、ベースフィルムの良好な巻取り性を確保することが可能となる。
ここで、ベースフィルムの成膜領域とは、上記ガイドユニットに接触しないベースフィルムの成膜面の中央部を意味する。このようなベースフィルムには、成膜面の全面が成膜される場合であってもその両側縁部が不使用領域とされるものや、ベースフィルムの両側縁部に成膜材料の付着を阻止するマスクを備えるものも含まれる。
前記フィルム搬送装置は、前記巻出しローラと前記巻取りローラとの間に、前記ベースフィルムを成膜する成膜機構、前記ベースフィルムを加熱する加熱機構および前記ベースフィルムをプラズマ処理するプラズマ処理機構のいずれかをさらに具備してもよい。
これにより、ベースフィルムの走行中に、当該ベースフィルムに対する成膜処理、加熱処理あるいはプラズマ処理を実施することが可能となる。
前記補助ローラは、前記一対のガイド部に対して前記ベースフィルムの両側縁部を同時に押圧する一対の環状の押圧部を有していてもよい。
これにより、ベースフィルムの成膜領域の保護を図ることができる。
前記補助ローラは、前記一対のガイド部に対して前記ベースフィルムの側縁部を各々独立して押圧可能に一対設けられていてもよい。これにより、ベースフィルムの各々の縁部に対してそれぞれ最適な押圧力を調整できるとともに、ベースフィルムの走行性を制御することができる。
前記走行機構は、前記ベースフィルムの非成膜面と密着して当該ベースフィルムを冷却または加熱するメインローラを有していてもよい。この場合、前記ガイドローラは、前記メインローラと前記巻取りローラとの間に設置することができる。
これにより、ベースフィルムを走行させながら、ベースフィルムを冷却または加熱することができ、当該冷却または加熱したベースフィルムの良好な巻取り性を確保することができる。
また、本発明の一実施形態に係る巻取式真空成膜方法は、減圧雰囲気内でベースフィルムを連続的に送り出すことを含む。上記ベースフィルムの少なくとも一方の面は成膜される。上記ベースフィルムは、その両側縁部が挟持されて、巻取り部へ向けて搬送される。
上記巻取式真空成膜方法においては、成膜したベースフィルムの両側縁部を挟持して当該ベースフィルムを巻取り部へ向けて搬送するようにしている。これにより、当該ベースフィルムの成膜領域を保護しつつベースフィルムの安定した走行性を実現し、ベースフィルムの良好な巻取り性を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、フィルム搬送装置および巻取式真空成膜方法として、巻取式真空蒸着装置および巻取式真空蒸着方法に本発明を適用した例について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による巻取式真空蒸着装置10の概略構成図である。この巻取式真空蒸着装置10は、長尺のベースフィルムFの一方の面に所定の蒸着材料を連続的に蒸着する装置である。
真空チャンバ11には図示せずとも真空排気手段が接続されており、真空チャンバ11の内部が所定の減圧度に真空排気可能に構成されている。真空チャンバ11の内部には、巻出しローラ12、冷却用のメインローラ13および巻取りローラ14が配置されており、メインローラ13の対向位置には、成膜機構を構成する蒸発源15が設置されている。ベースフィルムFは、巻出しローラ12から連続的に送り出され、メインローラ13上で冷却されながら蒸発源15との対向位置で成膜された後、巻取りローラ14に巻き取られる。
また、巻出しローラ12とメインローラ13との間には、成膜前のベースフィルムFの走行をガイドするガイドローラ16Aおよびガイドローラ16Bが設置されており、メインローラ13と巻取りローラ14との間には、成膜後のベースフィルムFの走行をガイドするガイドユニット20およびガイドローラ17Bが配置されている。これら、ガイドローラ16A,16B、メインローラ13、ガイドユニット20およびガイドローラ17Bにより、本発明に係る「走行機構」が構成されている。
ここで、ベースフィルムFは、所定幅に裁断された長尺の絶縁性プラスチックフィルムでなり、例えば、OPP(延伸ポリプロピレン)フィルム、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム、PI(ポリイミド)フィルム等が用いられる。また、ベースフィルムFは、金属箔であってもよい。
本実施形態において、ベースフィルムFは、その成膜面の両側縁部が非成膜領域とされるものや、成膜面の全域が成膜される場合であってもその両側縁部が不使用領域とされるものが該当する。成膜面の両側縁部を非成膜領域とするためには、例えば図2に示すように、メインローラ13と蒸発源15との間にマスク25を配置する方法がある。ベースフィルムFの両側縁部はマスク25で被覆され、中央部の成膜領域のみ蒸着膜Fmが成膜される。
巻出しローラ12および巻取りローラ14はそれぞれ独立した回転駆動部を備えており、ベースフィルムFを等速度で連続的に送り出し又は巻き取るように構成されている。メインローラ13は筒状でステンレスや鉄等の金属製とされ、回転駆動部を有し、内部には冷却媒体循環系等の冷却機構が設けられている。ベースフィルムFは、その非成膜面がメインローラ13に密着して冷却処理を施されながら、外面側の成膜面が蒸発源15からの蒸着物質で成膜される。
蒸発源15は、蒸着物質を収容するとともに、蒸着物質を抵抗加熱、誘導加熱、電子ビーム加熱等の公知の手法で加熱蒸発させる機構を備えている。この蒸発源15は、メインローラ13の下方に配置され、蒸着物質の蒸気を、対向するメインローラ13上のベースフィルムFの成膜面へ付着させて被膜を形成する。
蒸着物質は特に限定されないが、例えば、Al(アルミニウム)、Co(コバルト)、Cu(銅)、Ni(ニッケル)、Ti(チタン)等の金属元素単体のほか、Al−Zn(亜鉛)、Cu−Zn、Fe(鉄)−Co等の二種以上の金属あるいは多元系合金が適用される。なお、蒸発源15は一つに限らず、複数設けられてもよい。
ガイドローラ16Aおよびガイドローラ17Bは、ベースフィルムFの非成膜面と接触しベースフィルムFの走行をガイドする円柱状のロール体からなり、例えば図6に示したガイドローラ8と同様な構成を有している。また、ガイドローラ16Bは、ベースフィルムFの成膜面と接触しベースフィルムFの走行をガイドする円柱状のロール体からなり、上述のガイドローラ16A,17Bと同様な構成を有している。なお、これらのガイドローラ16A,16B,17BはベースフィルムFの走行に連れ回って回転するフリーローラとして構成されているが、それぞれ独立した回転機構部を備えていても構わない。
ガイドユニット20は、メインローラ13とガイドローラ17bとの間に設置されており、成膜処理されたベースフィルムFを巻取りローラ14側に向けて搬送するガイド機能を有している。図3は本実施形態のガイドユニット20の構成の一例を示す側面図である。図3に示すガイドユニット20は、ガイドローラ17Aと補助ローラ18を備えている。
ガイドローラ17Aは、ベースフィルムFの成膜面Faと対向するロール面17aを有する円柱状のロール体で構成され、真空チャンバ11内においてその軸位置が固定されて設置されている。このガイドローラ17Aのロール面17aには、ベースフィルムの成膜面Faの成膜領域Fcを挟む両側縁部を支持する一対の環状のガイド部17b,17bが突出形成されており、成膜領域Fcとロール面17aとの間に一定の間隙を形成している。ガイド部17b,17bは、ガイドローラ17Aのロール面17aと一体形成されたものでもよいし、別部品として構成されたものでもよい。
なお、このガイドローラ17AはフィルムFの走行に連れ回って回転するフリーローラとして構成されているが、独立した回転機構部を備えていても構わない。また、ガイド部17bの構成材料は特に限定されず、金属、樹脂のほか、ゴム等の弾性体を用いることができる。
一方、補助ローラ18は、ガイドローラ17Aと対向して配置された円柱状のロール体で構成されている。この補助ローラ18のロール面18aには、ベースフィルムFの非成膜面Fb側に接触しベースフィルムFの両側縁部をガイドローラ17Aのガイド部17b,17bに向けて押圧する一対の環状の押圧部18b,18bが突出形成されている。押圧部18b,18bは、補助ローラ18のロール面18aと一体形成されたものでもよいし、別部品として構成されたものでもよい。
補助ローラ18の軸部には、当該補助ローラ18をガイドローラ17Aに向けて押圧する押圧機構19が接続されている。この押圧機構19は、ばね、シリンダ等の付勢手段を具備し、軸位置が固定されたガイドローラ17Aと協働してフィルムFの両側縁部に対する所定の挟持圧を発生させる。これにより、ベースフィルムFの走行位置のずれを防止するとともにベースフィルムFの撓みを防止する。
なお、この補助ローラ18はベースフィルムFの走行に連れ回って回転するフリーローラとして構成されているが、独立した回転機構部を備えていても構わない。また、押圧部18bの構成材料は特に限定されず、金属、合成樹脂のほか、ゴム等の弾性体を用いることができる。
以上のように構成される本実施形態においては、所定の減圧雰囲気に真空排気された真空チャンバ11の内部において、巻取り部12からベースフィルムFが連続的に送り出され、走行するベースフィルムFに対してメインローラ13上で成膜処理された後、巻取り部14へ巻き取られる。
このとき、本実施形態によれば、成膜されたベースフィルムFの成膜領域Fcは、ガイドローラ17Aのロール面17aと対向する位置関係で搬送されることになるが、ベースフィルムFの両側縁部がガイドローラ17Aのガイド部17b,17bと補助ローラ18の押圧部18b,18bとの間で挟持された状態で搬送されるので、成膜領域Fcがガイドローラ17Aのロール面17aに接触することはない。これにより、成膜領域Fcの保護を図ることができ、ロール面17aとの接触による蒸着被膜の損傷や特性の劣化を防止することができる。
また、本実施形態によれば、ガイドユニット20によってベースフィルムFの両側縁部を挟持した状態で搬送する構成であるので、ベースフィルムFの安定した走行性を実現でき、巻取り部14におけるベースフィルムFの良好な巻取り性を確保することができる。
図4は、本発明の他の実施形態によるガイドユニット30の構成例を示す正面図である。図4に示すガイドユニット30は、上述した構成のガイドローラ17Aと、このガイドローラ17Aの一対のガイド部17b,17bに向けてベースフィルムFの非成膜面Fb側に接触しベースフィルムFの両側縁部を押圧する一対の補助ローラ18A,18Bを備えている。
これらの補助ローラ18A,18Bは、各々の回転軸が支持ブラケット21A,21Bにそれぞれ回転自在に支持されているとともに、これらの支持ブラケット21A,21Bは、互いに独立した押圧機構22A,22Bにそれぞれ連結されている。押圧機構22A,22Bは、ばね、シリンダ等の付勢手段を具備し、軸位置が固定されたガイドローラ18Aと協働してベースフィルムFの両側縁部に対する所定の挟持圧を発生させる。これにより、ベースフィルムFの走行位置のずれを防止するとともにベースフィルムFの撓みを防止する。
なお、補助ローラ18A,18BはベースフィルムFの走行に連れ回って回転するフリーローラとして構成されているが、独立した回転機構部を備えていても構わない。また、補助ローラ18A,18Bの構成材料は特に限定されず、金属、樹脂のほか、ゴム等の弾性体を用いることができる。
以上のように構成される本実施形態においては、ベースフィルムFの両側縁部がガイドローラ17Aのガイド部17b,17bと補助ローラ18A,18Bとの間で挟持された状態で搬送されるので、ベースフィルムFの成膜領域Fcがガイドローラ17Aのロール面17aに接触することはない。これにより、成膜領域Fcの保護を図ることができ、ロール面17aとの接触による蒸着被膜の損傷や特性の劣化を防止することができる。
また、本実施形態によれば、ガイドユニット30によってベースフィルムFの両側縁部を挟持した状態で搬送する構成であるので、ベースフィルムFの安定した走行性を実現でき、巻取り部14におけるベースフィルムFの良好な巻取り性を確保することができる。
更に、本実施形態によれば、ガイドローラ17Aのガイド部17b,17bに対してフィルムFの両側縁部を個々の補助ローラ18A,18Bで押圧する構成であるので、フィルムFの各々の縁部に対してそれぞれ最適な押圧力を調整することができ、これによりフィルムFの走行性を制御することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることはなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施形態では、成膜後のベースフィルムFの成膜面に対向するガイドローラ17Aに補助ローラ18(18A,18B)を対向配置させて本発明に係るガイドユニット20(30)を構成するようにしたが、成膜前のベースフィルムFの成膜面に対向するガイドローラ16B(図1)にも上記補助ローラを対向配置させてガイドユニットを構成するようにしてもよい。
あるいは、すべてのガイドローラに対して上記構成の補助ローラを対向配置させても構わない。これにより、ベースフィルムの両面の保護を図りながら、ベースフィルムを巻き取ることが可能となる。
また、以上の実施形態では、成膜手段として蒸発源15を用いる真空蒸着法を適用して金属膜を成膜する例について説明したが、これに限られず、スパッタ法や各種CVD法等、金属膜あるいは非金属膜を成膜する他の成膜法も適用可能であり、これら成膜法に合わせてスパッタターゲット等の成膜手段を適宜採用することが可能である。また、メインローラ13は、冷却用ローラとして構成される場合に限らず、加熱用ローラとして構成されてもよい。
更に、以上の実施形態では、巻取式真空蒸着装置等の成膜装置に本発明のフィルム搬送装置を適用した例について説明したが、これに限られず、例えば、巻出しローラと巻取りローラとの間に加熱処理手段またはプラズマ処理手段等を設置し、ベースフィルムを走行させながら加熱処理またはプラズマ処理等を行うフィルム処理装置にも本発明は適用可能である。更に、巻出しローラから巻取りローラへ単にベースフィルムを搬送する装置にも適用可能であり、この場合、チャンバ内は減圧雰囲気に限られず、大気圧であってもよい。
本発明の一実施形態による巻取式真空成膜装置としての巻取式真空蒸着装置の概略構成図である。 図1の巻取式真空蒸着装置における要部の構成例を示す側面図である。 本発明に係るガイドユニットの一構成例を示す正面図である。 本発明に係るガイドユニットの他の構成例を示す正面図である。 従来の巻取式真空蒸着装置の概略構成図である。 従来のガイドローラの一構成例を示す正面図である。 従来の他の巻取式真空蒸着装置の概略構成図である。 従来のガイドローラの他の構成例を示す正面図である。
符号の説明
10 巻取式真空蒸着装置
11 真空チャンバ
12 巻出しローラ
13 メインローラ
14 巻取りローラ
15 蒸発源
16A,16B,17A,17B ガイドローラ
17a ロール面
17b ガイド部
18,18A,18B 補助ローラ
18a ロール面
18b 押圧部
19 押圧機構
20,30 ガイドユニット
21A,21B 支持ブラケット
22A,22B 押圧機構
25 マスク
F ベースフィルム
Fa 成膜面
Fb 非成膜面
Fc 成膜領域
図5は、この種の従来の巻取式真空蒸着装置の概略構成図である。図において、1は真空チャンバ、2は巻出しローラ、3は冷却(または加熱)用ローラ(メインローラ)、4は巻取りローラ、5は蒸発源である。巻出しローラ2とメインローラ3との間にはガイドローラ6A,6Bが配置されており、メインローラ3と巻取りローラ4との間にはガイドローラ7A,7Bが配置されている。
ガイドユニット20は、メインローラ13とガイドローラ17との間に設置されており、成膜処理されたベースフィルムFを巻取りローラ14側に向けて搬送するガイド機能を有している。図3は本実施形態のガイドユニット20の構成の一例を示す側面図である。図3に示すガイドユニット20は、ガイドローラ17Aと補助ローラ18を備えている。
以上のように構成される本実施形態においては、所定の減圧雰囲気に真空排気された真空チャンバ11の内部において、巻出しローラ12からベースフィルムFが連続的に送り出され、走行するベースフィルムFに対してメインローラ13上で成膜処理された後、巻取りローラ14へ巻き取られる。
また、本実施形態によれば、ガイドユニット20によってベースフィルムFの両側縁部を挟持した状態で搬送する構成であるので、ベースフィルムFの安定した走行性を実現でき、巻取りローラ14におけるベースフィルムFの良好な巻取り性を確保することができる。
これらの補助ローラ18A,18Bは、各々の回転軸が支持ブラケット21A,21Bにそれぞれ回転自在に支持されているとともに、これらの支持ブラケット21A,21Bは、互いに独立した押圧機構22A,22Bにそれぞれ連結されている。押圧機構22A,22Bは、ばね、シリンダ等の付勢手段を具備し、軸位置が固定されたガイドローラ17Aと協働してベースフィルムFの両側縁部に対する所定の挟持圧を発生させる。これにより、ベースフィルムFの走行位置のずれを防止するとともにベースフィルムFの撓みを防止する。
また、本実施形態によれば、ガイドユニット30によってベースフィルムFの両側縁部を挟持した状態で搬送する構成であるので、ベースフィルムFの安定した走行性を実現でき、巻取りローラ14におけるベースフィルムFの良好な巻取り性を確保することができる。

Claims (6)

  1. 真空チャンバ内でベースフィルムを搬送するフィルム搬送装置であって、
    巻出しローラと、
    巻取りローラと、
    前記ベースフィルムの両側縁部を支持する一対の環状のガイド部を有するガイドローラと、前記ガイドローラに対向して配置され前記ベースフィルムの両側縁部を前記一対のガイド部に向けて押圧する補助ローラとを含むガイドユニットを有する、前記巻出しローラと前記巻取りローラとの間に設置された走行機構と
    を具備するフィルム搬送装置。
  2. 請求項1に記載のフィルム搬送装置であって、
    前記巻出しローラと前記巻取りローラとの間に、前記ベースフィルムを成膜する成膜機構、前記ベースフィルムを加熱する加熱機構および前記ベースフィルムをプラズマ処理するプラズマ処理機構のいずれかをさらに具備する
    フィルム搬送装置。
  3. 請求項1に記載のフィルム搬送装置であって、
    前記補助ローラは、前記一対のガイド部に対して前記ベースフィルムの両側縁部を同時に押圧する一対の環状の押圧部を有する
    フィルム搬送装置。
  4. 請求項1に記載のフィルム搬送装置であって、
    前記補助ローラは、前記一対のガイド部に対して前記ベースフィルムの側縁部を各々独立して押圧可能に一対設けられている
    フィルム搬送装置。
  5. 請求項1に記載のフィルム搬送装置であって、
    前記走行機構は、前記ベースフィルムの非成膜面と密着して当該ベースフィルムを冷却または加熱するメインローラを有し、
    前記ガイドローラは、前記メインローラと前記巻取りローラとの間に設置されている
    フィルム搬送装置。
  6. 減圧雰囲気内でベースフィルムを連続的に送り出し、
    前記ベースフィルムの少なくとも一方の面を成膜し、
    成膜した前記ベースフィルムの両側縁部を挟持して当該ベースフィルムを巻取り部へ向けて搬送する
    巻取式真空成膜方法。
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