JPWO2007037097A1 - 積層コイル部品 - Google Patents

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Abstract

インダクタンスの低下が少ない積層コイル部品を得る。コイル導体(23a)〜(23f)とビアホール導体(26a)〜(26e)を形成したセラミックグリーンシート(22a)〜(22f)を積層し、コイル導体(23a)〜(23f)がビアホール導体(26a)〜(26e)を介して直列に接続された螺旋状コイル(23)を内蔵した積層コイル部品。積層方向に平面視で、ビアホール導体(26b),(26d)は、螺旋状コイル(23)の外側であって、積層体(30)の長辺方向の端面側に位置している。

Description

本発明は、積層コイル部品、特に、複数のセラミック層からなる積層体に螺旋状コイルを内蔵した積層コイル部品に関する。
従来より、積層コイル部品として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。図7(A)に示すように、この積層コイル部品71は、コイル導体73a〜73fやビアホール導体76a〜76eを設けたセラミックシート72a〜72fを、シート72aからシート72fの順で積み上げた後、さらに上下に保護用セラミックシート(図示せず)を積層したものである。コイル導体73a〜73fはビアホール導体76a〜76eを介して直列に接続され、螺旋状コイル73を構成している。なお、符号74a〜74jはコイル導体73a〜73fの端部に設けたパッドを示している。図7(B)は、積層コイル部品71の平面視内部透視図である。
また、図8(A),(B)はそれぞれ、コイル導体73a〜73fの内周形状を曲線にした積層コイル部品81の分解平面図と平面視内部透視図であり、符号は図7と共通のものを用いている。
しかしながら、これらの積層コイル部品71,81は、積層方向に平面視で、パッド74a〜74j及びビアホール導体76a〜76eが螺旋状コイル73の内側寄りに形成されていた。サイドギャップを確保するためである。このため、螺旋状コイル73の内径が小さくなってインダクタンスが低下するという問題点があった。また、平面視で、パッド74a〜74j及びビアホール導体76a〜76eがコイル導体73a〜73fと重なっているため、積層後の圧着工程でパッド74a〜74j及びビアホール導体76a〜76eに大きな圧力がかかりパッド74a〜74j及びビアホール導体76a〜76eが潰れてコイル73の内径がさらに小さくなったり、パッド74a〜74j及びビアホール導体76a〜76eに応力が集中したりすることにより、インダクタンスが低下するという問題点もあった。
特開2001−176725号公報
そこで、本発明の目的は、インダクタンスの低下が少ない積層コイル部品を提供することにある。
前記目的を達成するため、第1の発明に係る積層コイル部品は、
複数のコイル導体と複数のセラミック層を積み重ねて構成した積層体と、前記コイル導体の端部に設けられたビアホール導体を介して複数のコイル導体を直列に接続して構成した螺旋状コイルと、を備え、
積層方向に平面視で、少なくとも一つの前記ビアホール導体の中心が、前記コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置し、
中心がコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置する前記ビアホール導体に接続されたコイル導体端部のパターン形状が、該コイル導体端部の螺旋状コイルのコイル軸方向に位置している該ビアホール導体に接続されていないコイル導体のパターン形状とは異なり、
中心がコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置している前記ビアホール導体の一部が、螺旋状コイルの外周面より外側に位置していること、
を特徴とする。
第1の発明に係る積層コイル部品においては、少なくとも一つのビアホール導体の中心が、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置しているため、螺旋状コイルの内径が大きくなり、かつ、ビアホール導体が潰れてコイルの内径が小さくなるのが防止され、インダクタンスの低下が防げる。また、積層方向に平面視で、ビアホール導体とコイル導体との重なりが少なくなり、導体の集中(応力の集中)が防止されるのでインダクタンスの低下が防止され、積層ずれも防止される。
第1の発明に係る積層コイル部品において、積層方向に平面視で、前記ビアホール導体の中心がコイル導体の導体幅方向の中心より積層体の長辺方向の端面側に位置していてもよい。積層体の短辺方向におけるコイル導体と積層体端面とのいわゆるサイドギャップを確保することが可能となる。
また、第2の発明に係る積層コイル部品は、
複数のコイル導体と複数のセラミック層を積み重ねて構成した積層体と、前記コイル導体の端部に設けられたパッド及びビアホール導体を介して複数のコイル導体を直列に接続して構成した螺旋状コイルと、を備え、
積層方向に平面視で、少なくとも一つの前記ビアホール導体及びパッドの中心が、前記コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置し、
中心がコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置する前記ビアホール導体に接続されたコイル導体端部のパターン形状が、該コイル導体端部の螺旋状コイルのコイル軸方向に位置している該ビアホール導体に接続されていないコイル導体のパターン形状とは異なること、
を特徴とする。
第2の発明に係る積層コイル部品においては、少なくとも一つのビアホール導体及びパッドの中心が、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置しているため、螺旋状コイルの内径が大きくなり、かつ、パッドによりコイルの内径が小さくなることが防止され、インダクタンスの低下が防げる。また、ビアホール導体を大きく形成することが可能になる。
第2の発明に係る積層コイル部品において、中心がコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置している前記ビアホール導体の一部が、螺旋状コイルの外周面より外側に位置していることが好ましい。これにて、ビアホール導体とコイル導体との重なりが少なくなり、ビアホール導体が潰れてコイルの内径が小さくなるのが防止され、また、応力の集中が緩和されるのでインダクタの低下が防止され、積層ずれも防止される。また、積層方向に平面視で、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置する前記ビアホール導体及びパッドの中心は、コイル導体の導体幅方向の中心より前記積層体の長辺方向の端面側に位置していてもよい。積層体の短辺方向における導体と積層体端面とのいわゆるサイドギャップを確保することができる。
第1及び第2の発明に係る積層コイル部品において、中心がコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置しているビアホール導体の全体が、螺旋状コイルの外周面より外側に位置していることが好ましい。ビアホール導体とコイル導体との積層方向の重なりが極力少なくなり、それぞれの導体の集中を効果的に防止でき、しかも、螺旋状コイルの内径が大きくなり、インダクタンスも大きくなる。
さらに、コイル導体を3/4ターン形状とすれば、ビアホール導体の形成位置が4箇所に分散され、導体の集中を防止する効果が高まる。また、コイル導体の少なくとも内周が曲線形状であってもよい。螺旋状コイルに矩形状の角部が存在すると直流抵抗が大きくなるが、コイル導体が曲線形状を有することで、直流抵抗が小さくなる。あるいは、積層方向に平面視で、ビアホール導体が千鳥状に配置されていてもよい。ビアホール導体間の短絡が防止される。
本発明によれば、少なくとも一つのビアホール導体又はパッドの中心が、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置しているので、螺旋状コイルの内径を大きくでき、インダクタンスの低下を防ぐことができる。また、積層方向に平面視で、パッドやビアホール導体とコイル導体との重なりが少なくなるため、導体の集中を防止でき、応力の集中が緩和され、これにてもインダクタンスの低下が防止され、積層ずれも防止できる。
本発明に係る積層コイル部品の第1実施例を示し、(A)は分解平面図、(B)は平面視内部透視図である。 コイル導体とパッドの位置関係を説明するための一部拡大平面図である。 本発明に係る積層コイル部品の第2実施例を示し、(A)は分解平面図、(B)は平面視内部透視図である。 本発明に係る積層コイル部品の第3実施例を示し、(A)は分解平面図、(B)は平面視内部透視図である。 他の実施例を示し、(A)は分解平面図、(B)は平面視内部透視図である。 さらに別の他の実施例を示し、(A)は分解平面図、(B)は平面視内部透視図である。 第1の従来例を示し、(A)は分解平面図、(B)は平面視内部透視図である。 第2の従来例を示し、(A)は分解平面図、(B)は平面視内部透視図である。
以下、本発明に係る積層コイル部品の実施例について添付図面を参照して説明する。
(第1実施例、図1及び図2参照)
図1(A)は積層コイル部品11の分解平面図、図1(B)は積層コイル部品1の平面視内部透視図である。図1に示すように、積層コイル部品11は、コイル導体13a〜13fとビアホール導体16a〜16eを設けたセラミックグリーンシート12a〜12fを、シート12aからシート12fの順で積み上げた後、さらに上下に保護用セラミックグリーンシート(図示せず)を積層したものである。
セラミックグリーンシート12a〜12fは以下のようにして作製される。まず、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化銅、酸化亜鉛などの各種粉末を所定の比率となるように秤量し、それらをボールミルで湿式混合し、乾燥したものをトンネル炉で仮焼する。この仮焼粉を予備粉砕してセラミック原料とする。
次に、純水、分散剤、セラミック原料を湿式混合し、ボールミルを用いて所定の粒径あるいは比表面積となるまで湿式粉砕する。この溶液に結合剤、可塑剤、湿潤剤、消泡剤などを添加し、ボールミルで所定時間湿式混合した後、真空脱泡を行い、セラミックスラリーとする。このセラミックスラリーをドクターブレード法などにより所定の厚みになるようにシート状に成形する。
次に、セラミックグリーンシート12b〜12fの所定の位置に、レーザの照射などによりビアホール導体用の孔を形成する。この後、セラミックグリーンシート12a〜12f上にAgペーストをスクリーン印刷し、コイル導体13a〜13fを形成する。同時に、ビアホール導体用の孔にAgペーストが充填され、ビアホール導体16a〜16eが形成される。なお、符号14a〜14jはAgペーストによって同時に形成されたパッドを示している。ここで、パッドとは、コイル導体の端部に設けられたコイル導体の導体幅よりも大きく形成された導体部分である。
次に、このセラミックグリーンシート12a〜12fと保護用セラミックグリーンシートを積層して積層体20とする。この積層体20を所定のサイズにカットし、所定の温度、時間をかけて焼成する。次に、コイル導体13a,13fの引き出し部が露出している端面に、浸漬法により導体ペーストを塗布して外部電極を形成する。
こうして得られた積層コイル部品11は、コイル導体13a〜13fが、コイル導体13a〜13fの端部に設けられたパッド14a〜14j及びビアホール導体16a〜16eを介して電気的に直列に接続された螺旋状コイル13を内蔵している。パッド14a〜14jが設けられているため、ビアホール導体16a〜16eを大きく形成でき、コイル導体13a〜13fの電気的接続が確実となる。また、螺旋状コイル13の少なくとも内周は曲線形状とされている。
そして、図1(B)に示すように、積層方向に平面視で、ビアホール導体16b及びパッド14c,14dの中心、並びに、ビアホール導体16d及びパッド14g,14hの中心は、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイル13の外側寄りに位置している。ここで外側寄りとは、平面視で、他のコイル導体の導体幅方向の中心より外側であることをいう。即ち、ビアホール導体16b及びパッド14c,14dの中心に対しては、ビアホール導体16b及びパッド14c,14dが形成されていないコイル導体13a,13d〜13fの導体幅方向の中心より外側寄り、ビアホール導体16d及びパッド14g,14hの中心に対しては、ビアホール導体16d及びパッド14g,14hが形成されていないコイル導体13a〜13c,13fの導体幅方向の中心より外側寄りであることをいう。そして、具体的に外側寄りとは、積層体20の長辺方向の端面側であることをいう。これにより、積層コイル部品11の短辺方向のサイドギャップを確保することができる。
一方、ビアホール導体16c及びパッド14e,14fの中心、並びに、ビアホール導体16a,16e及びパッド14a,14b,14i,14jの中心は、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイル13の内側寄りに位置している。前記サイドギャップを確保するためである。
また、ビアホール導体16b,16dに接続されたコイル導体13b〜13eの端部のパターン形状が、コイル導体13b〜13eの端部の螺旋状コイル13のコイル軸方向に位置しているコイル導体13a〜13fのパターン形状と異なっている。即ち、ビアホール導体16bに接続されたコイル導体13b,13cの端部のパターン形状は、ビアホール導体16b周辺で略矩形の形状をなしているのに対して、コイル導体13b,13cの端部の螺旋状コイル13のコイル軸方向に位置しているコイル導体13d,13eは円弧の形状をなしている。そして、このように平面視で、ビアホール導体16bの周辺のコイル導体13b,13cとコイル導体13d,13eとのパターン形状の違いから、ビアホール導体16bの中心が、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイル13の外側寄りに位置することになる。同様に、ビアホール導体16dに接続されたコイル導体13d,13eの端部のパターン形状は、ビアホール導体16dの周辺で略矩形の形状をなしているのに対して、コイル導体13d,13eの端部の螺旋状コイル13のコイル軸方向に位置しているコイル導体13b,13cは円弧の形状をなしている。そして、このように平面視で、ビアホール導体16dの周辺のコイル導体13d,13eとコイル導体13b,13cとのパターン形状の違いから、ビアホール導体16dの中心が、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイル13の外側寄りに位置することになる。
そして、ビアホール導体16b,16dの一部が、螺旋状コイル13の外周面より外側に位置している。ここで外周面とは、平面視で、ビアホール導体が接続されない他のコイル導体で形成される螺旋状コイル13の外周面のことをいう。即ち、ビアホール導体16bに対しては、コイル導体13a,13d〜13fで形成される螺旋状コイル13の外周面、ビアホール導体16cに対しては、コイル導体13a〜13c,13fで形成される螺旋状コイル13の外周面のことをいう。
より詳細にパッド14c,14d(14g,14h)の位置について説明する。図2には点線で表示された円A,B,Cが記載されている。図8に示した従来の積層コイル部品81は、円Aで表示されている位置にパッドを形成していた。つまり、パッドはコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの内側寄りに位置していた。
一方、積層コイル部品11では、円Cで表示されている位置にパッド14c,14dを形成している。つまり、パッド14c,14dはコイル導体13bの導体幅方向の中心線Pより螺旋状コイル13の外側寄りに位置している。具体的には、円Cの中心は円Aの中心より65〜79μmずれている(焼成前)。パッド14c,14dの約半分が、平面視でコイル導体13bと重なっていない。なお、パッド14c,14dの大きさは直径80μm、コイル導体13bの導体幅は50μmである。
即ち、パッド14c,14dの中心がコイル導体13bの導体幅方向の中心線P上に位置する円Bの位置より、螺旋状コイル13の外側寄りにずらすことで、パッド14c,14dにより螺旋状コイル13の内径が小さくなることを防止できる。この結果、螺旋状コイル13の内径を大きくでき、インダクタンスの低下を防ぐことができる。また、ずらす量を大きくすることで、平面視で、コイル導体13bとパッド14c,14d及びビアホール導体16bとの重なりが小さくなるので、導体の集中を防止できる。この結果、応力の集中や積層ずれを防止できる。
表1に積層コイル部品11の評価結果を示す。比較のため、表1には従来の積層コイル部品71,81の評価結果も併せて記載している。なお、表中の「取得効率」は、(100MHzにおけるインピーダンス)/(直流抵抗)のことであり、この値が大きいほど好ましい。
Figure 2007037097
表1に示すように、比較例1(従来の積層コイル部品71)では、螺旋状コイル73の形状が矩形状であるため、電流がコイル導体のコーナー部に集中し、直流抵抗が大きくなる。比較例2(従来の積層コイル部品81)では、螺旋状コイル73の形状が円弧状であるため、電流がコイル導体のコーナー部に集中せず、直流抵抗が小さくなる。しかし、螺旋状コイル73の内径が小さくなり、インダクタンスが小さくなる。その結果、インピーダンスが小さくなる。そして、比較例1及び比較例2は共に積層ずれが大きい。
これに対して、第1実施例(積層コイル部品11)では、パッド14c,14d,14g,14h及びビアホール導体16b,16dの中心を、平面視で、コイル導体の導体幅方向の中心線Pより螺旋状コイル13の外側寄りに位置させているので、螺旋状コイル13の内径が大きくなり、インピーダンス(インダクタンス)が大きくなる。また、平面視で、コイル導体とパッド14c,14d,14g,14h及びビアホール導体16b,16dとの重なりも小さくなるので、導体の集中を防止でき、積層ずれも小さくなる。
また、積層コイル部品11においては、平面視で、ビアホール導体16a〜16eが千鳥状に配置されている。即ち、ビアホール導体16bと16dは対向するコーナー付近に設けられ、かつ、ビアホール導体16a,16eと16bとが略一直線上に設けられ,ビアホール導体16cと16dとが略一直線上に設けられている。これにより、ビアホール導体16b,16cなどの間隔が広くなり、互いの短絡防止につながる。
なお、本第1実施例では、パッド14a〜14jの中心とビアホール導体16a〜16eの中心とは一致しているが、不一致であってもよい。一致していれば、ビアホール導体用の孔への導電ペーストの充填性が良好である。
また、全てのパッド14a〜14j及びビアホール導体16a〜16eを外側にずらしたものであってもよい。さらに、導体の集中を防止する効果を一層上げるために、ビアホール導体16a〜16eの全体が螺旋状コイル13の外周面より外側に位置したものであってもよい。
(第2実施例、図3参照)
第2実施例として、パッドを設けない場合の積層コイル部品について説明する。図3(A)は積層コイル部品21の分解平面図、図3(B)は積層コイル部品21の平面視内部透視図である。図3に示すように、積層コイル部品21は、コイル導体23a〜23fとビアホール導体26a〜26eを設けたセラミックグリーンシート22a〜22fを、シート22aからシート22fの順で積み上げた後、さらに上下に保護用セラミックグリーンシート(図示せず)を積層したものである。
この積層コイル部品21は、コイル導体23a〜23fが、コイル導体23a〜23fの端部に設けられたビアホール導体26a〜26eを介して電気的に直列に接続された螺旋状コイル23を内蔵している。そして、この螺旋状コイル23の少なくとも内周は曲線形状とされている。
本第2実施例は、前記第1実施例に対してコイル導体23a〜23fの端部にパッドが形成されていない以外は、第1実施例とその構造及び製造方法が同一である。従って、本第2実施例の作用効果も第1実施例と基本的に同様である。
詳しくは、図3(B)に示すように、積層方向に平面視で、ビアホール導体26b及びビアホール導体26dの中心が、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイル23の外側寄りに位置している。ここで外側寄りとは、平面視で、ビアホール導体が接続されない他のコイル導体の導体幅方向の中心より外側であることをいう。即ち、ビアホール導体26bの中心に対しては、ビアホール導体26bが接続されないコイル導体23a,23d〜23fの導体幅方向の中心より外側寄り、ビアホール導体26dの中心に対しては、ビアホール導体26dが接続されないコイル導体23a〜23c,23fの導体幅方向の中心より外側寄りであることをいう。さらに、平面視で、ビアホール導体26b,26dの中心が、コイル導体の導体幅方向の中心より積層体30の長辺方向の端面側に位置している。
また、ビアホール導体26b,26dに接続されたコイル導体23b〜23eの端部のパターン形状が、コイル導体23b〜23e端部の螺旋状コイル23のコイル軸方向に位置しているコイル導体23a〜23fのパターン形状と異なっている。即ち、ビアホール導体26bに接続されたコイル導体23b,23cの端部のパターン形状は、ビアホール導体26bの周辺で略矩形の形状をなしているのに対して、コイル導体23b,23cの端部の螺旋状コイル23のコイル軸方向に位置しているコイル導体23d,23eは円弧の形状をなしている。そして、このように平面視で、ビアホール導体26bの周辺のコイル導体23b,23cとコイル導体23d,23eとのパターン形状の違いから、ビアホール導体26bの中心が、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイル23の外側寄りに位置することになる。同様に、ビアホール導体26dに接続されたコイル導体23d,23eの端部のパターン形状は、ビアホール導体26dの周辺で略矩形の形状をなしているのに対して、コイル導体23d,23eの端部の螺旋状コイル23のコイル軸方向に位置しているコイル導体23b,23cは円弧の形状をなしている。そして、このように平面視で、ビアホール導体26dの周辺のコイル導体23d,23eとコイル導体23b,23cとのパターン形状の違いから、ビアホール導体26dの中心が、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイル23の外側寄りに位置することになる。
そして、ビアホール導体26b,26dの一部が、螺旋状コイル23の外周面より外側に位置している。ここで外周面とは、平面視で、ビアホール導体が接続されない他のコイル導体で形成される螺旋状コイル23の外周面のことをいう。即ち、ビアホール導体26bに対しては、コイル導体23a,23d〜23fで形成される螺旋状コイル23の外周面、ビアホール導体26dに対しては、コイル導体23a〜23c,23fで形成される螺旋状コイル23の外周面のことをいう。
即ち、ビアホール導体26b,26dの中心がコイル導体の導体幅方向の中心線Pより螺旋状コイル23の外側寄りにずらすことで、平面視で、コイル導体23a〜23fとビアホール導体26b,26dとの重なりが小さくなるので、導体の集中を防止できる。この結果、応力の集中や積層ずれを防止できる。
(第3実施例、図4参照)
図4(A)は積層コイル部品31の分解平面図、図4(B)は積層コイル部品31の平面視内部透視図である。図4に示すように、積層コイル部品31は、コイル導体33a〜33fとビアホール導体36a〜36eを設けたセラミックグリーンシート32a〜32fを、シート32aからシート32fの順で積み上げた後、さらに上下に保護用セラミックグリーンシート(図示せず)を積層したものである。
この積層コイル部品31は、コイル導体33a〜33fが、コイル導体33a〜33fの端部に設けられたビアホール導体36a〜36eを介して電気的に直列に接続された螺旋状コイル33を内蔵している。
本第3実施例は前記第1及び第2実施例と基本的には同様の構造及び製造方法である。従って、本第3実施例の作用効果も第1及び第2実施例と基本的に同様である。特に、第3実施例において、コイル導体33a〜33fは3/4ターン形状とされている。これにより、ビアホール導体36a〜36eの位置が4箇所に広く分散されるので、導体の集中防止効果が高くなる。さらに、シート32a〜32fの積層枚数も少なくできる。
また、積層方向に平面視で、コイル導体33a〜33fとビアホール導体36a〜36eとが極力重ならないように、ビアホール導体36a〜36eに接続されたコイル導体33a〜33fの端部のコーナー部が略矩形状に、そのコイル軸方向に位置しているビアホール導体36a〜36eに接続しないコイル導体33a〜33fのコーナー部は略円弧状に形成されている。これにより、平面視で、コイル導体33a〜33fとビアホール導体36a〜36eとが極力重ならないので、導体の集中を防止でき、応力の集中や積層ずれを防止できる。
換言すれば、本第3実施例においては、ビアホール導体36a〜36eの全体が、螺旋状コイル33の外周面より外側に位置しているため、ビアホール導体36a〜36eとコイル導体33a〜33fとの積層方向の重なりが極力少なくなり、それぞれの導体の集中を効果的に防止でき、しかも、螺旋状コイル33の内径が大きくなり、インダクタンスも大きくなる。
(他の実施例)
なお、本発明に係る積層コイル部品は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、前記第3実施例の積層コイル部品31は、図5に示すように、コーナー部の外周形状が角形状で内周形状が曲線形状のコイル導体33a〜33fを使用した積層コイル部品31aであってもよい。
また、前記第3実施例の積層コイル部品31は、図6に示すように、コーナー部の内周形状及び外周形状が角形状のコイル導体33a〜33fを使用した積層コイル部品31bであってもよい。
さらに、前記各実施例は、セラミックシートを積み重ねた後、一体的に焼成したものを示したが、本発明に係る積層コイル部品は必ずしもこのような製造方法のものに限定されない。セラミックシートは予め焼成されたものを用いてもよい。また、以下に説明する製法によって積層コイル部品を製造してもよい。即ち、印刷などの方法によりペースト状のセラミック材料にてセラミック層を形成した後、そのセラミック層の表面にペースト状の導電性材料を塗布してコイル導体を形成する。次に、ペースト状のセラミック材料を上から塗布してセラミック層とする。同様にして、順に重ね塗りすることにより積層構造を有する積層コイル部品としてもよい。
以上のように、本発明は、複数のセラミック層からなる積層体に螺旋状コイルを内蔵した積層コイル部品に有用であり、特に、インダクタンスの低下が少ない点で優れている。

Claims (10)

  1. 複数のコイル導体と複数のセラミック層を積み重ねて構成した積層体と、前記コイル導体の端部に設けられたビアホール導体を介して複数のコイル導体を直列に接続して構成した螺旋状コイルと、を備え、
    積層方向に平面視で、少なくとも一つの前記ビアホール導体の中心が、前記コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置し、
    中心がコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置する前記ビアホール導体に接続されたコイル導体端部のパターン形状が、該コイル導体端部の螺旋状コイルのコイル軸方向に位置している該ビアホール導体に接続されていないコイル導体のパターン形状とは異なり、
    中心がコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置している前記ビアホール導体の一部が、螺旋状コイルの外周面より外側に位置していること、
    を特徴とする積層コイル部品。
  2. 積層方向に平面視で、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置する前記ビアホール導体の中心は、コイル導体の導体幅方向の中心より前記積層体の長辺方向の端面側に位置していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の積層コイル部品。
  3. 複数のコイル導体と複数のセラミック層を積み重ねて構成した積層体と、前記コイル導体の端部に設けられたパッド及びビアホール導体を介して複数のコイル導体を直列に接続して構成した螺旋状コイルと、を備え、
    積層方向に平面視で、少なくとも一つの前記ビアホール導体及びパッドの中心が、前記コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置し、
    中心がコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置する前記ビアホール導体に接続されたコイル導体端部のパターン形状が、該コイル導体端部の螺旋状コイルのコイル軸方向に位置している該ビアホール導体に接続されていないコイル導体のパターン形状とは異なること、
    を特徴とする積層コイル部品。
  4. 中心がコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置している前記ビアホール導体の一部が、螺旋状コイルの外周面より外側に位置していることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の積層コイル部品。
  5. 積層方向に平面視で、コイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置する前記ビアホール導体及びパッドの中心は、コイル導体の導体幅方向の中心より前記積層体の長辺方向の端面側に位置していることを特徴とする請求の範囲第3項又は第4項に記載の積層コイル部品。
  6. 前記パッドと前記ビアホール導体の中心が同心上に位置していることを特徴とする請求の範囲第3項ないし第5項のいずれかに記載の積層コイル部品。
  7. 中心がコイル導体の導体幅方向の中心より螺旋状コイルの外側寄りに位置している前記ビアホール導体の全体が、螺旋状コイルの外周面より外側に位置していることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の積層コイル部品。
  8. 前記コイル導体が3/4ターン形状であることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の積層コイル部品。
  9. 前記コイル導体の少なくとも内周が曲線形状とされていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第8項のいずれかに記載の積層コイル部品。
  10. 積層方向に平面視で、前記ビアホール導体が千鳥状に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第9項のいずれかに記載の積層コイル部品。
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