JP4535131B2 - 積層コイル部品 - Google Patents

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Description

本発明は、積層コイル部品、特に、二つの螺旋状コイルが電気的に並列接続されて積層体に重ねて内蔵された積層コイル部品に関する。
従来より、積層コイル部品として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。図8に示すように、この積層コイル部品71は、コイル導体73a〜73eやビアホール導体75を設けたセラミックシート72をそれぞれ積層して構成した第1コイル部78と第2コイル部79を積み重ねた構造を有している。コイル導体73a〜73eはビアホール導体75を介して直列に接続され、螺旋状コイル73A,73Bを構成している。二つの螺旋状コイル73A,73Bは電気的に並列接続され、耐電流値の大きい積層コイル部品を形成している。
しかしながら、この積層コイル部品71は、二つの螺旋状コイル73A,73Bが同じパターンで、同じターン数であるため、インダクタンスを調整する目的でターン数を変更すると、螺旋状コイル二つ分のターン数が同時に増減してしまう。従って、インダクタンスが大きく変化してしまい、インダクタンスの微調整が困難であるという問題があった。
また、図9に示すように、二つの螺旋状コイル73A,74A間の結合を大きくする目的で、ターン数の大きなコイル導体73e,74aが対向する構造の積層コイル部品81を作製すると、符号74a〜74eにて示すパターンのコイル導体を新たに形成しなければならなかった。即ち、同じコイル導体のパターンでもビアホール導体75の位置が異なるため、コイル導体のパターン種類数が増えるという問題があった。
特開平6−196334号公報
そこで、本発明の目的は、インダクタンスの微調整ができ、かつ、コイル導体のパターン種類数を増やさないで二つの螺旋状コイル間の結合を大きくすることができる積層コイル部品を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る積層コイル部品は、
複数のコイル導体と複数のセラミック層を積み重ねて構成した、第1螺旋状コイルを内蔵した第1コイル部と、
複数のコイル導体と複数のセラミック層を積み重ねて構成した、第2螺旋状コイルを内蔵した第2コイル部と、
前記第1コイル部と前記第2コイル部を積み重ねて構成した積層体と、を備え、
前記第1螺旋状コイルと前記第2螺旋状コイルは、互いのコイル軸が同軸上に位置し、電気的に並列接続され、かつ、互いのターン数が異なり、
前記第1コイル部と前記第2コイル部が隣接する部分での前記第1螺旋状コイルと前記第2螺旋状コイルの対向するコイル導体のターン数の和が、第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルのコイル軸方向の両外側に位置するコイル導体のターン数の和より大きく、
前記第1螺旋状コイルと前記第2螺旋状コイルのうち、いずれか一方の螺旋状コイルの入力用引出し電極と他方の螺旋状コイルの出力用引出し電極とが積層方向に隣接していること、
を特徴とする。
本発明に係る積層コイル部品においては、第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルを同軸上に位置させ並列接続したため、耐電流値が大きくなる。また、第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルのターン数が互いに異なるため、ターン数を個別に変更することでインダクタンスの微調整が可能になる。さらに、第1コイル部と第2コイル部が隣接する部分での第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルの対向するコイル導体のターン数の和を、第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルのコイル軸方向の両外側に位置するコイル導体のターン数の和より大きくしたため、二つの螺旋状コイル間の結合が大きくなりインダクタンスが増加する。しかも、いずれか一方の螺旋状コイルの入力用引出し電極と他方の螺旋状コイルの出力用引出し電極とが積層方向に隣接しているため、コイル間の結合を大きくしたにも拘わらずコイル導体のパターン種類数を増やさないで済む。
本発明に係る積層コイル部品にあっては、第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルのうち、いずれか一方の螺旋状コイルの入力用引出し電極と他方の螺旋状コイルの出力用引出し電極とが積層体の互いに逆向きの端面に引き出されていることが好ましい。これにて、積層体の端面一面に外部電極を形成することができ、製造が簡易になる。
また、第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルの入力用引出し電極どうし又は出力用引出し電極どうしが同じパターンであることが好ましい。同じパターンを使用すれば製造工程が簡易なものとなる。
また、第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルの主部分のコイル導体をそれぞれほぼ3/4ターン形状とすれば、コイル導体の積層枚数が少なくなり、部品が小型化する。あるいは、積層方向に平面視で、複数のコイル導体は長方形状であり、ビアホール導体を長方形の各長辺上にそれぞれに二つ形成し、かつ、長方形の短辺方向の同一直線上に位置していないことが好ましい。ビアホール導体どうしが離隔されるので短絡を防止できる。
本発明によれば、耐電流値が大きくなり、インダクタンスの微調整をすることができ、第1及び第2螺旋状コイル間の結合を大きくするとともにインダクタンスを大きくすることができ、必要とするコイル導体のパターン種類数が少なくて済む。
本発明に係る積層コイル部品の第1実施例を示す分解斜視図。 図1に示した積層コイル部品の等価回路図。 本発明に係る積層コイル部品の第2実施例に使用する各種シートを示す平面図。 図3に示したシートを使用した積層コイル部品を示し、(A)は本発明例の分解斜視図、(B)は比較例の分解斜視図。 図3に示したシートを使用した別の積層コイル部品を示し、(A)は本発明例の分解斜視図、(B)は比較例の分解斜視図。 図3に示したシートを使用したさらに別の積層コイル部品を示し、(A)は本発明例の分解斜視図、(B)は比較例の分解斜視図。 図4〜図6の積層コイル部品の電気特性を示すグラフ。 従来の積層コイル部品を示す分解斜視図。 従来の別の積層コイル部品を示す分解斜視図。
以下、本発明に係る積層コイル部品の実施例について添付図面を参照して説明する。
(第1実施例、図1及び図2参照)
図1に示すように、第1実施例である積層コイル部品11は、コイル導体13a〜13eやビアホール導体15を設けたセラミックグリーンシート12を積層して構成した第1コイル部21と、コイル導体13f,13d,13eやビアホール導体15を設けたセラミックグリーンシート12を積層して構成した第2コイル部22とを積み重ね、さらに上下に保護用セラミックグリーンシート(図示せず)を積層した構造を有している。
セラミックグリーンシート12は以下のようにして作製される。まず、フェライト粉末、結合剤、可塑剤などの原料を混合し、ボールミルで粉砕してスラリー状の組成物とし、真空脱泡を行う。これをドクターブレード法などにより所定の厚みになるようにシート状に成形する。
次に、セラミックグリーンシート12の所定の位置に、レーザの照射などによりビアホール用孔を形成する。この後、セラミックグリーンシート12上にAgを主成分とする導電ペーストをスクリーン印刷し、コイル導体13a〜13f、入力用引出し電極17及び出力用引出し電極18を形成する。同時に、ビアホール用孔に前記導電ペーストが充填され、ビアホール導体15が形成される。
第1コイル部21と第2コイル部22の主部分のコイル導体13b〜13fはそれぞれ3/4ターン形状である(但し、引出し電極17,18は含まない)。これにより、1枚のシート12上に各コイル導体を長く形成でき、シート12の積層枚数が少なくなるので部品の小型化を実現できる
次に、前記セラミックグリーンシート12と保護用セラミックグリーンシートを積層して積層体とする。この積層体を所定のサイズにカットし所定の温度、時間をかけて焼成する。さらに、引出し電極17,18が露出している端面に、浸漬法などにより導電ペーストを塗布して外部電極を形成する。
こうして得られた積層コイル部品11においては、第1コイル部21のコイル導体13a〜13eはビアホール導体15を介して直列に接続され、螺旋状コイルL1を構成している。同様に、第2コイル部22のコイル導体13f,13d,13eはビアホール導体15を介して直列に接続され、螺旋状コイルL2を構成している。そして、二つの螺旋状コイルL1,L2は、図2に示すように、電気的に並列接続されている。これにて、耐電流値の大きい積層コイル部品11が得られる。
螺旋状コイルL1,L2はそれぞれのコイル軸が同軸上に位置し、互いのターン数は異なっており、具体的には、コイルL1は3.25ターン、コイルL2は2.25ターンである。また、螺旋状コイルL1,L2の入力用引出し電極17は、積層コイル部品11の左端に位置し、出力用引出し電極18は右端にそれぞれ位置している。螺旋状コイルL1の出力用引出し電極18と螺旋状コイルL2の入力用引出し電極17は積層方向に隣接し、積層体の互いに逆向きの端面に引き出されている。また、螺旋状コイルL1,L2の出力用引出し電極18及びそれらと接続されているコイル導体13eどうしが同じパターンである。
以上の構成からなる積層コイル部品11では、螺旋状コイルL1,L2が並列接続されているので耐電流値が大きいことは勿論、互いのターン数が異なっているので、ターン数をコイルL1,L2で個別に変更することで、インダクタンスの微調整をすることができる。
また、螺旋状コイルL1,L2の出力用引出し電極18及びそれらと接続されているコイル導体13eのパターンを同じにしつつ、第1コイル部21と第2コイル部22が隣接する部分でのコイルL1,コイルL2の対向するコイル導体13e,13fのターン数の和を、コイルL1,L2のコイル軸方向の両外側にそれぞれ位置するコイル導体13a,13eのターン数の和より大きくしている。本第1実施例において、具体的には、対向するコイル導体13e,13fのターン数の和は、導体13e,13fがそれぞれ3/4ターンなので、1.5ターンである。外側に位置するコイル導体13a,13eのターン数の和は、導体13aが1/4ターンで導体13eが3/4ターンなので、1ターンである。
このように、対向するコイル導体13e,13fのターン数の和が大きいと、結合する磁束の量が多くなり、螺旋状コイルL1,L2間の磁束結合が大きくなる。そして、磁束の結合が大きくなると、相互インダクタンスM(図2参照)が大きくなり、螺旋状コイルL1,L2の合成インダクタンスも大きくなる。
さらに、螺旋状コイルL1,L2の出力用引出し電極18及び入力用引出し電極17を積層方向に隣接させ、かつ、積層体の互いに逆向きの端面に引き出しているので、コイルL1,L2の結合を大きくしたにも拘わらず、図9に示した積層コイル部品81と比べると明らかなように、コイル導体のパターン種類数が増加することはない。
(第2実施例、図3〜図7参照)
第2実施例では、図3に示す8種類のシートA〜Hを用いて種々の積層コイル部品を作製している。シートA〜Hはそれぞれ、コイル導体33a〜33h、入力用引出し電極37、出力用引出し電極38及びビアホール導体35をセラミックグリーンシートに設けたものである。ビアホール導体35は、以下に詳述するように、それぞれオフセットされた状態で配置されている。これにより、ビアホール導体35間の間隔が広くなり、短絡防止につながる。
図4(A)に、螺旋状コイルL1を内蔵した第1コイル部41と螺旋状コイルL2を内蔵した第2コイル部42とで構成された積層コイル部品40aを示す。比較のため、図4(B)に、第1コイル部41と第2コイル部42の積層位置を上下逆にした積層コイル部品40bを併せて示す。
図5(A)に、螺旋状コイルL1を内蔵した第1コイル部46と螺旋状コイルL2を内蔵した第2コイル部47とで構成された積層コイル部品45aを示す。比較のため、図5(B)に、第1コイル部46と第2コイル部47の積層位置を上下逆にした積層コイル部品45bを併せて示す。
図6(A)に、螺旋状コイルL1を内蔵した第1コイル部51と螺旋状コイルL2を内蔵した第2コイル部52とで構成された積層コイル部品50aを示す。比較のため、図5(B)に、第1コイル部51と第2コイル部52の積層位置を上下逆にした積層コイル部品50bを併せて示す。
なお、積層コイル部品40b、45b、50bは公知のものではなく、実施例の効果を実証するために比較例として今回新たに作製したものである。
表1及び図7には、積層コイル部品40a,40b,45a,45b,50a,50bの100MHzでのインピーダンスZ、直流抵抗Rdc、取得効率(100MHzにおけるインピーダンス)/(直流抵抗))を評価した結果を示す。取得効率Z/Rdcの値が大きいほど好ましい。
Figure 0004535131
表1及び図7から明らかなように、第1コイル部41,46,51と第2コイル部42,47,52が隣接する部分での螺旋状コイルL1,L2の対向するコイル導体のターン数の和を、コイルL1,L2のコイル軸方向の両外側に位置するコイル導体のターン数の和より大きくすることで、磁束の結合が大きくなり、相互インダクタンスMが大きくなる。この結果、二つの螺旋状コイルL1,L2の合成インダクタンスも大きくなる。
また、本第2実施例(図5(A)、図6(A)参照)では、ビアホール導体35はオフセット配置されている。即ち、積層方向に平面視で、複数のコイル導体33a〜33hは長方形状の螺旋状コイルL1,L2を構成し、各ビアホール導体35は前記長方形の各長辺上にそれぞれに二つ形成され、かつ、長方形の短辺方向の同一直線上に位置していない。このように、ビアホール導体35が平面視でオフセット状態に分散されていることで、ビアホール導体35間の短絡を未然に防止することができる。
(他の実施例)
なお、本発明に係る積層コイル部品は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、コイル導体の形状は矩形状以外に例えば円形状であってもよい。また、前記実施例では、セラミックシートを積み重ねた後、一体的に焼成した積層コイル部品を示したが、セラミックシートは予め焼成されたものを用いて積層してもよい。
また、前記実施例では積層体の短辺端面にコイル導体が引き出されている例を示したが、コイル導体は積層体の長辺端面に引き出されていてもよい。さらに、コイル導体の多くは、ほぼ3/4ターン形状とするのみならず、ほぼ1/2ターン形状で構成してもよい。
また、以下に説明する製法によって積層コイル部品を製造してもよい。即ち、印刷などの方法によりペースト状のセラミック材料にてセラミック層を形成した後、該セラミック層の表面にペースト状の導電性材料を塗布してコイル導体を形成する。次に、ペースト状のセラミック材料を上から塗布してセラミック層とし、さらに、コイル導体を形成する。このように、セラミック層とコイル導体層を順に重ね塗りすることにより積層構造を有する積層コイル部品が得られる。
以上のように、本発明は、二つの螺旋状コイルが電気的に並列接続されて積層体に重ねて内蔵された積層コイル部品に有用であり、特に、インダクタンスの微調整ができ、かつ、コイル導体のパターン種類数を増やさないで二つの螺旋状コイル間の結合を大きくできる点で優れている。

Claims (5)

  1. 複数のコイル導体と複数のセラミック層を積み重ねて構成した、第1螺旋状コイルを内蔵した第1コイル部と、
    複数のコイル導体と複数のセラミック層を積み重ねて構成した、第2螺旋状コイルを内蔵した第2コイル部と、
    前記第1コイル部と前記第2コイル部を積み重ねて構成した積層体と、を備え、
    前記第1螺旋状コイルと前記第2螺旋状コイルは、互いのコイル軸が同軸上に位置し、電気的に並列接続され、かつ、互いのターン数が異なり、
    前記第1コイル部と前記第2コイル部が隣接する部分での前記第1螺旋状コイルと前記第2螺旋状コイルの対向するコイル導体のターン数の和が、第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルのコイル軸方向の両外側に位置するコイル導体のターン数の和より大きく、
    前記第1螺旋状コイルと前記第2螺旋状コイルのうち、いずれか一方の螺旋状コイルの入力用引出し電極と他方の螺旋状コイルの出力用引出し電極とが積層方向に隣接していること、
    を特徴とする積層コイル部品。
  2. 前記第1螺旋状コイルと前記第2螺旋状コイルのうち、いずれか一方の螺旋状コイルの入力用引出し電極と他方の螺旋状コイルの出力用引出し電極とが積層体の互いに逆向きの端面に引き出されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の積層コイル部品。
  3. 前記第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルの入力用引出し電極どうし又は出力用引出し電極どうしが同じパターンであることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の積層コイル部品。
  4. 前記第1螺旋状コイルと第2螺旋状コイルの主部分のコイル導体がそれぞれほぼ3/4ターン形状であることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の積層コイル部品。
  5. 積層方向に平面視で、前記複数のコイル導体は長方形状であり、前記ビアホール導体は前記長方形の各長辺上にそれぞれに二つ形成され、かつ、長方形の短辺方向の同一直線上に位置していないことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の積層コイル部品。
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