JP2005310959A - 積層コイル部品およびその製造方法 - Google Patents

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【課題】 部品の高さ寸法を大きくしないでコイル間の絶縁耐圧を上げることができ、コイル同士の結合量の低下も少ない構造を有する積層コイル部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 積層トランス1は、コイル導体3〜11をそれぞれ表面に設けた磁性体シート2と、ガラス絶縁層16〜19をそれぞれ表面に設けた磁性体シート2等で構成されている。磁性体シート2は、例えばNi−Zn系フェライトやNi−Zn−Cuフェライトでできている。ガラス絶縁層16〜19は、Si系、Si−B系、Si−Al系もしくはSi−Zn系のガラスペーストからなり,Ca,Sr,Ba,Mgのうち少なくとも1種類以上を含む。ガラス絶縁層16〜19は、コイル導体3〜11の導体幅と同等かそれ以上のパターン幅を有し、コイル導体3〜11と略同様の形状の環状パターンを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、積層コイル部品、特に、積層コモンモードチョークコイルや積層トランスなどのように複数のコイルを備えている積層コイル部品およびその製造方法に関する。
従来より、同一の位相を有するノイズの通過を阻止するコモンモードチョークコイルとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この積層コモンモードチョークコイルは、コイル導体を形成したフェライトシートを複数枚積み重ねて螺旋状のコイルを形成し、そのコイルを2〜3個積層した構造となっている。そして、隣り合うコイル同士の磁界が結合することによって、コモンモードチョークコイルの特性を得ている。
しかし、特許文献1のコモンモードチョークコイルにおいて、絶縁耐圧を上げるためには、隣り合うコイル間に挿入するフェライトシートの枚数を増やして隣り合うコイル間の距離を大きくする必要があり、部品の高さ寸法が大きくなるという問題があった。
また、特許文献2には、フェライト積層体に内蔵されたコイル間にガラスからなる接合層を配設して、コイル間の磁気的な干渉による特性劣化を防止したアレイタイプのノイズフィルタが記載されている。しかし、特許文献2のノイズフィルタは、比透磁率の小さいガラス層によってコイル間が磁気的に完全に分離されているため、コイル同士の結合が著しく弱くなり、所望の特性が得られないという問題があった。
特開2003−77727号公報 特開平7−37744号公報
そこで、本発明の目的は、部品の高さ寸法を大きくしないでコイル間の絶縁耐圧を上げることができ、コイル同士の結合量の低下も少ない構造を有する積層コイル部品およびその製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る積層コイル部品は、
(a)複数の磁性体層と複数のコイル導体を積み重ねて構成した積層体と、
(b)コイル導体を電気的に接続して構成した少なくとも二つ以上の螺旋状コイルと、を備え、
(c)螺旋状コイルは、それぞれのコイル部の径が略等しく、それぞれのコイル部の軸が略同一線上に配置されるとともに、磁性体層の積み重ね方向に並置され、
(d)隣接する二つの螺旋状コイル相互の隣り合うコイル導体間に略環状のガラス絶縁層を配設したり、磁性体層の積み重ね方向において、積層体の表面と最外層のコイル導体との間に略環状のガラス絶縁層を配設したりしていることを特徴とする。
以上の構成により、隣接する二つの螺旋状コイル相互の隣り合うコイル導体間に略環状のガラス絶縁層を配設しているため、螺旋状コイル間の絶縁耐圧が上がる。さらに、隣り合うコイル導体のコイル中心軸付近とコイル外周部付近には磁性体が存在しているため、コイル間の磁界結合度の低下も少ない。また、積層体の表面と最外層のコイル導体との間に略環状のガラス絶縁層を配設することにより、外部電極とコイル導体間の絶縁破壊を防止できる。
また、本発明に係る積層コイル部品の製造方法は、
(e)磁性体シートの表面にコイル導体を形成する工程と、
(f)磁性体シートの表面に略環状のガラス絶縁層を形成する工程と、
(g)磁性体シートを積み重ね、コイル導体を電気的に接続して、それぞれのコイル部の径が略等しく、それぞれのコイル部の軸が略同一線上に配置され、かつ、磁性体シートの積み重ね方向に並置された少なくとも二つ以上の螺旋状コイルを構成するとともに、隣接する二つの螺旋状コイル相互の隣り合うコイル導体間に略環状のガラス絶縁層を配設したり、磁性体シートの積み重ね方向において、積層体の表面と最外層のコイル導体との間に略環状のガラス絶縁層を配設したりする工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、隣接する二つの螺旋状コイル相互の隣り合うコイル導体間に略環状のガラス絶縁層を配設しているため、部品の高さ寸法を大きくしないで螺旋状コイル間の絶縁耐圧を上げることができる。さらに、隣り合うコイル導体のコイル中心軸付近とコイル外周部付近には磁性体が存在しているため、コイル間の磁界結合度の低下が少なく、積層コイル部品の特性劣化を少なくすることができる。
以下、本発明に係る積層コイル部品およびその製造方法の実施例について添付図面を参照して説明する。
[第1実施例、図1〜図3]
図1に示すように、積層トランス1は、コイル導体3〜11をそれぞれ表面に設けた磁性体シート2と、ガラス絶縁層16〜19をそれぞれ表面に設けた磁性体シート2等で構成されている。
磁性体シート2は、例えばNi−Zn系フェライトやNi−Zn−Cuフェライトでできており、本第1実施例では以下の方法(共沈法)で製作した。所定種類の金属硝酸塩を混合して得られた、SO4を150〜250ppm(S:33〜83ppm)、Clを50〜150ppm、Naを70〜100ppm、Caを50〜100ppmの範囲で含有させた共沈物を650℃で仮焼した後、この共沈物にCo34を2wt%あるいはMn34を0.35wt%添加した。粉砕した共沈物に酢酸ビニル系の結合剤および可塑剤を混合し、これをドクターブレード法によって約50μmの厚みのシートにした。なお、磁性体シート2を共沈法以外の方法で製作してもよいことは言うまでもない。
コイル導体3〜11は、Ag,Pd,Cu,Ni,Au,Ag−Pd等からなり、印刷、スパッタリング、蒸着、フォトリソグラフィ等の方法により磁性体シート2上に形成される。
ガラス絶縁層16〜19は、Si系、Si−B系、Si−Al系もしくはSi−Zn系のガラスペーストからなり,Ca,Sr,Ba,Mgのうち少なくとも1種類以上を含む。ガラス絶縁層16〜19はスクリーン印刷等の方法により磁性体シート2上に形成される。ガラス絶縁層16〜19は、コイル導体3〜11の導体幅と同等かそれ以上のパターン幅を有し、コイル導体3〜11と略同様の形状の環状パターンを有している。
コイル導体3〜5は、磁性体シート2にそれぞれ設けたビアホール15を介して電気的に直列に接続され、磁性体シート2の積み重ね方向に対して平行な軸を有する螺旋状コイル12とされる。コイル導体6〜8は、磁性体シート2にそれぞれ設けたビアホール15を介して電気的に直列に接続され、磁性体シート2の積み重ね方向に対して平行な軸を有する螺旋状コイル14とされる。コイル導体9〜11は、磁性体シート2にそれぞれ設けたビアホール15を介して電気的に直列に接続され、磁性体シート2の積み重ね方向に対して平行な軸を有する螺旋状コイル13とされる。これらのコイル12〜14は、磁性体シート2の積み重ね方向において、上から12,14,13の順で積み重ねられている。
コイル導体3の引出し部はシート2の奥側の辺の右側に露出している。コイル導体5の引出し部はシート2の手前側の辺の右側に露出している。コイル導体6の引出し部はシート2の手前側の辺の中央に露出している。コイル導体8の引出し部はシート2の奥側の辺の中央に露出している。コイル導体9の引出し部はシート2の手前側の辺の左側に露出している。コイル導体11の引出し部はシート2の奥側の辺の左側に露出している。
各磁性体シート2は積み重ねられ、さらに、上下に外層用磁性体シート2が配置された後、一体的に焼成される。これにより、図2に示す積層体20とされる。積層体20の奥側および手前側の側面には、それぞれコイル12,14,13の入力電極21a,23a,22aおよび出力電極21b,23b,22bが設けられている。
図3に示すように、コイル12の入力側引出し部は入力電極21aに電気的に接続され、出力側引出し部は出力電極21bに電気的に接続されている。コイル14の入力側引出し部は入力電極23aに電気的に接続され、出力側引出し部は出力電極23bに電気的に接続されている。コイル13の入力側引出し部は入力電極22aに電気的に接続され、出力側引出し部は出力電極22bに電気的に接続されている。
こうして得られた積層トランス1は、それぞれのコイル径が等しくかつコイル軸が同一線上に配置されている螺旋状コイル12〜14を内蔵している。螺旋状コイル12〜14は積層体20の積み重ね方向に並置されており、しかも、各コイル12〜14の軸を揃えることにより、コイル12〜14相互間の磁気結合度を大きくしている。
そして、隣接する二つの螺旋状コイル12と14相互の隣り合うコイル導体5と6間に環状のガラス絶縁層17を配設し、かつ、隣接する二つの螺旋状コイル13と14相互の隣り合うコイル導体8と9間に環状のガラス絶縁層18を配設しているため、螺旋状コイル12と14間並びに13と14間のそれぞれの距離を小さくしても、コイル導体5と6間もしくは8と9間のマイグレーションおよび絶縁抵抗の低下を防止でき、絶縁耐圧を上げることができる。
さらに、ガラス絶縁層17,18のパターンがコイル導体3〜11のパターンと略同じ環状形状であるため、隣り合うコイル導体5と6や8と9のコイル軸付近とコイル外周部付近には磁性体が存在し、コイル12と14間並びにコイル13と14間の磁界結合度の低下も少ない。この結果、所定の電気的特性を得ることができ、小型で信頼性の高い積層トランス1が得られる。
また、積層体20の上面と最上層のコイル導体3との間、および、積層体20の下面と最下層のコイル導体11との間にそれぞれ環状のガラス絶縁層16,19を配設することにより、外部電極21a〜23bとコイル導体3,11間のマイグレーションおよび絶縁抵抗の低下を防止でき、絶縁破壊を防止できる。
なお、螺旋状コイル14は必ずしも積層方向の中央部に配置されなくてもよく、上部や下部に配置されてもよい。また、螺旋状コイル12,13,14のそれぞれのコイル径は同じでなくてもよい。さらに、ガラス絶縁層16〜19は完全な環状パターンである必要はなく、途中で切断された断続的な略環状パターンであってもよい。
[第2実施例、図4〜図6]
図4に示すように、積層トランス31は、コイル導体33〜38をそれぞれ表面に設けた磁性体シート32と、環状のガラス絶縁層46〜48等で構成されている。コイル導体33〜35は、磁性体シート32にそれぞれ設けたビアホール45を介して電気的に直列に接続され、磁性体シート32の積み重ね方向に対して平行な軸を有する螺旋状コイル42とされる。コイル導体36〜38は、磁性体シート32にそれぞれ設けたビアホール45を介して電気的に直列に接続され、磁性体シート32の積み重ね方向に対して平行な軸を有する螺旋状コイル43とされる。
コイル導体33の引出し部はシート32の奥側の辺の左側に露出している。コイル導体35の引出し部はシート32の手前側の辺の左側に露出している。コイル導体36の引出し部はシート32の手前側の辺の右側に露出している。コイル導体38の引出し部はシート32の奥側の辺の右側に露出している。
ガラス絶縁層46〜48はスクリーン印刷等の方法により磁性体シート32上に形成される。ガラス絶縁層46〜48は、コイル導体33〜38の導体幅と同等かそれ以上のパターン幅を有し、コイル導体33〜38と略同様の形状の環状パターンを有している。
各磁性体シート32は積み重ねられ、さらに、上下に外層用磁性体シート32が配置された後、一体的に焼成される。これにより、図5に示す積層体50とされる。積層体50の奥側および手前側の側面には、それぞれコイル42,43の入力電極51a,52aおよび出力電極51b,52bが設けられている。
図6に示すように、コイル42の入力側引出し部は入力電極51aに電気的に接続され、出力側引出し部は出力電極51bに電気的に接続されている。コイル43の入力側引出し部は入力電極52aに電気的に接続され、出力側引出し部は出力電極52bに電気的に接続されている。
こうして得られた積層トランス31は、それぞれのコイル径が等しくかつコイル軸が同一線上に配置されている螺旋状コイル42,43を内蔵している。螺旋状コイル42,43は積層体50の積み重ね方向に並置されており、しかも、各コイル42,43の軸を揃えることにより、コイル42,43相互間の磁気結合度を大きくしている。
そして、隣接する二つの螺旋状コイル42と43相互の隣り合うコイル導体35と36間に環状のガラス絶縁層47を配設しているため、螺旋状コイル42と43間の距離を小さくしても、コイル導体35と36間のマイグレーションおよび絶縁抵抗の低下を防止でき、絶縁耐圧を上げることができる。
さらに、ガラス絶縁層47のパターンがコイル導体33〜38のパターンと略同じ環状形状であるため、隣り合うコイル導体35と36のコイル軸付近とコイル外周部付近には磁性体が存在し、コイル42と43間の磁界結合度の低下も少ない。この結果、所定の電気的特性を得ることができ、小型で信頼性の高い積層トランス31が得られる。
また、積層体50の上面と最上層のコイル導体33との間、および、積層体50の下面と最下層のコイル導体38との間にそれぞれ環状のガラス絶縁層46,48を配設することにより、外部電極51a〜52bとコイル導体33,38間のマイグレーションおよび絶縁抵抗の低下を防止でき、絶縁破壊を防止できる。
[他の実施例]
なお、本発明は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。例えば、積層体の上面と最上層のコイル導体との間、および、積層体の下面と最下層のコイル導体との間にそれぞれ設けた環状のガラス絶縁層は、必ずしも必要なものではなく、仕様によっては省略してもよい。
さらに、前記実施例は、それぞれコイル導体やガラス絶縁層が形成された磁性体シートを積み重ねた後、一体的に焼成するものであるが、必ずしもこれに限定されない。磁性体シートは予め焼成されたものを用いてもよい。また、以下に説明する製法によって積層コイル部品を製造してもよい。印刷等の方法によりペースト状の磁性体材料にて磁性体層を形成した後、その磁性体層の表面にペースト状の導電性材料やガラス絶縁材料を塗布してコイル導体やガラス絶縁層を形成する。次にペースト状の磁性体材料を上から塗布して磁性体層とする。同様にして、順に重ね塗りすることにより積層構造を有するコイル部品が得られる。
本発明に係る積層コイル部品の第1実施例の構成を示す分解斜視図。 図1に示した積層コイル部品の外観斜視図。 図2に示した積層コイル部品の模式断面図。 本発明に係る積層コイル部品の第2実施例の構成を示す分解斜視図。 図4に示した積層コイル部品の外観斜視図。 図5に示した積層コイル部品の模式断面図。
符号の説明
1,31…積層トランス
2,32…磁性体シート
3〜11,33〜38…コイル導体
12,13,14,42,43…螺旋状コイル
16〜19,46〜48…ガラス絶縁層
20,50…積層体

Claims (4)

  1. 複数の磁性体層と複数のコイル導体を積み重ねて構成した積層体と、
    前記コイル導体を電気的に接続して構成した少なくとも二つ以上の螺旋状コイルと、を備え、
    前記螺旋状コイルは、それぞれのコイル部の径が略等しく、それぞれのコイル部の軸が略同一線上に配置されるとともに、前記磁性体層の積み重ね方向に並置され、
    隣接する二つの前記螺旋状コイル相互の隣り合うコイル導体間に略環状のガラス絶縁層が配設されていること、
    を特徴とする積層コイル部品。
  2. 前記磁性体層の積み重ね方向において、積層体の表面と最外層のコイル導体との間に略環状のガラス絶縁層が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の積層コイル部品。
  3. 磁性体シートの表面にコイル導体を形成する工程と、
    磁性体シートの表面に略環状のガラス絶縁層を形成する工程と、
    前記磁性体シートを積み重ね、前記コイル導体を電気的に接続して、それぞれのコイル部の径が略等しく、それぞれのコイル部の軸が略同一線上に配置され、かつ、前記磁性体シートの積み重ね方向に並置された少なくとも二つ以上の螺旋状コイルを構成するとともに、隣接する二つの前記螺旋状コイル相互の隣り合うコイル導体間に略環状のガラス絶縁層を配設する工程と、
    を備えたことを特徴とする積層コイル部品の製造方法。
  4. 磁性体シートの表面にコイル導体を形成する工程と、
    磁性体シートの表面に略環状のガラス絶縁層を形成する工程と、
    前記磁性体シートを積み重ね、前記コイル導体を電気的に接続して、それぞれのコイル部の径が略等しく、それぞれのコイル部の軸が略同一線上に配置され、かつ、前記磁性体シートの積み重ね方向に並置された少なくとも二つ以上の螺旋状コイルを構成するとともに、隣接する二つの前記螺旋状コイル相互の隣り合うコイル導体間に略環状のガラス絶縁層を配設し、かつ、前記磁性体シートの積み重ね方向において、積層体の表面と最外層のコイル導体との間に略環状のガラス絶縁層を配設する工程と、
    を備えたことを特徴とする積層コイル部品の製造方法。
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