JP4737199B2 - 積層コイル部品 - Google Patents

積層コイル部品 Download PDF

Info

Publication number
JP4737199B2
JP4737199B2 JP2007556446A JP2007556446A JP4737199B2 JP 4737199 B2 JP4737199 B2 JP 4737199B2 JP 2007556446 A JP2007556446 A JP 2007556446A JP 2007556446 A JP2007556446 A JP 2007556446A JP 4737199 B2 JP4737199 B2 JP 4737199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic sheet
hole
coil component
permeability layer
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007556446A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008018203A1 (ja
Inventor
公一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2007556446A priority Critical patent/JP4737199B2/ja
Publication of JPWO2008018203A1 publication Critical patent/JPWO2008018203A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4737199B2 publication Critical patent/JP4737199B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/041Printed circuit coils
    • H01F41/046Printed circuit coils structurally combined with ferromagnetic material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • H01F2017/048Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with encapsulating core, e.g. made of resin and magnetic powder

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

本発明は、積層コイル部品、より特定的には、コイル導体が形成された磁性体層と、磁性体層よりも低い透磁率を有する低透磁率層とが積層され、該コイル導体同士が電気的に接続されて構成されたコイルを内蔵する積層コイル部品に関する。
積層コイル部品には、閉磁路型の積層コイル部品と開磁路型の積層コイル部品とが存在する。閉磁路型の積層コイル部品は、透磁率が大きく磁気抵抗が小さい磁路ができるので高いインダクタンスを得ることができるという利点を有する。その一方で、閉磁路型の積層コイル部品では、大きな磁束密度が発生するので直流重畳電流が小さくても磁気飽和が発生しやすく、磁気飽和によるインダクタンスの低下が発生しやすい。そのため、閉磁路型の積層コイル部品は、直流重畳特性が悪いという欠点を有する。
そこで、前記利点を生かしつつ前記欠点を補ったものとして、磁性体内を周回しながら積層方向に順次接続されたコイル用導体パターンを有する積層コイル部品において、該コイル用導体パターンの周囲に形成される磁路を横断する透磁率の低い絶縁層を備える開磁路型の積層コイル部品が存在する(特許文献1参照)。この積層コイル部品では、透磁率の低い絶縁層は、該コイル用導体パターンの内側又は外側の一部に形成される。透磁率の低い絶縁層が形成された場所では、磁束密度が大きくなり過ぎることによる磁気飽和の発生が抑制される。これにより、磁気飽和によるインダクタンスの低下が抑制され、直流重畳特性が向上する。更に、前記絶縁層が全面ではなく一部にしか設けられていないので、比較的高い透磁率を得ることができ、高いインダクタンスを維持することが可能となる。
しかしながら、透磁率の高い層と透磁率の低い層とは密着性が悪く剥がれ易いので、特許文献1に記載の積層コイル部品では、透磁率の低い絶縁層と透磁率の高い絶縁層との間でクラック(ひび)やデラミネーション(層間剥離)が発生してしまう。
実開昭63−87809号公報
そこで、本発明の目的は、透磁率が異なる層間でのクラックやデラミネーションが発生しにくい開磁路型の積層コイル部品を提供することである。
本発明は、コイル導体が形成された磁性体層と、該磁性体層よりも低い透磁率を有する低透磁率層とが積層され、該コイル導体同士が電気的に接続されて構成されたコイルを内蔵する積層コイル部品において、前記低透磁率層は、前記磁性体層に挟まれており、前記低透磁率層の主面には、孔又は凹部が形成されており、前記低透磁率層に隣接する前記磁性体層は、前記孔又は凹部の内周面に接しており前記孔又は前記凹部は、積層方向から平面視したときに、前記コイルの外側の領域に形成されていること、を特徴とする。本発明によれば、低透磁率層に隣接する磁性体層が前記孔又は凹部の内周面に接しているので、磁性体層と低透磁率層との間でアンカー効果が発生する。その結果、磁性体層と低透磁率層との間においてクラックやデラミネーションが発生することが抑制される。
本発明に係る積層コイル部品においては、前記低透磁率層には、コイル導体が形成されていてもよい。
本発明に係る積層コイル部品においては、前記孔又は前記凹部の内周面を構成する側面は、連続してつながっていることが好ましい。前記凹部や前記孔を構成する側面が途切れていると、途切れた部分において磁性体層と低透磁率層とが接触しないことになる。その結果、磁性体層と低透磁率層との間に働くアンカー効果が低減されてしまう。そのため、より大きなアンカー効果を得るために孔又は凹部の内周面を構成する側面は、連続してつながっていることが好ましい。
本発明に係る積層コイル部品においては、前記孔又は前記凹部は、前記低透磁率層の外周近傍に形成されることが好ましい。孔又は凹部では、孔又は凹部の周囲に存在する低透磁率層に比べて磁気抵抗が小さくなる。このような磁気抵抗が小さくなる領域が、コイルの外側や低透磁率層の外周近傍に形成されることにより、該領域がコイルの内側に形成された場合よりも、積層コイル部品の外部への磁束の漏れが低減される。その結果、積層コイル部品において高いインダクタンスを得ることが可能となる。
本発明に係る積層コイル部品によれば、前記低透磁率層は、長方形状を有しており、前記孔又は前記凹部は、前記低透磁率層の長辺近傍に形成されることが好ましい。コイルの中心から低透磁率層の長辺までの距離は、コイルの中心から低透磁率層の短辺までの距離よりも短い。そのため、コイルで発生した磁束が、短辺からよりも長辺からの方が漏れやすい。そこで、低透磁率層の長辺近傍に孔又は凹部を形成することにより、長辺近傍での磁気抵抗を小さくできる。そのため、効果的に磁束の漏れを低減することができ、積層コイル部品のインダクタンスの向上を図ることができる。
本発明に係る積層コイル部品によれば、前記低透磁率層は、長方形状を有しており、前記磁性体層と前記低透磁率層とが積層されて構成された積層体の表面に形成され、前記コイルと電気的に接続された外部電極を更に備え、前記孔又は前記凹部は、前記低透磁率層の長辺又は短辺のいずれかの近傍に形成され、前記外部電極は、前記孔又は前記凹部が形成された低透磁率層の辺とは異なる低透磁率層の辺を含む前記積層体の側面に形成されることが好ましい。又、前記孔又は前記凹部は、前記低透磁率層の長辺近傍に形成され、前記外部電極は、前記低透磁率層の短辺を含む前記積層体の側面に形成されることが好ましい。このように、各辺近傍に、孔又は凹部若しくは外部電極が形成されることにより、積層体の各側面から磁束が漏れることを効果的に抑制することが可能となる。その結果、積層コイル部品のインダクタンスの向上を図ることができる。
本発明に係る積層コイル部品においては、前記低透磁率層は、非磁性体であってもよい。
本発明によれば、低透磁率層と磁性体層との間にアンカー効果が発生するので、磁性体層と低透磁率層との間においてクラックやデラミネーションが発生することが抑制される。
以下に、本発明に係る開磁路型の積層コイル部品の一実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態は個産品の場合を例にしているが、量産する場合には、多数の内部導体パターンをマザーの生のセラミックシートの表面に印刷し、このマザーの生のセラミックシートを複数枚積層圧着させて未焼成の積層体ブロックを形成する。そして、積層体ブロックを内部導体パターンの配置にあわせてカットして個々の積層セラミックチップを切り出し、切り出された積層セラミックチップを焼成し、焼成した積層セラミックチップに外部電極を形成することにより生産される。あるいは、マザーの生のセラミックシートを積層圧着して焼成し、その後に、個々の積層セラミックチップに切り出してもよい。
図1は、積層コイル部品1の分解斜視図である。図2は、積層コイル部品1の外観斜視図である。図3は、積層コイル部品1の断面構造を示した図である。
図1に示すように、積層コイル部品1は、第1のセラミックシート2、第2のセラミックシート3と、第3のセラミックシート4などで構成されている。
第1のセラミックシート2は磁性体材料により作製され、その主面にコイル用導体パターン5及びビアホール導体10が形成される。第2のセラミックシート3は、第1のセラミックシート2と同様に磁性体材料により作製され、その主面にはコイル用導体パターン5が形成されない。第3のセラミックシート4は、第1のセラミックシート2よりも低い透磁率を有する低透磁率材料又は非磁性体材料(透磁率が1のもの)により作製され、その主面にはコイル用導体パターン5、ビアホール導体10及び空孔7が形成される。
第1のセラミックシート2及び第2のセラミックシート3は、以下のようにして製作される。酸化第二鉄(Fe23)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ニッケル(NiO)、酸化銅(CuO)を所定の比率で秤量したそれぞれの材料を原材料としてボールミルに投入し、湿式調合を行う。得られた混合物を乾燥してから粉砕し、得られた粉末を750℃で一時間仮焼する。得られた仮焼粉末をボールミルにて湿式粉砕した後、乾燥してから解砕し、フェライトセラミック粉末を得る。
このフェライトセラミック粉末に対して結合剤と可塑剤、湿潤材、分散剤を加えてボールミルで混合を行い、その後、減圧により脱泡を行う。得られたセラミックスラリーをドクターブレード法を用いて、シート状に形成して乾燥させ、所望の膜厚の生の第1のセラミックシート2及び生の第2のセラミックシート3を作製する。
第3のセラミックシート4は、以下のようにして製作される。酸化第二鉄(Fe23)、酸化亜鉛(ZnO)及び酸化銅(CuO)を所定の比率で秤量したそれぞれの材料を原材料としてボールミルに投入し、湿式調合を行う。得られた混合物を乾燥してから粉砕し、得られた粉末を750℃で一時間仮焼する。得られた仮焼粉末をボールミルにて湿式粉砕した後、乾燥してから解砕し、非磁性セラミック粉末を得る。
この非磁性セラミック粉末に対して結合剤と可塑剤、湿潤材、分散剤を加えてボールミルで混合を行い、その後、減圧により脱泡を行う。得られたセラミックスラリーをドクターブレード法を用いて、シート状に形成して乾燥させ、所望の膜厚の生の第3のセラミックシート4を作製する。第3のセラミックシート4の膜厚は、例えば、20μm程度とする。
第1のセラミックシート2及び第3のセラミックシート4には、隣接する層のコイル用導体パターン5同士を接続するためのビアホール導体10が形成されている。ビアホール導体10は、第1のセラミックシート2及び第3のセラミックシート4にレーザビームなどを用いて貫通孔を形成し、この貫通孔にAg,Pd,Cu,Auやこれらの合金などの導電ペーストを印刷塗布などの方法により充填することによって形成される。
第1のセラミックシート2及び第3のセラミックシート4上には、コイル用導体パターン5がそれぞれ導電性ペーストをスクリーン印刷法やフォトリソグラフィ法などの方法で塗布することにより形成される。これらの導体パターン5は、Ag,Pd,Cu,Auやこれらの合金などからなる。
第3のセラミックシート4の主面には、図1に示すように、該第3のセラミックシート4の主面を積層方向に貫通する空孔7が形成される。空孔7は、積層方向から平面視したときに前記コイル用導体パターン5の外側の領域に形成されることが好ましい。更に、空孔7は、前記コイル用導体パターン5の外側の領域の内、特に第3のセラミックシート4の外周近傍に形成されることがより好ましい。本実施形態では、空孔7は、第3のセラミックシート4の短辺近傍に形成される。空孔7は、凸部が形成された金型を用いて第3のセラミックシート4に対してプレス加工が施されることにより形成されてもよいし、第3のセラミックシート4がレーザーにより打ち抜かれて形成されてもよい。
複数のコイル用導体パターン5は、第1のセラミックシート2及び第3のセラミックシート4に形成されたビアホール導体10を介して電気的に直列に接続され、螺旋状のコイルLを形成する。コイルLのコイル軸は第1のセラミックシート2、第2のセラミックシート3及び第3のセラミックシート4の積層方向に対して平行である。コイルLの引出し部6a,6bはそれぞれ、複数枚の第1のセラミックシート2の内、最も上層に配置された第1のセラミックシート2の左辺及び最も下層に配置された第1のセラミックシート2の右辺に露出している。
図1に示すように、第1のセラミックシート2は第3のセラミックシート4を挟むように第3のセラミックシート4の上下に積層されており、第2のセラミックシート3がその上下に積層されている。このとき、第3のセラミックシート4は、コイルLの長さ方向の略中央に位置するように積層される。これらの第1のセラミックシート2、第2のセラミックシート3及び第3のセラミックシート4は、上下方向から加圧される。この加圧時に、第3のセラミックシート4に隣接する第1のセラミックシート2の一部が、空孔7に入り込む。これにより、第3のセラミックシート4に隣接する第1のセラミックシート2は、前記空孔7を構成する内周面に接するようになる。これにより、未焼成積層体が形成される。
次に、この未焼成積層体は一体的に焼成され、図2に示すような直方体形状を有する積層体20とされる。積層体20の表面には、入出力外部電極21,22が形成される。この入出力外部電極21,22は、第3のセラミックシート4の短辺側に位置する直方体の側面に形成されることが好ましい。そこで、本実施形態では、入出力外部電極21,22は、図2に示すように、積層体20の左右の端面に形成されている。コイルLの引出し部6a,6bは、入出力外部電極21,22に電気的に接続されている。
こうして得られた積層コイル部品1は、図3に示すように、複数のコイル用導体パターン5を電気的に接続して構成したコイルLを内蔵したコイル部31と、コイル部31の上下の領域に積層された外層部32,33とを有している。そして、積層コイル部品1の積層方向において、コイル部31の略中央の位置に第3のセラミックシート4が配置されている。従って、コイルLによって発生した磁束φは、第3のセラミックシート4が形成する開磁路を通る。
以上のように、積層コイル部品1によれば、第3のセラミックシート4の上下に隣接する第1のセラミックシート2が、空孔7の内周面に接している。そのため、第1のセラミックシート2と第3のセラミックシート4との間にアンカー効果が生じるので、第1のセラミックシート2と第3のセラミックシート4との間におけるクラックやデラミネーションの発生が抑制される。
また、積層コイル部品1では、空孔7は、第3のセラミックシート4の短辺近傍に形成される。第3のセラミックシート4の短辺のような外周近傍の領域では、積層体20の焼成時に、積層されたセラミックシートが反り返ってしまうことによりクラックやデラミネーションが発生しやすい。そこで、積層コイル部品1のように、空孔7を第3のセラミックシート4の外周近傍に形成して、外周近傍での第1のセラミックシート2と第3のセラミックシート4との結合力を高めているので、効果的にクラックやデラミネーションの発生を抑制できる。
また、積層コイル部品1によれば、開磁路型の積層コイル部品のインダクタンスを容易に大きくすることができる。以下に理由を説明する。
開磁路型の積層コイル部品において、インダクタンスを大きくするには、前記第3のセラミックシート4を薄く形成し、磁路の磁気抵抗を小さくする必要がある。しかしながら、第3のセラミックシート4を薄く形成することには限界がある。そこで、積層コイル部品1では、第3のセラミックシート4に空孔7を形成し第1のセラミックシート2の一部を該空孔7に入り込ませることにより、磁路の磁気抵抗を小さくしている。このように、空孔7を形成することは、第3のセラミックシート4を薄く形成することに比べて容易である。そのため、積層コイル部品1によれば、従来の開磁路型の積層コイル部品に比べてインダクタンスを容易に大きくできる。
更に、積層コイル部品1では、空孔7は、第3のセラミックシート4の短辺近傍に形成されている。このように、第3のセラミックシート4の短辺のような外周近傍に空孔7が形成されることにより、コイルLの内側などに空孔7が形成されるよりも、コイルLの外側の磁路がより閉磁路に近くなる。その結果、積層コイル部品1の外部への磁束の漏れが抑制され、積層コイル部品1のインダクタンスを効果的に大きくすることができる。
また、積層コイル部品1によれば、インダクタンスを大きく維持した状態で、周波数特性を向上させ、高周波での電力ロスを低減することができる。以下に説明する。
従来の開磁路型の積層コイル部品では、インダクタンスを大きくするために、透磁率が大きな材料(フェライト)を第3のセラミックシート4に用いる。一般的に透磁率が大きな材料は、高周波での電力ロスが大きい。そのため、インダクタンスを大きくすることと高周波での電力ロスを低減することとを両立させるために、第3のセラミックシート4をできるだけ薄く形成する必要がある。
しかしながら、前記の通り、第3のセラミックシート4を薄く形成することには限界がある。そこで、積層コイル部品1では、透磁率が比較的小さい材料を用いた第3のセラミックシート4を比較的厚く形成すると共に、該第3のセラミックシート4に形成された空孔7に第1のセラミックシート2の一部を入り込ませている。前記の通り、第3のセラミックシート4に空孔7を形成して第1のセラミックシート2の一部を入り込ませることは、第3のセラミックシート4を薄く形成することよりも容易である。これにより、比較的容易な手法により、高周波での電力ロスを小さくすることとインダクタンスを大きくすることを両立させることができる。
また、積層コイル部品1によれば、直流重畳特性を制御することができる。積層コイル部品1の空孔7の大きさや数が変化すれば、直流重畳特性も変化する。具体的には、空孔7の面積が増加すれば、磁路の磁気抵抗が小さくなるので、磁気飽和が発生しやすくなり直流重畳特性は悪くなる。一方、空孔7の面積が減少すれば、磁路の磁気抵抗が大きくなるので、磁気飽和が発生しにくくなり直流重畳特性が良くなる。したがって、積層コイル部品1では、空孔7の面積を調節することにより、直流重畳特性を制御できる。
(変形例)
なお、図4及び図5に示すように、第3のセラミックシート4に空孔7ではなく、凹部47が形成される構成であってもよい。図4は、積層コイル部品41の分解斜視図である。図5は、積層コイル部品41の断面構造を示した図である。
具体的には、第3のセラミックシート4の主面には、図4及び図5に示すように、該第3のセラミックシート4の主面を積層方向に窪ませた凹部47が形成される。凹部47は、空孔7と同様に、第3のセラミックシート4の短辺近傍に形成される。凹部47は、凸部が形成された金型を用いて第3のセラミックシート4に対してプレス加工が施されることにより形成される。
また、図6に示すように、第3のセラミックシート4の短辺近傍ではなく、長辺近傍に空孔7や凹部47が形成されていても良い。
具体的には、第3のセラミックシート4の主面には、図6に示すように、該第3のセラミックシート4の主面を積層方向に貫通する空孔7が形成される。積層コイル部品51の空孔7は、積層コイル部品1の空孔7と異なり、第3のセラミックシート4の長辺近傍に形成される。
以上のような積層コイル部品51によれば、第3のセラミックシート4の長辺近傍に空孔7が形成されるので、積層コイル部品1よりも効果的に、開磁路型の積層コイル部品のインダクタンスを大きくすることができる。以下に、理由を説明する。
図6に示すような長方形の第3のセラミックシート4を積層して構成する積層コイル部品51では、第3のセラミックシート4の短辺よりも長辺の方がコイルLの中心からも距離が近くかつ外部に接している距離が長い。そのため、第3のセラミックシート4の短辺側から漏れる磁束よりも、第3のセラミックシート4の長辺側から漏れる磁束の方が多い。そこで、図6に示すように、第3のセラミックシート4の長辺近傍に空孔7を形成することにより、該空孔7に第1のセラミックシート2の一部が入り込むことになるので、該空孔7における磁気抵抗が小さくなる。その結果、空孔7の周囲に漏れる磁束が低減され、積層コイル部品51の外部へ磁束が漏れることが低減される。すなわち、積層コイル部品51のインダクタンスを大きくすることができる。
また、図6に示すように、第3のセラミックシート4の長辺近傍に空孔7が形成された場合には、図2に示すように、第3のセラミックシート4の短辺を含む積層体20の側面に、入出力外部電極21,22が形成されることが好ましい。すなわち、入出力外部電極21,22が形成される側面に含まれる辺と、空孔7が形成される第3のセラミックシート4の辺とは異なることが好ましい。これにより、第3のセラミックシート4の短辺近傍では、入出力外部電極21,22で発生する渦電流により磁束漏洩が抑制され、第3のセラミックシート4の長辺近傍では、空孔7により磁束漏洩が抑制され、各辺近傍において効率的に磁束漏洩が抑制されるようになる。その結果、積層コイル部品51のインダクタンスをより効果的に大きくすることができる。
また、図7に示すように、第3のセラミックシート4には空孔7と凹部47とが組み合わせて形成されても良い。
また、第3のセラミックシート4は、1枚だけではなく、複数枚積層されてもよい。第3のセラミックシート4が複数枚積層されることにより、直流重畳特性が向上する。この場合、図8に示すように、一方の第3のセラミックシート4にのみ空孔7が形成されても良い。更に、図9に示すように、上層の第3のセラミックシート4に形成される凹部47の位置と、下層の第3のセラミックシート4に形成される凹部47の位置とが水平方向においてずれていても良い。
また、複数枚の第3のセラミックシート4は、図10に示すように、第1のセラミックシート2が間に積層されることにより互いに離間して配置されても良い。
また、図11に示すように、凹部47の形状は、第3のセラミックシート4の短辺近傍において、手前側の側面と奥側の側面とをつなぐ溝状であってもよい。すなわち、空孔7又は凹部47の内周面を構成する側面68は連続してつながっていなくてもよい。ただし、この場合、第3のセラミックシート4の端部において凹部47等の端部開口69が形成されてしまうことになる。端部開口69では、第1のセラミックシート2と第3のセラミックシート4とが接触しないので、第1のセラミックシート2と第3のセラミックシート4との間で十分なアンカー効果を得ることができない。そのため、凹部47等の内周面を構成する側面68は、連続してつながっていることが好ましい。
また、第3のセラミックシート4は、コイルLの長さ方向の略中央以外の位置に形成されても良い。
また、図1等に示すように、空孔7及び凹部47の断面形状は、円形であるとしているが、これらの断面形状は円形に限らない。したがって、長方形状などであっても良い。
また、第1のセラミックシート2の一部が、空孔7又は凹部47に入り込む程度は、少なくとも、第1のセラミックシート2が空孔7又は凹部47の内周面を構成する側面に接している程度でよい。従って、空孔7又は凹部47が、必ずしも、第1のセラミックシート2の一部により満たされる必要はない。
また、空孔7又は凹部47は、第3のセラミックシート4の長辺近傍及び短辺近傍の両方に形成されていても良い。
以上のように、本発明は、積層コイル部品に有用であり、特に、透磁率が異なる層間でのクラックやデラミネーションが発生しにくい点で優れている。
本発明の一実施形態に係る積層コイル部品の分解斜視図である。 前記積層コイル部品の外観斜視図である。 前記積層コイル部品の断面構造を示した図である。 前記積層コイル部品の第1の変形例に係る分解斜視図である。 前記積層コイル部品の第1の変形例に係る断面構造を示した図である。 前記積層コイル部品の第2の変形例に係る分解斜視図である。 前記積層コイル部品の第3の変形例に係る断面構造を示した図である。 前記積層コイル部品の第4の変形例に係る断面構造を示した図である。 前記積層コイル部品の第5の変形例に係る断面構造を示した図である。 前記積層コイル部品の第6の変形例に係る断面構造を示した図である。 前記積層コイル部品の変形例の効果を説明するための説明図である。
1,41,51 積層コイル部品
2 第1のセラミックシート
3 第2のセラミックシート
4 第3のセラミックシート
5 コイル用導体パターン
6a,6b 引出し部
7 空孔
10 ビアホール導体
20 積層体
21,22 入出力外部電極
31 コイル部
32,33 外層部
47 凹部
68 側面
69 端部開口
L コイル

Claims (8)

  1. コイル導体が形成された磁性体層と、該磁性体層よりも低い透磁率を有する低透磁率層とが積層され、該コイル導体同士が電気的に接続されて構成されたコイルを内蔵する積層コイル部品において、
    前記低透磁率層は、前記磁性体層に挟まれており、
    前記低透磁率層の主面には、孔又は凹部が形成されており、
    前記低透磁率層に隣接する前記磁性体層は、前記孔又は凹部の内周面に接しており
    前記孔又は前記凹部は、積層方向から平面視したときに、前記コイルの外側の領域に形成されていること、
    を特徴とする積層コイル部品。
  2. 前記低透磁率層には、コイル導体が形成されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の積層コイル部品。
  3. 前記孔又は前記凹部の内周面を構成する側面は、連続してつながっていること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の積層コイル部品。
  4. 前記孔又は前記凹部は、前記低透磁率層の外周近傍に形成されること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の積層コイル部品。
  5. 前記低透磁率層は、長方形状を有しており、
    前記孔又は前記凹部は、前記低透磁率層の長辺近傍に形成されること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の積層コイル部品。
  6. 前記低透磁率層は、長方形状を有しており、
    前記磁性体層と前記低透磁率層とが積層されて構成された積層体の表面に形成され、前記コイルと電気的に接続された外部電極を更に備え、
    前記孔又は前記凹部は、前記低透磁率層の長辺又は短辺のいずれかの近傍に形成され、
    前記外部電極は、前記孔又は前記凹部が形成された低透磁率層の辺とは異なる低透磁率層の辺を含む前記積層体の側面に形成されること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の積層コイル部品。
  7. 前記孔又は前記凹部は、前記低透磁率層の長辺近傍に形成され、
    前記外部電極は、前記低透磁率層の短辺を含む前記積層体の側面に形成されること、
    を特徴とする請求項6に記載の積層コイル部品。
  8. 前記低透磁率層は、非磁性体であること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の積層コイル部品。
JP2007556446A 2006-08-07 2007-04-10 積層コイル部品 Active JP4737199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007556446A JP4737199B2 (ja) 2006-08-07 2007-04-10 積層コイル部品

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006214862 2006-08-07
JP2006214862 2006-08-07
JP2007556446A JP4737199B2 (ja) 2006-08-07 2007-04-10 積層コイル部品
PCT/JP2007/057874 WO2008018203A1 (fr) 2006-08-07 2007-04-10 composant de bobine multicouche ET SON PROCÉDÉ DE FABRICATION

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008018203A1 JPWO2008018203A1 (ja) 2009-12-24
JP4737199B2 true JP4737199B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=39032742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007556446A Active JP4737199B2 (ja) 2006-08-07 2007-04-10 積層コイル部品

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20080218301A1 (ja)
JP (1) JP4737199B2 (ja)
CN (1) CN101356599A (ja)
WO (1) WO2008018203A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010061679A1 (ja) * 2008-11-28 2010-06-03 株式会社村田製作所 電子部品
KR101296694B1 (ko) 2009-01-08 2013-08-19 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 전자 부품
KR101188182B1 (ko) * 2009-02-02 2012-10-09 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 적층 인덕터
WO2010092861A1 (ja) * 2009-02-13 2010-08-19 株式会社村田製作所 電子部品
JP5168234B2 (ja) * 2009-05-29 2013-03-21 Tdk株式会社 積層型コモンモードフィルタ
JP4952749B2 (ja) * 2009-07-06 2012-06-13 株式会社村田製作所 積層インダクタ
KR101332100B1 (ko) 2011-12-28 2013-11-21 삼성전기주식회사 적층형 인덕터
WO2017018109A1 (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 株式会社村田製作所 フレキシブルインダクタ
JP6400803B2 (ja) * 2016-10-28 2018-10-03 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. コイル部品
KR101973432B1 (ko) * 2016-10-28 2019-04-29 삼성전기주식회사 코일 부품
JP6508227B2 (ja) * 2017-01-20 2019-05-08 株式会社村田製作所 フレキシブルインダクタ
KR102484848B1 (ko) * 2017-09-20 2023-01-05 삼성전기주식회사 박막형 칩 전자부품
KR101998269B1 (ko) * 2017-09-26 2019-09-27 삼성전기주식회사 코일 부품
CN108267698B (zh) * 2018-01-08 2020-07-14 上海交通大学 一种提高层叠复合磁传感器灵敏度的方法
KR102597155B1 (ko) * 2018-05-24 2023-11-02 삼성전기주식회사 코일 부품
JP7247675B2 (ja) * 2019-03-15 2023-03-29 Tdk株式会社 コイル部品
KR102099133B1 (ko) * 2019-07-03 2020-04-09 삼성전기주식회사 코일 부품
JP7147714B2 (ja) * 2019-08-05 2022-10-05 株式会社村田製作所 コイル部品
KR102249294B1 (ko) * 2020-04-01 2021-05-07 삼성전기주식회사 코일 부품
WO2022172949A1 (ja) * 2021-02-12 2022-08-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子部品及び電子部品の製造方法

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387809A (ja) * 1986-09-30 1988-04-19 Citizen Watch Co Ltd 演算増幅器
JPH06215949A (ja) * 1993-01-13 1994-08-05 Murata Mfg Co Ltd チップ型コモンモードチョークコイル及びその製造方法
JPH06224043A (ja) * 1993-01-27 1994-08-12 Taiyo Yuden Co Ltd 積層チップトランスとその製造方法
JPH0888125A (ja) * 1994-09-16 1996-04-02 Taiyo Yuden Co Ltd 積層型電子部品
JPH097835A (ja) * 1995-06-15 1997-01-10 Tdk Corp 積層ノイズ対策部品
JPH09275013A (ja) * 1996-04-04 1997-10-21 Taiyo Yuden Co Ltd 積層型電子部品
JP2001044037A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Taiyo Yuden Co Ltd 積層インダクタ
JP2002246267A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Sanyo Electric Co Ltd 積層型複合デバイス及びその製造方法
JP2002319508A (ja) * 2001-02-19 2002-10-31 Murata Mfg Co Ltd 積層型インピーダンス素子
JP2002541658A (ja) * 1999-04-01 2002-12-03 ミッドコム インコーポレーテッド 多層型変圧装置とその製造方法
JP2003217932A (ja) * 2002-01-22 2003-07-31 Murata Mfg Co Ltd コモンモードチョークコイルアレイ
JP2005123450A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品
JP2005268455A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Murata Mfg Co Ltd 積層型電子部品

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387809U (ja) * 1986-11-27 1988-06-08
US7145427B2 (en) * 2003-07-28 2006-12-05 Tdk Corporation Coil component and method of manufacturing the same
CN1860833A (zh) * 2003-09-29 2006-11-08 株式会社田村制作所 多层层叠电路基板
AU2003266682A1 (en) * 2003-09-29 2005-04-14 Tamura Corporation Laminated magnetic component and process for producing the same

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387809A (ja) * 1986-09-30 1988-04-19 Citizen Watch Co Ltd 演算増幅器
JPH06215949A (ja) * 1993-01-13 1994-08-05 Murata Mfg Co Ltd チップ型コモンモードチョークコイル及びその製造方法
JPH06224043A (ja) * 1993-01-27 1994-08-12 Taiyo Yuden Co Ltd 積層チップトランスとその製造方法
JPH0888125A (ja) * 1994-09-16 1996-04-02 Taiyo Yuden Co Ltd 積層型電子部品
JPH097835A (ja) * 1995-06-15 1997-01-10 Tdk Corp 積層ノイズ対策部品
JPH09275013A (ja) * 1996-04-04 1997-10-21 Taiyo Yuden Co Ltd 積層型電子部品
JP2002541658A (ja) * 1999-04-01 2002-12-03 ミッドコム インコーポレーテッド 多層型変圧装置とその製造方法
JP2001044037A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Taiyo Yuden Co Ltd 積層インダクタ
JP2002246267A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Sanyo Electric Co Ltd 積層型複合デバイス及びその製造方法
JP2002319508A (ja) * 2001-02-19 2002-10-31 Murata Mfg Co Ltd 積層型インピーダンス素子
JP2003217932A (ja) * 2002-01-22 2003-07-31 Murata Mfg Co Ltd コモンモードチョークコイルアレイ
JP2005123450A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品
JP2005268455A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Murata Mfg Co Ltd 積層型電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
US20080218301A1 (en) 2008-09-11
WO2008018203A1 (fr) 2008-02-14
CN101356599A (zh) 2009-01-28
JPWO2008018203A1 (ja) 2009-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4737199B2 (ja) 積層コイル部品
JP4530043B2 (ja) 積層コイル部品及びその製造方法
JP4821908B2 (ja) 積層型電子部品及びこれを備えた電子部品モジュール
US8732939B2 (en) Method of manufacturing an electronic component
TWI501269B (zh) Laminated inductors
JP5900373B2 (ja) 電子部品
JP5168234B2 (ja) 積層型コモンモードフィルタ
JPWO2007145189A1 (ja) 積層型セラミック電子部品
WO2009125656A1 (ja) 電子部品
JP2006319223A (ja) 積層コイル
US20110074537A1 (en) info@sbpatentlaw.com
KR20050059214A (ko) 적층 코일 부품 및 그 제조방법
JP4780232B2 (ja) 積層型電子部品
WO2010084794A1 (ja) 電子部品及びその製造方法
WO2009130935A1 (ja) 電子部品
US8143989B2 (en) Multilayer inductor
JP5327231B2 (ja) 電子部品
JP4479353B2 (ja) 積層型電子部品
JP2005259774A (ja) 開磁路型積層コイル部品
JP5957895B2 (ja) 電子部品の製造方法
JP5136065B2 (ja) 電子部品
JP2009170446A (ja) 電子部品及びその製造方法
JP2009170752A (ja) 電子部品
WO2019130912A1 (ja) セラミック積層体
JP2011091221A (ja) 電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4737199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3