JPS6324201Y2 - - Google Patents

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JPS6324201Y2
JPS6324201Y2 JP9805382U JP9805382U JPS6324201Y2 JP S6324201 Y2 JPS6324201 Y2 JP S6324201Y2 JP 9805382 U JP9805382 U JP 9805382U JP 9805382 U JP9805382 U JP 9805382U JP S6324201 Y2 JPS6324201 Y2 JP S6324201Y2
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JP
Japan
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frame
bicycle
slide
rear wheel
parking
Prior art date
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JP9805382U
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JPS592852U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、床面上に駐車される自転車の上方位
置にさらに他の自転車を駐車させる形式の自転車
駐車装置に関するものであり、さらに具体的に
は、上位の駐車位置に自転車を上げる際に、床面
から傾斜しかつスライドするスライドフレームを
使用し、入力による押し上げと、重錘による引き
上げにより、自転車を上位の駐車位置に移動させ
る構造の駐車装置に関するものである。
本考案に最も近い従来技術として、第一には実
開昭55−6327号公報に開示された駐車装置があ
り、第二には実開昭56−148454号公報に開示され
た駐車装置がある。
前記第一の駐車装置は、下位の駐車ベースと一
体な直立した支柱と、この支柱の所定高さ位置に
水平に固定された上位の水平支持部材と、この水
平支持部材の端部に該端部を中心として揺動する
ように設けられ、かつ、前記支持部材とほぼ同じ
長さの転動杆と、この転動杆に添つて摺動する第
一の摺動杆と、この第一の摺動杆に添つて摺動し
かつ自転車の横倒防止機構を備えた第二の摺動杆
とによつて構成され、ワイヤーを介して前記支柱
に吊り下げた重錘により、上位の可動駐車ベース
を構成する前記第一及び第二の摺動杆を前記水平
支持部材のレベルに引き上げるようにしたもので
あるが、上位に自転車を駐車した状態では、上記
駐車レベルに水平支持部材、転動杆、第一の摺動
杆及び第二の摺動杆が重なる状態となるので構造
が複雑となり、また、ワイヤーは引き上げの時転
動杆を経て緊張されるので長いワイヤーを要する
とともに、その分だけ支柱を高くしなければなら
ず、しかも、上位の駐車ベースは自転車の長さ
(自転車の前端から後端までの長さ)に合せて調
整することができない欠点があつた。
また、前述の第二の駐車装置は、床面上に樹立
した支柱の所定位置にレストアームを固定し、こ
のレストアームのほぼ中央部にリンクプレートを
軸着するとともに、前記レストアームの先端部と
リンクプレートの自由端に円周方向に溝を付した
ガイド輪をそれぞれ軸着し、この両ガイド輪に自
転車を載置するスライドフレームを支持させるこ
とにより、このスライドフレームを前記レストア
ームに沿つて摺動しかつ傾斜自在としたもので、
上位の駐車位置において、レストアームにスライ
ドフレームのみが添う状態であるので、前記第一
の装置に比べると構造も簡単であるが、両ガイド
輪は軸着することが必要であり、しかも自転車は
相当な重量があるので、前記各ガイド輪及びその
取付軸の消耗が激しく、耐久性がない欠点を有し
ていた。
本考案の目的は、前記のような従来技術の問題
点を改善し、構造が比較的簡単であつて、スライ
ドフレームを支持するのにガイド輪を使用せず、
したがつてより耐久性に富み、上位の駐車部材の
長さを、自転車の長さに合せて調整できる駐車装
置を提供することにある。
以下図面を参照して本考案装置の好適な実施例
を説明する。
床面に敷設した基礎部材1には、床面と同レベ
ルをなす下位駐車ベース11を設けるとともに、
一定間隔に支柱2を立設し、各支柱2には所定の
高さ位置に上向き溝状の上位の駐車ベース3をほ
ぼ水平に固定する。
各支柱2における駐車ベース3相互は、好まし
くは、第7図のように隣りの駐車ベース3とは高
さレベルを約100〜200mm程度異にするように設
け、自転車のハンドルの幅(ハンドルの右端か左
端までの長さ)より狭い間隔で支柱2を立設した
場合でも駐車できるようにし、駐車空間の効率的
活用を図る。
前記下位駐車ベース11には、第1図及び第2
図のように、駐車される自転車aの車輪(特に前
輪)の両側に位置するように、金属線を逆U字状
又は門型に折り曲げた自転車aの横倒防止枠1
2,12を立設し、各横倒防止枠12には、比較
的下方部分にループ状のばね部13,13を形成
している。
したがつて、下位駐車ベース11相互が比較的
狭い間隔で設けられ、駐車した自転車a相互のハ
ンドルがからまり合つているような状況下で、駐
車中の一台の自転車を取り出す時は、当該自転車
の両側に駐車されている自転車をやや側方へ押し
やり、それらの両側の自転車を側方へ傾かせた状
態で前記一台の自転車を取り出すが、両側の自転
車は前記横倒防止枠12におけるばね部13の復
元作用により、傾いた状態から徐々に直立状態に
復するようになつている。
前記駐車ベース3の端部には、上向きのC形材
よりなる短いガイドフレーム31がヒンジ32に
より下方向へ揺動するように取付けられ、駐車ベ
ース3とガイドフレーム31には、当該駐車ベー
ス3とガイドフレーム31とにまたがつて連続す
るように、上向きのC形材よりなるスライドフレ
ーム4を、スライド自在に挿入し、このスライド
フレーム4には、該スライドフレーム4より短か
く、かつ自転車の横倒防止枠51を備えた後輪受
けフレーム5をスライド自在に挿入している。
前記横倒防止枠51は、駐車される自転車aの
後輪の両側に直立するように、後輪受けフレーム
5に固定された所定形状の金属線よりなる側枠5
2,52と、自転車aの後輪に後方より傾斜状に
接するように前記後輪受けフレーム5に固定され
た後枠53とによつて構成され、側枠52,52
と後枠53とは互いに溶接されている。この横倒
防止枠51の適所には、自転車の後輪を該横倒防
止枠51に固定できるように、例えば鍵付きの鎖
等よりなる後輪固定手段54を取付けるのが望ま
しい。
前記スライドフレーム4にも、前記側枠52,
52とほぼ同様な状態に横倒防止枠41,41を
設けるのが好ましい。
前記スライドフレーム4には、第3図及び第4
図で示すように、ガイドフレーム31の端部31
aに引掛る状態にスライドフレーム4の抜け出し
防止用の係止部4a,4aを形成し、また、スラ
イドフレーム4及び後輪受けフレーム5には、ス
ライドフレーム4から後輪受けフレーム5が抜け
出すのを防止するため、係止部4b,4b及び係
止部5aをそれぞれ形成する。
この実施例においては、横倒防止枠51の両側
枠52,52の固着部がそのまま前記係止部5a
を形成している。
前記支柱のやや傾斜した頂部には、第3図及び
第4図のようにワイヤーガイド21が取付けら
れ、先端に重錘6を吊り下げたワイヤーロープ6
1が、前記ワイヤーガイド21を経て前記スライ
ドフレーム4の先端部に連結されている。重錘6
によるワイヤーロープ61の張力を前記上位の駐
車ベース3に沿うように作用させるため、駐車ベ
ース3の基端部近くにワイヤーロープ61の案内
用の滑車を設けてもよい。
以上の駐車装置において、自転車を上位の駐車
ベース3に駐車するには、横倒防止枠51の後枠
53をつかみ、後輪受けフレーム5を第1図実線
の状態から同図二点鎖線の状態に引き出すと、ス
ライドフレーム4の係止部4bに後輪受けフレー
ム5の係止部5aが引掛かり、この状態で、後輪
受けフレーム5を下方へ引き下げるとともに、ス
ライドフレーム4を駐車ベース3から引き出しつ
つ第6図のように傾斜させ、後輪受けフレーム5
の端を床面に接地させる。
次いで、自転車aの前輪を後輪受けフレーム5
の後枠53上に載せて自転車aをスライドフレー
ム4に沿つて進め、自転車aを図示の状態にスラ
イドフレーム4及び後輪受けフレーム5へ載せ
る。この時に、好ましくは後輪を側枠52又は後
枠53に固定する。
その後両フレーム4,5を持ちあげて次第に水
平にしながら、後輪受けフレーム5をスライドフ
レーム4へ、スライドフレーム4を駐車ベース3
へ、それぞれスライドさせつつ自転車aの前輪が
駐車ベース3の基端に達するまで押し込む。
自転車aを駐車ベース3から取り出す時は、前
記手順を逆順に行なう。
自転車aが大型で、その長さ(前の端から後の
端までの長さ)が長い場合は、後輪受けフレーム
5を必要長さだけスライドフレーム4から引き出
して駐車すればよい。
本考案に係る駐車装置は、上位の駐車ベースを
上向きの溝形とし、その端部に連続して上向きの
C形材よりなる短かいガイドフレームを揺動自在
に取付け、この駐車ベースとガイドフレームに連
続するように、上向きのC形材よりなるスライド
フレームをスライド自在に挿入したものであつ
て、スライドフレームをガイド輪で支持するもの
ではないから極めて丈夫であり、前記従来の第一
の駐車装置のような転動杆を必要としないから、
構造が簡単であるとともに、高い支柱を必要とし
ない。
また、スライドフレームには該スライドフレー
ムより短かい後輪受けフレームをスライド自在に
挿入しているため、前記のように自転車の長さに
合せて、後輪受けフレームをスライドフレームか
ら必要な長さ引き出して駐車できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は下位駐車ベースにおける横倒防止枠の拡大平
面図、第3図は上位の駐車部分の拡大平面図、第
4図は第3図の矢印A−Aに沿う断面図、第5図
は第4図の矢印B−Bに沿う断面図、第6図は上
位の駐車ベースに自転車を駐車する要領を説明す
るための正面図、第7図は第1図の装置の部分側
面図である。 図中主要符号の説明、2は支柱、3は上位の駐
車ベース、31はガイドフレーム、4はスライド
フレーム、4aは係止部、5は後輪受けフレー
ム、51は横倒防止枠、52はその側枠、53は
後枠、5a,4bは係止部、6は重錘、61はワ
イヤーロープである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面上に駐車される自転車の上方位置にさらに
    他の自転車を駐車させる装置において、床面上に
    立設した支柱の所定高さ位置に上向き溝形の駐車
    ベースを固定するとともに、該駐車ベースの端に
    連続して上向きのC形材よりなる短かいガイドフ
    レームを少なくとも下方向へ揺動自在に設け、前
    記駐車ベース及びガイドフレームには連続するよ
    うに上向きのC形材よりなるスライドフレームを
    スライド自在に挿入し、該スライドフレームには
    該スライドフレームより短かい後輪受けフレーム
    をスライド自在に挿入するとともに、該後輪受け
    フレームに自転車の横倒防止枠を設け、前記ガイ
    ドフレーム又は前記スライドフレームには前記ス
    ライドフレームの当該ガイドフレームからの抜け
    出し防止用の係止部を、前記スライドフレーム及
    び後輪受けフレームには前記後輪受けフレームの
    当該スライドフレームからの抜け出し防止用の係
    止部を、それぞれ設け、前記スライドフレームは
    前記支柱に吊り下げた重錘によりワイヤーロープ
    を介して上方に引つ張られるように構成したこと
    を特徴とする自転車駐車装置。
JP9805382U 1982-06-29 1982-06-29 自転車駐車装置 Granted JPS592852U (ja)

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JP9805382U JPS592852U (ja) 1982-06-29 1982-06-29 自転車駐車装置

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JP9805382U JPS592852U (ja) 1982-06-29 1982-06-29 自転車駐車装置

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Publication Number Publication Date
JPS592852U JPS592852U (ja) 1984-01-10
JPS6324201Y2 true JPS6324201Y2 (ja) 1988-07-04

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JP9805382U Granted JPS592852U (ja) 1982-06-29 1982-06-29 自転車駐車装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0541796Y2 (ja) * 1987-08-17 1993-10-21
JP6623027B2 (ja) * 2015-10-27 2019-12-18 アイシン軽金属株式会社 キャリア装置

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JPS592852U (ja) 1984-01-10

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