JP6623027B2 - キャリア装置 - Google Patents
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Description
また、比較的長さが長く不安定な荷物を積載するにも、このような荷物を安定保持する必要がある。
そこで近年、荷物のキャリア装置へのニーズが高まっている。
特に乗用車の車内荷室に二輪車等を積載する場合には、簡単に荷室内に積載保持でき、積載に使用しないときには、コンパクトに納まるキャリア装置が望まれる。
特許文献2には、回動し端部が出入口から車室外に延出するガイドレールを有し、二輪車を積載後はこのガイドレールを起立させ、前輪を固定するキャリア装置を開示するが、積載時には後輪側からガイドレールに載せるものであり、前輪側が左右に回動し、積載作業が不安定である。
特許文献3には、前輪を載置するホルダーと軸部を中心に回動可能なアーム部とからなるキャリア装置を開示するが、ホルダー及びアーム部の回動スペースが必要であり、且つ他の荷物があるとこの回動ができない問題がある。
ここで、ホルダーとインナーとは相互のスライドを固定するロック手段を有するのが好ましい。
これにより、ホルダーに二輪車の一方の車輪を載置したり、荷物の先端側を載置する際にホルダーがインナーに固定されており、安定している。
例えば、自転車を積載する例で説明すると、前輪をホルダーに載せ、そのまま荷室の奥側方向に前進させると、ホルダーがインナーに沿って前進し、このホルダーがインナーに設けたホルダー前進ストッパに当接する。
さらに自転車のハンドル等を持って前進させると、インナーがアウターに沿ってスライド移動するので、この自転車の全長に合せてインナーの先端側がアウターから突出し、積載が完了する。
本明細書では、荷室の出入口側を後部、ホルダーを荷室の奥側に向けて押し込む方向を前進方向と便宜上表現する。
例えば、自転車を載置するには、ハンドルを持って前輪をホルダーに載せ、そのまま荷室の奥側にスライドさせることで後輪をアウターに載せることができるので、操作性に優れる。
また、使用しないときはインナーがアウターに収納されているので、コンパクトである。
本発明は、ホルダー13がインナー12に沿ってスライドし、このインナー12がアウター11に沿ってスライド可能であればよく、図1に示したようなレール構造に限定されない。
なお、インナー12とアウター11とのスライド摺接部には、必要に応じて樹脂製のスライドシュ(スライダー)を取り付け、スライド性を向上させてもよい。
ホルダー13は、積載する荷物等を保持するためのものであり、例えば二輪車の前輪を載せ、保持するものである。
本実施例では、図1(a)のA視図を図1(b)に、断面図を図4に示し、車輪を架け渡すように載せるだけで保持できるように、前後に対向した一対の載置部材13a,13bとの間に収容部13cを形成し、左右方向両側から一対の側壁13d,13eを立設してある。
ホルダー13は、インナー12の内側に沿ってスライド可能になっており、車輪等を載せる際に安定するように、インナー12の後部側にてアウター11,インナー12及びホルダー13間の相互の移動をロックするロック手段15を有している。
このロック手段の構造に制限はないが、本実施例では図1(b)に示すように、アウター11及びインナー12にそれぞれ貫通孔11a,12aを設け、ホルダー13に差し込み孔又は凹部13fを形成することで、ロック部材15aのロックピン15bをアウター11からホルダー13にかけて差し込む構造になっている。
また、インナー12がアウター11に対して、それ以上後方にスライドしないようにインナー後退ストッパ14を設けてある。
ロック手段15を解除し、ホルダー13をインナー12に沿って前進させると、図2(a)に示すようになる。
この状態では、ホルダー13がインナー12側に設けたホルダー前進ストッパ16に当接し、インナー12に対してそれ以上ホルダー13が前進しないようになっている。
アウター11の前端部側には、図1(c)に図1(a)のB−B線断面図を示すように、クリップ状の摺動保持部材17を取り付けてあり、インナー12に所定以上の押し込み力が働かないと、インナー12がアウター11の前進方向に向けて突出しないようになっている。
ホルダー13を前進させ、インナー12のホルダー前進ストッパ16に当接すると、その押し込み力がインナー12に伝達し、摺動保持部材17の上面を乗り越えるようにインナー12がアウター11に沿ってスライドし、図2(b)に示すようにホルダー13がインナー12とともにアウター11の前進方向外側に突出する。
摺動保持部材17は、ゴム,樹脂等摺動抵抗のあるものを採用する。
インナー12の先端部がアウター11から突出した状態を維持するためのスライド規制手段18を設けてある。
スライド規制手段18は、インナー12の先端部の突出量に合せて任意の位置でロックしたり、複数の位置に段階的にロックしてもよい。
本実施例では、インナー12の側部に1つ以上の差し込み孔18bを形成し、アウター11の側部に形成した貫通孔18aから規制ピン18cを差し込む例になっている。
図3(a)に示すように自動車の例えばリアドアを開き、ハンドル1cを持って持ち上げ、自転車1の前輪1aをホルダー13に載せる。
この状態を図4(a)に示す。
次に、ロック手段15を解除し、ホルダー13が前進する方向にハンドル1cをもって、奥側,前進方向に押し込む。
その状態を図3(b),図4(b)に示す。
前輪1aがホルダー13とともに前方に移動させるとホルダー前進ストッパ16にホルダー13が当接する。
この状態を図4(c)に示す。
さらにハンドル1cを持って奥側に押し込み、後輪1bをアウター11のレール部内側に載せながら移動させると、インナー12の先端部がホルダー13とともに摺動保持部材17の抵抗を受けながらアウター11の前端部から前方に突出移動し、自転車の積載が完了する。
なお、インナー12は、アウター13に対してこの摺動保持部材17の摺動抵抗により、そのままの状態に保持されるので、自転車の全長に合せてインナー12が突出し、そのまま保持される。
この場合に必要に応じて規制手段18にて、その状態をロック状態に規制してもよい。
11 アウター
12 インナー
13 ホルダー
14 インナー後退ストッパ
15 ロック手段
16 ホルダー前進ストッパ
17 摺動保持部材
18 スライド規制手段
Claims (1)
- ホルダーとインナーとアウターとを備え、
前記ホルダーは前記インナーにスライド可能に支持され、前記インナーは前記アウターにスライド可能に支持され、
前記ホルダーとインナーとは相互のスライドを固定するロック手段を有し、
前記インナーは前記ホルダーの前進移動を規制するためのホルダー前進ストッパを有し、
前記インナーとアウターとは相互の摺動保持部材を有し、
前記ホルダーが前進し、前記インナーのホルダー前進ストッパに当接すると前記インナーの先端部が前記アウターから突出し前進移動可能であり、
前記ホルダーは二輪車の前輪又は後輪の一方を保持するものであり、
前記アウターは他方の前輪又は後輪を保持可能なレール状になっており、
前記ホルダーは前後方向に間隔を設けて対向した一対の載置部材の間に前記前輪又は後輪の一方の車輪を架け渡すものである、二輪車用のキャリアであることを特徴とするキャリア装置。
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