JPS6229740B2 - - Google Patents

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JPS6229740B2
JPS6229740B2 JP53092018A JP9201878A JPS6229740B2 JP S6229740 B2 JPS6229740 B2 JP S6229740B2 JP 53092018 A JP53092018 A JP 53092018A JP 9201878 A JP9201878 A JP 9201878A JP S6229740 B2 JPS6229740 B2 JP S6229740B2
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JP
Japan
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automatic
pressure vessel
work
reactor
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JP53092018A
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JPS5518962A (en
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Taro Iwamoto
Moritomo Ando
To Oomae
Akira Kusumoto
Toshitaka Suzuki
Masatake Takitera
Kunio Hamada
Koichi Koyama
Kazuhiro Yoshida
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to US06/058,431 priority patent/US4311556A/en
Priority to SE7906323A priority patent/SE7906323L/xx
Priority to DE19792930389 priority patent/DE2930389A1/de
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Publication of JPS6229740B2 publication Critical patent/JPS6229740B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/003Remote inspection of vessels, e.g. pressure vessels
    • G21C17/01Inspection of the inner surfaces of vessels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/02Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type
    • B25J9/04Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type by rotating at least one arm, excluding the head movement itself, e.g. cylindrical coordinate type or polar coordinate type
    • B25J9/041Cylindrical coordinate type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉容器内点検装置に係り、特に
沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内部の点検およ
び欠陥検査を行なうに好適な原子炉容器内点検装
置(単に点検装置という)に関するものである。
供用期間中の原子炉圧力容器内部の異常の有
無、特に欠陥の発生の有無を調べることは、原子
炉の安全性を保証するために実施される重要な作
業である。加圧水型の原子炉の場合、圧力容器内
部の構造物は全て徹去することが可能な構造とな
つており、比較的自動化が容易である。
沸騰水型原子炉の圧力容器内部の構造物は、そ
の一部しか外部に搬出することができない構造と
なつている。特に沸騰水型原子炉の重要な点検対
象である原子炉圧力容器のノズル部には給水スパ
ージヤや炉心スプレイ配管が設けられ、原子炉圧
力容器内壁にはガイドロツドが取付けられている
など障害物が多い。したがつて沸騰水型原子炉の
原子炉圧力容器内を点検する点検装置には、十分
な監視システムを備え作業の安全を図らなければ
ならない。
従来の点検装置は十分な監視システムが不足し
ていた。また沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内
のノズルは、加圧水型原子炉のノズルと形状が異
なり、鞍型曲線に沿つたノズルコーナ部の検視が
必要で、複雑な3次元曲面の検査を実施するため
多くの自由度を持つアームが必要である。また、
誤操作による衝突などで機器をこわすことのない
よう誤操作の生じないような点検装置の制御シス
テムが必要である。これらの問題点があるため、
沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内の点検は、原
子炉圧力容器内に人間が入つて作業を行つてい
た。しかし原子炉圧力容器内は放射線レベルが高
く、温度や湿度も高いなど作業環境は極めて悪
く、検査作業の早急な自動化が望まれている。
本発明の特徴は、原子炉容器の上部に設置され
て原子炉容器内に挿入されるコラムとコラムに保
持されながら昇降しかつ回転軸を有する昇降手段
回転軸に取付けられかつ回転軸の半径方向および
軸方向に移動可能な1対のアームと、各々のアー
ムに取付けられる点検作業手段とからなる原子炉
容器内点検装置にある。
本発明の目的は、上記した点を考慮し、原子炉
容器の複雑な内部の点検を容易に行なえる原子炉
容器内点検装置を提供することにある。
原子炉圧力容器内部の検査内容は、炉内構造物
の変形や取付状態の不良等の目視点検と、原子炉
圧力容器の内壁部およびノズル部の探傷検査があ
る。探傷検査法の主なものは、内部欠陥を検出す
る超音波探傷法と表面欠陥を検出する浸透探傷検
査法である。それぞれに特長がある。超音波探傷
法は、被検査物体表面と探触子の間に超音波を伝
達する媒介物が必要であるが、水中で使う場合は
水が媒介物となるので都合が良い。したがつて、
本発明に適用される超音波探傷装置は、水中での
使用が可能な構造とした。
浸透探傷検査は、探傷液を使用するので空気中
で検査しなければならない。浸透探傷装置は、洗
浄液、浸透液、現傷液の3種類の液体の塗布およ
び拭取りの作業を行なう装置の他に、前処理とし
て被検査物表面のスケールを落す研磨作業と、現
像液膜の表面を検視する作業を自動化しなければ
ならない。これらの装置は1つにまとめると大き
くなつてノズル部の狭い空間では使用できない。
したがつて、数種類の作業装置とし、これらの作
業装置を被検査物の近くに移動させるマニプレー
タに取付け、作業内容に応じてこれらの作業装置
を随時交換するシステムとする探傷検査法として
はこの他に、検査面に4本の電極を接触させ、こ
のうち2本の電極に電流を流し、他の2本の電極
により電圧分布を測定したとき、測定用電極間に
欠陥があれば電圧分布が変化する現象をとらえる
電気抵抗式探傷法がある。
検査の対象となる原子炉圧力容器1は、第1図
に示すようなカプセル型の円筒状容器である。上
鏡2は原子炉圧力容器1のフランジ3にボルト結
合されており、取外すことができる。原子炉圧力
容器1の内壁には第1図にその一部が示されてい
るように多数のノズル4が設けられており、その
うち一部のノズル4Bにはノズル4Bの内径より
細い配管構造物(給水スパージヤ)5が取付けら
れている。このような場所を隅無く検査するため
に、作業装置を移動する手段としての点検装置の
マニプレータは、第2図に示すような各々の動作
を行なう必要である。
すなわち、第2図Aのように原子炉圧力容器内
壁に沿う施回a1および昇降運動a2、第2図B,C
のようにノズル4の内面およびノズルコーナ部を
査するための水平軸まわりの回転b1およびc1、回
転軸方向の前後進b2、半径方向の伸縮b3およびc2
および回転軸を含む面内の曲げb4およびc3であ
る。これらの動作を作業装置に与えるマニプレー
タは、第3図Aに示すように、垂直軸(コラム)
まわりの施回動作θ、昇降動作Z、回転動作T
W、半径方向動作XR、伸縮動作YRおよび装着台
回転動作SRの各動作が行なえるように6軸から
構成されている。このマニプレータの構成に、下
記に述べるような理由からもつ1本のアームを増
やし2本腕構成とし、昇降軸動作を粗密構造と
し、さらに作業装置の交換のため施回テーブル上
に走行軸を追加し、第3図Bに示すような全11軸
からなる構成のマニプレータを考えた。このマニ
プレータは、第3図Aのマニプレータの各動作
に、半径方向動作XL、伸縮動作YL、装着台回転
動作SL、粗調整昇降動作Zn、微調整昇降動作Z
fおよび走行動作Ypが付加される。
2本腕構造とした主な理由は2点ある。まず、
片方の腕の先端に取付けた作業装置の作業状況、
たとえば、作業装置の先端をノズル4Bの狭間隙
部に挿入したり、ノズル4および4Bのコーナに
沿つて運動する場合、誤操作や位置の狂いなどに
よる衝突防止、探傷液の漏洩や機器の異常の監視
のため、常に作業状況を写し出すテレビカメラが
必要である。このテレビカメラは常に作業装置を
同じ側から見れるように作業装置とともにノズル
の中心軸まわりを回転する必要がある。このテレ
ビカメラを支持し、ねらい位置や視角、視野を調
整するためもう1つの腕が必要である。
もう1つの理由は、狭間隙部内に挿入する浸透
探傷装置では寸法上の制約のため、挿入部に全て
の機能を備えることができないので、探傷液の供
給装置、スポンジ洗浄装置、廃液処理装置等はも
う1本の腕に取付け、2本の腕の協調動作を行な
わせることにより機能を満すようにするためであ
る。
以下、図面に基づいて本発明の好適な一実施例
である原子炉容器内点検装置を説明する。沸騰水
型原子炉の運転が停止されて所定期間が経過した
後、原子炉圧力容器1上部の上鏡2が、フランジ
3から取外される。第4図に、原子炉容器内点検
装置のマニプレータ19の全体構造を示す。マニ
プレータ19の1対の脚部10がフランジ3上に
設置され、マニプレータ19が原子炉圧力容器1
内に挿入される。マニプレータ19は、第3図B
に示すような11の動作が行なえる11軸の自由度を
有している。マニプレータ19は、原子炉圧力容
器1から離れた場所に設置されている制御用計算
機20、総括制御盤21、サーボ制御盤22とケ
ーブル23で接続されている。マニプレータ19
は旋回テーブル8を設けた架台9を有する。1対
の脚部10が、架台9の下部に設けられる。歯車
67が、旋回テーブル8の側面に設けられる。歯
車67と噛合う歯車79を有しかつ旋回テーブル
8に旋回動作θを行なわせる駆動装置70が、架
台9上に設けられる。架台9上に配置される1対
のレール88上を移動する移動台13が設けられ
る。移動台13に走行動作Ypを行なわせる駆動
装置89が、架台9上に設けられる。移動台13
には、昇降用のレールとなる2本の垂直コラム2
4Aおよび24Bが取付けられている。移動台1
3上に設置されたワイヤ巻上げ装置25に巻かれ
たワイヤ26の先端が取付けられかつ垂直コラム
24Aおよび24Bに沿つて昇降する昇降台27
と、昇降台27との間の距離が精密に調整できる
機構により昇降台27に接合されたクロスヘツド
28が、垂直コラム24Aおよび24Bに沿つて
円滑に摺動できるように垂直コラム24Aおよび
24Bに取付けられている。上記クロスヘツド2
8は、水平面内で回転する回転シヤフト29が設
けられる。回転シヤフト29の先端には、回転シ
ヤフト29の半径方向および軸方向に移動可能を
2本のアーム11および12が設置される。種々
の作業装置が搭載可能な装着台30Aおよび30
Bが、回転装置31Aおよび31Bの先端に設け
られる。第4図では装着台30Aに自動研磨装置
99が取付けられている。装着台回転動作SR
よびSLを行なう回転装置31Aおよび31B
が、アーム11および12に連結される。テレビ
カメラ15が移動台13に取付けられる。テレビ
カメラ17は回転シヤフト29の先端に取付けら
れる。テレビカメラ16は装着台30Bに取付け
られる。
アーム11および12付近の詳細構造を、第5
図に示す。
クロスヘツド28は、アーム11および12を
水平に支え、垂直コラム24Aおよび24Bに沿
つて昇降する昇降部材である。クロスヘツド28
の角穴94Aおよび94Bには前記垂直コラム2
4Aおよび24Bが挿入される。クロスヘツド2
8の丸穴95には昇降台27とクロスヘツド28
を連結するボールねじ69と噛うボールナツト5
2が取付けられる穴である。クロスヘツド28の
中央部には水平に取付けられた回転シヤフト29
があり、その一端に設けられた駆動ギヤ68を後
述する第7図の駆動装置92の駆動ギヤ48にか
み合せることにより回転させる(回転動作TW
ことができる。駆動ギヤ48を回転させる駆動装
置92は、クロスヘツド28に取付けられる。こ
の場合、ギヤ49および50、ボールねじ51、
ボールナツト52、角筒53、ローラ54および
角筒55は不要である。この回転シヤフト29の
他端には1対の角筒53Aおよび53Bが回転シ
ヤフト29に対し直角に、しかも対称となるよう
回転シヤフト29をはさんで取付けられている。
角筒53Aおよび53Bの一端に駆動装置92A
および92Cが取付けられる。角筒53Aおよび
53B内に、角筒55Aおよび55Bが、移動可
能に挿入される。一端に駆動装置92Cおよび9
2Dが設けられる角筒53Cおよび53Dが、角
筒55Aおよび55Bの一端に取付けられる。角
筒55Cおよび55Dが、角筒Cおよび53D内
に挿入される。アーム11は、角筒53A,55
A,53Cおよび55Cによつて構成される。ア
ーム12は、角筒53B,55B,53Dおよび
55Dによつて構成される。角筒55Cに回転装
置31Aが取付けられる。角筒55Dに回転装置
31Bが取付けられる。アーム11は駆動装置9
2Aおよび92Cの作用によつて、アーム12は
駆動装置92Bおよび92Dの作用によつて、回
転シヤフト29の半径方向(半径方向動作XR
よびXL)および軸方向(伸縮動作YRおよびY
L)に移動される。
角筒55Cおよび55Dの伸縮動作YRおよび
Lによつても、常に、マニプレータ19のバラ
ンスを保つために、クロスヘツド28のギヤ68
の存在する側に、角筒55Cおよび55Dの伸縮
量に比例して移動するバランスウエート(図示せ
ず)が取付けられる。
作業装置の1例として自動浸透探傷装置96
を、マニプレータ19に取付けた状態を第5図に
示す。自動浸透探傷装置96は、塗布拭取機32
および探傷液供給機33等からなつている。塗布
拭取機32をアーム11の装着台30Aに取付
け、アーム12には探傷液供給機33、探傷液タ
ンク34、バルブボツクス35を取付ける。塗布
拭取機32の先端にはスポンジ36があり、これ
を用いて探傷液の塗布拭取作業を行なう。このス
ポンジ36に探傷液を供給し、洗浄し、また廃液
を回収するために、アーム11の回転装置31A
を駆動して塗布拭取機32をアーム12に直角と
なるように向け、スポンジ36をアーム12に取
付けた探傷液供給機33に接するように駆動装置
92Bおよび92Dを駆動させて角筒55Aおよ
び55Dの位置を調節する。スポンジ36に探傷
液供給機33から探傷液を供給し、または洗浄し
た後、再び回転装置31Aを駆動して塗布拭取機
32をノズル4の方に向け、回転シヤフト29、
角筒55Aおよび55Cを操作して、塗布拭取作
業を行なう。スポンジ36を探傷液供給機33に
て洗浄することによつて発生した廃液は、配管9
7を通して廃液収容タンク98に送られ、そこに
貯蔵される。
第6図に塗布拭取機32のアーム11への取付
方法を示す。アーム11の装着台30Aに4本の
ボルト37がピン38により取付けられている4
本のボルト37を、塗布拭取機32の取付座39
に設けられた4個の切欠きにはめ込んで、ナツト
40により固定する。装着台30Aの中心には、
塗布拭取機32の取付座39に設けた穴にはめ合
せ心出しを行なうボス41がある。ナツト40
は、割りピン42によりボルト37より脱落する
のを防いでいる。
駆動装置92A,92B,92Cおよび92D
は第7図に示す駆動装置92と同一構造を有して
いる。第7図に基づいて、駆動装置92の詳細構
造を説明する。角筒53は、角筒53A,53
B,53Cおよび53Dに対応し、角筒55は角
筒55A,55B,55Cおよび55Dに対応す
る。駆動装置92は、水中での使用が可能となる
よう電気部品は全て密閉箱43内に収納し、出力
軸44は弾性体から成るシール部材45およびメ
カニカルシール46により防水されている。出力
軸44は、ベアリング120によつて密閉箱43
に支持される。電動機47の出力軸44は駆動ギ
ヤ48、バツクラツシユ調整用ギヤ49、駆動ギ
ヤ50を介してボールねじ51を回転させる。ボ
ールねじ51は、ベアリング121によつて密閉
箱43に支持される。ベアリング121は、シー
ル部材122および123によつてシールされ
る。ボールねじ51にはボールナツト52がはめ
合されており、このボールナツト52は、角筒5
3に取付けられたローラ54により摺動可能に支
持された角筒55の一端に固着されている。電動
機47を回転させると、ボールねじ51およびボ
ールナツト52により角筒55が角筒53Kに対
し直線移動する。出力軸44にはもう1つの駆動
ギヤ56があり、減速ギヤ57,58および59
を介してねじ棒60を回転させ、その先端に取付
けた回転角度検出器61の入力軸を回す。ねじ棒
60とボールねじ51とはギヤを介して一定の回
転比となるので、角筒55の位置は回転検出器6
1より取出される電気信号より知ることができ
る。ねじ棒60にはドツグ62がはめ込まれてお
り、ドツグ62はねじ棒60の回転により直線移
動する。またねじ棒60に沿つて2個のリミツト
スイツチ63,64が設けてあり、角筒55のス
トロークの始点と終点に対応するドツグ62の位
置で接点が切換わるよう取付位置の調整がしてあ
る。電動機47に電磁ブレーキ65と回転速度検
出器66が組込まれているが、この電磁ブレーキ
65は通電時に開放され、遮断時にブレーキのか
かる構造となつており、停電時に角筒55が動か
ないよう固定するので安全である。
駆動装置92は、移動台13に固着することに
よつて移動台13の駆動機構ともなる。また駆動
装置92はボールねじ51の代りに装着台30A
および回転軸をギヤ50に結合することにより装
着台30の回転装置31Aおよび31Bとしても
使用できる。さらに、ギヤ49を旋回テーブル8
の旋回ギヤ67にかみ合せることにより駆動装置
92によつて旋回テーブル8を駆動することもで
きる。
マニプレータ19のアーム11および12の昇
降動作は、可動範囲10m程度で長い上に1/10ミリ
のオーダの高い位置決め精度が要求される。この
ためアーム11および12を支える部分を昇降台
27とクロスボツクス28とに上下2段に分割す
る。昇降台27とクロスボツクス28は、ボール
ネジ69によつて連結される。昇降台27は、ワ
イヤロープ26およびその巻上機構25の駆動に
よりコラム24Aおよび24Bに沿つて昇降する
(昇降動作Zn)。この場合、ワイヤーロープ26
の長さが変化するので、正確な位置決めは困難で
ある。したがつて、第9図に示すように、コラム
24Aおよび24Bに多数の穴71Aおよび71
Bを等間隔に配置し、この穴71Aおよび71B
にピンク72Aおよび72Bを挿入することによ
つて昇降台27の位置決めが行なわれる。穴71
Aおよび71Bの位置は、コラム24Aおよび2
4Bに正確に位置決めされるように加工される。
穴71Aおよび71Bの直径は、ピン27Aおよ
び72Bの挿入を容易かつ確実にするため、第1
0図に示すようにピン72Aおよび72Bの外径
より大きくとり、ピン72Aおよび72Bが穴7
1Aおよび71Bの下辺に接するところで位置決
めを行なう。ピン72Aおよび72Bは、バネ7
3Aおよび73Bの働きによりロツド90Aおよ
び90B、リンク75Aおよび75Bを介して、
常時、穴71Aおよび71Bに挿入されるように
押されている。昇降台27を移動させるために穴
71Aおよび71Bからピン72Aおよび72B
を引抜く時は、エアシリンダ74内のピストン9
1を押上げる。停電時は、自動的にピン72Aお
よび72Bが穴71Aおよび71Bに挿入され、
アーム11および12が落下するのを防止する。
ピン72Aおよび72Bを穴71Aおよび71B
に挿入するため、リミツトスイツチ76のローラ
77をコラム24Aに押付けておく。クロスヘツ
ド28の昇降に伴なつてローラ77が1つ上の穴
71Aに落込むとリミツトスイツチ76の接点が
切換わるので、この信号を用いてシリンダ74内
への空気の供給方向を変えピストン91を押下げ
てピン72Aを穴71A内に挿入する。ピン72
Aの位置は、リミツトスイツチ78によつて電気
的に検出できる。昇降台27を下げる時は、巻上
ドラム25を駆動してワイヤロープ26をゆるめ
る。昇降台27は自重により降下しピン72Aお
よび72Bは穴71Aおよび71Bの下辺に着座
する。穴71Aおよび71Bの位置はあらかじめ
正確な寸法で加工されているので、ワイヤーロー
プ26の長さを巻上ドラム25の回転検出器(図
示せず)の信号より求めれば、ワイヤーロープ2
6が多少伸縮しても、穴71Aおよび71Bのそ
れぞれのピツチをそれより大きくとつておけばど
の穴71Aおよび71Bにピン72Aおよび72
Bが挿入されたかを知ることができる。このよう
にして昇降台27は、段階的に正確な位置決めが
できる。昇降台27とボールねじ69により接合
されたクロスヘツド28は、昇降台27を基準と
して高さを調整できる。すなわち、第7図に示す
駆動装置92が、昇降台27に取付けられる。こ
の場合、第7図に示すボールねじ51が、ボール
ねじ69になり、角筒53、ローラ54および角
筒55は不要となる。ボールナツト52が、クロ
スヘツド28に取付けられる。昇降台27に取付
けられる駆動装置92を駆動することによつて、
ボールねじ69が回転し、クロスヘツド28がコ
ラム24Aおよび24Bに沿つて下降する(昇降
動作Zf)。昇降動作ZnおよびZfによつて、クロ
スヘツド28の位置決めが、精度良く行なえる。
昇降台27およびクロスヘツド28には、コラム
24Aおよび24Bに沿つての移動を円滑にする
ために、ローラ93が設けられる。昇降台27に
よる位置決めは粗調整であり、クロスヘツド28
による位置決めは微調整である。
作業装置には、前述した自動浸透探傷装置96
の他に、自動研磨装置99、自動検視装置18お
よびテレビカメラ16がある。これらの作業装置
は、必要に応じて装着台30Aまたは30Bに第
6図のようにそれぞれ取付られる。これらの作業
装置の交換は第11図のように行なわれる。駆動
装置92Cおよび92Dを作動させて、装着台3
0Aに取付けられる作業装置および装着台30B
に取付けられるテレビカメラ16を原子炉圧力容
器1の内壁から遠ざける。その後、ボールねじ6
9を駆動してクロスヘツド28を上昇させ、昇降
台27に接触させる。ワイヤ巻上げ装置25を駆
動してワイヤ26をワイヤ巻上げ装置25に巻付
け、昇降台27を上昇させる。このようにしてア
ーム11およびアーム12を原子炉圧力容器1の
フランジ3より高い位置まで持上げる。そして、
原子炉ウエル124内の安全領域7内に各アーム
の先端の作業装置取付部を突出する。マニプレー
タ19の旋回テーブル8を支える架台9の脚部1
0を高くして脚部10間に各アームが入るように
構成される。アーム11に取付けられている作業
装置を取外し、別の作業装置をアーム11に取付
ける交換作業は、安全領域7内で行なわれる。こ
の交換作業時に、廃液収容タンク98内の廃液
が、原子炉建屋床面118に設置される排出装置
(図示せず)によつて排出される。このため、作
業者の被ばくの危険性が少ない。原子炉圧力容器
1内の炉心部6から放出される放射線は、直線1
25と直線126の間の原子炉ウエル124内の
領域に放出される。安全領域7は、原子炉圧力容
器1の上端によつて放射線がさえぎられているの
で、被ばくの危険性が少ない。作業装置の交換が
終了した後、前述した手順と逆に作業装置が原子
炉圧力容器1内に移動される。
原子炉圧力容器1内の点検には、作業装置が自
動研磨装置99、自動浸透探傷装置96および自
動検視装置の順に用いられるので、この順序に、
順次、作業装置を安全領域7内で交換する。超音
波探傷装置を用いることもある。
これらの作業装置を原子炉圧力容器1に出入れ
する時および原子炉圧力容器1内の点検時に、マ
ニプレータ19の動きを監視するために、第13
図に示されるように、3台のテレビカメラ15,
16および17が、常時、マニプレータ19に取
付けられている。作業状況全体を見るため、アー
ム11および12両腕部のほぼ真上に下向きで作
業台13にテレビカメラ15を設置する。このテ
レビカメラ15では作業装置、各アームおよびア
ーム12先端に取付けたテレビカメラ16の原子
炉圧力容器1内壁への接近状況を監視する。その
状況は、第14図Aに示すテレビモニタ147に
写出される。自動研磨装置99の側面からは、ア
ーム12の先端に取付けたテレビカメラ16が、
監視している。その状況は、第14図Cに示すテ
レビモニタ149に写出される。テレビカメラ1
7は、その軸心を回転シヤフト29の軸心と一致
させて、回転シヤフト29に取付けられる。テレ
ビカメラ17による映像は、第14図Bのテレビ
モニタ148に写出される。テレビモニタ148
の画面に電気信号の合成によつて十字線に現わ
し、ノズル4が真正面に写るようにマニプレータ
19の各軸を位置調整することによつてノズル4
の中心合せを行なうことができる。このように、
3台のテレビカメラを用いることによつて、アー
ム11および12の先端部をきめこまかくあらゆ
る方向から監視することができ、作業装置および
テレビカメラ16を原子炉圧力容器1の内壁およ
び原子炉圧力容器1内に存在する障害物に衝突さ
せることを防止できる。炉心部6内に破損した破
片を落下させる危険性が著しく減少する。
テレビカメラ17を用いて中心合せ作業を行な
う作業を、第15図から第18図に基づいて説明
する。すなわち、回転シヤフト29の中にその軸
心上にテレビカメラ17を取付ける。テレビカメ
ラ17は、ビデオアンプ80およびテレビモニタ
148にケーブル82で接続されている。また、
ビデオアンプ80には、テレビモニタ148の画
面の中心および中心からの距離を示す第16図A
の十字線83および目盛り84をテレビカメラ1
7でとらえた画像と合成するため、スーパーポー
ズ信号発生器85が接続されている。各アーム1
1および12が作業を行なうためノズル4の近く
にアーム11および12が概略位置決めされる
と、第16図Aのような画像がテレビモニタ14
8に写る。このテレビモニタ148は総括制御装
置21に取付けられており、人間がその画面を監
視している。第16図Aの状態ではノズル4の軸
心と回転シヤフト29の軸心が第16図Bのよう
に一致していない。ノズル4の縁の線が十字線8
3の垂直線に対し左右対称となるように旋回テー
ブル8を第17図Bの矢印152の方向に旋回さ
せると、テレビモニタ148の画像は第17図A
のようになる。次に、ノズル4の縁の線が十字線
83の水平線に対し上下対称となるように、ボー
ルねじ69を駆動してクロスヘツド28を第18
図Bの矢印153の方向に上昇させれば、テレビ
モニタ148の画面は第18図Aのようになる。
このようにしても、容易にノズル4の軸心と回転
シヤフト29の軸心を合せることができる。この
とき、目盛り84は回転シヤフト29の軸心から
のノズル4の軸心のずれを知る目やすとなる。
もう一台のテレビカメラ、すなわち、自動検視
装置18は、第19図Aに示すように、アーム1
1の装着台30Aに取付けられる。自動検視装置
18は、ノズル4Aと給水スパージヤ5との間の
狭い間隙内に挿入され、ノズル4Aの表面の欠陥
を検視する。自動検視装置18には、光学繊維束
が用いられている。自動検視装置18より撮像
は、第19図Bに示すテレビモニタ150に写出
される。ノズル4A内面には自動浸透探傷装置9
6によつて白い現像液が塗布されている。ノズル
4Aに欠陥がある場合は、前に塗布された赤い浸
透液が現像液の膜に染み出してくるので、テレビ
モニタ150に151で示す欠陥部が現われる。
自動検視装置18により撮像された画像はビデ
オテープレコーダ(図示せず)により記録してお
くと、後で再生して再び見ることができ便利であ
る。特に原子炉容器内点検装置を用いた原子炉圧
力容器1内の点検作業は原子炉の運転を停止して
行なわれるため、短時間に点検を終了することが
必要である。そこで、自動検視装置18で対象検
査表面を高速でスキヤンしながら連続的に撮影
し、これをビデオテープに記録すると同時にモニ
タテレビを検査員が監視し、異常を発見したとき
ビデオテープにマークを同時記録しておく。これ
らのビデオテープは記録終了後、複数の検査員が
複数の再生装置を用いて再生し、マークのある所
は低速あるいは画面を停止させて詳しく検視す
る。このようにすれば、1人の検査員がモニタテ
レビで詳しく検視する場合に比べ原子炉圧力容器
1内の点検に要する時間を大幅に短縮ができる。
上記マークの方法としては音声信号として記録す
る方法と、画面上に指標を合成する方法とが考え
られる。原子炉圧力容器1内の壁面、ノズル4お
よび原子炉容器内点検装置を用いた場合の点検作
業の基本フローチヤートの一例を第20図に示
す。まず、ステツプ101に於て、人間が自動検査
原子炉容器内点検装置を原子炉圧力容器1上に設
置し、電源配線等を行う。次のステツプ102から
が人間の指示のもとに操作されるものである。ス
テツプ102では、原子炉容器内点検装置および機
器の異常の有無、原子炉圧力容器1内の水位の点
検を行う。もし、このステツプ102において異常
なときには警報ランプを表示し、人間に知らせ
る。異常がないときには、ステツプ103に進み原
子炉圧力容器1内の全体監視を行う。これは原子
炉容器内点検装置のマニプレータ19に取付けら
れているテレビカメラ16を第2図Aのように移
動させ、原子炉圧力容器1内の概略な点検を行う
ものである。人間がテレビモニタ149をみて異
常と判断したときには、人間が停止スイツチを押
してテレビカメラ16の移動を停止させて異常処
理を行う。異常がないときには、ステツプ104に
おいて検査対象のノズル4もしくは4A又は原子
炉圧力容器1の壁面の自動研磨作業を行い、表面
の付着物を取り除く。この作業は、アーム11に
取付けた自動研磨装置99を第2図Bまたは第2
図Cのように検査対象の形状に応じた軌跡を描く
ように移動させながら行なう。ステツプ105に於
て研磨作業の結果を点検し、研磨作業がまだ必要
な場合にはステツプ104に戻り再度研磨作業を行
う。研磨結果が良いとステツプ105で判断する
と、ステツプ106で自動浸透探傷作業を行う。こ
の作業は、検査対象に探傷液を塗布する作業であ
る。この作業結果も、ステツプ107で点検し、自
動浸透探傷作業が不充分な場合には、再度160の
ステツプに戻り、自動浸透探傷作業を行う。結果
が良いときには、ステツプ108に進み、自動検視
作業を実施する。自動検視装置18の特殊なテレ
ビカメラにより探傷液が塗布された場所を、放射
能レベルの極めて低い場所にあるテレビモニタ1
50に写出し、その画面を人間が観察する。観察
している最中に検査対象の欠陥を発見すると、人
間は欠陥であることを知らせる操作を行い、原子
炉容器内点検装置はその位置を記憶する。このよ
うな自動検視作業を1つの検査対象の指定された
領域について行う。この作業が終了すると、ステ
ツプ109で作業後の点検を行い、ステツプ110の自
動清掃作業に移る。自動清掃作業では自動浸透探
傷作業時に塗布した探傷液等を拭きとる。完全に
拭きとれたことをステツプ111で確認し、ステツ
プ112に移る。ステツプ112では検査したいノズル
及び原子炉圧力容器1の壁面を全て検査したかど
うかを判定する。全部終了していないときにはス
テツプ115にいき、検査対象を変更し、さらにス
テツプ102に戻り、以下は同様の動作を繰り返
す。
ステツプ112で全ての検査対象の点検が終了し
たとすると、ステツプ113に移り原子炉容器1内
を全体的に監視し、検査中の破損等の点検を行
う。ステツプ113の点検で異常がないときには、
ステツプ114で人間が原子炉容器内点検自動検査
装置を原子炉圧力容器1上から徹去して、全ての
点検作業を終了する。
研磨作業時に発生する粉末および対象検査面に
塗布される探傷液が、炉心部6内に落下しないよ
うに考慮されている。
原子炉容器内点検装置を制御する制御装置のブ
ロツク構成を第21図に示す。制御用計算機20
を中枢とし操作盤127及び表示盤128を含む
総括制御盤21、テレビモニタの画面を記録する
VTR装置129及びその制御回路130、制御
用計算機20へのデータ入力及び内容を印字する
ためのタイプライタ131、マニプレータ19の
各軸の駆動機構の位置決め制御を行うサーボ制御
回路132、サーボ増幅器133、自動浸透探傷
装置96の制御回路134、自動研磨装置99の
制御回路135、自動検視装置18の制御回路1
36、テレビカメラ15,16および17の3台
のテレビカメラを含む視覚装置139の制御回路
137、及びリミツトスイツチより成る保護セン
サ140の電圧を増幅する検出回路138より構
成される。
又、総括制御盤21の上部にあり人間に対して
情報を与える表示盤128の一実施例は第22図
のようになつている。テレビカメラ15の映像を
写出すためのテレビモニタ147、テレビカメラ
17の映像信号を写出すためのテレビモニタ14
8、テレビカメラ16の映像信号を写出すための
テレビモニタ149、自動検視装置18の映像信
号を写出すためのテレビモニタ150、制御用計
算機20によつて各軸の位置情報又は動作状態を
数字、記号、パターン等で表示するための汎用的
なデイスプレイ装置141、動作モードを示す表
示灯142、異常状態を示す警報灯143が表示
盤128に設けられる。
さらに、総括制御盤21の正面にあり、人間が
操作するスイツチ群が並んでいる操作盤127の
一実施例は第23図のようになつている。電源ス
イツチ144、スタート、ポーズおよびストツプ
の3種のスイツチを含む起動スイツチ145、手
動運転時又は手動の微調整時に各軸を移動させる
のに用いる22個の軸移動スイツチ146手動及び
自動の切換スイツチ154、作業内容を指示する
モード切換スイツチ155、点検場所を指示する
場所指定スイツチ156、非常停止スイツチ15
7、検視最中に欠陥をみつけたときに操作する異
常スイツチ158が操作盤127に設けられる。
いま、切換スイツチ154を手動モードに設定
し、人間が軸移動スイツチ146の「θ」を押
したとすると、総括制御盤21からの信号が、直
接にサーボ制御回路132に入る。軸移動スイツ
チ146のそれぞれの記号は第3図Bの各動作記
号に対応する。サフイツクスの+と−は、逆方向
の動作となる。サーボ制御回路132及びそのサ
ーボ系の1軸分の構成は第24図のようになつて
いる。制御用計算機20からの位置指令Pcと手
動モード時の手動位置指令Pnをインターフエイ
ス回路159で選択しデイジタル減算器160の
入力とする。デイジタル減算器160では、現在
の位置指令Pと現在位置を検出するデイジタルエ
ンコーダ165の出力との差をとり、この差をD
−A変換器161を介してアナログ値に変換し速
度指令とする。速度制御回路162では、速度指
令とタコジエネレータ164とによつて検出され
た速度帰還量とを用いて演算し、その出力により
サーボ増幅器133を動作させ電動機163を回
転させることにより、マニプレータ19の各軸の
位置決めがなされる。又、第24図に示したサー
ボ系では、電動機163に電磁ブレーキ167が
設置されており、制御用計算機20から発せられ
たブレーキ信号BRによつて動作するようになつ
ている。
このようなデイジタルサーボ系の動作により、
人間が「θ」のスイツチを押している間だけ、
マニプレータ19の旋回テーブル8は回転し、手
動動作を行うことができる。同様に、他の軸に対
しても手動動作を行うことが可能である。
次に、自動動作について説明する。まず、切換
スイツチ154を自動モードにする。今、モード
切換スイツチ155を「監視」に設定する。この
状態で、起動スイツチ145の「スタート」を押
すと、制御用計算機20では、これらの情報を判
断し第2図Aに示したような軌跡を動くような位
置指令をサーボ制御回路132に与える。この結
果、マニプレータ19のアーム11および12
は、原子炉圧力容器1内を上から下へと移動して
いく。この途中の原子炉圧力容器1内の状態は、
テレビモニタ147,148および149に写し
出され、人間の眼によつて炉内の状態が監視でき
る。もし、このような自動監視を行つている途中
に、例えば、原子炉圧力容器1の内壁にアームが
接触したことを保護センサ140が検知すると、
制御用計算機20ではただちにサーボ制御回路1
32に対して停止命令を出し、電磁ブレーキ16
8を動作させて停止させるとともに、警報灯14
3の「接触」の部分を点灯し、人間に異常を知ら
せる。又、その詳細内部についてはデイスプレイ
装置141にコメントを表示させ、異常原因をよ
りわかり易く人間に知らせるようにしている。
さらに、作業装置を用いて作業する場合の例を
自動検視装置18について説明する。いま、モー
ド切換スイツチ155が「VT」を指示し、場所
指定スイツチ156が「6」を示していたとす
る。このような場合にはNo.6の検査場所(例えば
ノズル4B)について自動検視作業を行うことに
なる。この状態で起動スイツチ145の「スター
ト」を押すと、制御用計算機20は、マニプレー
タ19のサーボ制御回路132、サーボ増幅器1
33を動作させて自動検視装置18を検査対象で
あるノズル4Bの近くに移動させる。そして、ノ
ズル4Bの軸心に対して、回転シヤフト29の軸
心がほぼ一致するような位置で一定時間停止す
る。この状態で、テレビモニタ148の画面を見
て、中心がずれていると人間が判断したときには
起動スイツチ145の「ポーズ」を押す。この状
態になると、自動作業は一担停止状態となる。こ
の状態で、軸移動スイツチ146の「XL」、「X
R」等を人間が操作し、テレビモニタ148を見
ながら前述したように回転シヤフト29とノズル
4Aの軸心が一致するように調整する。調整後
に、再度起動スイツチ145の「スタート」を押
すと、修正された状態から自動検視作業を行う。
このように、テレビモニタ148により検査対象
であるノズル4Aとマニプレータ19の相対位置
を調整するので、制御用計算機20による位置決
め精度が悪くても正しい作業が実行できる。この
ようにして、自動検視装置18は、検査対象であ
るノズル4B内部にまで奥深く入つていきその状
態を刻刻とテレビモニタ150に写出す。作業状
態はテレビモニタ149の画面により監視でき
る。テレビモニタ150の画面を見て、人間が欠
陥をみつけた場合には異常スイツチ158を操作
する。このスイツチ信号を制御用計算機20が受
け取ると、テレビモニタ150の画面を記録して
いるVTR装置129へ制御回路130を介し
て、その時の自動検視装置18の位置情報の一部
を記号としてVTR装置129へ同時に記録させ
る。さらに、この時の記号及びマニプレータ19
の位置状態等、欠陥を発見した時点の状態をタイ
プライタ131に記録するような信号を、制御用
計算機20は発生する。
このような機能により、欠陥のある場所の記録
が残るとともに、そのときの画面の状態もVTR
装置129により得られ、後で容易に再現して見
られるという効果がある。同様な方法で自動浸透
探傷作業、研磨作業も行うことができる。
さらに、マニプレータ19のアーム部を任意の
場所へ移動させたいとき、例えば、作業装置がつ
いているアームを原子炉圧力容器1の上部で比較
的放射能レベルの低いところ(安全領域7)にも
つてこさせ、作業装置を点検したいような場合に
は次のような操作をすれば良い。まず、タイプラ
イタ131により、マニプレータ19の各軸に対
する位置指令を入力し制御用計算機20に記憶す
る。次に、モード切換スイツチ155を位置決め
の位置に設定し、起動スイツチ145の「スター
ト」を押す。こうすると、制御用計算機20に指
定された場所へマニプレータ19の各軸が自動的
に位置決めされるような指定を発生する。
以上、述べたように第2図の実施例によると制
御用計算機20による自動作業と4台のテレビモ
ニタを介した人間の操作とをうまく組み合わせる
ことが可能となり、操作性の良い制御装置である
という効果を有する。
このような本実施例によれば、複雑な原子炉容
器内の点検を容易に行なうことができる。位置決
めも精度良く行なわれる。
第25図はアームA11の装着台30Aに研磨
装置99、監視・検視用カメラ16、塗布拭取装
置32、自動検視装置18を放射状に取付けた例
を示す。回転装置31Aにより任意の作業装置を
作業に好適な位置に移動させることができ、作業
装置と人間が交換する必要がないので被曝防止上
有利である。
本発明によれば、位置決めを精度良く行なえ、
複雑な原子炉容器の内部の点検を容易に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器の縦
断面図、第2図はマニプレータに取付けられた作
業装置の原子炉圧力容器内における点検時の移動
軌跡を示し、Aは原子炉圧力容器の内壁、Bはノ
ズル4およびCはノズル4Aのそれぞれの点検時
における移動軌跡の説明図、第3図AおよびBは
マニプレータ手段の動作を説明する説明図、第4
図は本発明の好適な一実施例に適用されるマニプ
レータの斜視図、第5図は第4図のアーム付近の
詳細構造を示す斜視図、第6図は第4図のマニプ
レータへの作業装置の取付け状態を示す説明図、
第7図は第4図のマニプレータに用いられる駆動
装置の縦断面図、第8図は第4図のマニプレータ
の昇降台とクロスヘツドの位置決めを説明する説
明図、第9図は第8図の昇降台をコラムにロツク
する機構の縦断面図、第10図は第9図の機構に
よる昇降台のロツク状態を示す説明図、第11図
は作業装置の交換方法を示す説明図、第12図は
第11図のXII−XII矢視図、第13図は第4図のマ
ニプレータにおけるテレビカメラの配置を示す説
明図、第14図A,BおよびCは第13図に示す
各テレビカメラによる撮像をそれぞれのテレビモ
ニタに写した状態を示す説明図、第15図は第1
3図のテレビカメラ17の監視装置の系統図、第
16図、第17図および第18図はノズルと回転
シヤフトとの中心合せ作業を説明するものであ
り、各図のAはテレビモニタに写出されている状
態を示している説明図および各図のBはマニプレ
ータの状態を示す説明図、第19図は自動検視装
置による点検作業を示し、Aはその作業を示す状
態図およびBはその作業によるノズル部の状態を
テレビモニタに写した状態を示す説明図、第20
図は第4図のマニプレータを用いた点検作業の順
序を示す説明図、第21図は本発明の好適な一実
施例の原子炉容器内点検装置の制御装置の構成
図、第22図は第21図の表示盤の正面図、第2
3図は第21図の操作盤の平面図、第24図は第
21図のサーボ制御回路の系統図、第25図はマ
ニプレータのアーム部の他の実施例を示す斜視図
である。 1……原子炉圧力容器、4,4B……ノズル、
5……給水スパージヤ、8……旋回テーブル、1
1,12……アーム、13……移動台、15,1
6,17……テレビカメラ、18……自動検視装
置、20……制御用計算機、21……総括制御
盤、22……サーボ制御盤、24A,24B……
コラム、25……ワイヤ巻上げ装置、26……ワ
イヤ、27……昇降台、28……クロスヘツド、
29……回転シヤフト、96……自動浸透探傷装
置、99……自動研磨装置、127……操作盤、
128……表示盤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原子炉容器上部に設置される支持手段と、 該支持手段上を移動可能に前記支持手段に設け
    られた移動手段と、 該移動手段に支持され、原子炉容器内部に挿入
    されるコラムと、 該コラムに保持され、該コラムに沿つて原子炉
    容器の軸方向に移動する昇降手段と、 該昇降手段に原子炉容器の半径方向に延在する
    ように支持された回転シヤフトと、 該回転シヤフトにそれぞれ支持され、該回転シ
    ヤフトに対してそれぞれ回転シヤフトの軸方向と
    半径方向に伸縮可能に形成された第1および第2
    のアームと、 原子炉容器内部の欠陥を点検する、 前記第1のアームの端部に設けられた点検作業
    装置、 前記第2のアームの端部に設けられた前記点検
    作業装置を監視する第1のモニター手段、 前記回転シヤフトの端部に設けられ、原子炉容
    器内部のノズルの軸心と前記回転シヤフトの軸心
    の整合作業を監視し、かつ前記点検作業装置を監
    視する第2のモニター手段、および 前記移動手段に設けられ、前記第1と第2のア
    ームの動作を監視する第3のモニター手段からな
    る点検手段と、 を有する原子炉容器内点検装置。
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