JP2508497B2 - ビデオ信号記録装置 - Google Patents

ビデオ信号記録装置

Info

Publication number
JP2508497B2
JP2508497B2 JP3211653A JP21165391A JP2508497B2 JP 2508497 B2 JP2508497 B2 JP 2508497B2 JP 3211653 A JP3211653 A JP 3211653A JP 21165391 A JP21165391 A JP 21165391A JP 2508497 B2 JP2508497 B2 JP 2508497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
recorded
circuit
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3211653A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05328281A (ja
Inventor
啓一郎 島田
孝夫 高橋
久芳 森脇
健次 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3211653A priority Critical patent/JP2508497B2/ja
Publication of JPH05328281A publication Critical patent/JPH05328281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508497B2 publication Critical patent/JP2508497B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリカル走査で形成さ
れる斜めトラックの一端を延長して、そこにPCM信号
を記録するようにしたビデオ信号の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRで録画したものに、後からタイト
ル、キャスト、説明などの文字映像を記録する場合、一
般には、インサート編集によってこれらの映像を元の映
像情報に間挿する。しかしこの方法では、元の映像に文
字映像を重ねる(スーパーインポーズ)ことはできな
い。少なくとも2台のVTR(記録用と再生用)を用い
てダビングを行いながら、文字映像を重ね記録すること
ができるが、この方法は煩雑で画質の劣化がある上、装
置が大がかりとなる。
【0003】特開昭55−161478号公報には、ア
フターレコーディング用音声トラックに文字、図形等の
静止画情報を音声信号の周波数帯域に周波数変換して記
録し、これを再生することにより再生ビデオ画面に文
字、図形等を重畳させるようにした映像重畳方式が開示
されている。この方式はダビングを必要としないのでビ
デオ信号の劣化なく追録が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のように
ビデオ情報(動画)に対して文字、図形等の静止画情報
を並録又は追録する場合、音声トラックの情報伝送レー
トが極めて低いので、カラー静止画、階調付きカラー静
止画、高精細度の静止画を記録することが困難であり、
また記録可能であっても再生に時間がかかり過ぎ、動画
と静止画との連携表示が困難であった。
【0005】本発明はこの問題にかんがみ、情報量の多
いカラー静止画、多階調静止画等をビデオ信号と並録又
は追録して、両者の連携表示を可能とすると共に、既記
録のオーディオ信号があっても、静止画と音声の相対記
録位置のずれを少なくして、静止画と関連する動画/音
声との連携再生を可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転ヘッドに
よるヘリカル走査で磁気テープの斜めトラックにビデオ
信号を記録するビデオ信号記録装置において、上記斜め
トラックが第1の信号記録領域と第2の信号記録領域と
を備えると共に、上記第1の信号記録領域に上記ビデオ
信号を記録するビデオ信号記録回路と、ディジタル静止
画信号とディジタルオーディオ信号とが選択的に供給さ
れ、上記第2の信号記録領域にPCM化した上記ディジ
タル静止画信号又はディジタルオーディオ信号を選択的
に記録すると共に、一画面の上記ディジタル静止画信号
につき複数トラックにわたり記録するために、既記録の
ディジタルオーディオ信号のない上記第2の信号記録領
域を有する各隙間トラックに分散記録するPCM信号記
録回路と、一画面を示す識別情報を上記ディジタル静止
画信号と共に各トラックに記録するために、識別情報コ
ード信号を上記PCM信号記録回路に供給する識別情報
発生回路とを具備することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】動画、静止画、オーディオを混在させた記録が
可能であり、情報量の多いカラー静止画、多階調静止画
等をビデオ信号と並録又は追録して、両者の連携表示が
可能となる。また既記録のオーディオ信号があっても、
既記録のディジタルオーディオ信号のない上記第2の信
号記録領域を有する各隙間トラックに分散記録すること
により、静止画と動画/音声との相対記録位置のずれを
少なくして、静止画と関連する動画及びナレーション等
の音声との連携再生が可能となる。しかも一画面を示す
識別情報コード信号をディジタル静止画信号と共に各ト
ラックに記録することにより、分散記録した一画面分の
静止画を収集再生して表示させることができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について説明すると、図1は
本発明を適用したVTRの記録再生系のブロック回路図
で、図2は磁気テープ上の記録フォーマットを示すトラ
ックの線図である。
【0009】図1に示すように磁気テープTは回転ヘッ
ドドラム(1)の周面に約210°の角度で巻付けら
れ、180°間隔の一対のヘッドA、Bによって図2の
斜めトラック(17A)(17B)が交互に形成され
る。巻付角の約30°の区間(a〜b)が、図2に示す
トラックの符号化音声信号の記録部分SP となり、18
0°の区間(b〜c)がビデオ信号の記録部分SV とな
る。
【0010】ビデオ信号は、ビデオ記録回路(2)及び
ヘッドの入出力切換回路(3)を通って回転磁気ヘッド
A、Bに供給され、図2のトラックのビデオ記録部分S
V に記録される。
【0011】右、左チャンネルL+R、L−Rの音声信
号(またはL、Rの音声信号)は、A/D変換器
(4)、チャンネル切換回路(5)を経てPCM記録回
路(6)に与えられ、訂正符号、データシンク、PLL
同期化クロック等の付加処理、並びに時間軸圧縮、NR
Z符号系への変換、FM変調の処理が行われる。PCM
化された音声信号は入出力切換回路(3)を通ってヘッ
ドA、Bに供給され、トラックの符号化音声信号記録部
分SP に、2チャンネルの内容(L+Rがデータ1、L
−Rがデータ2)で図3の記録フォーマットの線図に示
すように記録される。
【0012】録画したビデオソースにタイトルやキャス
トや説明などの文字、情報を重ねる場合には、TVカメ
ラで必要な情報を撮像し、静止画入力としてA/D変換
器(8)に与えてディジタル信号に変換してから一旦ビ
デオRAM(9)に書込む。そして既に記録したビデオ
ソースの再生モニターを見ながら、希望する挿入位置に
おいて、ビデオRAM(9)からディジタル静止画像を
読出し、チャンネル切換回路(5)において例えば第2
チャンネル(L−R)の方を選択して、PCM記録回路
(6)を経て記録(アフターレコーディング)する。こ
れによって、ビデオ記録部分SV には何の影響も与え
ず、文字情報を記録することができる。音声について
も、既に記録されたL+Rチャンネルのモノーラル音声
情報が残されているから、支障なく再生音声を得ること
ができる。
【0013】ディジタル静止画情報の記録と共に、VT
Rの操作部から発生されるモード信号に基いてID(識
別)信号がID発生回路(7)において形成される。こ
のID信号は、PCM記録部分SP の内容が音声情報で
あるか、或いは静止画情報であるかを識別し、また再生
時のデータの取込みを制御したり、後述のような音声及
びビデオの再生態様を指示したりするためのコード信号
である。ID信号はPCM記録回路(6)に与えられ、
PCMデータと共に図3のPCM記録部分SPの所定位
置に記録される。ID信号の記録フォーマットとして
は、データ記録部分にIDビットを設けたり、再生時の
PLL同期用のクロック信号を101010----------
から110110----------のように変えたり、データ
シンクまたは区切りマーカーのパターンを変えたりする
種々の方式を採用することができる。
【0014】アフターレコーディングするディジタル静
止画像としては、例えば図4に示すような縦192ドッ
ト、横256ドットの画面(18)であってよい。モノ
クロームの画面であれば、1トラックのPCM記録部分
P に1枚の静止画像を記録することができる。また1
ドットにつき4ビットとし、16色のカラー静止画像を
記録してもよい。この場合、2〜16本のトラックにわ
たって静止画情報を記録する必要がある。
【0015】また中間色も表示されるような所謂アナロ
グの静止画像をディジタル化して記録することができ
る。この場合には、数十〜百数十本のトラックを必要と
する。更に、マイクロコンピュータを用いて発生される
ようなクイズや問題の答などの情報や、文字多重放送の
内容などを記録してもよい。なお図4に示すようなディ
ジタル静止画像の場合、同じ色の部分についてその大き
さ、長さなどの情報に変換して、記録情報量を減少さ
せ、1本のトラックに数枚の静止画情報を記録すること
も可能である。
【0016】静止画の挿入位置は、例えば音楽やナレー
ションが既に記録されている場合には、音声のすき間や
話の間隙に選ぶことができる。音声情報が全く無い部分
では、2チャンネルの記録部分(データ1、データ2)
の双方を静止画記録に用いることができる。1枚の静止
画情報について数10〜100フィールド分のトラック
を必要とする場合には、音声情報のすき間ごとに間欠的
に静止画情報を記録することができる。
【0017】次に再生について説明すると、ヘッドA、
Bの再生信号は、入出力切換回路(3)を通って、ビデ
オ信号とPCM信号とに分岐され、夫々ビデオ再生回路
(13)と、PCM再生回路(10)とに供給される。
PCM再生回路(10)では、ID信号が抽出され、I
D検出回路(16)に送られて、画像及び音声の再生態
様を制御する各種の制御信号が作られる。
【0018】通常の符号化音声信号の記録部分では、P
CM再生回路(10)の出力が分岐スイッチ回路(1
1)を通って2チャンネル(L、R)の音声信号として
D/A変換器(12)に与えられ、音声モニター出力と
して導出される。
【0019】静止画情報の記録部分では、ID検出回路
(16)がこれを検出して、分配スイッチ回路(11)
に制御信号を送り、PCM再生回路(10)の静止画情
報出力がスイッチ回路(11)からビデオRAM(9)
に与えられる。このとき分配スイッチ回路(11)は、
PCM記録部分SP に残されている第1チャンネルの音
声情報L+Rが左・右チャンネルの双方の出力(モノー
ラル)となるように切換え動作を行う。従って再生音声
が静止画記録部分でとぎれること無く出力される。
【0020】ビデオRAM(9)に書込まれた静止画情
報は、ID検出回路(16)の制御によって読出され、
D/A変換器(14)でビデオ信号に変換されてから、
切換/混合回路(15)を通って導出される。ビデオR
AM(9)の読出し制御は、ID情報に基いて行われ、
例えばあるフィールドで静止画情報を得たら、その後は
次の情報がまとまるまで繰返し出力する。或いは、表示
終了を意味するID情報が再生されるまで出力したり、
若しくは通常の音声記録モードに戻るまで出力を続ける
ような制御が行われる。
【0021】ID検出回路(16)の出力の制御信号は
切換/混合回路(15)をも制御する。例えば再生ID
情報に応じて静止画ビデオ信号とビデオ再生回路(1
3)の出力のビデオ信号とが切換えて送り出されるか、
若しくはビデオ信号に静止画ビデオ信号が重畳(スーパ
ーインポーズ)されて送り出されるような制御が行われ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、動画、静止画、オーデ
ィオを混在させた記録が可能であり、特に、情報量の多
いカラー静止画、多階調静止画等をビデオ信号と並録又
は追録することができ、また既記録のオーディオ信号が
あっても、既記録のディジタルオーディオ信号のない上
記第2の信号記録領域を有する各隙間トラックに分散記
録することにより、静止画と動画/音声との相対記録位
置のずれを少なくして、動画及びナレーション等の音声
とこれらに関連する静止画との連携再生が可能となる。
従って、ビデオ再生画像(動画)の進行に合せて静止画
及び音声の再生が可能となり、付加価値の高い映像メデ
ィアとして教育、娯楽などへの広範囲な利用が期待でき
る。また一画面を示す識別情報コード信号をディジタル
静止画信号と共に各トラックに記録することにより、一
画面分の連続した隙間トラックがない場合でも記録領域
を効率良く利用して、分散記録した一画面分の静止画を
収集再生して表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のVTRの記録再生系のブロッ
ク回路図である。
【図2】磁気テープ上の記録パターンを示すトラックの
略線図である。
【図3】図2のトラックの符号化音声信号の記録部分の
記録フォーマットを示す略線図である。
【図4】アフターレコーディングする静止画情報の一例
を示す画面の略線図である。
【符号の説明】
1 回転ヘッドドラム 6 PCM記録回路 7 ID発生回路 17A トラック 17B トラック 18 画面 T 磁気テープ SV ビデオ信号記録部分 SP PCM信号記録部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/92 H04N 5/92 H (72)発明者 中野 健次 神奈川県厚木市旭町4丁目14番1号 ソ ニー株式会社厚木工場内 (56)参考文献 特開 昭55−161478(JP,A) 特開 昭55−125014(JP,A) 実開 昭56−71618(JP,U) 特公 昭55−18962(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドによるヘリカル走査で磁気テー
    プの斜めトラックにビデオ信号を記録するビデオ信号記
    録装置において、 上記斜めトラックが第1の信号記録領域と第2の信号記
    録領域とを備えると共に、 上記第1の信号記録領域に上記ビデオ信号を記録するビ
    デオ信号記録回路と、 ディジタル静止画信号とディジタルオーディオ信号とが
    選択的に供給され、上記第2の信号記録領域にPCM化
    した上記ディジタル静止画信号又はディジタルオーディ
    オ信号を選択的に記録すると共に、一画面の上記ディジ
    タル静止画信号につき複数トラックにわたり記録するた
    めに、既記録のディジタルオーディオ信号のない上記第
    2の信号記録領域を有する各隙間トラックに分散記録す
    るPCM信号記録回路と、 一画面を示す識別情報を上記ディジタル静止画信号と共
    に各トラックに記録するために、識別情報コード信号を
    上記PCM信号記録回路に供給する識別情報発生回路と
    具備することを特徴とするビデオ信号記録装置。
JP3211653A 1991-07-29 1991-07-29 ビデオ信号記録装置 Expired - Lifetime JP2508497B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3211653A JP2508497B2 (ja) 1991-07-29 1991-07-29 ビデオ信号記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3211653A JP2508497B2 (ja) 1991-07-29 1991-07-29 ビデオ信号記録装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57048019A Division JPS58164383A (ja) 1982-03-25 1982-03-25 ビデオ信号記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05328281A JPH05328281A (ja) 1993-12-10
JP2508497B2 true JP2508497B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=16609362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3211653A Expired - Lifetime JP2508497B2 (ja) 1991-07-29 1991-07-29 ビデオ信号記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508497B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54125014A (en) * 1978-03-22 1979-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Video tape recorder
JPS5518962A (en) * 1978-07-27 1980-02-09 Hitachi Ltd Device for detecting in nuclear reactor vessel
JPS55161478A (en) * 1979-06-04 1980-12-16 Victor Co Of Japan Ltd Video superposing system
JPS5671678U (ja) * 1979-11-07 1981-06-12
JPS56125172A (en) * 1980-01-28 1981-10-01 Rca Corp Tape scanning device for sectioned spiral scanning tape and recording and reproducing apparatus
JPS575933Y2 (ja) * 1980-11-13 1982-02-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05328281A (ja) 1993-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960004322B1 (ko) 복수채널기록기능을 가진 비데오테이프레코오더
CA1209253A (en) Apparatus for recording video signal
CA2003195A1 (en) Rotary head type recording apparatus
JPH05325322A (ja) ビデオテープレコーダ
JP2508497B2 (ja) ビデオ信号記録装置
JP2508496B2 (ja) ビデオ信号記録装置
JP2508495B2 (ja) ビデオ信号再生装置
JP3010742B2 (ja) 回転ヘッド型磁気記録再生装置
JP3154761B2 (ja) 画像再生装置及び画像記録装置
JPH0463592B2 (ja)
JPS63313382A (ja) プログラム再生装置
JP3613814B2 (ja) デジタルビデオ装置
JP2987962B2 (ja) Vtr装置
JPH0832008B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH04315398A (ja) デジタル映像信号記録装置
JPH04207879A (ja) 静止画記録ディジタルvtr
JPH078028B2 (ja) 静止画放送番組送出装置
JPH03235265A (ja) カラー映像信号と音声信号の磁気記録再生装置
JPH04254912A (ja) オーディオアフターレコーディング機能を有するvtr
JPH0495267A (ja) Vtr
JPH04302294A (ja) 映像信号記録再生装置
JPS6266783A (ja) ス−パ−インポ−ズ装置
JPS61123374A (ja) 磁気記録再生装置
JPH03265391A (ja) カラー映像信号と音声信号の磁気記録再生装置
JPH0492261A (ja) Vtr