JP7170505B2 - 原子炉圧力容器の点検装置及び点検方法 - Google Patents
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Description
力容器の検査対象部の非破壊検査を行う探傷プローブと、直線状のアームと、前記アーム
を前後移動又は回転駆動させる駆動部と、前記駆動部に設けられたベースプレートと、前
記ベースプレートに設けられ、前記検査対象部近傍に配置されたコアスプレイ配管を把持
する把持固定部と、を有する原子炉圧力容器の点検装置であって、前記アームの先端部と
前記探傷プローブは所定の湾曲度を有する相互に離間して設けた複数の湾曲アームによっ
て接続され、前記アームは着脱可能に前記駆動部に装着されていることを特徴とする。
また、本実施形態に係る原子炉圧力容器の点検装置は、原子炉圧力容器の給水ノズルの
非破壊検査を行う探傷プローブと、直線状のアームと、前記アームを前後移動又は回転駆
動させる駆動部と、前記駆動部に設けられたベースプレートと、前記ベースプレートに設
けられ、前記給水ノズルに接続された給水スパージャーの下部に隣接して配置されたコア
スプレイ配管を把持する把持固定部と、を有する原子炉圧力容器の点検装置であって、前
記アームの先端部と前記探傷プローブは所定の湾曲度を有する相互に離間して設けた複数
の湾曲アームによって接続され、前記アームは着脱可能に前記駆動部に装着されているこ
とを特徴とする。
さらに、コアスプレイ配管を把持して給水ノズルの非破壊検査を行うことによって、給水スパージャーを避けて非破壊検査を短時間で効率的に行うことができる。
第1の実施形態に係る原子炉圧力容器の点検装置について、図1、図2及び図4により説明する。
なお、本実施形態では、検査対象部として、給水ノズル2のコーナー部2a近傍の狭隘部を探傷検査する例について説明するが、他の炉内構造物に対しても適用できることはもちろんである。
図4は点検対象の給水ノズル2を含む原子炉圧力容器1の構成図で、炉心5と、原子炉圧力容器1の内周に配置され、給水ノズル2にサーマルスリーブ18を介して接続された給水スパージャー3及びCS配管(コアスプレイ配管)4等からなる炉内構造物と、点検装置10と、が図示されている。
なお、点検作業中は、原子炉圧力容器1は水で満たされているとともに、炉心5の上部に設けられている蒸気乾燥器や気水分離器等は取外されている。
点検装置10は、図1に示すように、直線状のアーム12と、例えば電磁力等によってアーム12を前後移動又は回転動作させる駆動部13と、超音波、渦電流等により検査対象部の表面欠陥の有無を検査する探傷プローブ11と、アーム12の先端部と探傷プローブ11とに接続され、所定の湾曲度を有する湾曲アーム12aと、駆動部13に取付けられたベースプレート14と、ベースプレート14に取付けられた一対の把持固定部15a、15bと、から構成される。
把持固定部15a、15bは、それぞれ電動モータ等によって開閉駆動される一対のグリップ部16a、16bを有している。
さらに、探傷プローブ11に検査探傷面との距離測定用のセンサを設け、探傷プローブ11の位置状態を確認するようにしてもよい。
本実施形態の点検装置10を用いて、給水ノズル2のコーナー部2a近傍のサーマルスリーブ18が配置された狭隘部を非破壊検査する際、まず、遠隔操作装置により(図示せず)、原子炉圧力容器1内の水中に吊下げ保持された点検装置10を給水ノズル2に近接させる。
次に、湾曲アーム12aの先端に取付けられた探傷プローブ11が給水ノズル2のコーナー部2aに位置するように点検装置10を位置決めする。
そして、その状態で駆動部13によりアーム12を回転動作させると、探傷プローブ11は旋回し、コーナー部2a付近の狭隘部周面の非破壊検査を行う。
本実施形態によれば、アーム12の先端に所定の湾曲度を持った湾曲アーム12aを設けたことで、アーム12を前後移動又は回転駆動するだけで、給水ノズル2のコーナー部2a近傍の狭隘部の全周にわたる非破壊検査を短時間で実施することができる。
第2の実施形態に係る原子炉圧力容器の点検装置20について、図3により説明する。
本第2の実施形態では、図3に示すように、点検装置20には、それぞれ探傷プローブ11a、11bが取付けられた2つの湾曲アーム12a、12bが、アーム12に対して略180度対向するように設けられている。
本実施形態によれば、それぞれ探傷プローブ11a、11bが取付られた2つの湾曲アーム12a、12bを用いることで、探傷検査時間の短縮化及び効率化を図ることができる。
探傷検査の結果、研磨等の補修作業が必要となった場合には、先端にブラシ等の補修工具が取付けられた補修作業用のアーム12を駆動部13に装着することも可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
Claims (6)
- 原子炉圧力容器の検査対象部の非破壊検査を行う探傷プローブと、直線状のアームと、
前記アームを前後移動又は回転駆動させる駆動部と、前記駆動部に設けられたベースプレ
ートと、前記ベースプレートに設けられ、前記検査対象部近傍に配置されたコアスプレイ
配管を把持する把持固定部と、を有する原子炉圧力容器の点検装置であって、
前記アームの先端部と前記探傷プローブは所定の湾曲度を有する相互に離間して設けた
複数の湾曲アームによって接続され、前記アームは着脱可能に前記駆動部に装着されてい
ることを特徴とする原子炉圧力容器の点検装置。 - 前記検査対象部は、原子炉圧力容器の給水ノズルであることを特徴とする請求項1記載
の原子炉圧力容器の点検装置。 - 原子炉圧力容器の給水ノズルの非破壊検査を行う探傷プローブと、直線状のアームと、
前記アームを前後移動又は回転駆動させる駆動部と、前記駆動部に設けられたベースプレ
ートと、前記ベースプレートに設けられ、前記給水ノズルに接続された給水スパージャー
の下部に隣接して配置されたコアスプレイ配管を把持する把持固定部と、を有する原子炉
圧力容器の点検装置であって、
前記アームの先端部と前記探傷プローブは所定の湾曲度を有する相互に離間して設けた
複数の湾曲アームによって接続され、前記アームは着脱可能に前記駆動部に装着されてい
ることを特徴とする原子炉圧力容器の点検装置。 - 前記複数の湾曲アームのうち、1つの湾曲アームには探傷プローブを取付け、他方の湾
曲アームには補修工具を取付けたことを特徴とする請求項3記載の原子炉圧力容器の点検
装置。 - 前記探傷プローブを備えたアームの代わりに、補修工具を備えたアームを前記駆動部に
装着することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の原子炉圧力容器の点検装置
。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の点検装置を用いて、この点検装置の把持固定部によ
って原子炉圧力容器内に配置されたコアスプレイ配管に把持固定されて原子炉圧力容器の
給水ノズルコーナー部の点検作業を行うことを特徴とする原子炉圧力容器の点検方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014163901A (ja) | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 検査方法および検査装置 |
JP2015102527A (ja) | 2013-11-28 | 2015-06-04 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 原子炉圧力容器ノズルの保全装置及びその保全方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5463896U (ja) * | 1977-10-14 | 1979-05-07 | ||
JPS5518962A (en) * | 1978-07-27 | 1980-02-09 | Hitachi Ltd | Device for detecting in nuclear reactor vessel |
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2018
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