JPS60211315A - クリ−ンル−ムの検査装置 - Google Patents

クリ−ンル−ムの検査装置

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JPS60211315A
JPS60211315A JP59067359A JP6735984A JPS60211315A JP S60211315 A JPS60211315 A JP S60211315A JP 59067359 A JP59067359 A JP 59067359A JP 6735984 A JP6735984 A JP 6735984A JP S60211315 A JPS60211315 A JP S60211315A
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horizontal
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Yasuo Inoue
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Obayashi Gumi Ltd
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Ohbayashi Gumi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、クリーンルームにおけるエアーフィルタの
リーク検査や清浄度検査をほぼ自動的に行なうための検
査装置に関する。
クリーンルームの天井面あるいはN[1に設けられたエ
アーフィルタ(HE PAフィルタ)については、一般
に次のようなリーク検査を行なう。フィルタ面からフィ
ルタ材を通過しない漏れ空気が出ているか否か、あるい
はフィルタ取付枠の周辺部分の継目から空気が漏れてい
ないかどうがなどの検査である。従来この検査は人手に
よって行なっている。つまり、塵埃計のエアーサンプリ
ング用プローブ〈エアー吸引口)を適当な作業棒の先端
に取り付け、このプローブを)(E P Aフィルタ面
から2.5cm以内の間隔を保つように保持し、プロー
1をゆっくりとフィルタ面に沿って動かし、フィルタ全
面をくまな(走査する。また、プローブをフィルタの周
辺部分に対応させ、継目部分をくまなく走査する。この
検査中のプローブ走査速度は毎秒5cm以下で行なわな
ければならない。
このような検査作業は、作業者に長時間同一姿勢を強制
することになり、苦痛を伴う作業となる。
またプローブを人手で保持しているので、プローブがふ
らついたり振動したりし、正しい検査条件を保てないと
ともに、プローブをフィルタ面へぶつけてしまい、フィ
ルタを損傷することもある。
またF記プローブを用いてクリーンルーム内の空気をサ
ンプリングする清浄度検査も行なうが、この場合作業者
自身からの発塵も少くなく、正確な測定が行なえないと
ともに、クリーン度維持にも悪影響がある。
またクリーンルーム内におけるクリーントンネルやクリ
ーンベンチ等の設備では、その天井部分に設誼されたエ
アーフィルタの直下に作業者が入れず、そのため作業者
は作業棒を少し離れたところから斜めに保持し、上述の
ような走査を行なわなければならない。この作業は非常
に大変であるし、また正確に測定走査を行うのが難しか
った。
この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされたもので
あり、その目的は、無人走行車両を使ってクリーンルー
ムのリーク検査や清浄度検査を自動的に高精度に行える
ようにしたクリーンルームの検査装置を提供することに
ある。またこの発明の他の目的は、無人走行車両をエア
ーフィルタの直下に進入させることができないようなり
リーントンネルやクリーンベンチ等の設備でも、少し離
れた場所からプローブを伸ばして、リーク検査を自動的
かつ高精度に行えるようにした検査装置を提供すること
にある。
上記の目的を達成するために、この発明の検査装置は、
無人走行車両と、この走行車両の走行位置を自動制御す
る走行制御手段と、上記走行車両上に搭載され垂直方向
に変位する昇降機構と、この昇降機構の可動部を垂直軸
を中心に回動変位させる回動機構と、上記昇nmmおよ
び上記回動機構の位置決めを行なう位置決め制御手段と
、上記昇降機構の可動部上に水平姿勢で搭載され、水平
面内で2次元変位するXYテーブルと、このXYテーブ
ルを制御する走査制御手段と、上記XYテーブルの可動
部に取り付けられた水平方向に伸縮する水平アームと、
この水平アームの先端に取り付けられた垂直方向に伸縮
する垂直アームと、この垂直アームの先端に取り付けら
れたエアーリンプリング用プローブと、上記水平アーム
および上記垂直アームを制御する。アーム制御手段と、
上記プローブと接続された塵埃計とを備えたことを特徴
とする。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例による検査装置の外観を示
し、第2図はこの検査装置の電気的な構成を示すブロッ
ク図である。なお第2図ではリモートコント[1−ル装
置側の構成も同時に示している。
第1図に示すように、この検査装置の構造的な主体は無
人走行車両1である。この走行車両上に垂直方向に変位
する昇降機構2が搭載され、この昇降機1M2にはその
可動部を回動変位させる回動機構が付設され、その可動
部に水平な姿勢でXYテーブル3が取り付けられている
。このXYテーブル3の可動部4は水平面内において2
次元変位するが、この可動部4に水平方向に伸縮する水
平アーム70が取り付けられ、ざらにこの水平アーム7
0の先端に垂直方向に伸縮する垂直アーム71が取り付
けられている。そして、この垂直アーム71の上端部に
塵埃計6のエアーリンプリング用プローブ5が垂直姿勢
で取り付けられている。
また走行車両1には、コンビコータ7を中心とする制御
装置や、上記塵埃計6およびその出力を記録するデータ
レコーダ8や、これら全体を駆動する直流電源ユニット
9などが搭載されている。
コンピュータ7は第2図に示すように、CPU10、R
OM11.RAM12.クロック発生器13、割込コン
トローラ14.10ボート15などから構成される。
第3図A、Bは上記車両1の走行部の2つの構成例を示
している。同図Aはキャタピラ式で、車両1を前後方向
に駆動する一対のキャタピラ16゜16と、車両1を左
右方向に駆動する一対のキャタビラ17.17とを備え
ている。キャタピラ16はモータ18で駆動され、この
駆動系にはブレーキ、クラッチ、位置センサーなどが付
加されている。キャタピラ17はモータ19で駆動され
、その駆動系には上記と同様にブレーキ、クラッチ。
位置センサーなどが付加されている。ここで位置センサ
°−とはキャタピラの駆動軸の回転位置、変位量を静的
および動的に検出するロータリーエンコーダなどである
。同図8の車輪式のものでは、2つの動力伝達車輪20
.21と2つの操舵用車輪22.23を有する。動力伝
達車輪20.21はそれぞれモータ24.25で駆動さ
れ、操舵車輪22.23はモータ26で駆動される。そ
れぞれの駆動系にはブレーキ、クラッチ、位置センサー
などが付加されでいる。
第2図のブロック図は第3図Bの走行部の構成に対応し
ている。上記走行駆動用モータ24,25はドライブコ
ントローラ27を介して、また操舵用モータ26はドラ
イブコントローラ28を介してそれぞれコンピュータ7
によって制御される。
コンピュータ7でこれらモータ24.25.26をサー
ボ制御all(上記位置センサーの出力に基づくフィー
ドバック制御)することにより、車両1を任意の走行軌
跡に従って走行さゼ、任意の位置で停止させることがで
きる。この走行制御には、車両1の走行床面にガイドラ
インを設けておぎ、このガイドラインをセンサーで検出
しながら車両位置をガイドラインに沿って走行させる誘
導方式と、ガイドラインはなく、コンピュータ7内に予
め走行軌跡を登録しておいて、その軌跡通りに車両を走
行させる軌跡プログラム方式とがあり、このいずれを採
用してもよい。前者の誘導方式では、光学的なガイドラ
インを用いるものや、電磁誘導式ガイドラインを用いる
ものなど、いずれの方式を採用してもよい。この場合、
車両1側にガイドラインを検出するガイド1?ンザーが
設けられる。このセンサーの出力に基づいて、コンピュ
ータ7が車両1の走行制御を行なう。
後者の軌跡プログラム方式では、ティーチングプレイバ
ック式に走行軌跡をプログラムする方式と、図面上から
走行軌跡をプログラムする方式などがある。ディーチン
グプレイバック方式では、車両1を手で押して所望の軌
跡通りに走行させ、そのときの走行軌跡を走行位置セン
サー29(第2図)などで検出し、その検出f−夕に基
づいて走行軌跡をRAM12などにプログラムする。そ
して自動走行時には、車両1を所定の基準位置に止めて
おき、そこから走行位置センサー29で走行方向、速度
1位置を検出しながら、設定した軌跡プログラム通りに
車両1を走行させる。図面上から走行軌跡をプログラム
する場合、第2図のリモー1−コントロール装置側の2
次元デジタイザ30で図面」二の所望の走行軌跡をトレ
ースし、そのデータをコンピュータ31に入力する。コ
ンピュータ31はそのトレースデータに基づいて走行軌
跡プログラムを作り、それを送受信5I132から車両
1側の送受信部33に無線伝送する。車両側では、受信
した軌跡プログラムをPンビュータ7のRAM12など
に記憶する。なおコンピュータ31は、第2図に示すよ
うにCPU34.ROM35、RAM36.りOツク発
生回路3フ9このコンピュータ31にはキーボード40
が接続され、これの直流電源ユニット41は交流電源を
整流し一充電する充電回路42も備えている。また車両
1側のコンピュータ7にもキーボード43が接続されて
おり、これでコンビコータ7に各種の指令信号やデータ
を入力することができる。
以上の構成により走行車両1は予め設定された軌跡通り
に走行し、また停止する。また走行中に障害物との衝突
を回避するために、車両1には各種のセンサーが設けら
れている。第1図に示すように、車両1の所要個所に障
害物が近付いたことを検出する超音波センサー44が複
数個設けられ、また車両1の下部周囲には障害物との接
触を機械的に検出するテープスイッチ45が設けられて
いる。この超音波センサー44やテープスイッチ45の
出力はコンピュータ7に入力され、コンピュータ7はこ
れらの検出信号に基づいて、走行車両が障害物と衝突す
るのを防止するために、走行車両1を非常停止させる。
また車両1には、障害物の検知時や測定結果の異常やそ
の他の異常を知らせるためのブザー46と、車両1の走
行状態などを光学的に報知する表示器47が設けられて
いる。
第4図は上記昇降機構21回動機構48.XYテーブル
3.水平アーム70.垂直アーム71の構成を示してい
る。昇降機Is2はテレスコープ型の可動アームからな
り、その上端の可動部50がモータ51により歯車機4
N53を介して垂直方向に変位駆動される。このモータ
51の駆動系にはブレーキ52および可動部50の位置
を検出するための位置センサー(ロータリーエンコーダ
やリニアエンコーダなどからなる)54が付加されてい
る。また昇1iIII構2の可動部50には回動機構4
8が付加されている。この回動機構48は駆動モータ4
9を有し、これの回転により可動部50を垂直軸を中心
に回動変位させる。この駆動系にもブレーキや位置セン
サーが付加されている。
XYテーブル3は水平保持機構55を介して上記昇降I
J#I2の可動部5oに取り付けられている。
水平保持機II!t55は、XYテーブル3の傾ぎを検
出するセンサーと、XYテーブル3の傾きを修正するた
めのモータ56(第2図)を有している。
またXYテーブル3は、可動8114をX方向に駆動す
るX軸モータ57と、Y軸方向に駆動するY軸モータ5
8とを有する。
また、水平アーム70と垂直アーム71はそれぞれテレ
スコープ型の伸縮1111がらなり、水平アーム70は
モータ72で伸縮駆動され、垂直アーム71はモータ7
3で伸縮駆動される。これらの駆動系にもブレーキや位
置センサーが付加されている。水平アーム7oと垂直ア
ーム71は、第5図に示すようにL字形に組み合され、
独立したユニット構成となっている。水平アーム7oの
基端には取付部74が設けられており、この取付部74
により上記XYテーブル3の可動部4に@脱自在に取り
付けられる。検査しようとするエアーフィルタの直下に
走行車両1が進入できる場合は、水平アーム70と垂直
アーム71は不要であり、後述するようにこれらをXY
テーブル3の可動部4から取り外し、この可動部4にプ
ローブ5を取り付ける。検査対象フィルタの直下に車両
1が進入できない場合、XYテーブル3の可動部4に水
平アーム70と垂直アーム71およびプローブ5からな
るユニットを第4図のように取り付ける。
第2図に示すように、回動機構48の駆動モータ49は
ドライブコントローラ59によって制御され、昇舒機槙
2の駆動モータ51はドライブコントローラ60によっ
て駆動され、水平保持機構55の駆動モータ56はドラ
イブコントローラ61で駆動され、XYテーブル3の駆
動モータ57゜58はドライブコントローラ62で制御
され、水平アーム70.垂直アーム71の駆動モータ7
2゜73はドライブコントローラ75で制御される。
これら各機構の位置決めサーボ制御はすべてコンピュー
タ7によってなされる。
XYテーブル3の外形は前述したH E P Aフィル
タの取付枠の外形とほぼ等しくなっている。このXYテ
ーブル3の外枠の相対向する2つの角部にはイメージセ
ンサ−63,63が取り付けられている。このイメージ
センサ−63は上方を撮像し、後述するようにXYテー
ブル3の外形とHEPAフィルタの外形との位置合せを
行なうための画像情報を得る1、イメージセンg−63
の出力はコンピュータ7に導入される。
次に、上記のように構成されたクリーンルームの検査装
置の動作を説明する。前述した自動走行制御機能により
走行車両1を所定の軌跡で走行させ、所定の位置で停止
させる。第6図は、前述した水平アーム70と垂直アー
ム71からなるユニットを用い、走行重両1が直下に進
入することができないクリーントンネル76のフィルタ
64を検査する際の状態を示している。昇降8N411
12.水平アーム70.@直アーム71を縮めた状態で
車両1を走行させ、クリーントンネル76の側方の所定
位置で停止させる。その状態で、昇降機構2を予めプロ
グラムされた量だけ上昇させ、また水平アーム70を予
めプログラムされた量だけ伸長させ、さらに垂直アーム
71を予めプログラムされた替だけ上背させる。すると
、水平アーム70の先端部分がクリーントンネル76側
へ進入し、検査しようとするフィルタ64の直下にプロ
ーブ5が位置する。また、このときプローブ5はフィル
タ64の下方に所定の間隔(2,5c+++以内)を保
って対向する。次に、XYテーブル3のモータ57.5
8をチめプログラムされた内容に従って駆動し、これの
可動部4に取り付けられた水平アーム70を平1lii
的に移動させる。この動きによりプローブ5が第6図の
矢印で示すように、テレビジョンのラスクー走査の如く
往復で面走査し、フィルタ64のリーク検査をくまな(
行なう。同様にしてフィルタ64の取付枠の継ぎ目部分
にもプローブ5を走査させる。このようにプローブ5を
走査し、そのときプローブ5から吸入されるエアーにつ
いてI!埃計6で測定を行ない、その結果を −データ
レコーダ8に記録する。また同時に、その測定結果をコ
ンピュータ7で分析し、異常が検出された場合は、表示
器47やブザー46でこれを報知したり、送受信部33
によってリモートコントロール装置側へその異常を無線
で通知する。
上記の検査が終了したならば、昇vt機構2.水平アー
ム70.垂直アーム71を再び縮め、次の測定点に向か
って走行車両1を走行させる。この動作を繰り返し、ク
リーンルーム内の多数の測定点について順次自動的にリ
ーク検査を行うことができる。
第7図は、走行車両1が検査しようとするフィルタ64
の直下に進入できる場合の検査状態を示している。この
場合は、水平アーム70と垂直アーム71からなるユニ
ットは取り外され、プローブ5がXYテーブル3の可動
部4に垂直姿勢で取り付けられる。走行車両1はフィル
タ64の直下に進入して停止卜する。このとき、車両1
の走行軌跡プログラムによって、XYテーブル3の外形
の四角とフィルタ64の外形の四角がほぼ一致するが、
僅かな誤差が残る惧れがある。この位置誤差を修正する
ために、前述したイメージセン+J−63が利用される
。昇降機構2を予めプログラムされた量だけ上梓させ、
プローブ5とフィルタ64が所定の間隔を保って対向す
る状態にし、かつそのときイメージセンサ−63でフィ
ルタ64を撮像し、その撮像エリア内の所定位置にフィ
ルタ64の角部が存在するかどうかをコンピュータ7で
分析する。そして、フィルタ64に対するXYテーブル
3の位Ilf誤差(回動方向)を検出し、その誤差を修
正するために回動機1/J448のモータ49を駆動す
る。これでXYテーブル3を回動方向に微小変位させ、
XYテーブル3の四角とフィルタ64の四角とを完全に
一致させる。次に、XYテーブル3モータ57.58を
予めプログラムされた内容に従って駆動し、これの可動
部に取り付けられたプローブ5を平面的に走査し、フィ
ルタ64の全面をくまなく検査する。
第8図は走行車両1の走行パターンの2つの例を示して
いる。第7図へでは、走行車両1を基準点Sからスター
トさせ、「1」の位置まで走行させてここで上述した検
査を行ない、その検査が終了したならば「2」の位置ま
で車両位置を走行させ、ここで停止して再び検査を行な
う。同様にして「3」→1゛4」と検査を行ない、最終
的には再び基準点Sに戻る。第7図Bは天井面に全面的
にフィルタ64が配設されているクリーンルームについ
ての検査時の走行パターンである。この場合は走行車両
1をフィルタ64の1枚分づつ走行させては停止し、そ
の1枚のフィルタ64について検査を行ない、次にその
隣りのフィルタ64の真下まで移動して停止し、それの
検査を行なう、というように走行車両1の移動とXYテ
ーブル3によるプローブ5の走査とを組合せ1フィルタ
配設面の全域にわたってムラなく検査を行なう。tlお
、ある測定点で測定を終了し、次の測定点へ移動すると
きには、昇降機構2を下降させてから車両1を移動させ
る。こうすることによりプローブ5やXYテーブル3が
天井側の槙築物と衝突するのを防止することができる。
なお上絵の実施例では、XYテーブル3とフィルタ64
の正確な位置合せをコンピュータ7によって行なうよう
にしたが、例えばイメージセンサ−63の出力をリモー
トコントロール装HfRのコンビコータ31に伝送し、
このコンピュータ31からコンピュータ7への位置調整
指令によって回動機構48のモータ49を1IljII
lシ、上記の位置合せを行なうようにしてもよい。
また、装置の各種異常については、次のような自己診断
機能を設けるのが好ましい。機器の姿勢異常については
、傾斜セン勺−を設けてこれを検出する。また装置各部
からの異常音については、マイクロフォンと音声認識回
路などによりこれを検出する。モータなどの過負荷につ
いては電流・電圧監視によりこれを検出する。また装置
の周辺状況については、テレビカメラを設けてその映像
をクリーンルーム外で再生して監視する。装置各部の温
度異常については、サーモセンサーを設けてこれを検出
する。
以上詳細に説明したように、この発明に係るクリーンル
ームの検査装置によれば、クリーンルーム内に所定の軌
跡で走行車両を自動走行させ、この車両に設けた変位機
構によって塵埃計のプローブを自動走査させることによ
り、クリーンルームに配設されているl(E’ P A
フィルタのリーク検査を予め設定された検査条件通りに
正確に行うことができる。このため、従来人手作業で行
なっていたこの種の検査をほぼ自動化することができ、
しかも検査精度が大幅に向上する。特にこの発明の装置
では、車両が検査対像とするフィルタの直下に進入でき
なくても、水平アームと垂直アームを伸ばすことにより
、車両の側部上方に位置するフィルタのリーク検査も自
動的かつ高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による検査装置の外観図、
第2図は同上装置の電気的構成を示すブロック図、第3
図は同上装置の車両走行部の構成を示す斜視図、第4図
は同上装置における機械的変位機構の構成を示す斜視図
、第5図は同上装置における水平アームと垂直アームで
構成される着脱ユニットを示す斜視図、第6図は車両が
め下に進入できない場合の同士装置による検査状況を示
す斜視図、第7図は車両が直下に進入することができる
場合の同上装置による検査状況を示す斜視図、第8図ク
リーンルーム内における同上装置の走行パターン例を示
す平面説明図である。 1・・・・・・・・・無人走行車両 2・・・・・・・
・・昇降*m3・・・・・・・・・XYテーブル 4・・・・・・・・・×Yテーブルの可動部5・・・・
・・・・・プローブ 6・・・・・・・・・塵埃計7・
・・・・・・・・コンピュータ 48・・・・・・回動
m構50・・・・・・昇降機構の可動部 70・・・・・・水平アーム 71・・・垂直アーム特
許出願人 株式会社 大 林 組 代 理 人 弁理士 −色健輔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無人走行車両と、この走行車両の走行位置を自動
    制御する走行制御手段と、上記走行車両上に搭載され垂
    直方向に変位する昇降機構−と、この昇降機構の可動部
    を垂直軸を中心に回動変位させる回動機構と7、上記昇
    降機構および上記回動機構の位置決めを行なう位置決め
    制御手段と、上記昇降機構の可動部上に水平姿勢で搭載
    され、水平面内で2次元変位するXYテーブルと、この
    XYテーブルを制御する走査制御手段と、上記XYテー
    ブルの可動部に取り付けられた水平方向に伸縮する水平
    アームと、この水平アームの先端に取り付けられた垂直
    方向に伸縮する垂直アームと、この垂直アームの先端に
    取り付けられたエアーサンプリング用プローブと、上記
    水平アームおよび上記垂直アームを制御するアーム制御
    手段と、上記プローブと接続された塵埃計とを備えたク
    リーンルームの検査装置。
JP59067359A 1984-04-06 1984-04-06 クリ−ンル−ムの検査装置 Granted JPS60211315A (ja)

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