JPH07266283A - 産業用ロボットのセンサ用窓装置 - Google Patents

産業用ロボットのセンサ用窓装置

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JPH07266283A
JPH07266283A JP6059136A JP5913694A JPH07266283A JP H07266283 A JPH07266283 A JP H07266283A JP 6059136 A JP6059136 A JP 6059136A JP 5913694 A JP5913694 A JP 5913694A JP H07266283 A JPH07266283 A JP H07266283A
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JP
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slot
housing
closing member
wiper
sensor
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JP6059136A
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Atsushi Watanabe
淳 渡辺
Akira Nihei
亮 二瓶
Akihiro Terada
彰弘 寺田
Takahiro Hase
貴弘 長谷
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/127Means for tracking lines during arc welding or cutting
    • B23K9/1272Geometry oriented, e.g. beam optical trading
    • B23K9/1274Using non-contact, optical means, e.g. laser means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0058Means for cleaning manipulators, e.g. dust removing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/02Sensing devices

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、産業用ロボットの先端に設けたセ
ンサのためのスロットを閉鎖する閉鎖部材に付着したス
パッタを自動的に除去し、或いは閉鎖部材を自動的に交
換可能に構成した、センサ用窓を提供することを目的と
している。 【構成】 上述の目的を達成するために、本発明では、
本発明は、センサを収納するハウジング(30)と、ハ
ウジング(30)に形成されたスロット(42)と、ス
ロット(42)を閉鎖する閉鎖部材(56)と、閉鎖部
材(56)の外面と係合可能に設けられたワイパ(52
c)と、ワイパ(52c)を往復動作させる駆動手段
(52c)と、ロボットアームの先端を所定の空間位置
に移動させるロボット制御手段と、所定の空間位置で交
換用の閉鎖部材(56a)をスライドさせてスロット
(42)を閉鎖する閉鎖部材(56)を交換する交換装
置(28)とを具備する窓装置を要旨とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用ロボットのセンサ
用窓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動制御される産業用ロボット(以下、
単にロボットと記載する)に、溶接装置やレーザ加工装
置等の種々の機能要素を取り付けて様々な加工プロセス
が自動化されている。この種の機能要素は、ロボットの
ロボットアーム先端に取り付けられている。更に、自動
化された加工プロセスを最適化するために、上記の機能
要素と共に接触式または非接触式のセンサを備えて、ワ
ークの位置決め誤差や寸法誤差を検知し、これを補正し
ながら加工プロセスが実行される。このセンサは加工部
位を検知するために、ロボットアーム先端において上記
の機能要素の内部または外部に設けられている。
【0003】前記機能要素が溶接装置やレーザ加工装置
である場合には、超音波、赤外線、レーザ光線等を利用
した非接触式のセンサが適している。一方、溶接プロセ
スやレーザ加工プロセスでは高温ガスやスパッタまたは
ヒュームが発生する。従って、この種の非接触式センサ
を利用する場合、加工プロセスにより発生した高温ガス
やスパッタまたはヒュームからセンサを保護するため
に、一般的にセンサは上記機能要素のハウジングまたは
機能要素の外部に独立して設けたハウジング内に収納さ
れる。そして、上記ハウジングに超音波または光を送受
信するためのスロットや開口部を形成し、ここをガラス
板等の閉鎖部材により閉鎖して、超音波または光の送受
信を行うセンサ用窓が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記の窓
のガラス板等の閉鎖部材は、加工部から発生するスパッ
タまたはヒュームが付着して汚染される。閉鎖部材の汚
染が進行すると、センサは、その検知精度が低下し最終
的には検知不能となる。これを防止するために、閉鎖部
材に付着したスパッタまたはヒュームを定期的に除去し
或いは閉鎖部材を交換しなければならない。従来技術で
はこれは、作業員が手操作により行っており、加工プロ
セスに必要な時間と人員とを増加させる。従って、本発
明の目的はこうした従来技術の問題を解決することを技
術課題としており、閉鎖部材に付着したスパッタまたは
ヒュームを自動的に除去し、或いは閉鎖部材を自動的に
交換可能に構成した、センサ用窓を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、産業用ロボッ
トのロボットアームに設けたセンサのための窓装置にお
いて、前記センサを収納するハウジングと、前記ハウジ
ングに形成されたスロットと、前記スロットを閉鎖する
閉鎖部材と、前記閉鎖部材の外面と係合可能に設けられ
たワイパと、前記ワイパを往復動作させる駆動手段とを
具備する窓装置を要旨とする。更に、本発明は、産業用
ロボットのロボットアーム先端に設けたセンサのための
窓装置において、前記センサを収納するハウジングと、
前記ハウジングに形成されたスロットと、前記スロット
を閉鎖する閉鎖部材と、前記ロボットアームの先端を所
定の空間位置に移動させるロボット制御手段と、前記所
定の空間位置で交換用の閉鎖部材をスライドさせて前記
スロットを閉鎖する閉鎖部材と交換する交換装置とを具
備する窓装置を要旨とする。
【0006】更に、本発明は、産業用ロボットのロボッ
トアーム先端に設けたセンサのための窓装置において、
前記センサを収納するハウジングと、前記ハウジングに
形成されたスロットと、前記スロットを閉鎖する閉鎖部
材と、前記閉鎖部材の外面と係合可能に設けられたワイ
パと、前記ワイパを往復動作させる駆動手段と、前記ロ
ボットアームの先端を所定の空間位置に移動させるロボ
ット制御手段と、前記所定の空間位置で交換用の閉鎖部
材をスライドさせて前記スロットを閉鎖する閉鎖部材を
交換する交換装置とを具備する窓装置を要旨とする。
【0007】
【作用】加工プロセス中の1サイクルが終了すると、ワ
イパ駆動手段がワイパを閉鎖部材と係合させつつ往復動
作させて閉鎖部材に付着したスパッタまたはヒュームを
自動的に除去する。交換装置が、所定時間ごとに或いは
スパッタまたはヒュームが閉鎖部材に一定程度付着しと
きに閉鎖部材を自動的に交換する。
【0008】
【実施例】以下、上記の機能要素として溶接装置がロボ
ットアーム先端に取り付けられている場合を一例とし
て、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施例を
説明する。先ず、図2を参照すると、溶接装置24がロ
ボット10のロボットアーム16の先端に設けられてい
る。ロボット10は、設置場所の床面等に固定された固
定ベース12を具備している。固定ベース12には、旋
回ベース14が概ね鉛直な旋回軸J1の回りに所定の角
度範囲で旋回自在に取り付けられている。旋回ベース1
4には、ロボットアーム16が概ね水平な旋回軸J2の
回りに所定の角度範囲において旋回自在に取り付けられ
ている。
【0009】図示するように、ロボットアーム16は、
第1のロボットアーム18と第2のロボットアーム20
とから成る。第1のロボットアーム18は、一端が旋回
軸J2において旋回ベース14に取り付けられている。
第1のロボットアーム18の他端には、第2のロボット
アーム20が旋回軸J2と平行な旋回軸J3の回りに所
定の角度範囲で旋回自在に取り付けられている。第2の
ロボットアーム20は、旋回軸J3と垂直な旋回軸J4
の回りに、つまり第2のロボットアーム20の長手方向
の軸線を中心として所定の角度範囲で旋回自在に構成さ
れている。
【0010】第2のロボットアーム20の先端には、手
首22が旋回軸J4に対して垂直な旋回軸J5の回りに
所定の角度範囲で旋回自在に取り付けられている。手首
22の先端には、溶接装置24が旋回軸J5に概ね垂直
な旋回軸J6の回りに所定の角度範囲で旋回自在に取り
付けられている。つまり、図1に示す産業用ロボット1
0は6軸の垂直多関節ロボットを構成している。
【0011】図1に示す溶接装置24は、一例としてガ
スシールドアーク溶接装置であるが、プラズマ溶接装置
やレーザ溶接装置であってもよい。溶接装置24は、溶
接プロセスに必要なガス、電力、ワイヤを供給するため
の集合ケーブル26を有している。溶接装置24のセン
サ用窓のスロットを閉鎖するガラス板等の閉鎖部材を交
換するための交換装置28が、ロボットアーム16から
離反してロボット10の近傍に配設されている。交換装
置28は、ロボットアーム16には取り付けられていな
いが、後述するように、ロボット10のための制御装置
78(図8参照)により制御され、全体として自動溶接
ロボットシステムを構成するものである。
【0012】次に、図3を参照して、本実施例における
溶接装置24内部に配設されたセンサについて説明す
る。本実施例にいて上記のレーザ光線を利用した光学セ
ンサであり、溶接装置24のハウジング30の中に収納
されている。ハウジング30を貫通して溶接装置のトー
チ32が設けられている。ハウジング30の下端面には
細長いスロットまたは開口部42(以下、単にスロット
と記載する)が形成されている。スロット42は、スロ
ット閉鎖部材として耐熱性のガラス板56(図4参照)
により閉鎖されている。上記光学センサは、レーザ発光
部としてレーザダイオード34を具備している。レーザ
ダイオード34から照射されたレーザ光線は、レンズ3
6を通過して平行光線となる。光学スキャナ38の反射
鏡40により反射されたレーザ光線は、スロット42を
通過してワーク44に照射される。光学スキャナ28が
長手方向の軸線を中心として回転することにより、反射
鏡40により反射されたレーザ光線は、ワーク44上に
おいて前記軸線に概ね垂直な方向にワーク表面を走査す
る。ワーク44により反射されたレンズ光線はレンズ4
6を通過してレーザ受光部としてのCCD48により電
気的信号に変換される。この電気信号の変化から、ワー
ク44の溶接線44aの位置が検知される。
【0013】以下、図4から図7を参照して、本実施例
によるセンサ用窓の構成、特にワイパ装置に付いて説明
する。ハウジング30は、ブラケット50を介してロボ
ット10の手首22に取り付けられる。上述のように、
溶接装置のトーチ32がハウジング30を貫通してお
り、トーチ32の後端に集合ケーブル26が接続されて
いる。ハウジング30の下端面にはスロット42が形成
されており、該スロット42は、閉鎖部材としてガラス
板56により閉鎖されている。ガラス板56は面板54
によりスロット42を閉鎖するように保持されている。
面板54には、ハウジング30の下端面に取り付けたと
きに、スロット42の開口部と概ね一致するスロット4
2aが形成されている。つまりハウジング内のセンサか
ら照射されたレーザ光線は、ハウジング30のスロット
42と、ガラス板56と、面板54のスロット42aと
を通過するように構成されている。
【0014】面板54は、3本のボルト58によりハウ
ジング30の下端面に着脱自在に取り付けられている。
更に、ボルト58aの周囲において面板54とボルトの
頭部との間にはコイルバネ58aが設けられており、該
コイルバネ58aが面板54をハウジング30の下端面
に押接する構成となっている。この構成により、ボルト
58を回転させることにより、ハウジング30の下端面
またはガラス板56に対する面板54の押接力を調節す
ることが可能となる。
【0015】面板54には、ガラス板56の幅と概ね等
しい幅の溝54aが形成されている。溝54aは、面板
54がハウジング30の下端面に取着されたときに、ハ
ウジング30のスロット42の長手方向に面板54の両
端面を貫通するように形成されており、ガラス板56
は、溝54a内で横方向にスライドさせて着脱自在に保
持されている。
【0016】ガラス板56とハウジング30の下端面と
の間には、ハウジング30のスロット42の周囲を取り
巻くようにパッキン42aが設けられている。パッキン
42aは、適当な接着剤によりハウジング30の下端面
に接着されている。詳細には図示されていないが、パッ
キン42aはハウジング30の下端面と概ね面一をなす
ように設けられている。つまり、ハウジング30の下端
面にはパッキン42aを収容する凹部が形成されてい
る。
【0017】ハウジング30の下端面には、スロット4
2を覆うガラス板56に溶接プロセスにおいて付着した
スパッタまたはヒュームを除去するためのワイパ装置が
配設されている。このワイパ装置は、ブラケット52d
を介してハウジング30の下端面に取り付けられた2本
のエアシリンダ52aと、エアシリンダ52aの各々の
作用棒52bの先端に取り付けられた1本のワイパ52
cとを具備している。エアシリンダ52aは、各々の作
用棒52bがスロット42の長手方向に対して垂直な方
向に伸縮するように配設されている。ワイパ52cは、
スロット42と概ね等しい長さを有すると共に、ガラス
板52cの外面と係合するように、スロット42の長手
方向に概ね平行に延在している。ワイパ52cは、耐熱
性を有する柔軟な材料、好ましくはフッ素ゴムにより或
いはフッ素ゴムの表面を石綿等の断熱材で被覆して形成
されている。
【0018】面板54とガラス板56とは面一とはなら
ないが、ワイパ52cを柔軟な材料により形成すること
により、面板54とガラス板56との間の段差にも拘わ
らず、ワイパ52cをガラス板の外面と係合させること
が可能となる。また、ワイパ52cを面板54のスロッ
ト54aの長手方向の寸法よりも短く形成することによ
り、ワイパ52cとガラス板56の外面との間の良好な
係合が得られる。更に、ワイパ52cをガラス板56の
外面に充分係合させるために、バネ等により付勢しても
よい。
【0019】エアシリンダ52aは、例えば、長さ50
mm程度の小型の複動式のエアシリンダとすることがで
き、ロボット10のロボット制御装置78により制御さ
れるコンプレッサ等の空気源78(図8参照)からの圧
縮空気により作動する。2本のエアシリンダ52aの各
々の作用棒52bが同期して動作する、つまり、2本の
作用棒52bが同時に伸縮動作することにより、ワイパ
52cはガラス板56と係合しつつガラス板56を横断
する。この際、ワイパ52cとガラス板56との係合に
より、ガラス板56の表面に付着したスパッタまたはヒ
ュームが掻き落とされる。
【0020】上記のワイパ装置は、溶接プロセスの1サ
イクル終了後において次のサイクルのために、ワークの
取付等の段取り作業中に自動的に実行される。つまり、
図8に示す窓装置の制御ブロック図を参照すると、コン
プレッサ等の空気源78からの圧縮空気は、ソレノイド
式の遮断弁80と、ソレノイド式の方向切換弁82を介
して2本のエアシリンダ52aに並列的に供給される。
遮断弁80と方向切換弁82のソレノイドは、ロボット
10のロボット制御装置72に接続されている。溶接プ
ロセスの1サイクルが終了すると、遮断弁80のソレノ
イドが励磁され空気源78とエアシリンダ52aとが連
通される。方向切換弁82のソレノイドの励磁と消磁と
を交互に繰り返すことにより、2本のエアシリンダ52
aが同期して往復動作する。
【0021】次に、図1を参照して、ハウジング30の
スロット42を閉鎖する閉鎖部材としてのガラス板56
の自動交換装置28を説明する。交換装置28は、水平
な支持台68の上面に固定された箱体60と、未使用の
交換用ガラス板56aを送り出すためのスライド装置6
4とを具備している。箱体60は、その水平方向の断面
がガラス板56の最も広い面と概ね等しい有する中空の
直方体形状をしている。箱体60の中に交換するための
ガラス板が準備される。この交換用ガラス板は箱体60
の中で積み重ね状態で保持されている。そして、箱体6
0の対向する2つの側壁60a、60bの各々の下部に
は、スロット60c、60dが形成されている。スロッ
ト60dは、ガラス板交換時に、溝54aに対面する位
置に形成されている。スロット60dは、箱体60の中
で最下段に積み重ねられた交換用ガラス板56aが通過
できる寸法にて形成される。これに対してスロット60
dは、スライド装置64の送出し手段としての押し棒6
2が通過可能な寸法にて形成されている。
【0022】スライド装置64は、交換用ガラス板56
aを送り出すための送出し手段62と、該送出し手段6
2のためのガイド手段66と、送出し手段62のための
駆動手段65とを具備している。ガイド手段66は、支
持台68の上面に水平に保持されており、レール、平行
ガイド、あり溝等により構成することができる。送出し
手段62は、スロット60cを通過可能な棒状体または
板状体にて形成されている。送出し手段62にはラック
65aが固着されており、駆動モータ76(図8参照)
と連結されたピニオン65bにより、送出し手段62は
矢印A方向に前進、後退することができる。
【0023】また、交換装置28は、3つのリミットス
イッチ70a、70b、70c(図1にはリミットスイ
ッチ70a、70bのみが図示されており、リミットス
イッチ70cは図8に図示されている)を具備してい
る。上記3つのリミットスイッチ70a、70b、70
cの各々は、直交座標系におけるロボットアーム先端の
溶接装置24の異なる3つの方向を制限するように設け
られており、これにより、溶接装置24のハウジング3
0を所定位置に配置することが可能となる。つまり、図
8をも参照すると、リミットスイッチ70a、70b、
70cはロボット10のロボット制御装置72に接続さ
れており、各々の検知端がハウジング30に接触する
と、ロボットアーム16のその方向の動作が停止するよ
うに構成されている。このとき、溶接装置24のハウジ
ング30が、所定位置、つまりハウジング30に取り付
けられたガラス板56と、最下段の交換用ガラス板56
aと、送出し手段62とが一直線上に配置されるよう
に、リミットスイッチ70a、70b、70cを適宜に
配設する。
【0024】ガラス板56を交換するために、ハウジン
グ30が図1に示すように所定位置に配置されると、ピ
ニオン65bに連結された駆動モータ76がモータドラ
イバ74を介して作動し、送出し手段62を前進させ
る。送出し手段62が前進すると、該送出し手段は箱体
60の中の最下段の交換用ガラス板56aと当接し、該
ガラス板56aを前方に押してスロット60dから水平
方向に排出する。次いで、この交換用ガラス板56a
は、ガラス板56を保持する面板54の溝54aを通過
してガラス板56に当接する。更に、送出し手段62が
前進すると、交換用ガラス板56aは面板54に保持さ
れたガラス板56を横方向に送り出す。こうしてハウジ
ング30のスロット42を閉鎖するガラス板が交換され
る。
【0025】そして、一定時間ごとに或いはハウジング
内のセンサを利用してスロットを閉鎖するガラス板に付
着したスパッタまたはヒュームの密度を検知してセンサ
の検知精度が無視しえない程度となったときに、センサ
用窓装置のスロットの閉鎖部材としてのガラス板を自動
的に交換することにより、センサの検知精度の低下を防
止したり検知不能となる事態を防止することが可能とな
る。
【0026】更に、上記の閉鎖部材としてのガラス板の
自動交換装置は、単独で構成することも或いは前述のワ
イパ装置との組み合わせることも可能であることは言う
までもない。本発明の好ましい実施例を説明したが、こ
の実施例は本発明を限定する主旨ではなく、種々の変形
と改良が可能である。 (1)本実施例ではセンサとしてレーザ光線を利用する
光学式センサが用いられているが、このセンサは、赤外
線または超音波を利用するセンサでもよい。 (2)本実施例では閉鎖部材として透明なガラス板が使
用されているが、閉鎖部材はハウジング内のセンサで利
用される光または超音波に関して透明であればよく、材
料はガラスに限定されない。 (3)ハウジングに形成されたスロットは、細長く形成
しなくともよく、例えば円形や楕円や正方形若くはこれ
らの形状を組み合わせた形状としてもよい。また、ハウ
ジングの側面に設けてもよい。
【0027】(4)リミットスイッチに替えて、ロボッ
ト制御装置内の絶対座標系を用いてロボットアームを所
定位置に停止させてもよい。 (5)ワイパ駆動手段はエアシリンダに替えてラックと
ピニオンとモータとを組み合わせて構成してもよい。 (6)ワイパ駆動手段に覆いを設けてスパッタまたはヒ
ュームから保護してもよい。 (7)送出し手段の駆動装置はラック/ピニオンに替え
てエアシリンダまたは送りネジをを用いてもよい。 (8)前記スロットおよびガラス板がハウジングの側面
に配設される場合には、ガラス板の交換装置は鉛直方向
に動作するように構成することができる。
【0028】本発明は、以下の特徴を以て実施すること
もできる。 a.前記駆動手段はエアシリンダであり、その作用棒が
前記ワイパに取着されている請求項1または3に記載の
窓装置。 b.前記交換装置は、未使用の交換用閉鎖部材を積み重
ね状態に保持する箱体と、該箱体から閉鎖部材を前記ス
ロットに向けて横方向に送り出す送出し手段とを具備す
る請求項2または3に記載の窓装置。 c.前記ワイパ装置は、前記ロボット制御装置により制
御される請求項1または3に記載の窓装置。 d.前記送出し装置は、前記ロボット制御装置により制
御される請求項2または3に記載の窓装置。
【0029】
【発明の効果】本発明によるセンサ用窓装置は、上述の
ように構成したことから、溶接プロセスやレーザ加工プ
ロセスにおいて窓の外面に付着したスパッタまたはヒュ
ームをワイパ装置により自動的に除去することが可能で
あり、ワイパ装置にて除去できなかったスパッタまたは
ヒュームが増加したときにガラス板等のスロット閉鎖部
材を自動的に交換することが可能であり、センサの精度
低下や検知不能となることを防止可能となる。また、本
発明により、これまで、作業員が手操作により行ってい
た窓の清掃および交換が自動化され、これに要した時間
と人員の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイパ装置と閉鎖部材交換装置とを具備する、
ロボットアーム先端の溶接装置に設けたセンサ用窓装置
の略示断面図であり、ガラス板を交換する様子を示す図
である。
【図2】産業用ロボットと、そのロボットアーム先端に
設けた溶接装置の略示斜視図である。
【図3】溶接装置に設けたセンサの略示透視図である。
【図4】ロボットアーム先端の溶接装置の略示側面図で
あり、本発明によるセンサ用窓装置、特にワイパ装置を
示す図である。
【図5】ロボットアーム先端の溶接装置の略示正面図で
あり、本発明によるセンサ用窓装置、特にワイパ装置を
示す図である。
【図6】図4において矢視線VI−VIに沿う端面図で
ある。
【図7】図4において矢視線VII−VIIに沿う端面
図である。
【図8】ワイパ装置および閉鎖部材交換装置の制御ブロ
ック図である。
【符号の説明】
10…産業用ロボット 24…溶接装置 28…閉鎖部材交換装置 30…ハウジング 42…スロット 52a…エアシリンダ 52c…ワイパ 54…ガラス板(閉鎖部材) 70a…リミットスイッチ 70b…リミットスイッチ 70c…リミットスイッチ 72…ロボット制御装置
フロントページの続き (72)発明者 寺田 彰弘 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 長谷 貴弘 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業用ロボットのロボットアームに設け
    たセンサのための窓装置において、 前記センサを収納するハウジングと、前記ハウジングに
    形成されたスロットと、前記スロットを閉鎖する閉鎖部
    材と、前記閉鎖部材の外面と係合可能に設けられたワイ
    パと、前記ワイパを往復動作させる駆動手段とを具備す
    る窓装置。
  2. 【請求項2】 産業用ロボットのロボットアーム先端に
    設けたセンサのための窓装置において、 前記センサを収納するハウジングと、前記ハウジングに
    形成されたスロットと、前記スロットを閉鎖する閉鎖部
    材と、前記ロボットアームの先端を所定の空間位置に移
    動させるロボット制御手段と、前記所定の空間位置で交
    換用の閉鎖部材をスライドさせて前記スロットを閉鎖す
    る閉鎖部材と交換する交換装置とを具備する窓装置。
  3. 【請求項3】 産業用ロボットのロボットアーム先端に
    設けたセンサのための窓装置において、 前記センサを収納するハウジングと、前記ハウジングに
    形成されたスロットと、前記スロットを閉鎖する閉鎖部
    材と、前記閉鎖部材の外面と係合可能に設けられたワイ
    パと、前記ワイパを往復動作させる駆動手段と、前記ロ
    ボットアームの先端を所定の空間位置に移動させるロボ
    ット制御手段と、前記所定の空間位置で交換用の閉鎖部
    材をスライドさせて前記スロットを閉鎖する閉鎖部材を
    交換する交換装置とを具備する窓装置。
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