JPS62118621A - 差動増幅回路 - Google Patents

差動増幅回路

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JPS62118621A
JPS62118621A JP60259460A JP25946085A JPS62118621A JP S62118621 A JPS62118621 A JP S62118621A JP 60259460 A JP60259460 A JP 60259460A JP 25946085 A JP25946085 A JP 25946085A JP S62118621 A JPS62118621 A JP S62118621A
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JP
Japan
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current
circuit
current mirror
differential amplifier
mirror circuit
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JP60259460A
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Inventor
Koichi Sakai
弘一 酒井
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の産業上の利用分野〕 本発明は、差動増幅回路に関し、オフセット電圧の発生
を防止すると共に、高周波増幅回路に好適な差動増幅回
路に係るものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の差動増幅回路の問題点を第3図に基づき説明する
。一般に差動増幅回路は、ある程度の入力インピーダン
スを必要とする為に、第3図の如く差動対をなすトラン
ジスタQ1のベースに抵抗R1が付加されている。しか
し、入力段のみに抵抗を付加するとオフセット電圧を生
じるのでトランジスタQ2のベースにも抵抗R1と等し
い値の抵抗R2が付加されている。しかし、第3図の如
き接続では、トランジスタQ2のベースから見たインピ
ーダンスが非常に大きなものとなる欠点があり、高周波
信号の信号増幅に対しては、好ましい特性を得難い。こ
の点に就いて説明すると、交流的に信号入力段から見た
第3図の差動増幅器の信号電圧の関係は、次式のように
表される。交流の入力信号VIMとすると、 V IN = V R1+ V EFF + V *z
−−−−−−−(11となる。
但し、■□、■8□は、抵抗値R1,R2の端子間電圧
であり、V EFFは、トランジスタ差動対の実効電圧
である。
(1)式から判るように入力信号電圧VINは、抵抗R
1,R2と差動対の実効電圧によって分圧されるので、
トランジスタ差動対の実効電圧V 、、、が非常に小さ
いものになる欠点がある。即ち、高周波に対しては、差
動増幅回路の電圧利得が極めて低下することになり、好
ましくない。これを解決する為に通常コンデンサ11が
トランジスタQ2のベースと接地間に接続される。これ
によってトランジスタQ2のベースから見た交流的にイ
ンピーダンスを零としている。その具体的な差動増幅回
路の一例が第4図に示されている。
第4図に基づき従来の差動増幅回路について説明する。
1は入力端子、2は電源端子、3は出力端子であって、
差動対をなすトランジスタQl。
Q2のベースに抵抗R1,R2が接続され、その他端が
共通接続されてバイアス電圧源13に接続されている。
このようにオフセット電圧を消去する為に等しい値の抵
抗R1,R2が接続されている。
先に説明したようにトランジスタ差動対の実効電圧V 
EFFは、差動対をなすトランジスタQl。
Q2のベース・エミッタ間電圧と抵抗R1とR2の分割
電圧によって決まってしまう為に、高周波信号に対する
電圧利得を改善する為にトランジスタQ2のベースにコ
ンデンサ11を付加して実質的にインピーダンスを零に
して高周波信号に対する電圧利得を改善している。従っ
て、コンデンサを外付けとする為の端子ピン10を必要
とすることになり、限られたパッケージ内に多くの回路
を集積化しようとする場合は、端子ピン数に制約が生じ
て、半導体集積回路以外と外付けのコンデンサを必要と
する差動増幅器は、半導体集積回路化には、好ましくな
いことになる。
〔発明の目的〕
本発明の主な目的は、半導体集積回路化に好適な差動増
幅回路を提供するにある。
本発明の他の目的は、差動増幅器のオフセットを消去す
ると共に高周波特性の改善を図った差動増幅器を提供す
るにある。
本発明の他の目的は、電圧利得を改善した差動増幅回路
を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、外付部品を削減して端子ピン
数を低減した差動増幅回路を提供するにある。
〔発明の実施例〕
本発明に係る差動増幅器について、第1図に基づき説明
する。
図に於いて、■は入力端子、2は電源端子、3は出力端
子、4は差動増幅器、5はバイアス電圧源、6.7はカ
レントミラー回路である。トランジスタQ1とQ2のベ
ースには、抵抗値の等しい抵抗R1とR2が接続され、
その他端が21点で共通接続され、カレントミラー回路
6の出力段に接続されている。カレントミラー回路7は
その出力段が差動増幅回路4の定電流源となっている。
又、トランジスタQ9.QIOは、能動付加回路である
。トランジスタQ2のベースには、バイアス電圧源5が
接続されており、■は定電流源回路である。
カレントミラー回路6は、トランジスタQ3乃至Q5か
らなり、トランジスタQ4のコレクタが抵抗R1,R2
の共通接続点P1に接続されている。又、カレントミラ
ー回路7は、トランジスタQ6乃至Q8からなり、カレ
ントミラー回路6を構成するトランジスタQ3のコレク
タとトランジスタQ5のベースとの接続点がカレントミ
ラー回路7を構成するトランジスタQ6のコレクタに接
続されている。
次に、本発明に係る差動増幅回路の動作について説明す
る。差動増幅回路のオフセット電圧の発生を防止する為
には、トランジスタQ2のベースにバイアス電圧源5か
らバイアス電圧vlIが印加されている。トランジスタ
Q1のベースに印加されるバイアス電圧V、の値が、こ
れと等しい(VR=Vll)関係にすることによってオ
フセット電圧の発生を防止するようになされている。
即ち、トランジスタQl、Q2のベース電圧Vmu”R
が等しい為には、21点の電圧VAとトランジスタQ2
のベースの電圧■えとの関係が、次式のような関係にな
る。
Va =R1、Im++  Va  −・−−−−−(
2)■や” Va −R2・I I I   ’−−−
−−−−・(3)従って、 VR=R1’ Int+V11−R2’ Im+” V
m + I sr (RI  R2) ・−(4)依っ
て、(4)式から明らかなようにV、=V、の関係に設
定する為には、抵抗R1とR2の関係を等しくし、且つ
それらの抵抗に流れる電流の絶対値を等しく設定する必
要がある。
さて、定電流I3は、カレントミラー回路7のバイアス
側に流れ込み、定電流I、と略等しい電流をトランジス
タ差動対からトランジスタQl。
Q2のコレクタ電流It (ミラー電流)として引き込
む。定電流!、とコレクタ電流■2との関係は、次のよ
うになる。
I s    I !     −−−−−−−−・−
−−−−(5)一方、トランジスタQ2のベース電流1
111とエミッタ電流1/2・I2との関係は、次のよ
うになる。
■□・Hrtt  = 1 / 2 ・ I2−・・・
−(6)(但し、HFEZは、トランジスタQ2の電流
増幅率であり、同一半導体基板で形成された他のトラン
ジスタの電流増幅率は、略同−と考えてよい。
以下、電数増幅率を)(ytとする。)又、トランジス
タQ6のコレクタ電流■、とトランジスタQ8のコレク
タ電流■2は、次のような関係にある。
Tz =1/2・I1 ・H□ −・−(7)更に、ト
ランジスタQ3とQ4のエミツタ面積比の関係を、2対
1に設定することによって、トランジスタQ3とQ5か
ら引き込まれる電流■1とトランジスタQ4のコレクタ
電流(ミラー電流)■、との関係は、次のようになる。
■、=2・I3    ・−・−・−(8)従って、定
電流(ミラー電流)■zとミラー電流■3との関係は、
(7)式に(8)式を代入することによって得られる。
Iz=Iz  ・HFE    ・−一−−−−・−(
9)よって、カレントミラー回路6からの出力電流(ミ
ラー電流)13とベース電流1111との関係は、(6
)式に(9)式を代入してI2を消去することによって
得られる。
l3=2・I sr     −−−−−−−−−(9
)となる。
上述のようにカレントミラー回路6からミラー電流とし
て2・I□の電流が流れ出る。そして、抵抗R1,R2
の夫々にI□の電流が流れる。従って、抵抗R1に電流
11+1が流れると抵抗R1の端子間電圧は、III’
R1となり、21点の電圧は、(VR+ III−R1
)となる。一方、抵抗R2の端子間にもl111の電流
が流れるので抵抗R2の端子間には、Ifil’R2の
電圧降下が生じる。
従って、トランジスタQ1のベース電圧V、は、Vm 
= (VR+ III・R1)   Ill・R2とな
り、抵抗R1,R2の抵抗値は等しい関係に設定される
ので、バイアス電圧■、に等しく設定されることになる
第2図は、本発明の他の実施例であり、カレントミラー
回路6.7の形態が第1図とは異なっている。又、トラ
ンジスタQ12.Qllのエミッタ電流を2対1に設定
することによって、トランジスタQ1.Q2のベース電
流を等しく設定す熱論、本発明の差動増幅回路は、第1
図及び第2図の実施例に限定するものでなく、第1図及
び第2図実施例と逆極性のトランジスタによって形成さ
れる差動増幅回路に於いても適応できる。更に又、カレ
ントミラー回路は、第1図及び第2図実施例に限定され
ることなく、回路の特性に応じて種々の形態から適宜に
選択し得る。
〔発明の効果〕
本発明の差動増幅回路によれば、高周波特性を改善する
為に従来付加されていたコンデンサを除去することが可
能となり、従って、限られた端子ピンを有するパッケー
ジに多くの機能を有する半導体集積回路を組み込むこと
が出来る利点を奏するものであり、半導体集積回路化に
極めて有効である。
更に又、本発明の差動増幅回路は、高周波信号に対して
も電圧利得を低下させることがない優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る差動増幅回路の一実施例を示す
回路図、第2図は、本発明に係る差動増幅回路の他の実
施例を示す回路図、第3図は、従来の差動増幅回路の動
作を説明する為の図、第4図は、従来の差動増幅回路を
示す回路図である。 1:入力端子 2:電源端子 3:出力端子 4:差動増幅回路 5:バイアス電圧源 6.7:カレントミラー回路 特許出、願人 東光株式会社 算 1  図 第 2 図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 差動対をなす第1と第2のトランジスタのベースに等し
    い値の第1と第2の抵抗が夫々接続されて、それらの他
    端が共通接続され、第2のトランジスタのベースにバイ
    アス電圧源が接続された差動増幅回路であって、第1の
    カレントミラー回路の出力段を該差動増幅回路の電流源
    回路とし、第2のカレントミラー回路の出力段が前記第
    1と第2の抵抗の接続点に接続され、且つ、該第1のカ
    レントミラー回路により設定された定電流を該第2のカ
    レントミラー回路のバイアス電流源とすることによって
    、該第2のカレントミラー回路の出力電流(ミラー電流
    )が該第1のトランジスタのベース電流の2倍の値に設
    定されたことを特徴とする差動増幅回路。
JP60259460A 1985-11-19 1985-11-19 差動増幅回路 Pending JPS62118621A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0767726A (ja) * 1993-06-29 1995-03-14 Ayano Seisakusho:Kk 昇降式収納装置
CN107852138A (zh) * 2015-07-30 2018-03-27 高通股份有限公司 无削减信号包络地提升放大器增益

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59178803A (ja) * 1983-03-30 1984-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 増幅回路

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