JPS6229924B2 - - Google Patents
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- JPS6229924B2 JPS6229924B2 JP57037746A JP3774682A JPS6229924B2 JP S6229924 B2 JPS6229924 B2 JP S6229924B2 JP 57037746 A JP57037746 A JP 57037746A JP 3774682 A JP3774682 A JP 3774682A JP S6229924 B2 JPS6229924 B2 JP S6229924B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は多段差動増幅回路に関し、例えばラ
ジオ受信機の集積回路IC化された中間周波増幅
回路に使用される。
ジオ受信機の集積回路IC化された中間周波増幅
回路に使用される。
第1図はラジオ受信器の中間周波増幅回路の従
来例で、信号源11の出力はカツプリングコンデ
ンサC1を介して入力端子12に加えられる。こ
の増幅回路は、一対のトランジスタからなる差動
増幅器を複数個多段直結したものである。図示の
例は第1段目(つまり初段)の差動増幅器DA1乃
至第6段目(最終段)の差動増幅器DA6から構成
されている。抵抗R1,…,R12は、各差動増幅器
DA1,…,DA6のトランジスタの各コレクタ電源
間に対応的に介挿接続されている。トランジスタ
Q2のベースは、端子13に接続され、この端子
13およびコンデンサC2を直列的に介して接地
されている。尚、トランジスタQ1,Q2第1の差
動増幅器DA1を構成するものである。また端子1
4と接地間にもコンデンサC3が接続される。コ
ンデンサC2,C3は交流出力信号が入力側に戻
り、入力が低下したり、発振したりするのを防止
するバイパスコンデンサである。トランジスタ
Q3,Q4,…,Q12は第2乃至第6の差動増幅器
DA2乃至DA6を形成している。
来例で、信号源11の出力はカツプリングコンデ
ンサC1を介して入力端子12に加えられる。こ
の増幅回路は、一対のトランジスタからなる差動
増幅器を複数個多段直結したものである。図示の
例は第1段目(つまり初段)の差動増幅器DA1乃
至第6段目(最終段)の差動増幅器DA6から構成
されている。抵抗R1,…,R12は、各差動増幅器
DA1,…,DA6のトランジスタの各コレクタ電源
間に対応的に介挿接続されている。トランジスタ
Q2のベースは、端子13に接続され、この端子
13およびコンデンサC2を直列的に介して接地
されている。尚、トランジスタQ1,Q2第1の差
動増幅器DA1を構成するものである。また端子1
4と接地間にもコンデンサC3が接続される。コ
ンデンサC2,C3は交流出力信号が入力側に戻
り、入力が低下したり、発振したりするのを防止
するバイパスコンデンサである。トランジスタ
Q3,Q4,…,Q12は第2乃至第6の差動増幅器
DA2乃至DA6を形成している。
上記増幅回路において、各定電流源I1,…,I6
流れる電流は等しく、また各抵抗R1,…,R12の
各抵抗値は互いに等しく設定されている。つまり
各符号をその値として表わすと、 I1=I2=……=I6 R1=R2=……=R6 となり。反転出力端子15、非反転出力端子16
は、それぞれ最終段の差動増幅器DA6を構成する
各トランジスタQ11,Q12の各コレクタから対応
的に導出されている。
流れる電流は等しく、また各抵抗R1,…,R12の
各抵抗値は互いに等しく設定されている。つまり
各符号をその値として表わすと、 I1=I2=……=I6 R1=R2=……=R6 となり。反転出力端子15、非反転出力端子16
は、それぞれ最終段の差動増幅器DA6を構成する
各トランジスタQ11,Q12の各コレクタから対応
的に導出されている。
反転出力端子15と、第1の差動増幅器DA1を
構成するトランジスタQ2のベース間には、帰還
抵抗RNF1介挿され、また非反転出力端子16と
端子13との間に介挿されている。また端子12
と端子13との間には入力インピーダンスを決定
するための入力抵抗RINが介挿されている。
構成するトランジスタQ2のベース間には、帰還
抵抗RNF1介挿され、また非反転出力端子16と
端子13との間に介挿されている。また端子12
と端子13との間には入力インピーダンスを決定
するための入力抵抗RINが介挿されている。
このような従来の中間周波増幅回路において非
反転出力端子に供給される信号は帰還抵抗RNF1
を介してトランジスタQ2のベースに帰還され
る。また反転出力端子15の出力信号は帰還抵抗
RNF2および入力抵抗RINを介してトランジスタ
Q1のベースに帰還されるようになつている。そ
してトランジスタQ1,Q2の各ベースに供給され
る信号は、それぞれコンデンサC3,C2により高
周波成分が基準電位点(接地)にバイパスされる
ことになる。
反転出力端子に供給される信号は帰還抵抗RNF1
を介してトランジスタQ2のベースに帰還され
る。また反転出力端子15の出力信号は帰還抵抗
RNF2および入力抵抗RINを介してトランジスタ
Q1のベースに帰還されるようになつている。そ
してトランジスタQ1,Q2の各ベースに供給され
る信号は、それぞれコンデンサC3,C2により高
周波成分が基準電位点(接地)にバイパスされる
ことになる。
これにより、反転出力端子15および非反転出
力端子16の直流レベルを安定化することによ
り、安定したラジオ受信機の中間周波増幅が可能
となるものである。
力端子16の直流レベルを安定化することによ
り、安定したラジオ受信機の中間周波増幅が可能
となるものである。
しかしながら、このような中間周波増幅回路を
IC化する場合、第1図にも示されるように1対
のバイパスコンデンサC2,C3接続用の外付端子
13,14を各別に設けなければならなかつた。
このため、例えば上記のような中間周波数増幅回
路と共に位相同期ループのような回路を一体的に
IC化する場合には、ICに関する外付部品点が多
くなり、製造工程において手数を要するばかり
か、IC本体ピン(電極導出端子)数が増加する
ことによりIC製造コストを押し上げていた。
IC化する場合、第1図にも示されるように1対
のバイパスコンデンサC2,C3接続用の外付端子
13,14を各別に設けなければならなかつた。
このため、例えば上記のような中間周波数増幅回
路と共に位相同期ループのような回路を一体的に
IC化する場合には、ICに関する外付部品点が多
くなり、製造工程において手数を要するばかり
か、IC本体ピン(電極導出端子)数が増加する
ことによりIC製造コストを押し上げていた。
この発明は上記の点に鑑みてなされたもので、
IC化に好適し、IC化した場合の外付部品数を少
なくすることにより、このICを実装する装置の
小形化ならびにコストの削減に寄与し得る良好な
多段差動増幅回路を提供することを目的とする。
IC化に好適し、IC化した場合の外付部品数を少
なくすることにより、このICを実装する装置の
小形化ならびにコストの削減に寄与し得る良好な
多段差動増幅回路を提供することを目的とする。
この発明は、複数の差動増幅器を多段直結させ
てなる多段差動増幅回路において、最終段の差動
増幅器の非反転出力端および初段の差動増幅器の
反転入力端相互間に介挿される第1の帰還抵抗
と、初段の差動増幅器の反転出力端および該初段
の差動増幅器の非反転入力端相互間に第2の帰還
抵抗を設けたことを特徴とする。
てなる多段差動増幅回路において、最終段の差動
増幅器の非反転出力端および初段の差動増幅器の
反転入力端相互間に介挿される第1の帰還抵抗
と、初段の差動増幅器の反転出力端および該初段
の差動増幅器の非反転入力端相互間に第2の帰還
抵抗を設けたことを特徴とする。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
この発明の一実施例は、例えばラジオ受信機の
中間周波増幅回路に適用され、第2図に示すよう
に第1乃至第6の差動増幅器DA1乃至DA6を有す
る。この第1乃至第6の差動増幅器DA1乃至DA6
を形成するトランジスタQ1乃至Q12、定電流源
I1,I2,…,I6、負荷抵抗R1乃至R12、端子12,
13、反転出力端子15、非反転出力端子16、
帰還抵抗RNF1による接続構成は第1図と同じで
あり、第1図と同一符号を付して説明する。
中間周波増幅回路に適用され、第2図に示すよう
に第1乃至第6の差動増幅器DA1乃至DA6を有す
る。この第1乃至第6の差動増幅器DA1乃至DA6
を形成するトランジスタQ1乃至Q12、定電流源
I1,I2,…,I6、負荷抵抗R1乃至R12、端子12,
13、反転出力端子15、非反転出力端子16、
帰還抵抗RNF1による接続構成は第1図と同じで
あり、第1図と同一符号を付して説明する。
すなわち、本回路は、帰還抵抗RNF1(以下RN
F1を第1の帰還抵抗と称する)を介して最終段の
差動増幅回路DA6の非反転出力端および初段の差
動増幅器DA1の反転入力端相互間を帰還接続した
点については従来と同様であるが、従来のように
最終段の差動増幅器DA6の反転出力端と初段の差
動増幅器DA1の非反転入力端とを帰還抵抗RNF
2、入力抵抗RINを介して帰還接続せず、初段の
反転出力端および非反転入力端間を第2の帰還抵
抗RNF12で帰還接続した点で異なる。つまり、第
1図中に示される抵抗RNF2を除去し、第2図の
如くトランジスタQ1のコレクタと負荷抵抗R1の
接続中点および該トランジスタQ1のベース間に
上記第2の帰還抵抗RNF12を介挿接続して構成さ
れている。
F1を第1の帰還抵抗と称する)を介して最終段の
差動増幅回路DA6の非反転出力端および初段の差
動増幅器DA1の反転入力端相互間を帰還接続した
点については従来と同様であるが、従来のように
最終段の差動増幅器DA6の反転出力端と初段の差
動増幅器DA1の非反転入力端とを帰還抵抗RNF
2、入力抵抗RINを介して帰還接続せず、初段の
反転出力端および非反転入力端間を第2の帰還抵
抗RNF12で帰還接続した点で異なる。つまり、第
1図中に示される抵抗RNF2を除去し、第2図の
如くトランジスタQ1のコレクタと負荷抵抗R1の
接続中点および該トランジスタQ1のベース間に
上記第2の帰還抵抗RNF12を介挿接続して構成さ
れている。
これに応じて、非反転入力端子12および反転
入力端子13についての外部接続も適宜変更され
るようになつている。つまり信号源11の出力端
は、入力抵抗RINを並列的に介した後、コンデン
サC1を直列的に介して端子12に接続される。
端子12は、従来と同様コンデンサC2を介して
接地されている。
入力端子13についての外部接続も適宜変更され
るようになつている。つまり信号源11の出力端
は、入力抵抗RINを並列的に介した後、コンデン
サC1を直列的に介して端子12に接続される。
端子12は、従来と同様コンデンサC2を介して
接地されている。
以上のような中間周波増幅回路に適用される多
段差動増幅回路は、トランジスタQ1のコレクタ
の信号が帰還抵抗RNF12を介して該トランジスタ
Q1のベースに負帰還されると共に、トランジス
タQ12の信号がトランジスタQ2のベースに帰還抵
抗RNF1を介して負帰還(直流的)がかかる。
段差動増幅回路は、トランジスタQ1のコレクタ
の信号が帰還抵抗RNF12を介して該トランジスタ
Q1のベースに負帰還されると共に、トランジス
タQ12の信号がトランジスタQ2のベースに帰還抵
抗RNF1を介して負帰還(直流的)がかかる。
この場合、トランジスタQ1のベース電流が略
無視し得るものとすれば、該トランジスタQ1の
ベースおよびコレクタ電位をそれぞれVB1および
VC1とすれば、 VB1=VC1 となる。また、各差動増幅器DA1,DA2,…,
DA6による多段差動増幅のオープンループでの利
得が充分大であるとすれば、帰還抵抗RNF1によ
る負帰還のため、トランジスタQ2のベース電位
VB2は、トランジスタQ1のベース電位VB1に等し
くなり、つまり VB2=VB1 となる。
無視し得るものとすれば、該トランジスタQ1の
ベースおよびコレクタ電位をそれぞれVB1および
VC1とすれば、 VB1=VC1 となる。また、各差動増幅器DA1,DA2,…,
DA6による多段差動増幅のオープンループでの利
得が充分大であるとすれば、帰還抵抗RNF1によ
る負帰還のため、トランジスタQ2のベース電位
VB2は、トランジスタQ1のベース電位VB1に等し
くなり、つまり VB2=VB1 となる。
また、トランジスタQ1およびQ2は、共に電気
的特性が略等しいいわゆるペアートランジスタに
より構成されるので、各トランジスタQ1,Q2の
コレクタ電流IC1,IC2は IC1=IC2=I1/2 となる。したがつて、電源VCC電圧をVCCで示
し、抵抗R1,R2の抵抗値をその符号で示し、ト
ランジスタQ2のコレクタ電圧をVC2で示すとす
れば、 VC1=VCC−IC1・R1 VC2=VCC−IC2・R2 となり、上記のことから VC1=VC2=VCC−I1・R1/2 となる。
的特性が略等しいいわゆるペアートランジスタに
より構成されるので、各トランジスタQ1,Q2の
コレクタ電流IC1,IC2は IC1=IC2=I1/2 となる。したがつて、電源VCC電圧をVCCで示
し、抵抗R1,R2の抵抗値をその符号で示し、ト
ランジスタQ2のコレクタ電圧をVC2で示すとす
れば、 VC1=VCC−IC1・R1 VC2=VCC−IC2・R2 となり、上記のことから VC1=VC2=VCC−I1・R1/2 となる。
つまり、非反転出力端子16、反転出力端子1
5の出力レベルをそれぞれVO1,VO2で示し、抵
抗R11,R12の値をその符号で示すと、 R1=R11=R12およびI6=I12 となるように各定数を定め、トランジスタQ1及
びQ2のベース電流IB1及びIB2を無視すると、 VO1=VO2 となる。
5の出力レベルをそれぞれVO1,VO2で示し、抵
抗R11,R12の値をその符号で示すと、 R1=R11=R12およびI6=I12 となるように各定数を定め、トランジスタQ1及
びQ2のベース電流IB1及びIB2を無視すると、 VO1=VO2 となる。
ただし、第1および第2の帰還抵抗RNF1,RN
F12流れる電流、すなわちトランジスタQ1,Q2そ
れぞれのベース電流IB1,IB2は無視できない。
F12流れる電流、すなわちトランジスタQ1,Q2そ
れぞれのベース電流IB1,IB2は無視できない。
しかしながら、第1、第2の帰還抵抗RNF1,
RNF2の各抵抗値を略等しいものとしたことによ
り、各帰還抵抗RNF1,RNF12の抵抗値をその符
号で示し、それらの各電圧降下をVRNF1,VRNF1
2で示すとすれば、 VRNF1=IB1・RNF1 VRNF12=IB2・RNF2 となり、RNF1=RNF12およびIB1=IB2であるか
ら、 VRNF1=VRNF12 となる。したがつて VC1=VB1+VRNF1 VO1=VB1+VRNF12 となることを考え、且つVB1=VB2であるから VC1=VO1 となる。つまり各帰還抵抗の抵抗値を略等しくし
た場合に限り、トランジスタQ1,Q2のベース電
流の影響によらず、非反転出力端子16、反転出
力端子15、トランジスタQ1,Q2の各ベースの
直流レベルをそれぞれ等しくすることができる。
RNF2の各抵抗値を略等しいものとしたことによ
り、各帰還抵抗RNF1,RNF12の抵抗値をその符
号で示し、それらの各電圧降下をVRNF1,VRNF1
2で示すとすれば、 VRNF1=IB1・RNF1 VRNF12=IB2・RNF2 となり、RNF1=RNF12およびIB1=IB2であるか
ら、 VRNF1=VRNF12 となる。したがつて VC1=VB1+VRNF1 VO1=VB1+VRNF12 となることを考え、且つVB1=VB2であるから VC1=VO1 となる。つまり各帰還抵抗の抵抗値を略等しくし
た場合に限り、トランジスタQ1,Q2のベース電
流の影響によらず、非反転出力端子16、反転出
力端子15、トランジスタQ1,Q2の各ベースの
直流レベルをそれぞれ等しくすることができる。
また、上記のように各帰還抵抗RNF1,RNF12
の各負荷抵抗R1,R2,…,R12それぞれの抵抗値
よりも充分大としたので交流的に第2図の回路は
第1図の従来の回路と差がない。つまり、直流的
にも交流的にも本回路は従来の回路と同等の特性
を示すことになる。
の各負荷抵抗R1,R2,…,R12それぞれの抵抗値
よりも充分大としたので交流的に第2図の回路は
第1図の従来の回路と差がない。つまり、直流的
にも交流的にも本回路は従来の回路と同等の特性
を示すことになる。
すなわち、本回路は従来の回路と同等の動作を
行うと共に、高周波(つまり交流)バイパス用の
コンデンサを1個省略することができるものであ
る。この結果本回路をIC化した場合ICの端子数
を削減可能なので、例えば同一ICの中に他の機
能を有する回路を設けてもICの端子数をそれ程
増加させなくても、多くの機能を有するICを安
価に提供し得るようにもなる。またICの外付部
品を削減できるので例えばラジオ受信機の構成部
品の実装密度を向上させることができ且つ製造コ
ストを安価にすることができるものである。
行うと共に、高周波(つまり交流)バイパス用の
コンデンサを1個省略することができるものであ
る。この結果本回路をIC化した場合ICの端子数
を削減可能なので、例えば同一ICの中に他の機
能を有する回路を設けてもICの端子数をそれ程
増加させなくても、多くの機能を有するICを安
価に提供し得るようにもなる。またICの外付部
品を削減できるので例えばラジオ受信機の構成部
品の実装密度を向上させることができ且つ製造コ
ストを安価にすることができるものである。
尚、上述した多段差動増幅回路は、6個の差動
増幅器を多段直結して構成したが、所定のオープ
ンループ利得が得られるものであれば何段であつ
ても良い。
増幅器を多段直結して構成したが、所定のオープ
ンループ利得が得られるものであれば何段であつ
ても良い。
また、第3図に示されるように各負荷抵抗
R1,R2,…,R12の電源例は、同一電圧が供給さ
れるようになされるならば、必ずしも同一のライ
ンに共通接続しなくても良い。第3図中第2図と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
R1,R2,…,R12の電源例は、同一電圧が供給さ
れるようになされるならば、必ずしも同一のライ
ンに共通接続しなくても良い。第3図中第2図と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
加えて、この多段差動増幅回路は、ラジオ受信
機に適用したがこれに限定されるものではなく交
流信号増幅を実行する部分にはすべて適用可能で
ある。
機に適用したがこれに限定されるものではなく交
流信号増幅を実行する部分にはすべて適用可能で
ある。
その他、種々の変形や適用はこの発明の要旨を
逸脱しない範囲で可能であることは言う迄もな
い。
逸脱しない範囲で可能であることは言う迄もな
い。
以上述べたようにこの発明によれば、IC化に
好適し、IC化した場合の外付部品数を少なくす
ることにより、このICを実装する装置の小形化
ならびにコストの削減に寄与し得る良好な多段差
動増幅回路を提供することができる。
好適し、IC化した場合の外付部品数を少なくす
ることにより、このICを実装する装置の小形化
ならびにコストの削減に寄与し得る良好な多段差
動増幅回路を提供することができる。
第1図は従来の多段差動増幅回路を示す回路
図、第2図はこの発明に係る多段差動増幅回路の
一実施例を示す回路図、第3図は第2図の回路の
変形例を示す回路図である。 11……信号源、12,13……端子、15…
…反転出力端子、16……非反転出力端子、DA1
乃至DA6……差動増幅器、Q1乃至Q12……トラン
ジスタ、I1乃至I6……定電流源、R1乃至R12……
負荷抵抗、RNF1,RNF12……帰還抵抗、C1……
カツプリングコンデンサ、C2……バイパスコン
デンサ、R1N……入力抵抗。
図、第2図はこの発明に係る多段差動増幅回路の
一実施例を示す回路図、第3図は第2図の回路の
変形例を示す回路図である。 11……信号源、12,13……端子、15…
…反転出力端子、16……非反転出力端子、DA1
乃至DA6……差動増幅器、Q1乃至Q12……トラン
ジスタ、I1乃至I6……定電流源、R1乃至R12……
負荷抵抗、RNF1,RNF12……帰還抵抗、C1……
カツプリングコンデンサ、C2……バイパスコン
デンサ、R1N……入力抵抗。
Claims (1)
- 1 平行出力の複数の差動増幅回路を多段直結さ
せてなる多段差動増幅回路において、最終段の差
動増幅器の非反転出力端および初段の差動増幅器
の反転入力端相互間に介挿される第1の帰還抵抗
と、上記初段の差動増幅器の反転出力端および該
差動増幅器の非反転入力端相互間に介挿され上記
第1の帰還抵抗と略等しい抵抗値を有する第2の
帰還抵抗とを具備してなることを特徴とする多段
差動増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57037746A JPS58154907A (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 多段差動増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57037746A JPS58154907A (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 多段差動増幅回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58154907A JPS58154907A (ja) | 1983-09-14 |
JPS6229924B2 true JPS6229924B2 (ja) | 1987-06-29 |
Family
ID=12506038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57037746A Granted JPS58154907A (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 多段差動増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58154907A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03255711A (ja) * | 1990-03-05 | 1991-11-14 | Rohm Co Ltd | 中間周波増幅回路 |
-
1982
- 1982-03-10 JP JP57037746A patent/JPS58154907A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58154907A (ja) | 1983-09-14 |
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