JPS61205535A

JPS61205535A - 洗車機

Info

Publication number: JPS61205535A
Application number: JP4687385A
Authority: JP
Inventors: Mamoru Denda; 伝田　衛; Genichi Komiyama; 込山　源一; Satoshi Shiroyama; 城山　敏; Shoichi Takeda; 竹田　唱一; Kazuyoshi Kurasaki; 倉崎　一由; Kazuo Shiromoto; 和男城本; Kazuharu Aoyanagi; 青柳　一春; Masayuki Shinohara; 昌幸篠原
Original assignee: M K SEIKO KK
Current assignee: M K SEIKO KK
Priority date: 1985-03-08
Filing date: 1985-03-08
Publication date: 1986-09-11
Also published as: JPH0438612B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明はレール上を往復走行する門形７レームに回転
ブラシ・散水ノズル及び乾燥用プロワ等を備え、車体の
洗浄を行う洗車機に関する。

一般に、この種の洗車機においては、洗車機に予め設定
されたいくつかの洗車コースから任意に選択操作し、そ
のコースに応じた一定のシーケンス動作を得るように構
成されているが、洗浄する車輌の汚れ状態によっては、
設定された一連のシーケンス動作では汚れを完全に除去
できない場合が多く、特に水あか等の容易に除去できな
い汚れ力ご付着した車では繰り返しブラシ洗浄する等の
必要があり、通常の洗車コースではこうした洗車ニーズ
に対応しきれない問題があった。

この発明は上記問題点に対処して威され、洗車を開始し
てからでも車体の汚れ状況に応じて洗浄工程の延長がで
きるよう構成し、車体の汚れに応じた洗い残しのない洗
車作業を得ることを目的としている。

以下、図に示す実施例に基づき本発明を説明する。

第１図は本発明に基づ〈実施例の正面外観図である。１
は円形に形成された洗車機本体で、レール２・２’　ｈ
を往復走行し、該レール２・２′間に停車された車を洗
浄するよう構成されている。

３・３′は本体両側に配される一対のサイドブラシで、
本体内に上記レールと直交する方向に水平に渡されたブ
ラシレール上を走行するよう吊下され、洗浄すべき車体
の側面形状に従って移動し闇閉を行う。４は本体１の前
後方向に揺動するブラシアーム５・５′に支持されるト
ップブラシで、車の上面形状に従ってアーム５・５′を
介して上下に移動する。６・６′は本体両側下方に設け
られる一対のロッカーブラシで、該水平方向に回動する
アームに支持されて開閉し、主に車のタイヤ及び車体側
面下半部を洗浄する。７は前方の大部及び両側に備えら
れるブロワノズルで、車体に高圧の空気を吹き付けて車
体面の水滴を飛散させ乾燥させるもので、特に大部ノズ
ルはリンクアームを介して車体上面形状に従い上下動す
る。８は本体前面に備えられる操作パネルで、主にこの
洗車機の運転操作を行う。

第２図は実施例の主に液剤散布ノズルの構成を示す側面
及び斜視説明図である０図中９・１０・１１・１２・１
３・１４はいずれも散布ノズルであり、このうち１０・
１１・１２・１３・１４はその途中に複数のノズル口を
有した管材より構成されている。ノズル９・１０は本体
前側に位置する散水用ノズルで、主に９は車体上面、１
０は車体側面に対し散水を行う。

ノズル１１・１３は洗剤の水溶液を散布する洗剤用ノズ
ルで、特に７Ｘニル１３では発泡性洗剤を空圧の導入と
伴に散布して車体への付着性等の向上を計っている。１
２はワックス用ノズルで、ワックス剤水溶液を散布する
。１４は本体後側の散水ノズルである。

第３図は液剤散布ノズル等の配管機器の接続を示す説明
図で、以下この図を基に各管路を説明する。１５はポン
プで、給水管１６を介して本体１へ加圧水を供給してい
る。１７は給水管１６と接続される分岐管で、前記散布
ノズル９・１０・１１・１２・１３・１４と接続してポ
ンプ１５からの給水を分岐し、この各ノズルへ配水する
もので、各ノズルへ至る給水ホース１８・１９・２０・
２１・２２には電磁弁２３・２４・２５・２６・２７が
それぞれ備えられ、各ノズルへの給水が断通される。２
８・２９・３０・３１は本体１内に備えられる液剤タン
クで、２９にはワックス液、２８・３０・３１には洗剤
液がそれぞれ貯蔵されており、このうちタンク３０・３
１には発泡性の高い洗剤が貯えられ、特にタンク３１に
は水あか等の落ちにくい汚れを落とすのに適した洗剤が
貯えられている。３２・３３・３４は該タンク２８・２
９・３０・３１とそれぞれ液剤管３５・３６・３７・３
８を介して接続する混合器で、給水ホース１９・２０・
２１の水流内に液剤管３５・３６・３７・３８からの流
路端を開口させ流水圧によりタンク内の液剤を吸入させ
て散布用の液剤水溶液を作るよう構成されており、この
うち３４は液剤管３７・３８の双方と接続され、双方の
いずれか一方から選択的に吸液し混合するよう形成され
ている。３９・４０・４１・４２は液剤管３５・３６・
３７・３８の途中に備えられる電磁弁で、各液剤の供給
を断通ずると共に混合器３２・３３・３４からタンク２
８・２９・３０・３１へ水が流下して液剤を希釈してし
まうのを防止している。

４３・４４・４５・４６は同じく液剤管３５・３６・３
７・３８の途中に備えられる流量調節弁で、それぞれに
具備される調節ノブにより各液剤の供給量が調節できる
。４７は圧縮空気を貯えるエフタンクで、主にブラシ・
ブロワノズルの開閉・昇降等を行うエアシリンダーへ空
圧を供給しているが、ここでは洗剤用／７：ル１３へ至
る給水ホース２１と電磁弁４８を介して接続され、混合
器３４において得られた洗剤水溶液に高圧空気を混入し
て起泡させる。

第４図（Ａ）（Ｂ）は本例において成される洗車作業の
うち２つのコースを例示したもので、前記各ブラシ３・
３′　・４・６・６′によるブラッシング、散水ノズル
９・１０・１４による散水、液剤散布ノズル１１・１２
・１３による液剤散布、ブロワノズル７による乾燥と云
った各動作要素の有無を各工程毎に示したものである。

尚、液剤散布におけるＡ・Ｂ−Ｃ−Ｄはそれぞれ液剤タ
ンク２８・２９・３０・３１内の液剤の散布を行うこと
を示している。

（Ａ）において、　（ａ）本体１の第１往行時に散水・
液剤散布Ａ及びブラッシング、第１復行時に散水及びブ
ラッシングをそれぞれ行う予洗い工程と、　（ｂ）第２
往行時に液剤散布り及びブラッシング、第２復行時にブ
ラッシングをそれぞれ行う洗浄工程と、　（ｃ）第３往
行時に散水及びブラッシング、第３復行時に乾燥をそれ
ぞれ行うすすぎ工程と、　（ｄ）第４往行時に散水・液
剤散布Ｂ及びブラッシング、＃Ｓ４復行時に乾燥をそれ
ぞれ行うワックスがけ工程とを順次行う。従って、この
洗車コースにおいては、予洗い（ａ）と洗浄（ｂ）の工
程により異なる洗剤Ａ−Ｃを用いて重複して洗浄を行う
ため、水あかの付着したような汚れのひどい車輌の洗浄
に効果的である。

（Ｂ）において、（ａ）第１往行時に散水・液剤散布Ａ
及びブラッシング、第１復行時に散水・液剤散布Ｃ及び
ブラッシングをそれぞれ行う洗浄工程と、（ｂ）＠２往
行時に散水・液剤散布Ｂ及びブラッシング、第２復行時
に乾燥をそれぞれ行うワックスがけ工程とを順次行う。

従ってこの洗車コースでは、水あか等の頑固な汚れのな
い車輌の洗浄に適している。

第５図は操作パネル８部の拡大説明図で、上方にディス
プレイ装置５０、その下方に入力ボード５１を配してい
る。ディスプレイ装置５０は、入力ボード５１に対する
入力に応じて対話形式で必要データや操作手順等を表示
し、使用者の希望に応じた洗車作業及び管理ができるよ
う案内する。以下入力ボード５１の各キーについて説明
する。５２は各ボタン毎に異なる洗車作業シーケンスが
設定された洗車コースの選択ボタンで、前記の第４図（
Ａ）（Ｂ）に示す二側をはじめ、ワックス処理の有無・
洗車スピードの高低等により区別され、顧客の好みに応
じて選択できる。５３は緊急時の手動回避や選択ボタン
５２による自動洗車ではカバーできない微調節等を行う
マニュアルボタンで、サイドブラシ３・３′の開閉、ト
ップブラシ４の上下、本体１のＨ進後退をそれぞれ手動
で操作できる。５４は選択ボタン５２で選択設定した洗
車コースを開始するスタートボタン。５５は実行中の洗
車動作を中断する緊急停止ボタンで、万一、故障等によ
り本体に損傷を及ぼす等の危険が生じた場合等にこれを
押して回避できる。５６は電源投入を行うキースイッチ
で、「管理」「運転］の二つのモーｒがあり、管埋モー
ドでは主にディスプレイ５０を利用して日計・８計等の
集計及び始業点検・終業点検といった洗車機の管理を行
い、運転モードでは本来の洗車作業を行う。５７は会員
カードの挿入口。５８はフィンの投入口である。このう
ち、各ボタン５２・５３・５４・５５にはそれぞれラン
プが内蔵されると共に、カード挿入口５７とコイン投入
口５８には補助ランプ５９・６０がそれぞれ備えられて
おり、操作手順に従って操作されるべき部分のランプが
点灯もしくは点滅するよう構成され、この各ランプの点
灯もしくは点滅する順番に操作すれば操作方法を知らな
い顧客でも簡単にこの洗車機を運転できるよう構成され
ている。６１はテンキー６２・リターンキー６３・カー
ソル移動キー６４・確認キー６５をそれぞれ有する人力
キーセットで、前記キースイッチ５６が「管理」モード
に設定されている際に、テンキー６２では数字による選
択入力又は数字データの入力、カーソル移動キー６４で
はディスプレイ装置５０の画面上でのカーソルの移動、
確認キー６５では入力されたデータの確認及Ｖ登録、リ
ターンキー６３では１ステツプ前の画面・モードへの復
帰をそれぞれ行い、管理モードにおける各操作人力を行
う。また、この入力キーセットのうち、テンキー６２で
は、キースイッチ５６が「運転」モードにある時に、そ
の入力に応じてそれぞれ設定された特定の機能動作が得
られる。即ち、ｒｌＪｒ２Ｊのキーでは本体１の走行速
度の増減を行い、急ぎの時には［１１により高速とし、
汚れのひどい時に「２」でじっくりと洗う等の調節が可
能である。「３Ｊ「４」では本体１の走行もしくは洗車
動作全体の一旦停止を行うもので、このときの一旦停止
は前記緊急停止ボタンと異なり停止時、αで中断された
状態を保持しており、スタートボタン５４により停止時
点から洗車を再開でき、部分的に汚れのひどい筒所があ
るような際には［３］により走行を止めて集中洗浄し、
またブラシの引っ掛かりの発生や洗浄状態の確認のため
動作停止したい時には「４」で全停止させる等のことが
できる。ｒ６Ｊｒ７Ｊでは洗車工程の延長・短縮が行え
、このうち「６」は洗車中にこの「６」が押されると実
行中の工程をもう一度繰り返し、洗車開始前に「６」が
押されると洗剤散布及びブラッシングを伴う前記の洗浄
工程を１回多く繰り返し動作する。一方「７」はその押
された時点で実行している工程の次に行う工程を省略し
、短縮洗車できる。

第６図は実施例の構成、及び信号の伝達を示すブロック
図で、７０は本体１の走行用モーター・ブラシ及びプロ
ア等の駆動用モーター及び前記各電磁弁と云った出力機
器、７１は該出力機器への継電操作を行う継電手段、７
２は洗車機各部に配され、ブラシの開閉・昇降状態や本
体の走行位置及び液剤の残量等を検知するセンサ一群、
７３は洗車動作のシーケンスプログラム等を登録したＲ
ＯＭ及び各種データを保存するＲＡＭ等から成る記憶手
段、７４は前記ディスプレイ５０における表示内容及び
洗車データの集計管理プログラム等を登録したＲＯＭ及
び入力ボード５１において入力された会員データ等を保
存するＲＡＭ等から成る第２の記憶手段、７５はディス
プレイ５０へ表示信号を出力する表示制御手段、７６は
上記記憶手段７３に登録されたプログラムに応じてセン
サ一群７２からの入力信号を参照しつつ継電手段フ１へ
動作命令を送ると共に必要に応じて表示制御手段７５へ
表示命令を出力する駆動制御手段である。信号の流れに
沿ってその動作を説明すると、キースイッチ５６が「運
転」モードに設定されているときには、まず表示制御手
段７５よリゾイスプレイ５０へ洗車コースの設定入力等
を求める命令出力をし、入力ボード５１において設定入
力うであると、駆動制御手段７６においてその設定入力
に応じた洗車プログラムに沿っで継電手段７１へ動作命
令を出力し洗車を開始する。洗車動作に伴い、リレ一群
７２から駆動制御手段７６へ随時検知信号が入力され、
この入力信号が実行プログラムに照らして異常を示すも
のであることを検知すると、即座に継電手段７１へ非常
停止命令を出力すると共に、表示制御手段７５へ異常検
知の信号を出力し、ディスプレイ５０へ異常報知データ
を表示するよう求める。一方、キースイッチ５６が「管
理」モードに設定されているときには、表示制御手段７
５では前記第２の記憶手段に登録された管理プログラム
に応じてディスプレイ５０へ命令入力を要求する表示を
行い、入力ボード５１における命令入力に応じて会員デ
ータの登録・洗車データの読出等の管理作業を行う。

第７図は実施例の動作の要部を示すフローチャート図で
、この図を基に本発明に係る動作を説明する。

（１）まずキースイッチ５６において電源投入されると
、そのキースイッチ５６が運転モードにあるか管理モー
ドにあるかを検知し、管理モードにあれば管理ルーチン
を実行する。

（２）キースイッチ５６が運転モードにあれば、駆動制
御手段７６ではセンサ一群７２からの信号を読み込み、
本体１の走行位置・ブラシのＷＲ閉及び昇降位置・液剤
の有無・コンプレッサーにおける空気圧等をチェックし
洗車受付が可能な状態か否かを検知し、洗車受付できな
い状態であれば受付可能になるまで待期状態とし、必要
に応じてディスプレイ５０へ液剤補給指示等の必要処置
を出力する。

（３）洗車受付が可能であれば、入力ボード５１におけ
る洗車命令入力の受付状態となり、会員カードもしくは
コインの投入に基づき選択ボタン５２に洗車コースが設
定され、スタートボタン５４が押されると洗車が開始さ
れる。

（４）洗車開始に伴い前記第４図（ａ）（ｂ）に例示し
たような順序で洗叩動作が行われるが、この）ち洗浄工
程が完了すると、それまでに入力ボード５１においてテ
ンキー６２の「６」即ち前記繰り返し用の機能キーが押
されたか否かを検知し、押されていれば洗浄工程の最初
から再スタートして繰り返し洗浄し、押されていなけれ
ば洗浄工程終了時点で洗車動作を一１停止して、車体の
汚れの落ち共合を点検する機会を与える。

（５）　（４）において一旦停止すると、入力ボード５
１においてスタートボタン５４が押されるか一定時間Ｔ
が経過するかして再スタートされるが、この間に前記繰
り返し用機能キーが押されたか否かを再度チェックし、
押されていれば洗浄工程の最初から再スタートし、押さ
れていなければ一迂停止した時点から引き続いて次工程
動作を行う。

（６）上記一連の洗車動作が完了すると、リターンする
。

従って、以上の動作により洗浄工程の完了までにテンキ
ー６２における機能キーを押すことにより任意に洗浄：
［程を繰り返し実行することができ、車体の汚れに応じ
た洗浄が可能となり、また上記８！能キーが押されてい
なくても洗浄工程終了時点で自動的に洗車動作を一時停
止して車体の汚れの落ち状態をチェックでき、洗浄工程
を繰り返す必要があるか否かを判定し、必要に応じて聡
り返し洗浄できる。

尚、上記の工程繰り返し機能は洗浄工程に限らず、予洗
い工程・すすぎ工程・ワックス仕上工程等の各工程を繰
り返し行えるよう構成することも可能で、この場合繰り
返し動作をさせたい工程の実行中に前記繰り返し用機能
キーを押すことにより繰り返し動作を得るようプログラ
ム設定すれば良い。

この発明は以上のように構成され、少なくとも洗浄工程
についでその工程の売子時以前に成された操作入力によ
りその工程を繰り返し実行できるので、洗車する車輌の
汚れ状況に応じて洗浄工程をｓｒ＞返し行うよう原作す
れば、状況に応じて多様な洗車ニーズに応えることが可
能で、洗い残しのない顧客の納得のゆく洗車を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の正面外観図。？ｔＳ２図は実施例の主に液剤ノズルの配置を示す側面
説明図。第３図は実施例の液剤ノズル等の配管接続説明図。ＷＳ４図（ａ）（ｂ）は実施例の洗車コース例を示す工
程説明図。第５図は実施例の原作パネル部の拡大説明図。第６図は実施例の主に制御信号の授受を示すブロック図
。第７図は実施例の動作の要部を示すフローチャート図。第１図第２閃第１５図第６図＾ハく　　　　　　　　　　　の〜Ｉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　−ノ第７図

Claims

【特許請求の範囲】

車体を跨いで往復走行する門形フレーム内にブラシ・散
水ノズル・ブロワ等を備えて、洗浄・ワックスがけ等の
各工程を連続して行う洗車機において、上記工程のうち
少なくとも洗浄工程についてその工程の完了時以前に成
された操作入力によりその工程を繰り返し実行できるこ
とを特徴とする洗車機。