JP2626878B2 - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JP2626878B2 JP8738094A JP8738094A JP2626878B2 JP 2626878 B2 JP2626878 B2 JP 2626878B2 JP 8738094 A JP8738094 A JP 8738094A JP 8738094 A JP8738094 A JP 8738094A JP 2626878 B2 JP2626878 B2 JP 2626878B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車輌を跨いで走行す
る洗車機本体にブラシ・散水ノズル等を備えて洗浄・ワ
ックスがけ等の工程を連続して行うタイプの洗車機に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の装置は、例えば特開昭5
9−102647号公報に記載されるように、洗車中に
車輌へ損傷を及ぼす危険が認められるような場合に、具
備した洗車停止用の入力手段を操作をして実行中の洗車
を停止することができる。しかし、従来は一旦この緊急
停止を行うと、中断された作業が全てキャンセルされて
しまい、異常状態を解除した後もう一度始めから洗車動
作をやり直す必要があり、時間・労力・使用液剤等を浪
費するばかりか、特に有料で洗車を行っているような場
合には、金銭的なトラブルの原因ともなっていた。
【0003】そこで、洗車を途中で停止した場合に停止
した状態から再動作できるよう改良すれば良いが、停止
していた時間が長くなると車体に散布した液剤が流れ落
ちたりして作業品質が低下する問題がある。すなわち、
この種の洗車機では自動車に水や洗剤等の液剤を散布し
からブラシを作用させ液剤とブラッシングとの相乗作用
で車体の洗浄やワックスがけを行うが、洗車が途中で長
時間停止されると、例えば停止している間に車体に散布
された液剤が流れ落ちたり乾いたりしてしまい、このよ
うな状態でブラッシングを再開しても再開当初は車体に
液剤を十分に作用させることができなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の課
題とするところは、洗車動作を停止した場合に、その洗
車動作のうちの停止した工程の初めから洗車動作を再開
できるようにして、上記した従来の問題点を解消する洗
車機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、門形に形成
され車輌を跨いで往復走行する洗車機本体にブラシ・散
布ノズル・ブロワノズル等の洗車処理装置を備え、洗浄
・ワックスがけ・乾燥等の工程が複数連続した洗車動作
を行うタイプの洗車機において、実行中の洗車動作を停
止するよう入力する手段と、該停止入力手段の入力によ
り停止された洗車を再開するよう入力する手段と、前記
停止入力手段において停止入力があると前記洗車機本体
の走行と洗車処理装置の動作を停止して待機状態とし、
この後に洗車再開の入力があるとまず前記洗車機本体を
走行させて停止中の工程の所定の開始位置まで復帰させ
る準備動作を行った後に、同工程の最初から動作を再開
させるよう制御する手段とを備えて、上記課題の解決を
はかったものである。
【0006】なお、停止された洗車を再開する態様を選
択入力する手段を備え、前記制御手段では前記選択入力
に応じて、請求項1記載の停止工程の最初から洗車を再
開する第1の態様の再開動作と、前記準備動作を行うこ
となく停止工程を停止した状態から再開する第2の態様
の再開動作とを与えるようにすれば、洗車動作の停止後
すぐに動作を再開できる場合には第2の態様の再開動作
をさせることにより、第1の態様より更に時間や経費を
削減できる。ここで、下記実施例において、停止入力手
段とはキースイッチ62が「運転」モードにあるときの
テンキー62の「3」または「4」キーに相当し、再開
入力手段とはスタートボタン54に相当し、制御手段と
は駆動制御手段76に相当し、選択入力手段とはキース
イッチ62が「運転」モードにあるときのテンキー62
の「3」および「4」キーに相当する。
【0007】
【実施例】以下、その実施例について図面を基に説明す
る。第1図は本発明一実施例の正面外観図である。1は
門形に形成された洗車機本体で、レール2・2′上を往
復走行し、該レール2・2′間に停車された車輌を洗浄
するよう構成されている。3・3′は本体1両側に配さ
れる一対のサイドブラシで、本体1内に上記レールと直
交する方向に水平に渡されたブラシレール上を走行する
よう吊下され、洗浄すべき車輌の側面形状に従って移動
し開閉を行う。4は本体1の前後方向に揺動するブラシ
アーム5・5′に支持されるトップブラシで、車輌の上
面形状に従ってアーム5・5′を介して上下に移動す
る。6・6′は本体1両側下方に設けられる一対のロッ
カーブラシで、水平方向に回動するアームに支持されて
開閉し、主に車輌側面下半部を洗浄する。7は本体1前
方の天部及び両側に備えられるブロワノズルで、車体に
高圧の空気を吹き付けて車体面の水滴を飛散させ乾燥さ
せるもので、特に天部ノズルはリンクアームを介して車
輌の上面形状に従い上下動する。8は本体1前面に備え
られる操作パネルで、主にこの洗車機の運転操作を行
う。
【0008】第2図は実施例の主に散布ノズルの構成を
示す側面説明図である。図中9・10・11・12・13・14は
いずれも散布ノズルであり、このうち10・11・12・13・
14はその途中に複数の散水口を有した管材より構成され
ている。ノズル9・10は本体1前側に位置する散水用ノ
ズルで、主に9は車輌上面、10は車輌側面に対し散水を
行う。ノズル11・13は洗剤の水溶液を散布する洗剤用ノ
ズルで、特にノズル13では発泡性洗剤を空圧の導入と伴
に散布して車体への付着性の向上を計っている。12はワ
ックス用ノズルで、ワックス剤水溶液を散布する。14は
本体1後側の散水ノズルである。
【0009】第3図は前記散布ノズルの配管を示す説明
図である。15はポンプで、給水管16を介して本体1へ加
圧水を供給している。17は給水管16と接続される分岐管
で、前記散布ノズル9・10・11・12・13・14と接続して
ポンプ15からの給水を分岐し、この各ノズルへ配水する
もので、各ノズルへ至る給水ホース18・19・20・21・22
には電磁弁23・24・25・26・27がそれぞれ備えられ、各
ノズルへの給水が断通される。28・29・30・31は本体1
内に備えられる液剤タンクで、29にはワックス液、28・
30・31には洗剤液がそれぞれ貯蔵されており、このうち
タンク30・31には発泡性の高い洗剤が貯えられ、特にタ
ンク31には水あか等の落ちにくい汚れを落とすのに適し
た洗剤が貯えられている。32・33・34は該タンク28・29
・30・31とそれぞれ液剤管35・36・37・38を介して接続
する混合器で、給水ホース19・20・21の水流内に液剤管
35・36・37・38からの流路端を開口させ流水圧によりタ
ンク内の液剤を吸入させて散布用の液剤水溶液を作るよ
う構成されており、このうち34は液剤管37・38の双方と
接続され、双方のいずれか一方から選択的に吸液し混合
するよう形成されている。39・40・41・42は液剤管35・
36・37・38の途中に備えられる電磁弁で、各液剤の供給
を断通すると共に混合器32・33・34からタンク28・29・
30・31へ水が流下して液剤を希釈してしまうのを防止し
ている。43・44・45・46は同じく液剤管35・36・37・38
の途中に備えられる流量調節弁で、それぞれに具備され
る調節ノブにより各液剤の供給量が調節できる。47は圧
縮空気を貯えるエアタンクで、洗剤用ノズル13へ至る給
水ホース21と電磁弁48を介して接続され、混合器34にお
いて得られた洗剤水溶液に高圧空気を混入して起泡させ
る。
【0010】第4図(A)(B)は本例において成される洗
車作業のうち2つのコースを例示したもので、前記各ブ
ラシ3・3′・4・6・6′によるブラッシング、散水
ノズル9・10・14による散水、液剤散布ノズル11・12・
13による液剤散布、ブロワノズル7による乾燥と云った
各動作要素の有無を各工程毎に示したものである。尚、
液剤散布におけるA・B・C・Dはそれぞれ液剤タンク
28・29・30・31内の液剤の散布を行うことを示してい
る。
【0011】第4図(A)において、(a) 本体1の第1往
行時に散水・液剤散布A及びブラッシング、第1復行時
に散水及びブラッシングをそれぞれ行う予洗い工程と、
(b) 第2往行時に液剤散布D及びブラッシング、第2復
行時にブラッシングをそれぞれ行う洗浄工程と、(c) 第
3往行時に散水及びブラッシング、第3復行時に乾燥を
それぞれ行うすすぎ工程と、(d) 第4往行時に散水・液
剤散布B及びブラッシング、第4復行時に乾燥をそれぞ
れ行うワックスがけ工程とを順次行う。従って、この洗
車コースにおいては、予洗い工程(a)と洗浄工程(b)とに
おいて異なる洗剤A・Cを用いて重複して洗浄を行うた
め、水あかの付着したような汚れのひどい車輌の洗浄に
効果的である。
【0012】第4図(B)において、(a) 第1往行時に散
水・液剤散布A及びブラッシング、第1復行時に散水・
液剤散布C及びブラッシングをそれぞれ行う洗浄工程
と、(b) 第2往行時に散水・液剤散布B及びブラッシン
グ、第2復行時に乾燥をそれぞれ行うワックスがけ工程
とを順次行う。従ってこの洗車コースでは、水あか等の
頑固な汚れのない車輌の洗浄に適している。
【0013】第5図は操作パネル8部の拡大説明図で、
上方にディスプレイ装置50、その下方に入力ボード51を
配している。ディスプレイ装置50は、入力ボード51に対
する入力に応じて対話形式で必要データや操作手順等を
表示し、使用者の希望に応じた洗車作業及び管理ができ
るよう案内する。
【0014】以下入力ボード51の各キーについて説明す
る。52は各ボタン毎に異なる洗車作業シーケンスが設定
された洗車コースの選択ボタンで、前記の第4図(A)
(B)に示す二例をはじめ、ワックス処理の有無・洗車ス
ピードの高低等により区別され、顧客の好みに応じて選
択できる。53は緊急時の手動回避等を行う操作ボタン
で、それぞれのボタン操作に応じてサイドブラシ3・
3′の開閉、トップブラシ4の上下、本体1の前進後退
ができる。54は選択ボタン52で選択設定した洗車コース
を開始するスタートボタン。55は実行中の洗車動作を中
断する緊急停止ボタンで、万一、故障等により車体に損
傷を及ぼす等の危険が生じた場合等にこれを押して回避
できる。
【0015】56は電源投入を行うキースイッチで、「管
理」「運転」の二つのモードがあり、「管理」モードで
は主にディスプレイ50を利用して日計・月計等の集計及
び始業点検・終業点検といった洗車機の管理を行い、
「運転」モードでは本来の洗車作業を行う。57は会員カ
ードの挿入口。58はコインの投入口である。このうち、
各ボタン52・53・54・55にはそれぞれランプが内蔵され
ると共に、カード挿入口57とコイン投入口58には補助ラ
ンプ59・60がそれぞれ備えられており、操作手順に従っ
て操作されるべき部分のランプが点灯もしくは点滅する
よう構成され、この各ランプの点灯もしくは点滅する順
番に操作すれば操作方法を知らない顧客でも簡単にこの
洗車機を運転できるよう構成されている。
【0016】61はテンキー62・リターンキー63・カーソ
ル移動キー64・確認キー65をそれぞれ有する入力キーセ
ットで、前記キースイッチ56が「管理」モードに設定さ
れている際に、テンキー62では数字による選択入力又は
数字データの入力、カーソル移動キー64ではディスプレ
イ装置50の画面上でのカーソルの移動、確認キー65では
入力されたデータの確認および登録、リターンキー63で
は1ステップ前の画面・モードへの復帰をそれぞれ行
い、「管理」モードにおける各操作入力を行う。また、
この入力キーセットのうち、テンキー62では、キースイ
ッチ56が「運転」モードにある時に、その入力に応じて
それぞれ設定された特定の機能動作が得られる。即ち、
「1」「2」のキーでは本体1の走行速度の増減を行い、急
ぎの時には「1」により高速とし、汚れのひどい時に「2」
でじっくりと洗う等の調節が可能である。「3」「4」のキ
ーでは本体1の走行もしくは洗車動作全体の一旦停止を
行うもので、このときの一旦停止は前記緊急停止ボタン
55と異なり停止時点で中断された状態を保持しており、
スタートボタン54により停止時点から洗車を再開でき、
部分的に汚れのひどい箇所があるような際には「3」のキ
ーにより走行を止めて集中洗浄し、またブラシの引っ掛
かりの発生や洗浄状態の確認のため動作停止したい時に
は「4」のキーで全停止させる等のことができる。「6」
「7」のキーでは洗車工程の延長・短縮が行え、「6」のキ
ーが押されると実行中の工程をもう一度繰り返し、「7」
のキーが押されると実行している工程の次に行う工程を
省略できる。
【0017】第6図は実施例の制御系を示すブロック図
で、70は本体1の走行用モーター・ブラシ及びブロア等
の駆動用モーター及び前記各電磁弁と云った出力機器、
71は該出力機器への継電操作を行う継電手段、72は洗車
機各部に配され、ブラシの開閉・昇降状態や本体の走行
位置及び液剤の残量等を検知するセンサー群、73は洗車
動作のシーケンスプログラム等を登録したROM及び各
種データを保存するRAM等から成る第1の記憶手段、
74は前記ディスプレイ50における表示内容及び洗車デー
タの集計管理プログラム等を登録したROM及び入力ボ
ード51において入力された会員データ等を保存するRA
M等から成る第2の記憶手段、75はディスプレイ50へ表
示信号を出力する表示制御手段、76は上記第1の記憶手
段73に登録されたプログラムに応じてセンサー群72から
の入力信号を参照しつつ継電手段71へ動作命令を送ると
共に必要に応じて表示制御手段75へ表示命令を出力する
駆動制御手段である。
【0018】ここで、キースイッチ56が「運転」モード
に設定されているときには、まず表示制御手段75よりデ
ィスプレイ50へ洗車コースの設定入力等を求める命令出
力をし、入力ボード51において設定入力があると、駆動
制御手段76においてその設定入力に応じた洗車プログラ
ムに沿って継電手段71へ動作命令を出力し洗車を開始す
る。洗車動作に伴い、センサー群72から駆動制御手段76
へ随時検知信号が入力され、この入力信号が実行プログ
ラムに照らして異常を示すものであることを検知する
と、即座に継電手段71へ非常停止命令を出力すると共
に、表示制御手段75へ異常検知の信号を出力し、ディス
プレイ50へ異常報知データを表示するよう求める。
【0019】一方、キースイッチ56が「管理」モードに
設定されているときには、表示制御手段75では前記第2
の記憶手段74に登録された管理プログラムに応じてディ
スプレイ50へ命令入力を要求する表示を行い、入力ボー
ド51における命令入力に応じて会員データの登録・洗車
データの読出等の管理作業を行う。
【0020】第7図は実施例の本考案に係る動作の要部
を示すフローチャート図で、以下この図を基に実施例の
動作を説明する。
【0021】(1) 制御部76で洗車中であることを確認す
ると、入力ボード51においてテンキー62の「4」即ち一旦
停止入力用の機能キーが押されたか否かを検知する。
【0022】(2) この機能キーにより一旦停止入力があ
れば、まず本体1の走行を停止し、続いてその時点での
洗車内容即ち制御部76における出力ポートおよび入力ポ
ートのデータを読み出し第1の記憶手段73へ保存した
後、継電手段71へ全洗車動作の停止命令を出力して停止
させる。
【0023】(3) ステップ(2) において停止するとスタ
ートボタン54が押されるまで待機状態となるが、この停
止状態が一定時間Tを超えると洗車の早期再開を促すべ
くアラーム出力をする。
【0024】(4) スタートボタン54が押されると、ステ
ップ(3)における停止中にテンキーの「6」即ち繰り返し
入力用の機能キーが押されたか否かを検知し、押されて
いればステップ(2) において中断した工程の最初まで洗
車プログラムをリタンし、その工程の動作開始位置まで
本体1を走行させ、工程を再実行させる為の準備動作を
行い、準備完了を確認してから中断した工程を最初から
再実行する。
【0025】(5) ステップ(4) において繰り返し用の機
能キーが押されていないことを検知すると、前記ステッ
プ(2) において第1の記憶手段73へ保存したデータを読
み出し、まず出力ポートへデータ復帰させてブラッシン
グ・散水又は乾燥等の動作を再開させ、これに伴う入力
ポートへの入力データを前記の第1の記憶手段73より読
み出した停止時の入力ポートのデータと照合し、異常が
なければ本体1の走行を再開する。
【0026】以上の実施例によれば、任意に実行中の洗
車動作を停止し再開できると共に、必要に応じて洗車の
再開時に中断した工程の最初まで遡って実行することが
できる。従って、例えば洗車をスタートしてから窓の締
め忘れやアンテナの畳み忘れに気が付いた時には、一旦
停止してこれを直してから停止した状態から再開すれば
良く、また万一ワックス液・洗剤等の液剤が途中で無く
なってしまったり、水切れを起こしてしまったりした場
合等には、一旦停止してそれ等の回復作業をした後、そ
の工程の最初から動作し直すようにすれば良い。停止し
た状態から洗車を再開する場合には、センサー群からの
信号の入力状態が一旦停止時の状態に復帰したのを確認
して洗車機本体の走行を再開するので、一旦停止の間ブ
ラシを車体から退避させて待機状態としておいたとして
も、ブラシが一旦停止時の洗浄位置へ復帰するのを確認
してから洗浄を再開でき、洗車再開の入力と同時に走行
を開始して洗い残しを生じる不都合がない。
【0027】尚、ここで遡って実行できる工程とは、第
4図(A)(B)における(a)〜(d)の各工程を単位としても
良いし、また(a)〜(d)の各工程を往路と復路に分割した
工程としても良い。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上のように構成され、洗車
動作を停止しても、その洗車動作のうちの停止した工程
の初めから洗車動作を再開することが可能で、従来のよ
うに洗車動作の最初からやり直して時間・労力・使用液
剤等を浪費することがなく、また有料洗車に伴う顧客と
のトラブルを生じることもない。更に、動作停止が長時
間にわたっても、停止した工程を初めから実行できるの
で、作業品質を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の正面外観図である。
【図2】実施例の主に液剤ノズルの配置を示す側面説明
図である。
【図3】実施例の配管説明図である。
【図4】実施例の洗車コース例を示す工程説明図であ
る。
【図5】実施例の操作パネル部の拡大説明図である。
【図6】実施例の制御系を示すブロック図である。
【図7】実施例の動作の要部を示すフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
1 洗車機本体 3・3′・4・6・6′ ブラシ 7 ブロワノズル 8 各種入力手段を備える操作パネル 9・10・11・12・13・14 散布ノズル51 入力ボード 54 再開入力手段としてのスタートボタン 61 停止入力手段および選択入力手段を含む入力キー76 制御手段としての駆動制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉崎 一由 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケ ー精工株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 城本 和男 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケ ー精工株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 青柳 一春 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケ ー精工株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 篠原 昌幸 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケ ー精工株式会社商品開発研究所内 審査官 小山 卓志

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門形に形成され車輌を跨いで往復走行す
    る洗車機本体にブラシ・散布ノズル・ブロワノズル等の
    洗車処理装置を備え、洗浄・ワックスがけ・乾燥等の工
    程が複数連続した洗車動作を行うタイプの洗車機におい
    て、 実行中の洗車動作を停止するよう入力する手段と、該
    入力手段の入力により停止された洗車を再開するよう
    入力する手段と、前記停止入力手段において停止入力が
    あると前記洗車機本体の走行と洗車処理装置の動作を停
    止して待機状態とし、この後に洗車再開の入力があると
    まず前記洗車機本体を走行させて停止中の工程の所定の
    開始位置まで復帰させる準備動作を行った後に、同工程
    の最初から動作を再開させるよう制御する手段と、を備
    えたことを特徴とする洗車機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗車機において、停止さ
    れた洗車を再開する態様を選択入力する手段を備え、前
    記制御手段では前記選択入力に応じて、請求項1記載の
    停止工程の最初から洗車を再開する第1の態様の再開動
    作と、前記準備動作を行うことなく停止工程を停止した
    状態から再開する第2の態様の再開動作とを与えること
    を特徴とする洗車機。
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