JPH01223057A - 自動車下部洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １産業上の利用分野１ この発明は、自！１！ＩＪＩ′１１の下方を走行する台
車に放水手段を備え、台車の走行に伴い自動ｌｔ上下部
洗浄を行なうＶｔ置に関する。

【解決しようとする問題点１ 一般に、自動車下部の汚れは、タイヤ周辺やオイルを使
用するエンジン部等に集中する傾向にあることが知られ
ている。

ところが、これまでのこの種装置は、自動１１下部全体
に対し均一に洗浄を施そうとするものかはとんとで、上
記のような汚れの集中する部分を利点的に洗浄できる装
置が存していなかった。このため、−旦自動車下部をこ
の種装置で洗った後、手作業で補洗浄を施したり、繰り
回し下部全体の洗浄を行なったりして面倒や無駄が多か
った。

また特に、自動１ｊｆ）修理やメンテナンスを行なう際
には、少なくとも作業のＮ９Ａとなる箇所を十′Ｊｒに
洗浄しておく必要があり、こうした面からも必要箇所を
重点的に洗浄できる装置が望まれていた。

［発明の目的１ この発明はこうした点に対処し、予め設定された重点洗
浄箇所を自動的に繰り返し洗浄を行うものとし、汚れの
激しい箇所を集中的に洗浄できる装置を提供しようとす
るものである。

更に、洗浄中のキー入力に基づき、希望の箇所を任意に
繰り返し洗浄できる装置を提供しようとするものである
。

１実施例１ 以下その具体例を図面を基に説明する。

第１図は本発明一実施例の正面し１、第２図は同じ＜・
１１而図で、１は本発明に係る自！ｒ！ａｊ車下部洗浄
装置の本体、２はこの本体１とチェーン３およびホース
４を介して連設される台車である０本体１には、水源４
から送出される洗浄水を貯える貯水槽５と、該貯水４ｆ
ｉ５より吸水し台１１２ヘホース４を介して洗浄水を圧
送するポンプ７と、チェーン３を介して台車２を走行さ
せるモーター８とを備えている。台Ｑｔ　２はレール９
・９゛上を自動ｑｔＡ下）ｊにおいて走行し、その前部
１０にホース４と連通する複数の放水ノズル１２を備え
、後部１３においてチェーン３と連結し、この前部１０
と後部１３とは連結管１４・１４’により一体化されて
いる。

チェーン３は前後一対のチェーン歯ｉｐ、１５・１５゛
間にループを成すように張設され、後方に位置するチェ
ーン歯車１５’がモーター８により回動され、以って台
車２を走行させる。１６・１６゛は自動車Ａの停車台で
、レール９・９゛の外側に位置し、台車２の走行空間を
確保するよう自動４ｔＡを適宜高さに支持するもので、
１７は自動車Ａ停車時の鍔輪の位置決めのために設けた
突起である。

第３図は上記自動車下部洗浄装置本体１の構成説明図で
ある。ポンプ７はモーター２１により駆動され、ホース
６を介して貯水槽５より吸水する・。

２２はｗＬＭタンクで、防錆効果を有する活性剤液を貯
え、混合器２３においてポンプ７の吸水側に連通し、電
磁弁２４の開弁に作いこの液剤の水溶液を放水ノズル１
２より放出させることができる。２５はホース４のホー
スリールで、ゼンマイ等により常時巻き取り側に附勢さ
れており、台車２の往行に応じてホース４を繰り出し、
復行に応じて巻き取るように作用する。モーター８は減
速ＪＲ構を備えたギヤモーターから成り、チェーン２６
、伝５１ｓシャフト２７を介して前記チェーン歯車１５
゛を回動させる。２８はこのモーターの一定の回動を検
出してパルス出力するロータリーエンコーダーで、台車
２の走行位置検出に用いられる。２９は台車２が後方待
機位置にあることを検出するスイッチで、台車２の後端
に設けられる突片３０と当接して変位するリンク３１と
、該リンク３１の変位に応じて閤１４されるマイクロス
イッチ３２とから成っている。尚、上記のモーター８・
２１およびマイクロスイッチ３２といった電装品はいず
れも、所定高さ（地−Ｌ高６０ｃ−以Ｌ）に形成される
棚３３上に設けられ、ガソリンスタンド等の引火性危険
物取扱所での使用にも適するよう配慮されている。３４
は制御ボード、３５・は操作パネルで、詳しくは後述す
る。

第４図は台車２の構成説明図である。台車後部１３は、
チェーン３と緩衝器４０において連結すると」（に、チ
ェーン歯−甲、１５・１５’においてループを成すチ、
エーンのうち緩衝ｒ＆４０と連結していない側のチェー
ンを内部に貫通させ、この貫通したチェーン部と噛み合
うチェーン歯ｊｌｔ４１を備えている。チェーン歯車４
１は、台車２の走行に伴い回動され、この回動はかさ歯
［７１４２・４２゛を介して、前記連結管１３内に挿通
されたシャフト４３へ伝えられる０台１′ｌＬ前部ｌＯ
では、放水ノズル１２をそれぞれ軸受４４において回動
自在に支持すると共に、前記シャフト４３と連動するカ
ムは構４５を設け、放水ノズル１２を左右に揺動し得る
よう構成されている。カム機構４５は、偏心突起４６を
有しシャフト４３と一体に取り付けられるカム板４７と
、カム板の突起４６と係合する伝動７−ム４８と、放水
ノズル１２と一体的に連結し伝動アーム４８と連動され
る連動アーム４９とにより成り、シャフト４３の回動を
往復動として放水ノズル１２へもたらしている。

第５図は上記実施例の制御系を示すブロック図である。

制御ボード３４は、ＣＰＵ５６・／モリ５７・入力ボー
ト５８・出力ボート５９等から成るマイクロコンピュー
タを＠１え、その入力ボート５８において操作パネル３
５・ロータリーエンコーダー８および検出スイッチ２９
と接続し、出力ボート５９において走行用モーター８・
ポンプ用モーター２１および電磁弁２４の駆動回路５０
〜５２と接続している。駆動回路５０はモーター８の駆
動／停止トを行なうと共に、モーターの正転と逆転を切
り換える機能を有し、内申−２の往行と復行とを切換操
作できる。

操作パネル３５には、選択キー５３・スタートキー５４
およびリピートキー５５から成るキーボード６０と、所
定のカードＣよりカードデータを読み取るカードリーダ
６１とが設けられている。選択キー５３はｆＡＩＢよび
１１月の洗浄コースが設定され、ＩＡＩコースでは台１
ｔ【２の往行に伴い放水して下部洗浄を行ない、ＩＩ！
１コースでは台車２の往行に伴う水洗浄に加え復行に伴
い液剤タンク２２内の液剤水溶液を放出させる仕上洗浄
を行なう。スタートキー５４は選択キー５３Ｃ選択され
たコースの開始入力を行なうもので、選択キー５３で希
望のコースを選択入力した後このスタートキー５４を押
せば、洗浄動作を開始させることがＣきる。リピートキ
ー５５は、必要な箇所を繰り返し洗浄させるべく入力を
行なうもので。

スタートキー５４を押す前にこのリピートキー５５が押
されると、リピートモードとなり後述する記憶データに
基づき自動的に所定の箇所を繰り返し洗浄し、またリピ
ートモード以外の洗浄動作中にこのリピートキー５５を
押せば、押された時点の位置から台ＩＩ＋、２が復行し
、所定砲門の繰り返し洗浄が行なわれる。

カードリーダ６１は、挿入される公知の磁気カードＣよ
り、そこに記録された自動車の識別コードを読み取るも
のである。この識別コードとは、洗浄する自動１（の車
種や’ＴＩ艮に応じて分類されたフードで、このコード
に応じて後述する記憶データを読み出し洗浄動作時の制
御に使用するものである。

ｆｊＳ６図は制御ボード３４におけるメモリ５７に記憶
されているデータの内容を表すマツプ図、第７図はこの
マツプ図に示す各データの説明図である。

メモリ５７には前記カードリーダ６１において読み出さ
れる識別コードに応じて分類されたＤ６〜Ｄｎのデータ
が記憶されており、各データ毎に少なくともＱｌ長し、
位置データＬ０・Ｌ　ｌ　ｌ・Ｌ１２・Ｌ　２１・Ｌ２
、の６個の個別データを有している。１ｔｌｆ＆データ
Ｌは洗浄する自動車Ａの前端「から後端「までの長さ、
位置データＬ０は台車２の放水位置から自動型Ａの前端
までの距離、Ｌ、・ｌ、１、・ｌ−２１・Ｌ２２は前記
リピートモードにおいて繰り返し洗浄する小点洗浄箇所
を示すもので、自！１１Ｊ４１　Ａの前端ｆを基準とし
た距離を表している。尚、このデータはり、、＞１．２
．お上りＬ１２＞Ｌ２２なる関係にある。これら各個別
データは、いずれもロータリーエンコーダー２８のパル
ス数に換算した値でグえられている。

第８図は制御ボード３４において実行するプログラムの
一部を示すフローチャートで、ここでは選択キー５３に
設定されたうちの［＾１コース、すなわち台車往行に伴
う片道のみの下部洗浄を行なう場合のシーケンスを示し
ている。以下、この図を用いて実施例の動作を説明する
。

操作パネル３５において、カードリーダ６１へ洗浄する
自！ＩＦＪＪ＄ｌＡに対応したカードを挿入した後、洗
浄コース（Ａコース）を選択し、更にスタートキー５４
を押すと洗浄が開始される。まず、リピートモードにな
っているか否か、すなわちスタートキー５４が押される
前にリピートキー５５が押されているか否かを確認しく
１）、リピートモードであればステップ（２）より、そ
うでなければステップ（２］）よりプログラムを実行す
る。

リビー）モードにおいて、カードリーダ６１へ挿入され
たカードより識別コードを読み取り、これに応じてメモ
リ５７よりデータＩ、。・Ｌ、・Ｌ１２・Ｌ　２１・Ｌ
　２２をロードすると共に、ロータリーエンコーダ２８
からのパルスをカウントするカウンタ（、Ｃをクリアし
く２）、続いてモータ８を駆動して台車２を往行させる
（３）。このパルスカウンタＬ　Ｃは、台ＩＩ２の走行
に伴って割込入力されるパルス信号をカウントし、台車
２の走行位置を与えるもので、台ｌｉｔ　２の一定距離
の往行に伴い＋１し、復行に伴い−１する。台ｉｌｌ　
２往行により、カウンタＩ−Ｃの値がＬ　、に達し、台
！１１２の放水位置ｎが自動＋１１Ａの＋ｉｉｊ端「に
至ると（４）、モーター２１を駆動してポンプ７を作動
させ、放水ノズル１２より放水を開始する（５）。続い
て、カウンタＬＣがＬ　、、　十Ｌ　、　、に達すると
（６）、台車２を駆動回路５０において復行に切り換え
（７）、これに伴い１−　ＣがＬ　ｏ　＋　Ｌ　＝　＋
まで小さくなると（８）、台車２を往行に復帰させ（９
）、位置Ｌ　ｌ　１と■４２１との間の部分のみ往復洗
浄を行なう。更に、力’７　ン９　ＬＣｈ’Ｌｏ＋Ｌ＋
ｚＩ：達ｔ　ルト（１０）、台車２を再び復行に転じ（
１１）、これに伴いＬＣがＬ　ｏ　＋　Ｌ　２２まで小
さくなると（１２）、台車２を往行に復帰させ（１３）
、やはりＬ　１２とｌ−２２との間を往復洗浄する。

こうして洗浄を行ない、カウンタＬＣの値が！、。十り
に達し、台車２の放水位置１が自動＋１１Ａの後端「に
至ると（１４）、モーター２１を停止して放水を止める
と共に、台Ｉ′ｔ１２を復行させて待機位置すなわち前
記スイッチ２９の検出位置まで復帰させ（１５）、−連
の動作を終了する。

こうしてリピートモードにおいては、台車２が第１〕図
のａに示すような軌跡をもって実行し、記憶データに応
じて所定の重点洗浄箇所を自動的に繰り返し洗浄を行な
うので、タイヤ部等の一般に汚れの激しい部分を重点的
に洗い流すことができる。

−・方、ステップ（１）においてリピートモードではな
い通常モードであると判断されると、カードリーダ６１
からの識別フードに応じてメモリ５７よりデータＬ−Ｌ
、をロードすると共にカウンタＬＣをクリアして（２１
）、台ｌ１ｔ２を往行させる（２２）。これに伴いＬＣ
がり。に達すると（２３）、放水ノズル１２より放水を
開始する（２４）。こうして洗浄が始められ、以後台車
が自動車Ａの後端、すなわちＬＣがり。十りに達するの
を検出するまで（２６）、リピートキー５５におけるリ
ピート入力の受付状態となる（２５）。

この状態で、リピート入力が成されると、まずその時点
のカウンタＬＣの値をレジスタＬＳヘスドアすると共に
台車２を復行に転じさせ（２７）、ＬＣがこのＩ、Ｓで
与える値より一定値Ｂだけ小さくなるまで継続しＬＣが
このＬＳ−Ｈに達すれば（２８）、往行に復帰させる（
３０）。続いてＬ　ＣがＬＳに達すれば（３２）、再び
復行に転じさせ（３３）繰り返し洗浄を行ない、この動
作は繰作パネル３５においてスタートキー５４が押され
るまで（３１）継続される。

こうして通常モードにおいては、台Ｊ’＄１２が第９図
すに示すような軌跡をもって走行し、リピートキー５５
において入力のあった任意位置で繰り返し洗浄を行なう
ことができ、９＠やメンテナンスに際し重点的に洗浄し
たい特定箇所を集中して洗浄することができる。尚、ス
テップ（２９）では、リピートキー５５が押されたのが
自動車Ａの面端「近くで、台１１１２が復行に伴い自動
車へより外れて放水するのを防止するため、ＬＣがり。

以下となれば自動的に台ｒ１【２を往行へ復帰させるよ
う条件設定したらのである。

この実施例は以上のように構成されるものであるが、言
うまでもなく本件発明にはこれ以外にも種々の実施態様
が考えられる。すなわち台りｔの走行位置を快えるカウ
ンタＬＣや記憶データ等は、ロータリーエンコーダから
のパルス数ではなく、時間をカウントしてこれに代えて
も良い。また、リピートモードにおける重点洗浄箇所は
、カードリーダを用いて設定する以外にも、置数キー等
により直接コード入力したり、また車体前後端やタイヤ
部等の特定位置を検出する手段を備え、その検出位置に
基づいて設定しても良い。更に、通常モードにおいて、
リピートキー入力に伴う台す【の往復走行は、本実施例
のようにキー入力時の台ｔｉｔ位置より自動車の前方側
に成される以外にも、キー入力時の台車位置を起点とし
て自動音１【の後方側へ往ｉｌ！走行したり、キー入力
時の台Ｉｌｔ位置を中心として前後に往復走行させる等
の方法が考えられる。

［発明の効果１ この発明は以上のように構成され、所定の小点洗浄箇所
において０屯を往復走行させ、一般に汚れの激しい箇所
を重点的に洗浄することができ、特に手作業による補洗
浄を行なう等の必要がなく、便利に且つ無駄のない使用
ができる。

また、台りｔ走行中に所定のキー入力があると、その時
点の金型走行位置に基づき所定範囲の往復洗浄を行なう
ので、整備やメンテナンス等に際し必要となる箇所を任
意に集中洗浄することができ、都合良く使用することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案−天施例のＩＰ面訊明図。 第２図は同じく側面説明図。 第３図およゾ第４図は同実施例の要部工明図。 第５図は同実施例の制御系を示すブロック図。 第６図は同実施例の記憶データのマツプ図。 第７図は同データの説明図。 第８図は同実施例のプログラムの一部を示す７０−チャ
ート。 第９図は同実施例の動作説明図。 第１図 第３図 ２７１ζ′２Ｓ　λ 第４図 １６図 第７図 第９図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動車の下方を走行する台車に放水手段を備え、
   台車の走行に伴い自動車下部の洗浄を行なう装置におい
   て、所定のキー入力手段と、台車を往行と復行とで切り
   換えて走行させる駆動手段と、台車の走行位置を検出す
   る検出手段と、洗浄する自動車の重点洗浄箇所を設定す
   る設定手段と、前記キー入力手段におけるキー入力を伴
   う洗浄動作時には、前記検出手段で与える台車走行位置
   と設定手段で与える重点洗浄箇所とを対比して前記駆動
   手段を作動させ、重点洗浄箇所において台車を往復走行
   させるよう制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
   る自動車下部洗浄装置。
2. （２）カードリーダを備え、設定手段ではそこに挿入さ
   れるカードから読み取る情報に基づき重点洗浄箇所を設
   定することを特徴とする請求項（１）記載の自動車下部
   洗浄装置。（３）自動車の下方を走行する台車に放水手
   段を備え、台車の走行に伴い自動車下部の洗浄を行なう
   装置において、所定のキー入力手段と、台車を往行と復
   行とで切り換えて走行させる駆動手段と、台車走行中に
   前記キー入力手段においてキー入力があると、駆動手段
   を作動させてこの入力があった時点の台車走行位置に基
   づく所定の範囲で台車を往復走行させるよう制御する制
   御手段とを設けたことを特徴とする自動車下部洗浄装置
   。