JPH08142806A - 洗車方法および装置 - Google Patents

洗車方法および装置

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JPH08142806A
JPH08142806A JP31252294A JP31252294A JPH08142806A JP H08142806 A JPH08142806 A JP H08142806A JP 31252294 A JP31252294 A JP 31252294A JP 31252294 A JP31252294 A JP 31252294A JP H08142806 A JPH08142806 A JP H08142806A
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JP
Japan
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water
car
washing
nozzles
hand
Prior art date
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Pending
Application number
JP31252294A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yamagishi
豊 山岸
Yoshihiko Kutsukake
吉彦 沓掛
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MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗車機内に入り込んでの手洗い作業をする場
合に散水ノズルからの液だれを防止することを目的とす
る。 【構成】 手洗い作業ができるように洗車機が一旦停止
する洗車シーケンスを有した洗車機であって、手洗い作
業開始時に管路内にエアを供給して水抜きを行なうよう
にした。水抜きが終了した後は報知手段により手洗い作
業が実行可能であることを報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両を跨ぐように往復
走行して洗浄や乾燥を施すタイプの洗車機における洗車
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の洗車機は、車両を跨ぐよ
うに門型に形成され、本体の往復走行に伴い、車両に対
して洗浄,ワックスがけ,乾燥を実行し洗車を図るもの
である。そして、このような洗車動作のうち洗浄工程で
は、散水ノズルから洗浄水を噴射しながらブラッシング
を行なうタイプのものが広く知られており、また実施さ
れている。一方、車体への影響を考えて、ブラシを用い
ずに散水ノズルから洗浄水を噴射させて予備的な洗浄を
行ない、その後洗車機を一旦停止させて手作業により洗
い上げるノンブラシ洗車を行なう場合も増えており、こ
のような工程をシーケンスとして取り入れた洗車機のニ
ーズも高まっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の洗
車機では、洗車機の前方に車体検知用のセンサが設けら
れているため、洗車する車両の前端が洗車機に乗り込ん
だ状態で停車する必要があり、この状態で水垢取りやノ
ンブラシ洗車等のように手洗い作業を行なう場合には、
洗車機に乗り入れた車両前端への作業は洗車機内に入り
込んで行なっている。
【0004】この時、洗車機の上部、主に散水ノズルに
残留した洗浄水が落下し、作業者をぬらしてしまった
り、洗い上げた車体に水滴が落ちて汚してしまったりし
て、効率のよい作業ができなかった。そこで本発明は、
手洗い作業で洗車機内に入り込んだ時に、水滴によって
作業者や車体をぬらさないようにすることを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、洗車工程のうち車両の洗浄を目的と
する洗浄工程と車体の乾燥を目的とする乾燥工程との間
に車体を手洗いする手洗い工程を設け、この手洗い工程
の開始及び終了を報知する報知手段を備え、該報知手段
で報知される手洗い工程の開始までに散水ノズルに至る
洗浄水の管路にエアを導入して管路内に残留した洗浄水
を排出させるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、散水ノズルから洗浄水を噴射
する洗浄工程が終了すると、散水ノズルに洗浄水を供給
する管路にエアを導入して、管路内の水抜きが行なわれ
る。そして、この水抜きが終了すると、報知手段によっ
て手洗い作業が行なえることが報知され、洗車機内に入
り込んでの作業ができるようになる。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明一実施例について
説明する。図1は本発明における洗車機を説明する説明
図で、1は車両を跨ぐように門型に形成した洗車機本体
で、正逆可能なモータ2,2によって車輪3,3を回転
させ、地面に敷設されるレール4,4上を往復走行する
ものである。5は洗車機の走行位置を検出するロータリ
ーエンコーダで、モータ2の出力軸に連結し、モータ2
の回転方向を検出しながら単位角度回転毎にパルス信号
を出力している。6は洗車機の走行リミットを検出する
スイッチで、レール4における洗車機本体1の前進リミ
ット及び後進リミットにそれぞれ設けられるドック7に
よってスイッチングする。8は車両の有無の検出及び車
高を測定する超音波センサで、洗車機本体1の前方上部
に設けられている。9は主に車体の上面を乾燥するトッ
プノズル、10,10は主に車体の側面を乾燥するサイ
ドノズルで、それぞれ洗車機本体1内に設けられるブロ
ワ11,11に連通して高圧のエアを放出するものであ
る。12は本体前面に備えられる操作パネルで、主にこ
の洗車機の運転操作を行なう。
【0008】図2は本体1内に備えられる放水ノズル等
の配管機器の配置を示す説明図、図3は配管の接続を示
す説明図で、以下、この図面を用いて各管路を説明す
る。図中13,14,15,16,17,18はいずれ
も散水ノズルで、このうち14〜18はその途中に複数
のノズル口を有したアーチ状の管材より構成されてい
る。ノズル13,14は本体前側に位置する水用ノズル
で、13は主に車体の上面に、また14は車体の側面に
向けて水を噴射する。ノズル15,17は洗剤の水溶液
からなる洗浄水を散布する洗剤用ノズルで、特にノズル
17では発泡性洗剤を空圧の導入に伴って散布してい
る。ノズル16はワックス用ノズルでワックス剤水溶液
を散布する。ノズル18は本体後側の水用ノズルであ
る。
【0009】19はポンプで、送水管20を介して本体
1へ加圧水を供給している。21は送水管20と接続さ
れる分岐管で、本体1各部に配される散水ノズル13,
14,15,16,17,18と接続してポンプ19か
らの給水を分岐させる。この分岐管21から前記各ノズ
ルへ至る給水ホース22,23,24,25,26には
電磁弁27,28,29,30,31がそれぞれ設けら
れ、各ノズルへの給水が断通される。これにより、送水
管20,分岐管21及び給水ホース22,23,24,
25,26により給水管路が形成される。
【0010】32,33,34は本体1内に備えられる
液剤容器で、容器33にはワックス液が、容器32,3
4には洗剤液がそれぞれ貯えられている。35,36,
37は該容器32,33,34内の液剤を送液する液剤
管路で、少なくとも各液剤容器内にへの挿入端部は軟質
ホースで形成して挿脱自在とし、他端を給水ホース2
3,24,25に設けられる混合器38,39,40へ
接続している。混合器38,39,40は前記給水ホー
ス22,23,24,25,26と連通しディフューザ
状に絞られた給水流路内に液剤管路の出口端を臨ませた
構造をなし、該流路内の流水圧により液剤を吸入し給水
路内に混合させている。41,42,43は液剤管路3
5,36,37に設けられる電磁弁で、通常は閉止して
給水管路から水が液剤容器32,33,34に流下する
のを防止する。
【0011】44はエアコンプレッサーと連通し圧縮空
気を貯えるエアタンク、45,46,47はそれぞれ該
エアタンクと接続し圧縮空気を各所へもたらす空圧管路
である。このうち空圧管路45は電磁弁48を介してノ
ズル15と混合器36の間で給水ホース25と接続し、
その空圧を導入するディフューザ内に給水ホース25よ
りもたらされる洗剤混合液を発泡させてノズル15より
吐出させる。
【0012】前記空圧管路のうち46では電磁弁49を
介して送水管20と接続し、主に後述する水抜きの際に
給水管路内へ圧縮空気を送り、この給水管路内に残留す
る液体を給水ノズル13〜18より強制排出するもので
ある。尚、空圧管路47は電磁弁50を介して各液剤管
路35,36,37に接続し、圧縮空気の導入により該
管路中の液体を液抜きできるようになっているものであ
る。この実施例の洗車機は以上のような構成を有してい
るが、必要に応じて各種洗浄ブラシを装備してブラッシ
ング洗浄を行なえるようにしてもよい。
【0013】図4は本発明一実施例のブロック図で、こ
れを用いて制御系を説明する。51はマイクロコンピュ
ータからなる制御部で、演算処理を行なうCPU52,
プログラムや各種洗車データ等が記憶されるメモリ5
3、入出力インターフェイス54を備えている。入出力
インターフェイス54には、その入力側にロータリーエ
ンコーダ5,走行スイッチ6,超音波センサ8,そして
操作パネル12が接続され、出力側にはモータ2,ブロ
ワ11,操作パネル12,そしてポンプ・電磁弁をはじ
めとする管路系の電気部品と接続している。
【0014】操作パネル12は、各種洗車コースを選択
するコースキー55と、洗車を開始させるスタートキー
56,緊急停止させるストップキー57からなる入力部
と、洗車に必要な所望の表示内容を表示するディスプレ
イ58,音声出力またはブザー音等を発するスピーカ5
9からなる出力部とで構成されている。
【0015】このように構成される本実施例において、
手洗い洗車を行なう場合について説明する。操作パネル
12のコースキー55で"手洗い洗車"コースを選択する
と、図5に示すフローチャートが実行される。まず、洗
車機本体1の第1往路では、水用ノズル13,14,1
8と洗剤用ノズル15から散水し、水及び洗浄水を車体
に吹き付けるシャンプー工程が行なわれ(1)、その復路
では、洗剤用ノズル17から散水し、発泡性洗剤を車体
に吹き付けるリンス工程が行なわれる(2)。
【0016】リンス工程が終了し、本体1が停止位置に
きたことを検知すると、スピーカ59よりブザーを鳴動
させ(3)、図6のフローチャートに沿って各管路内の水
抜きが行なわれる(4)。これは、手洗い洗車を行なう場
合に洗車機内に入って作業をする必要があるためで、一
定時間管路内の水抜きを施し、ノズルから洗浄水等が滴
下しないようにするためのものである。そして、この水
抜き工程を行なっている間は、ブザーを鳴らして作業者
に報知するようにしているので、洗車機内に入っての作
業はこのブザーが停止してからが目安となる。
【0017】さて、図6において、電磁弁49を開放し
て空圧管路46を開くと、エアタンク44から分岐管2
1を介して各給水ホースに空気が供給される(a)。ここ
で前のシャンプー及びリンスの工程で使用したノズル1
3,14,15,17,18の水抜きを行なうために、
各電磁弁27,28,30,31を開放するが、一斉に
開放すると、相当の高圧で且つ大容量の圧縮空気が必要
となるので、いくつかのグループに分けて導入するよう
にしている。すなわち、最初は電磁弁27,31を開放
して水用ノズル13,14,18の水抜きを一定時間行
ない(b)、次に電磁弁28,30を開放して洗剤用ノズ
ル15,17の液抜きを行なうようになっている(c)。
尚、洗車機にブラシを備えている場合には、この水抜き
工程における管路の水抜き実行と相前後してブラシを空
転させ、ブラシの水きりを行なうようにすればよい。
【0018】こうして水抜きが終了すると、ブザーを停
止し(5)、かわりに『手洗いを行なってください』等の
音声を出力して水抜きの終了と手洗い作業が可能になっ
たことを報知する(6)。
【0019】手洗いが終了し、操作パネル12のスター
トキー56が入力されると(7)、洗車機本体1は再び走
行し、その第2往路では水用ノズル13,14,18及
びワックス用ノズル16から散水し、水及びワックスを
車体に吹き付けるワックス工程が行なわれ(8)、その復
路では、ブロワ11を駆動してトップノズル9及びサイ
ドノズル10,10から乾燥空気を吹き付ける乾燥工程
が行なわれる(9)。
【0020】尚、このような水抜き工程は、ブロー工程
の前に行なっても乾燥中に車体を濡らすことなくなるた
め効果的である。また、このような水抜きは連続して圧
縮空気を用いると、エアタンク44内の容量によって空
圧不足をきたすことがあるので、一定の時間間隔をおい
て空圧補充しながら行なうようにすれば、小容量の空圧
設備しかない場合も効果的に使用できるものである。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は構成され、手洗い
作業前の準備動作として配管系の残留水をエアにより強
制的に排出するようにしたので、手洗い作業時に洗車機
内に入り込んでも各ノズルから洗浄水が滴下することが
なく、吹き上げた車体や作業者を濡らすことがない。ま
た、特別な設備を追加することがないので、格別にコス
トをあげることがない。
【0022】また、手洗い作業が行なえるようになった
ことを報知する手段を備えたので、洗車機に入り込んで
作業ができるタイミングがつかみやすくなり、上記した
効果はより確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した洗車機を説明する説明図であ
る。
【図2】前記洗車機1内に備えられる配管機器の配置を
示す説明図である。
【図3】図2における配管の接続を示す説明図である。
【図4】同装置の制御系を示すブロック図である。
【図5】同装置の動作を示すフローチャート図である。
【図6】図5における水抜き動作を示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 11 ブロワ 13〜18 散水ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を跨ぐように往復走行して車両の洗
    浄や乾燥等を連続して行なう洗車機であって、この洗車
    機による洗車動作を一旦停止して手洗い作業を実行可能
    とした洗車方法において、前記手洗い作業の開始時に少
    なくとも洗浄水管路にエアを導入して管路内の洗浄水を
    排出させる準備動作を行なうことを特徴とする洗車方
    法。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の洗車方法を実施可能
    とした洗車機において、洗浄や乾燥等の工程からなる洗
    車シーケンスを使用者の選択によって適宜実行させる手
    段と、音声等により前記手洗い作業が行なえることを報
    知する手段とを備え、前記準備動作の終了時に前記報知
    手段で手洗い作業の実行可能を報知するようにしたこと
    を特徴とする洗車機。
JP31252294A 1994-11-21 1994-11-21 洗車方法および装置 Pending JPH08142806A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014008918A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Daifuku Co Ltd 洗車機
CN103587502A (zh) * 2012-08-10 2014-02-19 湖南华钜投资管理有限公司 一种新型智能化节水洗车系统及应用技术
CN104029659A (zh) * 2014-06-27 2014-09-10 武汉格林美城市矿产装备有限公司 报废汽车的自动清洗方法及其自动清洗装置

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CN103587502B (zh) * 2012-08-10 2015-06-17 湖南华钜环保科技发展有限公司 一种新型智能化节水洗车系统及应用技术
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