JP2565400Y2 - 洗車装置 - Google Patents

洗車装置

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JP2565400Y2
JP2565400Y2 JP1244892U JP1244892U JP2565400Y2 JP 2565400 Y2 JP2565400 Y2 JP 2565400Y2 JP 1244892 U JP1244892 U JP 1244892U JP 1244892 U JP1244892 U JP 1244892U JP 2565400 Y2 JP2565400 Y2 JP 2565400Y2
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vehicle
frame
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wax
car washing
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博 伝田
宏夫 山屋
寛雄 丸山
康信 太田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトンネル状に形成された
フレーム内を搬送する車両に対して洗浄,ワックス塗布
及び乾燥等の処理を順次行なう洗車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車装置はトンネル状に
形成されたフレーム内に回転ブラシ及び散水用のノズル
等の洗車器具を配設し、フレーム内を搬送する車両に対
してノズルより洗浄水を噴射して回転ブラシを車両の表
面に作用しながら車両の洗浄を行なっている。特に、気
温が極端に低い寒冷地に設置される洗車装置は外気温を
検出する温度センサを取付け、洗車を行なわない待機中
に前記温度センサが検出する外気温が所定温度より低く
なった場合に各ノズルに連通する管路に圧縮空気を導入
して管路内の洗浄水を排出してノズル及び管路の凍結防
止を行なっている。
【0003】
【考案を解決しようとする課題】このように、寒冷地に
設置される洗車装置は待機中におけるノズル及び管路内
の凍結防止は図れるものの、洗車中において搬送される
車両がフレーム後方で洗車処理を行なっている時にフレ
ームの前方に配設されるノズル及びそのノズルに連通す
る管路が凍結し、洗浄水が噴射できない問題があった。
本考案はこのような問題点に対処して成され、洗車中に
おけるノズル及び管路の凍結防止を行なうものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】このような問題点に対処す
る為に本考案は、トンネル状に形成されたフレームに少
なくとも各種液剤を噴射するノズルを配設し、前記フレ
ーム内を搬送する車両に対して洗浄及びワックス塗布等
の処理を順次行なう洗車装置において、外気温を検出す
る温度センサと、洗車実行中に前記温度センサが検出す
る外気温が所定温度以下の場合に前記ノズルより液剤を
所定時間噴射する凍結防止手段とを備えたものである。
【0005】
【実施例】以下、図面を基に本考案の実施例について説
明する。図1に洗車装置の平面図を示し、1はトンネル
状に形成した洗車装置本体で、後述する各種洗車器具を
配設した第1〜第5フレーム1a,1b,1c,1d,
1eを連結して本体1を組み立てている。2は本体1を
設置する床面に備えたコンベアで、本体1の車両進入側
及び車両退出側にそれぞれ軸支したスプロケット3,3
間に無端状のチェーン4を捲回し、一方のスプロケット
3を回動する電動機5によりチェーン4の外周に所定間
隔置きに配設したローラ6,6,…,6が車両のタイヤ
を後方より押して車両を搬送している。
【0006】7は第1及び第2フレーム1a,1b内を
搬送する車両に対して洗浄を行なう洗浄ブロックで、第
1及び第2フレーム1a,1bの両側に車両の前後面及
び側面に作用するサイドブラシ8,8,9,9を揺動自
在に支持すると共に第2フレーム1bの後部両側間に車
両の上面に作用するトップブラシ10を昇降自在に支持
している。また、洗浄ブロック7は予洗ノズル11,1
1をフレームの内方に向けて取り付けたアーチ状の清水
管路12,12,12を第1フレーム1aの前部に、洗
剤散布ノズル13,13をフレーム内方に向けて取り付
けた洗剤管路14,14,14を第1フレーム1aの後
部両側及び第2フレーム1bの中央上部に、洗剤濯ぎノ
ズル15,15をフレーム内方に向けて取り付けたアー
チ状の清水管路16を第2フレーム1bの後部にそれぞ
れ配設している。従って、洗浄ブロック7はコンベア2
により搬送される車両に対してまず予洗ノズル11,1
1より車両に向けて清水を噴射して車両のブラッシング
洗浄を行なう前に車両に付着している塵埃を除去する予
洗を行ない、続いて洗剤散布ノズル13,13より車両
に向けて洗剤液を散布しながら各ブラシ8,8,9,
9,10を車両の表面に作用させて車両の表面をブラッ
シング洗浄することにより車両の表面に付着した汚れを
叩き落す洗浄を行ない、最後に洗剤濯ぎノズル15,1
5より車両に向けて清水を噴射して車両に付着した洗剤
液を洗い流すリンスを行なっている。
【0007】17は第3フレーム1c内を搬送する車両
に対してワックス塗布を行なうワックス塗布ブロック
で、第3フレーム1cの前部両側に車両の側面に作用す
るサイドブラシ18,18を揺動自在に支持すると共に
第3フレーム1cの後部両側に車両の上面に作用するト
ップブラシ19を昇降自在に支持し、更にワックス散布
ノズル20,20をフレーム内方に向けて取り付けたワ
ックス配管21,21,21を第3フレーム1cの前部
両側及び中央上部にそれぞれ配設している。従って、ワ
ックス塗布ブロック17は洗浄ブロック7で洗浄が終了
した車両に対してワックス散布ノズル20,20よりワ
ックス液を散布しながら各ブラシ18,18,19を車
両の表面に作用させて車両の表面をポリッシングするこ
とにより車両の表面にワックスを塗り付けている。
【0008】22は第4フレーム1d内を搬送する車両
に対して車両に付着している余剰ワックス液の濯ぎ及び
タイヤの洗浄を行なうタイヤ洗浄ブロックで、第4フレ
ーム1dの両側下部にタイヤブラシ23,23をフレー
ム内方に向けて進退自在に支持すると共に散水ノズル2
4,24をタイヤブラシ23,23に向けて取り付けた
清水管路25,25をタイヤブラシ23,23の近傍
に、ワックス濯ぎノズル26,26,26をフレーム内
方に向けて取り付けた清水管路27,27,27を第4
フレーム1dの中央両側及び上部にそれぞれ配設してい
る。従って、タイヤ洗浄ブロック22はワックス塗布ブ
ロック17でワックス塗布が終了した車両に対してワッ
クス濯ぎノズル26,26,26より車両に向けて清水
を噴射して車両の表面に付着した余剰ワックス液を洗い
流すと共にタイヤブラシ23,23を車両のタイヤに作
用させてタイヤのブラッシング洗浄を行なっている。
【0009】28は第5フレーム1e内を搬送する車両
に対して乾燥を行なう乾燥ブロックで、第5フレーム1
eの上部にトップノズル29を昇降自在に支持すると共
に第5フレーム1eの両側にサイドノズル30,30を
備え、ブロワ31,31より供給された高圧空気を車両
の表面に向けて吹き出し、車両に付着した水滴を吹き飛
ばして車両の乾燥を行なっている。また、第5フレーム
1eには外気温を検出する温度センサ32を取付けてい
る。
【0010】続いて、図2を基に本考案の水系,空圧系
及び制御系を説明する。尚、図2において、太実線は水
系の配管を、太点線は空圧系の配管をそれぞれ示す。ま
た、図2において、記号A,B,C,D,E,F,Fは
図1に記載の記号A,B,C,D,E,F,Fに対応
し、各管路は配管接続されている。まず水系において、
33は清水を貯える水タンクで、水道等の水源34より
給水管路35及びボールタップ36を介して一定水位の
清水を供給している。37は水タンク33に浸水した水
中ポンプで、吐出側に逆止弁38を介挿した吐出管路3
9を接続している。40,41,42,43,44,4
5はそれぞれ前記吐出管路39より分岐した第1〜第6
の清水供給管路で、電磁弁46,47,48,49,5
0,51を介挿し、清水管路12,洗剤管路14,清水
管路16,ワックス管路21,清水管路25,25,2
7にそれぞれ連通している。
【0011】52及び53はそれぞれ濃縮洗剤液及び濃
縮ワックス液を貯える洗剤タンク及びワックスタンク、
54及び55はそれぞれ電磁弁47及び49より下流側
の第2の清水供給管路41及び第4の清水供給管路43
に介挿した混合器、56及び57はそれぞれ各タンク5
2,53と混合器54,55を接続し電磁弁58,59
を介挿した洗剤供給管路及びワックス供給管路で、第2
及び第4の清水供給管路を圧送する清水が混合器54,
55を通過する際各タンク52,53より各管路56,
57を介して濃縮洗剤液及び濃縮ワックス液を吸引して
所定濃度の洗剤液及びワックス液に希釈している。
【0012】続いて、空圧系において、60は圧縮空気
を供給するコンプレッサ等の空圧源で、各電磁弁61,
62,63を介挿した圧縮空気供給管路64,65,6
6を介して逆止弁38より下流側の吐出管路39及び電
磁弁58,59より下流側の洗剤管路56及びワックス
管路57にそれぞれ連通している。更に、制御系におい
て、67はマイクロコンピュータから成る制御装置で、
入力側に温度センサ32を、出力側に水中ポンプ37及
び各電磁弁46,47,48,49,50,51,5
8,59,61,62,63をそれぞれ接続し、凍結防
止処理では温度センサ32より検出した外気温に基づい
て水中ポンプ37及び各電磁弁46,47,48,4
9,50,51,58,59,61,62,63の制御
を行なっている。
【0013】次に、制御装置67が行なう処理動作につ
いて説明する。制御装置67は洗車を行なわない待機状
態において、温度センサ32が検出する外気温が設定温
度以下か否かを判断し、外気温が設定温度以下の場合は
各電磁弁61,62,63の開弁により各管路39,5
6,57に圧縮空気を導入して各管路39,40,4
1,42,43,44,45,56,57及び混合器5
4,55内に残留した液剤を各ノズル11,11,1
3,13,15,15,20,20,24,24,2
6,26,26より排出し、各ノズル11,11,1
3,13,15,15,20,20,24,24,2
6,26,26及び各管路12,12,12,14,1
4,14,16,16,16,21,21,21,2
5,25,27,27,27,39,40,41,4
2,43,44,45の凍結を防止している。
【0014】一方、制御装置67は搬送される車両の洗
車処理を実行している洗車中において、温度センサ32
が検出する外気温が設定温度以下の場合は洗車中駆動し
ている水中ポンプ37と各電磁弁46,47,48,4
9,50,51の開弁により各ノズル11,11,1
3,13,15,15,20,20,24,24,2
6,26,26より清水を数秒間噴射して各管路12,
12,12,14,14,14,16,16,16,2
1,21,21,25,25,27,27,27,3
9,40,41,42,43,44,45に残留してい
る液剤を放出して各ノズル11,11,13,13,1
5,15,20,20,24,24,26,26,26
及び各管路12,12,12,14,14,14,1
6,16,16,21,21,21,25,25,2
7,27,27,39,40,41,42,43,4
4,45の凍結を防止する処理を所定時間置きに行なっ
ている。また、凍結防止の処理と並行して各ブラシ8,
8,9,9,10,18,18,19を所定時間回転し
て各ブラシ8,8,9,9,10,18,18,19に
付着した水滴を飛び散らして各ブラシ8,8,9,9,
10,18,18,19の凍結を防止する処理を行なっ
ている。こうして、制御装置67は洗車実行中及び待機
中においてノズル及び管路の凍結防止が自動で行なえ、
ノズル及び管路の凍結を未然に防ぐことができる。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案は構成され、トンネ
ル状に形成されたフレームに少なくとも各種液剤を噴射
するノズルを配設し、前記フレーム内を搬送する車両に
対して洗浄及びワックス塗布等の処理を順次行なう洗車
装置において、外気温を検出する温度センサと、洗車実
行中に前記温度センサが検出する外気温が所定温度以下
の場合に前記ノズルより液剤を所定時間噴射する凍結防
止手段とを備えたことにより、洗車中に配管の凍結防止
措置が自動で行なえ、配管の凍結を未然に防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である洗車装置の平面図であ
る。
【図2】同洗車装置における水系,空圧系及び制御系の
構成図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e フレーム 11,13,15,20,24,26 ノズル 32 温度センサ 67 凍結防止手段に相当する制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大屋 貴史 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケ ー精工株式会社商品開発研究所内 審査官 山口 直 (56)参考文献 特開 昭62−77265(JP,A) 特開 平4−300761(JP,A) 実開 昭60−165504(JP,U) 実開 昭60−137657(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル状に形成されたフレームに少な
    くとも各種液剤を噴射するノズルを配設し、前記フレー
    ム内を搬送する車両に対して洗浄及びワックス塗布等の
    処理を順次行なう洗車装置において、外気温を検出する
    温度センサと、洗車実行中に前記温度センサが検出する
    外気温が所定温度以下の場合に前記ノズルより液剤を所
    定時間噴射する凍結防止手段とを備えたことを特徴とす
    る洗車装置。
JP1244892U 1992-02-06 1992-02-06 洗車装置 Expired - Lifetime JP2565400Y2 (ja)

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JPH0564023U JPH0564023U (ja) 1993-08-24
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