JP2521892Y2 - 洗車装置 - Google Patents

洗車装置

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JP2521892Y2
JP2521892Y2 JP2178192U JP2178192U JP2521892Y2 JP 2521892 Y2 JP2521892 Y2 JP 2521892Y2 JP 2178192 U JP2178192 U JP 2178192U JP 2178192 U JP2178192 U JP 2178192U JP 2521892 Y2 JP2521892 Y2 JP 2521892Y2
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JP
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vehicle
brush
standby position
rotating
rotating brush
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JP2178192U
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JPH0572622U (ja
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博 伝田
宏夫 山屋
康信 太田
貴史 大屋
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MK Seiko Co Ltd
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MK Seiko Co Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両表面に作用させて車
両の洗浄を行なう回転ブラシの凍結防止を図った洗車装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車装置は洗車装置本体
に回転ブラシを備え、車両を搬送もしくは本体を走行さ
せるのに伴い前記回転ブラシを車両の表面に作用させ
て、洗浄水の散布と共に車両の表面をブラッシング洗浄
していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、冬期の気温
が極端に低い寒冷地にこの種の洗車装置を設置した場
合、洗車が終了した後に回転ブラシに残留した洗浄水が
凍結して次回洗車を行なった時に凍結した回転ブラシの
回転により車両の表面を傷める問題が生じていた。本考
案はこのような問題点に対処して成され、回転ブラシの
凍結防止を図った洗車装置を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決する為の手段】このような問題点を解決す
る為に本考案は、車両を搬送もしくは本体を走行させる
のに伴い各種回転ブラシを待機位置から車両の表面に作
用させて車両の洗浄を行なう洗車装置において、前記回
転ブラシの凍結防止措置の要否を検出する検出手段と、
前記待機位置に保持した回転ブラシを回転した時に回転
ブラシが当たる位置に当接部材を設け、前記検出手段に
より凍結防止措置の必要を検出したら車両洗車後待機位
置に復帰した回転ブラシを所定時間回転するものであ
る。
【0005】
【実施例】以下、図面を基に本考案の実施例について説
明する。図1に洗車装置の平面図を示し、1はトンネル
状に形成された洗車装置本体で、後述する各種洗車器具
を配設した第1フレーム〜第4フレーム1a,1b,1
c,1dを連結している。2は本体1を設置する床面に
備えたコンベアで、本体1の車両進入側及び車両退出側
の床面にそれぞれ軸支したスプロケット3,3間に無端
状のチェーン4を捲回し、一方のスプロケット3を回動
する電動機5によりチェーン4の外周側に所定間隔置き
に配設した案内ローラ6,6,…,6が車両の片側のタ
イヤを後方より押して車両を搬送している。7は第4フ
レーム1dに備えた温度センサで、本体1の周辺の温度
を検出し、凍結防止措置の要否を検出する検出手段に相
当している。尚、他の検出手段として洗車コースを選択
する操作部に凍結防止スイッチを備え、必要に応じて凍
結防止処理を行なえるようにしていもよい。
【0006】8は第1フレーム1a及び第2フレーム1
b内を搬送する車両に対して洗浄を行なう洗浄ブロック
で、車両の前端面より側面後方に至る範囲をブラッシン
グする左右一対のフロント・サイドブラシ9,9と、車
両の側面前方より後端面に至る範囲をブラッシングする
左右一対のリア・サイドブラシ10,10と、車両の上
面をブラッシング洗浄するトップブラシ11とを備え、
コンベア2により搬送される車両に対して洗剤液を散布
しながら各ブラシ9,9,10,10,11を車両の表
面に作用させて車両の表面に付着した頑固な汚れを叩き
落している。
【0007】12は車両の洗浄に続いて第3フレーム1
c内を搬送する車両に対してワックス塗布を行なうワッ
クス塗布ブロックで、車両の側面をポリッシングする左
右一対のサイドブラシ13,13と、車両の上面をポリ
ッシングするトップブラシ14とを備え、洗浄ブロック
8で洗浄が完了しコンベア2により搬送される車両に対
してワックス液を散布しながら各ブラシ13,13,1
4を車両の表面に作用させて車両の表面にワックスを塗
り付けている。
【0008】15は車両のワックス塗布に続いて第4フ
レーム1d内を搬送する車両に対して乾燥を行なう乾燥
ブロックで、第4フレーム1dの上方にトップノズル1
6を、第4フレーム1dの側方に左右一対のサイドノズ
ル17,17をそれぞれ備え、ブロワ18,18より供
給された高圧空気を車両に向けて吹き付け、車両の表面
に付着した水滴を吹き飛ばして車両の表面に付着した水
滴を除去している。
【0009】続いて、図2及び図3を基にフロント・サ
イドブラシ9の取り付け構造について説明する。図2は
車両搬送方向向かって左側の待機位置に保持したフロン
ト・サイドブラシ9の平面図、図3はその斜視図であ
り、フロント・サイドブラシ9は第1フレーム1aの前
部左側に揺動自在に軸支したアーム19の先端に回動自
在に吊り下げ支持し、アーム19が車両の搬送方向と略
並行となるフロント・サイドブラシ9の待機位置(実
線)からアーム19が車両の搬送方向と略直角となるフ
ロント・サイドブラシ9の作動位置(点線)の間を回動
可能に形成している。20はアーム18の下面に固定し
た電動機で、伝達機構(図示せず)を介してフロント・
サイドブラシ9を回転駆動している。
【0010】21はアーム19と第1フレーム1aの適
宜位置の間に結着したスプリングで、フロント・サイド
ブラシ9を車両に押し当てる方向に附勢している。22
はアーム19と第1フレーム1aの側方との間に連結し
たエアシリンダで、通常エアシリンダ22のロット部を
縮短する方向に圧縮空気を供給してフロント・サイドブ
ラシ9を第1フレーム1aの側方の待機位置に保持し、
車両洗浄時エアシリンダ22による附勢を解いてスプリ
ング21の附勢によりフロント・サイドブラシ9を車両
に作用させている。23はフロント・サイドブラシ9を
待機位置に保持した状態でフロント・サイドブラシ9を
回転した時にフロント・サイドブラシ9が当たる位置で
且つフロント・サイドブラシ9の軸と並行に設けたパイ
プ状の当接部材で、車両のブラッシング洗浄が終了して
待機位置に復帰したフロント・サイドブラシ9を空回転
してフロント・サイドブラシ9に付着した液剤を叩き落
してフロント・サイドブラシ9の水切りを行ない、フロ
ント・サイドブラシ9の凍結を防止している。尚、第1
フレーム〜第3フレーム1a,1b,1cに配設したサ
イドブラシ9,10,10,13,13の待機位置にも
同様な当接部材を備えている。
【0011】次に、図4を基にトップブラシ11の取り
付け構造について説明する。図4はトップブラシ11を
待機位置に保持した側面図で、トップブラシ11は第2
フレーム1bの両側に支軸24を介して揺動自在に保持
したアーム25の先端間に回動自在に支持し、第2フレ
ーム1bの上方にトップブラシ11を保持した待機位置
(実線)からトップブラシ11が垂れ下がった下限位置
(点線)の間を昇降可能に形成している。26はアーム
25に固着した電動機で、伝達機構(図示せず)を介し
てトップブラシ11を回転駆動している。27はアーム
25に固着した作動アーム28と第2フレーム1bの適
宜個所の間に連結したエアシリンダで、通常エアシリン
ダ27のロット部を縮短する方向に圧縮空気を供給して
トップブラシ11を待機位置に保持し、車両洗浄時エア
シリンダ27による附勢を解いてトップブラシ11を下
降してトップブラシ11を車両の上面に作用させてい
る。29はトップブラシ11を待機位置に保持した状態
でトップブラシ11を回転した時にトップブラシ11が
当たる位置で且つトップブラシ11の軸と並行に設けた
パイプ状の当接部材で、車両上面のブラッシング洗浄が
終了して待機位置に復帰したトップブラシ11を空回転
してトップブラシ11に付着した液剤を叩き落してトッ
プブラシ11の水切りを行ない、トップブラシ11の凍
結を防止している。尚、第3フレーム1cに配設したト
ップブラシ14の待機位置にも同様な当接部材を備えて
いる。また、フレームの骨組みあるいはフレーム上方の
壁面を当接部材として利用してもよい。
【0012】図5は制御部のブロック図であり、30は
マイクロコンピュータから成る制御装置で、コンベア2
の駆動,各ブラシの開閉動作及び回転駆動を制御してい
る。制御装置30は洗車のスタートを検出すると、コン
ベア2の駆動により車両の搬送を開始し、車両の走行距
離に基づいて各ブラシを所定のタイミングで車両の該当
個所に作用させて車両表面のブラッシングを行なう。こ
こで、温度センサ7より検出する外気温が所定温度以上
の場合は車両の該当個所のブラッシングが完了してから
ブラシを待機位置に復帰してブラシの回転を停止し、外
気温が所定温度を下回った場合はブラシの凍結防止処理
として車両の該当個所のブラッシングが完了したブラシ
を待機位置に復帰して所定時間ブラシを空回転してブラ
シに付着した液剤を叩き落してブラシの水切りを行な
い、ブラシの凍結を防止している。ブラシに付着した液
剤が除去されると、例え外気温が下がってもブラシが凍
結する恐れがなく安心してブラシを車両の表面に作用さ
せることができる。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案は構成され、車両を
搬送もしくは本体を走行させるのに伴い各種回転ブラシ
を待機位置から車両の表面に作用させて車両の洗浄を行
なう洗車装置において、前記回転ブラシの凍結防止措置
の要否を検出する検出手段と、前記待機位置に保持した
回転ブラシを回転した時に回転ブラシが当たる位置に当
接部材を設け、前記検出手段により凍結防止措置の必要
を検出したら車両洗車後待機位置に復帰した回転ブラシ
を所定時間回転することにより、回転ブラシの水切りが
完全に行なえ、回転ブラシの凍結を未然に防止すること
ができる。従って、本考案の洗車装置を寒冷地で問題な
く安心して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である洗車装置の平面図であ
る。
【図2】同洗車装置におけるフロント・サイドブラシ9
の要部拡大平面図である。
【図3】同洗車装置におけるフロント・サイドブラシ9
の斜視図である。
【図4】同洗車装置におけるトップブラシ11の要部拡
大側面図である。
【図5】同洗車装置における制御系のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 洗車装置本体 7 検出手段に相当する温度センサ 9,11 回転ブラシに相当するフロント・サイドブラ
シ及びトップブラシ 23,29 当接部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を搬送もしくは本体を走行させるの
    に伴い各種回転ブラシを待機位置から車両の表面に作用
    させて車両の洗浄を行なう洗車装置において、前記回転
    ブラシの凍結防止措置の要否を検出する検出手段と、前
    記待機位置に保持した回転ブラシを回転した時に回転ブ
    ラシが当たる位置に当接部材を設け、前記検出手段によ
    り凍結防止措置の必要を検出したら車両洗車後待機位置
    に復帰した回転ブラシを所定時間回転することを特徴と
    する洗車装置。
JP2178192U 1992-03-10 1992-03-10 洗車装置 Expired - Lifetime JP2521892Y2 (ja)

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JP2178192U JP2521892Y2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 洗車装置

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JP2178192U JP2521892Y2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 洗車装置

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Publication Number Publication Date
JPH0572622U JPH0572622U (ja) 1993-10-05
JP2521892Y2 true JP2521892Y2 (ja) 1997-01-08

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3344271B2 (ja) * 1997-04-07 2002-11-11 株式会社ダイフク 洗車機のブラシの水切り方法
JP5873642B2 (ja) * 2011-03-25 2016-03-01 エムケー精工株式会社 洗車機

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JPH0572622U (ja) 1993-10-05

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