JP2953261B2 - 洗車機 - Google Patents
洗車機Info
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Description
で搬送しながら洗浄しさらに乾燥する洗車機に関するも
のである。
開平3−90456号公報に示されるものがある。すな
わち、床面に洗車機本体が設置され、この洗車機本体内
には、前部から順に洗浄部とワックス部と乾燥部とが形
成されている。このうち、上記洗浄部には、被洗浄車両
の両側面を洗浄する洗浄用サイドブラシと、両側面下部
および車輪の側面を洗浄する洗浄用ロッカーブラシと、
上面を洗浄する洗浄用トップブラシとが設けられてい
る。
両側面にワックスを塗付するワックス用サイドブラシ
と、上面にワックスを塗付するワックス用トップブラシ
とが設けられている。
燥するサイドノズルと、上面を乾燥するトップノズルと
が設けられている。また、床面には、被洗浄車両を前方
から洗車機本体内に搬入するとともに洗車機本体内から
後方へ搬出する車両搬送装置が設置されている。
置により洗車機本体内を搬送されながら各ブラシにより
洗浄およびワックス塗付された後、トップノズルとサイ
ドノズルとにより乾燥される。
従来形式では、被洗浄車両の後部がワックス部のワック
ス用サイドブラシやワックス用トップブラシでワックス
塗付されると同時に、被洗浄車両の前部が乾燥部のサイ
ドノズルやトップノズルで乾燥される場合、これらワッ
クス用サイドブラシやワックス用トップブラシの回転に
より液体ワックスや水滴の飛沫が乾燥中の被洗浄車両の
前部に飛散して付着し充分な乾燥ができないといった問
題が生じた。
と乾燥部との間に被洗浄車両の全長よりも長いスペース
を形成し、被洗浄車両がワックスを塗付されてワックス
部からスペース内に完全に搬出された際、ワックス用サ
イドブラシやワックス用トップブラシを停止する。その
後、被洗浄車両は乾燥部に搬送されてサイドノズルやト
ップノズルで乾燥される。しかしながら、この方法で
は、ワックス部と乾燥部との間に被洗浄車両の全長より
も長いスペースを形成する必要があるため、洗車機本体
が大型化するといった問題があった。
の飛沫が回転中のブラシから乾燥中の洗浄車両側に付着
することを防止できる洗車機を提供することを目的とす
るものである。
に本発明における洗車機は、床面に門形状の据置型洗車
機本体を設置し、この洗車機本体内に、被洗浄車両を前
方から洗車機本体内に搬入するとともに洗車機本体内か
ら後方へ搬出する搬送装置と、ブラシと、被洗浄車両の
上面を乾燥させるトップノズルとを設け、このトップノ
ズルをブラシの後方に位置させるとともに、トップノズ
ルとブラシとの間に副トップノズルを設け、上記洗車機
本体に、上記トップノズルへ空気を供給する第1のブロ
ア装置と、上記副トップノズルへ空気を供給する第2の
ブロア装置とが設けられ、上記トップノズルと副トップ
ノズルとは別々の昇降装置によって昇降されるものであ
る。
り搬送されながらブラシで洗浄され、その後、被洗浄車
両の上面はトップノズルで乾燥される。この際、トップ
ノズルよりも先に副トップノズルが空気を被洗浄車両の
上面に向かって吹き付けるため、被洗浄車両の予備乾燥
が行えるとともにトップノズルとブラシとの間にエアカ
ーテンが形成される。これにより、回転中のブラシから
飛散した液体の飛沫はエアカーテンで遮られるため、液
体の飛沫が乾燥中の被洗浄車両側に付着することは防止
される。
いて説明する。図4,図5に示すように、床面1には、
据置型の洗車機本体2と、前方から洗車機本体2を貫通
して後方に達する左右一対のローラコンベヤ3(搬送装
置の一例)とが設置されている。上記洗車機本体2は門
形状に形成され、前部から順に洗浄部4,ワックス塗付
部5,乾燥部6が形成されている。また、洗車機本体2
の前端部には、被洗浄車両7の車高を検出するソニック
センサ8が取付けられている。
下部および車輪11の側面を洗浄する左右一対の洗浄用ロ
ッカーブラシ12と、被洗浄車両7の上面を洗浄する洗浄
用トップブラシ13と、被洗浄車両7の両側面を洗浄する
左右一対の洗浄用サイドブラシ14と、洗浄水を噴射する
洗浄水アーチ15と、洗剤を噴射する洗剤アーチ16とが設
けられている。
の上面にワックスを塗付するワックス用トップブラシ17
と、被洗浄車両7の両側面および車輪11の側面にワック
スを塗付する左右一対のワックス用ロッカーブラシ18
と、液体ワックスを噴射するワックスアーチ19と、ワッ
クスの下地剤を噴射するワックス下地アーチ20と、フッ
ソコート剤を噴射するフッソコートアーチ21とが設けら
れている。
乾燥させるトップノズル24が昇降自在に設けられてい
る。このトップノズル24は上記ワックス用ロッカーブラ
シ18の後方に位置し、トップノズル24とワックス用ロッ
カーブラシ18との間には昇降自在な副トップノズル25が
設けられている。また、上記トップノズル24の後方に
は、被洗浄車両7の両側面を乾燥させるサイドノズル26
が左右一対設けられている。
の上面には、トップノズル24へ空気を送り込む左右一対
の送風管27a,27bの一端が接続されている。また、送
風管27a,27bの他端は乾燥部6に設けられた第1ブロ
ア装置28a,28bに接続されている。尚、トップノズル
24の下端部には空気噴出口29が形成されている。同様
に、副トップノズル25にも送風管30a,30bの一端が接
続され、これら送風管30a,30bの他端は第2ブロア装
置31a,31bに接続されている。副トップノズル25の下
端部には空気噴出口29が形成されている。
トップノズル24を昇降させる第1昇降装置34と、副トッ
プノズル25を昇降させる第2昇降装置35とがそれぞれ左
右一対設けられている。すなわち、上記第1昇降装置34
は、上部スプロケット36および下部スプロケット37と、
これら上下一対の両スプロケット36,37間に巻張される
チェン38とにより形成される。これらチェン38にはガイ
ドローラ39を有する移動体40がそれぞれ取付けられ、左
右両移動体40間に設けられる一本の支持パイプ41の前側
にトップノズル24が取付けられている。また、洗車機本
体2側には、チェン38に沿って上下方向に延びるガイド
レール42が左右一対設けられ、上記各移動体40はガイド
ローラ39を介して各ガイドレール42に案内されながら昇
降する。尚、両ガイドレール42は対向面が開口したチャ
ンネル材である。
電動機43がそれぞれ設けられている。これら電動機43
は、各ガイドレール42の上端部に設けられた取付台44に
取付けられている。これら電動機43の出力軸はそれぞれ
相対向する上部スプロケット36に直結されている。
34と同一の構造を有している。尚、副トップノズル25の
下限位置は、被洗浄車両7の屋根よりやや高い箇所に設
定されているため、トップノズル24の下限位置よりも高
位にある。
第1昇降装置34の両電動機43が駆動して、両チェン38が
回動し、両移動体40がガイドローラ39を介して各ガイド
レール42に案内されながら昇降するため、トップノズル
24が昇降する。また、副トップノズル25も同様に、第2
昇降装置35の両電動機43が駆動することにより昇降す
る。
ル25とを用いた洗車は以下のように行われる。すなわ
ち、先ず、図4の仮想線aで示すように、被洗浄車両7
が左右一対のローラコンベヤ3の始端部に乗り込んで停
止する。その後、ローラコンベヤ3が駆動して被洗浄車
両7は洗車機本体2内に搬入される。この際、ソニック
センサ8が被洗浄車両7の車高を検出する。
動して被洗浄車両7の両側面下部および車輪11の側面を
洗浄し、洗浄用サイドブラシ14が回転駆動して被洗浄車
両7の両側面および前後面を洗浄し、洗浄用トップブラ
シ13が回転駆動して被洗浄車両7の上面を洗浄する。そ
の後、被洗浄車両7は洗浄部4からワックス塗付部5に
搬送され、ワックス用トップブラシ17が回転駆動して被
洗浄車両7の上面にワックスを塗付し、ワックス用ロッ
カーブラシ18が回転駆動して被洗浄車両7の両側面およ
び車輪11の側面にワックスを塗付する。そして、図1に
示すように、副トップノズル25が駆動して、ソニックセ
ンサ8で検出された車高に基づいて昇降する。この副ト
ップノズル25の昇降に続いてトップノズル24も検出され
た車高に基づいて昇降し、これにより被洗浄車両7の上
面が乾燥される。
れる空気により、被洗浄車両7の上面が予備乾燥される
とともに、ワックス塗付部5と乾燥部6との間にエアカ
ーテンが形成される。このようにワックス塗付部5と乾
燥部6との間は副トップノズル25が形成するエアカーテ
ンにより仕切られるため、回転駆動中のワックス用トッ
プブラシ17およびワックス用ロッカーブラシ18に付着し
た液体ワックスや水滴などの飛沫がトップノズル24側ま
で飛散することは防止される。これにより、液体ワック
スや水滴などの飛沫が乾燥中の被洗浄車両7に付着する
ことが防止されるため、被洗浄車両7の後部にワックス
を塗付しながら被洗浄車両7の前部を充分に乾燥するこ
とが行える。したがってワックス用ロッカーブラシ18か
らトップノズル24までの間隔が短縮でき、洗車機本体2
がコンパクトになる。
ズル26により乾燥された後、図4の仮想線bで示すよう
に、被洗浄車両7はローラコンベヤ3の終端部から後方
へ排出される。
ーラコンベヤ3を設けたが、これはベルトコンベヤであ
ってもよい。
ズルよりも先に副トップノズルが空気を被洗浄車両の上
面に向かって吹き付けるため、被洗浄車両の予備乾燥が
行えるとともにトップノズルとブラシとの間にエアカー
テンが形成される。これにより、回転中のブラシから飛
散した液体の飛沫はエアカーテンに遮られるため、液体
の飛沫が乾燥中の被洗浄車両側に付着することは防止さ
れる。これにより、被洗浄車両の上面は十分に乾燥され
る。また、ブラシからトップノズルまでの距離を短縮で
きるため、洗車機本体を小型化することが可能である。
構成を示す側面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 床面に門形状の据置型洗車機本体を設置
し、この洗車機本体内に、被洗浄車両を前方から洗車機
本体内に搬入するとともに洗車機本体内から後方へ搬出
する搬送装置と、ブラシと、被洗浄車両の上面を乾燥さ
せるトップノズルとを設け、このトップノズルをブラシ
の後方に位置させるとともに、トップノズルとブラシと
の間に副トップノズルを設け、 上記洗車機本体に、上記トップノズルへ空気を供給する
第1のブロア装置と、上記副トップノズルへ空気を供給
する第2のブロア装置とが設けられ、 上記トップノズルと副トップノズルとは別々の昇降装置
によって昇降される ことを特徴とする洗車機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19152193A JP2953261B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 洗車機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19152193A JP2953261B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 洗車機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0747933A JPH0747933A (ja) | 1995-02-21 |
JP2953261B2 true JP2953261B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=16276048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19152193A Expired - Fee Related JP2953261B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 洗車機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2953261B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5083960B2 (ja) * | 2007-11-09 | 2012-11-28 | ダイハツ工業株式会社 | 車体洗浄装置 |
-
1993
- 1993-08-03 JP JP19152193A patent/JP2953261B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0747933A (ja) | 1995-02-21 |
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