JPH06170289A - 搬送ベルト洗浄手段を備えたワーク搬送装置 - Google Patents

搬送ベルト洗浄手段を備えたワーク搬送装置

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JPH06170289A
JPH06170289A JP4329612A JP32961292A JPH06170289A JP H06170289 A JPH06170289 A JP H06170289A JP 4329612 A JP4329612 A JP 4329612A JP 32961292 A JP32961292 A JP 32961292A JP H06170289 A JPH06170289 A JP H06170289A
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JP
Japan
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work
belts
solvent
cleaning
transporting
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JP4329612A
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English (en)
Inventor
Takashi Tokunaga
孝 徳永
Ryozo Watanabe
良三 渡辺
Akira Tada
昭 多田
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OM Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/20Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material from moving belts, e.g. filtering belts or conveying belts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/02Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
    • B05B13/04Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation
    • B05B13/0405Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation with reciprocating or oscillating spray heads

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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク搬送ベルトに付着した塗料を自動除去
することができ、スプレー式自動塗布装置のコスト削減
及び省人化を達成できる搬送ベルト洗浄手段を備えたワ
ーク搬送装置を提供する。 【構成】 ワーク搬送装置10は、ワークWの両側縁部
を支持する一対の無端搬送ベルト14を備える。一対の
搬送ベルト14は、駆動モータ26の駆動により矢印B
方向へ同期して移動し、ワークWを噴霧ノズル12の下
方へ搬送する。各搬送ベルト14の下方には、搬送ベル
ト14に付着した塗料を洗浄除去するための洗浄槽34
が設置される。洗浄槽34内には、付着塗料を溶解可能
な溶剤とベルトに残留する溶剤及び溶解塗料を洗浄可能
な液体とが、別室に貯留される。戻り方向へ移動する搬
送ベルト14は、ローラ42を介して洗浄槽34内に導
入され、溶剤及び液体によって付着塗料を洗浄除去され
た後、槽外に導出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワーク搬送装置に関し、
特に、スプレー式自動塗布装置において、ワーク搬送ベ
ルトに付着する塗料を連続的に自動洗浄可能な搬送ベル
ト洗浄手段を備えたワーク搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばプリント配線板の製造工程
におけるソルダレジストの自動塗布用に、複数のワーク
(プリント配線板)を連続して所定方向へ送るワーク搬
送装置と、ワーク搬送装置上でワークの送り方向に直交
して往復移動し、ワーク表面に塗料(ソルダレジスト)
を吹き付ける噴霧ノズルとを備えたスプレー式自動塗布
装置が開発、利用されている。この種の塗布装置におい
ては、ワーク搬送装置の無端搬送ベルトに塗料が付着す
ると、搬送ベルトに載せられる新規のワークがその付着
塗料によって汚れたり、また、プーリやローラ等の搬送
機構に付着塗料が堆積して搬送ベルトの移動に悪影響を
及ぼす危惧があるので、搬送ベルトへの吹き付け塗料の
付着を極力防止する必要がある。
【0003】搬送ベルトへの吹き付け塗料の付着を防止
する手段として、ワークの側方で露出する搬送ベルトの
上方に、紙等からなる覆いをベルトと共に移動可能に配
置する方法が知られている。覆いは、ワーク塗布時にワ
ーク側方に吹き付けられる余分な塗料を受取り、その
後、新しいものに交換される。この方法では、大量の覆
いを消費し、また覆いを交換する人手を要するので、製
造コストが上昇するとともに省人化を妨げる問題があ
る。そこで、本願出願人は本発明の出願に先立ち、特願
平3−137852号において、搬送ベルトと噴霧ノズ
ルとの間にワークの両側縁部を覆うように配置された一
対の円筒体を備える塗料汚れ防止装置を提案した。この
装置では、ワークの両側縁部に露出する搬送ベルトの上
方にて、一対の円筒体が、ワーク側方に吹き付けられる
余分な塗料を受け取る。さらに各円筒体は、駆動手段の
駆動によりワークの送り方向に平行な軸線に関して回転
し、搬送ベルトの外方に配置したスクレーパが円筒体上
の塗料を掻き落とすことによって、余分な塗料が連続的
に外部に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の塗料汚れ防止装
置では、搬送ベルトへの塗料の付着を防止する被覆手段
として、連続使用が可能な回転式円筒体を使用したの
で、被覆手段の交換に伴う製造コストの増加や人員配置
の問題が解決される。しかしながら、回転体の駆動手段
を必要とするので装置構造が複雑になる課題を有し、ま
た、霧状に散布され浮遊する塗料が、回転体では被覆し
きれずに搬送ベルトに付着してしまう場合があり、確実
な付着防止効果が得られなかった。
【0005】本発明は、上記の従来技術における課題を
解決するために鋭意、工夫改善を施したものであり、そ
の目的は、ワーク搬送ベルトに付着した余分な塗料を略
完全に自動除去することができ、スプレー式自動塗布装
置のコスト削減及び省人化を達成できる搬送ベルトの付
着塗料除去手段を備えたワーク搬送装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、それぞれの所定ループ軌道上で同期して
移動する複数の無端搬送ベルトを備え、被塗布ワーク
を、各々の搬送ベルトの共通の送り方向へ移動する部分
が支持して、スプレー式自動塗布装置の塗料塗布領域へ
自動搬送するワーク搬送装置において、各々の搬送ベル
トの戻り方向へ移動する部分の近傍に配置され、塗料塗
布領域にて散布される塗料を溶解可能な溶剤を貯留する
戻り方向の上流側隔室と、溶剤を洗浄可能な液体を貯留
する戻り方向の下流側隔室とを備えた少なくとも1つの
洗浄槽と、各々の搬送ベルトの戻り方向へ移動する部分
を、洗浄槽の上流側隔室に導入して溶剤に浸漬し、かつ
上流側隔室から洗浄槽外部へ一旦導出した後、下流側隔
室へ導入して液体に浸漬し、さらに下流側隔室から洗浄
槽外部へ導出するベルト案内手段とを具備した搬送ベル
ト洗浄手段を備えるワーク搬送装置を提供する。
【0007】上記洗浄槽は、複数の上記搬送ベルトのそ
れぞれに個別に設けることができる。また、上記ベルト
案内手段は、それぞれを上記搬送ベルトが順次、巻回か
つ通過する複数のローラから構成してもよい。
【0008】
【作用】複数の無端搬送ベルトは被塗布ワークを塗料塗
布領域へ搬送し、そこでワークに塗布されない余分な散
布塗料が搬送ベルトに付着する。その後、送り方向から
戻り方向へ転回された搬送ベルトは、ベルト案内手段に
よってまず洗浄槽の上流側隔室に導入され、溶剤に浸漬
されつつ移動することによって付着塗料を溶解除去され
る。さらに、洗浄槽外部へ一旦導出された後に下流側隔
室へ導入され、液体に浸漬されつつ移動することによっ
て、ベルト表面に残留する溶剤及び溶解塗料が洗浄除去
される。このようにして付着塗料を洗浄除去された搬送
ベルトは、その後、戻り方向から送り方向へ転回され、
新規の被塗布ワークを受け取る。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に示した好適な実施例に基づ
き、本発明をさらに詳細に説明する。図面を参照する
と、図1は、複数の薄板状ワーク(例えばプリント配線
板)Wを所定方向へ連続して搬送するワーク搬送装置1
0と、ワーク搬送装置10の上方に配置され、ワークW
の表面に霧状の塗料(例えばソルダレジスト塗液)Pを
吹き付ける噴霧ノズル12とを示す。噴霧ノズル12
は、スプレー式自動塗布装置の図示しないフレームに支
持され、ワーク搬送装置10の上方でワークWの送り方
向に直交する方向(矢印Aで図示)へ往復移動しつつ、
塗料Pを散布する。
【0010】本発明の実施例によるワーク搬送装置10
は、ワークWの両側縁部を下方から支持する一対の搬送
ベルト14を備える。各搬送ベルト14は、平坦面を有
する無端ベルトからなり、相互に平行に配置されてそれ
ぞれ長手方向一端部で駆動プーリ16に、他端部で従動
プーリ18に支持される。各駆動プーリ16は共通の駆
動シャフト20に連結され、駆動シャフト20は、各搬
送ベルト14の外方に配置される基礎フレーム22に回
動可能に軸支される。各従動プーリ18は、基礎フレー
ム22に連結されたそれぞれのシャフト24に回動可能
に支持される。駆動シャフト20は、チェーン/スプロ
ケット等の動力伝達機構によって、駆動モータ26の出
力軸に連結される。このようにして一対の搬送ベルト1
4は、同一方向(矢印Bで図示)へ同期して移動し、ワ
ークWを一定速度で矢印B方向へ搬送する。なお、図
中、符号28は、搬送ベルト14と共に移動するワーク
Wの両側面を案内する一対の案内板であり、符号30
は、各搬送ベルト14の下面を摺動可能に支持する一対
の摺動レールである。案内板28及び摺動レール30
は、基礎フレーム22に連結された複数のアーム(1つ
をアーム32で図示)によって、いずれも固定支持され
る。
【0011】図1及び図2に示すように、一対の搬送ベ
ルト14の下方には、搬送ベルト14に付着した余分な
塗料を洗浄除去するための一対の洗浄槽34が設置され
る。各洗浄槽34は、基礎フレーム22から略水平に延
設されたアーム36,38によって、各搬送ベルト14
の下方位置にそれぞれ吊設される。洗浄槽34内には、
従動プーリ18を巻回してワーク搬送方向の反対方向へ
戻り移動する搬送ベルト14が、ローラ40,42を介
して転向かつ導入される。洗浄槽34内に導入された搬
送ベルト14は、後述するようにして付着塗料を洗浄除
去された後、槽外に導出され、ローラ44を介し転向さ
れて駆動プーリ16に至る。
【0012】図3は一方の洗浄槽34を断面図で示す。
図3に示すように、洗浄槽34は、塗料を洗浄除去する
ための洗浄液を貯留する槽本体46と、槽本体46の上
部開口を閉鎖して槽本体46に載置される蓋部材48と
を備える。槽本体46の内部空間は、隔壁50によっ
て、図示矢印C方向へ戻り移動する搬送ベルト14の移
動方向上流側と下流側との各室52,54に分割され
る。上流室52には、搬送ベルト14に付着した塗料を
溶解可能な溶剤Sが貯留され、下流室54には、搬送ベ
ルト14に残留する溶剤及び溶解塗料を洗浄可能な液体
Lが貯留される。塗料がソルダレジスタの場合は、溶剤
Sとしてアルカリ性溶液を、また液体Lとして水を、そ
れぞれ使用することができる。あるいは、溶剤S及び液
体Lの双方に有機溶剤を使用しても、ソルダレジストを
効果的に洗浄除去することができる。上流室52及び下
流室54には、それぞれ溶剤S及び液体Lの注入口56
と排出口58とが設けられる。
【0013】洗浄槽34の内部には、搬送ベルト14を
所定方向へ案内するための複数のローラ60,62を支
持する支持板64が収容される。支持板64は、洗浄槽
34を吊設するためのアーム36,38によって、洗浄
槽34と共に支持される(図1及び図2参照)。また、
支持板64は、上流室52の溶剤Sに浸漬される上流部
分66と下流室54の液体Lに浸漬される下流部分68
との間に、隔壁50を跨いで槽外に露出される逆U字状
の連結部70を備える。図3に示すように、戻り方向C
へ略水平に移動する搬送ベルト14は、複数のローラ4
2,44,60,62を経由して、洗浄槽34内の溶剤
S及び液体Lに自動的に浸漬され、付着塗料を洗浄除去
される。ローラ42及び44は、それぞれ洗浄槽34へ
の導入部及び導出部においてアーム36及び38に、ロ
ーラ60は支持板64の連結部70に、いずれも蓋部材
48の外側で回動可能に支持される。その他のローラ6
2は、付着塗料を洗浄除去するに充分な時間に亙って搬
送ベルト14を溶剤S及び液体Lに浸漬するように、上
流室52及び下流室54の内部で支持板64の所定位置
に回動可能に支持される。なお、支持板64の形状や、
ローラ42,44,60,62の配置及び個数は、図示
の構成に限定されるものではない。
【0014】また、図3に示すように、支持板64の連
結部70に支持されるローラ60と上流部分66に支持
されるその前段のローラ62との間に、搬送ベルト14
に残留する溶剤S及び塗料を補助的に除去するためのス
クレーパ72を、蓋部材48の外側に設置することが好
ましい。同様に、アーム38に支持されるローラ44と
支持板64の下流部分68に支持されるその前段のロー
ラ62との間に、搬送ベルト14に残留する液体Lを補
助的に除去するためのスクレーパ74を、蓋部材48の
外側に設置することもできる。これらのスクレーパ7
2,74は、ベルト面から液体を除去可能な他の周知の
手段(例えばローラ対、エアブロー装置等)によって置
き換えることができる。
【0015】図1及び図2に示すように、蓋部材48
は、長手方向に沿って稜線を配置する断面山形の折曲形
状を有することが好ましい。それにより蓋部材48は、
噴霧ノズル12から搬送ベルト14上のワークWに散布
される塗料Pの余剰分を受け取り、かつ洗浄槽34外部
に自然流下させることができる。蓋部材48には、搬送
ベルト14及び支持板64を貫通させる複数の孔76が
形成される。
【0016】図4に略示するように、ワーク搬送装置1
0の洗浄槽34は、スプレー式自動塗布装置の塗布ブー
ス78内に配置することができる。作業者は、駆動プー
リ16側の投入端位置において、手作業で複数のワーク
Wを連続的に搬送ベルト14上に載せる。塗布ブース7
8内では、噴霧ノズル12が横断方向(図1矢印A方
向)に移動しつつ連続的又は断続的に塗料を散布する。
それにより、搬送ベルト14によって塗布ブース78内
に送られ、噴霧ノズル12の下方で送り方向(矢印B方
向)に移動するワークWの上面全体に、塗料が略均一な
厚みに自動塗布される。塗布作業が終了したワークW
は、従動プーリ18側の排出端位置において、次段の排
出装置80によって排出される。ワークWの周辺に飛散
する塗料が付着した搬送ベルト14は、その戻り移動側
で、前述のように洗浄槽34内の溶剤S及び液体Lに浸
漬され、付着塗料を自動的かつ連続的に洗浄除去され
る。洗浄槽34を2槽式にしたので、溶剤S及び液体L
の長期に亙る使用が可能となり、したがって洗浄槽34
を、作業者が頻繁には接近できない塗布ブース78内に
配置することができるのである。洗浄槽34を通過して
付着塗料を洗浄除去された搬送ベルト14は、駆動プー
リ16に到達する間に乾燥し、新規のワークWを汚損す
ることなく受け取り、塗布ブース78内に搬送すること
ができる。なお、ローラ44と駆動プーリ16との間に
は、図示のように搬送ベルト14の乾燥補助手段として
複数のエアブロー装置82を配置することもできる。
【0017】なお、上記のように、ワーク搬送装置10
における搬送ベルト洗浄方法は、洗浄槽34内に貯留し
た溶剤S及び液体Lに搬送ベルト14を浸漬しつつ移動
させることによって、付着塗料を洗浄除去するものであ
る。したがって、搬送ベルト14の材料として、洗浄に
よって塗料が容易に除去される材料を使用することが好
ましい。好適な材料としては、テフロン(商品名)等の
ふっ素樹脂系材料が挙げられる。
【0018】本発明を、添付図面に示したその好適な実
施例について説明したが、特許請求の範囲の記載から逸
脱することなく多くの変更及び修正を行い得ることは言
うまでもない。したがって、搬送ベルトの形状及び本数
も上記実施例に限定されるものではない。例えば、前述
の特願平3−137852号に記載した塗料汚れ防止装
置を備える搬送ベルトのように、装置の設置床面に対し
て略水平なループ軌道に沿って送り側ベルトと戻り側ベ
ルトとが略同一高さで移動する搬送ベルトに対しても、
複数のローラの適宜配置により戻り側ベルトを一部捻転
して下方へ案内することにより洗浄槽内を通過させるこ
とができる。この場合、ベルト形状が断面円形のもので
あれば、捻転させる必要もない。また、比較的寸法の大
きな1つの洗浄槽に、多数の搬送ベルトを導入する構成
とすることもできる。さらに本発明によるワーク搬送装
置は、前述の先願による塗料汚れ防止装置と組み合わせ
て使用することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、搬送ベルトの戻り方向へ移動する部分を、塗料を溶
解可能な溶剤を貯留する上流側隔室と、溶剤を洗浄可能
な液体を貯留する下流側隔室とを備えた洗浄槽に導入
し、順次、溶剤及び液体に浸漬させつつ付着塗料を洗浄
除去する構成としたので、搬送ベルトに付着した塗料が
略完全に除去される。しかも溶剤及び液体の連続使用が
可能なので材料費を削減でき、自動洗浄により省人化が
可能となる。したがって、スプレー式自動塗布装置の作
動信頼性を、低コスト及び低労力の下で向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるワーク搬送装置の斜視図
で、塗料の噴霧ノズルと共に示す図である。
【図2】図1の矢印II方向から見たワーク搬送装置の正
面図である。
【図3】図2の線III-III に沿った洗浄槽の断面図で、
搬送ベルトの一部分と共に示す図である。
【図4】図1のワーク搬送装置を使用したスプレー式自
動塗布装置の概略側面図である。
【符号の説明】
12…噴霧ノズル 14…搬送ベルト 16…駆動プーリ 18…従動プーリ 26…駆動モータ 28…案内板 30…摺動レール 32,36,38…アーム 34…洗浄槽 40,42,44,60,62…ローラ 46…槽本体 48…蓋部材 50…隔壁 52…上流室 54…下流室 64…支持板 72,74…スクレーパ 82…エアブロー装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの所定ループ軌道上で同期して
    移動する複数の無端搬送ベルトを備え、被塗布ワーク
    を、各々の該搬送ベルトの共通の送り方向へ移動する部
    分が支持して、スプレー式自動塗布装置の塗料塗布領域
    へ自動搬送するワーク搬送装置において、 各々の前記搬送ベルトの戻り方向へ移動する部分の近傍
    に配置され、前記塗料塗布領域にて散布される塗料を溶
    解可能な溶剤を貯留する該戻り方向の上流側隔室と、該
    溶剤を洗浄可能な液体を貯留する該戻り方向の下流側隔
    室とを備えた少なくとも1つの洗浄槽と、 各々の前記搬送ベルトの戻り方向へ移動する部分を、前
    記洗浄槽の前記上流側隔室に導入して前記溶剤に浸漬
    し、かつ該上流側隔室から該洗浄槽外部へ一旦導出した
    後、前記下流側隔室へ導入して前記液体に浸漬し、さら
    に該下流側隔室から該洗浄槽外部へ導出するベルト案内
    手段、とを具備した搬送ベルト洗浄手段を備えることを
    特徴とするワーク搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄槽が複数の前記搬送ベルトのそ
    れぞれに個別に設けられる請求項1に記載のワーク搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ベルト案内手段が、それぞれを前記
    搬送ベルトが順次、巻回かつ通過する複数のローラから
    なる請求項1又は2に記載のワーク搬送装置。
JP4329612A 1992-12-09 1992-12-09 搬送ベルト洗浄手段を備えたワーク搬送装置 Pending JPH06170289A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010275026A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Toppan Printing Co Ltd 枚葉基板搬送装置
CN110252602A (zh) * 2019-07-17 2019-09-20 东莞市川利制鞋机械有限公司 智能型喷胶设备
CN117548277A (zh) * 2023-11-14 2024-02-13 广东瀚秋智能装备股份有限公司 一种多用途式的高速涂布设备

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