JPH0678632A - 育苗箱洗浄機の水切り装置 - Google Patents
育苗箱洗浄機の水切り装置Info
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- JPH0678632A JPH0678632A JP4235795A JP23579592A JPH0678632A JP H0678632 A JPH0678632 A JP H0678632A JP 4235795 A JP4235795 A JP 4235795A JP 23579592 A JP23579592 A JP 23579592A JP H0678632 A JPH0678632 A JP H0678632A
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- 239000000645 desinfectant Substances 0.000 claims description 25
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- 239000007921 spray Substances 0.000 abstract 1
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- 238000001035 drying Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用済の育苗箱の洗浄後の水切り・消毒の工
程を確実なものにして作業全体の能率の向上を計る。 【構成】 育苗箱洗浄機Aの排出口側に延設した水切り
装置B内に、水切り回転ブラシ3・4,高圧風ノズル5
f・6f,消毒液散布器7,消毒液除去回転ブラシ8・
9,高圧風ノズル5r・6rを設け、水切り回転ブラシ
3・4と消毒液除去回転ブラシ8・9の回転方向及び高
圧風ノズル5f・5r・6f・6rの吹き出し方向を搬
送チェーン2と逆にし、水切り回転ブラシ3・4と消毒
液除去回転ブラシ8・9にスクレパー棒21を当接さ
せ、高圧風ノズル5f・5r・6f・6rからの風が育
苗箱1の全体に均一に当たるように構成する。
程を確実なものにして作業全体の能率の向上を計る。 【構成】 育苗箱洗浄機Aの排出口側に延設した水切り
装置B内に、水切り回転ブラシ3・4,高圧風ノズル5
f・6f,消毒液散布器7,消毒液除去回転ブラシ8・
9,高圧風ノズル5r・6rを設け、水切り回転ブラシ
3・4と消毒液除去回転ブラシ8・9の回転方向及び高
圧風ノズル5f・5r・6f・6rの吹き出し方向を搬
送チェーン2と逆にし、水切り回転ブラシ3・4と消毒
液除去回転ブラシ8・9にスクレパー棒21を当接さ
せ、高圧風ノズル5f・5r・6f・6rからの風が育
苗箱1の全体に均一に当たるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使用済の育苗箱を洗浄
後、水切り及び消毒して、再び使用する為の育苗箱洗浄
機及び水切り排出装置の構成に関するものである。
後、水切り及び消毒して、再び使用する為の育苗箱洗浄
機及び水切り排出装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から育苗箱洗浄機に関する技術は公
知とされており、例えば、特開平4−45726号や特
開平4−51829号公報等の技術があったのである。
これらは使用済の育苗箱を搬送しながら、圧水により洗
浄し、高圧風により付着水を吹き飛ばして、自然乾燥或
いはヒータにて乾燥させて搬送終端において積み重ねて
いたのである。
知とされており、例えば、特開平4−45726号や特
開平4−51829号公報等の技術があったのである。
これらは使用済の育苗箱を搬送しながら、圧水により洗
浄し、高圧風により付着水を吹き飛ばして、自然乾燥或
いはヒータにて乾燥させて搬送終端において積み重ねて
いたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術の洗
浄機における洗浄した後の水切り装置は、自然乾燥する
場合には集積時に機械を濡らすことになり、乾燥に一定
期間が必要で処理が面倒で時間ロスがあり、高圧風で付
着水を吹き飛ばす構成では、水滴は除かれるが完全に乾
かすことはできなかったので、自然乾燥が必要となって
いたのである。
浄機における洗浄した後の水切り装置は、自然乾燥する
場合には集積時に機械を濡らすことになり、乾燥に一定
期間が必要で処理が面倒で時間ロスがあり、高圧風で付
着水を吹き飛ばす構成では、水滴は除かれるが完全に乾
かすことはできなかったので、自然乾燥が必要となって
いたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決すべき課題
は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段につい
て説明する。即ち、育苗箱洗浄機の排出口側に水切り装
置を延設し、該水切り装置はケース内に水切りブラシ,
高圧風ノズル,消毒液散布器,水切りブラシ,高圧風ノ
ズルと順次搬送装置に沿って配設したものである。そし
て、前記水切りブラシの回転方向と高圧風ノズルの突出
方向を育苗箱の進行方向と逆方向にし、前記水切りブラ
シの円周部に当接するスクレパー棒を設けたものであ
る。
は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段につい
て説明する。即ち、育苗箱洗浄機の排出口側に水切り装
置を延設し、該水切り装置はケース内に水切りブラシ,
高圧風ノズル,消毒液散布器,水切りブラシ,高圧風ノ
ズルと順次搬送装置に沿って配設したものである。そし
て、前記水切りブラシの回転方向と高圧風ノズルの突出
方向を育苗箱の進行方向と逆方向にし、前記水切りブラ
シの円周部に当接するスクレパー棒を設けたものであ
る。
【0005】また、前記高圧風ノズルを搬送方向に対し
て逆方向に吹き出すべく傾斜配置し、該高圧風ノズルの
吐出部を育苗箱の幅方向に長く、正面視で扇形とし、更
に、下側の高圧風ノズルを送風管より二股に分岐し、先
端が並列して育苗箱の底面に臨むべく構成したものであ
る。
て逆方向に吹き出すべく傾斜配置し、該高圧風ノズルの
吐出部を育苗箱の幅方向に長く、正面視で扇形とし、更
に、下側の高圧風ノズルを送風管より二股に分岐し、先
端が並列して育苗箱の底面に臨むべく構成したものであ
る。
【0006】
【作用】本発明の作用について説明する。洗浄された後
の育苗箱1は搬送チェーン2により搬送されながら、水
切り回転ブラシ3・4によって水滴が除去され、水切り
作業が終了すると上下に配設されている高圧風ノズル5
f・6fからの風により乾燥される。次に、乾燥された
育苗箱1は上下に設けられている消毒液散布器7・7か
ら消毒液が箱全体に散布されて殺菌消毒され、更に搬送
されて消毒液除去回転ブラシ8・9により除去されて、
高圧風ノズル5r・6rに送られて、吐出口からの風に
よって乾燥されて次の工程へ搬送されるのである。
の育苗箱1は搬送チェーン2により搬送されながら、水
切り回転ブラシ3・4によって水滴が除去され、水切り
作業が終了すると上下に配設されている高圧風ノズル5
f・6fからの風により乾燥される。次に、乾燥された
育苗箱1は上下に設けられている消毒液散布器7・7か
ら消毒液が箱全体に散布されて殺菌消毒され、更に搬送
されて消毒液除去回転ブラシ8・9により除去されて、
高圧風ノズル5r・6rに送られて、吐出口からの風に
よって乾燥されて次の工程へ搬送されるのである。
【0007】
【実施例】本発明の解決すべき課題及び解決する手段は
以上の如くであり、次に本発明の具体的な構成について
添付した図面により説明する。図1は育苗箱洗浄機及び
水切り装置の全体側面図一部断面図、図2は水切り装置
の側面断面図、図3は高圧風ノズル部の正面断面図、図
4は水切り装置後部に配置した育苗箱集積装置の側面
図、図5は同じく後面図、図6は同じく平面図である。
以上の如くであり、次に本発明の具体的な構成について
添付した図面により説明する。図1は育苗箱洗浄機及び
水切り装置の全体側面図一部断面図、図2は水切り装置
の側面断面図、図3は高圧風ノズル部の正面断面図、図
4は水切り装置後部に配置した育苗箱集積装置の側面
図、図5は同じく後面図、図6は同じく平面図である。
【0008】図1において育苗箱洗浄機及び水切り装置
の全体構成を説明する。育苗箱洗浄機Aはカバー内に回
転ブラシと高圧水ノズルを配置して、回転ブラシはモー
ターM2にて駆動されている。そして、育苗箱洗浄機A
後端に水切り装置Bが連設され、前端から後端まで機体
中心部を貫通する如く搬送チェーン2が配設され、水切
り装置Bの排出口C下方に設けられたモーターM1よ
り、ベルト11を介してカウンター軸12に固設したプ
ーリー13に伝えられ、該プーリー13と同一軸上のス
プロケット14から育苗箱洗浄機Aのスプロケット15
や水切り装置Bのスプロケットに搬送チェーン2が巻回
されて、搬送チェーン2が駆動されるのである。
の全体構成を説明する。育苗箱洗浄機Aはカバー内に回
転ブラシと高圧水ノズルを配置して、回転ブラシはモー
ターM2にて駆動されている。そして、育苗箱洗浄機A
後端に水切り装置Bが連設され、前端から後端まで機体
中心部を貫通する如く搬送チェーン2が配設され、水切
り装置Bの排出口C下方に設けられたモーターM1よ
り、ベルト11を介してカウンター軸12に固設したプ
ーリー13に伝えられ、該プーリー13と同一軸上のス
プロケット14から育苗箱洗浄機Aのスプロケット15
や水切り装置Bのスプロケットに搬送チェーン2が巻回
されて、搬送チェーン2が駆動されるのである。
【0009】次に、本発明の水切り装置Bの構成につい
て図2において説明すると、水切り装置B内の供給側の
搬送チェーン2の上下に水切り回転ブラシ3・4が横架
され、その後工程側の上下に順次、高圧風ノズル5f・
6f、消毒液散布器7・7、消毒液除去回転ブラシ8・
9、高圧風ノズル5r・6rが配設され、該上下の水切
り回転ブラシ3・4及び上下の消毒液除去回転ブラシ8
・9は、搬送チェーン2の進行方向とは逆方向に回転す
るように設定されており、該上下の水切り回転ブラシ3
・4及び上下の消毒液除去回転ブラシ8・9の前工程側
の円周上には、ブラシに付着した水または消毒液を除去
する為のスクレパー棒21・21・21・21が配設さ
れ、回転時にブラシ先端が当接して水又は消毒液が弾き
飛ばされて除去されるのである。
て図2において説明すると、水切り装置B内の供給側の
搬送チェーン2の上下に水切り回転ブラシ3・4が横架
され、その後工程側の上下に順次、高圧風ノズル5f・
6f、消毒液散布器7・7、消毒液除去回転ブラシ8・
9、高圧風ノズル5r・6rが配設され、該上下の水切
り回転ブラシ3・4及び上下の消毒液除去回転ブラシ8
・9は、搬送チェーン2の進行方向とは逆方向に回転す
るように設定されており、該上下の水切り回転ブラシ3
・4及び上下の消毒液除去回転ブラシ8・9の前工程側
の円周上には、ブラシに付着した水または消毒液を除去
する為のスクレパー棒21・21・21・21が配設さ
れ、回転時にブラシ先端が当接して水又は消毒液が弾き
飛ばされて除去されるのである。
【0010】また、水切り装置B内の搬送チェーン2上
方に、水切り回転ブラシ3、高圧風ノズル5f、消毒液
散布器7、消毒液除去回転ブラシ8、高圧風ノズル5r
の作用が他の装置に影響を与えないように仕切り板22
・22・・・が上ケースに垂設されており、該水切り回
転ブラシ3と消毒液除去回転ブラシ8の上方には開閉可
能な内部点検窓23・23が設けられている。そして、
育苗箱1はガイドローラー24・24・・・と育苗箱支
持板25・25・・・に水平に支持されながら装置内を
搬送されて水切り・消毒・乾燥されて行くのである。
方に、水切り回転ブラシ3、高圧風ノズル5f、消毒液
散布器7、消毒液除去回転ブラシ8、高圧風ノズル5r
の作用が他の装置に影響を与えないように仕切り板22
・22・・・が上ケースに垂設されており、該水切り回
転ブラシ3と消毒液除去回転ブラシ8の上方には開閉可
能な内部点検窓23・23が設けられている。そして、
育苗箱1はガイドローラー24・24・・・と育苗箱支
持板25・25・・・に水平に支持されながら装置内を
搬送されて水切り・消毒・乾燥されて行くのである。
【0011】前記高圧風ノズル5f・5r・6f・6r
は、次々に搬送されてきた育苗箱1の水及び消毒液をブ
ラシにより除去された後に完全に乾燥させる為のもので
あり、その構成は、水切り装置B後端に送風機10を配
置し、該送風機10の吐出口10aに上部送風管5と下
部送風管6を連結しており、上部送風管5は前後2本に
分管して、その先端に高圧風ノズル5f・5rが取付け
られているのである。他方下部送風管6も上部送風管と
同じように前後二本に分管しており、該分管6F・6R
は図3に示すように更に左右に分岐して、搬送チェーン
2を避けて送風するようにしており、その先端に高圧風
ノズル6f・6f・6r・6rが取付けられているので
ある。該高圧風ノズル5・6は正面視扇形として、育苗
箱1の幅方向に長くして、底面視で吐出口が長方形とな
るように構成している。そして、各高圧風ノズル5f・
5r・6f・6f・6r・6rに搬送上手側に対してβ
の角度を持たせて傾斜して配設しており、搬送されてく
る育苗箱1に対して搬送方向と逆に風が吹き出し、該逆
風が育苗箱1の同一ヶ所Xに集中して吹き出して育苗箱
1が浮き上がることなく安定して搬送され、飛沫が育苗
箱1上に落ちないようにしているのである。
は、次々に搬送されてきた育苗箱1の水及び消毒液をブ
ラシにより除去された後に完全に乾燥させる為のもので
あり、その構成は、水切り装置B後端に送風機10を配
置し、該送風機10の吐出口10aに上部送風管5と下
部送風管6を連結しており、上部送風管5は前後2本に
分管して、その先端に高圧風ノズル5f・5rが取付け
られているのである。他方下部送風管6も上部送風管と
同じように前後二本に分管しており、該分管6F・6R
は図3に示すように更に左右に分岐して、搬送チェーン
2を避けて送風するようにしており、その先端に高圧風
ノズル6f・6f・6r・6rが取付けられているので
ある。該高圧風ノズル5・6は正面視扇形として、育苗
箱1の幅方向に長くして、底面視で吐出口が長方形とな
るように構成している。そして、各高圧風ノズル5f・
5r・6f・6f・6r・6rに搬送上手側に対してβ
の角度を持たせて傾斜して配設しており、搬送されてく
る育苗箱1に対して搬送方向と逆に風が吹き出し、該逆
風が育苗箱1の同一ヶ所Xに集中して吹き出して育苗箱
1が浮き上がることなく安定して搬送され、飛沫が育苗
箱1上に落ちないようにしているのである。
【0012】また、前記上下の水切り回転ブラシ3・4
及び上下の消毒液除去回転ブラシ8・9は、育苗箱洗浄
機Aの支持脚16の側面に取付けられたモーターM2の
回転がベルト17を介して、育苗箱洗浄機A内の回転ブ
ラシのプーリー18に伝えられ、該プーリー18に伝達
された回転が、更に同一軸上のプーリー19に伝えら
れ、ベルト20を介して上下の水切り回転ブラシ3・4
及び上下の消毒液除去回転ブラシ8・9に固設されてい
るプーリーに伝達されることにより回転しているのであ
る。
及び上下の消毒液除去回転ブラシ8・9は、育苗箱洗浄
機Aの支持脚16の側面に取付けられたモーターM2の
回転がベルト17を介して、育苗箱洗浄機A内の回転ブ
ラシのプーリー18に伝えられ、該プーリー18に伝達
された回転が、更に同一軸上のプーリー19に伝えら
れ、ベルト20を介して上下の水切り回転ブラシ3・4
及び上下の消毒液除去回転ブラシ8・9に固設されてい
るプーリーに伝達されることにより回転しているのであ
る。
【0013】このような構成により、育苗箱洗浄機Aに
て洗浄された育苗箱1は、水切り装置Bへ搬送チェーン
2により搬送され、水切り回転ブラシ3・4によって箱
全体が水切りされ、水切り作業が終了すると上下に配設
されている高圧風ノズル5f・6fからの風により乾燥
される。次に、乾燥された育苗箱1は上下に設けられて
いる消毒液散布器7・7に送られ、該消毒液散布器7・
7から消毒液が箱全体に散布されて殺菌消毒されると、
余分な消毒液は上下に横架された消毒液除去回転ブラシ
8・9により除去されて、最後にもう一度、上下に配設
されている高圧風ノズル5r・6rに送られて、吐出口
からの風によって乾燥されて搬送チェーン2により育苗
箱集積部Dに運ばれて行くのである。
て洗浄された育苗箱1は、水切り装置Bへ搬送チェーン
2により搬送され、水切り回転ブラシ3・4によって箱
全体が水切りされ、水切り作業が終了すると上下に配設
されている高圧風ノズル5f・6fからの風により乾燥
される。次に、乾燥された育苗箱1は上下に設けられて
いる消毒液散布器7・7に送られ、該消毒液散布器7・
7から消毒液が箱全体に散布されて殺菌消毒されると、
余分な消毒液は上下に横架された消毒液除去回転ブラシ
8・9により除去されて、最後にもう一度、上下に配設
されている高圧風ノズル5r・6rに送られて、吐出口
からの風によって乾燥されて搬送チェーン2により育苗
箱集積部Dに運ばれて行くのである。
【0014】図4〜図6において育苗箱集積部D及び育
苗箱集積装置の構成を説明すると、搬送ベルト26の両
側に支持枠27・27・・・が配設されて、該搬送ベル
ト26の両側の支持枠27・27間にチャック装置28
・28が配設され、該チャック装置28・28は搬送ベ
ルト26下方に設けた昇降装置30にて昇降されるので
ある。そして、排出側の支持枠27・27にゲート・2
9・29が開閉可能に設けられ、該ゲート29・29に
より止められる位置を検出する定位置センサー31が支
持枠27に設けられ、該支持枠27上部に育苗箱1を集
積して所定量積み上げた位置に集積センサー32が配設
されているのである。
苗箱集積装置の構成を説明すると、搬送ベルト26の両
側に支持枠27・27・・・が配設されて、該搬送ベル
ト26の両側の支持枠27・27間にチャック装置28
・28が配設され、該チャック装置28・28は搬送ベ
ルト26下方に設けた昇降装置30にて昇降されるので
ある。そして、排出側の支持枠27・27にゲート・2
9・29が開閉可能に設けられ、該ゲート29・29に
より止められる位置を検出する定位置センサー31が支
持枠27に設けられ、該支持枠27上部に育苗箱1を集
積して所定量積み上げた位置に集積センサー32が配設
されているのである。
【0015】このように構成することにより、前記水切
り装置Bの排出口Cから水切り・消毒が施された育苗箱
1が、育苗箱集積部Dへと搬送ベルト26により運ばれ
てきて指定された位置に到着すると、定位置センサー3
1が育苗箱1の到着を感知して搬送ベルト26の駆動を
停止し、昇降装置30を下降して両側のチャック装置2
8・28を内方向に作動させて、育苗箱1の両側面を挟
持し、その状態で昇降装置30を上昇し次の育苗箱1の
到着を待つのである。そして、次の育苗箱1が搬送され
てくると、定位置センサー31がONしてチャック装置
28・28を開きながら昇降装置30により下降させ
て、育苗箱1を搬送された育苗箱1上に載せ、下側の育
苗箱1を挟持して持ち上げるのである。以上が繰り返さ
れて育苗箱1を次々と集積して行くのであるが、一定量
に達して集積センサー32がONすると、育苗箱1を下
ろしてからゲート29が開放されて、集積した状態で梱
包部へと再び搬送され、再びゲート29が閉じられて、
育苗箱1が到着すると挟持されて持ち上げられるのであ
る。尚、集積センサー32の代わりに育苗箱1を挟持し
て上昇した回数をカウントして、一定数に達するとゲー
ト29を開けるように構成することも可能である。
り装置Bの排出口Cから水切り・消毒が施された育苗箱
1が、育苗箱集積部Dへと搬送ベルト26により運ばれ
てきて指定された位置に到着すると、定位置センサー3
1が育苗箱1の到着を感知して搬送ベルト26の駆動を
停止し、昇降装置30を下降して両側のチャック装置2
8・28を内方向に作動させて、育苗箱1の両側面を挟
持し、その状態で昇降装置30を上昇し次の育苗箱1の
到着を待つのである。そして、次の育苗箱1が搬送され
てくると、定位置センサー31がONしてチャック装置
28・28を開きながら昇降装置30により下降させ
て、育苗箱1を搬送された育苗箱1上に載せ、下側の育
苗箱1を挟持して持ち上げるのである。以上が繰り返さ
れて育苗箱1を次々と集積して行くのであるが、一定量
に達して集積センサー32がONすると、育苗箱1を下
ろしてからゲート29が開放されて、集積した状態で梱
包部へと再び搬送され、再びゲート29が閉じられて、
育苗箱1が到着すると挟持されて持ち上げられるのであ
る。尚、集積センサー32の代わりに育苗箱1を挟持し
て上昇した回数をカウントして、一定数に達するとゲー
ト29を開けるように構成することも可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。第一に、回転ブラシと
ノズルにより二段階の水切りで、しかも、回転ブラシの
回転方向を育苗箱の搬送方向とは逆にし、ノズルの吐出
口に一定の角度をもたせて育苗箱に対して逆風が吹き出
すように構成したので、水は育苗箱の後方に跳ね飛ばさ
れることになり、完全な水切りをすることができるよう
になるのである。第二に、水切り装置内に消毒液散布器
を設けたことにより、殺菌・消毒の作業を水切り装置で
処理することができるようになり、作業の効率が大幅に
向上することになるのである。第三に、回転ブラシの水
及び消毒液を除去する為のスクレパー棒をブラシに当接
配置したことにより、育苗箱の水切り及び消毒液の除去
を効率良く行うことができるようになるのである。
ような効果を奏するものである。第一に、回転ブラシと
ノズルにより二段階の水切りで、しかも、回転ブラシの
回転方向を育苗箱の搬送方向とは逆にし、ノズルの吐出
口に一定の角度をもたせて育苗箱に対して逆風が吹き出
すように構成したので、水は育苗箱の後方に跳ね飛ばさ
れることになり、完全な水切りをすることができるよう
になるのである。第二に、水切り装置内に消毒液散布器
を設けたことにより、殺菌・消毒の作業を水切り装置で
処理することができるようになり、作業の効率が大幅に
向上することになるのである。第三に、回転ブラシの水
及び消毒液を除去する為のスクレパー棒をブラシに当接
配置したことにより、育苗箱の水切り及び消毒液の除去
を効率良く行うことができるようになるのである。
【図1】育苗箱洗浄機及び水切り装置の全体側面図一部
断面図である。
断面図である。
【図2】水切り装置の側面断面図である。
【図3】高圧風ノズル部の正面断面図である。
【図4】水切り装置後部に配置した育苗箱集積装置の側
面図である。
面図である。
【図5】同じく後面図である。
【図6】同じく平面図である。
A 育苗箱洗浄機 B 水切り装置 1 育苗箱 3 上部水切り回転ブラシ 4 下部水切り回転ブラシ 5f 上部高圧風ノズル 5r 上部高圧風ノズル 6f 下部高圧風ノズル 6r 下部高圧風ノズル 7 消毒液散布器 8 上部消毒液除去回転ブラシ 9 下部消毒液除去回転ブラシ 10 送風機 21 スクレパー棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜口 正 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 下村 孝道 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 育苗箱洗浄機の排出口側に水切り装置を
延設し、該水切り装置はケース内に水切りブラシ,高圧
風ノズル,消毒液散布器,水切りブラシ,高圧風ノズル
と順次搬送装置に沿って配設したことを特徴とする育苗
箱洗浄機の水切り装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の水切りブラシと高圧風ノ
ズルにおいて、水切りブラシの回転方向と高圧風ノズル
の突出方向を育苗箱の進行方向と逆方向にしたことを特
徴とする育苗箱洗浄機の水切り装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の水切りブラシにおいて、
水切りブラシの円周部に当接するスクレパー棒を設けた
ことを特徴とする育苗箱洗浄機の水切り装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の高圧風ノズルにおいて、
高圧風ノズルを搬送方向に対して逆方向に吹き出すべく
傾斜配置したことを特徴とする育苗箱洗浄機の水切り装
置。 - 【請求項5】 請求項1記載の高圧風ノズルにおいて、
高圧風ノズルの吐出部を育苗箱の幅方向に長く、正面視
で扇形としたことを特徴とする育苗箱洗浄機の水切り装
置。 - 【請求項6】 請求項5記載の高圧風ノズルにおいて、
下側の高圧風ノズルを送風管より二股に分岐し、先端が
並列して育苗箱の底面に臨むべく構成したことを特徴と
する育苗箱洗浄機の水切り装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23579592A JP3184618B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 育苗箱洗浄機の水切り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP23579592A JP3184618B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 育苗箱洗浄機の水切り装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678632A true JPH0678632A (ja) | 1994-03-22 |
JP3184618B2 JP3184618B2 (ja) | 2001-07-09 |
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ID=16991379
Family Applications (1)
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JP23579592A Expired - Fee Related JP3184618B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 育苗箱洗浄機の水切り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3184618B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001095390A (ja) * | 1999-07-27 | 2001-04-10 | Ogihara Kogyo Kk | 植物成育用容体の洗浄装置 |
KR100402901B1 (ko) * | 2001-06-07 | 2003-10-22 | 주식회사 디엠에스 | 평판디스플레이 제조장치의 다기능 세정모듈 및 이를이용한 세정장치 |
JP2009159930A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-23 | Minoru Industrial Co Ltd | ポット苗箱用補助剤の自動塗布装置 |
KR101029003B1 (ko) * | 2008-11-03 | 2011-04-14 | 강환규 | 어류받침용구 세척기 |
KR102677747B1 (ko) * | 2024-04-11 | 2024-06-24 | 구진섭 | 컨베이어형 세척라인 상에 구비된 육묘상자용 약액소독장치 |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP23579592A patent/JP3184618B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001095390A (ja) * | 1999-07-27 | 2001-04-10 | Ogihara Kogyo Kk | 植物成育用容体の洗浄装置 |
KR100402901B1 (ko) * | 2001-06-07 | 2003-10-22 | 주식회사 디엠에스 | 평판디스플레이 제조장치의 다기능 세정모듈 및 이를이용한 세정장치 |
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