JP7328521B2 - 容器洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は容器洗浄装置に関し、より詳しくは、底部の外面(下面)に窪みを有する容器を倒立状態で洗浄する場合に好適な容器洗浄装置に関する。
従来、容器(例えばドラム缶)を倒立状態で搬送しながら、容器の内面及び外面を洗浄するようにした容器洗浄装置は知られている(特許文献1参照)。
特開平8-252548号公報
ところで、上述したような倒立状態で容器を洗浄する容器洗浄装置においては、容器の底部の外面(下面)が窪んでいる場合には、その窪みに洗浄時の洗浄水が溜まってしまい、底部の外面を十分に洗浄できないという問題があった。具体的には、底部の外面の窪みに水が溜まると、その水がクッションとなり洗浄ノズルから噴射される洗浄液が底部の外面に直接噴射されないため、底部の外面の洗浄効率が低下するという問題があった。
また、容器の洗浄工程の下流側に乾燥工程を追加して設けている場合には、上記洗浄工程において上記窪みに溜まった水を排出するために、洗浄工程と乾燥工程との間に高圧ブロワ等の水切り手段が必要になるという問題があった。
上述した事情に鑑み、本発明は、底部を上方に向けた倒立状態の容器に洗浄液を噴射して、該容器の外面を洗浄する容器洗浄装置において、
容器の底部の外面に向けて洗浄液を噴射して、該底部の外面を洗浄する底部用ノズルと、容器の底部の外面に溜まる洗浄液を吸引して排出する吸引手段と、容器の外周面に向けて洗浄液を噴射する側面用ノズルと、上記吸引手段と一体に設けられた外部洗浄パイプと、上記吸引手段および外部洗浄パイプと容器とを該容器の軸心回りに相対回転させる回転機構とを備え、
上記底部用ノズルと側面用ノズルから洗浄液を噴射して容器の外面を洗浄する際に、上記回転機構は、倒立状態の容器に対して上記外部洗浄パイプ及び吸引手段を容器の軸心回りに周回させるとともに、上記吸引手段により容器の底部の外面に溜まる洗浄液を吸引して排出し、露出状態となった底部の外面に洗浄液を噴射して洗浄するようにしたものである。
このような構成によれば、容器の底部の外面に溜まった洗浄液を吸引手段によって吸引して排出することで、露出した状態の底部の外面に洗浄液を直接噴射して洗浄することができる。したがって、洗浄効率の低下を防止して容器の外面の全域を効率的に洗浄することができる。
本発明の一実施例を示す平面図。 図1のII―II線に沿う断面図。 図2の要部の平面図。 本発明の第2実施例を示す要部の断面図。 図4の要部の平面図。
以下、図示実施例について本発明を説明すると、図1ないし図2において、1は容器洗浄装置であり、この容器洗浄装置1は、洗浄対象となる容器2(ドラム缶)を倒立させた状態において、その内面2A及び外面2B(外周面と底部)を洗浄液で洗浄するようになっている。
洗浄対象となる容器2は、蓋を取り外し可能なオープンタイプのドラム缶であり、上端部2Cから蓋が取り外されて上面(天面)が開口した状態となっている。本実施例では、容器2を底部2Dが上方を向けた倒立状態で洗浄するが、容器2を倒立させると、底部2Dの外面2E(下面)が外周部となる下端部2Fよりも少し下方側に凹んだ状態となり、底部2Dの外面2Eとその外周部となるリブ状の下端部2Fとによって、深さが浅い窪み2Gが形成される。
図2に示すように、倒立状態の容器2の外面2B(外周面と底部2Dの外面2E)に洗浄液を噴射して洗浄する際には、上記底部2Dの外面2E、窪み2Gに洗浄液が溜まりやすくなり、その状態では底部2Dの外面2Eに直接洗浄液を噴射して洗浄することは困難である。そこで、本実施例においては、後に詳述する吸引手段4によって外面2E、窪み2Gに溜まる洗浄液を速やかに吸引して排出しながら、露出状態の外面2Eに洗浄液を直接噴射することで効率的に洗浄できるようにしている。
図1に示すように、本実施例では、全体として略U字状の搬送経路で容器2を搬送するようになっており、搬送経路における洗浄領域Aで倒立状態の容器2の内面2Aと外面2Bを順次洗浄し、その後、容器2を下流側の乾燥領域Bで乾燥させてから容器2を正立状態に戻して排出するようになっている。
搬送経路の上流端は容器2が供給される供給部Cとなっており、その隣接下流側に容器2を正立状態から倒立状態に反転させる第1反転部Dが設けられている。さらに、その隣接下流側の領域には、倒立状態の容器2の内面2Aと外面2Bを順次洗浄する洗浄領域Aが設けられている。この洗浄領域Aは、最上流端の箇所が容器2の受入部A1となっており、その隣接下流側に順次、容器2の内面を高圧の液体で洗浄する第1洗浄部A2、第2洗浄部A3が形成されており、最下流側の箇所は、容器2の内面2Aをすすぎ洗浄し、かつ外面2Bを洗浄するリンス部A4となっている。
洗浄領域Aの隣接下流側の領域は、洗浄後の容器2を下流側へ搬送する中間搬送領域Eとなっており、この中間搬送領域Eの隣接下流側は、洗浄後の容器2を熱風で乾燥させる乾燥領域Bとなっている。また、この乾燥領域Bの隣接下流側には容器2を倒立状態から正立状態に反転させる第2反転部Fが設けられており、その隣接下流側の箇所が容器2を排出する排出部Gとなっている。
容器2の搬送経路における供給部Cから第1反転部Dまでと、中間搬送領域E、及び第2反転部Fから排出部Gまでは、それぞれ搬送手段としてローラコンベヤ5が配置されており、それらの領域では、容器2は所定方向に回転されるローラコンベヤ5に載置されて順次下流側へ搬送されるようになっている。
他方、第1反転部Dの下流側となる洗浄領域Aは、左右一対の無端状チェーン6A、6Bを用いた搬送手段6によって容器2を搬送するようになっている。また、これと同様に、第2反転部Fの上流側となる乾燥領域Bも、左右一対の無端状チェーン6A、6Bを用いた搬送手段6によって容器2を下流側へ搬送するようになっている。
搬送手段6は、左右一対の無端状チェーン6A、6Bを、容器2の直径よりも小さな間隔で平行に配置して構成されており、左右一対の無端状チェーン6A、6Bの上方側の水平な走行領域で容器2を直接支持して下流側へ搬送するようになっている。
図示しない制御装置によって、無端状チェーン6A、6B用の図示しないモータを間欠的に回転させることで、無端状チェーン6A、6B上に支持された容器2を間欠的に下流側へ搬送するようになっている。
次に、容器2の搬送経路に沿って各部の構成を順に説明する。
搬送経路の上流端から第1反転部Dにわたってローラコンベヤ5が水平に配置されており、このローラコンベヤ5の上流端が供給部Cとなっている。このローラコンベヤ5にはカバー等の覆いは設けられておらず、このローラコンベヤ5が回転されている状態において、洗浄対象となる容器2が正立状態において作業者により供給部Cのローラコンベヤ5上に供給されるようになっている。
供給部Cに正立状態で供給された容器2は、ローラコンベヤ5によって隣接下流側の第1反転部Dへ搬送されるようになっている。
第1反転部Dには、コ字型をした反転機構8が設けられており、この反転機構8によって正立状態の容器2を反転させて隣接下流側となる無端状チェーン6A、6B上に載置させるようになっている。
反転機構8は、搬送方向と直交方向に支持された支持軸8Aと、支持軸8Aの両端部に対向させて連結された一対のアーム8B、8Bとを備えており、各アーム8B、8Bの先端には対向状態で進退可能なグリッパ8C、8Cが取り付けられている。
図1に示すように、両アーム8B、8Bが搬送方向上流側を向けた待機状態において、ローラコンベヤ5によって両アーム8B、8Bの間に正立状態の容器2が搬送されて来ると、両グリッパ8C、8Cが同期して前進されることで、正立状態の容器2の外面2B(外周面)が左右両側から挟持される。その後、図示しない回転機構によって支持軸8Aを回転中心として、両アーム8B、8Bが搬送方向下流側に向けて180°回転されるとともに、グリッパ8C、8Cが後退されて容器2の挟持状態が解放される。これにより容器2が正立状態から倒立状態に反転されるとともに、隣接位置で停止中の両無端状チェーン6A、6B上に載置されるようになっている。この後、反転機構8は、上記回転機構によって支持軸8Aを回転中心として、搬送方向上流側に向けて180°逆転されるので、両アーム8B、8Bが搬送方向上流側を向けた元の待機状態に復帰するようになっている。
第1反転部Dの反転機構8は、このようにして正立状態の容器2を反転させて倒立状態として、隣接下流位置の無端状チェーン6A、6B上に載置するようになっている。
なお、第2反転部Fの反転機構8も、第1反転部Dの反転機構8と同様の構成を備えており、第1反転部Dの反転機構8とは逆の作動を行うことで、乾燥領域Bの下流端となる無端状チェーン6A、6B上の容器2を保持して倒立状態から正立状態に反転させてローラコンベヤ5上に載置するようになっている。
第1反転部Dの下流側となる洗浄領域Aでは、倒立状態の容器2を搬送手段6の無端状チェーン6A、6Bによって順次間欠的に下流側へ搬送するようになっている。搬送手段6である無端状チェーン6A、6Bの両側及び上方側はケーシング9で覆われており、このケーシング9内を開閉可能な4枚のシャッター10A~10Dによって順次4つの空間に区画できるようにしている。それによって、上記受入部A1、第1洗浄部A2、第2洗浄部A3およびリンス部A4が区画されるようになっている。
受入部A1は第1反転部Dの後半部を兼ねており、その隣接下流側の空間が、高圧の温水で容器2の内面2Aを洗浄する第1洗浄部A2となっている。また、第1洗浄部A2の隣接下流側の空間は、洗剤を混合した高圧の洗浄液によって容器2の内面2Aを洗浄する第2洗浄部A3となっている。さらに、その隣接下流側となる空間は、容器2の内面2Aを洗浄水ですすぎ、かつ、容器2の外面2Bを洗浄液で洗浄するリンス部A4となっている。
無端状チェーン6A、6Bが停止状態であって各シャッター10A~10Dが閉鎖された状態において、受入部A1の無端状チェーン6A、6B上に反転機構8によって容器2が倒立状態で供給されると、その後、無端状チェーン6A、6Bが間欠的に所定量ずつ走行され、容器2は各シャッター10A~10Dの手前で待機する。その後、シャッター10A~10Dが開放されるとともに、無端状チェーン6A、6Bが所定量走行されることで、倒立状態の容器2が順次第1洗浄部A2、第2洗浄部A3、リンス部A4内に搬入されると、シャッター10A~10Dが所要時間、閉鎖されるようになっている。
そして、シャッター10A~10Dが閉鎖された状態において、第1洗浄部A2内において、倒立状態の容器2内に下方側から洗浄装置により高圧の温水が噴射されて、容器2の内面2Aが洗浄されるようになっており、次に、隣の第2洗浄部A3において、倒立状態の容器2の内面2Aに下方側から洗浄装置により高圧の洗浄液が噴射されて、容器2の内面2Aが洗浄されるようになっている。なお、第1洗浄部A2、第2洗浄部A3における洗浄装置は従来公知であるため、それらの構成の説明は省略する。
そしてさらに、リンス部A4においては、図2に示した外面洗浄装置13によって容器2の外面2B(外周面と底部2Dの外面2E)が洗浄される。その後、内面すすぎノズル14によって容器2の内面2Aが洗浄水ですすぎ洗浄されるようになっている。
しかして、本実施例は、外面洗浄装置13に吸引手段4を追加したことにより、底部2Dの外面2Eを含めた容器2の外面2Bの全域を効率的に洗浄できるようにしたことが特徴である。
すなわち、図2ないし図3に示すように、外面洗浄装置13は、容器2の外面2Bの形状に倣って側方から見て逆U字形に形成されるとともに所要位置に複数のノズル17が配置された外部洗浄パイプ16と、容器2の底部2Dの外面2Eの上方となる位置に配置されて、洗浄時に容器2の外面2E、窪み2Gに溜まる洗浄液を吸引して排出する吸引手段4と、鉛直方向の回転軸18を介して上記外部洗浄パイプ16及び吸引手段4を容器2の軸心を回転中心して容器2の円周方向に周回させる回転機構19とを備えている。
また、外面洗浄装置13の下方側には内面すすぎノズル14が昇降可能に配置されており、外面洗浄装置13による洗浄時には、内面すすぎノズル14が容器2の内部に下方側から挿入されて、容器2の内面2Aを洗浄水ですすぎ洗浄できるようになっている。
本実施例においては、無端状チェーン6A、6Bによりリンス部A4に第2洗浄部A3から容器2が搬入されて停止すると、上記シャッター10C、10Dが閉鎖される。その後、外部洗浄パイプ16のノズル17から洗浄液が底部2Dの外面2Eを含めた容器2全体の外面2Bに向けて噴射されて洗浄を行うとともに、下方側から容器2内に挿入された内面すすぎノズル14から洗浄水が噴射されるようになっている。
リンス部A4のケーシング9の天井9Aの中央に貫通孔9Bが形成されており、天井9Aの上面には複数のエアシリンダ22によって水平に支持された支持部材23が昇降可能に設けられている。
支持部材23の中央部に、円筒部材24と上記回転軸18とからなる2系統ロータリージョイント25が鉛直方向に取り付けられており、回転軸18はモータ26によって所定方向に回転されるようになっている。
回転軸18の下端部は、天井9Aの貫通孔9Bを貫通してリンス部A4内に位置しており、この回転軸18の下端部にカップ状の連結部材27を介して外部洗浄パイプ16が接続されるとともに、吸引手段4用の吸引パイプ28の上端が接続されている。
図3にも示すように、外部洗浄パイプ16は、底部2Dの外面2Eの上方側に水平に支持され、かつ容器2の直径方向に延びる水平部16Aと、その両端の位置から連続して外周面に沿って鉛直下方へ延びる2箇所の垂直部16Bとから構成される。そして、水平部16Aの中央部は2つに分岐され、それらの端部が連結部材27に円周方向に180°ずらして、全体として直線状となるように接続されている。水平部16Aに配置された複数のノズル17が、底部2Dの外面2Eに向けて洗浄液を噴射する底部用ノズルとなっており、垂直部16B、16Bに配置された複数のノズル17が容器2の外周面に洗浄液を噴射する側面用ノズルとなっている。
連結部材27の内部空間と、回転軸18に形成された軸方向孔、及び円筒部材24の半径方向孔によって洗浄液通路31が構成されており、この洗浄液通路31の下端部は、外部洗浄パイプ16の水平部16Aと連通している。また、この洗浄液通路31の上端は、導管32を介して洗浄液としての洗浄水の供給源33に連通している。上記モータ19及び洗浄液の供給源33の作動は、図示しない制御装置によって制御されるようになっている。
外部洗浄パイプ16の水平部16Aが容器2の搬送方向と直交し、かつ、両垂直部16Bが搬送方向の両側に位置した状態が待機状態となっており(図1参照)、その待機状態において、リンス部A4内に無端状チェーン6A、6Bにより容器2が搬入されて外部洗浄パイプ16の下方で停止される。すると、容器2の軸心と回転軸18の軸心が同一軸線上に位置するようになっている(図2、図3の状態)。
この状態から図示しない制御装置が洗浄液の供給源33を作動させるとともにモータ26を作動させると、外部洗浄パイプ16は、回転軸18によって容器2の軸心を回転中心として容器2の外周面に沿って周回し、かつ、導管32、洗浄液通路31及び外部洗浄パイプ16を経由して複数のノズル17から容器2の外面2B(外周面と底部2Dの外面2E)の全域に洗浄液が噴射されるようになっている。
さらに、本実施例では、上記ノズル17から洗浄液を噴射して容器2の外面2Bを洗浄する際には、容器2の底部2Dの外面2E、窪み2Gに溜まる洗浄液を吸引手段4で迅速に吸引して排出することで、洗浄効率を向上させるようにしている。
吸引手段4は、容器2の半径よりも少し短い四角柱状に形成されており、その底部4Aには弾性のあるゴムブレードが装着されている。ゴムブレードの下面の形状は、容器2の底部2Dの断面形状に倣った形状に調整されている。吸引手段4の上部中央に吸引パイプ28の下端部が接続されており、この吸引手段4は、外部洗浄パイプ16の水平部16Aよりも所定寸法だけ高さが低い位置に位置している。
吸引手段4には、その長手方向のほぼ全域にわたって直線状のスリット4Bが形成されており、このスリット4Bの下端部は底部4Aで開口している。そして、吸引パイプ28の下端部は吸引手段4の上部中央に連結されており、吸引パイプ28と吸引手段4のスリット4Bの内部空間は連通している。
図3に示すように、吸引手段4は、実質的に底部2Dの外面2Eの半径方向全域にわたって配置されており、かつ、上記外部洗浄パイプ16の水平部16Aに対して90°ずれた位置に支持されている。
上記円筒部材24の半径方向孔、それに連通する回転軸18の軸方向孔、それに連通する連結部材27の半径方向孔及び吸引パイプ28の内部とによって吸引通路35が形成されている。
吸引通路35の上端部は、導管36を介して真空タンク37と連通させてあり、真空タンク37には、導管38を介して真空ポンプ39が接続されている。真空ポンプ39の作動は、図示しない制御装置によって制御されるようになっている。制御装置によって真空ポンプ39が作動されると、真空タンク37内に負圧が導入されるので、導管36、吸引通路35を介して吸引手段4に負圧が導入される。それにより、吸引手段4の底部4Aに開口したスリット4Bから容器2の窪み2Gに溜まる洗浄液を吸引して速やかに排出できるようになっている。そして、吸引手段4により吸引された洗浄液は、導管36を介して真空タンク37内に排出されてそこに貯留されるようになっている。
真空タンク37の底部には、排水パイプ41の上端が接続されており、該排水パイプ41の途中には常閉の電磁開閉弁42が設けられている。また、真空タンク37の天面には、脱気パイプ43を取り付けてあり、この脱気パイプ43の途中に常閉の電磁開閉弁44が設けられている。電磁開閉弁42、44の作動は、制御装置によって制御されるようになっている。
制御装置は所要時に電磁開閉弁42、44を開放させることで、真空タンク37内に大気を導入して真空タンク37の真空状態を解除し、かつ、その状態で真空タンク37内に溜まった洗浄液を排水パイプ41によって排出させるようになっている。
以上の構成において、リンス部A4において外面洗浄装置13による容器2の外面2Bの洗浄と、内面すすぎノズル14による容器2の内面2Aのすすぎ洗浄は次のようにして行われる。
先ず、リンス部A4に容器2が搬入される前段階において、エアシリンダ22によって支持部材23、2系統ロータリージョイント25が上昇端に位置している。この待機状態では、吸引手段4は、倒立状態で搬入されてくる容器2の下端部2Fと干渉しない上方に支持されており、かつ、外部洗浄パイプ16の水平部16Aは搬送方向と直交しており、両垂直部16Bは容器2と干渉しない搬送方向の両側に位置している。また、この容器2の搬入前の待機状態では、下方側の内面すすぎノズル14も、無端状チェーン6A、6Bの上方側の走行領域よりも下方側へ下降されている。
この洗浄前の待機状態において、第2洗浄部A3において内面2Aの洗浄が済んだ容器2が無端状チェーン6A、6Bによってリンス部A4に搬入されてから外面洗浄装置13の下方側で停止する。それにより、外面洗浄装置13の回転軸18の軸心と容器2の軸心とが同一軸線上に位置する。
この後、エアシリンダ22によって支持部材23、2系統ロータリージョイント25が下降端まで下降されるので、外部洗浄パイプ16及び吸引手段4も所定量下降される。そのため、外部洗浄パイプ16の水平部16Aが容器2の下端部2Fの隣接上方側に位置し、垂直部16B、16Bは容器2の外周面に沿った隣接位置に位置する。また、吸引手段4は、スリット4Bが開口した底部4Aが容器2の底部2Dの外面2Eに接触する程度まで近接した状態となる。
また、内面すすぎノズル14は、昇降機構によって上昇されて容器2の中央部の内方側まで下方から挿入される。
この状態から制御装置が洗浄液の供給源33を作動させるとともにモータ26、および真空ポンプ39を作動させる。
これにより、外部洗浄パイプ16は、回転軸18によって容器2の軸心を回転中心として容器2の外周面に沿って周回し、かつ、導管32、洗浄液通路31及び外部洗浄パイプ16を経由して複数のノズル17から容器2の外面2B(外周面と底部2Dの外面2E)に洗浄液が噴射されると同時に、吸引手段4も外部洗浄パイプ16と同期して容器2の底部2Dの外面2Eと僅かに離隔した状態で周回しながらスリット4Bに負圧が導入される。
そのため、吸引手段4の底部4Aに開口したスリット4Bから容器2の外面2E、窪み2Gに溜まる洗浄液が吸引されて速やかに排出されるので、露出した状態の底部2Dの外面2Eに、水平部16Aのノズル17から直接洗浄液が噴射されて、外面2Eを効率的に洗浄することができる。また、垂直部16Bに設けられた側面洗浄用のノズル17から容器2の外周面の全域にも洗浄液が噴射されることで、底部2Dの外面2Eを含めた容器2の外面2Bの全域を効率的に洗浄することができる。
この後、制御装置は、内面すすぎノズル14の洗浄水供給源を作動させるので、内面すすぎノズル14から噴射された洗浄水によって容器2の内面2Aがすすぎ洗浄される。
以上のようにして、リンス部A4に搬入された容器2に対して外面洗浄装置13による容器2の外面2Bの洗浄と内面すすぎノズル14による容器2の内面2Aのすすぎ洗浄が所定時間行われると、制御装置は、真空ポンプ39及びモータ26の作動は所定時間(数分)継続させたままで、洗浄液供給源33の作動を停止させる。そのため、外部洗浄パイプ16のノズル17から洗浄液は噴射されない状態において外部洗浄パイプ16が周回する。そのため、底部2Dの外面2E、窪み2Gに少し溜まった洗浄液が、吸引手段4によって吸引して排除される。これにより、窪み2Gの洗浄液はほぼ排出されて、外面2Eは洗浄液で僅かに濡れている状態となる。
こうして所定時間(数分)が経過すると、制御装置がモータ26と真空ポンプ39の作動を停止させる。また、制御装置は、洗浄水供給源の作動を停止させて内面すすぎノズル14からの洗浄水の噴射を停止させるとともに、内面すすぎノズル14を無端状チェーン6A、6Bよりも下方側に下降させる。
これにより、容器2の外面2Bの洗浄作業と容器2の内面2Aのすすぎ洗浄作業が終了する。
その後、制御装置は、エアシリンダ22によって、支持部材23、2系統ロータリージョイント25を上昇端位置まで上昇させるので、吸引手段4は容器2の下端部2Fと接触しない上方側に支持されるとともに、外部洗浄パイプ16は、その水平部16Aが搬送方向と直交方向となる待機状態に復帰する。
このように、本実施例では、外面洗浄装置13の下方に容器2が搬入される前と、洗浄終了時において、昇降機構としてのエアシリンダ22によって吸引手段4、外部洗浄パイプ16を昇降させるようになっている。
この後は、シャッター10A~10Dが開放された後に、無端状チェーン6A、6Bが間欠走行されるので、洗浄後の倒立状態の容器2はリンス部A4から隣接下流側のローラコンベヤ5上に送り出される一方、新たな容器2が倒立状態でリンス部A4に搬入されて停止される。この後、シャッター10A~10Dが閉鎖された後に、前述した要領でリンス部A4内で外面洗浄装置13による容器2の外面2Bの洗浄と内面すすぎノズル14による容器2の内面2Aのすすぎ洗浄が行われるようになっている。
本実施例では、外面洗浄装置13に吸引手段4を設けているので、倒立状態の容器2の外面2E、窪み2Gに洗浄液が溜まることを防止することができ、外面2E、窪み2Gに洗浄液が溜まっていない状態の洗浄後の容器2をローラコンベヤ5によって乾燥領域Bへ搬送することができる。換言すると、本実施例の容器洗浄装置1は、洗浄後の容器2の外面2E、窪み2Gに洗浄液が溜まらないので、洗浄領域Aと乾燥領域Bとの間に外面2E、窪み2Gに溜まった洗浄液を除去するための排出機構を設ける必要がなく、その分だけ容器洗浄装置1が簡略化された構成となっている。
次に、乾燥領域Bについて説明すると、図1に示すように、乾燥領域Bには、前述のように一対の無端状チェーン6A、6Bからなる搬送手段6が配置されており、この搬送手段6は洗浄領域Aと同様に、ケーシング9で覆われている。ケーシング9は、入口部と出口部の2枚のシャッター10A、10Bにより乾燥室として区画できるようになっている。シャッター10A、10Bが開放された状態で、搬送手段6が間欠的に走行される際に順次洗浄後の2つの容器2がローラコンベヤ5によって乾燥室としてのケーシング9内に搬入される。その後、シャッター10A、10Bが閉鎖されるとともに搬送手段6が停止されてから図示しない乾燥機構によって容器2の内面2Aと外面2Bに温風が所定時間吹き付けられるようになっている。それにより、容器2の内面2A及び外面2Bが強制的に乾燥されるようになっている。
この後、シャッター10A、10Bが開放されてから搬送手段6が間欠走行されることで、乾燥処理後の容器2がシャッター10Bの隣接位置となる搬送手段6上に停止するようになっている。その位置は、第2反転部Fの前半部を兼ねており、待機状態の第2反転部Fの反転機構8によって倒立状態の容器2が挟持された後に反転されてから正立状態となってローラコンベヤ5に載置されるようになっている。なお、第2反転部Fの反転機構8の構成は、前述した第1反転部Dの反転機構8と同様の構成であり、それとは逆の作動を行うようになっている。このように、乾燥領域Bにおいては、洗浄後の倒立状態の容器2に図示しない乾燥機構によって温風を吹きかけて乾燥させるようになっている。
第2反転部Fにおいて正立状態となってローラコンベヤ5に載置された容器は、その後、ローラコンベヤ5によって下流側の搬送端となる排出部Gへ搬送されるようになっており、現場の作業者によって排出部Gのローラコンベヤ5上から排出されるようになっている。
本実施例においては、以上のようにして倒立状態の容器2の内面2A、外面2Bの洗浄が行われてから乾燥処理が行われ、その後、乾燥処理が終わった容器2は、正立状態に戻されて排出されるようになっている。
以上のように、本実施例においては、倒立状態の容器2の外面2Bを外面洗浄装置13で洗浄するようになっており、その際、容器2の底部2Dの外面2E、窪み2Gに溜まる洗浄液を吸引手段4で吸引して排出しつつ、露出した状態の底部2Dの外面2Eに直接洗浄液を噴射して洗浄できるようになっている。そのため、底部2Dの外面2Eを含めた容器2の外面2B全域を効率的に洗浄することができる。
また、洗浄工程の最後に、ノズル17からの洗浄液の噴射を停止させた状態で所定時間、モータ26の作動と吸引手段4の吸引を継続させることにより底部2Dの外面2E、窪み2Gに溜まる洗浄液をほとんど吸引して排出できるようになっている。そのため、本実施例においては、洗浄領域Aと乾燥領域Bとの間に、容器2の外面2E、窪み2Gに溜まる洗浄液を排出する高圧ブロア等の装置を設ける必要がなく、その分だけ容器洗浄装置1の構成を簡略化することができる。
次に、図4ないし図5は外面洗浄装置13に関する第2実施例を示したものであり、この第2実施例は、上記第1の実施例における外部洗浄パイプ16の水平部16Aのノズル17を省略し、その代わりに吸引手段4の側面に底部用ノズルとして複数のノズル17を設けた構成となっている。
より詳細には、吸引手段4の側部の内方には、長手方向にわたって洗浄液の通路20を形成してあり、そこに複数のノズル17が下方に向けて取り付けられている。洗浄液の通路20はパイプ21によって連結部材27を介して洗浄液通路31に連通している。その他の構成は、上記第1実施例と同じであり、第1実施例と対応する各部材には同じ部材番号を付している。
この第2実施例においては、容器2の外面2Bを外面洗浄装置13で洗浄する際には、回転軸18が図5の反時計方向に回転されると、吸引手段4によって洗浄液が吸引されて速やかに排出されてから露出状態となった底部2Dの外面2Eに洗浄液がノズル17から直接噴射される。
このような構成の第2実施例であっても、上記第1の実施例と同様の作用・効果を得ることができる。
なお、上記実施例においては、リンス部Aに搬入された容器2を停止させた状態で、容器2の周囲を外部洗浄パイプ16と吸引手段4を周回させる構成となっているが次のような構成を採用しても良い。つまり、外部洗浄パイプ16と吸引手段4を固定して配置する一方、容器2を自転させる回転機構を設けて、該回転機構によって容器2を自転させることで、容器2と外部洗浄パイプ16、吸引手段4と相対回転させて、容器2の外面2Bを洗浄するようにしても良い。
また、吸引手段4を回転させることは必須の構成要件ではなく、吸引手段4を固定して配置しても良い。
また、上記実施例においては、外部洗浄パイプ16は逆U字形となっているが、図2において、連結部材27よりも右側の水平部16Aと垂直部16Bを省略して左側の水平部16Aと垂直部16BだけのL字形の外部洗浄パイプ16を採用しても良い。
また、上記実施例では、吸引手段4が略角柱状となっているが、吸引手段4としてストロー状の吸引チューブを用いても良い。
さらに、上記実施例においては、容器2を搬送する搬送経路が全体としてU字状となっているが、直線状やL字状の搬送経路であっても良い。
1‥容器洗浄装置 2‥容器
2A‥内面 2B‥外面
2D‥底部 2E‥底部の外面
2G‥窪み 4‥吸引手段
13‥外面洗浄装置 16‥外部洗浄パイプ
17‥ノズル 19‥回転機構

Claims (2)

  1. 底部を上方に向けた倒立状態の容器に洗浄液を噴射して、該容器の外面を洗浄する容器洗浄装置において、
    容器の底部の外面に向けて洗浄液を噴射して、該底部の外面を洗浄する底部用ノズルと、容器の底部の外面に溜まる洗浄液を吸引して排出する吸引手段と、容器の外周面に向けて洗浄液を噴射する側面用ノズルと、上記吸引手段と一体に設けられた外部洗浄パイプと、上記吸引手段および外部洗浄パイプと容器とを該容器の軸心回りに相対回転させる回転機構とを備え、
    上記底部用ノズルと側面用ノズルから洗浄液を噴射して容器の外面を洗浄する際に、上記回転機構は、倒立状態の容器に対して上記外部洗浄パイプ及び吸引手段を容器の軸心回りに周回させるとともに、上記吸引手段により容器の底部の外面に溜まる洗浄液を吸引して排出し、露出状態となった底部の外面に洗浄液を噴射して洗浄することを特徴とする容器洗浄装置。
  2. 上記容器の外面を洗浄する際に、上記底部用ノズルからの洗浄液の噴射を停止させてから所定時間にわたって上記回転機構の作動と吸引手段による洗浄液の吸引が継続されることを特徴とする請求項1に記載の容器洗浄装置。
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