JP2024089246A - 洗浄方法 - Google Patents

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Kazuo Fukunaga
一輝 村田
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Abstract

【課題】包装機において内容物を案内する内容物案内部を洗浄するのに有利な洗浄方法を提供する。【解決手段】洗浄方法は、袋内に内容物を導入する包装機のうち内容物を案内する内容物案内部50を洗浄する洗浄方法であって、内容物案内部50のうち内容物が通過する案内路51の区画面53に洗浄液Lcが付与される工程であって、ノズル60から区画面53に向けて洗浄液Lcをミスト状に噴霧する工程と、リンス液によって区画面53から洗浄液Lcを洗い流す工程と、を含む。【選択図】図2B

Description

本開示は、洗浄方法に関する。
袋内に内容物を導入する包装設備(例えば特許文献1参照)のクリーニングにおいて、包装処理において内容物(固形状内容物、粉状内容物及び/又は液状内容物)に接触する機会がある各種装置は、包装設備の稼働を停止した状態で洗浄されて汚れが除去される。
特開2018-034814号公報
包装設備のうち、内容物が内側スペースを通過するホースやパイプなどの部品を適切に洗浄するには、専用のスポンジやブラシなどの洗浄器具の使用が必要とされることがある。
また包装設備の洗浄は包装設備の稼働時間や生産率の低下を招くため、そのような部品洗浄作業は1日~2日に1回程度しか実施されないこともある。その一方で、洗浄作業と次の洗浄作業との間の包装設備の稼働時間が長くなるほど、包装設備に付着した内容物がより強固に固着する傾向がある。包装設備に強固に固着している内容物の洗浄除去には時間がかかり、そのような内容物を完全には除去できない場合もある。
また包装設備の各種装置は、清潔な状態を維持するために、洗浄処理後に適切に乾燥されることが求められる。しかしながら外部に露出していないホースやパイプなどの部品の内側スペースを適切に乾燥させることは、必ずしも容易ではない。
本開示は上述の事情に鑑みてなされたものであり、包装機において内容物を案内する内容物案内部を洗浄するのに有利な技術を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、袋内に内容物を導入する包装機のうち内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、内容物案内部のうち内容物が通過する案内路の区画面に洗浄液が付与される工程であって、ノズルから区画面に向けて洗浄液をミスト状に噴霧する工程と、リンス液によって区画面から洗浄液を洗い流す工程と、を含む洗浄方法に関する。
内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含んでもよい。
洗浄液は、水、電解水又は洗剤液であってもよい。
本開示の他の態様は、袋内に内容物を導入する包装機のうち内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、内容物案内部のうち内容物が通過する案内路の区画面に洗浄液が付与される工程であって、内容物案内部のうち案内路を区画する区画面に向けて、案内路の延在方向とは非平行にノズルから洗浄液を吐出させる工程を含む洗浄方法に関する。
内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含んでもよい。
洗浄液は、水、電解水又は洗剤液であってもよい。
洗浄液は、洗剤液であってもよい。
本開示の他の態様は、袋内に内容物を導入する包装機のうち内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、内容物案内部のうち内容物が通過する案内路の区画面に洗浄液が付与される工程であって、バブルを含有する洗浄液を区画面に付与する工程を含む洗浄方法に関する。
内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含んでもよい。
洗浄液は、水、電解水又は洗剤液であってもよい。
洗浄液は、洗剤液であってもよい。
本開示の他の態様は、袋内に内容物を導入する包装機のうち内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、内容物案内部のうち内容物が通過する案内路に洗浄エアーが付与される工程であって、内容物案内部のうち案内路を区画する区画面に向けて、案内路の延在方向とは非平行にノズルから洗浄エアーを噴出させる工程、を含む洗浄方法に関する。
内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含んでもよい。
本開示によれば、包装機において内容物を案内する内容物案内部を洗浄するのに有利である。
図1は、包装機の一例を示す斜視図である。 図2Aは、第1の洗浄例を説明する図である。 図2Bは、第1の洗浄例を説明する図である。 図2Cは、第1の洗浄例を説明する図である。 図2Dは、第1の洗浄例を説明する図である。 図3Aは、第2の洗浄例を説明する図である。 図3Bは、第2の洗浄例を説明する図である。 図3Cは、第2の洗浄例を説明する図である。 図4Aは、第3の洗浄例を説明する図である。 図4Bは、第3の洗浄例を説明する図である。 図4Cは、第3の洗浄例を説明する図である。 図5Aは、第4の洗浄例を説明する図である。 図5Bは、第4の洗浄例を説明する図である。 図5Cは、第4の洗浄例を説明する図である。 図6Aは、第5の洗浄例を説明する図である。 図6Bは、第5の洗浄例を説明する図である。 図6Cは、第5の洗浄例を説明する図である。 図7Aは、第5の洗浄例を説明する図である。 図7Bは、第5の洗浄例を説明する図である。 図7Cは、第5の洗浄例を説明する図である。 図7Dは、第5の洗浄例を説明する図である。
図1は、包装機10の一例を示す斜視図である。
図1に示す包装機10では、搬送装置22が支持台21によって支持される。搬送装置22は、回転テーブル22a及び複数のグリッパー22bを有する。回転テーブル22aは、モーター等の駆動装置(図示省略)によって間欠的に回転される。2つのグリッパー22bによって1つのグリッパーペアが構成され、複数のグリッパーペアが回転テーブル22aの外周部に対して等間隔に(すなわち回転テーブル22aの中心軸線(回転軸線)に対して等角度間隔に)取り付けられる。
各グリッパーペア(一対のグリッパー22b)は、回転テーブル22aの間欠回転に応じて、回転テーブル22aの中心軸線の周りで円軌道に沿って間欠的に移動する。袋Bは、対応のグリッパーペア(一対のグリッパー22b)によって両側部が把持され、回転テーブル22aの回転に応じて対応のグリッパーペアとともに円軌道に沿って間欠的に移動する。
対応のグリッパーペアとともに移動する袋Bは、複数の処理ステーションで間欠的に停止されて各種処理を受ける。具体的には、まず袋供給装置23によって袋B(本例では平袋)が対応のグリッパーペアに供給される。袋Bは、吊り下げ状態(特に口部が上方に向けられた状態)で、グリッパーペアにより把持される
その後、袋Bは、グリッパーペアとともに移動し、印字装置(図示省略)による印字処理及び印字検査装置(図示省略)による印字検査処理を受ける。
その後、袋Bは、間欠的に停止している状態で開口装置24による開口処理を受け、口部が閉鎖状態から開口状態にされる。
その後、袋Bは、液体注入装置25による液体注入処理(内容物導入処理)を受け、開口状態の口部を介して液状内容物が袋Bの内側スペースに注入される。図1に示す液体注入装置25の構成の詳細は後述される。
その後、袋Bは、間欠的に停止している状態で、第1加熱シール装置26による第1加熱シール処理と、第2加熱シール装置27による第2加熱シール処理とを受ける。第1加熱シール処理及び第2加熱シール処理の各々において、袋Bの口部が一対の熱板によって加圧加熱される。その後、袋Bは間欠的に停止している状態で、冷却シール装置28による冷却シール処理を受け、袋Bの口部(特に加熱シール箇所)が一対の冷却板によって加圧冷却される。
その後、袋Bは対応のグリッパーペアから解放されて落下し、液状内容物が内側スペースに封入された製品袋として放出される。図1に示す例では、冷却シール装置28が設置される処理ステーションにおいて、袋(製品袋)Bが対応のグリッパーペアから解放されて放出される。
包装機10に含まれる上述の各種装置は、必要に応じて制御装置30により適宜制御されて駆動する。
[液体注入装置(内容物案内部)]
図1に示す液体注入装置25は、液状内容物が貯留される貯留タンク35と、貯留タンク35に接続される案内パイプ36と、第1流路切替弁37a及び第2流路切替弁37bを介して案内パイプ36に接続される第1容積計量式ポンプ38a及び第2容積計量式ポンプ38bと、を有する。第1容積計量式ポンプ38aは、第1流路切替弁37aを介して第1中継パイプ39aに接続され、第1中継パイプ39aは、第1案内ホース40aを介して第1吐出ノズル41aに接続される。第2容積計量式ポンプ38bは、第2流路切替弁37bを介して第2中継パイプ39bに接続され、第2中継パイプ39bは、第2案内ホース40bを介して第2吐出ノズル41bに接続される。
第1流路切替弁37aは、案内パイプ36と第1容積計量式ポンプ38aとを接続するモードと、第1容積計量式ポンプ38aと第1中継パイプ39aとを接続するモードとの間で切り替えられる。同様に第2流路切替弁37bは、案内パイプ36と第2容積計量式ポンプ38bとを接続するモードと、第2容積計量式ポンプ38bと第2中継パイプ39bとを接続するモードとの間で切り替えられる。このような第1流路切替弁37a及び第2流路切替弁37bは、例えば三方弁によって構成可能である。
なお「ホース」及び「パイプ」はいずれも中空の管状部材により構成されるが、「ホース」は湾曲等の変形が可能な軟質部材により構成されるのに対し、「パイプ」は硬質部材により構成され基本的に変形しない。したがって図1に示す例において、案内パイプ36及び中継パイプ39a、39bは基本的に変形しないが、案内ホース40a、40bは変形自在に設けられる。
第1吐出ノズル41a及び第2吐出ノズル41bはサブアーム44によって支持される。サブアーム44は昇降シャフト43を介してメインアーム42に取り付けられている。メインアーム42は水平方向へ揺動可能に設けられる。昇降シャフト43はその中心軸線を中心に回転可能に設けられる。
液体注入装置25は内容物導入制御部45を具備する。内容物導入制御部45は、制御装置30の制御下で、液体注入装置25が具備する上述の各種装置を制御する。
液体注入装置25による液体注入処理は、内容物導入制御部45の制御下で各種装置が制御され、例えば以下のようにして実施される。
まず第1流路切替弁37aが、案内パイプ36と第1容積計量式ポンプ38aとを接続するモードに切り替えられる。これにより貯留タンク35からの液状内容物が、案内パイプ36及び第1流路切替弁37aを介して第1容積計量式ポンプ38aに流入する。予め定められた所定量の液状内容物が第1容積計量式ポンプ38aに流入すると、その所定量を超える量の液状内容物は第1容積計量式ポンプ38aに流入しない。このようにして第1容積計量式ポンプ38aは所定量の液状内容物を計量する。
所定量の液状内容物が第1容積計量式ポンプ38aに流入した後、第1流路切替弁37aが、第1容積計量式ポンプ38aと第1中継パイプ39aとを接続するモードに切り替えられる。その後、第1容積計量式ポンプ38aは、計量した所定量の液状内容物を第1中継パイプ39aに向けて送り出す。第1容積計量式ポンプ38aから第1中継パイプ39aに液状内容物を送り出す方法は限定されない。例えば第1容積計量式ポンプ38aがピストン(図示省略)を有し、当該ピストンが液状内容物を第1容積計量式ポンプ38aから第1中継パイプ39aに押し出してもよい。このようにして第1容積計量式ポンプ38aから送りされる液状内容物は、第1中継パイプ39a及び第1案内ホース40aを通って第1吐出ノズル41aに送られ、第1吐出ノズル41aから吐出される。
同様に第2流路切替弁37bが、案内パイプ36と第2容積計量式ポンプ38bとを接続するモードに切り替えられることで、貯留タンク35からの液状内容物が、案内パイプ36及び第2流路切替弁37bを介して第2容積計量式ポンプ38bに流入し、第2容積計量式ポンプ38bによって所定量の液状内容物が計量される。その後、第2流路切替弁37bが第2容積計量式ポンプ38bと第2中継パイプ39bとを接続するモードに切り替えられ、第2容積計量式ポンプ38bが計量した所定量の液状内容物を第2中継パイプ39bに向けて送り出す。このようにして第2容積計量式ポンプ38bから送り出される液状内容物は、第2中継パイプ39b及び第2案内ホース40bを通って第2吐出ノズル41bから吐出される。
なお第1容積計量式ポンプ38a及び第2容積計量式ポンプ38bは、ドレーン管46にも接続されており、ドレーン管46に連通する連通モードとドレーン管46に連通しない非連通モードとの間で適宜切り替えられる。第1容積計量式ポンプ38a及び第2容積計量式ポンプ38bは、案内パイプ36からの液状内容物を受け入れて中継パイプ39a、39bに送り出す場合、非連通モードに置かれる。一方、液状内容物をドレーン管46を介して排出する場合、第1容積計量式ポンプ38a及び第2容積計量式ポンプ38bは連通モードに置かれる。このような連通モード及び非連通モードの切り替えは任意の装置構成により実現可能である。
メインアーム42の揺動及び昇降シャフト43の回転に応じて、第1吐出ノズル41aが第1内容物導入処理ステーションと第2内容物導入処理ステーションとの間で往復移動し、第2吐出ノズル41bが第2内容物導入処理ステーションと第3内容物導入処理ステーションとの間で往復移動する。
第1吐出ノズル41a及び第2吐出ノズル41bは、昇降シャフト43によって上昇位置から下降位置に降下させられることで、第1内容物導入処理ステーション及び第2内容物導入処理ステーションにそれぞれ間欠的に停止している2つの袋Bの内側スペースに進入する。その後、第1吐出ノズル41a及び第2吐出ノズル41bから液状内容物が吐出されることで、2つの袋Bの内側スペースに同時的に内容物が注入される。これらの2つの袋Bは、対応のグリッパーペアとともに間欠的に移動し、それぞれ第2内容物導入処理ステーション及び第3内容物導入処理ステーションに間欠的に停止される。この際、第1吐出ノズル41a及び第2吐出ノズル41bは、メインアーム42の揺動及び昇降シャフト43の回転に応じてこれらの2つの袋Bとともに移動し、移動中も液状内容物を吐出してこれらの2つの袋Bの内側スペースへの内容物の注入を継続的に行う。そして、これらの2つの袋Bの内側スペースに対する内容物の注入が完了した後、第1吐出ノズル41a及び第2吐出ノズル41bは、昇降シャフト43によって下降位置から上昇位置に上昇させられることで、2つの袋Bの内側スペースから退避する。その後、メインアーム42の揺動及び昇降シャフト43の回転に応じて、第1吐出ノズル41aは第2内容物導入処理ステーションから第1導入処理ステーションに戻され、第2吐出ノズル41bは第3内容物導入処理ステーションから第2内容物導入処理ステーションに戻される。
液体注入装置25は、上述の一連の処理を繰り返すことで、搬送装置22によって搬送される複数の袋Bに液状内容物を注入することができる。各袋Bは、2つの処理ステーション(第1内容物導入処理ステーション及び第2内容物導入処理ステーション、又は、第2内容物導入処理ステーション及び第3内容物導入処理ステーション)において及び当該2つの処理ステーション間を移動する間において、液体注入処理を受けることができる。
[内容物案内部の洗浄]
上述の図1に示す包装機10において、例えば液体注入装置25の貯留タンク35、案内パイプ36、流路切替弁37a、37b、容積計量式ポンプ38a、38b、中継パイプ39a、39b、案内ホース40a、40b、及び吐出ノズル41a、41bが「内容物を案内する内容物案内部」に対応する。
このような内容物案内部(特に内容物が通過する案内路の区画面)を洗浄する洗浄方法の典型例を以下に説明する。
[第1の洗浄例]
図2A~図2Dは、第1の洗浄例を説明する図である。図2A~図2Dでは、内容物案内部50の内側の状態が透視的に示される。
図2Aに示す内容物案内部50は、内容物が通過する案内路51を区画する区画壁52を有し、区画壁52の内壁面である区画面53に汚れDが付着している。
本例では、図2Bに示すように案内路51において洗浄ノズル60から洗浄液Lcがミスト状に噴霧され、区画面53に洗浄液Lcが付与される。これにより区画面53に付着している汚れDにもミスト状の洗浄液Lcが付与される。ミスト状の洗浄液Lcは、汚れDを区画面53から分離して浮かすのに効果的である。
その後、図2Cに示すように案内路51にはリンス液Lrが流され、当該リンス液Lrによって区画面53から洗浄液Lcとともに汚れDが洗い流される。その後、案内路51には、湿度が十分に低いドライエアーがブロワー(図示省略)によって流され、区画面53から液体が除去される。その結果、図2Dに示すように区画面53から汚れDが除去され、内容物案内部50は清浄な状態になる。
なお洗浄ノズル60には洗浄液吐出装置(図示省略)が接続され、当該洗浄液吐出装置から洗浄ノズル60に送られる洗浄液Lcが、洗浄ノズル60からミスト状に吐出される。また案内路51にはリンス液送出装置(図示省略)が接続され、リンス液送出装置から案内路51にリンス液Lrが送り出される。
洗浄液Lc及びリンス液Lrの具体的な組成は限定されない。典型的には、水、電解水又は洗剤液が洗浄液Lcとして用いられる。界面活性剤を主成分とする洗剤液が洗浄液Lcとして用いられる場合には、水に溶けにくい汚れDを効果的に除去することができる。洗浄液Lcは、任意の成分を含んでいてもよく、例えばタンパク質、脂質或いは糖質の分解に有効な酵素成分を含んでいてもよい。
なお上述の一連の洗浄処理は、例えば液体注入装置25(包装機10)の稼働が停止している間など、内容物案内部50(液体注入装置25)による内容物の案内が行われていない任意のタイミングで実施可能である。
[第2の洗浄例]
図3A~図3Cは、第2の洗浄例を説明する図である。図3A~図3Cでは、内容物案内部50の内側の状態が透視的に示される。本例において、上述の第1の洗浄例と同一又は対応の要素には同一の符号を付し、上述の第1の洗浄例と共通の作用効果の説明は省略する。
本例においても、汚れDが付着した内容物案内部50の区画面53(図3A参照)に対して洗浄液Lcが付与されるが、当該洗浄液Lcは、洗浄ノズル60から区画面53に向けて、案内路51の延在方向(図3Bの上下方向)とは非平行に吐出される(図3B参照)。
すなわち洗浄ノズル60は、図3Bに示すように案内路51において、区画面53に向けられる複数のノズル吐出口61を有し、これらのノズル吐出口61から区画面53に向けて洗浄液Lcが噴出する。
特に図3Bに示す洗浄ノズル60(特に複数のノズル吐出口61が設けられる先端部)は、案内路51において回転しながら、各ノズル吐出口61から洗浄液Lcを継続的に吐出させる。これにより、各ノズル吐出口61から吐出される洗浄液Lcは、区画面53の周方向の全体に対して付与される。なお洗浄ノズル60の回転は任意の機構により実現可能である。
区画面53に付着した汚れDは、このようにして洗浄ノズル60から吐出された洗浄液Lcによって洗い流される。その後、案内路51にはドライエアーが流され、区画面53から液体が除去される。その結果、内容物案内部50は図3Cに示すように清浄な状態になる。
なお図3A~図3Cに示す例では、洗浄ノズル60から継続的に吐出される洗浄液Lcによって、区画面53からの汚れDの剥離及び汚れDの洗い流しが同時的に行われるため、案内路51に対してリンス液Lr(図2C参照)は流されない。ただし本例においても、上述の第1の洗浄例と同様に、区画面53に洗浄液Lcを付与した後に、案内路51にリンス液Lrが流されてもよい。例えば、洗浄液Lcとして洗剤液が用いられる場合には、案内路51にリンス液Lrを流して区画面53から洗剤液を洗い流すことが好ましい。
なお図3Bに示す洗浄ノズル60は、複数のノズル吐出口61を有するが、単一のノズル吐出口61のみを有していてもよい。
また図3Bに示す例では洗浄ノズル60が回転するが、洗浄ノズル60は回転しなくてもよい。この場合、洗浄ノズル60における洗浄液Lcの流路(ノズル吐出口61を含む)は、ノズル吐出口61から吐出される洗浄液Lcが区画面53に沿って周方向に流れるように方向付けられるような構造及び向きを有することが好ましい。
[第3の洗浄例]
図4A~図4Cは、第3の洗浄例を説明する図である。図4A~図4Cでは、内容物案内部50の内側の状態が透視的に示される。本例において、上述の第1の洗浄例及び第2の洗浄例と同一又は対応の要素には同一の符号を付し、上述の第1の洗浄例及び第2の洗浄例と共通の作用効果の説明は省略する。
本例においても、汚れDが付着した内容物案内部50の区画面53(図4A参照)に対して洗浄液Lcが付与されるが、当該洗浄液Lcとして「バブルを含有する洗浄液Lc」が用いられる(図4B参照)。
すなわち洗浄ノズル60は、図4Bに示すように、案内路51において区画面53に向けられる複数のノズル吐出口61を有する。各ノズル吐出口61は、区画面53に向けて洗浄液Lcとともにバブルb(例えばマイクロバブル)を吐出する。洗浄ノズル60には案内ホース62が接続されており、案内ホース62を介して洗浄ノズル60に洗浄液Lcが供給され、当該洗浄液Lcが各ノズル吐出口61からバブルbとして噴出される。
本例では洗浄液Lc及びバブルbの両方が各ノズル吐出口61から噴出されるが、各ノズル吐出口61からバブルbを噴出させる方法は限定されず、例えばバブルbのみが各ノズル吐出口61から噴出されてもよい。各ノズル吐出口61がバブルbを噴出させる際にバブルbを生成してもよいし、「バブルbが混ぜられている洗浄液Lc」がバブル生成装置(図示省略)から案内ホース62を介して洗浄ノズル60に送られて各ノズル吐出口61から噴出されてもよい。
バブルbとしていわゆるマイクロバブルをノズル吐出口61から噴出させる場合、例えばエジェクター内部で発生させる剥離流によって吸引されるガスからバブルbを生成するエジェクター方式や、水中の溶存ガスを析出させるキャビテーション方式によってバブルbを作り出すことが可能である。
なお各ノズル吐出口61から吐出されるバブルbの直径は限定されない。各バブルbは、100μm以上の直径を有していてもよいし、100μm未満の直径を有していてもよいし、10μm未満の直径を有していてもよいし、1μm未満の直径を有していてもよい。したがって洗浄液Lcに混入されるバブルbは、例えば1μm~100μmの直径を有するいわゆるマイクロバブルや、1μm以下の直径を有するいわゆるナノバブルであってもよい。
各ノズル吐出口61から洗浄液Lc及びバブルbが吐出される際、案内路51は洗浄液Lcによって満たされている。案内路51に満たされている洗浄液Lcは、各ノズル吐出口61から洗浄液Lc及びバブルbが吐出されている間、下流に向けて流されてもよいし、下流に流されることなく案内路51において停滞していてもよい。
区画面53に付着した汚れDは、バブルb(例えばバブルbの破裂(崩壊))によって区画壁52から効果的に剥離される。そして、ノズル吐出口61からの洗浄液Lc及びバブルbの吐出を停止し、案内路51から洗浄液Lcを排出することで汚れDが洗い流される。その後、案内路51にはドライエアーが流され、区画面53から液体が除去される。その結果、内容物案内部50は図4Cに示すように清浄な状態になる。
なお図4A~図4Cに示す例では、案内路51に対してリンス液Lr(図2C参照)は流されない。ただし本例においても、上述の第1の洗浄例と同様に、区画面53に洗浄液Lcを付与した後に、案内路51にリンス液Lrが流されてもよい。例えば、洗浄液Lcとして洗剤液が用いられる場合には、案内路51にリンス液Lrを流して区画面53から洗剤液を洗い流すことが好ましい。
また図4Bに示す洗浄ノズル60は、複数のノズル吐出口61を有するが、単一のノズル吐出口61のみを有していてもよい。
[第4の洗浄例]
図5A~図5Cは、第4の洗浄例を説明する図である。図5~図5Cでは、内容物案内部50の内側の状態が透視的に示される。本例において、上述の第1~第3の洗浄例と同一又は対応の要素には同一の符号を付し、上述の第1~第3の洗浄例と共通の作用効果の説明は省略する。
本例では、内容物案内部50の案内路51に洗浄エアーGcが付与されることで汚れDが区画面53から除去される(図5A及び図5B参照)。ここで言う汚れDは、袋Bに導入される内容物(本例では液状内容物)であってもよいし、区画面53から内容物を洗い流すために使われた洗浄液Lcであってもよい。
特に洗浄ノズル60からの洗浄エアーGcの噴出方向には、区画面53に向かう方向であって、案内路51の延在方向(図5Bの上下方向)とは非平行な方向が含まれる。このように案内路51の延在方向とは非平行な区画面53に向かう方向に洗浄ノズル60から洗浄エアーGcを噴出させることで、区画面53に付着する汚れDを効果的に吹き飛ばすことができる。その結果、内容物案内部50は図5Cに示すように清浄な状態になる。
なお洗浄エアーGcによって除去される汚れDは、固形状であってもよいし、液状であってもよい。液状の汚れDを洗浄エアーGcによって区画面53から除去する場合、洗浄エアーGcは、区画面53からの汚れDの除去とともに、区画面53の乾燥を同時的に行うことが可能である。この場合、区画面53を適切に乾燥させるのに湿度が十分に低いドライエアーが、洗浄エアーGcとして用いられることが好ましい。
なお図5A~図5Cに示す例では、案内路51に対してリンス液Lr(図2C参照)は流されない。ただし本例においても、上述の第1の洗浄例と同様に、区画面53に洗浄エアーGcを付与した後に、案内路51にリンス液Lrが流されてもよい。
[第5の洗浄例]
図6A~図7Dは、第5の洗浄例を説明する図である。図6Aは、第5の洗浄例で用いられる洗浄ノズル60の一例を示す図である。図6Bは、図6Aの洗浄ノズル60の一方の端部(図6Aの矢印「VIB」参照)を示す図である。図6Cは、図6Aの洗浄ノズル60の他方の端部(図6Aの矢印「VIC」参照)を示す図である。図7Aは、図6Aの洗浄ノズル60の断面図である。図7Bは、図6Aの洗浄ノズル60の第1ノズル区画体68を示す断面図である。図7Cは、図6Aの洗浄ノズル60の第2ノズル区画体69(図7A参照)を示す断面図である。図7Dは、図6Aの洗浄ノズル60の第3ノズル区画体70を示す断面図である。
本例において、上述の第1~第4の洗浄例と同一又は対応の要素には同一の符号を付し、上述の第1~第4の洗浄例と共通の作用効果の説明は省略する。
図6A~図7Dに示す洗浄ノズル60は、洗浄液Lcの噴出及びドライエアーGdの噴出を行うことができる。
すなわち図6A~図7Dに示す洗浄ノズル60は、入れ子状に配置される第1ノズル区画体68、第2ノズル区画体69及び第3ノズル区画体70を有する。
第1ノズル区画体68は、図7Bに示すように、貫通孔として構成される第1貫通スペース78と、貫通孔として構成され且つ第1貫通スペース78に接続される複数の洗浄液吐出口71とを有する。第1貫通スペース78の一方の端部(第1貫通孔端部76)は、局所的に小さな直径を有する。第2ノズル区画体69は、図7Cに示すように、貫通孔として構成される第2貫通スペース79を有する。第2貫通スペース79は、全体にわたって基本的に同じ大きさの直径を有する。
第3ノズル区画体70は、図7Dに示すように、ドライエアー流路74と、ドライエアー流路74に接続されるドライエアー吐出口72及びエアー吸引口75を有する。第3ノズル区画体70の一方の端部(吐出側端部;図7Dの上側端部)において、ドライエアー流路74は局所的に小さな流路径(内径)を有し、また局所的に小さな外径を有する。このように第3ノズル区画体70は、基端側において相対的に大きな外径を有する大径部70aと、先端側において相対的に小さな外径を有する小径部70bとを有する。
ドライエアー吐出口72及びエアー吸引口75は小径部70bに設けられる。ドライエアー吐出口72は、ドライエアー流路74の先端部(特に小径部70bの先端部)により構成される。エアー吸引口75は、ドライエアー吐出口72よりも基端側(図7Dの下側)において、ドライエアー流路74及び第3ノズル区画体70の外部に連通するように第3ノズル区画体70の壁部(すなわちドライエアー流路74を区画する壁部)を貫通する。
第1貫通孔端部76及び第2貫通孔端部77がお互いに重なるように、第1ノズル区画体68の第1貫通スペース78に第2ノズル区画体69が配置される。第3ノズル区画体70の小径部70bが第1貫通孔端部76及び第2貫通孔端部77を貫通し、ドライエアー吐出口72及びエアー吸引口75を含む小径部70bの端部が第1ノズル区画体68から外部に突出するように、第2ノズル区画体69の第2貫通スペース79に第3ノズル区画体70が配置される。
第2ノズル区画体69の第2貫通スペース79の直径は、第3ノズル区画体70の大径部70aの外径に対応しており、大径部70aの全体が第2貫通スペース79に収容される。第1ノズル区画体68の第1貫通孔端部76の直径は、第3ノズル区画体70の小径部70bの外径に対応しており、第3ノズル区画体70の大径部70a及び小径部70bの境界箇所により形成される段差部(特に大径部70aの端面)が第1ノズル区画体68の内壁面(特に第1貫通孔端部76を取り囲む内壁面)に当接する。
このようにして第1ノズル区画体68、第2ノズル区画体69及び第3ノズル区画体70が入れ子状に組み合わされることで洗浄ノズル60が構成される。図7Aに示すように、第1ノズル区画体68と第2ノズル区画体69との間の隙間(すなわち第1ノズル区画体68における第1貫通スペース78の一部)によって形成される洗浄液流路73には洗浄液Lcが流される。また第3ノズル区画体70のドライエアー流路74にはドライエアーGdが流される。
洗浄液Lcは、洗浄液流路73を経て各洗浄液吐出口71から吐出される。各洗浄液吐出口71がバブル(例えばマイクロバブル)を生成可能な構造を有する場合、バブルが混在する洗浄液Lcを各洗浄液吐出口71から吐出させることができる。
ドライエアーGdは、ドライエアー流路74を経てドライエアー吐出口72から吐出される。特に、ドライエアーGdが相対的に大きな内径を有する大径路から相対的に小さな内径を有する小径路に進入してドライエアー吐出口72から吐出される際に、エアー吸引口75を介して外気がドライエアー流路74(小径路)に引き込まれる。そのため、ドライエアーGdの消費量を抑えつつ、高流速且つ高流量のエアー(ドライエアーGd及び外気を含む)をドライエアー吐出口72から吐出させることができる。
なお本例の洗浄ノズル60から洗浄液Lc及びドライエアーGdを吐出させるタイミングは限定されない。特に、ドライエアーGdは、専ら内容物案内部50の区画面53から汚れDを除去するために用いられてもよいし、専ら区画面53を乾燥させるために(例えば区画面53からの汚れDの除去に用いられた洗浄液Lcを除去するために)用いられてもよい。
また図6Aに示す洗浄ノズル60は、複数の洗浄液吐出口71を有するが、単一の洗浄液吐出口71のみを有していてもよい。また図6Aに示す洗浄ノズル60は、単一のドライエアー吐出口72を有するが、複数のドライエアー吐出口72を有していてもよい。
以上説明したように上述の洗浄技術(第1~第5の洗浄例)によれば、ブラシなどの専用の洗浄器具を用いることなく、内容物案内部50から汚れDを効果的に除去することが可能である。また上述の洗浄技術によれば、清掃頻度が多くなくても、内容物案内部50から汚れDを効果的に除去することが可能である。特に、目視が難しい箇所(複雑な構成を有する箇所)であっても、上述の洗浄技術によれば、汚れDを効果的に除去することが可能である。
[変形例]
上述の技術を適用可能な内容物案内部50は、上述の液体注入装置25には限定されず、内容物を案内する任意の装置及び部品(パイプ、ホース、ノズル、バルブ、タンク及びファンネルなど)を、上述の技術を適用可能な内容物案内部50として用いることができる。
本明細書で開示されている実施形態及び変形例はすべての点で例示に過ぎず限定的には解釈されないことに留意されるべきである。上述の実施形態及び変形例は、添付の特許請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態での省略、置換及び変更が可能である。例えば上述の実施形態及び変形例が全体的に又は部分的に組み合わされてもよく、また上述以外の実施形態が上述の実施形態又は変形例と組み合わされてもよい。また、本明細書に記載された本開示の効果は例示に過ぎず、その他の効果がもたらされてもよい。
上述の技術的思想を具現化する技術的カテゴリーは限定されない。例えば上述の装置を製造する方法或いは使用する方法に含まれる1又は複数の手順(ステップ)をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムによって、上述の技術的思想が具現化されてもよい。またそのようなコンピュータプログラムが記録されたコンピュータが読み取り可能な非一時的(non-transitory)な記録媒体によって、上述の技術的思想が具現化されてもよい。
[付記 ]
本開示は、以下の構成をとることもできる。
[態様1]
袋内に内容物を導入する包装機のうち前記内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、
前記内容物案内部のうち前記内容物が通過する案内路の区画面に洗浄液が付与される工程であって、ノズルから前記区画面に向けて前記洗浄液をミスト状に噴霧する工程と、
リンス液によって前記区画面から前記洗浄液を洗い流す工程と、
を含む洗浄方法。
[態様2]
前記内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含む態様1に記載の洗浄方法。
[態様3]
前記洗浄液は、水、電解水又は洗剤液である態様1又は2に記載の洗浄方法。
[態様4]
袋内に内容物を導入する包装機のうち前記内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、
前記内容物案内部のうち前記内容物が通過する案内路の区画面に洗浄液が付与される工程であって、前記内容物案内部のうち前記案内路を区画する前記区画面に向けて、前記案内路の延在方向とは非平行にノズルから前記洗浄液を吐出させる工程
を含む洗浄方法。
[態様5]
前記内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含む態様4に記載の洗浄方法。
[態様6]
前記洗浄液は、水、電解水又は洗剤液である態様4又は5に記載の洗浄方法。
[態様7]
前記洗浄液は、洗剤液である態様4又は5に記載の洗浄方法。
[態様8]
袋内に内容物を導入する包装機のうち前記内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、
前記内容物案内部のうち前記内容物が通過する案内路の区画面に洗浄液が付与される工程であって、バブルを含有する前記洗浄液を前記区画面に付与する工程
を含む洗浄方法。
[態様9]
前記内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含む態様8に記載の洗浄方法。
[態様10]
前記洗浄液は、水、電解水又は洗剤液である態様8又は9に記載の洗浄方法。
[態様11]
前記洗浄液は、洗剤液である態様8又は9に記載の洗浄方法。
[態様12]
袋内に内容物を導入する包装機のうち前記内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、
前記内容物案内部のうち前記内容物が通過する案内路に洗浄エアーが付与される工程であって、前記内容物案内部のうち前記案内路を区画する区画面に向けて、前記案内路の延在方向とは非平行にノズルから洗浄エアーを噴出させる工程、
を含む洗浄方法。
[態様13]
前記内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含む態様12に記載の洗浄方法。
10 包装機、21 支持台、22 搬送装置、22a 回転テーブル、22b グリッパー、23 袋供給装置、24 開口装置、25 液体注入装置、26 第1加熱シール装置、27 第2加熱シール装置、28 冷却シール装置、30 制御装置、35 貯留タンク、36 案内パイプ、37a 第1流路切替弁、37b 第2流路切替弁、38a 第1容積計量式ポンプ、38b 第2容積計量式ポンプ、39a 第1中継パイプ、39b 第2中継パイプ、40a 第1案内ホース、40b 第2案内ホース、41a 第1吐出ノズル、41b 第2吐出ノズル、42 メインアーム、43 昇降シャフト、44 サブアーム、45 内容物導入制御部、46 ドレーン管、50 内容物案内部、51 案内路、52 区画壁、53 区画面、60 洗浄ノズル、61 ノズル吐出口、62 案内ホース、68 第1ノズル区画体、69 第2ノズル区画体、70 第3ノズル区画体、70a 大径部、70b 小径部、71 洗浄液吐出口、72 ドライエアー吐出口、73 洗浄液流路、74 ドライエアー流路、75 エアー吸引口、76 第1貫通孔端部、77 第2貫通孔端部、78 第1貫通スペース、79 第2貫通スペース、b バブル、B 袋、D 汚れ、Gc 洗浄エアー、Gd ドライエアー、Lc 洗浄液、Lr リンス液

Claims (13)

  1. 袋内に内容物を導入する包装機のうち前記内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、
    前記内容物案内部のうち前記内容物が通過する案内路の区画面に洗浄液が付与される工程であって、ノズルから前記区画面に向けて前記洗浄液をミスト状に噴霧する工程と、
    リンス液によって前記区画面から前記洗浄液を洗い流す工程と、
    を含む洗浄方法。
  2. 前記内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含む請求項1に記載の洗浄方法。
  3. 前記洗浄液は、水、電解水又は洗剤液である請求項1又は2に記載の洗浄方法。
  4. 袋内に内容物を導入する包装機のうち前記内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、
    前記内容物案内部のうち前記内容物が通過する案内路の区画面に洗浄液が付与される工程であって、前記内容物案内部のうち前記案内路を区画する前記区画面に向けて、前記案内路の延在方向とは非平行にノズルから前記洗浄液を吐出させる工程
    を含む洗浄方法。
  5. 前記内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含む請求項4に記載の洗浄方法。
  6. 前記洗浄液は、水、電解水又は洗剤液である請求項4又は5に記載の洗浄方法。
  7. 前記洗浄液は、洗剤液である請求項4又は5に記載の洗浄方法。
  8. 袋内に内容物を導入する包装機のうち前記内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、
    前記内容物案内部のうち前記内容物が通過する案内路の区画面に洗浄液が付与される工程であって、バブルを含有する前記洗浄液を前記区画面に付与する工程
    を含む洗浄方法。
  9. 前記内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含む請求項8に記載の洗浄方法。
  10. 前記洗浄液は、水、電解水又は洗剤液である請求項8又は9に記載の洗浄方法。
  11. 前記洗浄液は、洗剤液である請求項8又は9に記載の洗浄方法。
  12. 袋内に内容物を導入する包装機のうち前記内容物を案内する内容物案内部を洗浄する洗浄方法であって、
    前記内容物案内部のうち前記内容物が通過する案内路に洗浄エアーが付与される工程であって、前記内容物案内部のうち前記案内路を区画する区画面に向けて、前記案内路の延在方向とは非平行にノズルから洗浄エアーを噴出させる工程、
    を含む洗浄方法。
  13. 前記内容物案内部は、パイプ、ホース及びノズルのうちの少なくともいずれか1つ以上を含む請求項12に記載の洗浄方法。
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