JPH05257A - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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Publication number
JPH05257A
JPH05257A JP3182042A JP18204291A JPH05257A JP H05257 A JPH05257 A JP H05257A JP 3182042 A JP3182042 A JP 3182042A JP 18204291 A JP18204291 A JP 18204291A JP H05257 A JPH05257 A JP H05257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coated
paint
masking tape
endless chain
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3182042A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Matsubara
雅彦 松原
Hikari Awano
光 粟野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
Priority to JP3182042A priority Critical patent/JPH05257A/ja
Publication of JPH05257A publication Critical patent/JPH05257A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被塗物の搬送用部材に塗料が付着するのを阻
止してそれにより被塗物が汚れるのを防止する。 【構成】 被塗物Xは、循環走行する無端チエーン1の
上方の水平走行部1aに取り付けられた治具に下縁を嵌
め、上縁を案内レール14に嵌めてスプレイガン15を
設置した塗装位置に順次に搬送される。循環走行される
無端状のマスキングテープ17の上方の直線走行部17
aが、垂直姿勢を取つて無端チエーン1の水平走行部1
a及び治具の側面に沿つて配設され、循環路の途中に清
掃装置25が介設されている。塗装の際、塗料の一部は
チエーン1の水平走行部1aや治具にも向けられるが、
マスキングテープ17で遮られてそれらに塗料が付着す
ることがなく、新たな被塗物Xを載せた場合も汚れるお
それがない。マスキングテープ17に付着した塗料は清
掃装置で除去され、継続使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装機の前面に被塗物
を順次に搬送して塗装を施すようにした塗装装置であつ
て、特に、被塗物の搬送用部材を常に清浄に保つて被塗
物の汚れ防止を図る機能を備えた塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
被塗物を塗装位置に搬送する場合は、被塗物をハンガで
吊り下げたり、ホルダで保持して搬送するのが一般的で
ある。
【0003】この場合、塗装機から噴出された塗料の一
部はハンガやホルダにも同時に付着するのであつて、そ
れらをそのまま次の被塗物に使用すると被塗物が汚れる
おそれがある。これを回避するには、ハンガやホルダを
そのつど洗浄すれば良いのであるが、単純な形状ではな
いために洗浄に手間が掛かり、また、完全な洗浄も期し
がたい。別の手段として、ハンガ等に使い捨ての紙テー
プを巻くことも行われているが、紙テープを巻いたり剥
がすのに手間が掛かり、また、使い捨てであるためにラ
ンニングコストも高くつく欠点があつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の塗装装置は、叙
上の点に鑑み完成されたものであつて、被塗物を循環走
行される無端チエーンの水平走行部の上に載せて塗装機
の前面を順次に通過させる構成とするとともに、無端チ
エーンの水平走行部の塗装機と対応する側面に沿つて、
循環走行される無端状のマスキングテープの直線走行部
を配設し、そのマスキングテープの走行経路の途中に、
そのマスキングテープに付着した塗料を除去する清掃装
置を設けた構成とした。
【0005】
【作用】被塗物は無端チエーンの水平走行部の上に載せ
られて塗装機の前面に順次に搬送され、塗装機から噴出
した塗料により塗装されるのであつて、その際、塗料の
一部が無端チエーンの水平走行部にも向けられるが、そ
の水平走行部の側面に沿つてマスキングテープが走行し
ているから、そのテープで遮られて無端チエーンに塗料
が付着されるのが防止される。しかも、テープに付着し
た塗料は循環走行する途中で清掃装置において清掃され
るから、清浄な状態となつてから無端チエーンの側面に
沿つて走ることとなり、テープ自体が無端チエーンを汚
すおそれも無くて継続使用することができる。
【0006】
【発明の効果】このように本発明によれば、被塗物の搬
送用部材である無端チエーンの水平走行部が、塗料の付
着してない清浄な状態に常に保たれて、被塗物が汚れる
のが確実に防止され、また、その無端チエーンの水平走
行部を隠すのに無端状のマスキングテープを用いて循環
使用するようにしたから、ランニングコストも抑えるこ
とができる。さらに、清掃する対象はテープであつて簡
単な形状であるから、簡易な清掃装置を使用すれば足り
る効果がある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3に基
づいて説明する。図において、1は、モータ2で駆動さ
れる駆動スプロケツト3と従動スプロケツト4との間に
掛け渡されて循環走行する無端チエーンであつて、その
上方の水平走行部1aが受けレール5で受けられて矢線
A方向に走行するようになつている。
【0008】この無端チエーン1の外面には、多数個の
治具6が一定間隔をおいて取り付けられている。この治
具6は、図2、3に示すように、被塗物Xの縁部が嵌ま
る嵌合溝7を有する2つ割りされた形状となつていて、
リンク9に突設された取付板10を挟むようにして、そ
の取付板10を貫通して固着されたピン11に嵌入孔1
2を圧入することにより組み付けられている。
【0009】そして、この治具6の複数個にわたつて被
塗物Xの下縁が嵌められ、上縁は、無端チエーン1の上
方にそれと平行に敷設された案内レール14に嵌められ
て、上記の水平走行部1aの矢線A方向の走行により、
被塗物Xがスプレイガン15の設置された塗装位置に順
次に搬送されるようになつている。なお、本実施例で
は、一対のスプレイガン15が、被塗物Xの表側と裏側
の両方に搬送方向に間隔をおいて設置されて、被塗物X
の両面の塗装を行うようになつている。
【0010】無端チエーン1の側方には、無端状のマス
キングテープ17が配設されている。このマスキングテ
ープ17は、ステンレス製テープで構成され、上記の受
けレール5の下面から治具6の上面までの高さよりも大
きい幅を有しており、複数のローラ18間に掛け渡され
て、モータ20で駆動される駆動ローラ21とこれに圧
接された従動ローラ22とを駆動源として矢線B方向に
循環走行するようになつていて、その上方の直線走行部
17aが、転向ローラ23により垂直姿勢となるように
向きを変えられて、図2に示すように、案内レール5、
無端チエーン1の上方の水平走行部1a及び治具6にわ
たる側面に沿つて配設されている。
【0011】マスキングテープ17の下方の走行部の途
中には、テープ17が通ることによりテープ17に付着
した塗料を除去する洗浄装置からなる清掃装置25が設
置されている。
【0012】また、図1には特に図示していないが、被
塗物Xの裏面側にも上記した表面側と同様に循環走行す
る無端状のマスキングテープ17が設けられて、垂直姿
勢を取つた上方の直線走行部17aが、案内レール5、
無端チエーン1及び治具6にわたる裏側の側面に沿つて
配設され、途中に同じく清掃装置25が介設されてい
る。
【0013】次に、本実施例の作動を説明する。被塗物
Xは無端チエーン1の走行に伴つて塗装位置に順次に搬
送され、表裏両側のスプレイガン15から噴出した塗料
により塗装されるのであつて、その際、塗料の一部が無
端チエーン1の上方の水平走行部1a付近にも向けられ
るが、水平走行部1aとそれに取り付けられた治具6並
びに受けレール5の側面に沿つてマスキングテープ17
が走行しているから、テープ17で遮られてそれらに塗
料が付着することがない。したがつて、治具6に塗料が
付着しているのに起因して新たな被塗物Xを載せた場合
にそれが汚れるのが防止され、また、無端チエーン1や
受けレール5に付着した塗料が固まるのに起因して無端
チエーン1の円滑な走行が妨げられる事態も回避され
る。
【0014】なお、本実施例では、マスキングテープ1
7の上縁が治具6の上面に突出しているから、被塗物X
の下縁の一定部分に非塗装部を形成するのも併せて行う
ことができる。
【0015】また、マスキングテープ17に付着した塗
料は、下方を走行する間に清掃装置25で除去されて、
清浄な状態となつてから治具6等の側面に沿つて走るこ
ととなり、テープ17自体が治具6等を汚すおそれも無
くて継続して使用することができる。
【0016】また、清掃装置25としては、形状が単純
であるテープ1を清掃するのであるから、水槽等の単純
な洗浄装置を適用すれば足り、塗料の種類によつてはス
クレーパで拭い取るだけの簡単なものであつても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略を示す斜視図である。
【図2】被塗物の搬送構造を示す横断面図である。
【図3】その部分正面図である。
【符号の説明】
X:被塗物 1:無端チエーン 1a:(チエーン1
の)上方水平走行部 2:モータ 3、4:スプロケツ
ト 5:受けレール 6:治具 14:案内レール 15:スプレイガン(塗装機) 17:マスキングテー
プ 17a:(テープ17の)直線走行部 25:清掃
装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 被塗物を循環走行される無端チエーンの
    水平走行部の上に載せて塗装機の前面を順次に通過させ
    る構成とするとともに、前記無端チエーンの前記水平走
    行部の前記塗装機と対応する側面に沿つて、循環走行さ
    れる無端状のマスキングテープの直線走行部を配設し、
    該マスキングテープの走行経路の途中に、該マスキング
    テープに付着した塗料を除去する清掃装置を設けたこと
    を特徴とする塗装装置。
JP3182042A 1991-06-25 1991-06-25 塗装装置 Pending JPH05257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182042A JPH05257A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182042A JPH05257A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05257A true JPH05257A (ja) 1993-01-08

Family

ID=16111329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3182042A Pending JPH05257A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 塗装装置

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JP (1) JPH05257A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006112621A3 (en) * 2005-03-25 2006-12-21 Bong Ryeol Cha A taping machine
KR100719867B1 (ko) * 2005-11-17 2007-05-18 송영선 마스킹 밴드를 이용한 목재 도장 장치
CN113560072A (zh) * 2021-07-12 2021-10-29 福州福信昌橡塑有限公司 一种炳烯酸双面胶带助粘剂涂布机

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