JP3187507B2 - ワーク取付用治具と読取装置の組合体 - Google Patents
ワーク取付用治具と読取装置の組合体Info
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Description
面を有するワークに印刷物を水圧転写印刷方法で転写す
る際に用いるワーク取付用治具と読取装置の組合体に関
する。
液に対して可溶性の薄膜の面上に印刷すべき印刷パター
ンを設けてなる印刷パターン支持フィルムを浮かすよう
に供給する水圧転写方法は公知である(特開昭51−2
1914号公報参照)。
フィルムは、液面に接すると転写に必要な程度液に配分
的に溶解する。そして印刷すべき印刷パターンが配分的
に溶解したフィルムと共に液面上に浮かぶ。このため、
液面上の印刷パターンに向って印刷すべきワークの被印
刷面を押下げ液中へ浸漬すると、液圧によって印刷パタ
ーンが被印刷面に付着する。したがって、そのままワー
クを液中から引上げ、フィルムを液によって洗い流すと
印刷パターンの転写印刷が完了する。
面、不規則形状面等の非平面であっても任意の印刷パタ
ーンを印刷できる点で有利であり、プラスチック製掛時
計ケース、テレビ、ラジオのキャビネットなどの表面へ
の印刷に適している。
法が施されるワークに対しては、水圧転写を行なう前に
ゴミ取りおよび脱脂等が施され予め表面が清浄化され
る。また水圧転写装置により表面に印刷パターンが転写
されたワークは、その後表面に塗装が施される。
ゴミ取りおよび脱脂作業は、水圧転写作業とは別の工程
で行なわれ、もっぱら手作業に頼っているのが実情であ
る。またワークに対する塗装作業も水圧転写作業とは別
の工程で行なわれる。このため、ワークに対するゴミ取
りおよび脱脂作業から水圧転写作業を経て塗装作業に至
るまで長時間かかってしまう。また各々の作業工程が独
立しているため、各工程間にワークを移送する際、ワー
ク表面に新たなゴミ等が付着することも考えられる。
ゴミ取り脱脂作業、水圧転写作業および塗装作業を連続
的に自動化して行なうことが考案されている。この場
合、ワークを搬送コンベア上のパレットに載せて連続的
に搬送する必要があるが、ワーク形状又は転写、塗装等
の加工処理仕様の異なる複数の仕様を同一搬送コンベア
上に搬送する都合上、ワークの形状に応じて或いは転写
等加工仕様の違いに応じて、搬送径路を変化させワーク
の形状に対応して各種作業を行なうことができれば都合
が良い。
ものであり、ワークを搬送コンベアのパレット上に確実
に固定することができるとともに、ワークの種類の識別
を容易に行なうことができるワーク取付用治具と読取装
置の組合体を提供することを目的とする。
しかつ固定する上部フレームと、搬送コンベアのパレッ
ト上に取付けられる下部フレームと、前記上部フレーム
と前記下部フレームとを連結する連結フレームとを備
え、前記上部フレーム、前記下部フレームおよび連結フ
レームのいずれかにフラッグを取付けたワーク取付用治
具と、ワーク取付用治具のフラッグを読み取る読取装置
とを備え、フラッグは対応するワーク取付用治具毎に、
フレームからの突出高さが異なっており、読取装置は高
さが異なるフラッグの数の光ビームであって高さが異な
るフラッグに順次遮断される光ビームを投光する投光器
と、投光器からの光ビームを受光する受光器とを有する
ことを特徴とするワーク取付用治具と読取装置の組合体
である。
固定し、下部フレームを搬送コンベアのパレット上に取
付けることにより、ワークを搬送コンベア上で安定して
搬送することができる。また、フラッグの種類を外方か
ら読取装置により読み取ることにより、ワークの種類を
識別することができる。
て説明する。はじめにワーク取付用治具を用いる水圧転
写印刷設備について図5および図6により説明する。
す図であり、図6はその1階部分を示す図である。まず
図6に示すように、水圧転写印刷設備は、ワーク8の表
面を清浄化するゴミ取り脱脂装置50を備えている。こ
のゴミ取り脱脂装置50は、図6に示すように、処理室
56内を区画して設けられた脱脂室51、第1水洗室5
2、第2水洗室53、後処理室54およびエアブロー室
55から構成されている。また処理室56内には、脱脂
室51、第1水洗室52、第2水洗室53、後処理室5
4およびエアブロー室55を貫通してゴミ取り脱脂コン
ベア57が配設されている。
50の側方には、ゴミ取り脱脂装置50によって表面が
洗浄されたワーク8を次の装置に搬送するための共通ワ
ーク搬送コンベア40が配設されている。この共通ワー
ク搬送コンベア40は、図6に示すようにゴミ取り脱脂
装置50の側方から水切乾燥炉26を通り、開口42か
ら図5に示す2階フロアに達している。
水圧転写装置20,20が配設されており、水圧転写装
置20,20の側方には各々予備コンベア24,24が
配設されている。勿論、水圧転写装置20,20は、3
列以上設けても良い。
り詳述する。図7に示すように、水圧転写装置20は、
水2を貯えた水槽1と、水槽1上に設けられた搬送チェ
ン10とを有している。搬送チェン10はローラ15,
16,17間に張り渡され、この搬送チェン10にはワ
ーク8を保持する転写用パレット9が取付けられてい
る。すなわち、転写用パレット9はパレット取付用治具
115を介してワーク8を保持している。水槽1の一側
にはスライド板13が取付けられている。そして、供給
ローラ7に巻付けられた水溶性フィルム3が、送りロー
ラ4および湿しローラ5の間を通ってスライド板13か
ら水槽1内に送られるようになっている。湿しローラ5
は活性化液槽6内に収納され、活性化液6aを水溶性フ
ィルム3の印刷パターン3a側表面に塗布するようにな
っている。また水槽1内には、水流ノズル11が配設さ
れ、水槽1内に図7の左方へ向う水流を形成するように
なっている。
給ローラ7には、予め表面に印刷パターン3aが形成さ
れた水溶性フィルム3が巻付けられている。供給ローラ
7から繰出された水溶性フィルム3は、送りローラ4と
湿しローラ5との間を通りスライド板13から水槽1内
に送られる。この間、水溶性フィルム3の印刷パターン
3a側表面に湿しローラ5から活性化液6aが塗布さ
れ、印刷パターン3aが活性化する。
刷パターン3aを上方に向けて水2上を左方へ浮動す
る。この間、水槽1の上方に設けられた搬送チェン10
が、パレット9に載置されたワーク8を図7の矢印L方
向に搬送する。ローラ16からローラ17側へ搬送され
る間、ワーク8は水溶性フィルム3を下方へ押圧しなが
ら徐々に水槽1の水2内に浸漬し、その後ワーク8はロ
ーラ15に向うに従って水2から引上げられる。ワーク
8が浸漬する際、ワーク8表面には印刷パターン3aを
有する水溶性フィルム3が付着し、ワーク8が水2から
引上げられると、ワーク8の表面に水溶性フィルム3が
そのまま付着する。
ターン3aが転写される。水槽1上の残りの水溶性フィ
ルム3は、その後水槽1の下流側で水2により溶解す
る。
20の下流側には、連結コンベア27を介して脱膜装置
21が配設されている。脱膜装置21は水圧転写装置2
0によって表面に水溶性フィルム3が付着したワーク8
に対して温水を噴射し、水溶性フィルム3を溶解させる
ものである。
ーク搬送コンベア40は、水圧転写装置20および脱膜
装置21によって処理されたワーク8を搬送して水切乾
燥炉24内に入る。その後共通ワーク搬送コンベア40
は、水切乾燥炉24内を通り焼付乾燥炉23を横切って
塗装装置22に達している。
内で温水が噴射されたワーク8の表面から水滴を除去す
るものである。また塗装装置22は4つの塗装ブース3
1a,31b,31c,31dからなり、各塗装ブース
は表面に印刷パターンが転写されたワーク8に対して塗
装を施すようになっている。すなわち、各塗装ブース3
1a,31b,31c,31d内には、塗装ロボット3
2a,32b,32c,32dが設けられ、これら塗装
ロボット32a,32b,32c,32dは異なる形状
のワーク8に対応することができるようになっている。
勿論、塗装ブースは4つ以上設けても良い。
ア40から塗装装置22に供給されたワーク8は自動移
載装置65によって塗装装置22内の入口コンベア61
に移載されるようになっている。また共通ワーク搬送コ
ンベア40は、その後塗装装置22の側緑を通って焼付
乾燥炉23まで延びている。
61と平行に出口コンベア62が延びており、出口コン
ベア62は共通ワーク搬送コンベア40の上方に位置し
ている。入口コンベア61と出口コンベア62との間に
は、これら入口コンベア61および出口コンベア62と
直交するとともに、各塗装ブース31a,31b,31
c,31d内を貫通するブースコンベア63a,63
b,63c,63dが配設されている。また出口コンベ
ア62の出口側には、出口コンベア上のワーク8を共通
ワーク搬送コンベア40に移載する自動移載装置66が
設けられている。また自動移載装置66には、連結コン
ベア64が接続されている。
流側には、塗装装置22によって表面に塗装が施された
ワーク8を乾燥させ塗料を固める焼付乾燥炉23が配設
されている。共通ワーク搬送コンベア40は、塗装装置
22の側線から焼付乾燥炉23内に延び、その後焼付乾
燥炉23から開口43を通って1階フロアまで降下す
る。その後、共通ワーク搬送コンベア40は、脱荷部9
5の側方を経て、ゴミ取り脱脂装置50の側方まで延び
ている。
に本発明によるワーク取付用治具、およびワーク取付用
治具が設置される共通ワーク搬送コンベア40について
説明する。
て、図3および図4により簡単に説明する。図4に示す
ように、共通ワーク搬送コンベア40は、レール105
上を滑るローラ103を有するとともに共通パレット1
00を保持する可動本体102と、可動本体102の脚
部108と当接して可動本体102を水平方向に移動さ
せる駆動体110とを備えている。
保持されており、可動本体102の脚部108と当接自
在となっている。可動本体102はレール105上に複
数配置されており、各可動本体102はその前面に揺動
突部104を有し、後面に固定突部106を有してい
る。また各可動本体102の揺動突部104は、隣接す
る可動本体102の固定突部106に当接して上方へ揺
動し、揺動突部104に取付けられた脚部108を上昇
させるようになっている。
に溜まり互いに接触した場合は、各可動本体102の揺
動突部104が前方に位置する可動本体102の固定突
部106と当接して脚部108を上昇させることによ
り、駆動体110と脚部108との係合が解除されるよ
うになっている。そして、その後前方に位置する可動本
体102が離れると、揺動突部104が下方へ揺動し、
駆動体110脚部108とが再び係合し、可動本体10
2が駆動体110により駆動されてレール105上を移
動するようになっている。
よるワーク取付用治具115が載置されており、ワーク
取付用治具115は共通パレット100に設けられた爪
101と係合して落下しないようになっている。
2に示すように、ワーク8を載置するとともに、図示し
ない固定手段によりワーク8を固定する上部フレーム1
20と、共通パレット100上に取付けられた下部フレ
ーム121とを備えている。また、上部フレーム120
と下部フレーム121とは、連結フレーム122によっ
て連結されている。これら上部フレーム120、下部フ
レーム121および連結フレーム122は、いずれも鋼
製等の材料からなり、下部フレーム121にはフラッグ
117が取付けられている。
が例えば小さなワーク8aを載置固定する場合は、小さ
なフラッグ117aが下部フレーム121に取付けら
れ、大きなワーク8bを載置固定する場合は、大きなフ
ラッグ117bが取付けられるようになっている。フラ
ッグ117は、例えば自動移載装置65(図5)に設け
られた投光器125aと受光器125bとによりその形
状が読み取られ、パレット取付用治具115に載置され
たワーク8の形状を識別するようになっている。
について図9により詳述する。図9に示すように、投光
器125aおよび受光器125bは高さの異なる複数の
光ビームL1 〜LN を投光し受光することができるよう
になっている。すなわち光ビームLi は、光ビームL
i-1 より高く光ビームLi+1 より低くなっている。そし
てワーク取付用治具115に設けるフラッグ117とし
て高さの異なるN段階のフラッグ117を準備する。
〜LN 中をフラッグ117が横切り、光ビームL1 〜L
i が遮断された場合、このフラッグ117はi番目に高
いフラッグiと識別される。なお、フラッグ117から
ワーク8の形状(種類)を識別する方法として、上述し
た光ビームを用いる識別方法以外に、フラッグの面積
を静電容量等により測定する方法、フラッグの色を分
光光度計を用いて識別する方法、フラッグに設けられ
たバーコードを光学的又は磁気的に読み取る方法、フ
ラッグに穴を穿孔し穴の配列をパンチカードのようにし
て読み取る方法が考えられる。
ば、脱脂、水切乾燥後のワークを水圧転写工程の複数
の予備コンベア24,24…に移載する工程、脱膜、
水切乾燥後のワークを塗装工程の複数のブース31a,
31b,31c,31d…に移載する工程、その他、
もし、脱脂エアブローの工程が2股の並列した装置に分
けられ、ワークや加工処理の違いにより、所定の装置に
ワークを分別移載する場合等には、ゴミ取り脱脂コンベ
アにワークを載置する所にも必要となる。
ベアのパレットにワーク8を取付けるための治具であ
り、全工程中ワーク8を固定している。
作用について説明する。
ーム120上にワーク8を固定する。この場合、小さな
ワーク8aは小さなフラッグ117aを有するワーク取
付用治具115上に固定され、また大きなワーク8bは
大きなフラッグ117bを有するワーク取付用治具11
5上に固定される。
具115が、ゴミ取り脱脂コンベア57の入口側に載置
される。その後ワーク8は脱脂室51内に搬送され、脱
脂室51内においてワーク8に対してノズル93から脱
脂液が噴出される。
ム・リン酸塩系の液体を用いることができる。このよう
なカリウム・リン酸塩系の液は、界面活性剤を含まない
ので、ワーク8の表面から水をはじくことができる。こ
のようにワーク8の表面において水とのなじみを押える
ことにより、後述する水圧転写装置20内において、ワ
ーク8と水溶性フィルム3との間に水が浸入することを
防止することができ、ワーク8表面に水溶性フィルム3
を直接的かつ確実に付着させることができる。
7によって脱脂室51から第1水洗室52および第2水
洗室53まで搬送され、ワーク8表面に対して水が噴出
される。
アブロー室55まで搬送され、このエアブロー室55に
おいてワーク8の表面に残る水滴が吹飛ばされる。
15とともに移載ロボット96により、ゴミ取り脱脂コ
ンベア57の出口側から共通ワーク搬送コンベア40の
共通パレット100上に移載される(図3および図4参
照)。この場合、図3および図4に示すようにパレット
取付用治具115ははじめ傾めにして共通パレット10
0上に配置され、パレット取付用治具115の下部フレ
ーム121を共通パレット100の爪101に係合させ
る。続いてパレット取付治具115と平らにして載置
し、このように下部フレーム121と爪101とを係合
させて共通パレット100の落下を防止する。
とともに共通ワーク搬送コンベア40により水切乾燥炉
26内を通った後、開口42から図5に示す2階フロア
まで搬送される。次にワーク8はパレット取付用治具1
15とともに、共通ワーク搬送コンベア40の共通パレ
ット100から取外され、2列の予備コンベア24,2
4の入口側に移載ロボット97により移載される。この
場合、図3および図4に示すように、ワーク取付用治具
115は爪101と逆側が持上げられて傾斜し、下部フ
レーム121と爪101との係合が解かれる。次にワー
ク取付用治具115がワーク8とともに引上げられ、予
備コンベア24,24の入口側に移載される。
類の異った柄を転写すべきワークが搬送されている場合
には、移載ロボット97に投光器125a、受光器12
5bを設けてフラッグ117の形状を読み取り、ワーク
8を所定の予備コンベア24上に移載することも出来
る。
とともに、予備コンベア24,24の出口側から、移載
ロボット98,98により、2列の水圧転写装置20,
20の各搬送チェン10に取付けられた転写用パレット
9(図7参照)上に移載される。
送チェン10上に載置されたワーク8に対して水圧転写
が施され、その後、ワーク8は脱膜装置21に搬送され
る。脱膜装置21内において、ワーク8の表面に対して
温水が噴射され、ワーク8の表面に付着した水溶性フィ
ルム3が印刷パターン3aを残して完全に溶解する。こ
のようにしてワーク8の表面に印刷パターン3aのみが
残り転写が終了する。
ような作用により脱膜装置21の下流側から移載ロボッ
ト100によって共通ワーク搬送コンベア40の共通パ
レット100上に移載される。共通ワーク搬送コンベア
40により搬送されたワーク8は、その後水切乾燥炉2
4内に入り、水滴が完全に除去される。
通ワーク搬送コンベア40により搬送される。塗装装置
22に達したワーク8はパレット取付用治具115とと
もに、自動移載装置65により共通ワーク搬送コンベア
40の共通パレット100から入口コンベア61の塗装
パレット36(図8参照)上へ移載される。
ーク取付用治具115に取付けられたフラッグ117に
基づいて、ワーク8の種類が識別される。すなわち、自
動移載装置65に設けられた投光器125aからフラッ
グ117に対して光が投光され、その後の受光器125
bにより受光される(図1参照)。そして受光器125
bからの信号に基づき、制御装置(図示せず)によりフ
ラッグの形状が読み取られ、小フラッグ117aの場合
は小さなワーク8aを載置固定していると判断され、大
きなフラッグ117bの場合は大きなワーク8bを載置
固定していると判断される。
載置されたワーク8は、その後ワーク8の形状に応じて
塗装ブース31a〜31dのうちのいずれか一つの塗装
ブース内に入る。例えばワーク8が塗装ブース31aに
より塗装されるワークであると判定されると、入口コン
ベア61上のワーク8は、塗装パレット36とともに塗
装ブース31a用のブースコンベア63a上に移載され
る。ブースコンベア63a上のワーク8はその後塗装ブ
ース31a内に入り、ワーク8に対して塗装ロボット3
2aのアーム33aの先端から塗料が噴射される。この
ようにして表面に塗料が塗布されたワーク8は、その後
塗装パレット36とともにブースコンベア63aから出
口コンベア62まで搬送される。その後ワーク8は、出
口コンベア62の出口側に設けられた自動移載装置66
によって、出口コンベア62の塗装パレット36から共
通ワーク搬送コンベア40の共通パレット上に、図3お
よび図4により説明した前述の作用により移載される。
ワーク搬送装置40に移載されたワーク8は、その後焼
付乾燥炉23内を通って加熱され、ワーク8表面の塗料
が乾燥して固められる。次にワーク8は、焼付乾燥炉2
3から開口43を経て図2に示す1階フロアまで降下す
る。その後ワーク8は、移載ロボット95aにより、共
通ワーク搬送装置40から脱荷部95において脱荷さ
れ、脱荷部95から製品として外部に搬送される。
送装置40は、ゴミ取り脱脂装置50の側方まで戻り、
上述の作用を繰返す。
5の上部フレーム120にワーク8を載置固定するとと
もに、下部フレーム121を共通ワーク搬送装置40の
共通パレット100に設けられた爪101に係合させる
ことにより、共通ワーク搬送装置40上によりワーク8
を安定して搬送することができる。また、ワーク取付用
治具115のフラッグ117の形状を自動移載装置65
に設けられた投光器125aと受光器125bで読み取
りワーク8の種類を識別することにより、ワーク8に対
して塗装装置22の異なる塗装ブース31a〜31d内
で適切な塗装作業を行なうことができる。
ワーク取付用治具により、搬送コンベア上でワークを安
定して搬送することができる。またフラッグの種類を外
方の読取装置で読み取り、ワークの種類を識別すること
により、ワークの種類に応じて異なる処理を行なうこと
ができる。
す斜視図。
示す平面図。
示す側面図。
図。
を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】ワークを載置しかつ固定する上部フレーム
と、搬送コンベアのパレット上に取付けられる下部フレ
ームと、前記上部フレームと前記下部フレームとを連結
する連結フレームとを備え、前記上部フレーム、前記下
部フレームおよび連結フレームのいずれかにフラッグを
取付けたワーク取付用治具と、 ワーク取付用治具のフラッグを読み取る読取装置とを備
え、 フラッグは対応するワーク取付用治具毎に、フレームか
らの突出高さが異なっており、 読取装置は高さが異なるフラッグの数の光ビームであっ
て高さが異なるフラッグに順次遮断される光ビームを投
光する投光器と、投光器からの光ビームを受光する受光
器とを有することを特徴とするワーク取付用治具と読取
装置の組合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04483992A JP3187507B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | ワーク取付用治具と読取装置の組合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04483992A JP3187507B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | ワーク取付用治具と読取装置の組合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05237990A JPH05237990A (ja) | 1993-09-17 |
JP3187507B2 true JP3187507B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=12702647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04483992A Expired - Lifetime JP3187507B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | ワーク取付用治具と読取装置の組合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020138340A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社タイカ | 液圧転写装置 並びに液圧転写用治具装置 |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP04483992A patent/JP3187507B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05237990A (ja) | 1993-09-17 |
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