JP2531051B2 - プリント基板搬送装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はプリント基板搬送装置に
関する。

【０００２】

【従来の技術】プリント基板処理工程、例えばプリント
基板を洗浄する洗浄処理工程では、洗浄されるプリント
基板を自動搬送するプリント基板搬送装置が使用されて
いる。このプリント基板搬送装置として、従来より、メ
ッシユベルトでプリント基板を搬送する方式、チエーン
に取り付けたアタッチメント治具にてプリント基板を搬
送する方式が知られている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来のプリント基板搬送装置では、衝撃等でプリント
基板がメッシユベルトやアタッチメント治具上を移動ま
たは滑り、搬送速度の均一性が保てない不具合が生じる
ことがある。例えば、上記した洗浄処理工程では、プリ
ント基板に残っているフラックス等を除去すべく、シャ
ワー水でプリント基板を洗浄し、エアブローで水切りを
行うが、この場合、シャワー水やエアブローがプリント
基板に当たることから、その衝撃でプリント基板がメッ
シユベルトやアタッチメント治具上を移動または滑る。
この場合、プリント基板の搬送速度が不均一となり、プ
リント基板の洗浄品質、水切り品質が不均一となり易
い。

【０００４】本発明は上記した実情に鑑みなされたもの
であり、プリント基板を強制的にクランプすることによ
り、衝撃等がプリント基板に作用する場合であっても、
プリント基板の搬送速度の不均一を回避するのに有利な
プリント基板搬送装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】請求項１に係るプリント
基板搬送装置は、所定間隔隔てて配置された第１保持体
と、第１保持体間でエンドレス状にかつ循環作動可能に
架設された第１エンドレス部と、第１エンドレス部に設
けられプリント基板の搬送のためにプリント基板の一部
を載せて係合する第１係合部とをもつ第１搬送部と、所
定間隔隔てて配置された第２保持体と、第１エンドレス
部に対面した状態で第２保持体間にエンドレス状に架設
されかつ第１エンドレス部と対応する速度で同じ方向に
循環作動可能な第２エンドレス部と、第２エンドレス部
に設けられプリント基板の搬送のためにプリント基板の
他の一部を載せて係合する第２係合部とをもつ第２搬送
部とで構成され、第１搬送部の第１エンドレス部及び第
２搬送部の第２エンドレス部の少なくとも一方は、第１
係合部及び第２係合部に載せられて係合して搬送される
プリント基板を挟持して固定するクランプ手段を具備
し、クランプ手段は、第１エンドレス部及び第２エンド
レス部の少なくとも一方に保持され該一方のエンドレス
部と一体に搬送されるピンと、プリント基板の厚み方向
に沿って移動可能に該ピンに保持され該一方のエンドレ
ス部と一体に搬送されるクランプブロックと、プリント
基板を挟持する方向にクランプブロックを付勢するバネ
とを具備していることを特徴とするものである。請求項
２に係るプリント基板搬送装置は、請求項１において、
エンドレス部の循環作動に伴い搬送されるクランプブロ
ックと接触してプリント基板の挟時解除方向にクランプ
ブロックを移動させるカムをもつクランプ解除手段が設
けられていることを特徴とするものである。

【０００６】第１エンドレス部、第２エンドレス部はチ
エーン構造、ベルト構造にできる。第１エンドレス部及
び第２エンドレス部の少なくとも一方は、搬送されるプ
リント基板を挟持して固定するクランプ手段をもつ。ク
ランプ手段は、プリント基板の端部を厚み方向に挟持す
る方式である。なおクランプ手段のクランプ状態を自動
的に解除するクランプ解除手段を設けることも好まし
い。クランプ解除手段としては後述する実施例で示す様
にカム機構を採用できる。

【０００７】

【作用】プリント基板を搬送する際には第１搬送部の第
１係合部は、プリント基板の一部と係合するとともに、
第２搬送部の第２係合部は、プリント基板の他の一部と
係合する。このとき第１エンドレス部、第２エンドレス
部は所定方向に循環作動するため、プリント基板は第１
エンドレス部、第２エンドレス部の作動方向に搬送され
る。この様にプリント基板が搬送される際には、クラン
プ手段がプリント基板をクランプする。請求項２によれ
ば、エンドレス部の循環作動に伴い搬送されるクランプ
ブロックがクランプ解除手段のカムに接触し、これによ
りクランプブロックがプリント基板の挟持解除方向に移
動される。よってプリント基板の挟持解除を実行でき
る。

【０００８】

【実施例】以下、本発明にかかるプリント基板搬送装置
の実施例を図面を参照して説明する。 （構成）この装置は、図１に示す様に、第１搬送部１
と、第１搬送部１に対面する第２搬送部２とで構成され
ている。第１搬送部１は、所定間隔隔てて配置された第
１保持体としてのスプロケット１０、１１と、エンドレ
ス状の第１チェーン１２と、スプロケット１１をチェー
ン１３ｃを介して回転させる第１駆動モータ１３とで構
成されている。第１チェーン１２はスプロケット１０、
１１間でエンドレス状に架設されており、スプロケット
１１が回転駆動すると、第１チェーン１２は矢印Ｘ１方
向に循環作動する。従って第１チェーン１２は第１エン
ドレス部として機能する。

【０００９】図４、図５に第１チェーン１２が示されて
いる。図４、図５に示す様に、第１チェーン１２は、リ
ンクピン１２０と、各リンクピン１２０に揺動可能に枢
支されたリンクプレート１２１と、リンクピン１２０が
挿通されたスリーブ１２２と、リンクピン１２０が挿通
されたスリーブ治具１２３とからなる。各スリーブ治具
１２３の周壁には、第１係合部としての第１リング溝１
５が形成されている。第１リング溝１５は、プリント基
板Ｗを載置できる載置面１５ａを備えている。なお図５
において第１リング溝１５の溝巾はＬ１で示される。

【００１０】次に第２搬送部２について説明する。図１
に示す様に、第２搬送部２は、所定間隔隔てて配置され
た第２保持体としてのスプロケット２０、２１と、第２
チェーン２２と、チェーン２３ｃを介してスプロケット
２１を回転させる第２駆動モータ２３とで構成されてい
る。第２チェーン２２はスプロケット２０、２１間でエ
ンドレス状に架設されており、スプロケット２１が回転
駆動すると、第２チェーン２２は第１チェーン１２と同
じ方向へ同じ速度で循環作動する。したがって第２チェ
ーン２２は第２エンドレス部として機能する。

【００１１】図５に示す様に、第２チェーン２２は、第
１チェーン１２と基本的には同じ構成である。即ち、第
２チェーン２２は、リンクピン２２０と、リンクピン２
２０に揺動可能に枢支されたリンクプレート２２１と、
リンクピン２２０が挿通されたスリーブ２２２と、リン
クピン２２０が挿通されたスリーブ治具２２３とからな
る。各スリーブ治具２２３の周壁には、第２係合部とし
ての第２リング溝２５が形成されている。第２リング溝
２５は、プリント基板Ｗを載置できる載置面２５ａを備
えている。

【００１２】さて本実施例の要部構成について説明す
る。即ち、図３に示す様に、第１搬送部１の第１チェー
ン１２には適数個のクランプ手段４が均等間隔で装備さ
れている。クランプ手段４を図７を参照して説明する。
クランプ手段４は、図７に示す様に、第１チェーン１２
において所定間隔毎に装備され通常のリンクピン１２０
よりも長い長リンクピン１２６と、長リンクピン１２６
の突出部分１２６ａに昇降可能に挿通された挿通孔４０
をもつクランプブロック４１と、クランプブロック４１
に軸４２で回転可能に保持されたローラ４３と、長リン
クピン１２６の端部に設けられた固定プレート４４と、
固定プレート４４とクランプブロック４１の座面４１ａ
との間に介装されたコイルバネ４５とで構成されてい
る。ここで、クランプブロック４１の挿通孔４０には樹
脂製の軸受４６が設けられている。この軸受４６は、ク
ランプブロック４１の昇降を円滑化するとともに、昇降
の際におけるクランプブロック４１の傾きを防止してい
る。コイルバネ４５は長リンクピン１２６に挿通されて
おり、クランプブロック４１を下方つまり矢印Ｙ１方向
に常時付勢している。図６、図１０から理解できる様に
クランプブロック４１には段状のクランプ面４１ｂが形
成されている。なお第２チェーン２２にはクランプ手段
は設けられていない。

【００１３】更に図１に示す様に、第１搬送部１の始端
部Ｐ１にはカム６が固定され、第１搬送部１の終端部Ｐ
２には、カム６と同種のカム７が固定されている。ここ
で、図８、図９は第１搬送部１の始端部Ｐ１付近を示
す。図８、図９に示す様にカム６はボルト６０を介して
主レール５０に固定されている。このカム６は、端側に
向かうにつれて上昇傾斜するテーパ面６１と、テーパ面
６１に連設された水平面６２と、互いに背向するガイド
面６３とをもつ。

【００１４】また図１に示す様に第２搬送部２の始端部
Ｐ１には、第２チェーン２２を反転させるための反転用
治具８が固定され、第２搬送部２の終端部Ｐ２には反転
用治具９が固定されている。反転用治具９は、反転用治
具８と同種であり第２チェーン２２を反転させるための
ものである。図２は反転用治具８付近を示す。図２に示
す様に、反転用治具８は、ボルト８０を介して主レール
５０に固定されており、互いに背向するガイド面８１を
もつ。

【００１５】更に又本実施例では図１０に示す様に、第
１搬送部１や第２搬送部２の主レール５０の側壁面にレ
ールカバー５１がボルトで固定されており、レールカバ
ー５１と主レール５０とでチェーン通路５３が形成され
ている。図１０から理解できる様にチェーン通路５３内
を第１チェーン１２、第２チェーン２２が走行する。こ
の場合、主レール５０の規制面５０ａ、レールカバー５
１の規制面５１ａが第１チェーン１２のスリーブ１２２
の外周面、第２チェーン２２のスリーブ２２２の外周面
に接近している。そのため、第１チェーン１２、第２チ
ェーン２２、クランプブロック４１の横揺れを規制でき
る。また、図４に示す様に、本装置の近傍には、搬送途
中のプリント基板Ｗに洗浄液を吹き付けてフラツクス等
を除去する洗浄ノズル５５、プリント基板Ｗに付着した
洗浄液を吹き飛ばすエアブローノズル５６が配設されて
いる。

【００１６】（作用）次に本実施例装置の作用について
その使用方法とともに説明する。図１から理解できる様
に第１駆動モータ１３、第２駆動モータ２３の駆動に伴
い、第１チェーン１２、第２チェーン２２が矢印Ｘ１方
向に同じ速度で循環作動する。このとき図９に示す様
に、クランプ手段４のクランプブロック４１のローラ４
３が始端部Ｐ１のカム６のテーパ面６１を登ると、コイ
ルバネ４５を弾性収縮させつつクランプブロック４１は
上昇する。そのため、ローラ４３がカム６の水平面６２
に登っていると、クランプ手段４のクランプブロック４
１は開いている。このとき弾性収縮したコイルバネ４５
には付勢力が蓄積されている。同様に、ローラ４３が終
端部Ｐ２のカム７のテーパ面７１を登る際にも、コイル
バネ４５を弾性収縮させつつクランプブロック４１は開
く。

【００１７】ところで、クランプブロック４１が始端部
Ｐ１で開いている状態において、始端部Ｐ１からプリン
ト基板Ｗが差しこまれる。すると、開いたクランプブロ
ック４１とスリーブ治具１２３，２２３の載置面１５
ａ，１６ａとの間にプリント基板Ｗが挿入される。これ
により、プリント基板Ｗの巾方向における一部は第１チ
ェーン１２の第１リング溝１５の載置面１５ａに係合す
るとともに、プリント基板Ｗの巾方向における他の一部
は第２チェーン２２の第２リング溝２５の載置面２５ａ
に係合する。

【００１８】さて、図８、図９から理解できる様に、ク
ランプブロック４１のローラ４３が始端部Ｐ１のカム６
のテーパ面６１にそって下ると、コイルバネ４５に蓄積
された付勢力でクランプブロック４１は押圧されて自動
的に下がる。これにより図６から理解できる様にクラン
プブロック４１のクランプ面４１ｂと第１リング部１５
の載置面１５ａとでプリント基板Ｗはその厚み方向で挟
持される。即ちクランプされる。

【００１９】この様にプリント基板Ｗがクランプされた
状態で、第１チェーン１２および第２チェーン２２が矢
印Ｘ１方向に循環作動するので、洗浄ノズル５５、エア
ブローノズル５６を順に通過する。この際、プリント基
板Ｗに残っているフラックス等を除去するために、洗浄
ノズル５５から比較的圧力の高い洗浄液がプリント基板
Ｗに吹き付けられ、エアブローノズル５６から比較的圧
力の高いエアーがプリント基板Ｗに吹き付けられる。そ
のためプリント基板Ｗが滑り、プリント基板Ｗの搬送速
度が不均一となるおそれがある。この点本実施例ではク
ランプ手段４でプリント基板Ｗが強制的にクランプされ
ているので、洗浄液、エアー吹き付け際の衝撃がプリン
ト基板Ｗに作用しても、プリント基板Ｗが滑ることを回
避でき、従ってプリント基板Ｗの搬送速度を一定に維持
できる。

【００２０】なおプリント基板Ｗが第１搬送部１及び第
２搬送部２の終端部Ｐ２に搬送されると、クランプブロ
ック４１のローラ４３が終端部Ｐ２のカム７のテーパ面
７１を経て水平面７２に登る。その結果、前述同様にコ
イルバネ４５を弾性収縮させつつクランプ手段４のクラ
ンプブロック４１が上昇して自動的に開く。よってクラ
ンプ手段４によるクランプは自動的に解除され、プリン
ト基板Ｗは終端部Ｐ２から自動的に搬出される。よって
カム７はクランプ解除手段として機能する。

【００２１】上記した作動を繰り返すことにより、多数
のプリント基板Ｗは始端部Ｐ１から終端部Ｐ２に順次搬
送される。 （効果）以上説明した様に本実施例では、クランプ手段
４のクランプブロック４１を利用してプリント基板Ｗを
強制的にクランプするので、洗浄液、エアー吹き付けの
衝撃がプリント基板Ｗに作用しても、プリント基板Ｗが
滑ることを回避でき、従ってプリント基板Ｗの搬送速度
を一定に維持できる。そのためプリント基板Ｗの洗浄品
質、水切り品質を一定にできる。

【００２２】ところでプリント基板Ｗには多くの電子部
品、プリント配線が取付られている関係上、精密クラン
プを行い、プリント基板Ｗのクランプ箇所を常に一定に
することが望ましい。この点本実施例では、クランプ手
段４のクランプブロック４１が自動的に閉じる際には、
図８から理解できる様にクランプブロック４１の内側面
４１ｃはカム６のガイド面６３にそって摺接するので、
クランプブロック４１は位置規制される。換言すれば、
始端部Ｐ１においてクランプブロック４１がプリント基
板Ｗのクランプを開始する際には、カム６の中心線Ｍと
クランプブロック４１の内側面４１ｃとの間の間隔Ｌ３
は固定的値となる。そのため、クランプ開始時における
プリント基板Ｗのクランプ箇所をばらつかせることな
く、常に一定に維持するのに役立つ。この意味において
プリント基板Ｗの精密クランプに有利である。

【００２３】更に本実施例では、図１０から理解できる
様にチェーン通路５３内を第１チェーン１２、第２チェ
ーン２２が走行する際には、主レール５０の規制面５０
ａ、レールカバー５１の規制面５１ａが第１チェーン１
２のスリーブ１２２の外周面、第２チェーン２２のスリ
ーブ２２２の外周面に接近し、その横揺れを規制でき
る。よってクランプを開始する際におけるクランプブロ
ック４１の横揺れ等も規制できる。従って装置のクラン
プを開始する始端部Ｐ１において、プリント基板Ｗのク
ランプ箇所をばらつかせることなく、常に一定に維持す
るのに役立つ。この意味においてもプリント基板Ｗの精
密クランプに有利である。

【００２４】加えて本実施例では図７から理解できる様
にクランプブロック４１の挿通孔４０には軸受４６が設
けられており、この軸受４６は、前述した様に昇降の際
におけるクランプブロック４１の傾きを防止できるの
で、クランプ開始時におけるクランプブロック４１の傾
きも防止できる。この意味においてもプリント基板Ｗの
精密クランプに有利である。

【００２５】また本実施例では図１から理解できる様に
カム６でクランプが行われ、カム７でクランプ解除が行
われる。そのため、クランプ手段４でクランプを開始す
る時の駆動源、クランプ手段４のクランプを解除する時
の駆動源は特に必要とせず、設備価格の低廉に役立つ。

【００２６】

【発明の効果】本発明にかかるプリント基板搬送装置に
よれば、プリント基板が搬送される際には、クランプ手
段がプリント基板をクランプするので、衝撃等がプリン
ト基板に作用しても、プリント基板の搬送速度の不均一
化を回避できる。したがってプリント基板洗浄工程に適
用すれば、洗浄品質の不均一化を回避できる。更に請求
項２に係るプリント基板搬送装置によれば、クランプ解
除手段が設けられているため、エンドレス部によりプリ
ント基板と共に搬送されるクランプブロックがクランプ
解除手段のカムに到達すれば、カム作用により、クラン
プブロックが挟持解除方向移動し、搬送したプリント基
板を外すことが容易となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例にかかる装置を模式化した平面図であ
る。

【図２】第２搬送部の始端部を示す平面図である。

【図３】第１チェーンと第２チェーンとで搬送している
状態を示す斜視図である。

【図４】プリント基板を洗浄している状態を示す側面図
である。

【図５】第１チェーンの部分拡大側面図である。

【図６】プリント基板をクランプしている状態の拡大し
て示す図である。

【図７】一部断面にして示すクランプ手段の側面図であ
る。

【図８】第１搬送部の始端部を示す平面図である。

【図９】第１搬送部の始端部を示す側面図である。

【図１０】図１のＴ−Ｔ線に沿う図である。

【符号の説明】

図中、１は第１搬送部、１２は第１チェーン、２は第２
搬送部、２２は第２チェーン、４はクランプ手段、４１
はクランプブロック、４１ｂはクランプ面、４５はコイ
ルバネ、６はカム、６１はテーパ面、６２は水平面を示
す。

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】所定間隔隔てて配置された第１保持体と、
   該第１保持体間でエンドレス状にかつ循環作動可能に架
   設された第１エンドレス部と、該第１エンドレス部に設
   けられプリント基板の搬送のためにプリント基板の一部
   を載せて係合する第１係合部とをもつ第１搬送部と、 所定間隔隔てて配置された第２保持体と、該第１エンド
   レス部に対面した状態で第２保持体間にエンドレス状に
   架設されかつ該第１エンドレス部と対応する速度で同じ
   方向に循環作動可能な第２エンドレス部と、該第２エン
   ドレス部に設けられプリント基板の搬送のためにプリン
   ト基板の他の一部を載せて係合する第２係合部とをもつ
   第２搬送部とで構成され、 該第１搬送部の該第１エンドレス部及び該第２搬送部の
   該第２エンドレス部の少なくとも一方は、 該第１係合部及び該第２係合部に載せられて係合して搬
   送されるプリント基板を挟持して固定するクランプ手段
   を具備し、該クランプ手段は、該第１エンドレス部及び該第２エン
   ドレス部の小なくとも一方に保持され該一方のエンドレ
   ス部と一体に搬送されるピンと、プリント基板の厚み方
   向に沿って移動可能に該ピンに保持され該一方のエンド
   レス部と一体に搬送されるクランプブロックと、プリン
   ト基板を挟持する方向に該クランプブロックを付勢する
   バネとを具備してい ることを特徴とするプリント基板搬
   送装置。
2. 【請求項２】エンドレス部の循環作動に伴い搬送される
   クランプブロックと接触してプリント基板の挟持解除方
   向に該クランプブロックを移動させるカムをもつクラン
   プ解除手段が設けられていることを特徴とする請求項１
   に記載のプリント基板搬送装置。