JPH0440245Y2 - - Google Patents

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JPH0440245Y2
JPH0440245Y2 JP1985190876U JP19087685U JPH0440245Y2 JP H0440245 Y2 JPH0440245 Y2 JP H0440245Y2 JP 1985190876 U JP1985190876 U JP 1985190876U JP 19087685 U JP19087685 U JP 19087685U JP H0440245 Y2 JPH0440245 Y2 JP H0440245Y2
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cylindrical electronic
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、固定皮膜抵抗器、ダイオード、コン
デンサ等の円柱状電子部品の塗装装置に関するも
のである。
従来の技術 近時、所謂リードレスの円柱状の固定皮膜抵抗
器やダイオードやコンデンサ等が使用されてい
る。例えば固定皮膜抵抗器にあつては、その製造
工程において第13図Aに示すように碍子r1の
両側に磁性部であるキヤツプr2を嵌合した抵抗
素体R1に第13図Bに示すように塗膜r3を形
成する。次いで第13図Cに示すように塗膜r3
の外周に複数条のカラーコードr4を施し、更に
はマーキング(捺印)等を行い、然る後、乾燥す
ることにより抵抗器Rを製造することができる。
従来、この製造工程に用いる抵抗素体R1の搬
送装置は、第14図乃至第16図に示すように可
撓性を有する無端状の搬送体101に抵抗素体R
1の挿入孔102を列設し、この搬送体101の
移送側下部に、上記抵抗素体R1を搬送体101
の挿入孔102内に位置させた状態でそのキヤツ
プr2の外端部の移動を案内するレール103を
設け、搬送体101を反転駆動装置により走行さ
せるようになつている。
而して駆動装置により搬送体101を走行さ
せ、この搬送体101の走行によりその挿入孔1
02内に挿入された抵抗素体R1を案内レール1
03の支持部104上で転動させながら搬送する
ようになつている。
上記搬送装置で搬送される抵抗素体R1に塗装
するには、第15図に鎖線で示すように搬送され
る抵抗素体R1のキヤツプr2をゴム製の回転用
ホイール105により強制的に回転させ、この
間、塗装用ホイール106の回転によりその外周
に附着させた塗料を抵抗素体R1の碍子r1の外
周に塗布するようになつている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような従来の構成では、案
内レール103はその支持部104でキヤツプr
2の外端部を支持するので、搬送体101と案内
レール103の加工精度が要求され、高価とな
る。この加工精度が悪い場合は勿論のこと、熱に
よる歪みにより搬送体101と案内レール103
にズレが生じた場合には抵抗素体R1が落下する
おそれがある。抵抗素体R1が塗装工程において
落下すると、塗料が案内レール103に附着し、
この塗料が以下、順次搬送される抵抗素体R1の
両端部に附着し、全数不良となり、非経済的であ
る。このため、搬送状態を常に監視しなければな
らず、省力化の障害となつていた。特に小型の抵
抗器等においては搬送、塗料作業を行うことは至
難でつた。
また回転用ホイール105によりキヤツプr2
を案内レール103の支持部に強制的に押圧して
回転させるので、キヤツプr2を損傷するおそれ
がある。
そこで、本考案は、上記の如き所謂リードレス
の円柱状電子部品を塗装の際に回転させるように
することにより、加工精度が要求されることな
く、簡単な構造で、円柱状電子部品を円滑に、且
つ確実に搬送して塗装することができるように
し、従つて円柱状電子部品の汚損を解消して経済
性を向上させることができ、しかも省力化を図る
ことができるようにし、また円柱状電子部品を損
傷することなく、円滑に回転させて塗装すること
ができるようにした円柱状電子部品の塗装装置を
提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本考案の技術的な
手段は、両側に磁性部を有する円柱状電子部品を
挿入することができ、底部に円柱状電子部品の両
端部を支持する支持部を有する挿入孔が列設さ
れ、反転走行可能に構成された無端状の搬送体
と、この搬送体の走行を案内する案内部材と、上
記搬送体を走行させる反転駆動装置と、上記搬送
体の走行により搬送される円柱状電子部品の磁性
部を吸着して円柱状電子部品を搬送体の挿入孔内
で支持部より浮かせる吸着回転用装置と、この吸
着回転用装置に吸着されている円柱状電子部品に
接触状態で回転可能に設けられ、外周に附着させ
た塗料と円柱状電子部品に塗布する塗装用ホイー
ルと、この塗装用ホイールを回転させる駆動装置
とを備えたものである。
作 用 上記技術的手段による作用は次のようになる。
搬送体を駆動装置により走行させ、搬送体の挿入
孔内に挿入され、両端部が挿入孔内の支持部上に
支持された円柱状電子部品を搬送する。この搬送
の途中で、円柱状電子部品は吸着回転用装置に吸
着されて支持部より浮かされ、この吸着された円
柱状電子部品は挿入孔の孔壁により押されて吸着
状態で転動し、この間、塗装用ホイールにより塗
装される。従つて円柱状電子部品を落下すること
なく、円滑に、且つ確実に搬送して塗装すること
ができ、また円柱状電子部品を強く押圧すること
なく、円滑に回転させることができる。
実施例 以下、本考案の塗装装置を固定皮膜抵抗器(以
下、単に抵抗器と称す)の塗装に実施した一例に
ついて図面を参照しながら説明する。
第1図乃至第8図に示すように搬送体1は適当
長さに形成された多数枚の搬送体ユニツト2が無
端状に組合わされる。搬送体ユニツト2は非磁性
で、耐熱性、耐摩耗性、加工性、衝撃強度、経済
性に優れたステンレスを用いるのが望ましいが、
その他、セラミツク等を用いることもできる。各
搬送体ユニツト2は底板3の両側長手縁に側板
4,5が連設され、一方の側板4は他方の側板5
より高く形成され、高い側板4の上部中央部に縦
長の連結用孔6が形成されている。搬送体ユニツ
ト2の底板3の長手方向中央部には抵抗素体R1
の挿入孔7が等間隔で列設されている。各挿入孔
7は搬送体ユニツト2の幅方向に位置する両側
部、即ち側板4,5側の両端部が抵抗素体R1の
キヤツプr2の外端部を僅な余裕を持たせて挿入
し得るように狭く形成され、中間部が広く形成さ
れ、後述する塗料等の付着汚れを防止し得るよう
になつている。各挿入孔7の幅は抵抗素体R1の
長さよりやや広くなるように形成されている。各
挿入孔7における幅方向の両側底部には抵抗素体
R1の両側部、即ちキヤツプr2の外端部を支持
する支持部8が突設されている。各搬送体ユニツ
ト2は第4図乃至第7図より明らかなようにその
連結用孔6を利用して一対の無端状のチエン9の
所定間隔毎に取外し可能に、且つ回動可能で、し
かも相対的に上下動し得るように連結される。即
ち、チエン9の所定間隔毎のリンク10に直角方
向にアタツチメント11が取付けられ、このアタ
ツチメント11に軸12がねじ13等により固定
され、この軸12の小径部12aが搬送体ユニツ
ト2の連結用孔6に挿通され、その突出端部の溝
にEリング等の抜止め部材14が係合されて抜止
めされている。このように搬送体ユニツト2がチ
エン9により連結され、各搬送孔7が所定間隔に
列設され、反転走行可能な無端状の搬送体1が構
成されている。
搬送体1及びこれを連結したチエン9は例えば
第1図に示すように若しくは第2図に示すように
反転走行可能に支持される。第1図に示す例で
は、チエン9のリンク10を連結するピン15が
垂直方向に向けられ(第5図,第7図参照)、架
台16に垂直方向の軸17,18により支持され
た駆動スプロケツト19と従動スプロケツト20
に掛けられている。駆動スプロケツト19の軸1
7は架台16に取付けられたモータ(図示省略)
に連繋され、従動スプロケツト20は駆動スプロ
ケツト19と対向方向に移動可能に支持され、こ
の従動スプロケツト20の移動によりチエン9及
び搬送体1の張力を調整することができる。而し
てモータの駆動によりスプロケツト19を回転さ
せ、チエン9及び搬送体1を矢印方向に反転走行
させることができる。第2図に示す例では、チエ
ン9が駆動スプロケツト19と従動スプロケツト
20,21,22に掛けられたものであり、その
他の構成は上記第1図に示す構成と同様である。
これら第1図に示す例と第2図に示す例とは設
置条件、工程の多寡に応じて選択すればよい。第
1図に示す例では、供給工程23、予熱工程2
4、下塗装工程25、乾燥工程26、上塗装工程
27、乾燥工程28、カラーコーテイング工程2
9及び乾燥工程30を通過するようになつてい
る。また第2図に示す例では、供給工程23、塗
装工程30、乾燥工程31、カラーコーテイング
工程32及び乾燥工程33等を通過するようにな
つている。
架台16上には搬送体1及びチエン9の下側に
位置して金属製の案内レール35が設けられる。
案内レール35は所望長さの単位体が繋ぎ合わさ
れるもので、各単位体が乾燥工程で熱により伸縮
するのを許すように架台16に取付けられてい
る。案内レール35は第4図乃至第8図より明ら
かなようにその内側部にチエン走行用の溝36が
形成され、中央部に搬送体走行用の溝37が形成
されている。而してチエン9が溝36内に、搬送
体1の下部が溝37内にそれぞれ走行可能に挿入
されている。
而して搬送体1の挿入孔7に挿入された抵抗素
体R1はキヤツプr2の外端部が支持部8上に支
持された状態で、搬送体1の走行により搬送さ
れ、この搬送の途中で塗装される。第7図及び第
8図に示すように搬送体1の上部には吸着回転用
装置38が設けられ、その下方には案内レール3
5に形成された溝35a内に位置して塗装用ホイ
ール39が設けられている。吸着回転用装置38
の詳細について説明すると、架台16(第1図、
第2図参照)等に回転軸40が回転可能に支持さ
れ、回転軸40の端部に回転用ホイール41と押
さえ板42が嵌合され、回転用ホイール41が回
転軸40の鍔43に当接されている。回転軸40
の端部軸方向のねじ孔44にねじ45は螺入さ
れ、回転用ホイール41が鍔43と押さえ板42
により挟持されて回転軸40と一体に回転し得る
ようになつている。回転用ホイール41はゴム、
セラミツク等の非磁性材により形成され、抵抗素
体R1のキヤツプr2の外端部とのみ接触し得る
ように両側外周に吸着面46が形成され、これら
吸着面46間には環状の凹入溝47が形成されて
いる。回転用ホイール41には各吸着面46にお
ける軸心側のやや内方位置に環状溝48が形成さ
れ、各環状溝48にマグネツト49が取付けられ
ている。このマグネツト49の磁力により搬送体
1の挿入孔7内に挿入されている抵抗素体R1の
キヤツプr2を吸着面46に対し吸着させること
ができる。搬送体1の底板3の上方にはマグネツ
ト50が設けられ、このマグネツト50は架台1
6(第1図、第2図参照)等に対し取付部材51
により定位置に固定されている。このマグネツト
50はその磁力により搬送体1の挿入孔7内に挿
入されている抵抗素体R1のキヤツプr2を引寄
せて抵抗素体R1を挿入孔7の一側(図示例では
側板5側)に位置させ、軸方向の位置決めを行う
ことができる。このマグネツト50は搬送体1の
挿入孔7内の抵抗素体R1が回転用ホイール41
に吸着される以前に抵抗素体R1を引寄せる必要
があり、図示例では搬送体1を第2図の矢印X,
Yのいずれの方向にも選択的に走行させ得るよう
に回転用ホイール41の前後両側に突出するよう
に配設されている。搬送体1がX方向に走行する
場合には、抵抗素体R1が回転用ホイール41に
至る前側において案内レール35の繋ぎ目により
搬送体1より浮上るのを防止する浮上り防止部材
52が設けられ、抵抗素体R1が後述するように
塗装された後、この抵抗素体R1を回転用ホイー
ル41より離脱させる離脱用部材53が設けら
れ、これら浮上り防止部材52と離脱防止部材5
3は架台16(第1図、第2図参照)等に取付け
られている。搬送体1が矢印Y方向に走行する場
合には53が浮上り防止部材、52が離脱用部材
となり、従つて図示例では52,53は浮上り防
止用と離脱用を兼ねている。塗装用ホイール39
は回転軸54上に取付けられている。その詳細に
ついて説明すると、回転軸54の端部に塗装用ホ
イール39と押さえ板55が嵌合され、塗装用ホ
イール39が回転軸54の鍔56に当接されてい
る。回転軸54の端部軸方向のねじ孔57にねじ
58が螺入され、塗装用ホイール39が鍔56と
押さえ板55により挟持されて回転軸54と一体
に回転し得るようになつている。これら回転軸5
4及び塗装用ホイール39は引張ばね(図示省
略)により上方、即ち抵抗素体R1側に附勢さ
れ、抵抗素体R1に確実に接触させることができ
ると共に、塗装用ホイール39に負荷が掛かると
下方へ逃げ得るようになつている。塗装用ホイー
ル39の下部には塗料タンク59が設けられ、こ
の塗料タンク59は支持台(図示省略)上に支持
されている。塗料タンク59内には塗料60が納
められ、この塗料60に塗装用ホイール39の下
部が浸漬されている。塗装用ホイール39の外周
部には掻取り板61が設けられ、この掻取り板6
1により塗装用ホイール39に余分に附着した塗
料60を掻取ることができる。上記回転用ホイー
ル41を取付けた回転軸40と塗装用ホイール3
9を取付けた回転軸54は駆動モータに動力伝達
機構(共に図示省略)を介して連繋され、互いに
逆方向に回転されるようになつている。
次に上記実施例の動作について説明する。上記
のように搬送体1を走行させ、この走行の途中で
抵抗素体R1を搬送体1の挿入孔7に供給装置
(図示省略)により順次供給する。各抵抗素体R
1はそのキヤツプr2の外端部が挿入孔7内の支
持部8上に支持される。而して抵抗素体R1は搬
送体1の走行に伴い、搬送される。この搬送の途
中で、抵抗素体R1は先ず、一方のキヤツプr2
側がマグネツト50の磁力により引付けられ、挿
入孔7内の一側に寄せられ、塗装用ホイール39
に対し軸方向の位置決めが行われる。次いで抵抗
素体R1はそのキヤツプr2が回転用ホイール4
1のマグネツト49の磁力により吸着面46に吸
着され、挿入孔7内で支持部8より浮かされる。
回転用ホイール41の吸着面46に吸着された抵
抗素体R1は挿入孔7の孔壁により押されて吸着
面46上で転動し、この間、抵抗素体R1の外周
に塗装用ホイール39に附着している塗料60が
塗布され、塗膜r3が形成される。塗装後の抵抗
素体r1は離脱用部材53若しくは52により回
転用ホイール41の吸着面46より離脱され、キ
ヤツプr2の外端部が再び挿入孔7内の支持部8
上に支持される。然る後、抵抗素体R1は乾燥工
程26,30、カラーコーテイング工程29,3
2(第1図、第2図参照)等を経て排出手段(図
示省略)により挿入孔7より排出される。
次に本発明の第2実施例について第9図及び第
10図を参照しながら説明する。本実施例にあつ
ては、回転用ホイール41の凹入溝47の内方に
位置して側方が開放された環状の凹入溝62が形
成され、塗装部において凹入溝62内にマグネツ
ト63が回転用ホイール41と独立して設けら
れ、このマグネツト63は取付部材64により架
台16(第1図、第2図参照)等に対し固定され
ている。而して搬送体1の走行により搬送された
抵抗素体R1はマグネツト63の磁力により回転
等ホイール41の吸着面46に吸着されるように
なつている。その他の構成及び作用は上記第1実
施例と同様である。
本実施例においては、塗装後の抵抗素体R1は
マグネツト63の磁力より解放されると挿入孔7
の支持部8上に落下するので、搬送体1を第10
図の矢印Xで示すように一方向に走行させる場
合、上記第1実施例のような離脱用部材53、若
しくは52が不要となる。
次に本考案の第3実施例について第11図及び
第12図を参照しながら説明する。本実施例にあ
つては、一対のプーリ65,66が架台16等に
対し軸67,68により回転可能に支持され、こ
れらプーリ65,66に抵抗素体R1のキヤツプ
r2の外端部に対応して一対のベルト69,70
が掛けられ、駆動源の駆動により動力伝達機構
(共に図示省略)を介して第12図の矢印方向に
走行することができる。塗装部においてベルト6
9,70の上方にマグネツト63がベルト69,
70と独立して設けられ、このマグネツト63は
取付部材64により架台16等に対し固定されて
いる。而して搬送体1の走行により搬送された抵
抗素体R1はマグネツト63の磁力によりベルト
69,70に吸着されるようになつている、その
他の構成及び作用は上記第1実施例と同様であ
る。
本実施例においては、塗装後の抵抗素体R1は
マグネツト63の磁力より解放されると挿入孔7
の支持部8上に落下するので、上記第1実施例の
ような離脱用部材53が不要となり、またベルト
69,70により抵抗素体R1が挿入孔7より浮
上るのを防止することができるので、上記第1実
施例のような浮上り防止部材52、若しくは53
も不要となる。
なお、上記各実施例では、搬送体1を水平面内
で反転走行させるようにしているが、チエン9の
ピン15を水平方向に向けてスプロケツトに掛
け、チエン9及び搬送体1の搬送側の下部に案内
レール35を設け、この搬送側の途中で抵抗素体
R1に塗装するようにしてもよい。
考案の効果 以上の説明より明らかなように本考案によれ
ば、搬送体の挿入孔に設けた支持部により円柱状
電子部品の両側部を支持するようにし、搬送体の
走行により搬送される円柱状電子部品の磁性部を
吸着回転用装置により吸着して挿入孔内で支持部
より浮かせ、吸着回転用装置に吸着された円柱状
電子部品を挿入孔の孔壁で押圧して回転させ、こ
の間、塗装用ホイールにより円柱状電子部品の外
周に塗装するようになつている。このように円柱
状電子部品を搬送体における挿入孔内の支持部上
に支持し、塗装の際に回転させるようにすること
により加工精度が要求されることなく、簡単な構
造で、円柱状電子部品を円滑に、且つ確実に搬送
して塗装することができ、従つて円柱状電子部品
の汚損を解消して経済性を向上させることがで
き、しかも省力化を図ることができる。また円柱
状電子部品を回転させる際、従来のように強く押
圧する必要がないので、円柱状電子部品を損傷す
ることなく、円滑に回転させて塗装することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の塗装装置の第1実
施例を示し、第1図及び第2図はそれぞれ搬送系
統の例を示す平面図、第3図は搬送体を構成する
搬送体ユニツトの拡大斜視図、第4図は第1図の
一部拡大図、第5図は第4図−矢視断面図、
第6図は第5図の右側面図、第7図は第1図の
−矢視部に相当する拡大断面図、第8図は第7
図の右側面図、第9図及び第10図は本考案の第
2実施例を示し、第9図は第7図と同様の断面
図、第10図は第9図の右側面図、第11図及び
第12図は本考案の第3実施例を示し、第11図
は第7図と同様の断面図、第12図は第11図の
右側面図、第13図A乃至Cは抵抗器の製造順序
を示す斜視図、第14図乃至第16図は従来の塗
装装置を示し、第14図は搬送部の要部の平面
図、第15図は第14図の−矢視断面
図、第16図は第15図の右側面図である。 1……搬送体、2……搬送体ユニツト、7……
挿入孔、8……支持部、9……チエン、19,2
0,21,22……スプロケツト、35……案内
レール、38……吸着回転用装置、39……塗装
用ホイール、41……回転用ホイール、46……
吸着面、49……マグネツト、50……マグネツ
ト、59……塗料タンク、60……塗料、63…
…マグネツト、65,66……プーリ、69,7
0……ベルト、R……抵抗器、R1……抵抗素
体、r1……碍子、r2……キヤツプ、r3……
塗膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両側に磁性部を有する円柱状電子部品を挿入
    することができ、底部に円柱状電子部品の両端
    部を支持する支持部を有する挿入孔が列設さ
    れ、反転走行可能に構成された無端状の搬送体
    と、この搬送体の走行を案内する案内部材と、
    上記搬送体を走行させる反転駆動装置と、上記
    搬送体の走行により搬送される円柱状電子部品
    の磁性部を吸着して円柱状電子部品を搬送体の
    挿入孔内で支持部より浮かせる吸着回転用装置
    と、この吸着回転用装置に吸着されている円柱
    状電子部品に接触状態で回転可能に設けられ、
    外周に附着させた塗料を円柱状電子部品に塗布
    する塗装用ホイールと、この塗装用ホイールを
    回転させる駆動装置とを備えたことを特徴とす
    る円柱状電子部品の塗装装置。 (2) 吸着回転用装置が回転可能な回転用ホイホイ
    ールと、この回転用ホイールの外周部に設けら
    れたマグネツトとより構成されている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の円柱状電子部品の
    塗装装置。 (3) 吸着回転用装置が回転可能な回転用ホイール
    と、この回転用ホイールの外周部に設けられた
    マグネツトと、円柱状電子部品を搬送体の挿入
    孔の一側に引寄せるように定位値に設けられた
    マグネツトとより構成されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の円柱状電子部品の塗装
    装置。 (4) 吸着回転用装置が外周部に凹入溝を有する回
    転可能な回転用ホイールと、この回転用ホイー
    ルの凹入溝内で定位置に設けられたマグネツト
    とより構成されている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の円柱状電子部品の塗装装置。 (5) 吸着回転用装置が外周部に凹入溝を有する回
    転可能な回転用ホイールと、この回転用ホイー
    ルの凹入溝内で定位置に設けられたマグネツト
    と、円柱状電子部品を搬送体の挿入孔の一側に
    引寄せるように定位値に設けられたマグネツト
    とより構成されている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の円柱状電子部品の塗装装置。 (6) 吸着回転用装置が走行可能なベルトと、円柱
    状電子部品をベルトに吸着させるように定位置
    に設けられたマグネツトとより構成されている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の円柱状電
    子部品の塗装装置。 (7) 吸着回転用装置が走行可能なベルトと、円柱
    状電子部品をベルトに吸着させるように定位置
    に設けられたマグネツトと、円柱状電子部品を
    搬送体の挿入孔の一側に引寄せるように定位置
    に設けられたマグネツトとより構成されている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の円柱状電
    子部品の塗装装置。
JP1985190876U 1985-12-11 1985-12-11 Expired JPH0440245Y2 (ja)

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