JPH0454964Y2 - - Google Patents

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JPH0454964Y2
JPH0454964Y2 JP1988130356U JP13035688U JPH0454964Y2 JP H0454964 Y2 JPH0454964 Y2 JP H0454964Y2 JP 1988130356 U JP1988130356 U JP 1988130356U JP 13035688 U JP13035688 U JP 13035688U JP H0454964 Y2 JPH0454964 Y2 JP H0454964Y2
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conveyor
board
substrate
pulleys
belt
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JP1988130356U
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  • Belt Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリント基板(以下単に基板と云
う)に各種の部品類を組付け又は挿入する場合に
用いる基板組立用コンベヤ装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
基板に部品類を組付ける組立作業に当つては、
搬送方向に夫々フリーサイクルに構成した多数台
のコンベヤユニツトを直列に並べた構造の組立ラ
インを使用し、上記の各コンベヤユニツト上に於
いて基板を搬送しながら順次部品類の組付け作業
を行ない、この様にして組立られた基板を最後に
半田装置に向けて搬入して半田付けする仕組に成
つている。
また、上記の組立ラインを構成するコンベヤユ
ニツトとしては、第8図の如きアキユームチエー
ン(エンドレスチエーンに多数のローラを取付け
たもの)を用いたり、或は、第9図の様な搬送ベ
ルトを用いたもの等が存在するが、いずれのコン
ベヤも基板に対して部品類の脚を挿入して取付け
る点で、これ等部品類の取付面を除く基板の両側
部を支持して搬送する様に構成されている。
即ち、第8図に示したアキユームチエーン式コ
ンベヤに於いて、A,Aは左右の固定フレーム
で、Rは両固定フレームA,Aに移動自在に取付
けたアキユームチエーンを示し、Bはこれ等両ア
キユームチエーンR,Rにその両端部Ba,Baを
載置して搬送される枠型形状のパレツトを示す。
またPは両端をこのパレツトBに設けた取付板
Bb,Bbに取付けて支持された基板であつて、Bc
は一方の取付板Bbの固定ビス、Bdは他方の取付
板Bbを移動自在に固定した固定金具であり、基
板Pはその大きさに従つて上記の固定金具Bdと
他方の調節板Beをスライド調節してパレツトB
に支持される仕組に成つている。尚、図中Kは部
品の供給装置であつて、Kaはそのバケツトを示
す。
一方、第9図に於いてHは固定フレーム側の取
付軸Yに回転自在に取付けたプーリで、Vはこの
プーリHに掛渡したエンドレスベルトで、基板P
はその両端部を上記エンドレスベルトVに支持し
て搬送される仕組に成つている。
〔考案が解決しようとする課題〕
所が、上述した如き構成のアキユームチエーン
式コンベヤを用いて基板Pの組立作業を行なう場
合は、アキユームチエーンR,Rによる搬送を円
滑化するために、基板Pを第8図に示した如き構
造の枠型パレツトBに支持させる必要があつて、
このパレツトBを使用する分だけコストが高まる
とか、パレツトBに基板Pを1枚ずつ支持させた
り、半田付け作業後にこれ等パレツトBを回収す
る作業が面倒で、作業の煩雑化を招く問題があつ
た。
これに対して、第9図に示したエンドレスベル
トVを用いるコンベヤの場合は、上述した様なパ
レツトBを使用せずに、基板Pの両端部を直接ベ
ルト面で支持して搬送できるため、低コストで能
率良く基板Pを組立ることが可能である。しか
し、エンドレスベルトVによる基板Pの搬送は、
基板Pの先端部を単にベルト面に載置しただけで
搬送するものであるから、搬送中に基板Pが左右
に移動して非常に不安定であり、ベルト面から基
板Pが外れて搬送が中断されてしまう問題がある
と共に、従来のプーリHは比較的大径に造られて
いる関係上、隣接するプーリH,Hの間隔Lが広
くて、次にコンベヤユニツトに渡る時に図示の如
く基板Pの先端が隣接するコンベヤユニツトの間
隔に落込んで、搬送が停止されてしまう問題もあ
つた。
従つて本考案の技術的課題は、パレツトを使用
せずに基板をベルトで円滑に、且つ、安定した状
態で搬送できる様にすると共に、各コンベヤユニ
ツト間の渡り移送時に、基板の先端がコンベヤの
プーリ間に落込まない様にすることにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記の技術的課題を解決するために本考案に於
いて講じた手段は以下の如くである。
両側に基板の両端部を載置してこれを搬送する
エンドレスの搬送ベルトを架設したコンベヤユニ
ツトを、フレーム体に対して複数台直列に取付け
て、上記の基板をこれ等各コンベヤユニツトの間
を渡しながら搬送するように構成したコンベヤ装
置に於いて、 (1) 上記各搬送ベルトの表面中央部長手方向に、
上記基板の側端面が当るガイド突起を突設し、
このガイド突起の内側ベルト面を上記基板の両
端部を載置する平坦な載置面と成すこと。
(2) 上記各搬送ベルトを掛渡したプーリの内、搬
入口と搬出口の各プーリを他のプーリよりも小
径に造つて、直列方向に隣接する各コンベヤユ
ニツト同士を、上記のフレーム体に対してこれ
等搬入口と搬出口の各プーリ同士を近接させて
取付けること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)で述べた要素は、各コンベヤベルトの
表面に突設したガイド突起に、その内側の搬送
面に載置した基板の各側端面が当つて搬送がガ
イドされるから、基板が搬送中に左右に移動せ
ず、真直ぐ安定した状態で搬送されて部品の組
付けをミスなく迅速に行なうことを可能にす
る。
上記(2)で述べた要素は、小径に造つた搬入口
と搬出口のプーリが、搬送方向に直列に多数台
並べて設置されたコンベヤユニツト同士の間隔
を可及的に狭くするから、基板が次のコンベヤ
ユニツトに乗り移る際にその先端部がコンベヤ
ユニツトの間に落込むことがなく、従つて、基
板の搬送をコンベヤ間で滞らせることなく円滑
に進めることを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係る基板組立用コン
ベヤ装置の好適な実施例を添付した図面と共に詳
細に説明する。
第1図と第2図は本考案の全体構成を示した正
面図と平面図であつて、図中1は夫々フリーサイ
クルに構成した多数台のコンベヤユニツトを搬送
方向に直列に並べて取付けたフレーム体であつ
て、各コンベヤユニツトは搬入口と搬出口に取付
けた比較的小径(例えばφ28mm前後)な遊転プー
リ2,2と、これ等遊転プーリ2,2の下部両側
に取付けた比較的大径(例えばφ40mm前後)な作
動プーリ4,4と、上記計4個のプーリ2,2,
4,4の周囲に掛渡したエンドレスの搬送ベルト
6から成る搬送手段を、フレーム体1の両側に左
右一対対向させて設けることによつて構成され
る。
また、3は上記の各遊転プーリ2の取付軸で、
5は各作動プーリ4の回転軸を示し、少くとも一
方の回転軸5はモータ(図示せず)によつて連動
回転される駆動軸に成つている。更に、7は……
各コンベヤユニツトに部品を供給する部品供給装
置を示す。
また、第1図乃至第3図に於いて、Tはその両
側端部を左右の搬送ベルト6上に載置して搬送さ
れる基板であつて、Taはこの基板Tに組付けら
れた部品を示す。
更に、第3図乃至第5図に於いて、6aは前記
各搬送ベルト6の少くとも上面部中央長手方向に
突設したガイド突起であつて、このガイド突起6
aの内側ベルト面が基板Tの両側端部を載置可能
にした平坦な搬送面6bに成つていて、この搬送
面6bに載置した基板Tの側端部は、その端面が
上記ガイド突起6aの内側壁面にガイドされて搬
送される仕組に成つている。
尚、図示した実施例では上記ガイド突起6aと
同じ突起が搬送ベルト6の裏面にも突設されてい
て、この裏面のガイド突起が前記各プーリ2,2
並びに4,4の周面に凹設したガイド溝2a,4
a内に嵌合して、搬送ベルト6が外れない様に工
夫されている。
第6図と第7図は上記搬送ベルト6の製造例を
示した断面図であつて、第6図に示した実施例で
は中央にガイド突起6X1を形成したベルト片6
Xを表裏2枚接着して搬送ベルト6を構成してお
り、また、第7図に示した実施例では、断面矩形
状に形成したベルト体6Zの表裏両面に、夫々突
条6Z1,6Z1を接着することによつて搬送ベルト
6を構成しているが、これ等はいずれも実施の一
例にすぎない。
尚、第4図に於いてXは隣接する各コンベヤユ
ニツトの搬入口と搬出口に設けた遊転プーリ2,
2間の間隔(具体的には取付軸3,3の間隔)で
あつて、遊転プーリ2が例えばφ28mmである場合
には、この間隔Xは36mmと成つて基板Tは落込ま
ないが、第9図の如く例えばφ40mmの大径プーリ
Hを用いた場合には、間隔Lは48mmに成つて基板
Tの落込みが発生する。因に、上述の各寸法はい
ずれも実施の一例であつて、本考案の構成がこれ
等の寸法に限定されないことは勿論である。
本考案に係る基板組立用コンベヤ装置は以上述
べた如き構成であるから、モータ(図示せず)を
駆動して各コンベヤユニツトの搬送ベルト6,6
を回転すれば、両側端部をこれ等両搬送ベルト
6,6の搬送面6bに載置した基板Tが搬送さ
れ、この搬送途中で各種部品Taの組付けが行な
われる。
上記の両搬送ベルト6,6による搬送に当つて
は、基板Tの両側端面がベルト面に突設したガイ
ド突起6aに当つてガイドされるから、搬送中に
基板Tが左右に移動することなく、円滑に且つ安
定して搬送される。
更に、各コンベヤ間を基板Tが乗り移り搬送
(渡り搬送)される時は、各コンベヤユニツトの
搬入口と搬出口を構成する遊転プーリ2,2の径
が小さく造られ、且つ、隣接するコンベヤユニツ
ト同士がこれ等搬入口と搬出口の遊転プーリ2,
2同士を近接させて設けているため、各コンベヤ
間の間隔Xが可及的に狭められて基板Tの落込み
が防止される。
〔効果〕
従つて本考案に係る基板組立用コンベヤ装置に
よれば、パレツトを使用せずに基板を直接コンベ
ヤに載せて搬送できるから、パレツトに対する基
板の取付け、取外しの手間が省力化できて洵に好
適であると共に、搬送される基板はその両サイド
をベルト面に突設したガイド突起にガイドされる
から、極めて安定した状態で搬送されて部品の組
付けを円滑に行なえる利点を発揮でき、更に、搬
送方向に並べた各コンベヤユニツト間の間隔も可
及的に狭くできるから、搬送時に基板の先端がこ
の間隔に落込む心配がなく、各コンベヤユニツト
の間を基板が円滑に移送されて部品の組付けを滞
りなく進めることができるものであつて、構成が
簡単で容易に実施可能である点と相俟つて、プリ
ント基板に対する各種電気部品の組付作業に用い
て洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る基板組立用コンベヤ装置
の全体構成を示した正面図で、第2図はその平面
図、第3図は本考案の要部を拡大して示した断面
図で、第4図は同じく要部の拡大正面図、第5図
は搬送ベルトの一部を指名した斜視図で、第6図
と第7図は搬送ベルトの製造例を示した断面図、
第8図と第9図は従来装置の要部を示した断面図
と正面図である。 1はコンベヤのフレーム体、2は小径に造つた
搬入口と搬出口用の遊転プーリ、4は大径に造つ
た作動プーリ、6はエンドレスに造つた搬送ベル
ト、6aはガイド突起、6bは搬送面、Tは基
板、Taは部品、Xはコンベヤユニツトの間隔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両側に基板の両端部を載置してこれを搬送する
    エンドレスの搬送ベルトを架設したコンベヤユニ
    ツトを、フレーム体に対して複数台直列に取付け
    て、上記の基板をこれ等各コンベヤユニツトの間
    を渡しながら搬送するように構成したコンベヤ装
    置に於いて、 上記各搬送ベルトの表面中央部長手方向に、上
    記基板の側端面が当るガイド突起を突設し、この
    ガイド突起の内側ベルト面を上記基板の両端部を
    載置する平坦な載置面と成すと共に、上記各搬送
    ベルトを掛渡したプーリの内、搬入口と搬出口の
    各プーリを他のプーリよりも小径に造つて、直列
    方向に隣接する各コンベヤユニツト同士を、上記
    のフレーム体に対してこれ等搬入口と搬出口の各
    プーリ同士を近接させて取付けたことを特徴とす
    る基板組立用コンベヤ装置。
JP1988130356U 1988-10-04 1988-10-04 Expired JPH0454964Y2 (ja)

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JP1988130356U JPH0454964Y2 (ja) 1988-10-04 1988-10-04

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JP1988130356U JPH0454964Y2 (ja) 1988-10-04 1988-10-04

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JPH0252811U JPH0252811U (ja) 1990-04-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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EP2495206B1 (en) * 2007-09-27 2013-07-31 Otis Elevator Company An elevator load bearing member

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59194910A (ja) * 1984-03-19 1984-11-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンベア装置

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