JP2001044619A - 連続熱処理炉 - Google Patents

連続熱処理炉

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JP2001044619A
JP2001044619A JP11221168A JP22116899A JP2001044619A JP 2001044619 A JP2001044619 A JP 2001044619A JP 11221168 A JP11221168 A JP 11221168A JP 22116899 A JP22116899 A JP 22116899A JP 2001044619 A JP2001044619 A JP 2001044619A
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JP
Japan
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pair
heat treatment
continuous heat
treatment furnace
substrate
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Application number
JP11221168A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takeda
洋幸 武田
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JTEKT Thermo Systems Corp
Original Assignee
Koyo Thermo Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koyo Thermo Systems Co Ltd filed Critical Koyo Thermo Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板を熱処理するための炉長の短い連続熱処理
炉を提供する。 【解決手段】 幅寄せ機構3のリニアシャフト33およ
びネジシャフト31を、支持プレート2のガイドレール
12よりも上方に配置し、支持プレート2のガイドレー
ル12よりも下方部分に切欠部21aを設け、この切欠
部21aに落下基板回収機構5のトレー52の少なくと
も一部を導入して、その導入量分だけ炉長を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、連続熱処理炉に
関する。詳しくは、電子部品の実装基板やその他各種の
基板を搬送するチェーンコンベアを有する連続熱処理炉
に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル状の加熱ゾーンを有し、被加熱
物である基板をこの加熱ゾーン内を一定速度で通過させ
ながら加熱する連続熱処理炉では、基板の搬送手段とし
て、連続熱処理炉の入口から出口を通って再び入口に戻
るエンドレスタイプのチェーンコンベアが用いられてい
る。図3は基板の熱処理に従来用いられている連続熱処
理炉の要部平面図であり、図4はその側面から見た断面
図である。この連続熱処理炉において、チェーンコンベ
ア100は、基板Aと、これを支持する支持部との接触
面積を極力少なくするために、搬送方向に直交する方向
に突出させた複数の短尺ピン111aを有する2条のチ
ェーン111を、それぞれ短尺ピン111aどうしを対
向させた状態で並列に配置し、この左右に分離して配列
された短尺ピン111aの上に基板Aの左右両端部を載
置して搬送する、いわゆるピンキャリア方式のものであ
る。
【0003】上記チェーンコンベア100は、基板Aの
寸法が異なる場合にも、これを支障なく搬送できるよう
に、一対のチェーン111の間隔および各チェーン11
1を支持する一対のガイドレール112の間隔を変更す
る幅寄せ機構300が設けられている。上記幅寄せ機構
300は、各ガイドレール112の加熱ゾーンRへの導
入部Bに設けられており、チェーンコンベア100およ
び各ガイドレール112の一端部を支持する一対の支持
プレート200間の間隔を、各支持プレート200を摺
動自在に支持する一対のリニアシャフト133と、この
支持プレート200の少なくとも一方を搬送方向に直交
する方向に移動させるネジシャフト131とにより調整
するものである。上記支持プレート200は矩形の板状
体であり、その内面側の上部と下部とにチェーン111
を巻き掛けるスプロケット113が取り付けられてい
る。上記リニアシャフト133とネジシャフト131
は、支持プレート200の上下方向の中央部に、すなわ
ち、ガイドレール112とチェーンコンベア100のリ
ターン部との中間位置に設けられている。
【0004】また、上記チェーンコンベア100は、基
板Aの両端部を短尺ピン111aで左右から支持するだ
けであるので、搬送途中に基板Aが落下するケースがあ
る。このため、この連続熱処理炉では、図4に示すよう
に、落下した基板Aを回収する落下基板回収機構500
が設けられている。この落下基板回収機構500は、チ
ェーンコンベア100から落下した基板Aを受け止めて
導入部Bに搬送する回収用コンベア151と、上記支持
プレート200と加熱ゾーンRとの間に配置され、回収
用コンベア151によって搬送される基板Aを集積する
トレー152とを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の連続熱処理炉で
は、支持プレート200の移動を許容するために、導入
部Bに設けた落下基板回収機構500のトレー152を
支持プレート200と加熱ゾーンRとの間に配置しなけ
ればならない。このため、幅寄せ機構300は、加熱ゾ
ーンRに対してトレー152よりさらに離れた位置に配
置されており、連続熱処理炉全体の長さが長くなってい
る。一方、基板は、清浄環境で取り扱う必要があるた
め、上記連続熱処理炉が長い場合には、清浄環境域を広
くする必要があり、その分コストが高くつく。このた
め、炉長の短いコンパクトな連続熱処理炉が求められて
いる。上記のような従来の問題点に鑑み、この発明は、
基板を熱処理するための炉長の短い連続熱処理炉を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の連続熱処理炉は、基板搬送用の一対のチェ
ーンからなるチェーンコンベアと、上記チェーンコンベ
アの炉内での走行をガイドする一対のガイドレールと、
上記ガイドレールおよびチェーンコンベアの一端部を支
持する一対の支持プレートと、上記チェーンに直交させ
て設けられ上記一対の支持プレートを相互の間隔を調整
可能に支持するリニアシャフトと、上記一対の支持プレ
ートの少なくとも一方をリニアシャフトに沿って移動さ
せるネジシャフトとを備え、上記一対の支持プレートを
介して上記一対のチェーン間およびガイドレール間の間
隔を変える幅寄せ機構と、上記チェーンコンベアから落
下した基板をトレー内に回収する落下基板回収機構とを
備えた連続熱処理炉において、上記幅寄せ機構のリニア
シャフトおよびネジシャフトを、上記ガイドレールより
も上方に配置し、上記支持プレートのガイドレールより
も下方部分に切欠部を設け、この切欠部に上記基板回収
機構のトレーの少なくとも一部を導入したことを特徴と
するものである。上記構成の連続熱処理炉によれば、前
記切欠部に基板回収機構のトレーの少なくとも一部を導
入しているので、その導入量だけ炉長を短縮できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら詳述する。図1はこの発明
の連続熱処理炉の一つの実施の形態を示す要部平面図で
ある。この発明の連続熱処理炉は、トンネル状の加熱ゾ
ーンRと、この加熱ゾーンRに基板Aを連続的に搬入す
るチェーンコンベア1と、このチェーンコンベア1の一
対のチェーン11の走行をガイドする一対のガイドレー
ル12と、上記一対のチェーン11間および一対のガイ
ドレール12間の間隔を変える幅寄せ機構3と、搬送途
中に落下した基板Aを回収する落下基板回収機構5とか
ら主要部が構成されている。
【0008】上記加熱ゾーンRは、トンネル状の発熱体
R1と、その外周を覆った断熱体R2とで構成されてい
る(図2参照)。上記チェーンコンベア1は、当該加熱
ゾーンRの入口から出口を通り、加熱ゾーンRの下方を
通って、再び入口に戻る無限軌道を形成している(図2
参照)。上記一対のチェーン11には、基板Aの端部を
支持するための複数個の短尺ピン11aが片側に突出さ
せて設けられており、各チェーン11は、各短尺ピン1
1aの突出側を対向させて配置されている。このため、
上記一対のチェーン11間の間隔を、基板Aの幅に設定
することにより、基板Aを、その両端部を水平に突出し
た両側の短尺ピン11aで下方から支持して搬送でき
る。
【0009】上記ガイドレール12は、加熱ゾーンRの
入口から出口に水平に貫通させて設けられており、上記
チェーン11は各ガイドレール12によってガイドされ
て炉内を走行できる。各ガイドレール12の一端部は、
幅寄せ機構3に連結された一対の支持プレート2にそれ
ぞれ固定されている。
【0010】上記支持プレート2は、切欠部21aが形
成された逆L字状の板状体で、水平部21とアーム部2
2とから構成されている(図2参照)。上記ガイドレー
ル12は上記水平部21の下部側に固定されている。上
記アーム部22は、上記水平部21の上記加熱ゾーンR
から遠い方の端部(左端部)に、長手方向を鉛直方向に
向けて設けられている。上記アーム部22の下端部と水
平部21の左端部とに、スプロケット13が回転可能に
連結されている。このため、上記チェーン11は、上記
アーム部22に沿って上方に移動し、続いて上記ガイド
レール12に沿って移動できる。
【0011】上記幅寄せ機構3は、片方の支持プレート
2(図1において下側)を所定の位置に固定し、他方の
支持プレート2(図1において上側)を上記チェーンコ
ンベア1の搬送方向に直交する方向に姿勢を変えずに移
動させるものである。各支持プレート2の水平部21に
はチェーンコンベア1の搬送方向に沿って、3っの貫通
孔23が形成されており、この貫通孔23に、上記幅寄
せ機構3を構成するネジシャフト31と、当該ネジシャ
フト31の左右に配置される一対のリニアシャフト33
とがそれぞれ挿通されている。
【0012】上記リニアシャフト33と上記ネジシャフ
ト31の各々の両端部は、一対のレールベース4にそれ
ぞれ連結されて、水平状態に保持されている。上記ネジ
シャフト31の両端は、当該一対のレールベース4にそ
れぞれ回動可能に連結され、上記リニアシャフト33の
両端はレールベース4にそれぞれ固定されている。上記
ネジシャフト31は、軸の長さ方向の片側1/2にネジ
部31aが形成されている。当該ネジ部31aは、移動
側の支持プレート2の貫通孔23に対応させて設けたナ
ット部32にねじ込まれている。ネジシャフト31のネ
ジ部31aが形成されていない側は固定側の支持プレー
ト2の貫通孔23に回転自在に挿通されている。
【0013】上記一対のリニアシャフト33は、上記ネ
ジシャフト31の両サイドに平行に配置され、移動側の
支持プレート2は、その貫通孔23に対応させて設けた
リニアボールベアリング34を介して各リニアシャフト
33にスライド可能に支持されている。固定側の支持プ
レート2は、その貫通孔に対応させて設けたシャフトホ
ルダ35を介して各リニアシャフト33に固定されてい
る。したがって、図示しない駆動部によって上記ネジシ
ャフト31を回動させることにより、移動側の支持プレ
ート2は上記リニアシャフト33に沿ってスライドす
る。
【0014】上記支持プレート2の上記切欠部21aに
は、落下基板回収機構5のトレー52全体が導入されて
いる。当該トレー52は、回収コンベア51とともに落
下基板回収機構5を構成している。当該回収コンベア5
1は、上記チェーンコンベア1の無限軌道の内周側を巡
り、上記加熱ゾーンRの入り口で折り返し点が設けられ
た無限軌道に沿って移動し、上記チェーンコンベア1か
ら落下した基板Aを受け止め上記加熱ゾーンRの内部か
ら入口側へ搬送する。上記トレー52は、上記回収コン
ベア51から搬出される基板Aを、上記加熱ゾーンRの
入り口で受け止める。
【0015】上記の構成の連続熱処理炉は、支持プレー
ト2の水平部21の下方に設けた切欠部21aにトレー
52の全体を導入しているので、トレー52の切欠部2
1aの全長分だけ炉長を短くできる。なお、上記トレー
52は、少なくとも一部が切欠部21aに導入されてい
ればよく、この場合には、その導入量だけ炉長を短くで
きる。また、上記実施の形態においては、一対の支持プ
レート2の一方のみを移動調整するようにしているが、
両方を移動調整するようにしてももちろんよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明の連続熱処理炉
によれば、支持プレートの上部に幅寄せ機構を配置し
て、支持プレートの幅寄せ機構の下方に設けた切欠部に
基板回収機構のトレーの少なくとも一部を導入している
ので、このトレーの導入量分だけ炉長を短くできる。こ
のため、連続熱処理炉を設置する清浄環境域を広くする
必要がなく、その分コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の連続熱処理炉の一つの実施の形態を
示す一部欠載平面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】従来例の平面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【符号の説明】
1 チェーンコンベア 11 チェーン 12 ガイドレール 2 支持プレート 21a 切欠部 3 幅寄せ機構 31 ネジシャフト 33 リニアシャフト 5 落下基板回収機構 52 トレー A 基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板搬送用の一対のチェーンからなるチェ
    ーンコンベアと、 上記チェーンコンベアの炉内での走行をガイドする一対
    のガイドレールと、 上記ガイドレールおよびチェーンコンベアの一端部を支
    持する一対の支持プレートと、 上記チェーンに直交させて設けられ上記一対の支持プレ
    ートを相互の間隔を調整可能に支持するリニアシャフト
    と、上記一対の支持プレートの少なくとも一方をリニア
    シャフトに沿って移動させるネジシャフトとを備え、上
    記一対の支持プレートを介して上記一対のチェーン間お
    よびガイドレール間の間隔を変える幅寄せ機構と、 上記チェーンコンベアから落下した基板をトレー内に回
    収する落下基板回収機構とを備えた連続熱処理炉におい
    て、 上記幅寄せ機構のリニアシャフトおよびネジシャフト
    を、上記ガイドレールよりも上方に配置し、上記支持プ
    レートのガイドレールよりも下方部分に切欠部を設け、
    この切欠部に上記基板回収機構のトレーの少なくとも一
    部を導入したことを特徴とする連続熱処理炉。
JP11221168A 1999-08-04 1999-08-04 連続熱処理炉 Pending JP2001044619A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302