JPH06286843A - コンベア装置 - Google Patents
コンベア装置Info
- Publication number
- JPH06286843A JPH06286843A JP7340693A JP7340693A JPH06286843A JP H06286843 A JPH06286843 A JP H06286843A JP 7340693 A JP7340693 A JP 7340693A JP 7340693 A JP7340693 A JP 7340693A JP H06286843 A JPH06286843 A JP H06286843A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber belt
- pulley
- belt
- free
- pallet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 騒音の小さいコンベア装置を提供する。
【構成】 幅広ローラ部１７ａとこの外周に設けたパレ
ット１８を支える幅狭ローラ部１７ｂからなるフリーロ
ーラ１７を多数無端のゴムベルト１４に等間隔に設け、
このゴムベルト１４をプーリ５，６間に架設すると共
に、フリーローラ１７の幅広ローラ部１７ａを送行レー
ル１１上に接触転動させる。
ット１８を支える幅狭ローラ部１７ｂからなるフリーロ
ーラ１７を多数無端のゴムベルト１４に等間隔に設け、
このゴムベルト１４をプーリ５，６間に架設すると共
に、フリーローラ１７の幅広ローラ部１７ａを送行レー
ル１１上に接触転動させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パレット等の移送物を
搬送する好適なフリーフローコンベアの如きコンベア装
置に関するものである。
搬送する好適なフリーフローコンベアの如きコンベア装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のコンベア装置にあって
は、専ら、多数のリンクを連結して無端のチェーンを構
成すると共に該チェーンに一定間隔で多数のフリーロー
ラを回転自在に組み付ける一方、上記チェーンを少なく
とも二つのスプロケット間に架設し、駆動源の駆動力を
上記スプロケットを介してチェーンに伝達し、パレット
等をフリーローラで支え搬送するよう構成されていた。
は、専ら、多数のリンクを連結して無端のチェーンを構
成すると共に該チェーンに一定間隔で多数のフリーロー
ラを回転自在に組み付ける一方、上記チェーンを少なく
とも二つのスプロケット間に架設し、駆動源の駆動力を
上記スプロケットを介してチェーンに伝達し、パレット
等をフリーローラで支え搬送するよう構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
コンベア装置では、リンク同士を相互に回転自在に連結
した構成であるため、主にスプロケットとのかみ合いに
伴うチェーンの折れ曲がりによってリンク同士の連結部
から騒音が発生し、工場の環境改善という面から余り好
ましいものとは称し得ないものであった。
コンベア装置では、リンク同士を相互に回転自在に連結
した構成であるため、主にスプロケットとのかみ合いに
伴うチェーンの折れ曲がりによってリンク同士の連結部
から騒音が発生し、工場の環境改善という面から余り好
ましいものとは称し得ないものであった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的としてなされたものであり、請求項１記載のコン
ベア装置は、無端のゴムベルトにその長手方向に沿って
一定間隔で多数のフリーローラを回転自在に取り付け、
上記ゴムベルトを少なくとも二つの回転体間に架設する
と共に、駆動源の駆動力を上記回転体を介して上記ゴム
ベルトに伝達するように構成する。
を目的としてなされたものであり、請求項１記載のコン
ベア装置は、無端のゴムベルトにその長手方向に沿って
一定間隔で多数のフリーローラを回転自在に取り付け、
上記ゴムベルトを少なくとも二つの回転体間に架設する
と共に、駆動源の駆動力を上記回転体を介して上記ゴム
ベルトに伝達するように構成する。
【０００５】又、請求項２記載のコンベア装置は、請求
項１記載の構成において、上記回転体としてスプロケッ
トを用いる一方、上記ゴムベルトには上記スプロケット
とかみ合う凹凸を形成する。
項１記載の構成において、上記回転体としてスプロケッ
トを用いる一方、上記ゴムベルトには上記スプロケット
とかみ合う凹凸を形成する。
【０００６】さらに、請求項３記載のコンベア装置は、
請求項１又は２記載の構成において、上記フリーローラ
を、送行レール上を転動する幅広ローラ部と、該幅広ロ
ーラ部の外周に設けた移送物を支える幅狭ローラ部とに
より構成する。
請求項１又は２記載の構成において、上記フリーローラ
を、送行レール上を転動する幅広ローラ部と、該幅広ロ
ーラ部の外周に設けた移送物を支える幅狭ローラ部とに
より構成する。
【０００７】
【作用】上記請求項１及び２記載のコンベア装置によれ
ば、パレット等の移送物をゴムベルト上において適当な
位置で自由に停止させたり、動かせたりすることができ
るフリーフローコンベアとして十分に機能する上に、従
来のチェーンのように多数のリンクを連結して構成する
ものでないから、騒音の発生がなく、工場の環境改善の
面から極めて有効である。
ば、パレット等の移送物をゴムベルト上において適当な
位置で自由に停止させたり、動かせたりすることができ
るフリーフローコンベアとして十分に機能する上に、従
来のチェーンのように多数のリンクを連結して構成する
ものでないから、騒音の発生がなく、工場の環境改善の
面から極めて有効である。
【０００８】さらに、請求項３記載のコンベア装置によ
れば、移送物の重量等を幅広ローラ部にて支えることに
より、ゴムベルトに加わる荷重を軽減でき、長期使用に
も十分に耐え得るものとなる。
れば、移送物の重量等を幅広ローラ部にて支えることに
より、ゴムベルトに加わる荷重を軽減でき、長期使用に
も十分に耐え得るものとなる。
【０００９】
【実施例】以下図面に示した本発明の一実施例における
コンベア装置について詳細に説明する。まず、図１乃至
図３に示す実施例において、１はコンベア装置の支持枠
であり、前後に所定の間隔を隔てて位置する枠板２，２
の両端間に回転軸３，４を架設する。この両回転軸３，
４には枠板２，２の内面近傍位置においてプーリ（回転
体）５，６を夫々装着すると共に、一方の回転軸３には
今一つのプーリ７を装着する。８は支持枠１に設置した
駆動源であるモータを示し、そのモータ軸に装着したプ
ーリ９と上記プーリ７間にベルト１０を張設することに
より駆動力をベルト１０を介して回転軸４に伝達する。
１１，１１は枠板２，２の内面に上下に適宜離間して並
設した一対の送行レールであり、この各送行レール１１
の上面には溝１２を形成し、かつこの溝１２の中腹部に
段部１３を有する。
コンベア装置について詳細に説明する。まず、図１乃至
図３に示す実施例において、１はコンベア装置の支持枠
であり、前後に所定の間隔を隔てて位置する枠板２，２
の両端間に回転軸３，４を架設する。この両回転軸３，
４には枠板２，２の内面近傍位置においてプーリ（回転
体）５，６を夫々装着すると共に、一方の回転軸３には
今一つのプーリ７を装着する。８は支持枠１に設置した
駆動源であるモータを示し、そのモータ軸に装着したプ
ーリ９と上記プーリ７間にベルト１０を張設することに
より駆動力をベルト１０を介して回転軸４に伝達する。
１１，１１は枠板２，２の内面に上下に適宜離間して並
設した一対の送行レールであり、この各送行レール１１
の上面には溝１２を形成し、かつこの溝１２の中腹部に
段部１３を有する。
【００１０】１４，１４はワイヤーあるいは繊維等を含
有させて補強した無端のゴムベルトであり、各ゴムベル
ト１４はその長手方向に長方形状の角穴１５を等間隔で
多数形成すると共に、この各角穴１５に夫々軸１６を横
架固定する。１７は各軸１６に回転自在に枢支したフリ
ーローラであり、幅広ローラ部１７ａとこの外周に装着
した幅狭ローラ部１７ｂとにより構成される。
有させて補強した無端のゴムベルトであり、各ゴムベル
ト１４はその長手方向に長方形状の角穴１５を等間隔で
多数形成すると共に、この各角穴１５に夫々軸１６を横
架固定する。１７は各軸１６に回転自在に枢支したフリ
ーローラであり、幅広ローラ部１７ａとこの外周に装着
した幅狭ローラ部１７ｂとにより構成される。
【００１１】而して、上記ゴムベルト１４は両回転軸
３，４のプーリ５，６間に架設し、フリーローラ１７の
幅広ローラ部１７ａを送行レール１１の溝１２の段部１
３上に接触するものであり、ゴムベルト１４の移動に伴
ってフリーローラ１７は送行レール１１上を転動するよ
うになされる。フリーローラ１７の幅狭ローラ部１７ｂ
は、溝１２内に位置して送行レール１１と接触すること
はなく、パレット１８等の移送物を支える。尚、上記各
プーリ５，６には、フリーローラ１７がはまり込む溝を
形成する。
３，４のプーリ５，６間に架設し、フリーローラ１７の
幅広ローラ部１７ａを送行レール１１の溝１２の段部１
３上に接触するものであり、ゴムベルト１４の移動に伴
ってフリーローラ１７は送行レール１１上を転動するよ
うになされる。フリーローラ１７の幅狭ローラ部１７ｂ
は、溝１２内に位置して送行レール１１と接触すること
はなく、パレット１８等の移送物を支える。尚、上記各
プーリ５，６には、フリーローラ１７がはまり込む溝を
形成する。
【００１２】上記の構成において、モータ８を駆動する
と、その駆動力はプーリ９、ベルト１０及びプーリ７を
介して回転軸３に伝達され、この回転軸３の回転はプー
リ５を介してゴムベルト１４に伝達されて該ゴムベルト
１４は移動を開始し、パレット１８を搬送することにな
る。この時、パレット１８およびこれに載置する製品等
の荷重はゴムベルト１４に加わることになるが、その荷
重を、送行レール１１の段部１３に接触するフリーロー
ラ１７の幅広ローラ部１７ａにて受けることになるた
め、ゴムベルト１４に加わる荷重は小さく、十分に実使
用に耐え得ることができる。
と、その駆動力はプーリ９、ベルト１０及びプーリ７を
介して回転軸３に伝達され、この回転軸３の回転はプー
リ５を介してゴムベルト１４に伝達されて該ゴムベルト
１４は移動を開始し、パレット１８を搬送することにな
る。この時、パレット１８およびこれに載置する製品等
の荷重はゴムベルト１４に加わることになるが、その荷
重を、送行レール１１の段部１３に接触するフリーロー
ラ１７の幅広ローラ部１７ａにて受けることになるた
め、ゴムベルト１４に加わる荷重は小さく、十分に実使
用に耐え得ることができる。
【００１３】図４は本発明の他の実施例を示すものであ
り、先の実施例のプーリ５，６に代えてスプロケット１
９，２０を用い、ゴムベルトとしてスプロケット１９，
２０とかみ合う凹凸を有するタイミングベルト２１を用
いたものであり、他の構成は先の実施例と同じ構成を有
する。
り、先の実施例のプーリ５，６に代えてスプロケット１
９，２０を用い、ゴムベルトとしてスプロケット１９，
２０とかみ合う凹凸を有するタイミングベルト２１を用
いたものであり、他の構成は先の実施例と同じ構成を有
する。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、移送物を
適当な位置で自由に停止したり、動かせたりできる、フ
リーフローコンベアとして十分に機能できる上に、従来
のチェーン式のような騒音の発生部がなくなり、工場の
環境改善の面から極めて有効なコンベア装置を提供する
ことができる。
適当な位置で自由に停止したり、動かせたりできる、フ
リーフローコンベアとして十分に機能できる上に、従来
のチェーン式のような騒音の発生部がなくなり、工場の
環境改善の面から極めて有効なコンベア装置を提供する
ことができる。
【００１５】又、ゴムベルトに加わる荷重を軽減できる
ことにより、長期使用にも十分に耐えるものとなり、実
用上優れたものである。
ことにより、長期使用にも十分に耐えるものとなり、実
用上優れたものである。
【図１】本発明の一実施例におけるコンベア装置を示
し、（ａ）は平面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断面図
し、（ａ）は平面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断面図
【図２】同装置の要部を拡大して示し、（ａ）は要部正
面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断面図、（ｃ）は（ａ）
のＢ−Ｂ断面図
面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断面図、（ｃ）は（ａ）
のＢ−Ｂ断面図
【図３】同装置に用いるゴムベルトを示し、（ａ）は平
面図、（ｂ）側面図
面図、（ｂ）側面図
【図４】本発明の他の実施例におけるコンベア装置を示
し、（ａ）は平面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断面図
し、（ａ）は平面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断面図
【図５】同装置の要部を拡大して示し、（ａ）は要部正
面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断面図、（ｃ）は（ａ）
のＢ−Ｂ断面図
面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断面図、（ｃ）は（ａ）
のＢ−Ｂ断面図
１ 支持枠 ３，４ 回転軸 ５，６ プーリ（回転体） ８ モータ（駆動源） １１ 送行レール １２ 溝 １３ 段部 １４ ゴムベルト １７ フリーローラ １７ａ 幅広ローラ部 １７ｂ 幅狭ローラ部 １８ パレット １９，２０ スプロケット（回転体） ２１ タイミングベルト
Claims (3)
- 【請求項１】 無端のゴムベルトにその長手方向に沿っ
て一定間隔で多数のフリーローラを回転自在に取り付
け、 上記ゴムベルトを少なくとも二つの回転体間に架設する
と共に、 駆動源の駆動力を上記回転体を介して上記ゴムベルトに
伝達することを特徴とするコンベア装置。 - 【請求項２】 上記回転体としてスプロケットを用いる
一方、上記ゴムベルトには上記スプロケットとかみ合う
凹凸を形成したことを特徴とする請求項１記載のコンベ
ア装置。 - 【請求項３】 上記フリーローラは送行レール上を転動
する幅広ローラ部と、該幅広ローラ部の外周に設けた移
送物を支える幅狭ローラ部とにより構成したことを特徴
とする請求項１又は２記載のコンベア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7340693A JPH06286843A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7340693A JPH06286843A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | コンベア装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06286843A true JPH06286843A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=13517288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7340693A Pending JPH06286843A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | コンベア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06286843A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10142183A1 (de) * | 2001-08-29 | 2003-04-03 | Ammeraal Beltech Gmbh | Transportband |
| JP2010537921A (ja) * | 2007-09-05 | 2010-12-09 | ジョージ， テラ ゴフ， | コンベヤおよび伝動ベルト |
| CN105253803A (zh) * | 2015-10-29 | 2016-01-20 | 苏州凡特斯测控科技有限公司 | 一种升降机构 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP7340693A patent/JPH06286843A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10142183A1 (de) * | 2001-08-29 | 2003-04-03 | Ammeraal Beltech Gmbh | Transportband |
| JP2010537921A (ja) * | 2007-09-05 | 2010-12-09 | ジョージ， テラ ゴフ， | コンベヤおよび伝動ベルト |
| US8689969B2 (en) | 2007-09-05 | 2014-04-08 | George Terah Gough | Conveyors and transmission belts |
| CN105253803A (zh) * | 2015-10-29 | 2016-01-20 | 苏州凡特斯测控科技有限公司 | 一种升降机构 |
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