JP2607160B2 - 片側駆動チェーンコンベヤ - Google Patents
片側駆動チェーンコンベヤInfo
- Publication number
- JP2607160B2 JP2607160B2 JP1344374A JP34437489A JP2607160B2 JP 2607160 B2 JP2607160 B2 JP 2607160B2 JP 1344374 A JP1344374 A JP 1344374A JP 34437489 A JP34437489 A JP 34437489A JP 2607160 B2 JP2607160 B2 JP 2607160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- guide groove
- endless chain
- guide rail
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G17/00—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
- B65G17/06—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface having a load-carrying surface formed by a series of interconnected, e.g. longitudinal, links, plates, or platforms
- B65G17/061—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface having a load-carrying surface formed by a series of interconnected, e.g. longitudinal, links, plates, or platforms the load carrying surface being formed by profiles, rods, bars, rollers or the like attached to a single traction element
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は片側駆動チェーンコンベヤに関し、特に養鶏
場における集卵搬出に効果的な片側駆動チェーンコンベ
ヤに関するものである。
場における集卵搬出に効果的な片側駆動チェーンコンベ
ヤに関するものである。
従来、養鶏場において産卵された卵を養鶏舎から集卵
して搬出するのに、チェーンコンベヤ等の搬送装置が使
用されている。例えば搬送装置としてのチェーンコンベ
ヤにあっては、卵を載置して搬送できるように、両側の
エンドレスチェーンに載置アタッチメントを横設し、コ
ンベヤの上記エンドレスチェーンをスプロケットを介し
て回動させ卵の搬送を行っていた。
して搬出するのに、チェーンコンベヤ等の搬送装置が使
用されている。例えば搬送装置としてのチェーンコンベ
ヤにあっては、卵を載置して搬送できるように、両側の
エンドレスチェーンに載置アタッチメントを横設し、コ
ンベヤの上記エンドレスチェーンをスプロケットを介し
て回動させ卵の搬送を行っていた。
しかしながら、従来のチェーンコンベヤによる搬送装
置にあっては、コンベヤの左右両側にチェーンがあるた
め、左右のチェーンの伸び率の相違により、卵を乗せる
ために左右のチェーンに架設されている搬送軸にズレが
生じてくる。さらには、当該チェーンが張設されている
スプロケットの歯飛びを生じて、スムーズに回らなくな
ってしまう。そこで、チェーンの張りを調節しようとし
ても、左右の延び方が相違するために、調節できない状
態になる。 また、搬送経路が直線状の場合には問題ないが、搬送
経路が曲線状の場合には、曲線部の外側と内側とで曲率
半径が異なるため、内側のチェーンに弛みが生じ、スム
ーズに回らないという問題がある。そこで、内側と外側
とでピッチの異なるチェーンを設けて、直線部分と曲線
部分とでチェーンを分割して構成しなければならないと
いう問題があった。 また、チェーンを片側にのみ設けた搬送機構として、
特開昭57−117403の「カーブコンベア」や実公昭45−66
03の「扇型ベルトコンベア」が提案されている。 しかし、特開昭57−117403の「カーブコンベア」は、
一方にカーブした場合にのみ使用可能な構成であり、例
えば、逆にカーブした場合、即ち、チェーンがカーブの
内側になる場合には、チェーンがカーブの内側に緩み、
カーブの外側のガイドレールから脱落してしまうからで
ある。 さらに、搬送物の荷重によるバーの沈み込みを防止す
るために受け板17を設けるとこが記載されているが、バ
ーと受け板17とは擦れ合うために摩擦抵抗が大きくなる
という問題がある。 また、実公昭45−6603の「扇型ベルトコンベア」は、
搬送経路における扇型のカーブの部分のみのように、一
定の曲率でカーブした場合にのみ可能な構成であり、直
線部分や曲率の異なるカーブが混在する場合には、対応
できなかった。 本発明は、上記のような点に鑑みて開発されたもので
あり、その目的とするところは、直線部でも曲線部が混
在していてもスムーズな搬送ができるチェーンコンベヤ
を実現することである。
置にあっては、コンベヤの左右両側にチェーンがあるた
め、左右のチェーンの伸び率の相違により、卵を乗せる
ために左右のチェーンに架設されている搬送軸にズレが
生じてくる。さらには、当該チェーンが張設されている
スプロケットの歯飛びを生じて、スムーズに回らなくな
ってしまう。そこで、チェーンの張りを調節しようとし
ても、左右の延び方が相違するために、調節できない状
態になる。 また、搬送経路が直線状の場合には問題ないが、搬送
経路が曲線状の場合には、曲線部の外側と内側とで曲率
半径が異なるため、内側のチェーンに弛みが生じ、スム
ーズに回らないという問題がある。そこで、内側と外側
とでピッチの異なるチェーンを設けて、直線部分と曲線
部分とでチェーンを分割して構成しなければならないと
いう問題があった。 また、チェーンを片側にのみ設けた搬送機構として、
特開昭57−117403の「カーブコンベア」や実公昭45−66
03の「扇型ベルトコンベア」が提案されている。 しかし、特開昭57−117403の「カーブコンベア」は、
一方にカーブした場合にのみ使用可能な構成であり、例
えば、逆にカーブした場合、即ち、チェーンがカーブの
内側になる場合には、チェーンがカーブの内側に緩み、
カーブの外側のガイドレールから脱落してしまうからで
ある。 さらに、搬送物の荷重によるバーの沈み込みを防止す
るために受け板17を設けるとこが記載されているが、バ
ーと受け板17とは擦れ合うために摩擦抵抗が大きくなる
という問題がある。 また、実公昭45−6603の「扇型ベルトコンベア」は、
搬送経路における扇型のカーブの部分のみのように、一
定の曲率でカーブした場合にのみ可能な構成であり、直
線部分や曲率の異なるカーブが混在する場合には、対応
できなかった。 本発明は、上記のような点に鑑みて開発されたもので
あり、その目的とするところは、直線部でも曲線部が混
在していてもスムーズな搬送ができるチェーンコンベヤ
を実現することである。
そこで、本発明は上記目的を有効に達するために、次
のような構成にしてある。 即ち、コンベヤ本体の長手方向両側に案内レールを設
けると共に、このコンベヤ本体の一端の折り返し部に駆
動軸を、他端の折り返し部に従動軸をそれぞれ枢支し、
更に駆動軸及び従動軸の各一端にスプロケットを嵌着す
ると共に他端にローラ案内部材を設け、更に上記駆動軸
及び従動軸のスプロケットに張設した一本のエンドレス
チェーンを何れか一方の案内レールのガイド溝に沿って
配設し、このエンドレスチェーンの一側部の全長に亘っ
て所定間隔毎に搬送軸を付設して、前記各搬送軸が案内
レールに沿って移動するように構成された片側駆動チェ
ーンコンベアにおいて、 前記各搬送軸のエンドレスチェーン側端と他端にはそれ
ぞれローラを設けるとともに、前記各搬送軸の前記他端
側は隣り合う搬送軸とは連結されない相互に自由な状態
で配設し、前記エンドレスチェーン側の案内レールは、
エンドレスチェーンとローラとを覆う断面コ字状のガイ
ド溝を備え、且つこのガイド溝の立面はエンドレスチェ
ーンの外側面に摺接する位置に配設するとともに、他側
の案内レールは、ローラを覆う断面コ字状のガイド溝を
備え、且つこのガイド溝の立面は搬送軸の外側面に摺接
する位置に配設することによって、コンベア本体の側方
へのブレをガイド溝の立面によって規制しつつ、各ロー
ラが前記ガイド溝の底面上を転動して、上記搬送軸に載
置した物を搬送するようにした構成である。
のような構成にしてある。 即ち、コンベヤ本体の長手方向両側に案内レールを設
けると共に、このコンベヤ本体の一端の折り返し部に駆
動軸を、他端の折り返し部に従動軸をそれぞれ枢支し、
更に駆動軸及び従動軸の各一端にスプロケットを嵌着す
ると共に他端にローラ案内部材を設け、更に上記駆動軸
及び従動軸のスプロケットに張設した一本のエンドレス
チェーンを何れか一方の案内レールのガイド溝に沿って
配設し、このエンドレスチェーンの一側部の全長に亘っ
て所定間隔毎に搬送軸を付設して、前記各搬送軸が案内
レールに沿って移動するように構成された片側駆動チェ
ーンコンベアにおいて、 前記各搬送軸のエンドレスチェーン側端と他端にはそれ
ぞれローラを設けるとともに、前記各搬送軸の前記他端
側は隣り合う搬送軸とは連結されない相互に自由な状態
で配設し、前記エンドレスチェーン側の案内レールは、
エンドレスチェーンとローラとを覆う断面コ字状のガイ
ド溝を備え、且つこのガイド溝の立面はエンドレスチェ
ーンの外側面に摺接する位置に配設するとともに、他側
の案内レールは、ローラを覆う断面コ字状のガイド溝を
備え、且つこのガイド溝の立面は搬送軸の外側面に摺接
する位置に配設することによって、コンベア本体の側方
へのブレをガイド溝の立面によって規制しつつ、各ロー
ラが前記ガイド溝の底面上を転動して、上記搬送軸に載
置した物を搬送するようにした構成である。
上記構成により、駆動手段の作動により駆動軸を回動
させる。この動きに連動してコンベヤの片側では、駆動
軸及び従動軸の一端にスプロケットを介して張設した一
本のエンドレスチェーンが回動し、搬送軸に設けた各ロ
ーラは案内レールのガイド溝の底面上を転動し、それに
ともなって各搬送軸は、互いに向かい合ったガイド溝の
立面によってコンベア本体の側方向へのブレが規制され
つつ前記ガイド溝に沿ってスムーズに移動する。 したがって、案内レールがカーブしている場合でも、
コンベア本体は側方向へブレることなく、案内レールに
沿ってカーブする。このとき、カーブの内側における搬
送軸の間隔は、カーブの外側の間隔より狭くなる。よっ
て、各搬送軸の他端側がカーブの外側にくると間隔が広
がり、内側にくると間隔が狭くなることによってスムー
ズに搬送する。これは、各搬送軸の他端が相互に連結さ
れない自由な状態であるため、間隔が広がったり狭くな
ったりできるからである。 また、各ローラ及びエンドレスチェーンはそれぞれ案
内レールのガイド溝に覆われているので、例えば卵のよ
うな傷つきやすい物でも傷つけることなく搬送される。 また、エンドレスチェーンの張りの調節は一本のエン
ドレスチェーンでよい。そして、コンベア本体の側方向
へのブレはガイド溝の立面によって規制されているの
で、搬送軸が案内レールから脱落することはない。さら
に、各搬送軸の両端に設けられたローラがガイド溝の底
面上を転動するので重いものを搬送する場合でも駆動手
段にかかる負荷は少ない。
させる。この動きに連動してコンベヤの片側では、駆動
軸及び従動軸の一端にスプロケットを介して張設した一
本のエンドレスチェーンが回動し、搬送軸に設けた各ロ
ーラは案内レールのガイド溝の底面上を転動し、それに
ともなって各搬送軸は、互いに向かい合ったガイド溝の
立面によってコンベア本体の側方向へのブレが規制され
つつ前記ガイド溝に沿ってスムーズに移動する。 したがって、案内レールがカーブしている場合でも、
コンベア本体は側方向へブレることなく、案内レールに
沿ってカーブする。このとき、カーブの内側における搬
送軸の間隔は、カーブの外側の間隔より狭くなる。よっ
て、各搬送軸の他端側がカーブの外側にくると間隔が広
がり、内側にくると間隔が狭くなることによってスムー
ズに搬送する。これは、各搬送軸の他端が相互に連結さ
れない自由な状態であるため、間隔が広がったり狭くな
ったりできるからである。 また、各ローラ及びエンドレスチェーンはそれぞれ案
内レールのガイド溝に覆われているので、例えば卵のよ
うな傷つきやすい物でも傷つけることなく搬送される。 また、エンドレスチェーンの張りの調節は一本のエン
ドレスチェーンでよい。そして、コンベア本体の側方向
へのブレはガイド溝の立面によって規制されているの
で、搬送軸が案内レールから脱落することはない。さら
に、各搬送軸の両端に設けられたローラがガイド溝の底
面上を転動するので重いものを搬送する場合でも駆動手
段にかかる負荷は少ない。
以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図に基づいて
説明する。 １はコンベヤ本体であって、このコンベヤ本体１の長
手方向両側には案内レール２が設けてある。これらの案
内レール２は、第２図に示すように左右両側でその幅寸
法（X,Y）を異にしている。すなわち、図示の左側の案
内レール2aでは幅が狭く、右側の案内レール2bでは左側
の案内レール2aに比べ２倍位の幅にしてある。 上記左側の案内レール2aは、後述するローラ3aを案内
するレールであって、大・小のコ字状の長尺軽量部材か
らなり、外枠部を兼ねた大案内レール４の内面中央に
は、小案内レール５が長手方向に沿って付設してある。
上記各ローラ3aは、作動時にこの大案内レール４の下部
内面4aと、小案内レール５の上部外面5aを転動して移動
する。なお、上記大小案内レールによってガイド溝Ａ、
Ｂが形成されている。また、上記上部外面5a、下部内面
4aとがガイド溝Ａの底面を形成し、大案内レール２の内
面2cがガイド溝Ａの立面を形成している。 一方、右側の案内レール2bは、後述するエンドレスチ
ェーン６側に設けたローラ3bを案内するレールであっ
て、上記左側の案内レール2aと同一高さで、前記したよ
うに幅寸法の異なる大・小のコ字状の長尺軽量部材が、
上記左側の案内レール2aと対向するようにして設けてあ
る。この右側の小案内レール７は、外枠部を兼ねた大案
内レール８の内面中央に、長手方向に沿って付設してあ
る。上記エンドレスチェーン６側のローラ3bは、作動時
にこの大案内レール８の下部内面8aと、小案内レール７
の上部外面7aを転動して移動することになる。また、上
記上部外面7a、下部内面8aがガイド溝Ｂの底面を形成
し、大案内レール２の内面2bがガイド溝Ｂの立面を形成
している。 また、上記左右の小案内レール5,7より両端をやや長
くした上記左右の大案内レール4,8の一方の端には駆動
軸（図示省略）が、また他方の端には従動軸（図示省
略）がそれぞれ回動自在に枢支してある。そしてエンド
レスチェーン６を案内するレール2b側の上記各駆動軸及
び従動軸の端にはスプロケットが嵌着してあり、このス
プロケットにはエンドレスチェーン６が張設してある。
また上記駆動軸は、駆動スプロケット、駆動チェーン、
減速機等を介して駆動モータに連結してある。 一方、上記駆動軸及び従動軸の他端は、各軸が回動で
きるように枢支され、エンドレスチェーン６の回動と共
に端部で方向転換する各ローラ3aを案内する案内部材が
設けてある。 しかして、上記エンドレスチェーン６の一側面部に
は、全長に亘って所定間隔毎に搬送軸９が設けられ、各
搬送軸９の両端には前記ローラ3a、3bが回動自在に枢着
してある。また、この搬送軸９には、卵の最小幅より小
なる間隔を以て設けられている。 このような構成からなる本発明に係るコンベヤにあっ
ては、駆動手段である駆動モータの作動によりの減速
機、駆動チェーン、駆動スプロケット等を介して駆動軸
が回動し、この動きに連動してエンドレスチェーンは片
側の案内レールに沿って回動すると共に、エンドレスチ
ェーンに設けた各搬送軸９のローラ3a、3bも両側の案内
レール2a、2b上を転動し、エンドレスチェーン６の回動
に伴って各搬送軸９も移動する。そしてこれらの搬送軸
９の間に搬送する卵を載置することによって、本発明に
係るコンベヤが傾斜させて設けられていても、コンベヤ
上で卵が転こんで破損することもなく、養鶏舎から集め
られた卵はスムーズに順次搬送されていく。
説明する。 １はコンベヤ本体であって、このコンベヤ本体１の長
手方向両側には案内レール２が設けてある。これらの案
内レール２は、第２図に示すように左右両側でその幅寸
法（X,Y）を異にしている。すなわち、図示の左側の案
内レール2aでは幅が狭く、右側の案内レール2bでは左側
の案内レール2aに比べ２倍位の幅にしてある。 上記左側の案内レール2aは、後述するローラ3aを案内
するレールであって、大・小のコ字状の長尺軽量部材か
らなり、外枠部を兼ねた大案内レール４の内面中央に
は、小案内レール５が長手方向に沿って付設してある。
上記各ローラ3aは、作動時にこの大案内レール４の下部
内面4aと、小案内レール５の上部外面5aを転動して移動
する。なお、上記大小案内レールによってガイド溝Ａ、
Ｂが形成されている。また、上記上部外面5a、下部内面
4aとがガイド溝Ａの底面を形成し、大案内レール２の内
面2cがガイド溝Ａの立面を形成している。 一方、右側の案内レール2bは、後述するエンドレスチ
ェーン６側に設けたローラ3bを案内するレールであっ
て、上記左側の案内レール2aと同一高さで、前記したよ
うに幅寸法の異なる大・小のコ字状の長尺軽量部材が、
上記左側の案内レール2aと対向するようにして設けてあ
る。この右側の小案内レール７は、外枠部を兼ねた大案
内レール８の内面中央に、長手方向に沿って付設してあ
る。上記エンドレスチェーン６側のローラ3bは、作動時
にこの大案内レール８の下部内面8aと、小案内レール７
の上部外面7aを転動して移動することになる。また、上
記上部外面7a、下部内面8aがガイド溝Ｂの底面を形成
し、大案内レール２の内面2bがガイド溝Ｂの立面を形成
している。 また、上記左右の小案内レール5,7より両端をやや長
くした上記左右の大案内レール4,8の一方の端には駆動
軸（図示省略）が、また他方の端には従動軸（図示省
略）がそれぞれ回動自在に枢支してある。そしてエンド
レスチェーン６を案内するレール2b側の上記各駆動軸及
び従動軸の端にはスプロケットが嵌着してあり、このス
プロケットにはエンドレスチェーン６が張設してある。
また上記駆動軸は、駆動スプロケット、駆動チェーン、
減速機等を介して駆動モータに連結してある。 一方、上記駆動軸及び従動軸の他端は、各軸が回動で
きるように枢支され、エンドレスチェーン６の回動と共
に端部で方向転換する各ローラ3aを案内する案内部材が
設けてある。 しかして、上記エンドレスチェーン６の一側面部に
は、全長に亘って所定間隔毎に搬送軸９が設けられ、各
搬送軸９の両端には前記ローラ3a、3bが回動自在に枢着
してある。また、この搬送軸９には、卵の最小幅より小
なる間隔を以て設けられている。 このような構成からなる本発明に係るコンベヤにあっ
ては、駆動手段である駆動モータの作動によりの減速
機、駆動チェーン、駆動スプロケット等を介して駆動軸
が回動し、この動きに連動してエンドレスチェーンは片
側の案内レールに沿って回動すると共に、エンドレスチ
ェーンに設けた各搬送軸９のローラ3a、3bも両側の案内
レール2a、2b上を転動し、エンドレスチェーン６の回動
に伴って各搬送軸９も移動する。そしてこれらの搬送軸
９の間に搬送する卵を載置することによって、本発明に
係るコンベヤが傾斜させて設けられていても、コンベヤ
上で卵が転こんで破損することもなく、養鶏舎から集め
られた卵はスムーズに順次搬送されていく。
このように本発明の片側駆動チェーンコンベヤでは、
上記説明でも明らかなように、コンベヤの片側にのみエ
ンドレスチェーンを設け、駆動手段によってこのエンド
レスチェーンを回動せることにより、このエンドレスチ
ェーンに付設した多数の搬送軸を、これら各搬送軸に設
けたローラを転動させて移動させることができるように
してあるので、一本のエンドレスチェーンで構成された
一連のチェーンコンベアで、直線状でも曲線状でも自由
に構成することができる。また、片側駆動のチェーンコ
ンベヤであるので、異なる曲率のカーブや直線が混在し
ていても、チェーンが片側が弛んだり緊張しすぎたりす
ることがなく、案内レールから脱落することもない。 さらに、搬送軸の両端にはローラを備えているので、
案内レールとの間の摩擦抵抗が少なく、駆動手段に対す
る負荷が少なくスムーズに搬送することができるという
効果が得られるのである。また、チェーンの張りの調節
も片側だけであるので極めて容易である。
上記説明でも明らかなように、コンベヤの片側にのみエ
ンドレスチェーンを設け、駆動手段によってこのエンド
レスチェーンを回動せることにより、このエンドレスチ
ェーンに付設した多数の搬送軸を、これら各搬送軸に設
けたローラを転動させて移動させることができるように
してあるので、一本のエンドレスチェーンで構成された
一連のチェーンコンベアで、直線状でも曲線状でも自由
に構成することができる。また、片側駆動のチェーンコ
ンベヤであるので、異なる曲率のカーブや直線が混在し
ていても、チェーンが片側が弛んだり緊張しすぎたりす
ることがなく、案内レールから脱落することもない。 さらに、搬送軸の両端にはローラを備えているので、
案内レールとの間の摩擦抵抗が少なく、駆動手段に対す
る負荷が少なくスムーズに搬送することができるという
効果が得られるのである。また、チェーンの張りの調節
も片側だけであるので極めて容易である。
第１図は一部切欠平面図、第２図は一側面断面図、第３
図は本発明に係るコンベヤの一部斜視図、第４図は一部
切欠断面図である。 １……コンベヤ本体、 ２（2a,2b）……案内レール ３（3a,3b）……ローラ、 ６……エンドレスチェーン、 Ａ……ガイド溝、 Ｂ……ガイド溝。
図は本発明に係るコンベヤの一部斜視図、第４図は一部
切欠断面図である。 １……コンベヤ本体、 ２（2a,2b）……案内レール ３（3a,3b）……ローラ、 ６……エンドレスチェーン、 Ａ……ガイド溝、 Ｂ……ガイド溝。
Claims (1)
- 【請求項１】コンベヤ本体の長手方向両側に案内レール
を設けると共に、 このコンベヤ本体の一端の折り返し部に駆動軸を、他端
の折り返し部に従動軸をそれぞれ枢支し、 更に駆動軸及び従動軸の各一端にスプロケットを嵌着す
ると共に他端にローラ案内部材を設け、 更に上記駆動軸及び従動軸のスプロケットに張設した一
本のエンドレスチェーンを何れか一方の案内レールのガ
イド溝に沿って配設し、 このエンドレスチェーンの一側部の全長に亘って所定間
隔毎に搬送軸を付設して、前記各搬送軸が案内レールに
沿って移動するように構成された片側駆動チェーンコン
ベアにおいて、 前記各搬送軸のエンドレスチェーン側端と他端にはそれ
ぞれローラを設けるとともに、前記各搬送軸の前記他端
側は隣り合う搬送軸とは連結されない相互に自由な状態
で配設し、 前記エンドレスチェーン側の案内レールは、エンドレス
チェーンとローラとを覆う断面コ字状のガイド溝を備
え、且つこのガイド溝の立面はエンドレスチェーンの外
側面に摺接する位置に配設するとともに、 他側の案内レールは、ローラを覆う断面コ字状のガイド
溝を備え、且つこのガイド溝の立面は搬送軸の外側面に
摺接する位置に配設することによって、 コンベア本体の側方へのブレをガイド溝の立面によって
規制しつつ、各ローラが前記ガイド溝の底面上を転動し
て、上記搬送軸に載置した物を搬送するようにしたこと
を特徴とする片側駆動チェーンコンベヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1344374A JP2607160B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 片側駆動チェーンコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1344374A JP2607160B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 片側駆動チェーンコンベヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03200607A JPH03200607A (ja) | 1991-09-02 |
| JP2607160B2 true JP2607160B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=18368747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1344374A Expired - Lifetime JP2607160B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 片側駆動チェーンコンベヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2607160B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1030353C2 (nl) * | 2005-11-04 | 2007-05-07 | Johannes Hermannus Joz Asbreuk | Transportinrichting. |
| CN107347733A (zh) * | 2017-09-07 | 2017-11-17 | 日照方圆笼具有限公司 | 一种禽类养殖自动集蛋设备、系统及其使用方法 |
| KR102144514B1 (ko) * | 2018-07-10 | 2020-08-28 | 헬로그린 주식회사 | 음식물 쓰레기 처리장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS456603Y1 (ja) * | 1964-08-17 | 1970-04-02 | ||
| JPS57117403A (en) * | 1981-01-13 | 1982-07-21 | Akitoshi Inouchi | Curved conveyor |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1344374A patent/JP2607160B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03200607A (ja) | 1991-09-02 |
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