JP2764604B2 - 細径配管等の横送り装置 - Google Patents

細径配管等の横送り装置

Info

Publication number
JP2764604B2
JP2764604B2 JP7586889A JP7586889A JP2764604B2 JP 2764604 B2 JP2764604 B2 JP 2764604B2 JP 7586889 A JP7586889 A JP 7586889A JP 7586889 A JP7586889 A JP 7586889A JP 2764604 B2 JP2764604 B2 JP 2764604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
shafts
sprockets
belt
endless belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7586889A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02255409A (ja
Inventor
和文 山田
勇 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd filed Critical Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Priority to JP7586889A priority Critical patent/JP2764604B2/ja
Publication of JPH02255409A publication Critical patent/JPH02255409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2764604B2 publication Critical patent/JP2764604B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば自動車用燃料配管或いは各種の機械
装置等にあって給油管、給気管等として配設される管径
6m/m乃至20m/m程度の比較的細径からなる管端部の切断
面或いは塑性加工に伴う管端での周方向に均一な仕上作
業を行うための自動バフ面取り装置や、細径配管の内周
及び/又は外周面に被膜を形成するための塗装装置等に
使用される略直状の配管や棒等を自転させながら横送り
する装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の横送り装置の例を第4図に示す。第4
図は横送り装置を自動バフ面取り装置に用いたものであ
るが、後述するワイヤーブラシ部材を取除くと上記した
塗装装置としても用いることができる。第4図におい
て、それぞれその前後方向に位置した一対のスプロケッ
ト(21,22)(21′,22′)に亘って掛着した外方のセッ
ト溝を有する多数の駒部材(20,20′)を備えた無端チ
ェン・ベルト(25,25′)を左右に対応して配設して構
成した搬送機構体(A′)の上部に、別途同様にして軸
支したそれぞれ前後方向のプーリー(23,24)(23′,2
4′)に張架した無端ベルト(26,26′)を、前記チェン
・ベルト(25,25′)との対向面側に配管(P′)の配
列セット時の挾持間隔(28)を保持した状態で階層状に
設け、且つ前記搬送機構体(A′)と無端ベルト(26,2
6′)を外部の別個に設けた複数の駆動モーター(図示
せず)にそれぞれ連結せしめ、各駆動モーターの回転数
を変化させることにより搬送される配管(P′)自体を
回転させ、更に配列、セットされた前記配管(P′)の
端部に対向して回動するワイヤーブラシ部材(27)を備
えて構成されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の技術においては、チ
ェン・ベルト(25,25′)と無端ベルト(26,26′)間で
の配管(P′)への挾持構造に過ぎないため、これらベ
ルト(25,26)(25′,26′)相互の緩みによる挾持力の
不足、配管(P′)自体の多少の曲りの有無等に起因し
て、自動バフ面取り装置にあってはバフ仕上作業時の搬
送に際して配管(P′)端部にワイヤーブラシ部材(2
7)が圧接するため配管(P′)の自転における抵抗が
大きくなり、配管(P′)が円滑に自転せず、従って切
断面或いは接続頭部でのバフ仕上作業が不確実となる。
又、自動バフ面取り装置のみならず、塗装装置として用
いた場合であっても円滑さを欠く自転に伴い塗装ムラを
生じる等の問題を有し、更に、自動バフ面取り装置及び
塗装装置のいずれに用いた場合でも駆動モーターは搬送
機構体(A′)のチェン・ベルト(25,25′)駆動用の
ものと配管(P′)を自転させるための無端ベルト(2
6,26′)駆動用のものと別個なモーターを必要とし、構
造の複雑化、装置の大型化、部品点数の増加、整備工数
の増加、信頼性の低下等、種々の問題を有するものであ
った。
本発明は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされた
ものであり、搬送に際して配管自体を確実に自転させる
と共に、自動バフ面取り装置にあってはワイヤーブラシ
部材の回動面に対して例え配管に多少の曲がり等があっ
ても絶えず直交方向に配管側の切断面或いは接続頭部端
面を位置することができ、しかも確実に挾持したセット
状態で搬送せしめて該切断面或いは接続頭部端面でのバ
フ仕上作業を均一且つ効果的に実施することのできると
共に、駆動モーターを単一とし簡単な構造で信頼性の高
い細径配管、棒材等の横送り装置を提案することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、それぞれ前後の軸
に取付けられた一対のスプロケットに亘って配管セット
用の外方へのセット溝を有する多数の駒部材を備えた無
端チェン・ベルトが左右に対応して設けられ、前後方向
の少くとも一方の前記軸を駆動軸として構成した搬送機
構体を具備する細径配管等の横送り装置において、前記
軸の各々に前記スプロケットと同軸で且つこれより大径
のプーリーを取付け、更に該プーリーに無端ベルトを、
前記チェン・ベルトに設けた駒部材と少くともその上側
部分で略同一レベルに位置するよう掛着して構成する
か、或いは、該プーリーに無端ベルトを掛着し、該無端
ベルトの上側に沿って下方へ附勢された押え部材を設け
ると共に、少くとも該押え部材附近において前記無端ベ
ルトが前記チェン・ベルトに設けた駒部材と略同一レベ
ルに位置するよう構成した細径配管等の横送り装置を要
旨とするものである。
(作用) 本発明はこのように構成され無端ベルト用のプーリー
径をチェン・ベルト用のスプロケット径より大径とし且
つ同軸に設けているため、チエン・ベルトに設けたセッ
ト溝を有する駒部材の該セット溝部での配管側の配列、
セット構造と、更に、配管の両端部附近が送り速度より
高速度で移動する無端ベルトに接し、必要に応じ無端ベ
ルトの上側に沿って設けた押え部材による配管への押え
効果によって、搬送時に配管自体に多少の曲がりがあっ
ても確実に自転させつつ搬送でき、自動バフ面取り装置
においてはワイヤーブラシ部材の回動面に接し、自転に
対する高い抵抗状態であっても搬送することができ、従
って切断面或いは接続頭部端面でのバフ仕上作業を均一
且つ確実に行うことができ、又、被膜を形成する塗装装
置においては軸方向位置や厚さ等に塗装ムラのない被膜
が均一に形成できるのである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、
第1図は本発明の細径配管等の横送り装置を利用した細
径配管端部の自動バフ面取り装置を一部略線で示す側面
図、第2図は第1図の平面図、第3図は本発明に係るチ
エン・ベルトによる搬送時の配管の配列、セット状態を
示す一部の切欠き側面図であって、(A)は配管(P)
を横方向に配列して移送する搬送機構体であって、スプ
ロケット(3,3′)(4,4′)を前後に軸芯を横方向にし
て配設した外部のモーター(図示せず)により回動する
駆動軸(1a)及び非駆動軸(2a)に左右それぞれ一対に
歯の位相をあわせて取付け、且つこれら前後のスプロケ
ットに亘って配管が嵌合してセットされる外方へのセッ
ト溝(6)を有する多数の駒部材(7)を備えた無端チ
ェン・ベルト(8,8′)を左右に対応して掛着して構成
したものである。尚、(12)はチェン・ベルト(8,
8′)のパスラインの高さを調節するためのガイドであ
り、又前記実施例においては軸(1a)を駆動軸としたが
軸(2a)を駆動軸としてもよい。又、軸(1a)(2a)の
各々にはスプロケット(3,3′)(4,4′)と同軸で且つ
これより大径であるため、従って周速の速いプーリー
(1,1′)(2,2′)を取付けると共に、これら前後のプ
ーリーに亘って無端ベルト(5,5′)をチェン・ベルト
(8,8′)と平行する少くともその上側部分で、即ち、
後述する押え部材附近において前記駒部材(7)、好ま
しくはそのセット溝(6)の底部と略同一又は僅かに高
いレベルに位置するよう掛着せしめ、前記した単一の駆
動モータにより対応するベルト(5,5′)(8,8′)が異
なる速度、特に無端ベルト(5,5′)がチェン・ベルト
(8,8′)より高速で移動するよう構成せしめる。
(9)は必要に応じゴム等の弾性体を敷設した板状の押
え部材であり、前記無端ベルト(5,5′)のそれぞれの
上側に沿ってスプリング(10)により下方に付勢され、
搬送機構体(A)の上部に横方向に配列、セットされた
配管(P)の両端附近を無端附近を無端ベルト(5,
5′)との間に適宜の圧力をもって押えてなるものであ
り、これによって配管に多少の曲がりがあっても配管の
中心線を水平に保持して同心度を増し、駒部材(7)の
セット溝(6)に嵌合されて搬送される配管(P)をチ
ェン・ベルト(8,8′)と無端ベルト(5,5′)との相対
的送り速度の違いにより自転させるものである。(11)
は回動するワイヤーブラシ部材であって、配列、セット
された配管(P)と直交方向に回動するバフ面を設け且
つ配管(P)端部に対向して備えてあり、自転されなが
ら移動する配管(P)の端部の切断面或いは接続頭部端
面でのバフ仕上作業を行うものである。
尚、駆動軸(1a)側のスプロケット3、3′)より非
駆動軸(2a)側のスプロケット(4、4′)を大径とす
ることにより搬送中の配管(P)を無端ベルト(5、
5′)と早い時期に接触させることができるため該配管
を早い時期に自転させて自転させられる範囲を広くする
ことが可能となる。又図示した実施例では自動バフ面取
り装置について説明したが、本発明は配管や棒材等を自
転させながら横送りする装置、例えば配管の内周及び/
又は外周面に被膜を均一に形成するための塗装装置等に
も用いることができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明による細径配管等の横送り
装置は、左右のチエン・ベルト(8,8′)に設けたセッ
ト溝(6)を有する多数の駒部材(7)の該セット溝部
での配管(P)の配列、セットと、更に外側の無端ベル
ト(5,5′)のそれぞれの上側に沿って必要に応じ設け
た押え部材(9)とを備えて構成してなるため、搬送に
際して配管(P)自体に多少の曲がりがあっても確実に
自転させると共に、配管(P)の自転に大きな抵抗のか
かる自動バフ面取り装置にあってもワイヤーブラシ部材
(11)の回動面に対し配管(P)側の端部を絶えず直交
方向に配列した状態で確実に自転させながら搬送するこ
ととなり、従って配管(P)の切断面或いは接続頭部端
面でのバフ仕上作業を確実且つ効率よく行うことがで
き、又、塗装装置にあっては被膜を軸方向位置や厚さ等
にムラなく均一に形成でき、更に、駆動モーターを単一
として、装置を簡素化できるために小型となり、部品点
数が少くなり、整備性がよく信頼性が高い細径配管端部
の自動バフ面取り装置や被膜を形成する塗装装置等に利
用できる極めて有用な配管等の横送り装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る細径配管等の横送り装
置を利用した細径配管端部の自動バフ面取り装置を一部
略線で示す側面図、第2図は第1図の平面図、第3図は
本発明に係るチエン・ベルトによる搬送時の配管の配
列、セット状態を示す一部の切欠き側面図、第4図は従
来例を示す自動バフ面取り装置を略線に示す側面図であ
る。 (A)…搬送機構体、(1,1′)(2,2′)…プーリー、
(3,3′)(4,4′)…スプロケット、(5,5′)…無端
ベルト、(6)…セット溝、(7)…駒部材、(8,
8′)…チエン・ベルト、(9)…押え部材、(10)…
スプリング
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 17/00 - 17/48 B65G 47/28 B05C 13/00 B24B 9/00 601

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ前後の軸に取付けられた一対のス
    プロケットに亘って掛着した配管セット用の外方へのセ
    ット溝を有する多数の駒部材を備えた無端チエン・ベル
    トが左右に対応して設けられ、前後方向の少くとも一方
    の前記軸を駆動軸として構成した搬送機構体を具備する
    細径配管の横送り装置において、前記軸(1a、2a)の各
    々に前記スプロケット(3、3′)(4、4′)と同軸
    で且つこれより大径のプーリー(1、1′)(2、
    2′)を取付け、更に該プーリーに無端ベルト(5、
    5′)を前記チエン・ベルト(8、8′)に設けた駒部
    材(7)と少くともその上側部分で略同一レベルに位置
    するように掛着して構成したことを特徴とする細径配管
    等の横送り装置。
  2. 【請求項2】それぞれ前後の軸に取付けられた一対のス
    プロケットに亘って掛着した配管セット用の外方へのセ
    ット溝を有する多数の駒部材を備えた無端チエン・ベル
    トが左右に対応して設けられ、前後方向の少くとも一方
    の前記軸を駆動軸として構成した搬送機構体を具備する
    細径配管の横送り装置において、前記軸(1a、2a)の各
    々に前記スプロケット(3、3′)(4、4′)と同軸
    で且つこれより大径のプーリー(1、1′)(2、
    2′)を取付け、更に該プーリーに無端ベルト(5、
    5′)を掛着し、該無端ベルトの上側に沿って下方に附
    勢された押え部材(9)を設けると共に、少くとも該押
    え部材附近において前記無端ベルト(5、5′)が前記
    チエン・ベルト(8、8′)に設けた駒部材(7)と略
    同一レベルに位置するように構成したことを特徴とする
    細径配管等の横送り装置。
JP7586889A 1989-03-28 1989-03-28 細径配管等の横送り装置 Expired - Fee Related JP2764604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7586889A JP2764604B2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28 細径配管等の横送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7586889A JP2764604B2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28 細径配管等の横送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02255409A JPH02255409A (ja) 1990-10-16
JP2764604B2 true JP2764604B2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=13588665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7586889A Expired - Fee Related JP2764604B2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28 細径配管等の横送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2764604B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010046392B4 (de) * 2010-09-24 2015-02-19 Rattunde & Co. Gmbh Bürstentgratemaschine
CN109290300A (zh) * 2018-10-19 2019-02-01 湖南省景康五金制品有限公司 自动化管件加工设备
CN111604746A (zh) * 2020-05-05 2020-09-01 邹龙龙 一种电力管线用养护装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02255409A (ja) 1990-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4331228A (en) Roller conveyor system
JP2764604B2 (ja) 細径配管等の横送り装置
JPH0664738A (ja) パックの方向変換装置
JP5810135B2 (ja) 帯状タイヤ部材の貼り付け装置及び貼り付け方法
JP3836222B2 (ja) プリント配線板の搬送方法と装置
US5174434A (en) Apparatus for providing rotational motion on a carrier moving along a driven conveyor
JPH07172537A (ja) 搬送装置
JP3746529B2 (ja) 円筒状管材の端縁面取機、および端縁面取された円筒状管材の製造方法
JPH0234846B2 (ja) Itajowaakuhansosochi
JP2002096001A (ja) 粉体静電塗装用搬送装置
KR200287027Y1 (ko) 금속판 절곡용 브이홈 복합가공기
KR200199543Y1 (ko) 도장품 이송용 컨베이어
US1176258A (en) Brick-conveyer.
CN217497407U (zh) 一种零件料桶的自动控制上料滑台
JP2000153915A (ja) クロスコンベヤ装置及びプレス成形ライン
JPS6233167B2 (ja)
JP3305418B2 (ja) ワークの塗布乾燥装置
JPH0319792B2 (ja)
JP2719882B2 (ja) 洗浄装置
JPH0758347B2 (ja) 核燃料用管状体の取扱い装置
JPS58148110A (ja) 可撓線付部品の整列移送方法及び装置
JPH0211373Y2 (ja)
JPH08119424A (ja) コンベア
JPH0729714B2 (ja) ゴム製シートの集積機
SU1098876A2 (ru) Устройство дл транспортировани и подачи на рабочую позицию плоских деталей

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees