JP5810135B2 - 帯状タイヤ部材の貼り付け装置及び貼り付け方法 - Google Patents

帯状タイヤ部材の貼り付け装置及び貼り付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、帯状タイヤ部材の成型ドラムへの貼り付け装置及び方法に関する。
空気入りタイヤの製造工程において、ベルト層に使用されるベルト材を供給コンベアから成型ドラムに移送して貼り付ける方法として、特許文献1の方法が提案されている。この方法では、まず、供給コンベア105上にベルト材B1が載置され、その上方にハンド装置110が待機している(図7(1))。次に、ベルト材B1が、供給コンベア105に載った状態で、上方から降りてきたハンド装置110の押さえ板132の下面に保持される(図7(2))。次に、供給コンベア105が回転するとともに、押さえ板が成型ドラムD方向へ前進することによって、供給コンベア105と押さえ板132との間に挟まれた状態のベルト材B1が、成型ドラムDの方向へ送出される(図7(3))。この時、成型ドラムDも回転する。そして、前進する押さえ板132に保持されながら成型ドラムD上まで送出されたベルト材B1が、そのまま前進する押さえ板132によって、回転する成型ドラムDに貼り付けられる。以上の動作によってベルト材B1の先端部分が成型ドラムDに貼り付けられると、供給コンベア105、押さえ板132、成型ドラムDが停止する。そして、ハンド装置110が、供給コンベア105上まで戻る(図7(4))。ベルト材B1の後端部分が成型ドラムDに貼り付けられるまで、この動作が繰り返される。
以上の方法では、ベルト材B1を貼り付け終えた押さえ板が、成型ドラムD上から供給コンベア105上まで戻る間、ベルト材B1の成型ドラムDへの移送及び貼り付け動作が停止される。そのため、時間の無駄があった。また、ベルト材B1の保持をし直す時にベルト材B1にかかるテンションを均一に保つことが困難なため、成型ドラムDに貼り付けられたベルト材B1にテンションの不均一が生じる。上記の動作の繰返しの回数分だけこの不均一がドラム周方向に生じ、製品タイヤのユニフォミティ悪化の原因となっていた。
なお、時間の無駄を少なくする移送方法として、特許文献2に記載された装置を用いることも考えられる。この装置は、周回するコンベアの内周側の支持軸付近を除く場所にマグネットが固定されたものである。この装置では、帯状材料は、マグネットとの間の磁力によりコンベアの外周面に吸着した状態で、コンベアの周回に伴って、途中で停止することなく、コンベアの一端側から他端側へ移送される。
しかし、この方法では、マグネットがコンベア内周側の支持軸付近には無いため、ベルト材B1の先端部分がコンベアの支持軸付近に来ると、この先端部分がきちんと保持されず、コンベア外周方向へ跳ね上がることがある。また、マグネットを強力にすると、強く引き合う帯状材料とマグネットによってコンベアが押さえられることになるため、コンベアを周回させるためには大きなトルクが必要となるし、コンベアがスムーズに周回しない。
特許第4499803号公報 特開2001−79954号公報
本発明が解決しようとする課題は、ベルト材等の帯状タイヤ部材を成型ドラムへ移送し貼り付ける、時間の無駄の無い装置及び方法を提供することである。また、最終的に製品タイヤのユニフォミティを良くすることができる帯状タイヤ部材の貼り付け装置及び貼り付け方法を提供することである。
本発明の帯状タイヤ部材の貼付け装置は、帯状タイヤ部材を成型ドラム上に貼り付ける帯状タイヤ部材貼付け装置であって、前記成型ドラムに対向する位置に配置され、前記帯状タイヤ部材が送出可能に配置された送り出し装置と、前記帯状タイヤ部材を前記送り出し装置側から前記成型ドラム側に移送して成型ドラム上に貼り付ける移送貼り付け装置とを備え、前記移送貼り付け装置は、前記送り出し装置の送出動作に合わせて前記成型ドラム側と前記送り出し装置側との間で周回して、前記送り出し装置側で吸着した前記帯状タイヤ部材を前記成型ドラム側に移送する移送手段と、移送された前記帯状タイヤ部材を、前記成型ドラム側で前記移送手段から引き離すとともに、前記成型ドラム上に貼り付ける分離手段とを備え、前記移送手段が、前記成型ドラムの頂点の上方又は頂点より前記帯状タイヤ部材の進行方向後方の位置の上方を方向変化点として前記成型ドラムから離れる方向へ周回するように設けられ、前記分離手段が、前記移送手段と並行して周回する部材であり、前記方向変化点より前記帯状タイヤ部材の進行方向前方で、前記帯状タイヤ部材に当接することによって、前記移送手段から前記帯状タイヤ部材を引き離すとともに、前記成型ドラムの頂点の上方において前記帯状タイヤ部材に当接して、前記帯状タイヤ部材を前記成型ドラムの頂点との間に挟むことによって、前記帯状タイヤ部材を前記成型ドラム上に貼り付けるように設けられてなることを特徴とする。
本発明によれば、ベルト材等の帯状タイヤ部材を成型ドラムへ移送し貼り付ける、時間の無駄の無い装置及び方法を提供することができる。また、最終的に製品タイヤのユニフォミティを良くすることができる。
実施形態の貼り付け装置の概略を示す平面図。 実施形態の移送装置の正面図。 図2のA‐A断面図。 図3のB‐B断面図。 図3のC‐C断面図。 実施形態の貼り付け方法を示す略示図。 従来の貼り付け方法を示す略示図。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。ここでは、帯状タイヤ部材の一例として、ベルト材を移送し貼り付ける装置及び方法について説明する。なお、以下の説明において、前方とは、以下に説明するように成型ドラムDと供給コンベア5が成型ドラムDの回転軸に直交する方向に並んだ状態における、成型ドラムDの方向である。また、後方とは供給コンベア5の方向である。また、左右とは、成型ドラムDと供給コンベア5が並ぶ直線を成型ドラムD側から見た時の表現である。
(1)ベルト材の貼付け装置の構成
実施形態の装置は、タイヤ製造上のベルト成型工程、特にはカーカス層の成型とは別にベルト層のみを円筒状に成型するための成型工程において、ベルト材B1を成型ドラムDの周面に貼り付ける装置である。
実施形態のベルト材の貼付け装置は、図1に示すように、成型ドラムDの回転軸に直交する方向に配置された送り出し装置としての供給コンベア5と、成型ドラムDと供給コンベア5の上方に配置された移送貼り付け装置10とを備える。
成型ドラムDは、その周面にベルト材B1を貼り付けて、円筒状のベルト層を成型するためのものである。成型ドラムDは、軌道2上を移動する移動支持台1に、回転駆動可能に支持されている。成型ドラムDにはマグネットが設けられており、成型ドラムDの周面には磁場が発生している。そのため、この周面に、次に述べるスチールコード入りベルト材B1が貼り付く。
ベルト材B1は、多数のスチールコードが並列してゴム材中に埋設されたものである。先端と後端が平行かつ長手方向に対して斜めになるようにして、所定長さに切断されている。スチールコードは先端と後端に平行に埋設されている。ベルト材B1の長さは、タイヤ1周分に相当する長さである。
供給コンベア5は、図示しないモータ等の駆動手段により回転するプーリ51と、プーリ51の回転に伴って周回する無端のコンベアベルト50を備える。コンベアベルト50の上面にはベルト材B1を載置可能である。コンベアベルト50上のベルト材B1は、コンベアベルト50が周回することによって、成型ドラムDの方向へ送出される。供給コンベア5は、高さ調整可能であり、少なくとも前記ベルト材B1の送出時には、コンベアベルト50の上面が、前記成型ドラムDの周面における最上面と略同一の平面に位置するように高さが調整される。また、成型ドラムDの径に応じて、前後方向の位置調整も可能である。供給コンベア5の送出側端部には、スクレーパ7が設けられている。
(2)移送貼り付け装置の構成
図1や図6に示すように、供給コンベア5の前方部分及び成型ドラムDの上方には、移送貼り付け装置10が設けられている。図2に示すように、移送貼り付け装置10の上面11は、図示しないフレーム等に取り付けられた、昇降手段3に取り付けられている。昇降手段3としては、例えばサーボモータにより回転駆動されるボールネジ機構が採用される。これにより、移送貼り付け装置10は、成型ドラムDと供給コンベア5との間の上方において、昇降できるようになっている。
図5に示すように、移送貼り付け装置10は、上部機構12と、上部機構の下部の左右に設けられた2つの下部機構20とを備える。
上部機構12は、上板13と、上板13の左右両端から下方へ垂下されて設けられた側板14とを備える。上板13は、左右方向にベルト材B1より広い幅を有する。側板14の前後方向2箇所には、ねじ軸15が左右両方の側板14を貫通して設けられている。ねじ軸15と側板14の間には軸受が介されているため、ねじ軸15は回動自在となっている。ねじ軸15の一端には、サーボモータ16が取り付けられている。これにより、ねじ軸15が回動される。ねじ軸15の左右それぞれの周面には、左右で逆向きとなるねじが切ってある。ねじ軸15の左右のねじ部分に、それぞれ螺合部材21が螺合されており、ねじ軸15が一方向に回転すると螺合部材21同士が接近し、反対方向に回転すると螺合部材21同士が離隔する。前後2つのサーボモータ16、16は、前後2つのねじ軸15、15を、同時に同方向へ回転させる。これにより、螺合部材21を備える2つの下部機構20の間隔が、サーボモータ16により調整可能となっている。
下部機構20について、主に図2〜5を用いて説明する。下部機構20は、ねじ軸15のねじ部分に螺合された螺合部材21と、螺合部材21の下端に固着された上板22と、上板22の左右両端から下方へ垂下されて設けられた側板23とを備える。左右の側板23、23の間には、ベルト材B1を供給コンベア5側から成型ドラムD側へ移送する移送手段37と、ベルト材B1を移送手段37から引き離す分離手段36が、1つずつ設けられている。分離手段36は、移送手段37よりもベルト材B1の幅方向外側に配置されている。以下、この移送手段37と分離手段36について説明する。
左右の側板23、23の間には、下部機構20毎に、側板23の前方から後方にかけて、軸24a〜fが設けられている。軸24a〜fは、左右の側板23、23に対して、軸受を介して回動自在に設けられている。また、側板23の最も前方には、駆動軸25aが、その後方には、従動軸25bが、左右の側板23、23に対して垂直に、軸受を介して回動自在に設けられている。従動軸25bの後方に軸24aが位置する。駆動軸25a、従動軸25b、軸24a〜fの、左右の側板23、23の間には、それぞれプーリ25pa、25pb、24pa〜pfが取り付けられている。プーリ25pa、25pb、24pa〜pfの径は全て同一である。
駆動軸25aの一端部、例えば右側の端部は、サーボモータ26に取り付けられている。また、駆動軸25aと従動軸25bの、側板23より外側、例えば右の側板23より右側には、それぞれ同じ径のプーリが設けられている。そして、2つのプーリがベルト27で結合されている。これにより、サーボモータ26によって駆動軸25aが回転すると、その動力がベルト27によって従動軸25bに伝達され、従動軸25bが駆動軸25aと同じ角速度で回転する。駆動軸25aと従動軸25bは、2つの下部機構20に亘っている。駆動軸25aと従動軸25bは、共にスプライン軸であり、プーリ25pa、25pbとの間で、スプライン嵌合構造となっている。そのため、プーリ25paが駆動軸25aの嵌り、プーリ25pbが従動軸25bに嵌ったままの状態で、2つの下部機構20の間隔を変更することができる。
分離手段37は、プーリ25pa、24pa、pd、pf、第1のタイミングベルト30、ピース31、パッド32を備える。プーリは、前から25pa、24pa、pd、pfの順で並び、左右方向から見ると、25paと24pfを結ぶ直線を上底、24paと24pdを結ぶ直線を下底とする台形をなすように配置されている。24paと24pdを結ぶ直線は、25paと24pfを結ぶ直線よりも短い。プーリ25pa、24pa、pd、pfに、第1のタイミングベルト30が掛けられている。第1のタイミングベルト30には、平板状の専用のピース31が、第1のタイミングベルト30の周回方向に並べて取り付けられている。ピース31は、その片面に有する鉤状部分31aが第1のタイミングベルト30を挟み込むことによって、第1のタイミングベルト30に固定されている。ピース31の、第1のタイミングベルト30の外周側には、パッド32が固着されている。パッド32は、第1のタイミングベルト30の外周側の面が四角形の平面となっている、ウレタン製の部材である。
サーボモータ26が正転すると、駆動軸25aに取り付けられたプーリ25paが正転し、プーリ24pa、pd、pfが従動するとともに、第1のタイミングベルト30が周回する。第1のタイミングベルト30に取り付けられたパッド32は次のように周回する。まず、プーリ24pdの最下点とプーリ24paの最下点との間においては、前方へ水平に進行する。次に、プーリ24paの最下点を方向変化点として、その先においては斜め前方上方へ進行する。次に、プーリ25paの位置で進行方向が変化し、その先においては後方へ水平に進行する。次に、プーリ24pfの位置で進行方向が変化し、その先においては斜め前方下方へ進行する。次に、プーリ24pdの位置で進行方向が変化し、その先においては再び前方へ水平に進行する。
移送手段36は、プーリ25pb、24pb、pc、pe、第2のタイミングベルト33、ピース34、マグネット35を備える。プーリは、前から25pb、24pb、pc、peの順で並び、左右方向から見ると、25pbと24peを結ぶ直線を上底、24pbと24pcを結ぶ直線を下底とする台形をなすように配置されている。24pbと24pcを結ぶ直線は、25pbと24peを結ぶ直線よりも短い。プーリ25pb、24pb、pc、peに、第2のタイミングベルト33が掛けられている。第2のタイミングベルト33にも、ピース31と同様の専用のピース34が、第2のタイミングベルト33の周回方向に並べて取り付けられている。そして、ピース34の、第2のタイミングベルト33の外周側には、マグネット35が取り付けられている。マグネット35の第2のタイミングベルト33の外周側の面は、四角形の平面である。
駆動軸25aが正転すると、ベルト27が周回し、従動軸25bが正転する。すると、プーリ25pb、24pb、pc、peが従動するとともに、第2のタイミングベルト33が周回する。第2のタイミングベルト33に取り付けられたマグネット35は次のように周回する。まず、プーリ24pcの最下点とプーリ24pbの最下点との間においては、前方へ水平に進行する。次に、プーリ24pbの最下点を方向変化点として、その先においては斜め前方上方へ進行する。次に、プーリ25pbの位置で進行方向が変化し、その先においては後方へ水平に進行する。次に、プーリ24peの位置で進行方向が変化し、その先においては斜め前方下方へ進行する。次に、プーリ24pcの位置で進行方向が変化し、その先においては再び前方へ水平に進行する。なお、上記のように駆動軸25aと従動軸25bの角速度は同一であり、かつプーリ25paと25pbの径が同じであるため、第1のタイミングベルト30と第2のタイミングベルト33は同じ速さで周回する。そのため、パッド32とマグネット35は同じ速さで周回する。
プーリ24paと24pdの間にあるパッド32の下面と、プーリ24pbと24pcの間にあるマグネット35の下面は、同一平面上になるように設けられている。そのため、コンベアベルト50上に水平に置かれたベルト材B1に対し、パッド32とマグネット35の両方が当接できる。
プーリは前方から24pa、24pb、24pc、24pdの順で並んでいるため、プーリ24pa、24pdに第1のタイミングベルト30を介して掛けられたパッド32の列は、プーリ24pb、24pcに第2のタイミングベルト33を介して掛けられたマグネット35の列よりも、ベルト材B1との当接面において前後両方向に向かって長距離に亘って水平に保たれる。
この点について、移送貼り付け装置10の前方部分について詳細に説明すると、次のようになる。移送貼り付け装置10がベルト材B1の貼り付けのために下降した状態において、プーリ24pbの最下点は、成型ドラムDの頂点の上方又は頂点よりも後方の位置の上方に位置する。そのため、ベルト材B1を吸着して前進してきたマグネット35は、成型ドラムDの頂点の上方又は頂点よりも後方の位置の上方を方向変化点として、斜め上方前方へ進行していく。また、プーリ24paの最下点は、マグネット35の上記方向変化点よりも前方で、成型ドラムDの頂点の上方又は頂点よりも前方の位置の上方に、位置する。そのため、パッド32は、マグネット35よりも、前方に長距離に亘って水平に進行する。特に、少なくとも成型ドラムDの頂点の上方において、パッド32は水平に保たれることになる。
(3)ベルト材の貼り付け方法
上記の構成のベルト材の貼り付け装置によるベルト材B1の成型ドラムDへの貼り付けは、次のようにして行われる。
ベルト材B1の貼り付け開始前に、サーボモータ16が駆動し、左右のパッド32、32がベルト材B1の左右両端部に当接するように、左右のパッド32、32の間隔が調整される。調整された結果、左右のパッド32、32は、その一部がベルト材B1の左右両端部より外方へはみ出す態様で、ベルト材B1の左右両端部に当接できるようになる。また、成型ドラムDからやや離れた作業に適した場所において、ベルト材B1が供給コンベア5のコンベアベルト50上に置かれる。
ベルト材貼り付け工程が開始されると、まず、供給コンベア5が成型ドラムDに対向する位置に移動する。この時、コンベアベルト50の上面の高さと、成型ドラムDの頂点の高さが一致する。この動作とほぼ同時に、移送貼り付け装置10が、待機位置から、供給コンベア5の前方部分と成型ドラムDとの上方に移動する(図6(1))。この時、マグネット35が取り付けられた第2のタイミングベルト33が掛けられたプーリ24pbの最下点が、成型ドラムDの頂点又は頂点より後方の位置の上方に位置する。また、パッド32が取り付けられた第1のタイミングベルト30が掛けられたプーリ24paの最下点が、プーリ24pbの最下点より前方で、成型ドラムDの頂点又は頂点より前方の位置の上方に位置する。次に、移送貼り付け装置10が一定の高さまで下降する(図6(2))。一定の高さとは、パッド32及びマグネット35の下面が、成型ドラムDと供給コンベア5との間に送出されるベルト材B1に当接する高さである。この時点で、ベルト材B1の先端部分が、移送貼り付け装置10のマグネット35及びパッド32と、コンベアベルト50との間に挟まれる。パッド32は、ベルト材B1の左右両端より若干はみ出す態様で、ベルト材B1の左右両端部に当接する。
次に、供給コンベア5のコンベアベルト50、第1のタイミングベルト30、第2のタイミングベルト33、成型ドラムDが、回転を開始する。この時、コンベアベルト50、パッド32、マグネット35、成型ドラムDの周面は、同じ速さで回転する。
コンベアベルト50が回転を始めると、その上に置かれていたベルト材B1が、成型ドラムDの方向へ向かって前進を始める。そして、ベルト材B1は、先端方向の部分から、コンベアベルト50の前方の端部を通過していく。ベルト材B1のうちコンベアベルト50の前方の端部を通過した部分がマグネット35に上から保持された状態で、ベルト材B1は成型ドラムDの方向へ前進する。そして、ベルト材B1は、成型ドラムD側で、マグネット35から引き離されるとともに、成型ドラムD上に貼り付けられる(図6(3))。
ここで、貼り付けの詳細な態様について説明する。貼り付けの態様には3パターンある。
1つ目のパターンは次の通りである。このパターンでは、成型ドラムDの頂点の上方にプーリ24pbの最下点が位置する。そのため、マグネット35が成型ドラムDから離れる方向へ周回していく方向変化点が、成型ドラムDの頂点の上方になる。そして、成型ドラムDの頂点より前方の上方に、プーリ24paの最下点が位置する。そのため、パッド32は、成型ドラムDの頂点より前方まで、水平に保たれて前方へ周回する。
マグネット35とパッド32がこのように周回すると、ベルト材B1は、成型ドラムDの頂点に当接するまで、マグネット35に吸着し、パッド32に当接した状態で、前進する。そして、成型ドラムDの頂点及びその前方及び後方を含む頂点近傍において、マグネット35及びパッド32と、成型ドラムDの周面との間に挟まれた状態となる(ベルト材B1の表面はゴムであるため、成型ドラムDやパッド32に当接すると変形する。そのため、成型ドラムDの頂点にベルト材B1が当接する時、成型ドラムDの頂点の前方及び後方を含む頂点近傍もベルト材B1に当接した状態となる。そして、ベルト材B1は、成型ドラムDの頂点及びその前方及び後方を含む頂点近傍において、成型ドラムDの周面とパッド32との間に挟まれた状態となる。)。ここで、マグネット35は、プーリ24pbの最下点を方向変化点として、上方へ周回していく。その一方、パッド32はプーリ24paの最下点まで引き続き前方へ水平に周回する。そのため、ベルト材B1の上記挟まれた部分は、次の瞬間、成型ドラムDの頂点より前方においてパッド32に押されてマグネット35から引き離される。また、成型ドラムDの頂点及びその前方及び後方を含む頂点近傍において、パッド32がベルト材B1に当接するとともにベルト材B1が成型ドラムDの周面に当接するため、ベルト材B1は、パッド32よって成型ドラムDの周面に貼り付けられる。そして、磁力によって、成型ドラムDの周面に固定される。
2つ目のパターンは次の通りである。このパターンでは、成型ドラムDの頂点より後方の上方にプーリ24pbの最下点が位置する。そのため、マグネット35が成型ドラムDから離れる方向へ周回していく方向変化点が、成型ドラムDの頂点より後方の上方となる。そして、成型ドラムDの頂点の上方に、プーリ24paの最下点が位置する。そのため、パッド32は、成型ドラムDの頂点まで、水平に保たれて前方へ周回する。
マグネット35とパッド32がこのように周回すると、ベルト材B1は、プーリ24pbの最下点に当接するまで、マグネット35に吸着し、パッド32に当接した状態で、水平に前進する。ここで、マグネット35は、プーリ24pbの最下点を方向変化点として、上方へ周回していく。その一方、パッド32はプーリ24paの最下点まで引き続き前方へ水平に周回する。そのため、プーリ24pbの最下点より前方で、かつ、成型ドラムDの頂点より後方の位置において、パッド32がベルト材B1を押す。そのため、ベルト材B1は、プーリ24pbの最下点より前方で、かつ、成型ドラムDの頂点より後方の位置において、マグネット35から引き離される。その後、ベルト材B1は、主に慣性及びパッド32との間の摩擦によって、パッド32に接した状態で前進する。そして、成型ドラムDの頂点及びその前方及び後方を含む頂点近傍において、パッド32と成型ドラムDの周面との間に挟まれた状態となるため、ベルト材B1は、パッド32よって成型ドラムDの周面に貼り付けられる。そして、磁力によって、成型ドラムDの周面に固定される。
3つ目のパターンは次の通りである。このパターンでは、成型ドラムDの頂点より後方の上方にプーリ24pbの最下点が位置する。そのため、マグネット35が成型ドラムDから離れる方向へ周回していく方向変化点が、成型ドラムDの頂点より後方の上方となる。そして、成型ドラムDの頂点より前方の上方に、プーリ24paの最下点が位置する。そのため、パッド32は、成型ドラムDの頂点より前方まで、水平に保たれて前方へ周回する。
マグネット35とパッド32がこのように周回すると、ベルト材B1は、プーリ24pbの最下点に当接するまで、マグネット35に吸着し、パッド32に当接した状態で、水平に前進する。ここで、マグネット35は、プーリ24pbの最下点を方向変化点として、上方へ周回していく。その一方、パッド32はプーリ24paの最下点まで引き続き前方へ水平に周回する。そのため、プーリ24pbの最下点より前方で、かつ、成型ドラムDの頂点より後方の位置において、パッド32がベルト材B1を押す。そのため、ベルト材B1は、プーリ24pbの最下点より前方で、かつ、成型ドラムDの頂点より後方の位置において、マグネット35から引き離される。その後、ベルト材B1は、主に慣性及びパッド32との間の摩擦によって、パッド32に接した状態で前進する。そして、成型ドラムDの頂点及びその前方及び後方を含む頂点近傍において、パッド32と成型ドラムDの周面との間に挟まれた状態となるため、ベルト材B1は、パッド32よって成型ドラムDの周面に貼り付けられる。そして、磁力によって、成型ドラムDの周面に固定される。
なお、ベルト材B1が成型ドラムDの周面へ貼り付けられた時、パッド32は、ベルト材B1の左右両端より若干はみ出す態様で、ベルト材B1の左右両端部に当接している。
以上のようにして、ベルト材B1が先端から徐々にマグネット35から引き離されて成型ドラムDの周面へ貼り付けられる。そして、成型ドラムDが一周した時、ベルト材B1の後端が成型ドラムDの周面へ貼り付けられる。この時、ベルト材B1の先端と後端が、成型ドラムDの周面上で一致する。
ベルト材B1の成型ドラムDの周面への貼り付けが終わると、コンベアベルト50、第1のタイミングベルト30、第2のタイミングベルト33、成型ドラムDの回転が停止される。そして、移送貼り付け装置10が上昇する(図6(4))。その後、供給コンベア5及び移送貼り付け装置10が、ベルト材貼り付け工程開始前の元の位置に戻る。これによって、ベルト材貼り付け工程が終了する。
以上の動作が終了すると、成型ドラムDは軌道2上を移動し、成型ドラムDに貼り付けられたベルト材B1を次の工程へ運ぶ。又は、以上の動作が終了した後、同じ装置において、成型ドラムDに貼り付けられたベルト材B1の上から2枚目のベルト材B1が貼り付けられる。
(4)効果
以上のベルト材B1の貼り付け装置及び貼り付け方法によれば、供給コンベア上のベルト材B1を成型ドラムへ移送し貼り付ける際の、時間の無駄を少なくすることができる。具体的に説明すると、以上のベルト材B1の貼り付け装置及び貼り付け方法によれば、移送貼り付け装置10の移送手段37が、途中で停止することなく周回して、ベルト材B1を供給コンベア5から成型ドラムDへ移送する。そのため、供給コンベア上のベルト材B1を成型ドラムDへ移送し貼り付ける際の、時間の無駄を無くすことができる。
また、移送及び貼り付け工程の途中でベルト材B1が保持し直されることが無いため、成型ドラムDへ貼り付けられたベルト材B1にテンションの不均一が生じにくい。そのため、完成する製品タイヤのユニフォミティが良くなる。
また、以上のベルト材B1の貼り付け装置は分離手段36を有するため、成型ドラムD上において移送装置10からベルト材B1を確実に引き離すことができる。特に、マグネット35が成型ドラムDの頂点又は頂点より後方の点を方向変化点として成型ドラムDから離れる方向(斜め前方上方)へ周回する一方、パッド32が前記方向変化点より前方まで水平方向に周回するため、パッド32によってマグネット35からベルト材B1を確実に引き離すことができる。
また、パッド32が、成型ドラムDの頂点の上方においてベルト材B1に当接し、ベルト材B1を成型ドラムDの頂点とパッド32との間に挟むため、ベルト材B1を成型ドラムDの周面にずれ等無く貼り付けることができる。
また、パッド32が、マグネット35よりも後方に長距離に亘って周回するため、ベルト材B1にマグネット35に吸着される前に当接することができる。そのため、マグネット35に吸着される前のベルト材B1の上下動を抑えることができる。そのため、ベルト材B1の、マグネット35に吸着された状態及び成型ドラムDに貼り付けられた状態での、ずれ等を防ぐことができる。
また、以上のベルト材B1の貼り付け装置では、マグネット35にベルト材B1が直接吸着されるため、吸着が強力であり、その上、ベルト材B1とともにマグネット35も移動するため、ベルト材B1は保持状態を一定に保たれたまま成型ドラムD側へ移送される。そのため、ベルト材B1は成型ドラムD上で蛇行したり本来の位置からずれたりし難い。また、特許文献2の装置と異なり、ベルト材B1とともに第2のタイミングベルト33に取り付けられたマグネット35も移動するため、マグネット35の吸引力によって第2のタイミングベルト33の周回が阻害されることが無い。そのため、第2のタイミングベルト33を周回させるためのトルクは小さくて良く、周回もスムーズに行われる。
上記のベルト材B1の貼り付け装置において、分離手段36は第1のタイミングベルト30の周回方向に並んだ、分割された多数のパッド32を有している。そのため、1つのパッド32が破損した場合、分離手段36全体を取り替えなくても、破損したパッド32のみを交換すれば良い。また、パッド32同士の間に隙間ができるため、表面に隙間のない部材をベルト材B1に当接させた場合と比較して、ベルト材B1と分離手段36との密着面積が減る。そのため、ベルト材B1が粘着性を有する場合でも、ベルト材B1が分離手段36に吸着され、離れなくなるおそれが無い。
上記のベルト材B1の貼り付け装置において、移送手段37は第2のタイミングベルト33の周回方向に並んだ、分割された多数のマグネット35を有している。そのため、1つのマグネット35が破損した場合、移送手段37全体を取り替えなくても、破損したマグネット35のみを交換すれば良い。
上記のベルト材B1の貼り付け装置において、移送手段37は、ベルト材B1の左右2箇所に当接するように設けられているため、ベルト材B1を左右方向に張った状態で移送することができる。さらに、分離手段36は、ベルト材B1の左右2箇所に当接するように設けられているため、ベルト材B1をマグネット35から容易に引き離すことができる。ここで、分離手段36は、移送手段37よりもベルト材B1の幅方向(ベルト材B1の送出方向に直交する方向)外側に設けられており、ベルト材B1の幅方向両端部に当接する。そのため、成型ドラムDの周面上において、分離手段36がベルト材B1の幅方向両端部を押さえることになる。そのため、ベルト材B1が幅方向両端部までずれなく成型ドラムDの周面上に貼り付けられる。また、分離手段36と移送手段37の組(下部機構20)同士のベルト材B1幅方向の間隔が調整可能であるため、上記の装置を用いて様々な大きさのベルト材B1を成型ドラムDに移送し貼り付けることができる。
以上のベルト材B1の貼り付け装置及び貼り付け方法では、コンベアベルト50、パッド32、マグネット35、成型ドラムDの周面が、同じ速さで回転するため、ベルト材B1が成型ドラムDへスムーズに移送され貼り付けられる。また、成型ドラムD上や、移送工程中で、ベルト材B1が波打つおそれが無い。従って、ベルト材B1が、蛇行したり本来の位置からずれたりすることなく、均一なテンションで成型ドラムD上に貼り付けられるため、結果として製品タイヤのユニフォミティが向上する。
(5)実施例
以上に説明した装置を用いて、ベルト材B1の成型ドラムDへの貼り付けに要する時間を調べた。ここで、ベルト材B1の成型ドラムDへの貼り付けに要する時間とは、上記のベルト材貼り付け工程開始から終了までの時間である。また、貼り付けされた状態での蛇行およびずれ(本来あるべき位置からのずれ)の指標として、オフセンター(ドラムDの周面に貼り付けられたベルト材B1の中心線の、ドラムDの周面の中心線に対する右方向へのずれと左方向へのずれの総和を意味する)及び剣先ズレ(ドラムDの周面に貼り付けられたベルト材B1の先端と後端の左右方向のずれを意味する)の量を調べた。また、比較例として、特許文献1の実施形態の装置を用いて、同じ事項について調べた。その結果を表1にまとめる。表1の実施例の数値は、比較例の数値を100とした時の、前記時間や量の割合である。これらの値は小さいほど良い。
Figure 0005810135
表1からわかるように、ベルト材B1の成型ドラムDへの貼り付けに要する時間が、実施例では比較例の41%となり、本願発明の装置及び方法を用いることにより大幅に短くなることが確認できた。また、オフセンターは従来の50%、剣先ズレは従来の67%となり、本願発明の装置および方法を用いることによりベルト材の蛇行およびずれが小さくなることが確認できた。
(6)変更例
上記の実施形態では、成型ドラムへ貼り付ける対象物をベルト材B1としたが、上記の装置を用いれば、ベルト材以外の帯状タイヤ部材であっても、成型ドラムへ貼り付けることができる。特に、成型ドラムへ貼り付ける帯状タイヤ部材が、スチールコード等の磁石に吸着されるコードがゴム材中に埋設された帯状タイヤ部材であれば、上記の装置をそのまま用いることができる。
成型ドラムへ貼り付ける帯状タイヤ部材が、磁石に吸着されない場合、該帯状タイヤ部材はマグネット35に吸着されないため、上記の装置をそのまま用いて帯状タイヤ部材を移送することはできない。しかし、マグネット35の代わりに、別の吸着手段を第2のタイミングベルト33に取り付ければ、該帯状タイヤ部材を移送することができる。別の吸着手段としては、例えば吸盤や吸引手段等が挙げられる。
上記の実施形態の第1のタイミングベルト30や第2のタイミングベルト33の代わりに、他の無端軌道が採用されても良い。他の無端軌道としては、例えばチェーンが挙げられる。ただし、使用に伴って延びない点で、タイミングベルトが望ましい。
第1のタイミングベルト30の代わりに、その外周側表面が直接帯状タイヤ部材に当接する無端軌道を用いても良い。その場合、無端軌道にパッド32を取り付ける必要が無い。
また、第2のタイミングベルト33の代わりに、それ自体が帯状タイヤ部材を吸着できる無端軌道を用いても良い。そのような無端軌道として、例えば、それ自体がマグネットである無端軌道や、表面が粘着性を有する無端軌道が挙げられる。このような無端軌道を用いた場合、無端軌道に別の吸着手段を取り付ける必要が無い。
上記の実施形態では、分離手段が移送手段よりもベルト材B1の幅方向外側に配されているが、分離手段と移送手段の配置はこの逆であっても良い。
また、上記の実施形態では、分離手段と移送手段がベルト材B1の幅方向両側に1つずつ設けられているが、分離手段と移送手段の数はこれに限られない。移送する帯状タイヤ部材の大きさや重さに合わせて、分離手段と移送手段の数を変えれば良い。例えば、ベルト材B1の幅が広い場合は、少なくとも1つの分離手段と少なくとも1つの移送手段とが組となり、この組がベルト材B1の幅方向に3つ以上設けられていても良い。また、分離手段の数と移送手段の数は、必ずしも同数である必要は無い。
帯状タイヤ部材を移送手段から引き離す分離手段としては、上記の実施形態の分離手段36の他、様々なものがあり得る。例えば、成型ドラムの上方に設けられ、その先端が、移送手段とこれに吸着されて送られてくる帯状タイヤ部材との間に入り込んで、移送手段と帯状タイヤ部材を引き離す、板状部材であっても良い。その場合、移送手段から引き離された帯状タイヤ部材は、前記板状部材の成型ドラム側の面で成型ドラムに押し付けられて貼り付けられる。
ただし、分離手段が、移送手段の周回が成型ドラムから離れる方向へ変化する方向変化点より前方で、成型ドラムの頂点の上方又は頂点より前方の位置の上方において帯状タイヤ部材に当接しながら、移送手段の周回方向と同じ方向に周回する部材であれば、容易に移送手段と帯状タイヤ部材を引き離すことができ、望ましい。このような分離手段としては、例えば、成型ドラムの上方に設けられ、移送手段の周回方向に平行な方向に回転する円盤が挙げられる。この円盤は、移送手段の前記方向変化点より前方の上方で、成型ドラムの頂点の上方又は頂点より前方の位置の上方に、その最下点が位置するように設けられ、移送手段に吸着された状態で斜め上方へ移動しようとする帯状タイヤ部材を、該最下点で下へ押すことにより、移送手段から帯状タイヤ部材を引き離す。このような分離手段の周回の速さが、移送手段の周回の速さと同一であれば、帯状タイヤ部材と分離手段とが擦れることがないため、望ましい。
前記円盤が、成型ドラムの頂点の前方の位置の上方に、その最下点が位置するように設けられたものである場合、成型ドラムの頂点の上方にその最下点が位置するように設けられた第2の円盤を設けても良い。そして、第2の円盤をベルト材B1に当接させることによって、ベルト材B1を成型ドラムの周面に貼り付けるように、設ける。
上記の実施形態では、ベルト材B1の送り出し装置として供給コンベア5が用いられるが、ベルト材B1等の帯状タイヤ部材の送り出し装置はこれに限られない。ベルト材B1を成型ドラムの方向へ送出可能な装置等であれば良い。
上記の実施形態では、成型ドラムDがマグネットを有し、ベルト材B1を磁力によってその周面に固定するが、成型ドラムはマグネットを有していなくても良い。しかし、ベルト材B1を成型ドラムの周面にしっかり固定するためには、成型ドラムが、ベルト材B1を固定するための何らかの手段を有していることが望ましい。例えば、成型ドラムの周面に複数の孔が開けられるとともに、成型ドラム内方への吸引手段が設けられ、前記孔から吸引することにより、ベルト材B1を成型ドラムの周面に固定しても良い。
B1…ベルト材、D…成型ドラム、1…移動支持台、2…軌道、3…昇降手段、5…供給コンベア、7…スクレーパ、10…移送貼り付け装置、11…上面、12…上部機構、13…上板、14…側板、15…ねじ軸、16…サーボモータ、20…下部機構、21…螺合部材、22…上板、23…側板、24a〜f…軸、24pa〜pf…プーリ、25a…駆動軸、25pa…プーリ、25b…従動軸、25pb…プーリ、26…サーボモータ、27…ベルト、30…第1のタイミングベルト、31…ピース、31a…鉤状部分、32…パッド、33…第2のタイミングベルト、34…ピース、35…マグネット、36…分離手段、37…移送手段、50…コンベアベルト、51…プーリ、105…供給コンベア、110…ハンド装置、132…押さえ板

Claims (11)

  1. 帯状タイヤ部材を成型ドラム上に貼り付ける帯状タイヤ部材貼付け装置であって、
    前記成型ドラムに対向する位置に配置され、前記帯状タイヤ部材が送出可能に配置される送り出し装置と、前記帯状タイヤ部材を前記送り出し装置側から前記成型ドラム側に移送して成型ドラム上に貼り付ける移送貼り付け装置とを備え、
    前記移送貼り付け装置は、前記送り出し装置の送出動作に合わせて前記送り出し装置側と前記成型ドラム側との間で周回して、前記送り出し装置側で吸着した前記帯状タイヤ部材を前記成型ドラム側に移送する移送手段と、
    移送された前記帯状タイヤ部材を、前記成型ドラム側で前記移送手段から引き離すとともに、前記成型ドラム上に貼り付ける分離手段とを備え、
    前記移送手段が、前記成型ドラムの頂点の上方又は頂点より前記帯状タイヤ部材の進行方向後方の位置の上方を方向変化点として前記成型ドラムから離れる方向へ周回するように設けられ、
    前記分離手段が、前記移送手段と並行して周回する部材であり、前記方向変化点より前記帯状タイヤ部材の進行方向前方で、前記帯状タイヤ部材に当接することによって、前記移送手段から前記帯状タイヤ部材を引き離すとともに、
    前記成型ドラムの頂点の上方において前記帯状タイヤ部材に当接して、前記帯状タイヤ部材を前記成型ドラムの頂点との間に挟むことによって、前記帯状タイヤ部材を前記成型ドラム上に貼り付けるように設けられてなることを特徴とする、帯状タイヤ部材の貼付け装置。
  2. 前記分離手段が、前記送り出し装置側と前記成型ドラム側との間で周回する無端軌道と、該無端軌道に、周回方向に沿って並べて設けられたパッドとを備えることを特徴とする、請求項1に記載の帯状タイヤ部材の貼付け装置。
  3. 少なくとも1つの前記移送手段と少なくとも1つの前記分離手段とが組となり、前記帯状タイヤ部材の送出方向に平行に少なくとも2組の前記移送手段と前記分離手段とが設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の帯状タイヤ部材の貼付け装置。
  4. 前記組同士の間隔が調整可能であることを特徴とする、請求項3に記載の帯状タイヤ部材の貼付け装置。
  5. 前記分離手段が、前記移送手段よりも、前記帯状タイヤ部材の送出方向に直交する方向の外側に配置されていることを特徴とする、請求項3又は4に記載の帯状タイヤ部材の貼付け装置。
  6. 前記移送手段が、前記成型ドラム側と前記送り出し装置側との間で周回する無端軌道と、該無端軌道に、周回方向に沿って並べて設けられた吸着手段とを備え、前記吸着手段が前記帯状タイヤ部材を直接吸着可能であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の帯状タイヤ部材の貼付け装置。
  7. 前記送り出し装置が、前記帯状タイヤ部材が載置され、前記移送手段と同じ速さで、前記帯状タイヤ部材を送出する方向に周回するコンベアを有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の帯状タイヤ部材の貼付け装置。
  8. 前記吸着手段がマグネットであり、
    前記帯状タイヤ部材が、スチールコードがゴム材中に埋設された部材であり、前記移送手段は、磁力によって前記帯状タイヤ部材を吸着することを特徴とする、請求項6に記載の帯状タイヤ部材の貼付け装置。
  9. 成型ドラムに対向する位置に配置された帯状タイヤ部材の送り出し装置から、前記成型ドラム上へ、前記帯状タイヤ部材を移送して貼り付ける方法であって、
    前記帯状タイヤ部材を直接吸着可能で前記送り出し装置側と前記成型ドラム側との間で周回する移送手段と、前記移送手段と並行して周回して前記成型ドラム側で前記移送手段から前記帯状タイヤ部材を引き離す分離手段とを備える移送貼り付け装置を用い、
    前記成型ドラムを回転させるとともに前記送り出し装置の送出動作に合わせて前記移送手段を周回させて、前記移送手段に直接吸着された前記帯状タイヤ部材を前記送り出し装置側から前記成型ドラム側に移送するとともに、
    前記移送手段を、前記成型ドラムの頂点又は頂点より前記帯状タイヤ部材の進行方向後方の点を方向変化点として前記成型ドラムから離れる方向へ周回させる一方、前記分離手段を、前記方向変化点より前記帯状タイヤ部材の進行方向前方で、前記帯状タイヤ部材に当接させることによって、前記移送手段から前記帯状タイヤ部材を引き離し、
    前記分離手段を、前記成型ドラムの頂点の上方において前記帯状タイヤ部材に当接させて、前記帯状タイヤ部材を前記成型ドラムの頂点との間に挟むことによって、前記帯状タイヤ部材を回転している前記成型ドラム上に貼り付けていき、前記成型ドラムが一周したときに前記帯状タイヤ部材の先端と後端が前記成型ドラムの周面上で一致するようにする
    ことを特徴とする帯状タイヤ部材の貼付け方法。
  10. 前記送り出し装置が、前記帯状タイヤ部材が載置されるコンベアを有し、前記コンベアが、前記移送手段と同じ速さで、前記帯状タイヤ部材を送出する方向に周回することを特徴とする、請求項に記載の帯状タイヤ部材の貼付け方法。
  11. 前記帯状タイヤ部材が、スチールコードがゴム材中に埋設された部材であり、磁力によって、マグネットを有する前記移送手段に吸着されることを特徴とする、請求項又は10に記載の帯状タイヤ部材の貼付け方法。
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