JP6059583B2 - ゴムストリップの貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、未加硫のゴムストリップを、円筒状のドラムに精度良くかつ安定して搬送して貼り付ける搬送コンベヤを有するゴムストリップの貼付装置に関する。
下記の特許文献1には、図6に示すように、未加硫のゴムストリップGを、タイヤ形成用の剛性中子Aの外表面に貼り付けて生タイヤを形成るための貼付装置Bが提案されている。この貼付装置Bは、搬送ベルトC1aを有する下コンベヤ部C1と、押付けベルトC2aを有する上コンベヤ部C2とからなる搬送コンベヤCを具える。そして、前記搬送ベルトC1aの搬送面(上向き面)と、押付けベルトC2aの押付け面(下向き面)との間でゴムストリップGを挟んで搬送する。
他方、このような貼付装置Bを用いて、剛性中子Aの外側面にゴムストリップGを貼り付けてタイヤのサイドウォール部やビード部を形成する場合、図7(A)に概念的に示すように、剛性中子Aの軸心Aiが、搬送コンベヤCの搬送方向とほぼ平行となるように、剛性中子Aの支持台Kを旋回中心j廻りで大きく旋回させる必要がある。
しかし、前記搬送コンベヤCが直線状のコンベアの場合には、搬送コンベヤCが支持台Kの一部(例えば剛性中子Aの回転軸の支持部分及び駆動部分など。)と接触してしまい、搬送コンベヤCの先端を、剛性中子Aの軸心Ai側に十分近づけることができなくなる。即ち、ビード部の形成などができなくなるという問題がある。
そこで本発明者は、図7(B)に示すように、搬送コンベヤCを、その前端側を下方に折り曲げた逆V字形状に形成することを提案した。この場合には、支持台Kとの接触を避けることが可能となる。しかしその反面、屈曲部分Eにおいて、搬送ベルトC1aと押付けベルトC2a(図7(A)、(B)では押付けベルトC2aは図示されていない。)との接触圧が大となり、ゴムストリップGが搬送ベルトC1aに過度に密着する傾向となる。その結果、ゴムストリップGのゴムの材質、温度などによっては、ゴムストリップGが搬送ベルトC1aから剥がれにくくなり、剛性中子Aに受け渡す際にゴムストリップGに変形を招くという問題を生じる。又巻き始めの時には、ゴムストリップGの先端が搬送ベルトC1aから剥がれずに、そのまま戻ってしまうという問題も生じる。
特開2012−166516号公報
そこで本発明は、押付けベルトによる搬送ベルトへの押し付け力を、搬送コンベヤの屈曲部において調整でき、ゴムストリップをドラムに受け渡す際のゴムストリップの変形、及び巻き始めの際のゴムストリップ先端の剥離不良などを抑制しうるゴムストリップの貼付装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、未加硫のゴムストリップを、円筒状のドラムに搬送して貼り付ける搬送コンベヤを具えるゴムストリップの貼付装置であって、
前記搬送コンベヤは、複数の下案内ローラを含む下ガイドによって周回可能に案内されかつ上向き面を搬送面とした搬送ベルトを有する下コンベヤ部と、複数の上案内ローラを含む上ガイドによって周回可能に案内されかつ下向き面を押付け面とした押付けベルトを有する上コンベヤ部とを具え、かつ前記押付け面と搬送面との間で前記ゴムストリップを挟んで搬送するとともに、
前記搬送面は、後方側の下案内ローラから前方にのびる第1の搬送面部と、この第1の搬送面部に屈曲面部を介して連なり下方側に折れ曲がるとともに最前方側の下案内ローラまでのびる第2の搬送面部とを有する逆V字形状の屈曲搬送面部を含み、
かつ前記押付け面は、前記屈曲面部よりも後方側の上案内ローラと、屈曲面部よりも前方側の上案内ローラとの間に跨って支持されるとともに、
前記搬送コンベヤに、前記上コンベヤ部又は上コンベヤ部のうちの前記屈曲面部の近傍に配置される上案内ローラを上下に昇降移動させる移動手段を設け、この移動手段による前記上コンベヤ部又は上コンベヤ部のうちの前記屈曲面部の近傍に配置される上案内ローラの昇降移動によって、前記押付け面の前記屈曲面部への押付け力を調整可能としたことを特徴としている。
また請求項2では、前記移動手段は、前記上コンベヤ部又は上コンベヤ部のうちの前記屈曲面部の近傍に配置される上案内ローラを、前記第1の搬送面部と直角方向に平行移動させることを特徴としている。
また請求項3では、前記搬送コンベヤは、前記下案内ローラに連係し、前記押付けベルトを搬送ベルトと同調して同一速度で駆動させる押付けベルト駆動手段を具えることを特徴としている。
また請求項4では、前記第1の搬送面部と第2の搬送面部との間の屈曲角度αは95〜175°であることを特徴としている。
本発明は叙上の如く、下コンベヤ部の搬送ベルトと、上コンベヤ部の押付けベルトとの間でゴムストリップを挟んでドラムまで搬送している。従って、搬送途中でゴムストリップが巾方向に位置ずれして貼付精度が損なわれるのを防止できる。
又搬送コンベヤは、搬送面が、屈曲面部を介し下方側に折れ曲がる屈曲搬送面部を含んで構成される。従って、前記ドラムが、例えばタイヤ形成用の剛性中子であって、その外側面にゴムストリップを貼り付ける場合にも、搬送コンベヤと剛性中子の支持台との接触を避けることができる。そのため、搬送コンベヤの先端を、剛性中子の軸心側に十分近づけることができ、タイヤのサイドウォール部やビード部を自在に形成することが可能となる。
又搬送コンベヤは、移動手段を具える。この移動手段は、上コンベヤ部、又は上コンベヤ部のうちの前記屈曲面部の近傍に配置される上案内ローラを上下に昇降移動させることができる。これにより、屈曲部における押付け面の搬送面への押付け力を調整しうる。その結果、ゴムストリップが搬送ベルトに過度に密着するのを防止でき、ゴムストリップをドラムに受け渡す際のゴムストリップの変形、及び巻き始めの際の、ゴムストリップ先端の搬送ベルトからの剥離不良などを抑制することができる。
本発明のゴムストリップの貼付装置の一例を示す側面図である。 ドラム及びその支持装置を示す斜視図である。 下コンベヤ部を概念的に示す側面図である。 上コンベヤ部を概念的に示す側面図である。 移動手段の他の例を示す側面図である。 従来の貼付装置の一例を示す部分斜視図である。 (A)は従来の貼付装置を用いてタイヤのサイドウォール部およびビード部を形成する場合を概念的に示す平面図、(B)は搬送コンベヤを屈曲させた場合の効果を概念的に示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1において、本実施形態のゴムストリップの貼付装置1は、未加硫のゴムストリップGを、円筒状のドラムDに搬送して貼り付ける搬送コンベヤ2を具える。
前記ゴムストリップGは、特に限定されないが、例えば厚さ0.5〜4.0mm程度、巾12〜35mm程度の長尺帯状の未加硫のテープ状体であって、本例では、スクリュー式等のゴム押出し装置(図示しない。)によって押出し成形された後、前記搬送コンベヤ2に搬入される。しかし、例えばゴム押出し装置から押出し成形されたゴムストリップGをいったんロール状に巻き取って保管し、その後、この巻取体からゴムストリップGを巻き戻して前記搬送コンベヤ2に搬入させても良い。又低粘着性のゴム組成を含む種々のゴム組成のゴムストリップに適用することができる。
前記ドラムDは、本例では、タイヤ形成用の剛性中子30であって、走行自在な支持台31に支持される。前記剛性中子30は、図2に示すように、中子本体32と、一対の支持軸部33とを具える。前記中子本体32の外表面は、加硫済みタイヤのタイヤ内腔面と略等しい外形形状を有し、その外表面にタイヤ構成部材を順次貼り付けることにより、加硫済みタイヤとほぼ同形の生タイヤを形成する。又前記支持軸部33は、前記中子本体32から、その軸心方向両外側に同心に突出する。
前記支持台31は、前記剛性中子30を水平な軸心30j廻りで回転可能に保持する。本例の支持台31は、軌道34上を移動可能な搬送台35と、前記搬送台35に支持されかつ垂直な旋回軸心J廻りで旋回可能な旋回台36と、前記旋回台36に支持される中子支持台37とを具える。前記中子支持台37は、水平移動台38を介して前記旋回台36に支持される。前記中子支持台37は、前記水平移動台38に立設する支持台本体37Aと、この支持台本体37Aに設けられる連結部37Bとを具える。この連結部37Bは、例えばボールロック機構を有し、剛性中子30の一方の支持軸部33と着脱自在に連結する。なお前記旋回軸心Jは、連結部37Bにより保持された剛性中子30の赤道面30Sが前記軸心30jと交わる中子中心点30Pを通る。
次に、前記貼付装置1は、図1に示すように、ゴムストリップGを搬送して剛性中子30(ドラムD)に貼り付ける前記搬送コンベヤ2と、この搬送コンベヤ2を支持するコンベヤ支持台3とを具える。本例のコンベヤ支持台3は、前記軌道34とは直交するX軸方向に水平移動するコンベヤ移動台3Aと、このコンベヤ移動台3Aから立ち上がる支柱部3Bとを具える。そして、前記支柱部3Bの上端に、前記搬送コンベヤ2を固定している。
前記搬送コンベヤ2は、上向き面を搬送面4Sとした周回可能な搬送ベルト4を有する下コンベヤ部5と、下向き面を押付け面6Sとした周回可能な押付けベルト6を有する上コンベヤ部7とを具える。そして、前記押付け面6Sと搬送面4Sとの間で前記ゴムストリップGを挟んで搬送する。前記搬送ベルト4と押付けベルト6とは、互いに同調して同一速度で駆動される。
図3に示すように、本例の下コンベヤ部5は、前記支柱部3Bの上端に、剛性中子30(ドラムD)に向かってX軸方向にのびるフレーム8を具えるとともに、このフレーム8に、複数の下案内ローラ9を含む下ガイド10が取り付く。そしてこの下ガイド10によって前記搬送ベルト4が周回可能に案内される。本例では、前記下ガイド10が下案内ローラ9のみで形成される場合が示される。
前記下案内ローラ9は、搬送方向最前方側に配される最前方側の下案内ローラ9fと、搬送方向最後方側に配される最後方側の下案内ローラ9rと、その間に配される中間の下案内ローラ9mとを含む。又中間の下案内ローラ9mには、駆動用の下案内ローラ9m1と、後述する屈曲面部11cを形成するための屈曲用の下案内ローラ9m2とが含まれる。
前記搬送ベルト4は、受け取り位置Q1で受け取ったゴムストリップGを、剛性中子30(ドラムD)への受け渡し位置Q2まで搬送方向前方に向かって搬送する往路側ベルト走行部4Fと、前記最前方側の下案内ローラ9fで折り返されて搬送方向後方に向かって走行する帰路側ベルト走行部4Rとから構成される。
前記往路側ベルト走行部4Fの上面が、前記搬送面4Sを構成する。この搬送面4Sは、第1の搬送面部11aと第2の搬送面部11bとを有する逆V字形状に支持される屈曲搬送面部11を含む。本例では、搬送面4S全体が屈曲搬送面部11で形成される場合が示される。しかし搬送面4Sの一部に屈曲搬送面部11が形成されていても良い。
前記第1の搬送面部11aは、後方側の下案内ローラ(本例では最後方側の下案内ローラ9r)から前方に直線状にのびる。又第2の搬送面部11bは、前記第1の搬送面部11aに屈曲面部11cを介して連なり、下方側に折れ曲がるとともに最前方側の下案内ローラ9fまで直線状にのびる。この時の前記第1の搬送面部11aと第2の搬送面部11bとの間の屈曲角度αは、95〜175°の範囲が好ましい。このように、搬送面4Sを逆V字形状に屈曲させることにより、搬送コンベヤ2と剛性中子30の支持台31との接触を避けながら、搬送コンベヤ2の先端を剛性中子30の軸心30j側に十分近づけることが可能となる。
本例では、前記下案内ローラ9f、9rに上面側で外接する接線よりも、前記屈曲用の下案内ローラ9m2が上方側に位置することにより、この下案内ローラ9m2の位置で、前記屈曲面部11cが形成される。なお下案内ローラ9m2に代えて、逆V字状のガイド板を用いることもできる。なお水平線に対する前記第2の搬送面部11bの傾斜角度θは30〜70°の範囲が好ましい。
なお図中の符号12は、第1の搬送面部11a上でゴムストリップGを切断する切断手段であって、この切断手段12として周知の構造のものが採用できる。
次に、上コンベヤ部7は、前記切断手段12よりも搬送方向前方側に配される。又前記搬送コンベヤ2は、移動手段15を具え、本例の移動手段15は、図4に示すように、上コンベヤ部7を上下に昇降移動可能に支持する。
前記移動手段15として、本例ではシリンダ15Aが用いられる。前記シリンダ15Aは、前記フレーム8に支持されるとともに、そのロッド下端に前記上コンベヤ部7が取り付けられる。従って、移動手段15は、そのロッドの伸縮により、前記上コンベヤ部7を、本例では、前記第1の搬送面部11aと直角方向に上下に平行移動させうる。
前記上コンベヤ部7は、前記移動手段15に支持されるサブフレーム16を具える。このサブフレーム16に、複数の上案内ローラ17を含む上ガイド18が取り付き、これによって前記押付けベルト6が周回可能に案内される。本例では、前記上ガイド18が上案内ローラ17のみで形成される場合が示される。
前記上案内ローラ17は、搬送方向最前方側に配される最前方側の上案内ローラ17fと、搬送方向最後方側に配される最後方側の上案内ローラ17rと、その間に配される中間の上案内ローラ17mとを含む。
前記押付けベルト6は、前記往路側ベルト走行部6Fと、帰路側ベルト走行部6Rとからなり、前記往路側ベルト走行部6Fの下面が、前記押付け面6Sを構成する。又前記押付け面6Sは、前記屈曲面部11cよりも後方側の上案内ローラ17(本例では、最後方側の上案内ローラ17r)と、屈曲面部11cよりも前方側の上案内ローラ17(最前方側の上案内ローラ17f)との間に跨って支持される。
従って、同図に一点鎖線で示すように、上コンベヤ部7が上昇し、前記押付け面6Sが搬送面4Sから離間した上限位置PUでは、前記前記押付け面6Sは直線となり、又搬送面4Sへの押付け力は最小値の零0となる。又上限位置PUから下降するにつれ、前記押付け面6Sと搬送面4Sとの接触面積が増加するとともに前記押付け力も増加する。
従って、移動手段15による上コンベヤ部7の昇降移動によって、押付け力を調整することができる。前記調整は、前記シリンダ15Aへの作動空気をオン/オフで切り換える、或いは作動空気の圧力を高、中、低など多段階で切り換えることによって行うことができる。本例では、移動手段15には、圧力を多段階で切り換えるための切り換えバルブが接続される。
又、搬送コンベヤ2には、前記下案内ローラ9に連係し、前記押付けベルト6を搬送ベルト4と同調して同一速度で駆動させる押付けベルト駆動手段20が配される。本例の押付けベルト駆動手段20は、前記フレーム8に取り付くギヤー、プーリ等の鎖車20a、前記鎖車20aと下案内ローラ9の1つとの間に巻装される無端連紐20b、及び前記鎖車20aと最後側の上案内ローラ17rとの間に巻装される無端連紐20cとを含む。
図5に移動手段15の他の例を示す。本例の移動手段15は、前記上コンベヤ部7の上案内ローラ17のうち、前記屈曲面部11cの近傍に配置される上案内ローラ17maのみを上下に昇降移動させる。
具体的には、本例の上コンベヤ部7は、前記フレーム8に固定のサブフレーム16を具えるとともに、このサブフレーム16に、複数の上案内ローラ17を含む上ガイド18が取り付き、これによって前記押付けベルト6が周回可能に案内される。なおサブフレーム16なしで、フレーム8に前記上ガイド18を直接取り付ることもできる。本例では、前記上ガイド18が上案内ローラ17のみで形成される場合が示される。
また前記上案内ローラ17は、搬送方向最前方側に配される最前方側の上案内ローラ17fと、搬送方向最後方側に配される最後方側の上案内ローラ17rと、その間に配される1以上の中間の上案内ローラ17mとを含む。
前記押付けベルト6は、前記往路側ベルト走行部6Fと、帰路側ベルト走行部6Rとからなり、前記往路側ベルト走行部6Fの下面が、前記押付け面6Sを構成する。又前記押付け面6Sは、前記屈曲面部11cよりも後方側の上案内ローラ17(本例では、最後方側の上案内ローラ17r)と、屈曲面部11cよりも前方側の上案内ローラ17(最前方側の上案内ローラ17f)との間に跨って支持される。
又本例の移動手段15は、前記フレーム8又はサブフレーム16に支持されるシリンダ15Bからなる。このシリンダ15Bのロッド下端に、前記屈曲面部11cの近傍に配置される上案内ローラ17maを枢支している。従って、移動手段15のロッドの伸縮により、前記上案内ローラ17maを昇降させうる。この上案内ローラ17maとしては、帰路側ベルト走行部6Rを案内する上案内ローラ17のうちで、最も屈曲面部11cの近傍に配置されるローラであるのが好ましい。
そして前記上案内ローラ17maの昇降によって押付けベルト6のテンション力の強弱を調整でき、前記押付け面6Sの前記屈曲面部11cへの押付け力を調整しうる。本例の場合、上案内ローラ17maの上昇によって押付けベルト6を緊張させ押付け力を高め、逆に下降によって押付けベルト6を弛緩させて、押付け力を減少させうる。
なお上コンベヤ部7全体を昇降させる実施形態(図4)を第1実施形態、上案内ローラ17maのみを昇降させる実施形態を第2実施形態(図5)としたとき、前記第2実施形態は、下記の(ア)、(イ)の場合に適用するのが好ましい。
(ア)ゴムストリップGの粘着性が非常に強く、ゴムストリップGの搬送面4Sへの押し付け力を0にする必要がある場合:
(イ)前記搬送面4Sの屈曲角度αが例えば95〜145°の範囲と小さく、移動手段15(シリンダ15A)のストロークが大きく必要となり、そのため装置1の大型化を招くような場合;
に適用するのが好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 ゴムストリップの貼付装置
2 搬送コンベヤ
4 搬送ベルト
4S 搬送面
5 下コンベヤ部
6 押付けベルト
6S 押付け面
7 上コンベヤ部
9 下案内ローラ
10 下ガイド
11 屈曲搬送面部
11a 第1の搬送面部
11b 第2の搬送面部
11c 屈曲面部
15 移動手段
17 上案内ローラ
18 上ガイド
20 押付けベルト駆動手段
D ドラム
G ゴムストリップ

Claims (4)

  1. 未加硫のゴムストリップを、円筒状のドラムに搬送して貼り付ける搬送コンベヤを具えるゴムストリップの貼付装置であって、
    前記搬送コンベヤは、複数の下案内ローラを含む下ガイドによって周回可能に案内されかつ上向き面を搬送面とした搬送ベルトを有する下コンベヤ部と、複数の上案内ローラを含む上ガイドによって周回可能に案内されかつ下向き面を押付け面とした押付けベルトを有する上コンベヤ部とを具え、かつ前記押付け面と搬送面との間で前記ゴムストリップを挟んで搬送するとともに、
    前記搬送面は、後方側の下案内ローラから前方にのびる第1の搬送面部と、この第1の搬送面部に屈曲面部を介して連なり下方側に折れ曲がるとともに最前方側の下案内ローラまでのびる第2の搬送面部とを有する逆V字形状の屈曲搬送面部を含み、
    かつ前記押付け面は、前記屈曲面部よりも後方側の上案内ローラと、屈曲面部よりも前方側の上案内ローラとの間に跨って支持されるとともに、
    前記搬送コンベヤに、前記上コンベヤ部又は上コンベヤ部のうちの前記屈曲面部の近傍に配置される上案内ローラを上下に昇降移動させる移動手段を設け、この移動手段による前記上コンベヤ部又は上コンベヤ部のうちの前記屈曲面部の近傍に配置される上案内ローラの昇降移動によって、前記押付け面の前記屈曲面部への押付け力を調整可能としたことを特徴とするゴムストリップの貼付装置。
  2. 前記移動手段は、前記上コンベヤ部又は上コンベヤ部のうちの前記屈曲面部の近傍に配置される上案内ローラを、前記第1の搬送面部と直角方向に平行移動させることを特徴とする請求項1記載のゴムストリップの貼付装置。
  3. 前記搬送コンベヤは、前記下案内ローラに連係し、前記押付けベルトを搬送ベルトと同調して同一速度で駆動させる押付けベルト駆動手段を具えることを特徴とする請求項1又は2記載のゴムストリップの貼付装置。
  4. 前記第1の搬送面部と第2の搬送面部との間の屈曲角度αは95〜175°であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のゴムストリップの貼付装置。
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