JP3572008B2 - ゴムストリップの移載成形方法及びその装置 - Google Patents

ゴムストリップの移載成形方法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローラヘッドから押し出される薄いゴムストリップの前端部分を、無端テープの一面に保持して搬送する搬送装置の前記無端テープに、確実かつ簡便に移載でき、動作の信頼性を高め、ゴムストリッブによるゴム製品の成形効率を向上しうる移載成形方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、特開2000−246812号公報において、未加硫の薄いゴムストリップを、周方向に螺旋状に巻回することによって、所望の仕上げ断面形状のゴム製品を成形ドラム上で直接形成するゴム成形装置を提案している。
【0003】
このものは、複数のローラにより周回移動可能に案内される非伸長性の無端テープを有する搬送装置を具え、この無端テープの一面でゴムストリップを粘着保持させることにより、該ゴムストリップをローラヘッドから成形ドラムまで、変形や伸びを発生させることなく高精度で安定して搬送している。
【0004】
そして、この搬送装置では、図9に略示するように、押出し開始時において、ローラヘッドaから押出されたゴムストリップpの前端部分paを搬送装置cに移載するために、ローラヘッドaの下のカレンダロールa1に対して近離移動でき、近接することにより押出されたゴムストリップpを前記無端テープbに押し当て乗り移らせる引取り用のローラdを用いている。なお図中の符号eは、フレームfに固着し前記引取り用のローラdを近離移動させるシリンダである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
又この移載を達成するためには、前記ローラヘッドaからのゴムストリップpを、上のカレンダロールa2に付着させることなく、下のカレンダロールa1に付着させることが不可欠となる。
【0006】
そのために、従来、下のカレンダロールa1の表面に溝を形成して表面積を増加させたり、上下のカレンダロールa2、a1の表面温度に差を付けたり、又下のカレンダロールa1にクロムメッキを施す等の手段が施されている。
【0007】
しかしながら、下のカレンダロールa1への付着力が増加しすぎると、今度は、ゴムストリップpが無端テープbに移載できずに下のカレンダロールa1に巻き付いてしまうという問題が生じる。このことから、ゴムストリップpを無端テープbに移載させるためには、付着力が、「上のカレンダロールa2 < 下のカレンダロールa1 < 無端テープb」の関係となるような、適正なものを実現させる必要があるが、前記付着力は、ゴムストリップ自体のゴム組成や断面形状自体によっても変化するため、この付着力を適正にコントロールするのは困難であり、前記移載を安定して行うことは非常に難しい問題であった。
【0008】
そこで本発明は、押出し開始時において、ゴムストリップの前端部分の厚さを仕上げ厚さよりも増加せしめ、その剛性を高めて曲がり難くすることを基本として、前記前端部分の上下のカレンダロールへの付着を阻止するとともに、その後の自重の増加によってこの前端部分を下のカレンダロール側に移行させることが可能となり、ゴム組成や断面形状が異なる種々のゴムストリップに対しても、ローラヘッドから無端テープに確実に移載させることができ、動作の信頼性を高め、ゴム製品の成形効率(生産効率)を向上しうる移載成形方法及びその装置の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、ゴムストリップの移載成形方法であって、ゴム押出機本体から押し出されたゴムストリップを、このゴム押出機本体の押出口に配され該ゴムストリップを仕上げ厚さとする上下のカレンダロールからなるローラヘッドに通すに先立ち、上のカレンダロールを持ち上げ、下のカレンダロールとの間の間隙をゴムストリップの前記仕上げ厚さよりも大とするとともに、
前記ゴムストリップの前端部分がローラヘッドを通過したのち上のカレンダロールを下降し前記仕上げ厚さに設定するとともに、
前記ゴムストリップの前端部分を、前記ローラヘッドに近離し該ローラヘッドからのゴムストリップを非伸張性の無端テープを介して受け取る引取りローラを有するストリップ搬送装置の移載手段に移載してこのゴムストリップを搬送したのち、成形装置の成形ドラムにより該ゴムストリップをゴム製品に成形することを特徴としている。
【0010】
また請求項2の発明では、前記ゴムストリップは、前記成形に先立ち、ストリップ搬送装置において貯留されることを特徴としている。
【0011】
また請求項3の発明では、前記ゴムストリップは、仕上げ巾を検査されるとともに、前記仕上げ巾を充足しないゴムストリップはその充足しない領域で切断され、ストリップ搬送装置から、前記成形ドラムで巻回されることなく、該成形ドラムを越えて排出されることを特徴としている。
【0012】
また請求項4の発明は、ゴムストリップの移載成形装置であって、ゴムストリップを押出すゴム押出機本体と、このゴム押出機本体の押出口に配され押出されたゴムストリップを調厚する上下のカレンダロールからなるローラヘッドとからなるストリップ押出し装置、
複数のローラにより周回移動可能に案内され前記ゴムストリップを一面で保持して成形装置の成形ドラムまで搬送しうる非伸長性の無端テープを有するストリップ搬送装置、
及び該ストリップ搬送装置により搬送されるゴムストリップを取出しかつ巻回してゴム製品を成形する成形ドラムを有する成形装置からなり、
前記ストリップ搬送装置は、前記ストリップ押出し装置のローラヘッドの下のカレンダロールに近離し、近接することにより前記ローラヘッドからのゴムストリップを前記無端テープを介して受け取る引取り用のローラを有する移載手段を具える一方、
前記引取り用のローラを無端テープを介して前記下のカレンダロールに近づけた近接状態において前記上のカレンダロールを持ち上げ、下のカレンダロールとの間の間隙をゴムストリップの仕上げ厚さよりも大とするとともに、前記ゴムストリップ押出装置により押出されたゴムストリップの前端部分が前記ローラヘッドを通過したのちに前記上のカレンダロールを下げてゴムストリップを仕上げ厚さに調厚する制御手段を具え、
前記引取り用のローラは、前記前端部分が前記下のカレンダロールとの間を通過する際に前記無端テープに乗り移らせ移載することを特徴としている。
【0013】
また請求項5の発明では、前記ストリップ搬送装置は、前記ゴムストリップの仕上げ巾を検査する検査手段を有し、かつ規定値以外のゴムストリップは、ストリップ搬送装置から、成形ドラムで巻回されることなく、該成形ドラムを越えて排出されることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。
図1は、第1発明のゴムストリップの移載成形方法を実施しうるゴムストリップの移載成形装置を示す側面図である。
【0015】
図1において、ゴムストリップの移載成形装置1(以下に移載成形装置1という)は、未加硫ゴムからなる長尺のゴムストリップPを押出し成形するストリップ押出し装置3と、押出された前記ゴムストリップPを無端テープ4の一面に保持して一体に搬送するストリップ搬送装置2と、該ストリップ搬送装置2からのゴムストリッブPを取出しかつ巻回することによりゴム製品を成形する成形ドラム5を有する成形装置6とから構成される。
【0016】
なお本願においては、ゴム製品として特に規制されないが、本例では、前記移載成形装置1が生タイヤ製造ラインに組み込まれ、ゴムストリップPを螺旋状に巻回することによって成形ドラム5上で、例えばインナーライナゴム、サイドウォールゴム、チェーファゴム、ブレーカクッション及びトレッドゴム等のタイヤ構成部材(ゴム製品に相当)を形成する場合を例示する。
【0017】
前記ストリップ押出し装置3は、図1に示す如く、スクリュー(図示しない)を有するゴム押出機本体9と、このゴム押出機本体9の押出口に配される上下のカレンダロール10U、10Lを有するローラヘッド10とを具え、スクリュー回転により混練りされかつ押出口から押出されるゴムストリップPを、カレンダロール10U、10L間で所望の仕上げ厚さT0に調圧する。
【0018】
なおゴムストリップPは、本例の如きタイヤ構成部材を形成するためには、図8に示すように、その仕上げ厚さT0が例えば0.2〜2.0mmの範囲、仕上げ巾W0が例えば10〜50mmの範囲のものを使用するのが望ましいが、これ以外にも、形成するゴム製品の形状サイズなどに応じて適宜設定できる。
【0019】
前記ゴム押出機本体9としては、図2に示すように、所謂ダイプレート7を有する押出しヘッド8を前端に設けた周知構造のものが好適に使用でき、前記ダイプレート7がなす前記押出口7Aから、予成形されたゴムストリップPを連続して吐出する。
【0020】
又前記ローラヘッド10は、ヘッド本体11によって両端部が枢支される上下のカレンダロール10U、10Lを有し、下のカレンダロール10Lは、従来と同様、例えば、その上縁が前記押出口7Aとほぼ同高さとなる固定位置で支持される。これに対して、上のカレンダロール10Uは、下のカレンダロール10Lとの間の間隙Dが、ゴムストリップPの前記仕上げ厚さT0となる下位置KLと、前記間隔Dがこの仕上げ厚さT0よりも大となる上位置KUとの二位置で位置替え可能に、位置替え手段12を介して支持される。なお厳密には、前記間隙Dと、これによって押出されるゴム厚さTとは一致しないが、本願では、実質的に同じとして取り扱っている。従って、厳密にいえば、前記下位置KLは、ゴムストリップPが仕上げ厚さT0となるローラ位置であり、上位置KUとは、ゴムストリップPが仕上げ厚さT0より大の厚さT1となるローラ位置である。
【0021】
なお前記厚さT1は、前記仕上げ厚さT0より大、かつ前記ゴム押出機本体9により予成形されたゴムストリップPの厚さT2以下であり、差T1−T0を1.0〜2.0mmの範囲、さらには約1.5mmに設定するのが好ましい。
【0022】
又前記位置替え手段12は、本例では、前記ヘッド本体11に取付け金具13を介して取り付くシリンダーからなり、そのロッド12Aの下端には、前記上のカレンダロール10Uの軸受け箱14が支持される。従って、前記ロッドの伸縮動によって、上のカレンダロール10Uは前記二位置KU、KLを交互に位置替えしうる。
【0023】
次に、前記記ストリップ搬送装置2は、本例では、図1に示すように、複数のローラRにより周回移動可能に案内される非伸長性の無端テープ4を有し、この無端テープ4の一面にゴムストリップPを保持させることにより、該ゴムストリップPを前記ストリップ押出し装置3から成形ドラム5まで搬送する。
【0024】
この「保持」には、ゴムストリップ自体が有するゴム粘着性が利用される。従って、前記無端テープ4としては、本例の如く、ポリエステル繊維からなる非伸張性の補強用芯材の周囲を、未加硫ゴムとの粘着性に優れる合成樹脂(例えばポリウレタン樹脂等)で被覆したものが好適に採用される。
【0025】
又前記ストリップ搬送装置2は、前記ローラヘッド10からのゴムストリップPを前記無端テープ4に受け取る移載手段15と、前記無端テープ4を折り返すことによりゴムストリップPを貯留させるアキュムレータ手段30と、ゴムストリップPを成形ドラム5に供給してゴム製品(タイヤ構成部材)を形成する供給手段31とを具えている。
【0026】
ここで、前記移載手段15は、図3に示すように、前記下のカレンダロール10Lに対して近離可能に支持され、近接することにより前記ローラヘッド10からのゴムストリップPを前記無端テープ4を介して受け取る引取り用のローラRaを具える。なお、この引取り用のローラRaには、前記無端テープ4が、下のカレンダロール10Lとの間を通って上から下に巻装される。
【0027】
詳しくは、前記移載手段15は、本例では、架台16(図1に示し図3では省略している)の例えば側面に支持される第1のシリンダ17と、そのロッド17A先端に固定される取付台19と、該取付台19に設けた枢着点J1で一端部が枢支されこの枢着点J1廻りで上下に傾動自在なアーム20とを具え、このアーム20の他端部には、前記引取り用のローラRaを枢支している。なお前記取付台19には、第2のシリンダ21が取り付き、そのロッド21Aはリンクを介して前記アーム20に連係する。なお符号22は、第1のシリンダ17に内蔵されたガイド軸である。
【0028】
従って、第1、第2のシリンダ17、21を順次伸張することにより、前記引取り用のローラRaを、無端テープ4を介して下のカレンダロール10Lに近接できる。ここで、「近接」とは、前記無端テープ4と下のカレンダロール10Lとの間の距離が、ゴムストリップPの厚さより小となる位置まで接近する状態を意味し、本例の如く、前記距離がゼロ(0)、すなわち無端テープ4と下のカレンダロール10Lとが当接する状態を含む。
【0029】
そして、この近接状態において、ゴムストリップPの前端部分PAが無端テープ4と下のカレンダロール10Lとの間を通過することにより、この前端部分PAが無端テープ4に粘着され移載される。
【0030】
このとき、前記移載を安定かつ確実に行うために、制御手段23が作動する。この制御手段23は、図4(A)に示すように、前記位置替え手段12を作動し、前記上のカレンダロール10Uを上位置KUまで持ち上げ、下のカレンダロール10Lとの間の間隙を前記仕上げ厚さT0よりも大に設定する。
【0031】
これによって、ゴムストリップPの前端部分PAでは、厚さがT1に増加するとともに巾がW1(図8に示す)に減少する。その結果、この前端部分PAの剛性が増し曲がり難くなるため、上下のカレンダロール10U、10Lへの付着を阻止することができる。
【0032】
又前端部分PAが前記ローラヘッド10を通過したのちに、図4(B)に示すように、前記制御手段23によって、位置替え手段12を逆に作動せしめ、前記上のカレンダロール10Uを前記下位置KLまで押し下げる。これによって、ゴムストリップPを仕上げ厚さT0に調厚する。このとき、ゴム厚さがT1からT0に減少するため、この減少部分での剛性が弱まる。その結果、前端部分PAは、その自重によって下のカレンダロール10L上に倒れ込み、しかる後、この下のカレンダロール10Lと無端テープ4との間を通過する際、無端テープ4との付着力によって該無端テープ4に移載される。なお、前記通過の際、ゴムストリップPの厚みによって前記ロッド17A及び/又はロッド21Aが後退できるように、そのシリンダ圧は設定されている。
【0033】
このように、前端部分PAの剛性を利用して、上下のカレンダロール10U、10Lからの剥離を行っているため、下のカレンダロール10Lのゴムに対する付着力を極力減じることが可能になる。その結果、ゴム組成や断面形状が異なる種々のゴムストリップPに対して、ローラヘッド10から無端テープ4に確実に移載させることができ、動作の信頼性を高め、ゴム製品の成形効率(生産効率)を大巾に向上できる。
【0034】
ここで、前記ゴムストリップPにおける厚さの差T1−T0は、前述の如く1.0〜2.0mmの範囲であるのが好ましく、1.0mmでは、剛性不足となって、上下のカレンダロール10U、10Lからの剥離性を損ねる傾向となる。逆に2.0mmをこえると、ストリップ搬送装置2における搬送途中において、この前端部分PAが無端テープ4から剥がれる等の不具合が発生する恐れが生じる。
【0035】
又前記制御手段23による、前記上位置KUから下位置KLへの位置替えは、前端部分PAのローラヘッド10からの通過長さLA(図4(A)に示す)が、下のカレンダロール10Lの周長の1/4倍以下の時に行うのが好ましい。これは1/4倍をこえると、前端部分PAが自重によって倒れ込む際、その先端が下のカレンダロール10Lから浮いてしまうという不都合があるからである。なお、前記通過長さLAが小さいと、自重による倒れ込みが起こりにくくなり、従って、通過長さLAを、1/5〜1/4倍の範囲とするのがより好ましい。
【0036】
次に、前記アキュムレータ手段30は、図5に略示するように、無端テープ4がストリップ押出し装置3側から成形ドラム5側に向かって走行する往路用アキュムレータ部30Aと、無端テープ4が成形ドラム5側から帰還する帰路用アキュムレータ部30Bとから形成される。なお本例では、前記往路用アキュムレータ部30Aが、帰路用アキュムレータ部30Bの上方側に配された好ましい場合を例示している。
【0037】
このうち、前記往路用アキュムレータ部30Aは、上方位置で横一列に配列する往路用の上の案内ローラR1Uと、その下方位置で横一列に配列する往路用の下の案内ローラR1Lとを具え、前記無端テープ4は、この上下の案内ローラR1U、R1L間を交互に折り返しながらジグザグ状に巻装される。又前記帰路用アキュムレータ部30Bも同様に、上方位置で横一列に配列する帰路用の上の案内ローラR2Uと、その下方位置で横一列に配列する帰路用の下の案内ローラR2Lとを具え、前記無端テープ4は、この上下の案内ローラR2U、R2L間を交互に折り返しながらジグザグ状に巻装される。
【0038】
なお、往路用及び帰路用の各上の案内ローラR1U、R2Uは、夫々フレーム33に固定の水平な固定枠34A、34Bに枢着される。又往路用及び帰路用の各下の案内ローラR1L、R2Lは、夫々フレーム33に昇降自在に案内される水平な昇降枠35A、35Bに枢支される。符号36は、各昇降枠35A、35Bを上下にかつ水平に案内するガイド軸であり、各昇降枠35A、35Bは、本例では、その自重によって下方に付勢され、無端テープ4を張設する。なお自重に加え、重りやバネを用いても良い。
【0039】
ここで、ストリップ搬送装置2では、図1に示すように、無端テープ4をストリップ押出し装置3と同期して連続的に駆動する第1の電動機M1と、前記成形ドラム5と同期して間欠的に駆動する第2の電動機M2とを具える。なお、前記第1の電動機M1は、前記架台16に取り付き、前記引取り用のローラRaの下流側(テープ周回方向Fの下流側)に配される第1の駆動用ローラRbに連結する。又前記第2の電動機M2は、前記供給手段31の移動体40に取り付き、貼付け用のローラRcの下流側に配される第2の駆動用ローラRdに連結する。
【0040】
ここで、前記第1の駆動用ローラRbは、一般的には、ストリップ押出し装置3と同期してその押出速度V0と等しい搬送速度V1で、無端テープ4を連続的に駆動する。しかしながら、ゴムストリップPを成形ドラム5に巻付けることによって形成されたゴム製品は、ゴム自身が有する収縮力によって成形ドラム5から取出した際、変形(縮み)が発生し、その後の成形において不都合が生じる場合が多い。従って、本例では、搬送速度V1を押出速度V0の0.8倍以上〜1.0倍未満の範囲で相違させ、ローラヘッド10と離間した部分Kで、ゴムストリップP自身が有する収縮力を予め緩和せしめることによって、成形ドラム5から取出した際のゴム製品の変形を抑えている。
【0041】
又前記第2の駆動用ローラRdは、通常、成形ドラム5と同期してその周速度Vfと等しい速度V2(>V1)で断続的に駆動されるが、ゴム組成によっては、例えば速度V2を、成形ドラム5の周速度Vfの−2%〜+3%程度の範囲で違える場合もある。
【0042】
前記成形ドラム5の停止中においては、帰路用アキュムレータ部30Bで貯留する無端テープ4が、順次、第1の駆動用ローラRbの回転によって速度V1で取出され、ゴムストリップPが貼着された後、往路用アキュムレータ部30Aに送られる。なお送られたゴムストリップ付きの無端テープ4は、往路用アキュムレータ部30Aに自動的に蓄えられる。
【0043】
他方、成形ドラム5の運転中においては、往路用アキュムレータ部30Aに蓄えられたゴムストリップ付きの無端テープ4が、第2の駆動用ローラRdの回転によって取出され、ゴムストリップPを速度V2で成形ドラム5に供給するとともに、無端テープ4のみが帰路用アキュムレータ部30Bに返還される。
【0044】
なお成形装置6及びその成形ドラム5として従来的な構造のものが好適に使用できる。
【0045】
次に、前記供給手段31は、図6に拡大して示すように、本例では、架台41に、移動手段42を介してドラム軸方向に移動可能な移動体40を具えるとともに、この移動体40に、前記貼り付けローラRc及び第2の駆動用ローラRdを含むローラRを枢支している。
【0046】
なお前記移動手段42は、本例では、架台41上に配される、例えばドラム軸方向の一対のレール43と、このレール43と平行に両端支持されるネジ軸44とを含むとともに、前記移動体40に配されかつ前記レール43に案内される直線軸受け45と、前記ネジ軸44に螺合するナット部46とを含み、又該ネジ軸44には移動用電動機(図示しない)が連結する。
【0047】
従って、移動用電動機の作動によって、前記移動体40を所定の移動速度かつ所定の距離をドラム軸方向に移動できる。なお移動手段42としては、本例の如くボールネジ機構以外にも、ピニヨン・ラック機構など周知の種々の機構が採用できる。
【0048】
又前記移動体40は、本例では、前記移動手段42に連係しかつ前記第2の電動機M2が取付く主部40Aと、この主部40Aに一端が固着するとともに、他端に前記貼着ローラRcを取り付けた副部40Bとを具える場合を例示する。この副部40Bは、本例では、バネ鋼材などの弾性板体からなり、固着点J2を支点として厚さ方向に上下に弾性変形しうる。従って、この副部40Bは、前記第2の電動機M2の作動による無端テープ4への張力により、固着点J2廻りで下方に引っぱられる。そして、弾性変形することによって、前記貼着ローラRcは、成形ドラム5に圧接し、これによってゴムストリップPを成形ドラム5に自動的に案内かつ貼付けすることができる。なお副部40Bとして、弾性板体に代え、前記点j2で上下に傾動可能に支持するアーム体を用いることもできる。
【0049】
又前記供給手段31では、前記貼着ローラRcが小径に設定されることにより、ゴムストリップPは、自らの剛性によって折り返されずに無端テープ4から自然剥離し、成形ドラム5に供給される。
【0050】
又前記供給手段31では、前記貼着ローラRcよりも上流側に、搬送するゴムストリップPを移動状態で切断する切断手段47を設けている。
【0051】
この切断手段47は、図7(A)、(B)に示すように、ゴムストリップPを上面に貼着した無端テープ4の下面を受ける無端テープ受け台49と、ゴムストリップPを切断するカッター刃50とを具える。前記無端テープ受け台49は、例えばシリンダ51などの昇降具のロッド端に保持され、切断の際に所定高さまで上昇し停止する。またカッター刃50は、駆動機52により、本例ではゴムストリップPの搬送速度と略同速度かつ同方向に一回転し、このゴムストリップPのみを移動状態のまま切断できる。従って、成形ドラム5を回転させたままの状態で成形ドラム5上の複数の位置に、ゴムストリップPを断続して巻き付けることができる。
【0052】
又本例では、前記ストリップ搬送装置2は、前記ゴムストリップPの断面形状を検査する検査手段55(図1に示す)を有し、前記前端部分PAを含む規定値以外のゴムストリップPを、前記ストリップ搬送装置2から、成形ドラム5で巻回されることなく、該成形ドラム5を越えて排出する。
【0053】
これは、本発明の移載成形装置1では、押出し開始時、上のカレンダロール10Uが位置替えするため、必然的に、前記前端部分PAでの厚さT1は仕上げ厚さT0より大、かつ巾W1は仕上げ巾W0よりも小に形成されるためである。又前端部分PA近傍においても、寸法が安定化するまでの間、厚さ及び巾は、仕上げ厚さT0及び仕上げ巾W0を充足しない場合がある。従って、少なくとも前端部分PAを含む規定値以外の部分を使用しないために、ゴムストリップPを検査し装置に排出するのである。
【0054】
ここで、前記検査手段55としては、反射型光センサー等の非接触型センサーが好適に使用でき、前記移載手段15とアキュムレータ手段30との間に配される場合が例示されている。なお検査手段55は、前記ゴムストリップPの巾を代表して検査し、規定値かどうか判断している。なお、前記規定値以外の部分は、搬送時、前記切断手段47によって切断され、該成形ドラム5を越えて外側に排出される。
【0055】
このように、ストリップ搬送装置2では、柔らかな未加硫のゴムストリップPを、非伸張性の無端テープ4に直接粘着させこの無端テープ4と一体に搬送している。従って、取扱いが容易でありまた長い距離を、ゴムストリップP自体に伸びや変形等を招くことなく、かつ高速度で搬送することができる。さらには、走行/停止や速度変化など種々な変化に対応した高性能の搬送がコントロール性良く簡易に行うことができる。
【0056】
又搬送の途中で、ゴムストリップPが冷却されるため、ゴム製品の形成後におけるゴムの収縮が抑えられ、従って、成形寸法の安定化も図られる。
【0057】
しかも、長い距離を安定して高精度で搬送しうるため、ストリップ押出し装置3を成形ドラム5から離して設置しうるなど一つの成形ドラム5に対して複数のストリップ押出し装置3を高い自由度を有して配置することが可能となる。従って、生産性の向上や生産ラインの小型化などを達成しながら、複数のゴム成形体で構成されるタイヤなどのゴム製品を高品質を有して製造できる。
【0058】
さらにアキュムレータ手段30を設けることにより、成形ドラム5の周速度とストリップ押出し装置3の押出速度との速度差を吸収できる。すなわち、ゴムストリップPの供給能力が、成形ドラム5の巻付け速度に制限されなくなり、成形制限内に例えばタイヤ1本分のゴムストリップPを供給すれば良くなる。このことは、ストリップ押出し装置3として一段と押出速度が遅い小型のものの採用が可能なことを意味し、生産ラインのさらなる小型化に貢献できる。
【0059】
またアキュムレータ手段30内のゴムストリップPがクッションとなり、若干の成形時間の変動が生じた場合(例えば数十秒間の成型機の停止)でもスムーズな追従ができる。
【0060】
また無端テープ4の採用により、供給手段31における移動体40を小型軽量化できる。従って、限られた成形ドラム5近辺のスペースに、複数の移動体40の配置が可能になり、より多くの複数種類のゴムストリップPの同時巻付けによる成形能率アップが期待できる。また前記移動体40が小型軽量であるため、その移動のコントロールを容易かつ高精度に行いうる。
【0061】
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0062】
【発明の効果】
叙上の如く本発明は、押出し開始時において、ゴムストリップの前端部分の厚さを仕上げ厚さよりも増加せしめ、その剛性を高めて曲がり難くしている。従って、前記前端部分の上下のカレンダロールへの付着を阻止するとともに、その後の自重によってこの前端部分を下のカレンダロール側に移行させることが可能となり、ゴム組成や断面形状が異なる種々のゴムストリップに対しても、ローラヘッドから無端テープに確実に移載させることができ、動作の信頼性を高め、ゴム製品の成形効率(生産効率)を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す移載成形装置の側面図である。
【図2】ローラヘッドを拡大して示す断面図である。
【図3】移載手段を示す側面図である。
【図4】(A)、(B)は、本発明の作用効果を示す線図である。
【図5】アキュムレータを示す側面図である。
【図6】供給手段を示す側面図である。
【図7】(A)、(B)は切断手段を示す側面図及び正面図である。
【図8】ゴムストリップの断面形状を例示する断面図である。
【図9】従来技術を説明する移載手段の略図である。
【符号の説明】
2 ストリップ搬送装置
3 ストリップ押出し装置
4 無端テープ
5 成形ドラム
6 成形装置
7A 押出口
9 ゴム押出機本体
10U、10L 上下のカレンダロール
10 ローラヘッド
7A 押出口
15 移載手段
23 制御手段
55 検査手段
P ゴムストリップ
PA ゴムストリップの前端部分
Ra 引取り用のローラ
T0 仕上げ厚さ

Claims (5)

  1. ゴム押出機本体から押し出されたゴムストリップを、このゴム押出機本体の押出口に配され該ゴムストリップを仕上げ厚さとする上下のカレンダロールからなるローラヘッドに通すに先立ち、上のカレンダロールを持ち上げ、下のカレンダロールとの間の間隙をゴムストリップの前記仕上げ厚さよりも大とするとともに、
    前記ゴムストリップの前端部分がローラヘッドを通過したのち上のカレンダロールを下降し前記仕上げ厚さに設定するとともに、
    前記ゴムストリップの前端部分を、前記ローラヘッドに近離し該ローラヘッドからのゴムストリップを非伸張性の無端テープを介して受け取る引取りローラを有するストリップ搬送装置の移載手段に移載してこのゴムストリップを搬送したのち、成形装置の成形ドラムにより該ゴムストリップをゴム製品に成形することを特徴とするゴムストリップの移載成形方法。
  2. 前記ゴムストリップは、前記成形に先立ち、ストリップ搬送装置において貯留されることを特徴とする請求項1記載のゴムストリップの移載成形方法。
  3. 前記ゴムストリップは、仕上げ巾を検査されるとともに、前記仕上げ巾を充足しないゴムストリップはその充足しない領域で切断され、ストリップ搬送装置から、前記成形ドラムで巻回されることなく、該成形ドラムを越えて排出されることを特徴とする請求項1又は2記載のゴムストリップの移載成形方法。
  4. ゴムストリップを押出すゴム押出機本体と、このゴム押出機本体の押出口に配され押出されたゴムストリップを調厚する上下のカレンダロールからなるローラヘッドとからなるストリップ押出し装置、
    複数のローラにより周回移動可能に案内され前記ゴムストリップを一面で保持して成形装置の成形ドラムまで搬送しうる非伸長性の無端テープを有するストリップ搬送装置、
    及び該ストリップ搬送装置により搬送されるゴムストリップを取出しかつ巻回してゴム製品を成形する成形ドラムを有する成形装置からなり、
    前記ストリップ搬送装置は、前記ストリップ押出し装置のローラヘッドの下のカレンダロールに近離し、近接することにより前記ローラヘッドからのゴムストリップを前記無端テープを介して受け取る引取り用のローラを有する移載手段を具える一方、
    前記引取り用のローラを無端テープを介して前記下のカレンダロールに近づけた近接状態において前記上のカレンダロールを持ち上げ、下のカレンダロールとの間の間隙をゴムストリップの仕上げ厚さよりも大とするとともに、前記ゴムストリップ押出装置により押出されたゴムストリップの前端部分が前記ローラヘッドを通過したのちに前記上のカレンダロールを下げてゴムストリップを仕上げ厚さに調厚する制御手段を具え、
    前記引取り用のローラは、前記前端部分が前記下のカレンダロールとの間を通過する際に前記無端テープに乗り移らせ移載することを特徴とするゴムストリップの移載成形装置。
  5. 前記ストリップ搬送装置は、前記ゴムストリップの仕上げ巾を検査する検査手段を有し、かつ規定値以外のゴムストリップは、ストリップ搬送装置から、成形ドラムで巻回されることなく、該成形ドラムを越えて排出されることを特徴とする請求項4記載のゴムストリップの移載成形装置。
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