JP4112896B2 - ゴムストリップ貼付成形装置 - Google Patents

ゴムストリップ貼付成形装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非伸長性の搬送テープに保持されて搬送される長尺のゴムストリップを、成形ドラムの成形外周面に貼付ける貼付手段を具え、この貼付られたゴムストリップを成形ドラムの回転とともにゴム成形体に形成するゴムストリップ貼付成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなゴムストリップ貼付成形装置として、特開2000−246812号公報のものが知られている。
【0003】
このものは、複数のローラにより周回移動可能に案内される非伸長性の搬送テープを具え、この搬送テープの一面で未加硫の薄いゴムストリップを粘着保持させることにより、ゴムストリップをゴム押出機から成形ドラムまで、変形や伸びを発生させることなく安定して搬送している。
【0004】
そしてこの装置では、図9に略示するように、前記搬送されるゴムストリップPを、貼付手段aによって成形ドラムDに貼付け、しかる後、成形ドラムDを回転させることにより、該ゴムストリップPが巻回されてなるゴム成形体を形成している。
【0005】
ここで前記貼付手段aは、例えば直径4mm程度と小径をなすことにより、ゴムストリップPが自らの剛性によって折り返されずに搬送テープbから自然剥離しうる剥離ローラcを前端に具え、この剥離ローラcから剥がれたゴムストリップPを、押付けローラdによって成形ドラムDに押付けて貼着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこのような構造では、ゴムストリップPを、一旦自然剥離させたのち押付けるため、貼付け位置がバラ付くなど貼付け精度に劣る傾向にある。しかも、剥離ローラcは、剥離を確実に行うためにより小径に形成する必要があるが、そのために強度がさらに減じ、稼働中に破断するというトラブルが発生しやすいなど装置の保全性が悪くなる。
【0007】
又不良のゴムストリップPが供給されて来た時にも、この不良のゴムストリップPが成形ドラムDに自動的に巻付いてしまうため、不良のゴムストリップPの除去(払い出し)は、一旦成形ドラムDに巻付けたのち成形ドラムDから取外すか、或いは巻付け前に装置を停止して搬送テープbから取外す必要があるなど、効率に劣るものであった。
【0008】
そこで本発明の目的は、ゴムストリップの貼付けを確実にかつ精度良く行うとともに、ローラ軸の破断を防止して装置の保全性を高めることができ、かつ不良のゴムストリップPが供給されて来た時にも、この不良のゴムストリップPを効率よく除去しうるゴムストリップ貼付成形装置の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、非伸長性の搬送テープに保持されて搬送される長尺のゴムストリップを、成形ドラムの成形外周面に貼付ける貼付手段を具え、貼付られたゴムストリップを成形ドラムの回転とともに巻回してゴム成形体に形成するゴムストリップ貼付成形装置であって、
前記貼付手段は、貼付ヘッドと、この貼付ヘッドを前記成形ドラムに向かって進退させる移動具とからなり、
かつ前記貼付ヘッドは、側板間に、前記搬送テープを案内しかつ搬送テープの外向き面で保持された前記ゴムストリップをその前進により前記成形外周面に搬送テープを介して押圧し貼着する主案内ローラと、この主案内ローラよりも小径であってかつ前記搬送テープを、前記ゴムストリップが搬送テープから剥離する角度で折り曲げる剥離ローラとを、軸受け部材を介して回転可能に枢着したことを特徴としている。
【0010】
又請求項2の発明では、前記剥離ローラは、前記主案内ローラのテープ搬送方向の下流側に配したことを特徴としている。
【0011】
又請求項3の発明では、前記貼付ヘッドは、前記主案内ローラによるゴムストリップの貼付により後退し、かつ巻回終わりとともに前進して再度ゴムストリップを前記成形外周面に押圧することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。
図1は、本発明のゴムストリップ貼付成形装置を示す側面図である。
【0013】
図1において、ゴムストリップ貼付成形装置1(以下、貼付成形装置1という)は、非伸長性の搬送テープTに保持されて搬送される長尺のゴムストリップPを、成形ドラムDの成形外周面Dsに貼付ける貼付手段2を具え、前記成形ドラムDが回転することによりゴムストリップPが巻回してなるゴム成形体を形成する。
【0014】
本例では、前記搬送テープTが、ゴム押出装置3と成形ドラムDとの間で周回可能に保持され、前記ゴム押出装置3から連続的に押出し成形される未加硫のゴムストリップPを、前記成形ドラムDまで搬送しかつ供給することにより、タイヤ構成用のゴム成形体、例えばインナーライナゴム、サイドウォールゴム、トレッドゴム等を形成する場合を例示する。
【0015】
前記ゴム押出装置3は、図1に示す如く、スクリュー(図示しない)を有する押出機本体4と、この押出機本体4の押出口に配される上下のカレンダロール5U、5Lを有するローラヘッド5とを具える周知構造をなし、スクリュー回転により混練りされかつ押出口から押出されるゴムストリップPを、カレンダロール5U、5L間で所望の仕上げ厚さに調圧する。
【0016】
なおゴムストリップPは、本例の如きタイヤ構成用のゴム成形体を形成するためには、その厚さが例えば0.2〜2.0mm、巾が例えば10〜50mm程度とするのが望ましいが、形成するゴム成形体の形状サイズなどに応じて種々設定できる。
【0017】
次に、前記貼付成形装置1は、図1に示すように、複数のローラRにより周回可能に案内される搬送テープTを有し、その一面にゴムストリップPを保持させて搬送する。この「保持」には、ゴムストリップ自体が有するゴム粘着性が利用される。従って、前記搬送テープTとしては、非伸張性の補強用芯材の周囲を、未加硫ゴムとの粘着性に優れる合成樹脂(例えばポリウレタン樹脂等)で被覆したものが好適に採用される。
【0018】
又この貼付成形装置1は、本例では、前記ゴム押出装置3からのゴムストリップPの先端部を前記搬送テープTに移載させる移載手段6と、前記搬送テープTを折り返すことによりゴムストリップPを貯留させるアキュムレータ手段7と、ゴムストリップPの先端部を前記成形ドラムDの成形外周面Dsに貼付ける貼付手段2と、ゴムストリップPの巻回中にドラム軸方向に横移動してゴムストリップPを螺旋状に巻回させるトラバース手段8(図3に示す。)とを具えて構成される。
【0019】
前記移載手段6は、シリンダ等の進退具9により、例えば前記下のカレンダロール5Lと離間する基準位置から当接する受取り位置Qまで位置変えしうる移載ローラRaを具え、この移載ローラRaによる当接によって、下のカレンダロール5Lに粘着していたゴムストリップPを搬送テープTに移行させる。従って、本例では、下記の順にゴムストリップPとの粘着度合を高めている。
「カレンダロール5U」<「カレンダロール5L」<「搬送テープT」
【0020】
次に、前記アキュムレータ手段7は、図2に略示するように、搬送テープTがゴム押出装置3側から成形ドラムD側に向かって走行する往路用アキュムレータ部7Aと、搬送テープTが成形ドラムD側から帰還する帰路用アキュムレータ部7Bとから形成される。
【0021】
このうち往路用アキュムレータ部7Aは、上方位置で横一列に配列する往路用の上のローラR1Uと、その下方位置で横一列に配列する往路用の下のローラR1Lとを具え、前記搬送テープTは、この上下のローラR1U、R1L間を交互に折り返しながらジグザグ状に巻装される。又前記帰路用アキュムレータ部7Bも同様に、上方位置で横一列に配列する帰路用の上のローラR2Uと、その下方位置で横一列に配列する帰路用の下のローラR2Lとを具え、前記搬送テープTは、この上下のローラR2U、R2L間を交互に折り返しながらジグザグ状に巻装される。
【0022】
なお往路用及び帰路用の各上のローラR1U、R2Uは、夫々フレーム10に固定の水平な固定枠11A、11Bに枢着される。又往路用及び帰路用の各下のローラR1L、R2Lは、夫々フレーム10に昇降自在に案内される水平な昇降枠12A、12Bに枢支される。符号13は、各昇降枠12A、12Bを上下かつ水平に案内するガイド軸であり、各昇降枠12A、12Bは、その自重、或いは重りやバネ等を用いて下方に付勢され、搬送テープTを張設する。
【0023】
ここで、貼付成形装置1では、図1に示すように、搬送テープTをゴム押出装置3と同期して連続的に駆動する第1の電動機M1と、前記成形ドラムDと同期して間欠的に駆動する第2の電動機M2とを具える。第1の電動機M1は、前記移載手段6の架台14に取り付き、前記移載ローラRaの下流側(テープ搬送方向の下流側)に配される第1の駆動ローラRb1に連結する。又前記第2の電動機M2は、前記トラバース手段8の横移動台15に支持され、前記貼付手段2の下流側に配される第2の駆動用ローラRb2に連結する。
【0024】
そして成形ドラムDの停止中においては、帰路用アキュムレータ部7Bで貯留する搬送テープTが、順次、第1の駆動用ローラRb1の回転によって取出され、ゴムストリップPが貼着された後、往路用アキュムレータ部7Aに自動的に蓄えられる。
【0025】
他方、成形ドラムDの運転中においては、往路用アキュムレータ部7Aに蓄えられたゴムストリップ付きの搬送テープTが、第2の駆動用ローラRb2の回転によって取出され、ゴムストリップPを成形ドラムDに供給した後、搬送テープTのみが帰路用アキュムレータ部7Bに返還される。
【0026】
次に、前記トラバース手段8は、図3に拡大して示すように、本例では、架台20に、横移動手段21を介してドラム軸方向に移動可能に保持される横移動台15を具える。この横移動台15は、本例では、基台部15A上に側板部15Bを立上げた断面L字状或いはT字状をなし、該側板部15Bには、搬送テープTを案内する前記第2の駆動用ローラRb2を含む複数のローラR、及び前記貼付手段2が支持される。
【0027】
なお前記横移動手段21は、本例では、架台20上に配される、例えばドラム軸方向の一対のレール22と、このレール22と平行に両端支持されるネジ軸23とを含み、該ネジ軸23には移動用電動機(図示しない)が連結する。又前記基台部15Aには、前記レール22に案内される直線軸受け24と、前記ネジ軸23に螺合するネジ孔25とが配される。
【0028】
従って、移動用電動機の作動によって、前記横移動台15を所定の移動速度かつ所定の距離をドラム軸方向に横移動できる。なお横移動手段21としては、本例の如くボールネジ機構以外にも、ピニヨン・ラック機構など周知の種々の機構が採用できる。
【0029】
又前記横移動台15は、その側板部15Bから成形ドラムDに向かって一体にのびる長尺板状の支持アーム26を有し、この支持アーム26の前端に、前記貼付手段2を取付けている。
【0030】
次に、前記貼付手段2は、図4に示すように、貼付ヘッド30と、この貼付ヘッド30を前記成形ドラムDに向かって進退させる移動具31とを含んで構成される。
【0031】
前記移動具31は、本例では、前記支持アーム26前端のホルダー33に、取付け金具34を介してフランジ止めされるシリンダーであって、そのロッド31Aの前端には、貼付ヘッド支持用のヘッド支持部材32を取付けている。このヘッド支持部材32には、前記ロッド31Aと平行のびかつ前記ホルダー33の案内孔33Aに案内されるガイド軸35が突設される。
【0032】
又前記貼付ヘッド30は、前記ヘッド支持部材32に固定される一対の側板36を具え、この側板36、36間に、主案内ローラRAと、剥離ローラRBとを含むローラRが、ボールベアリング等の軸受け部材39を介して回転可能に枢着している。
【0033】
詳しくは、前記主案内ローラRAは、貼着ローラであって、前記搬送テープTを案内しかつ搬送テープTの外向き面で保持された前記ゴムストリップPを、その前進によって前記成形外周面Dsに搬送テープTを介して押圧することにより貼着する。
【0034】
この主案内ローラRAは、図6に示すように、前記側板36により両端が固定される支軸40と、この支軸40に軸受け部材39Aを介して回転自在に外挿されるローラ筒41とから形成される。
【0035】
前記支軸40は、側板36の間をのびる胴部40Aの両端に、前記側板36の孔部36Aを通る小径部40Bが段差部を介して一連に形成されており、該小径部40Bの外端には、ナット金具42が螺結される。従って支軸40は、前記胴部40Aが側板36間で狭圧保持され、これによって強固に固定される。又前記ローラ筒41は、前記胴部40Aに外挿される軸受け部材39Aに、その内周面が保持される。なお図中の符号41A、41Bは、軸受け部材39Aを位置決めする段差部及び係止リングである。
【0036】
なお前記主案内ローラRAは、貼付ヘッド30に設けるローラRのうちで、最も成形ドラムD側に配されること、及び前記ローラ筒41の外周面が、前記側板36の側縁よりも成形ドラムD側に突出してることが、重要である。
【0037】
又前記主案内ローラRAが例えば16mm程度の直径DAを有するのに対して、前記剥離ローラRBは、図7に示すように、例えば直径DBが4mm程度と、前記主案内ローラRAよりも小径なローラであって、前記搬送テープTを、前記ゴムストリップPが搬送テープTから剥離する角度で折り曲げる。
【0038】
この剥離ローラRBは、前記直径DBを有する小径な胴部44Aの一端に頭部44Bを、他端に止めリング44Cを有する軸状をなし、前記側板36の孔部36B内に設ける軸受け部材39Bに、前記胴部44Aが枢支される。なお剥離ローラRBは、前記主案内ローラRAの下流側に配される。
【0039】
このように構成される貼付手段2は、予め前記移動具31の伸張によって貼付ヘッド30を前進せしめ、主案内ローラRAが搬送テープTを成形ドラムDの成形外周面Dsに当接或いは近接させる。この待機状態(前進状態)で、ゴムストリップPが搬送テープTに粘着されて搬送されてくると、図4の如く、該ゴムストリップPは、その先端部から、前記搬送テープTを介して前記成形外周面Dsに順次押圧され、成形外周面Dsに確実にかつ精度良く貼着される。
【0040】
このとき前記主案内ローラRAでは、自然剥離を行わないため前記支軸40及びローラ筒41を充分に太く設定でき、充分な強度を確保しうるなど、稼働中の該主案内ローラRAの破断トラブルを防止し、装置の保全性を向上することができる。
【0041】
特に本例では、前記支軸40の胴部40Aを、側板36間で狭圧して固定しているため、前記支軸40の両端に小径部40Bを有するとはいえ、該支軸40の破断強度は、前記胴部40Aが支配的となり、破断強度の向上にさらに貢献できる。
【0042】
前記貼付ヘッド30は、本例では、前記主案内ローラRAによるゴムストリップPの貼付の後、図5に示す如く、一旦後退する。これにより、前記トラバース手段8によって貼付ヘッド30が横移動する際のゴムストリップPの捩じれを、成形ドラムDとの間の間隙Jによって緩和吸収でき、ゴムストリップPの螺旋巻きを清浄にかつ精度良く行う。
【0043】
又前記貼付ヘッド30は、前記ゴムストリップPの巻回終わりとともに前進し、再度ゴムストリップPを前記成形外周面Dsに押圧するのが好ましく、これによって、ゴムストリップPの後端部を精度良く各確実に貼着でき、ゴム成形体を高品質で形成できる。
【0044】
なお前記ゴムストリップPの後端部は、貼付ヘッド30よりも上流側に位置して、前記横移動台15に設ける切断手段47によって、前記ゴムストリップPを切断することにより形成される。この切断手段47は、図8に示すように、ゴムストリップPを搬送テープTに押付けて切断するカッター刃50を具え、該カッター刃50は、駆動機により、本例ではゴムストリップPの搬送速度と略同速度かつ同方向に一回転し、このゴムストリップPみを移動状態のまま切断できる。
【0045】
又本実施形態の貼付手段2においては、不良のゴムストリップPが供給されて来た場合には、貼付ヘッド30を前進させず、後退状態で保持される。
【0046】
この後退状態では、不良のゴムストリップPは、その先端部が成形ドラムDと非接触となるため、成形ドラムDに供給されずに搬送テープTに粘着したまま主案内ローラRAを通過する。しかし、前記剥離ローラRBを通る際には、搬送テープTが小円弧で折り曲げられることにより、不良のゴムストリップPは搬送テープTから自然剥離し、貼付成形装置1から、該装置を停止することなく自動的にかつ効率よく払い出される。
【0047】
なお剥離ローラRBの近傍には、払出された不良のゴムストリップPを回収する回収ライン(図示しない)を設けることが好ましい。又ゴムストリップPの不良の有無は、本例では、例えば図1に示すように、反射型光センサー等の非接触型センサーを用いた検査手段55により、前記ゴムストリップPの巾を検査することにより判断している。
【0048】
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0049】
【発明の効果】
本発明は叙上の如く構成しているため、ゴムストリップの貼付けを確実にかつ精度良く行うとともに、ローラ軸の破断を防止して装置の保全性を高めることができる。又不良のゴムストリップが供給されて来た時にも、この不良のゴムストリップを装置の停止を行うことなく、装置外に効率よく除去することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴムストリップ貼付成形装置の一実施例を示す側面図である。
【図2】アキュムレータ手段を示す側面図である。
【図3】トラバース手段を貼付手段とともに示す側面図である。
【図4】前進状態の貼付手段を拡大して示す側面図である。
【図5】後退状態の貼付手段を拡大して示す側面図である。
【図6】主案内ローラを拡大して示す断面図である。
【図7】剥離ローラを拡大して示す断面図である。
【図8】切断手段を示す側面図である。
【図9】従来技を説明する貼付手段の略図である。
【符号の説明】
2 貼付手段
30 貼付ヘッド
31 移動具
36 側板
39 軸受け部材
D 成形ドラム
Ds 成形外周面
P ゴムストリップ
RA 主案内ローラ
RB 剥離ローラ
T 搬送テープ

Claims (3)

  1. 非伸長性の搬送テープに保持されて搬送される長尺のゴムストリップを、成形ドラムの成形外周面に貼付ける貼付手段を具え、貼付られたゴムストリップを成形ドラムの回転とともに巻回してゴム成形体に形成するゴムストリップ貼付成形装置であって、
    前記貼付手段は、貼付ヘッドと、この貼付ヘッドを前記成形ドラムに向かって進退させる移動具とからなり、
    かつ前記貼付ヘッドは、側板間に、前記搬送テープを案内しかつ搬送テープの外向き面で保持された前記ゴムストリップをその前進により前記成形外周面に搬送テープを介して押圧し貼着する主案内ローラと、この主案内ローラよりも小径であってかつ前記搬送テープを、前記ゴムストリップが搬送テープから剥離する角度で折り曲げる剥離ローラとを、軸受け部材を介して回転可能に枢着したことを特徴とするゴムストリップ貼付成形装置。
  2. 前記剥離ローラは、前記主案内ローラのテープ搬送方向の下流側に配したことを特徴とする請求項1記載のゴムストリップ貼付成形装置。
  3. 前記貼付ヘッドは、前記主案内ローラによるゴムストリップの貼付により後退し、かつ巻回終わりとともに前進して再度ゴムストリップを前記成形外周面に押圧することを特徴とする請求項1又は2記載のゴムストリップ貼付成形装置。
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