JP2001160328A - ワイヤーハーネス用巻回シートの供給方法及びその供給装置 - Google Patents
ワイヤーハーネス用巻回シートの供給方法及びその供給装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 前工程における巻回シート片Ｓ’の前取りを
なくして作業性を向上させる。 【解決手段】 各図板Ａ上のワイヤーハーネスＷの組立
てに必要な巻回シート片Ｓ’をその図板から認識し、そ
の認識信号により、シート巻回ロールＳ0 からのシート
Ｓを所要長さに切断し、その切断シート片Ｓ’を各図板
Ａ上に落下・供給する。シート切断機２０は、シート巻
回ロールＳ0 からのシート送りローラ２２と、その送り
ローラ２２にシートＳを介在して接離する圧接ローラ２
３と、シートＳ切断用カッター２６とから成る。認識信
号により、送りローラ２２は回転し、圧接ローラ２３は
シートＳが所要長さ送り出される間、送りローラ２２に
圧接し、カッター２６はその所要長さ送り出されたシー
トＳをシート片Ｓ’に切断する。これにより、製造ライ
ンにおいて、巻回シート片を所要の図板に必要時に必要
数、巻取りロールから切り出して供給し得る。
なくして作業性を向上させる。 【解決手段】 各図板Ａ上のワイヤーハーネスＷの組立
てに必要な巻回シート片Ｓ’をその図板から認識し、そ
の認識信号により、シート巻回ロールＳ0 からのシート
Ｓを所要長さに切断し、その切断シート片Ｓ’を各図板
Ａ上に落下・供給する。シート切断機２０は、シート巻
回ロールＳ0 からのシート送りローラ２２と、その送り
ローラ２２にシートＳを介在して接離する圧接ローラ２
３と、シートＳ切断用カッター２６とから成る。認識信
号により、送りローラ２２は回転し、圧接ローラ２３は
シートＳが所要長さ送り出される間、送りローラ２２に
圧接し、カッター２６はその所要長さ送り出されたシー
トＳをシート片Ｓ’に切断する。これにより、製造ライ
ンにおいて、巻回シート片を所要の図板に必要時に必要
数、巻取りロールから切り出して供給し得る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワイヤーハーネ
スの製造ラインにおける、そのワイヤーハーネス用巻回
シートの供給方法及び装置並びにその方法・装置の実施
に使用するシート切断機及び両面テープ貼着機に関する
ものである。
スの製造ラインにおける、そのワイヤーハーネス用巻回
シートの供給方法及び装置並びにその方法・装置の実施
に使用するシート切断機及び両面テープ貼着機に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車や複写機等の電気配線システムと
して用いられるワイヤーハーネスは、図５に示すよう
に、複数の電線群ａを結合・分岐させ、その端にコネク
タｃを設けたものであり、その所要部分には塩化ビニル
（ＰＶＣ）からなるシート片Ｓ’を外周に巻き付けて電
線群ａの保護が行われている。その巻き付けは、所要大
きさのシート片Ｓ’を手作業で巻き付けることにより行
われ、その際、そのシート片Ｓ’の剥れを防止するとと
もに作業を容易にするために、図６に示すように、シー
ト片Ｓ’の側縁には貼着層が形成されている。この貼着
層は、一般に、離型紙ｅ付の両面テープｔを貼着するこ
とにより形成され、巻き付け時に、矢印のごとくその離
型紙ｅを剥す。
して用いられるワイヤーハーネスは、図５に示すよう
に、複数の電線群ａを結合・分岐させ、その端にコネク
タｃを設けたものであり、その所要部分には塩化ビニル
（ＰＶＣ）からなるシート片Ｓ’を外周に巻き付けて電
線群ａの保護が行われている。その巻き付けは、所要大
きさのシート片Ｓ’を手作業で巻き付けることにより行
われ、その際、そのシート片Ｓ’の剥れを防止するとと
もに作業を容易にするために、図６に示すように、シー
ト片Ｓ’の側縁には貼着層が形成されている。この貼着
層は、一般に、離型紙ｅ付の両面テープｔを貼着するこ
とにより形成され、巻き付け時に、矢印のごとくその離
型紙ｅを剥す。
【０００３】また、この種のワイヤーハーネスＷは、こ
の発明の一実施形態を示す図１、図３に記載の図板Ａを
コンベアＣにより図１の矢印のごとく走行させ、その走
行ライン（経路）において、作業者が図板Ａ上に各種部
品を順々に装着して製造するのが一般的である。この製
造ラインにおいて、従来、上記シート片Ｓ’も含めた外
装部品は、特開平７−２３５２２８号公報等で示される
ように、図板Ａ上に設けた収容容器に収容したり、各種
部品の装着位置の収納容器に収容している。
の発明の一実施形態を示す図１、図３に記載の図板Ａを
コンベアＣにより図１の矢印のごとく走行させ、その走
行ライン（経路）において、作業者が図板Ａ上に各種部
品を順々に装着して製造するのが一般的である。この製
造ラインにおいて、従来、上記シート片Ｓ’も含めた外
装部品は、特開平７−２３５２２８号公報等で示される
ように、図板Ａ上に設けた収容容器に収容したり、各種
部品の装着位置の収納容器に収容している。
【０００４】一方、両面テープｔのシートＳへの貼着技
術としては、特開平９−１５１００７号公報に記載のも
のがあり、この技術は、ロール状シートＳを繰り出し、
そのシートＳに両面テープｔを貼着した後、再び、ロー
ル状とするものである。
術としては、特開平９−１５１００７号公報に記載のも
のがあり、この技術は、ロール状シートＳを繰り出し、
そのシートＳに両面テープｔを貼着した後、再び、ロー
ル状とするものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記収容容器にシート
片Ｓ’を予め収納する技術は、前工程において、オフラ
インでその所要のシート片Ｓ’を用意せねばならず、無
駄が多い。また、図板Ａの数だけ収容容器が必要であっ
たり、所要位置の収容容器に異なる図板Ａ（ワイヤーハ
ーネスＷ）の部品を区別して収納しなければならない
等、その収納作業も煩わしい。
片Ｓ’を予め収納する技術は、前工程において、オフラ
インでその所要のシート片Ｓ’を用意せねばならず、無
駄が多い。また、図板Ａの数だけ収容容器が必要であっ
たり、所要位置の収容容器に異なる図板Ａ（ワイヤーハ
ーネスＷ）の部品を区別して収納しなければならない
等、その収納作業も煩わしい。
【０００６】また、両面テープｔが貼着されたシートＳ
の巻回ロールは、一側の厚みがテープｔ分、厚くなるこ
とにより、一つのリールに対する巻回量も少なくなると
ともに、両側の厚みの相違によって巻回されにくく、繰
り出されにくい巻回ロールともなる。
の巻回ロールは、一側の厚みがテープｔ分、厚くなるこ
とにより、一つのリールに対する巻回量も少なくなると
ともに、両側の厚みの相違によって巻回されにくく、繰
り出されにくい巻回ロールともなる。
【０００７】この発明は、製造ラインにおいて、上記シ
ート片を、所要の図板上の所定位置に、必要時に必要
数、シート巻取りロールから切り出して供給すること
で、前工程におけるシート片の前段取りをなくすことを
第１の課題とし、両面テープの貼着をそのシート巻取り
ロールからのシート繰り出しに伴って行い、かつ、シー
トを所要の長さに切断する前に、その両面テープの離型
紙を離脱することで、離型紙を取り外す作業を廃止し、
それにより、作業性を高めることを第２の課題とする。
ート片を、所要の図板上の所定位置に、必要時に必要
数、シート巻取りロールから切り出して供給すること
で、前工程におけるシート片の前段取りをなくすことを
第１の課題とし、両面テープの貼着をそのシート巻取り
ロールからのシート繰り出しに伴って行い、かつ、シー
トを所要の長さに切断する前に、その両面テープの離型
紙を離脱することで、離型紙を取り外す作業を廃止し、
それにより、作業性を高めることを第２の課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記第１の課題を解決す
るために、この発明は、各図板上のワイヤーハーネスの
組立てに必要な巻回シート片をその図板から認識し、そ
の認識信号により、シート巻回ロールから繰り出された
シートを所要長さに切断し、その切断シート片（巻回シ
ート片）を各図板上の所定位置に落下させて供給するよ
うにしたのである。
るために、この発明は、各図板上のワイヤーハーネスの
組立てに必要な巻回シート片をその図板から認識し、そ
の認識信号により、シート巻回ロールから繰り出された
シートを所要長さに切断し、その切断シート片（巻回シ
ート片）を各図板上の所定位置に落下させて供給するよ
うにしたのである。
【０００９】このようにすれば、製造ライン上におい
て、各図板に所望の長さ及び数の巻回シート（片）を任
意に供給でき、従来のような、シート片の前段取りを行
う必要もなく、作業性が向上するとともに、前段取りが
なくなることによって、巻回シート（シート片）の在庫
も減少する。また、ワイヤーハーネスの種類変更等によ
り巻回シートの長さ等が変更になっても、巻回シートの
繰り出し量の調整で容易に対応できる。
て、各図板に所望の長さ及び数の巻回シート（片）を任
意に供給でき、従来のような、シート片の前段取りを行
う必要もなく、作業性が向上するとともに、前段取りが
なくなることによって、巻回シート（シート片）の在庫
も減少する。また、ワイヤーハーネスの種類変更等によ
り巻回シートの長さ等が変更になっても、巻回シートの
繰り出し量の調整で容易に対応できる。
【００１０】この具体的な構成としては、走行するワイ
ヤーハーネス組立用図板にそのワイヤーハーネス組立に
必要な巻回シートを供給する際、前記ワイヤーハーネス
組立てに必要な巻回シートの大きさを認識し、シート巻
回ロールから繰り出されたシートを前記認識信号に基づ
き所要長さに切断し、その切断シート片を前記図板上の
所定位置に落下させるものを採用し得る。
ヤーハーネス組立用図板にそのワイヤーハーネス組立に
必要な巻回シートを供給する際、前記ワイヤーハーネス
組立てに必要な巻回シートの大きさを認識し、シート巻
回ロールから繰り出されたシートを前記認識信号に基づ
き所要長さに切断し、その切断シート片を前記図板上の
所定位置に落下させるものを採用し得る。
【００１１】この構成において、上記シート巻回ロール
をそのシートの幅が異なる複数個のものを用意し、上記
認識信号に基づいて、その各ロールから所要の幅のシー
トを繰り出して、所要長さに切断するようにすれば、複
数種類の幅のシート片を供給できることとなって、対象
ワイヤーハーネスの態様が増す。シート巻回ロールの数
は、一の製造ラインにおける所要の異なるシートの数に
対応させればよい。
をそのシートの幅が異なる複数個のものを用意し、上記
認識信号に基づいて、その各ロールから所要の幅のシー
トを繰り出して、所要長さに切断するようにすれば、複
数種類の幅のシート片を供給できることとなって、対象
ワイヤーハーネスの態様が増す。シート巻回ロールの数
は、一の製造ラインにおける所要の異なるシートの数に
対応させればよい。
【００１２】また、これらの構成において、上記シート
が一般的なその一側縁に沿って離型紙付きの両面テープ
を貼着したものであれば、上記所要長さに切断する前
に、前記離型紙を剥離するようにする。離型紙があれ
ば、それまでのシートの走行に支障がなく、また、離型
紙を剥離して図板上にシート片を落とせば、作業者はそ
の剥離をする必要がなくなるからである。
が一般的なその一側縁に沿って離型紙付きの両面テープ
を貼着したものであれば、上記所要長さに切断する前
に、前記離型紙を剥離するようにする。離型紙があれ
ば、それまでのシートの走行に支障がなく、また、離型
紙を剥離して図板上にシート片を落とせば、作業者はそ
の剥離をする必要がなくなるからである。
【００１３】このとき、上記離型紙を、上記認識信号に
よるシートの送りに対応させてシートから引き離して剥
離するようにすれば、離型紙がシート切断部に巻き込ま
れることもなく、シートの切断が円滑に行われる。
よるシートの送りに対応させてシートから引き離して剥
離するようにすれば、離型紙がシート切断部に巻き込ま
れることもなく、シートの切断が円滑に行われる。
【００１４】この両面テープ貼着のシートにあっては、
その両面テープ巻回ロールからの両面テープの繰り出し
端を上記シート巻回ロールのシートに貼着し、そのシー
トの繰り出しにつれて、その繰り出し力により、前記両
面テープを繰り出しながらシートに貼着するようにする
とよい。
その両面テープ巻回ロールからの両面テープの繰り出し
端を上記シート巻回ロールのシートに貼着し、そのシー
トの繰り出しにつれて、その繰り出し力により、前記両
面テープを繰り出しながらシートに貼着するようにする
とよい。
【００１５】上記シート切断機の構成としては、上記シ
ート巻回ローラから繰り出されるシートの送りローラ
と、その送りローラに前記シートを介在して接離する圧
接ローラと、前記シートをシート片に切断するカッター
とから成り、上記認識信号により、前記送りローラが回
転しながら、前記圧接ローラが送りローラに圧接してシ
ートを所要長さ送り出し、かつ、カッターがその所要長
さ送り出されたシートをシート片に切断するものを採用
し得る。
ート巻回ローラから繰り出されるシートの送りローラ
と、その送りローラに前記シートを介在して接離する圧
接ローラと、前記シートをシート片に切断するカッター
とから成り、上記認識信号により、前記送りローラが回
転しながら、前記圧接ローラが送りローラに圧接してシ
ートを所要長さ送り出し、かつ、カッターがその所要長
さ送り出されたシートをシート片に切断するものを採用
し得る。
【００１６】この構成の切断機にあっては、送りローラ
が、シートの送り出し分、回転し、一方、圧接ローラが
シートを介在して送りローラに接すれば、所要長さのシ
ートが送り出されて切断される。また、圧接ローラが送
りローラに圧接しなければ、シートは送り出されないた
め、送りローラが常時回転しており、送り出し量に相当
する時間、圧接ローラを接するようにしても、シートを
所要長さ送り出し得る。このとき、送りローラは、常時
回転していなくても、その圧接ローラとの圧接のときに
回転しておればよい。すなわち、上記認識信号により、
その圧接時間を含めてその間のみ回転するようにしても
よい。さらに、圧接ローラをシートを介在して送りロー
ラに常時圧接させ、送り出し量分、送りローラを回転さ
せても、シートを所要長さ送り出し得る。この場合、両
ローラへのシートの介在時には、圧接ローラを離してお
く。
が、シートの送り出し分、回転し、一方、圧接ローラが
シートを介在して送りローラに接すれば、所要長さのシ
ートが送り出されて切断される。また、圧接ローラが送
りローラに圧接しなければ、シートは送り出されないた
め、送りローラが常時回転しており、送り出し量に相当
する時間、圧接ローラを接するようにしても、シートを
所要長さ送り出し得る。このとき、送りローラは、常時
回転していなくても、その圧接ローラとの圧接のときに
回転しておればよい。すなわち、上記認識信号により、
その圧接時間を含めてその間のみ回転するようにしても
よい。さらに、圧接ローラをシートを介在して送りロー
ラに常時圧接させ、送り出し量分、送りローラを回転さ
せても、シートを所要長さ送り出し得る。この場合、両
ローラへのシートの介在時には、圧接ローラを離してお
く。
【００１７】上記両面テープ貼着機の構成としては、上
記テープ巻回ロールを支持するシートリールと、上記両
面テープの巻回ロールを支持するテープリールとから成
り、前記テープ巻回ロールからシートが外力により繰り
出され、テープリールはバックテンションが付与された
状態で両面テープが繰り出されてその先が前記繰り出さ
れるシートに貼着されているものを採用し得る。
記テープ巻回ロールを支持するシートリールと、上記両
面テープの巻回ロールを支持するテープリールとから成
り、前記テープ巻回ロールからシートが外力により繰り
出され、テープリールはバックテンションが付与された
状態で両面テープが繰り出されてその先が前記繰り出さ
れるシートに貼着されているものを採用し得る。
【００１８】この構成のテープ貼着機にあっては、シー
トの繰り出しにつれて緊張状態で両面テープがそのリー
ルから引き出されるため、その片方の貼着面でもって両
面テープはシートに貼着されていく。
トの繰り出しにつれて緊張状態で両面テープがそのリー
ルから引き出されるため、その片方の貼着面でもって両
面テープはシートに貼着されていく。
【００１９】これらのシート切断機及びテープ貼着機を
使用した、走行するワイヤーハーネス組立用図板にその
ワイヤーハーネス組立に必要な巻回シートを前記図板の
走行経路の所要位置で供給する装置としては、前記所要
位置に、そこに位置した図板を検知する検出器を設ける
とともに、その図板上方にその切断機を設け、その切断
機には前記両面テープ貼着機からのシートを導き、その
導かれたシートに貼着された両面テープの離型紙を、前
記切断機における両ロールの手前の棒に掛け回し反転し
てシートから剥離し、その剥離された離型紙を前記切断
機の送りローラと同期したローラにより引く構成のもの
を採用し得る。
使用した、走行するワイヤーハーネス組立用図板にその
ワイヤーハーネス組立に必要な巻回シートを前記図板の
走行経路の所要位置で供給する装置としては、前記所要
位置に、そこに位置した図板を検知する検出器を設ける
とともに、その図板上方にその切断機を設け、その切断
機には前記両面テープ貼着機からのシートを導き、その
導かれたシートに貼着された両面テープの離型紙を、前
記切断機における両ロールの手前の棒に掛け回し反転し
てシートから剥離し、その剥離された離型紙を前記切断
機の送りローラと同期したローラにより引く構成のもの
を採用し得る。
【００２０】この構成であれば、上記切断機及びテープ
貼着機の利点を発揮し得るとともに、離型紙をシート送
りと同期して剥取るため、上述の離型紙のシート切断部
への巻き込まれもなく、シートの円滑な切断が行われ
て、図板上への所要のシート片の供給がスムースに行わ
れる。これにより、上記第２の課題を達成できる。
貼着機の利点を発揮し得るとともに、離型紙をシート送
りと同期して剥取るため、上述の離型紙のシート切断部
への巻き込まれもなく、シートの円滑な切断が行われ
て、図板上への所要のシート片の供給がスムースに行わ
れる。これにより、上記第２の課題を達成できる。
【００２１】
【実施の形態】図１に、ワイヤーハーネス組立てライン
の平面視を示し、適宜なコンベアＣによって、図板Ａが
台車Ｂを介して矢印のごとく走行する。この走行経路に
おいて、各作業者は、図板Ａ上に各部品を順々に装着し
てワイヤーハーネスＷが製造される。この製造ラインの
適宜位置に、この発明に係る巻回シート供給装置Ｒが設
置される。この装置Ｒは１台に限らず、巻回シートを必
要とする、すなわちシート（シート片Ｓ’）の巻回作業
を行う各作業位置の前段にそれぞれ設置することができ
る。
の平面視を示し、適宜なコンベアＣによって、図板Ａが
台車Ｂを介して矢印のごとく走行する。この走行経路に
おいて、各作業者は、図板Ａ上に各部品を順々に装着し
てワイヤーハーネスＷが製造される。この製造ラインの
適宜位置に、この発明に係る巻回シート供給装置Ｒが設
置される。この装置Ｒは１台に限らず、巻回シートを必
要とする、すなわちシート（シート片Ｓ’）の巻回作業
を行う各作業位置の前段にそれぞれ設置することができ
る。
【００２２】その供給装置Ａは、図２、図３に示すよう
に、フレームＦの前側に両面テープｔの貼着機１０、後
側（図板Ａの走行側）にシートＳの切断機２０をそれぞ
れ備えている。両面テープ貼着機１０は、ボックス１１
上に３つのリール１２ａ、１２ｂ、１２ｃ（総称符号：
１２）が設けられ、この各リール１２にそれぞれ幅の異
なるＰＶＣシートＳが巻回されている。各リール１２の
下方には両面テープｔのリール１３がそれぞれ設けられ
ており、このリール１３はバックテンションがかかるよ
うになっている。このため、このリール１３に両面テー
プｔの巻回ロールＴを設けて、テープｔを引き出すと、
テープｔは緊張状態で引き出される。
に、フレームＦの前側に両面テープｔの貼着機１０、後
側（図板Ａの走行側）にシートＳの切断機２０をそれぞ
れ備えている。両面テープ貼着機１０は、ボックス１１
上に３つのリール１２ａ、１２ｂ、１２ｃ（総称符号：
１２）が設けられ、この各リール１２にそれぞれ幅の異
なるＰＶＣシートＳが巻回されている。各リール１２の
下方には両面テープｔのリール１３がそれぞれ設けられ
ており、このリール１３はバックテンションがかかるよ
うになっている。このため、このリール１３に両面テー
プｔの巻回ロールＴを設けて、テープｔを引き出すと、
テープｔは緊張状態で引き出される。
【００２３】両面テープｔの巻回ロールＴはテープ状の
離型紙ｅを介在して両面貼着層のテープｔを巻回したも
のであり、ロールＴからテープｔを引き出せば、テープ
ｔの一面に貼着層が露出し、他面は離型紙ｅで被覆され
た状態となる。この引き出されたテープｔは露出貼着層
を下側にしてシート巻回ロールＳ0 のシートＳの一側に
導かれて貼着されている。このため、図４に示すよう
に、シート巻回ロールＳ 0 からシートＳが引き出される
と、それに伴って、テープｔも緊張状態で引き出されて
シートＳの一側縁に貼着されながら、シートＳとともに
繰り出される。このとき、図２に示すように、テープｔ
の圧接ローラ１４を設けたり、図４に示すようにテープ
ｔをわん曲させてシート巻回ロールＳ0 表面との接触面
積を多くすれば、テープｔの貼着が確実となる。
離型紙ｅを介在して両面貼着層のテープｔを巻回したも
のであり、ロールＴからテープｔを引き出せば、テープ
ｔの一面に貼着層が露出し、他面は離型紙ｅで被覆され
た状態となる。この引き出されたテープｔは露出貼着層
を下側にしてシート巻回ロールＳ0 のシートＳの一側に
導かれて貼着されている。このため、図４に示すよう
に、シート巻回ロールＳ 0 からシートＳが引き出される
と、それに伴って、テープｔも緊張状態で引き出されて
シートＳの一側縁に貼着されながら、シートＳとともに
繰り出される。このとき、図２に示すように、テープｔ
の圧接ローラ１４を設けたり、図４に示すようにテープ
ｔをわん曲させてシート巻回ロールＳ0 表面との接触面
積を多くすれば、テープｔの貼着が確実となる。
【００２４】ボックス１１内には対の送り込みローラ１
５、１５が設けられており、このローラ１５、１５間に
後述の剥離後の離型紙ｅが送り込まれ、一方のローラ１
５が駆動機（図示せず）によって回ることにより、離型
紙ｅが引き込まれて、容器１６内に送り込まれる。
５、１５が設けられており、このローラ１５、１５間に
後述の剥離後の離型紙ｅが送り込まれ、一方のローラ１
５が駆動機（図示せず）によって回ることにより、離型
紙ｅが引き込まれて、容器１６内に送り込まれる。
【００２５】シート切断機２０は、２１ａ、２１ｂ、２
１ｃの三つに区画された案内ボックス２１がフレームＦ
に固定され、このボックス２１の前面下部に送りローラ
２２が設けられており、このローラ２２はモータ２２ａ
により回転する。ローラ２２の後側には圧接ローラ２３
がボックス２１の各区画２１ａ、２１ｂ、２１ｃにそれ
ぞれ計３個設けられており、このローラ２３はエアシリ
ンダ２４により進退して送りローラ２２に接離する。各
圧接ローラ２３の幅は各シートＳの幅より小さく設定さ
れて、シートＳに圧接してもその貼着層に触れないよう
になっている。なお、ボックス２１の各区画内にはシー
トＳの検出センサ（図示せず）が設けられて、シートＳ
の送り込みの有無が検出される。
１ｃの三つに区画された案内ボックス２１がフレームＦ
に固定され、このボックス２１の前面下部に送りローラ
２２が設けられており、このローラ２２はモータ２２ａ
により回転する。ローラ２２の後側には圧接ローラ２３
がボックス２１の各区画２１ａ、２１ｂ、２１ｃにそれ
ぞれ計３個設けられており、このローラ２３はエアシリ
ンダ２４により進退して送りローラ２２に接離する。各
圧接ローラ２３の幅は各シートＳの幅より小さく設定さ
れて、シートＳに圧接してもその貼着層に触れないよう
になっている。なお、ボックス２１の各区画内にはシー
トＳの検出センサ（図示せず）が設けられて、シートＳ
の送り込みの有無が検出される。
【００２６】ボックス２１の上部には剥離棒２５が設け
られ、この棒２５とボックス２１の前壁の間に、シート
巻回ロールＳ0 から繰り出されたシートＳがフレームＦ
上の案内コロ１７を介して導かれており、そのシートＳ
は送りローラ２２と圧接ローラ２３の間に送り込まれ、
一方、離型紙ｅはその棒２５に掛け回されている。その
離型紙ｅはフレームＦ上の案内コロ１７を介して上述の
ボックス１１内の対のローラ１５、１５に至っている。
られ、この棒２５とボックス２１の前壁の間に、シート
巻回ロールＳ0 から繰り出されたシートＳがフレームＦ
上の案内コロ１７を介して導かれており、そのシートＳ
は送りローラ２２と圧接ローラ２３の間に送り込まれ、
一方、離型紙ｅはその棒２５に掛け回されている。その
離型紙ｅはフレームＦ上の案内コロ１７を介して上述の
ボックス１１内の対のローラ１５、１５に至っている。
【００２７】ボックス２１の各区画２１ａ、２１ｂ、２
１ｃの下面にはカッター２６がそれぞれ設けられてお
り、両ロール２２、２３で送り出されたシートＳを切断
して、その切断片Ｓ’を図板Ａ上に落下させる。カッタ
ー２６はシリンダ２６ａによって可動刃が進退して固定
刃との協働によって切断する。カッター２６の前方には
シート状ののれん２７が設けられて、シート片Ｓ’の飛
び出しが防止される。
１ｃの下面にはカッター２６がそれぞれ設けられてお
り、両ロール２２、２３で送り出されたシートＳを切断
して、その切断片Ｓ’を図板Ａ上に落下させる。カッタ
ー２６はシリンダ２６ａによって可動刃が進退して固定
刃との協働によって切断する。カッター２６の前方には
シート状ののれん２７が設けられて、シート片Ｓ’の飛
び出しが防止される。
【００２８】この実施形態は以上の構成であり、いま、
図板Ａがライン上をゆっくり移動している状態におい
て、この供給装置Ｒに付設の検出器（図示せず）が図板
Ａ（台車Ｂ）上のバーコードなどの指標を検出すると、
その検出によって、該図板Ａの所定位置に供給すべき、
シート片Ｓ’の種類及びその数を確認し、その認識信号
を図示しない制御器に入力する。
図板Ａがライン上をゆっくり移動している状態におい
て、この供給装置Ｒに付設の検出器（図示せず）が図板
Ａ（台車Ｂ）上のバーコードなどの指標を検出すると、
その検出によって、該図板Ａの所定位置に供給すべき、
シート片Ｓ’の種類及びその数を確認し、その認識信号
を図示しない制御器に入力する。
【００２９】すると、制御器は、モータ２２ａ及びロー
ラ１５の駆動機にその確認信号に基づくシートＳの送り
込み量に応じた信号を与えて、ローラ２２及びローラ１
５を回転させる。また、同時に、シリンダ２４を駆動さ
せてローラ２３をシートＳを介在してローラ２２に圧接
する。このため、シートＳはローラ２２、２３間を送り
出され、所要量が送り出されると、モータ２２ａが停止
するとともに、シリンダ２４によりローラ２３が後退し
て圧接を解消し、シートＳの送りが停止され、つづい
て、カッター２６が作動してシートＳを切断し、所要長
さのシート片Ｓ’が図３のごとく図板Ａ上の所定位置に
落下される。
ラ１５の駆動機にその確認信号に基づくシートＳの送り
込み量に応じた信号を与えて、ローラ２２及びローラ１
５を回転させる。また、同時に、シリンダ２４を駆動さ
せてローラ２３をシートＳを介在してローラ２２に圧接
する。このため、シートＳはローラ２２、２３間を送り
出され、所要量が送り出されると、モータ２２ａが停止
するとともに、シリンダ２４によりローラ２３が後退し
て圧接を解消し、シートＳの送りが停止され、つづい
て、カッター２６が作動してシートＳを切断し、所要長
さのシート片Ｓ’が図３のごとく図板Ａ上の所定位置に
落下される。
【００３０】この作用が確認信号に基づき、それぞれの
シートＳについて行われ、所要の幅、長さのシート片
Ｓ’が一の図板Ａ上の所定位置に供給される。また、ロ
ーラ１５、１５によって剥離されて離型紙ｅがシートＳ
の送り量分引き込まれて容器１６に送り込まれる。
シートＳについて行われ、所要の幅、長さのシート片
Ｓ’が一の図板Ａ上の所定位置に供給される。また、ロ
ーラ１５、１５によって剥離されて離型紙ｅがシートＳ
の送り量分引き込まれて容器１６に送り込まれる。
【００３１】以上の作用が適宜に繰り返されて各図板Ａ
上の所定位置に所望の巻回シート片Ｓ’が供給される。
上の所定位置に所望の巻回シート片Ｓ’が供給される。
【００３２】この実施形態において、ボックス２１の区
画数、圧接ロール２３、カッター２６及びリール１２、
１３等は、供給するシートＳの幅の種類等による供給す
るシートＳの種類数によって適宜に変更し得ることは勿
論である。
画数、圧接ロール２３、カッター２６及びリール１２、
１３等は、供給するシートＳの幅の種類等による供給す
るシートＳの種類数によって適宜に変更し得ることは勿
論である。
【００３３】なお、この実施形態では、両面テープｔが
貼着された巻回シート（片）Ｓ’を採用したが、その両
面テープｔが不要の場合は、テープｔを貼着することな
く、シート巻回ロールＳ0 からシートＳを繰り出せばよ
い。また、シートリール１２にテープｔが予め貼着され
たシートＳのロールＳ0 を取付けるようにもし得る。
貼着された巻回シート（片）Ｓ’を採用したが、その両
面テープｔが不要の場合は、テープｔを貼着することな
く、シート巻回ロールＳ0 からシートＳを繰り出せばよ
い。また、シートリール１２にテープｔが予め貼着され
たシートＳのロールＳ0 を取付けるようにもし得る。
【００３４】
【発明の効果】この発明は、以上のようにして、製造ラ
イン上において、各図板に所望の巻回シートを供給でき
るようにしたので、従来のようなシート片の前段取りを
行う必要もなく、作業性が向上する。また、シートを所
要長さに切断する前に、離型紙を剥離することで、離型
紙を取り外す作業を廃止することができ、それにより、
シート取付作業性がさらに向上する。
イン上において、各図板に所望の巻回シートを供給でき
るようにしたので、従来のようなシート片の前段取りを
行う必要もなく、作業性が向上する。また、シートを所
要長さに切断する前に、離型紙を剥離することで、離型
紙を取り外す作業を廃止することができ、それにより、
シート取付作業性がさらに向上する。
【図１】一実施形態の製造ラインの概略平面図
【図２】同実施形態の概略側面図
【図３】同実施形態の概略斜視図
【図４】同実施形態の要部斜視図
【図５】ワイヤーハーネスの概略図
【図６】巻回シート（片）の斜視図
Ａ 図板 Ｂ 台車 Ｆ 装置フレーム Ｒ 巻回シート供給装置 Ｓ0 シート巻回ロール Ｓ シート Ｓ’ シート片 Ｔ テープ巻回ロール Ｗ ワイヤーハーネス ａ 電線群 ｃ コネクタ ｅ 離型紙 ｔ 両面テープ １０ 両面テープ貼着機 １２、１２ａ、１２ｂ、１２ｃ 巻回シート用リール １３ 両面テープ用リール １５ 離型紙引き込み（剥離）ローラ ２０ シート切断機 ２２ シート送りローラ ２３ 圧接ローラ ２４ 圧接ローラ用シリンダ ２５ 離型紙剥離棒 ２６ シートカッター
Claims (6)
- 【請求項１】 走行するワイヤーハーネス組立用図板Ａ
にそのワイヤーハーネス組立てに必要な巻回シートＳを
供給する際、 上記ワイヤーハーネス組立てに必要な巻回シートＳの大
きさを認識し、シート巻回ロールＳ0 から繰り出された
シートＳを前記認識信号に基づき所要長さに切断し、そ
の切断シート片Ｓ’を上記図板Ａ上の所定位置に落下さ
せることを特徴とするワイヤーハーネス用巻回シートの
供給方法。 - 【請求項２】 請求項１において、上記シートＳがその
一側縁に沿って離型紙ｅ付きの両面テープｔを貼着した
ものであり、上記所要長さに切断する前に、前記離型紙
ｅを剥離することを特徴とするワイヤーハーネス用巻回
シートの供給方法。 - 【請求項３】 請求項２において、上記両面テープｔの
シートＳへの貼着を、テープ巻回ロールＴからの両面テ
ープｔの繰り出し端を上記シート巻回ロールＳ0 のシー
トＳに貼着し、そのシートＳの繰り出しにつれて、その
繰り出し力により、前記両面テープｔを繰り出しながら
シートＳに貼着するようにしたことを特徴とするワイヤ
ーハーネス用巻回シートの供給方法。 - 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれか一つに記載の
ワイヤーハーネス用巻回シートＳの供給方法を実施する
際に使用するシート切断機２０であって、 上記シート巻回ロールＳ0 から繰り出されるシートＳの
送りローラ２２と、その送りローラ２２に前記シートＳ
を介在して接離する圧接ローラ２３と、前記シートＳを
シート片Ｓ’に切断するカッター２６とから成り、 上記認識信号により、上記送りローラ２２が回転しなが
ら、上記圧接ローラ２３が送りローラ２２に圧接してシ
ートＳを所要長さ送り出し、かつ、カッタ１６がその所
要長さ送り出されたシートＳをシート片Ｓ’に切断する
ことを特徴とする切断機。 - 【請求項５】 請求項３に記載のワイヤーハーネス用巻
回シートＳの供給方法を実施する際に使用する両面テー
プ貼着機１０であって、 上記シート巻回ロールＳ0 を支持するシートリール１
２、１２ａ、１２ｂ、１２ｃと、上記両面テープｔの巻
回ロールＴを支持するテープリール１３とから成り、前
記シート巻回ロールＳ0 からシートＳが外力により繰り
出され、テープリール１３はバックテンションが付与さ
れた状態で両面テープｔが繰り出されてその先が前記繰
り出されるシートＳに貼着されていることを特徴とする
貼着機。 - 【請求項６】 走行するワイヤーハーネス組立用図板Ａ
にそのワイヤーハーネス組立てに必要な巻回シートＳを
前記図板Ａの走行経路の所要位置で供給する装置であっ
て、 上記所要位置に、そこに位置した図板Ａを検知する検出
器を設けるとともに、その図板Ａ上方に請求項４に記載
の切断機２０を設け、その切断機２０には請求項５に記
載の両面テープ貼着機１０からのシートＳを導き、その
導かれたシートＳに貼着された両面テープｔの離型紙ｅ
を、前記切断機２０における両ロール２２、２３の手前
の棒２５に掛け回し反転してシートＳから剥離し、その
剥離された離型紙ｅを前記切断機２０の送りローラ２２
と同期したローラ１５により引くことを特徴とするワイ
ヤーハーネス用巻回シートの供給装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34197599A JP3666325B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | ワイヤーハーネス用巻回シートの供給方法及びその供給装置 |
| EP00122362A EP1107263A3 (en) | 1999-12-01 | 2000-10-24 | Method and apparatus for feeding sheets to be applied to a wiring harness, sheet cutting apparatus and tape adhering apparatus |
| US09/726,068 US6638382B2 (en) | 1999-12-01 | 2000-11-29 | Method and apparatus for feeding sheets to be applied to a wiring harness, sheet cutting apparatus and tape adhering apparatus |
| US10/460,962 US20030217814A1 (en) | 1999-12-01 | 2003-06-13 | Apparatus for feeding sheets to be applied to a wiring harness |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34197599A JP3666325B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | ワイヤーハーネス用巻回シートの供給方法及びその供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001160328A true JP2001160328A (ja) | 2001-06-12 |
| JP3666325B2 JP3666325B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=18350222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34197599A Expired - Fee Related JP3666325B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | ワイヤーハーネス用巻回シートの供給方法及びその供給装置 |
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|---|---|
| US (2) | US6638382B2 (ja) |
| EP (1) | EP1107263A3 (ja) |
| JP (1) | JP3666325B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| KR20150072826A (ko) * | 2013-12-20 | 2015-06-30 | 엘지디스플레이 주식회사 | 박리용 접착필름 장착장치 및 장착방법 |
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| US6974060B2 (en) * | 2003-03-18 | 2005-12-13 | Bel-Art Products, Inc. | Multiple roll tape dispenser |
| KR101621094B1 (ko) * | 2009-08-20 | 2016-05-16 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지 |
| JP5655728B2 (ja) * | 2011-07-13 | 2015-01-21 | 住友電装株式会社 | 組立作業用コンベア装置 |
| JP6019332B2 (ja) * | 2012-06-04 | 2016-11-02 | 株式会社Ｊｏｌｅｄ | 表示装置、画像処理装置、および表示方法 |
| CN106057367A (zh) * | 2016-05-13 | 2016-10-26 | 安庆市峰邦工业产品设计有限公司 | 一种大线束套管专用设备 |
| CN107520367B (zh) * | 2017-10-10 | 2019-11-15 | 金动力智能科技（深圳）有限公司 | 一种电子元器件胶带剥离折弯成型一体设备 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4407063A (en) * | 1981-04-03 | 1983-10-04 | Johnson Peter E | Method and apparatus for fabricating battery plate envelopes |
| US4468274A (en) * | 1981-07-31 | 1984-08-28 | E.D.M. Corporation | Method and apparatus for bonding thermosensitive adhesive label |
| US5401110A (en) * | 1991-07-15 | 1995-03-28 | Neeley; William E. | Custom label printer |
| US5417796A (en) * | 1993-06-02 | 1995-05-23 | Lovelace; Randy L. | Automatic dispensing device for masking paper and tape |
| DE59409494D1 (de) * | 1993-07-01 | 2000-09-28 | Kolbus Gmbh & Co Kg | Vorrichtung zum Ablängen von Abschnitten einer Rückeneinlage und Zusammenführen mit Deckenpappen für das maschinelle Herstellen von Buchdecken |
| US5628866A (en) * | 1993-12-29 | 1997-05-13 | 3M | Masking machine |
| JP2982605B2 (ja) * | 1994-02-24 | 1999-11-29 | 住友電装株式会社 | ワイヤーハーネス組立用図板及びその図板台 |
| US5472560A (en) * | 1995-02-01 | 1995-12-05 | Lin S. H. Horng | Tape dispenser |
| JP2897702B2 (ja) * | 1995-12-04 | 1999-05-31 | 住友電装株式会社 | Ｐｖｃシートへの両面テープ貼着方法および貼着装置 |
| JP3030805B2 (ja) * | 1996-06-28 | 2000-04-10 | 小桧山 裕子 | ペーパー自動供給装置 |
| US6039102A (en) * | 1997-05-14 | 2000-03-21 | 3M Innovative Properties Company | Sheet material dispenser with safer sheet cutting means |
-
1999
- 1999-12-01 JP JP34197599A patent/JP3666325B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-10-24 EP EP00122362A patent/EP1107263A3/en not_active Withdrawn
- 2000-11-29 US US09/726,068 patent/US6638382B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-06-13 US US10/460,962 patent/US20030217814A1/en not_active Abandoned
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|---|---|---|---|---|
| KR20150072826A (ko) * | 2013-12-20 | 2015-06-30 | 엘지디스플레이 주식회사 | 박리용 접착필름 장착장치 및 장착방법 |
| KR102257071B1 (ko) * | 2013-12-20 | 2021-05-26 | 엘지디스플레이 주식회사 | 박리용 접착필름 장착장치 및 장착방법 |
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|---|---|
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| US20030217814A1 (en) | 2003-11-27 |
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