JPH08174059A - 金属帯コイルへの間紙挿入方法 - Google Patents

金属帯コイルへの間紙挿入方法

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JPH08174059A
JPH08174059A JP32228394A JP32228394A JPH08174059A JP H08174059 A JPH08174059 A JP H08174059A JP 32228394 A JP32228394 A JP 32228394A JP 32228394 A JP32228394 A JP 32228394A JP H08174059 A JPH08174059 A JP H08174059A
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JP
Japan
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slip sheet
sheet
interleaf
metal strip
end portion
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Pending
Application number
JP32228394A
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English (en)
Inventor
Yoshito Kawai
義人 河合
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻き取られる金属帯の層間に先行間紙ロール
3から供給される間紙24の尾端部と後行間紙ロール2か
ら供給される間紙とを作業性よく接続する。 【構成】 先行間紙24Aに後行間紙24Bの先端部を静電
気帯電装置12を用いて静電気吸着により重ね合わせた状
態とする。カッタ13により先行間紙24Aを切断すると同
時に後行間紙ロール2のリール25を自転させて後行間紙
2を先行間紙3の裏面に静電気吸着により一体的に接続
して進行させ、巻き取られる金属帯の層間に間紙を供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス鋼板等の表
面品質が特に厳しい金属帯コイルの層間に擦り疵防止用
の間紙(ここでは紙あるいは合成樹脂フィルム等からな
る金属帯の層間に挿入するフィルムを総称して間紙とい
う)を、連続処理ラインでラインを停止することなく先
行間紙と後行間紙とを接続することを可能とする金属帯
コイルへの間紙挿入方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図5を用いて説明する。まず
間紙コイル2、3は間紙接続装置1のリール(図示せ
ず)に装着される。間紙接続装置1は通常支持アーム27
に取り付けた2つ以上のリール25を有し、且つそれぞれ
のリール25により間紙ロール2、3が自転すると同時に
互いに軌道A上を矢印方向に公転する機能を持ってい
る。今、先行する間紙ロール3と後行する間紙ロール2
とを接続する状況について以下に説明する。
【0003】間紙接続装置1の一方のリール25に装着さ
れた先行する間紙コイル3が金属帯8の層間に挿入、払
い出され、巻き細って尾端に近づく前段階で、予めその
先端部に両面テープのテープ幅の半分を貼付した後行間
紙コイル2を間紙接続装置1のもう一方のリール25に装
着し各々のリール25を介して間紙コイル2、3を支持ア
ーム27を介して軌道Aに沿って矢印方向に公転させ位置
を転換する。そして先行間紙コイル3から供給された間
紙24の後端部と後行間紙コイル2から供給された間紙24
を接続する場合、カッタ15で先行間紙コイル3の尾端部
を切断すると同時に押えロール14により後行間紙コイル
2の先端部に貼付した両面テープの片方が先行間紙コイ
ル3の尾端部に接着できるように押し付けて接続する。
このようにして接続された間紙24は、通紙ガイド6を経
由して、巻き取りリール9に巻き取られる金属帯8の層
間に連続的に供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では以下
の問題点があった。 1.先行間紙と後行間紙の接続は両面テープにより行う
ものであり接着が十分行われても間紙供給時の張力変動
あるいは金属帯の巻取速度と間紙の挿入速度が同期しな
いと間紙の接着部が破断し易い。 2.両面テープを事前に後行間紙コイルの先端に貼付す
る装置が必要であり、且つ貼付する時間を要するので金
属帯の巻き取りピッチが非常に短い場合、ライン速度を
下げる等の対応が必要となる。 3.両面テープによる接着部が鋼帯等の金属帯コイルに
挿入される前に、はがれた場合やり直しができない。
【0005】本発明は、前記従来技術の問題を解消する
ことができる金属帯コイルへの間紙挿入方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1記載の本発明は、巻き取られる金属帯の層間
に先行間紙ロールから供給される間紙の尾端部と後行間
紙ロールから供給される間紙の先端部とを接続して連続
的に供給しつつ金属帯コイルを形成する金属帯コイルへ
の間紙挿入方法において、前記先行間紙の尾端部と後行
間紙の先端部とを互いに吸着により重ね合わせて接続す
ることを特徴とする金属帯コイルへの間紙挿入方法であ
る。
【0007】請求項2記載の本発明は、先行間紙の尾端
部と後行間紙の先端部とを静電気帯電装置を用いて帯電
させ静電気吸着により重ね合わせて接続することを特徴
とする請求項1記載の金属帯コイルへの間紙挿入方法で
ある。請求項3記載の本発明は、先行間紙の尾端部と後
行間紙の先端部とを静電気帯電装置を用いて帯電させ静
電気吸着により重ね合わせて接続した後、静電気帯電装
置の下流側に配置され多数の開口孔を有するベルトの裏
面に真空吸着機構を具えたベルトコンベヤを用いて接続
した間紙を真空吸着しつつ供給することを特徴とする請
求項1または2記載の金属帯コイルへの間紙挿入方法で
ある。
【0008】
【作用】本発明は前記問題点を解決するために、先行間
紙と後行間紙との接続は互いに間紙同士を、例えば静電
気帯電装置等により吸着、重ね合わせて行うもので、こ
の方法によれば間紙の張力変動あるいは速度のアンバラ
ンスが生じても重ね合わせ接合部で滑りを生じるだけで
あり破断は発生しない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は本発明の実施例に係る全体配置を示す側面図
であり、また図2はその要部を示す側面図である。間紙
接続装置1の支持アーム27に取り付けた2つのリール25
にはそれぞれ間紙コイル2、3が装着されておりこれら
間紙コイル2、3はそれぞれのリール25を介して自転す
ると共に支持アーム27を介して軌道Aに沿って矢印方向
に公転する機能を持っているのは、図5に示す従来例の
場合と同様である。ここで先行の間紙コイル3から間紙
24Aが供給され、後行の間紙コイル2が待機していると
きには、間紙接続装置1の2つの間紙コイル2、3は互
いに 180度反対側になるように水平の位置にある。
【0010】先行の間紙コイル3の上流側近傍には、間
紙24Aを長手方向に分断するためのカッタ13が配設して
あると共に先行間紙コイル3の下流側上方近傍には静電
気帯電装置12が間紙パスラインに接近、離間できるよう
に移動シリンダ17等の駆動装置に接続してある。また先
行間紙コイル3の下流側には直列に2つの真空吸着装置
11をベルト10の裏面に内蔵したベルトコンベヤ4が配置
してあり、さらにベルトコンベヤ4の中央上部には、デ
フロール5が配置してある。図4に示すようにベルト10
には多数の開口孔23が設けてあり、真空吸着装置11から
の吸気によりベルト10の開口孔23を介して間紙24Aを吸
着できるようになっている。なお、ベルトコンベヤ4は
使用しない場合に備え、図3の矢印で示すように待機位
置に退避自在に設置してある。
【0011】ベルトコンベヤ4の下流側には、下向きに
間紙24Aの先端を導く通紙ガイド6が設置してあり、さ
らに通紙ガイド6の下方近傍には金属帯8を巻き取るた
めの巻き取りリール9が設置してある。通紙ガイド6の
出口部に配設されたバナナロール7は金属帯8の巻き取
り径に応じて間紙24Aの角度を変え、かつ間紙24Aのし
わを矯正するために設置してある。
【0012】また間紙接続装置1の上方には、軌道18上
を車輪22を介して走行する台車20が装架してあり、さら
に台車20には昇降シリンダ21により間紙コイル2を把持
する吊り具19が搭載してある。そして、予め別の場所に
ストックしてある後行間紙コイル2を台車20に搭載され
た吊り具19に把持して1個ずつ搬送したのち、昇降シリ
ンダ21を昇降操作して間紙接続装置1に配置された待機
側のリール25にセットするようになっている。
【0013】次に本発明の作用について説明する。図1
および図2に示すように、間紙接続装置1に配置された
2つのリール25は互いに 180度反対側になるように水平
位置にあり、左側のリール25には先行間紙コイル3が、
また右側のリール25には後行間紙コイル2がセットして
ある。先行間紙コイル3から供給される間紙24Aは、ベ
ルトコンベヤ4およびデフロール5にガイドされながら
移動し、さらに通紙ガイド6内を経由して金属帯8と巻
き取りリール9との間に挿入され、金属帯8と共に巻き
取りリール9に巻き取られることによって層間に間紙24
Aを介在させ金属帯コイル26となる。このとき間紙24A
は、通紙ガイド6の出口部に配置されたバナナロール7
によって金属帯コイル26の巻き取り径に応じて角度を変
えると共に間紙24Aのしわが矯正される。
【0014】今、先行間紙コイル3が巻き戻されて、そ
の残りの間紙巻数が少なくなった段階で、その巻数減信
号により間紙接続装置1を駆動して図3に示すように支
持アーム27を介して間紙コイル2、3を各々 120度程度
旋回させ、後行間紙コイル2を先行間紙コイル3から供
給される間紙24Aの下方に接近させる。次に、移動シリ
ンダ17を作動して静電気帯電装置12を先行間紙ロール3
から供給される間紙24Aに接近させた状態として停止す
る。静電気帯電装置12を用いて静電気を発生させると先
行間紙24Aを介して後行間紙24Bの先端部が帯電され、
リール25の自転を停止してある後行間紙24Bの先端部が
先行間紙24Aの裏面に吸着された状態で滑っている。そ
して接続開始の信号と同時にカッタ13を用いて先行間紙
24Aを切断すると共に後行間紙24Bのリール25を自転さ
せることにより先行間紙24Aの尾端部と後行間紙24Bの
先端部とが静電気吸着により接続された状態で一体とな
って進行する。
【0015】そしてより安定して先行間紙24Aと後行間
紙24Bとの接続部を進行させるために、ベルトコンベヤ
4に内蔵した真空吸着装置11を作動してその吸気により
ベルト10に設けた開口孔23を介して吸着させながら進行
させるのが好ましい。このようにしてベルトコンベヤ4
により移動される先行間紙24Aと後行間紙24Bとの接続
部は、さらに通紙ガイド6を経由したのち、バナナロー
ル7によって進行角度を調整すると共にしわを矯正しな
がら金属帯8と巻き取りリール9との間に挿入され、金
属帯8と共に巻き取りリール9に巻き取ることによって
層間に間紙24Aに引続き間紙24Bを介在させた金属帯コ
イル26となる。
【0016】先行間紙24Aと後行間紙24Bとの接続が終
了したら、もう一度間紙接続装置1を駆動して支持アー
ム27を介して矢印方向に残り60度程度旋回し、各リール
25に装着した先行間紙コイル3と後行間紙コイル2が入
れ換えされた状態で水平位置に戻される。引続き、先行
間紙コイル3の間紙残部は、リール25から自動的に排出
されたのち、別の場所にストックしてある次の後行間紙
コイル2を台車10に搭載された吊り具9に把持して搬送
し、昇降シリンダ20を昇降操作して間紙接続装置1に配
置された待機側のリール25にセットして待機させるとい
う動作が順次繰り返される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のように先行間紙と後行間紙とを両面テープ等を用い
る接着剤による接続ではなく静電気等の吸着、重ね合わ
せにより接続とすることにより接続の自動化が容易とな
る。また先行間紙と後行間紙とを接続するときの間紙張
力制御およびライン速度に対する間紙速度制御が従来方
法に比較して楽に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る装置の全体配置を示す側
面図である。
【図2】本発明の実施例に係る装置の要部を示す側面図
である。
【図3】本発明の実施例に係る装置の要部の作動状況を
示す側面図である。
【図4】本発明の実施例に係るベルトを示す平面図であ
る。
【図5】従来例に係る装置の全体配置を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 間紙接続装置 2 間紙コイル(後行) 3 間紙コイル(先行) 4 ベルトコンベヤ 5 デフロール 6 通紙ガイド 7 バナナロール 8 金属帯 9 巻き取りリール 10 ベルト 11 真空吸着装置 12 静電気帯電装置 13 カッタ 14 押えロール 15 カッタ 16 吊り具 17 移動シリンダ 18 軌道 19 吊り具 20 台車 21 昇降シリンダ 22 車輪 23 開口孔 24 間紙 25 リール 26 金属帯コイル 27 支持アーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き取られる金属帯の層間に先行間紙ロ
    ールから供給される間紙の尾端部と後行間紙ロールから
    供給される間紙の先端部とを接続して連続的に供給しつ
    つ金属帯コイルを形成する金属帯コイルへの間紙挿入方
    法において、前記先行間紙の尾端部と後行間紙の先端部
    とを互いに吸着により重ね合わせて接続することを特徴
    とする金属帯コイルへの間紙挿入方法。
  2. 【請求項2】 先行間紙の尾端部と後行間紙の先端部と
    を静電気帯電装置を用いて帯電させ静電気吸着により重
    ね合わせて接続することを特徴とする請求項1記載の金
    属帯コイルへの間紙挿入方法。
  3. 【請求項3】 先行間紙の尾端部と後行間紙の先端部と
    を静電気帯電装置を用いて帯電させ静電気吸着により重
    ね合わせて接続した後、静電気帯電装置の下流側に配置
    され多数の開口孔を有するベルトの裏面に真空吸着機構
    を具えたベルトコンベヤを用いて接続した間紙を真空吸
    着しつつ供給することを特徴とする請求項1または2記
    載の金属帯コイルへの間紙挿入方法。
JP32228394A 1994-12-26 1994-12-26 金属帯コイルへの間紙挿入方法 Pending JPH08174059A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100879319B1 (ko) * 2002-09-09 2009-01-19 주식회사 포스코 간지 삽입 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100879319B1 (ko) * 2002-09-09 2009-01-19 주식회사 포스코 간지 삽입 장치

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