JP3025125B2 - 打抜剥離方法および打抜剥離装置 - Google Patents

打抜剥離方法および打抜剥離装置

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JP3025125B2 JP05050773A JP5077393A JP3025125B2 JP 3025125 B2 JP3025125 B2 JP 3025125B2 JP 05050773 A JP05050773 A JP 05050773A JP 5077393 A JP5077393 A JP 5077393A JP 3025125 B2 JP3025125 B2 JP 3025125B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、離型紙が貼り付けられ
た両面粘着テープ付き軟質多孔性シートを打ち抜いて所
定の形状の成形品とし、該成形品を前記離型紙から剥離
する、打抜剥離方法および該打抜剥離方法を実施するた
めの打抜剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】軟質多孔性シートの成形品は、例えば、
複写機やレーザービームプリンターにおいて、トナーの
漏れ防止や光の遮断等のために使用され、両面粘着テー
プを介して筺体等のワークに貼着される。
【0003】従来、公知の技術においては、軟質多孔性
シート、両面粘着テープ及び離型紙の3層で構成された
短冊状の複層シートから、離型紙以外の部分を所定の形
状に打抜いた打抜シートを製造するために、打抜専用機
が使用される。
【0004】一方、前記短冊状の打ち抜きシートから成
形品を剥離し、ワークに貼着する作業は、通常人手によ
り行われるが、成形品の剥離の際に、損傷や変形が生じ
やすい等の困難を伴い、作業能率の低下をもたらす。上
記した困難が生じる理由は次のように推定される。
【0005】すなわち、軟質多孔性シートの場合、シー
トの寸法を安定化させる必要がある等の理由から、両面
粘着テープが使用されるが、その結果、粘着剤層の厚さ
が厚くなり、それゆえに、打抜いた後、粘着剤層の切断
部が再結合する傾向が強まり、剥離のための大きな力が
必要になること。および両面粘着テープと離型紙との間
の粘着力が比較的大きく、そのために、成形品を把持し
て引っ張り力を加えて剥離しようとすると、成形品が大
きく変形し、ときには損傷に至ることがあるなどであ
る。
【0006】さらに、上述のように、従来公知の技術で
は、打抜工程と剥離工程とが分離されているため、組立
ラインでのインライン化や多品種少量生産への対応が容
易ではないという問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、剥離に
伴う損傷や変形を防止できる打抜剥離方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】また、本発明は、打抜工程と剥離工程を一
体化することにより、装置を小型化、高集積化し、これ
により、インライン化と多品種少量生産への対応を容易
にした打抜剥離装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために、鋭意研究した結果、露出された両面
粘着テープに向けて圧縮エアーを吹き付けることによ
り、剥離が格段に容易に行えることを見いだし、本発明
を完成させるに至った。
【0010】上記目的を達成するための本発明の打抜剥
離方法は、離型紙に粘着テープを介して軟質材を貼り合
せた複層シートを打ち抜き加工工程に給送して前記軟質
材と粘着テープの部分を所定の形状に切断加工し、続い
て、前記切断加工した複層シートを剥離工程に給送し、
剥離工程において、給送路上に該給送路を鋭角に屈曲さ
せる屈曲部材を配置し、給送される前記複層シートを前
記屈曲部材の鋭角部にて屈曲させることで、前記複層シ
ート上の前記切断加工した軟質材とその残余部分との間
の切断部を、前記粘着テープが露出するように分離し、
該分離後、前記露出した粘着テープに向けてエアーを吹
き付けて前記離型紙上から前記切断加工した軟質材を取
り出すことを特徴とする。
【0011】また、本発明の打抜剥離装置は、長尺の複
層シートを送り出すための送り出し機構と、前記送り出
し機構で送り出される複層シートから所定の形状の成形
品を得るための打抜機構と、前記複層シートを屈曲させ
るための屈曲部材を備え、かつ前記複層シートを搬送さ
せるための屈曲搬送機構と、該屈曲搬送機構の前記屈曲
部材において露出された両面粘着テープに向けて圧縮エ
アーを吹き付けるためのエアー吹付ノズルを有する剥離
機構と、を具備したことを特徴とするものである。
【0012】さらに、前記屈曲部材の先端の角度が鋭角
である。
【0013】そして、前記屈曲部材の先端の角度が10
度以上60度以下である。
【0014】
【作用】上記のとおり構成された本発明の打抜剥離装置
では、長尺の複層シートはロール状態や折り畳み状態で
装置の送り出し機構に装着される。
【0015】送り出し機構から送り出された複層シート
(離型紙が貼り付けられた両面粘着テープ付き軟質多孔
性シート)は、打抜機構において抜き型により離型紙以
外の層が所定の形状に打ち抜かれる。次いで、屈曲搬送
機構により複層シートに張力をかけた状態で、屈曲部材
で複層シートに屈曲部を形成する。
【0016】剥離機構においてエアー吹付ノズルから圧
縮エアーを、張力下での屈曲により露出された両面粘着
テープに吹き付けて、再結合した粘着剤層を切断し、完
全にまたは、成形品の先端部を部分的に剥離する。
【0017】成形品が人手により、または自動機により
取得された後、残余の複層シートは、屈曲搬送機構によ
り一定の張力をかけつつ引っ張られ、排出される。
【0018】上述のように、本発明の打抜剥離装置で
は、長尺の複層シートの使用、および打抜工程と剥離工
程の一体化により、両工程での搬送機構の共有が可能と
なり、その結果、装置の小型化及び高集積化が達成され
る。
【0019】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0020】先ず、本発明の打抜剥離装置の構成につい
て説明する。
【0021】図1は本発明の打抜剥離装置の一実施例の
正面図、図2は打抜機構の詳細を示す図、図3は剥離機
構の詳細を示す図、図4は剥離ドグの先端部の拡大図で
ある。 図1に示すように、長尺の複層シートロール
1はリールスタンド2で装置本体に支持され、クラッチ
機構3は複層シートロール1を回転自由にしたり回転不
能にしたりする。一対のピッチ送り用ローラー4は複層
シート8の送りローラーであり、送り用ステッピングモ
ーター6の動力がタイミングベルト7を介して一方のピ
ッチ送り用ローラー4に伝動されることで、複層シート
ロール1から複層シート8を矢印で示すように送り出す
ことができる。エアーシリンダーであるピッチ送り用ロ
ーラー押え5は、前記一方のピッチ送り用ローラー4を
上下方向に移動させて複層シート8を挟持する。ピッチ
送り用ローラー押え5、送り用ステッピングモーター6
及びタイミングベルト7等により、複層シート8の送り
出し機構が構成されている。
【0022】上記複層シートロール1から送り出される
複層シート8は、軟質多孔性シート、両面粘着テープ及
び離型紙の3層で構成されている(図4参照)。複層シ
ート8は一体化された長尺シートでもよく、ビニールテ
ープ等を用いて短冊状シートを接合し、長尺化したもの
であってもよい。
【0023】軟質多孔性シートの具体例として、ウレタ
ンゴム、アクリルゴム、クロロプレンゴム、エチレン−
プロピレンゴム、シリコ−ンゴム、天然ゴム等の発泡体
または焼結体である多孔性ゴムシート類や、ポリエチレ
ン、各種熱可塑性エラストマー等の発泡体または焼結体
である軟質多孔性シート類や、静電植毛布、織布及び不
織布等の布類などが挙げられる。上記複層シートは比較
的小さな張力により容易に寸法が変化するため、通常、
粘着剤を直接裏面に塗布することをせず、粘着性賦与と
寸法安定化の両目的を同時に満足するべく両面粘着テー
プが使用される。両面粘着テープは強靭で伸びの少ない
基材と、その両面に塗布または含浸された粘着剤により
構成されるものが望ましいが、粘着剤のみからなる両面
粘着テープであっても、十分な強度を有するものであれ
ば使用することができる。
【0024】図1及び図2に示すように、複層シート8
は、打抜機構により所定の形状に打ち抜かれる。この打
抜機構は公知のものであり、抜き受台22には抜き型
(下型)10が設けられており、抜き型(上型)9は金
型ベース19と一体になっている。。この金型ベース1
9は、打抜き用シリンダー12のシリンダーロッド11
に固定された金型取付ホルダー20に支持されている。
打抜き用シリンダー12のシリンダーロッド11を上下
方向(矢印B方向)に移動させることで、抜き型(上
型)9を上下方向に移動させることができ、抜き型(上
型)9と抜き型(下型)10とで複層シート8を打ち抜
くことができる。ガイドポスト31は抜き型(上型)9
の上下方向の移動を案内するためのものである。ストロ
ーク調整用治具13は矢印A方向に回転調整させること
ができ、これにより、シリンダーロッド11のストロー
クを調整できる。抜き型(上型)9、抜き型(下型)1
0、シリンダーロッド11、打抜き用シリンダー12及
びストローク調整用治具13等により打抜機構が構成さ
れている。この打抜機構によって複層シート8が打ち抜
かれる際、両面粘着テープまでは切断されるが、離型紙
は切断されないように、シリンダーロッド11のストロ
ークがストローク調整用治具13で調整される。また、
成形品の形状を容易に変更できるように、後述するよう
に、抜き型(上型)9及び抜き型(下型)10の着脱が
容易に行えるような構造が採用されている。
【0025】図1及び図3に示すように、屈曲搬送機構
としては、屈曲部材としての剥離ドグ14、一対の引取
りテンションローラー15、ローラー押え用シリンダー
16、駆動用ベルト27及び巻取用モーター17等によ
り構成されている。巻取用モーター17の回転は駆動用
ベルト27を介して一方の引取りテンションローラー1
5に伝動され、この一方の引取りテンションローラー1
5はローラー押え用シリンダー16によって水平方向に
移動可能である。剥離ドグ14は先端が鋭角になったV
字状の部材であり、この剥離ドグ14により前記複層シ
ート8が屈曲される。この際、一対の引取りテンション
ローラー15は複層シート8に一定の張力をかけ、残余
のシート(離型紙)を引き取って排出するものである。
ここで、剥離ドグ14とは、ナイフ状のエッジを有する
治具を意味する。剥離ドグ14の角度29(図3参照)
は任意に選択し得るが、通常は、鋭角であることが望ま
しく、さらには、以下に記述する理由から10度以上6
0度以下であれば効果的である。すなわち、10度以下
であると、剥離ドグ14の先端部が鋭利になり、人体へ
の損傷の懸念があって望ましくない。また、60度以上
であると、屈曲の度合が小さくなり、軟質多孔性シート
の厚みが厚い場合には、切断部における両面粘着テープ
の露出が不充分となり、その結果、剥離機能が充分に発
揮されない恐れがあるからである。
【0026】一方、剥離機構は、剥離ドグ14とエアー
吹付ノズル18により構成されている。剥離ドグ14に
より複層シート8に屈曲部が形成され、その結果、切断
部の両粘着テープが外部に露出される。図4に示すよう
に、前記露出された両面粘着テープ38に向けてエアー
吹付ノズル18より圧縮エアーが吹き付けられ、成形品
28の全体または先端部が剥離される。
【0027】ここで、図2に打抜機構の詳細を示す。抜
き型(上型)9と抜き型(下型)10との間に位置する
複層シート8(図1参照)は、打抜き用シリンダー12
及びシリンダーロッド11により駆動された抜き型(上
型)9の下降により打ち抜かれ、打抜きシート23(図
3参照)となる。抜き型(上型)9は金型保持部材3
0、金型取付ホルダー20、金型ベース19及び金型固
定ねじ21などにより、シリンダーロッド11に装着さ
れており、金型固定ねじ21を緩めることにより、抜き
型(上型)9及び金型ベース19を水平面内で移動させ
て容易に交換することができる。同様に、抜受け台22
上に固定された抜き型(下型)10も容易に交換するこ
とができる。
【0028】さらに、図3に剥離機構の詳細を示す。打
抜きシート23は打抜機構により成形品が成形された複
層シートである。エアー吹付ノズル18は横移動用トラ
バス25に支持され、横移動用トラバス25はLMガイ
ド26に沿って横方向(図示側方視左右方向、複層シー
トの幅方向)に移動して、幅広の成形品を剥離すること
ができる。先端部が剥離された成形品28が取得される
と、検出センサー24により成形品の不在が検出され、
送り出し機構、打抜機構、屈曲搬送機構及び剥離機構が
それぞれ作動して、打抜きシート23は成形品1個に相
当する距離だけ搬送される。
【0029】次に、本実施例の打抜剥離装置の動作すな
わち打抜剥離方法について説明する。 図1乃至図3に
示すように、長尺の複層シートロール1を送り出し機構
のリールスタンド2に装着する。
【0030】送り出し機構から送り出される複層シート
8は、抜き型(上型)9と抜き型(下型)10とにより
所定の形状に打ち抜かれる。この際、複層シート8は両
面粘着テープまでは切断されるが、離型紙33(図4参
照)は切断されないようにシリンダーロッド11のスト
ロークを予め設定しておく。
【0031】屈曲搬送機構により前記複層シート8を一
定の張力下で屈曲させつつ引取り、残余の複層シートを
排出する。ここで、剥離ドグ14によって複層シート8
に屈曲部が形成され、その結果、切断部の両粘着テープ
が外部に露出される。エアー吹付ノズル18より圧縮エ
アーが前記露出部に向けて幅方向に一様に吹き付けら
れ、成形品28の全体または先端部が剥離される。剥離
された成形品28は、同位置において、人手により、ま
たは自動機により取得され、ワーク(不図示)に貼着さ
れる。
【0032】詳述すると、図4に示すように、打抜きシ
ート23(図3参照)は、成形品28、残余の複層シー
ト32及び両者の境界である切断部35よりなる。この
切断部35は両面粘着テープ34まで達している。切断
部36,37は、剥離ドグ14の作用により形成された
屈曲部において互いに分離し、露出された両面粘着テー
プ38が出現する。エアー吹付ノズル18から上記露出
された両面粘着テープ38に向けて圧縮エアーが吹き付
けられ、成形品28の先端部が剥離される。複層シート
が引き取られるにつれて、成形品28は図4に示す位置
より図示右方向に一定距離だけ移動し、その間、圧縮エ
アーの吹き付けが継続され、剥離がさらに進行する。
【0033】成形品28が所定の位置に達すると、複層
シートの引き取りが中断され、成形品28が取得される
のを待って、前記引き取りが再開される。
【0034】成形品28が取得された後、剥離ドグ14
の先端部を通過した複層シートは、残余の複層シート3
9の部分及び離型紙33のみの部分からなっている。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおり構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0036】請求項1〜3に記載の発明は、成形品の剥
離を容易に行うことができ、その結果、変形や破損等に
よる損失を低減させ、かつ作業効率が向上する。
【0037】請求項4に記載の発明は、長尺の複層シー
トの打抜工程と剥離工程とを同一装置上で行えるように
したもので、装置の小型化、高集積化が達成され、イン
ライン化が容易になり、かつ多品種少量生産への対応が
容易に行える。
【0038】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の剥離を確実にできる。
【0039】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の効果の他、人体への損傷の懸念がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の打抜剥離装置の一実施例の正面図であ
る。
【図2】図1の打抜機構の詳細を示す図である。
【図3】図2の剥離機構の詳細を示す図である。
【図4】剥離ドグの先端部の拡大図である。
【符号の説明】
1 複層シートロール 2 リールスタンド 3 クラッチ機構 4 ピッチ送り用ローラー 5 ピッチ送り用ローラー押え 6 送り用ステッピングモーター 7 タイミングベルト 8 複層シート 9 抜き型(上型) 10 抜き型(下型) 11 シリンダーロッド 12 打抜き用シリンダー 13 ストローク調整用治具 14 剥離ドグ(屈曲部材) 15 引取りテンションローラー 16 ローラー押え用シリンダー 17 巻取用モーター 18 エアー吹付ノズル 19 金型ベース 20 金型取付ホルダー 21 金型固定ねじ 22 抜き受台 23 打抜きシート 24 検出センサー 25 横移動用トラバス 26 LMガイド 27 駆動用ベルト 28 成形品 29 剥離ドグの角度 30 金型保持部材 31 ガイドポスト 32 残余の複層シート 33 離型紙 34 両面粘着テープ 35 切断部 36 切断部 37 切断部 38 露出された両面粘着テープ 39 残余の複層シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−94372(JP,A) 特開 昭62−173198(JP,A) 実開 昭62−134697(JP,U) 特公 昭51−48592(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 7/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型紙に粘着テープを介して軟質材を貼
    り合せた複層シートを打ち抜き加工工程に給送して前記
    軟質材と粘着テープの部分を所定の形状に切断加工し、 続いて、前記切断加工した複層シートを剥離工程に給送
    し、剥離工程において、給送路上に該給送路を鋭角に屈
    曲させる屈曲部材を配置し、給送される前記複層シート
    を前記屈曲部材の鋭角部にて屈曲させることで、前記複
    層シート上の前記切断加工した軟質材とその残余部分と
    の間の切断部を、前記粘着テープが露出するように分離
    し、該分離後、前記露出した粘着テープに向けてエアー
    を吹き付けて前記離型紙上から前記切断加工した軟質材
    を取り出すことを特徴とする打抜剥離方法。
  2. 【請求項2】 離型紙に粘着テープを介して軟質材を貼
    り合せた複層シートを打ち抜き加工工程に給送して前記
    軟質材と粘着テープの部分を所定の形状に切断加工し、 続いて、前記切断加工した複層シートを剥離工程に給送
    し、剥離工程において、給送路上に該給送路を鋭角に屈
    曲させる屈曲部材を配置し、給送される前記複層シート
    を前記屈曲部材の鋭角部にて屈曲させることで、前記複
    層シート上の前記切断加工した軟質材とその残余部分と
    の間の切断部を、前記粘着テープが露出するように分離
    し、該分離後、前記露出した粘着テープに向けてエアー
    を吹き付けて前記離型紙上から前記切断加工した軟質材
    を取り出し、 前記エアー吹き付け動作後に、検出手段により、前記複
    層シート上からの前記切断加工した軟質材の取り出しの
    確認を行うことを特徴とする打抜剥離方法。
  3. 【請求項3】 離型紙に粘着テープを介して軟質材を貼
    り合せた複層シートを打ち抜き加工工程に給送して前記
    軟質材と粘着テープの部分を所定の形状に切断加工し、 続いて、前記切断加工した複層シートを剥離工程に給送
    し、剥離工程において、給送路上に該給送路を鋭角に屈
    曲させる屈曲部材を配置し、給送される前記複層シート
    を前記屈曲部材の鋭角部にて屈曲させることで、前記複
    層シート上の前記切断加工した軟質材とその残余部分と
    の間の切断部を、前記粘着テープが露出するように分離
    し、該分離後、前記露出した粘着テープに向けてエアー
    を前記複層シートの幅方向に一様に吹き付けて前記離型
    紙上から前記切断加工した軟質材を取り出すことを特徴
    とする打抜剥離方法。
  4. 【請求項4】 長尺の複層シートを送り出すための送り
    出し機構と、 前記送り出し機構で送り出される複層シートから所定の
    形状の成形品を得るための打抜機構と、 前記複層シートを屈曲させるための屈曲部材を備え、か
    つ前記複層シートを搬送させるための屈曲搬送機構と、 前記屈曲搬送機構の前記屈曲部材において露出された両
    面粘着テープに向けて圧縮エアーを吹き付けるためのエ
    アー吹付ノズルを有する剥離機構と、を具備したことを
    特徴とする打抜剥離装置。
  5. 【請求項5】 前記屈曲部材の先端の角度が鋭角である
    請求項4に記載の打抜剥離装置。
  6. 【請求項6】 前記屈曲部材の先端の角度が10度以上
    60度以下である請求項5に記載の打抜剥離装置。
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