JP2009102140A - テープ処理装置およびそのテープ送り制御方法 - Google Patents

テープ処理装置およびそのテープ送り制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送時のテンションによる皺によってテープ状部材がダメージを受けることを防止するテープ処理装置を提供する。
【解決手段】テープ処理装置1は、FPCテープ2に作りこんだ多数の印刷回路をプレス装置4において処理する装置であり、FPCテープ2の印刷回路の打ち抜き動作と印刷回路部分の間欠送りとを繰り返すプレス装置4と、プレス装置4に送り込まれるPFCテープ2に常時バックテンションを付与するバックテンション機構9と、プレス装置4から送り出されるPFCテープ2に常時フォワードテンションを付与するフォワードテンション機構10とを備えており、バックテンション機構9は、プレス装置4が打ち抜き動作から間欠送り動作に移るときに、バックテンションを一瞬解除するテンション解除手段としての電磁ソレノイド34を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、機能部品を作り込んだテープ状部材を処理するテープ処理装置およびそのテープ送り制御方法に関する。
従来のテープ処理装置としての液滴吐出装置では、ロール状に巻回された長尺のワーク(テープ)を繰り出す繰出し装置と、繰り出されたワークを送り経路に沿って送る送り装置と、ワークを巻き取る巻取り装置を備えている(特許文献1参照)。繰出し装置から繰り出されたワークは、送り装置により送り経路に沿って描画装置に送り込まれてゆく。ここでワークは、描画装置により描画処理された後、描画装置からその処理済みの部分が送り出されると共に、処理済み部分の長さ分、巻取り装置で順次巻き取られる。描画装置に臨んだワークは、繰出し側ローラと巻取り側ローラとにより、処理済みの部分のピッチ送りが行われる。
特開2006-116435号公報
このようなテープ処理装置にあっては、描画品質を維持するため、描画に際し繰出し側ローラと巻取り側ローラとの間で、ワーク(テープ)に張りを与えておく必要がある。一方、ワーク上には、チップ部品の一部が既に搭載されているため、繰出し側ローラと巻取り側ローラとを、例えばワークの両縁部に転接する一対のニップローラ等で構成し、巻取り側ローラに対し繰出し側ローラを低速でスリップ回転させ、ワークにバックテンションを付与することが好ましい。しかし、このような一対のニップローラで、長手方向にテンションを作用させながらワークの間欠的な送りを繰り返すと、応力が残留してテープ状のワークに皺が生じ、描画部分がダメージを受けたり、送り経路から脱落する等の問題があった。
本発明は、テンションを付与した状態で送られるテープ状部材に対し、テンションに基づく皺の発生を防止することができるテープ処理装置およびそのテープ送り制御方法を提供することを課題としている。
本発明のテープ処理装置は、テープ状部材に作りこんだ多数の機能部品を処理するテープ処理装置であって、テープ状部材に臨み、機能部品への処理動作と機能部品のピッチ送りとなるテープ状部材の間欠送りとを繰り返す処理装置本体と、処理装置本体に送り込まれるテープ状部材に臨み、テープ状部材に常時バックテンションを付与するバックテンション機構と、処理装置本体から送り出されるテープ状部材に臨み、テープ状部材に常時フォワードテンションを付与するフォワードテンション機構と、処理装置本体が処理動作から間欠送りに移行するときに、バックテンション機構によるバックテンションを一時的に解除するテンション解除手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明のテープ処理装置のテープ送り制御方法は、送られてゆく、多数の機能部品を作りこんだテープ状部材に臨み、処理部において機能部品への処理動作と機能部品のピッチ送りとなるテープ状部材の間欠送りとを繰り返すテープ処理装置のテープ送り制御方法であって、処理部に送り込まれるテープ状部材に常時バックテンションを付与すると共に、処理部から送り出されるテープ状部材に常時フォワードテンションを付与しておいて、処理動作から間欠送りに移行するときに、バックテンションを一時的に解除することを特徴とする。
これらの構成によれば、間欠送りに移行するときに、前記バックテンション機構によってテープ状部材にかかるバックテンションを一瞬解除することによって、フォワードテンションとバックテンションによりテープ状部材が両側から引っ張られる際のテンションが解消される。これによって、処理装置本体において処理を受けたり、間欠送りが連続して行われるときに、バックテンション機構廻りにおけるテープ状部材に、テンションの応力が残留・蓄積することが防止される。これにより、テープ状部材に皺が発生することがなく、機能部品がダメージを受けたり、テープ状部材が搬送経路から脱落するのを防止することができる。
この場合、バックテンション機構は、テープ状部材に転接する駆動ローラおよび従動ローラから成るニップローラと、駆動ローラに組み込んだトルクリミッタと、を有し、テンション解除手段は、駆動ローラと従動ローラとを相対的に且つ一時的に離反させることで、バックテンションを解除することが、好ましい。
この構成によれば、単純な構造のバックテンション機構により、テープ状部材に一定のバックテンションを付与することができる。また、バックテンションの一時的解除を簡単な構造で実現することができる。
この場合、バックテンション機構は、従動ローラを回転可能に軸支するローラホルダと、ローラホルダを介して従動ローラを駆動ローラに押圧するばねとを更に有し、テンション解除手段は、ばねに抗して従動ローラを駆動ローラから離反させるソレノイドを有していることが、好ましい。
この構成によれば、バックテンションの一時的解除を、ソレノイドにより一層、簡単な構造で実現することができる。
これらの場合、駆動ローラは、テープ送り方向と逆方向に回転するものであることが、好ましい。
この構成によれば、テープ状部材に十分なバックテンションを付与することができる。
これらの場合、テープ状部材は、幅方向中間部に機能部品を備えており、ニップローラは、機能部品から外れたテープ状部材の両側端部を転接する一対のもので構成されていることが、好ましい。
この構成によれば、ニップローラにより、テープ状部材の機能部品が損傷するのを有効に防止することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態にかかるテープ処理装置およびそのテープ送り制御方法について説明する。このテープ処理装置は、機能部品であるFPC(Flexible Print Circuit)を延在方向に多数作り込んだFPCテープ(テープ状部材)に対し、FPC部分を1つずつプレスにより打ち抜くものである。
図1および図2に示すように、テープ処理装置1は、FPCテープ2からFPCである印刷回路3を打ち抜くプレス装置(処理装置本体)4と、FPCテープ2を繰り出す繰出しリール5を有する繰出し部6と、打ち抜き後のFPCテープ2を巻き取る巻取りリール7を有する巻取り部8とを備えている。繰出し部6は、プレス装置4に送り込むFPCテープ2にバックテンションを加えるバックテンション機構9を有し、巻取り部8はプレス装置4から送り出されるFPCテープ4に、送り方向のフォワードテンションを加えるフォワードテンション機構10を有している。テープ処理装置1が正常な通常の処理・テープ送り動作を行っているとき、繰出しリール5は常時ゆっくりとFPCテープ2を送り出し、これに対応して、巻取りリール7は常時ゆっくりとFPCテープ2を巻き取っている。
繰出し部6には、上記の繰出しリール5の他、繰出しリール5の下方に位置して、FPCテープ2のスペーサ2aを巻き取るリール6aと、繰出しリール5に臨んで、FPCテープ2の静電気を除電するイオナイザ6bと、が配設されている。同様に、巻取り部8には、巻取りリール7の他、繰出し部6と巻取り部8とを逆の構成にしたときに繰り出されたFPCテープ2のスペーサ2aを巻き取るリール7aと、FPCテープ2の静電気を除電するイオナイザ7bと、が設けられている。
プレス装置4は、FPCテープ2の印刷回路3を打ち抜くプレス金型部11と、プレス金型部11でFPCテープ2を打ち抜くときにFPCテープ2の両側を把持する一対のクランプハンド部12,12と、クランプハンド部12,12と交代して、所定ピッチ(印刷回路3の配置ピッチ)でFPCテープ2をプレス金型部11に間欠的に送り込むグリップフィーダ13とを備えている。一対のクランプハンド部12,12とグリップフィーダ13とは交互に作動し、グリップフィーダ13はFPCテープ2の間欠的に送る。
プレス金型部11は、X方向・Y方向への微少な直線移動およびθ方向への微少回動が可能とされるテーブル14上に搭載されており、テーブル14側に矩形枠状の雌型刃15を有し、天板部16側に矩形状の雄型刃17を有する。雄型刃17は雌型刃15内に入り込んでFPCテープ2の印刷回路3の周囲を切断し、切断された印刷回路3は雌型刃15から落下して図示しないトレイ中に収納される。雄型刃17の上下動はガイド軸18に案内され、雄型刃17は油圧シリンダ19により上下動する。
各クランプハンド部12は、互いに接近・離間してFPCテープ2を把持する上下一対のブロックからなり、この上下一対のブロックが、プレス金型部11のテープ送り方向前後に配設されている。クランプハンド部12は、FPCテープ2の両側縁部から数mm程度の部位を把持する。両クランプハンド部12,12は、プレス金型部11がFPCテープ2の印刷回路3の周囲を打ち抜く処理動作時に、FPCテープ2の印刷回路3から外れた長手方向両側を把持し、雄型刃17が雌型刃15から離れた後に、FPCテープ2を解放する。
グリップフィーダ13は、クランプハンド部12,12と交代して間欠的にFPCテープ2を所定ピッチでプレス金型部11に送り込むために、矢印Aの範囲で往復移動する。このFPCテープ2のピッチ送り範囲Aにおいて、繰出しリール5側の位置が送り開始位置であり、プレス金型部11側の位置が送り終了位置である。グリップフィーダ13は、FPCテープ2を把持する上下一対のブロックからなり、図外の把持機構および移動機構により作動する。
図3ないし図5はバックテンション機構9を示したものであり、バックテンション機構9は、長方形のベースフレーム29と、内側に突設するようにニップローラ20を有し、ベースフレーム29上に対向配置された一対のローラユニット30と、各ローラユニット30に内側に添設され、ベースフレーム29に直交する方向に延在する一対のガイドレール23と、両ローラユニット30の両ニップローラ20を同時に回転駆動する図外のモータと、を備えている。
ベースフレーム29の長手方向の両端部には、モータに連結した駆動軸31aを回転自在に軸支した一対の軸受けブロック29a(一方のみ図示)が立設されており、駆動軸31aには、各ローラユニット20に動力を入力する一対の駆動プーリ31(一方のみ図示)が固定されている。
各ガイドレール23は、レール本体24と、レール本体24の上面に固定したレールプレート25とから成り、レール本体24の上面内側の段部とレールプレート25との間に、FPCテープ2の送りを案内するガイド溝23aが形成されている。すなわち、一対のガイド溝23aが対向配置するようにしてFPCテープ2の送り経路を構成しており、FPCテープ2は、幅方向の両端部をこの一対のガイド溝23aに支持され且つ案内されてテープ送りされる。なお、図中の符号27は、ガイド溝23から外れて落下したFPCテープ2を受ける受けレールである。
図4および5に示すように、各ローラユニット30は、駆動ローラ21および従動ローラ22からなるニップローラ20と、駆動ローラ21を回転自在に支持すると共に上記のベースフレーム29上に立設されたローラフレーム26と、従動ローラ22を回転自在に保持するローラホルダ32と、上記の駆動プーリ31の動力を駆動ローラ21に伝達するベルト伝動機構と、ローラホルダ32を介して従動ローラ22を駆動ローラ21に押圧するコイルスプリング33と、コイルスプリング33に抗して、駆動ローラ21から従動ローラ22を離反させるテンション解除手段としての電磁ソレノイド34(図5参照)と、を備えている。
図3に示すように、駆動ローラ21と従動ローラ22はFPCテープ2の両縁部をガイドするガイドレール23の近傍に配置されている。レールプレート25の、駆動ローラ21及び従動ローラ22近傍の縁部には、FPCテープ2を介して駆動ローラ21と従動ローラ22を互いに接触させる図示しない開口部が形成されており、駆動ローラ21と従動ローラ22とは、この開口部を介してFPCテープ2に転接されている。
図4に示すように、駆動ローラ21は、ローラフレーム26に回転自在に軸支された回転軸28aの一方の端部に固定されており、回転軸28aの他方の端部にはトルクリミッタ28bを介して従動プーリ28が固定されている。ローラフレーム26の下部には従動プーリ28に回転力を加えるため駆動プーリ31(図3参照)が配設されており、この駆動プーリ31はローラフレーム26の上記駆動軸31aに取り付けられている。駆動プーリ31と従動プーリ28の間には、テンションプーリ36が配設され、これら駆動プーリ31、従動プーリ28及びテンションプーリ36には、ベルト35が掛け渡され、ベルト伝動機構を構成している。
図5に示すように、従動ローラ22はローラホルダ32に回転自在に軸支されている。ローラホルダ32の側面形状は大略逆L字形状を有しており、ローラホルダ32は、ローラフレーム26の上部の一方の端縁部に支軸38を介して回動自在に取り付けられている。ローラホルダ32の他方の端部に突設した突起39には、コイルスプリング33の一方の端部が掛止されており、コイルスプリング33の他方の端部はローラフレーム26の側面に突設された突起40に掛止されている。ローラホルダ32はコイルスプリング33の引張力によってローラフレーム26に当接する方向に付勢されている。これにより、従動ローラ22は、ローラホルダ32がローラフレーム26側に引き寄せられ、駆動ローラ21に接触している。
ローラフレーム26の上面には、ローラホルダ32の自由端部に当接するように電磁ソレノイド34が配設されている。電磁ソレノイド34は、プレス装置4がFPCテープ2の印刷回路3を打ち抜く処理動作からFPCテープ2の間欠送り動作に移行するときに、バックテンション機構9によるバックテンションを一時的に解除するテンション解除手段を構成している。
電磁ソレノイド34が励磁すると、電磁ソレノイド34のプランジャ37は、コイルスプリング33の引っ張り力に抗してローラホルダ32を上方に押し上げ、従動ローラ22を駆動ローラ21から離反させ、消磁すると、コイルスプリング33により、従動ローラ22は駆動ローラ21に押圧接触する。電磁ソレノイド34は、グリップフィーダ13とクランプハンド部12,12とがPFCテープ2を持ち替えるときに、プランジャ41を押し出してローラホルダ32の片方の端部を持ち上げて、従動ローラ22をPFCテープ2から一時的に離間させる。この離間させる時間は一瞬であり、これによって、PFCテープ2の印刷回路部分を長手方向の両側に引っ張るテンションが解除される。
このテープ処理装置1では、更にバックテンション機構9がトルクリミッタ28bを有することにより、所定値以上のバックテンションがFPCテープ2に働くことが防止され、FPCテープ2のダメージが更に少なくなるように構成されている。
フォワードテンション機構10は、FPCテープ2を巻き取る巻取り部8に設けられている。この実施形態ではバックテンション機構9と同一の機構が設けられている。フォワードテンション機構10では、バックテンション機構9のテンション解除手段を用いずに、モータの回転方向をバックテンション機構9と逆方向とし、グリップフィーダ13とクランプハンド部12のテープ持ち替えの際にも、従動ローラ22をPFCテープ2から離さないで、FPCテープ2を巻取りリール7側に送り続ける。
次に、このテープ処理装置1の搬送動作について説明する。このテープ処理装置1では、テープ処理装置1の運転開始から、繰出しリール5と巻取りリール7がFPCテープ2をゆっくり送るように回転する。この状態で、バックテンション機構9とフォワードテンション機構10とがオンとなっており、FPCテープ2に長手方向両側に引っ張るテンションがかけられている(工程1)。このとき、クランプハンド部12,12はオフとされており、FPCテープ2から離れてアンクランプ状態となっている。
繰出しリール5とバックテンション機構9の間に配設されたセンサ6cによって、打ち抜くべき印刷回路3がグリップフィーダ13の所定の位置に到達したことが、検知されたら、この検知信号に基づいて、グリップフィーダ13はオンになってFPCテープ2を掴む。グリップフィーダ13は、FPCテープ2の両縁部を把持して、送り開始位置から送り終了位置に移動する。グリップフィーダ13がFPCテープ2を把持して送り終了位置に到達したら、開いていたクランプハンド部12,12が閉じてクランプハンド部12,12がFPCテープ2の両縁部を把持する(工程2)。他方、グリップフィーダ13は開いてFPCテープ2を解放し、送り開始位置に戻る(工程3)。これによって、グリップフィーダ13とクランプハンド部12,12によるFPCテープ2の持ち替えが行われる。クランプハンド部12,12がFPCテープ2を把持したら、プレス装置4によるプレス動作が行われ、印刷回路3が打ち抜かれる(工程4)。
このプレス装置4によるプレス動作後、バックテンション機構9の電磁ソレノイド34がオンとなって、ローラホルダ32の片側を瞬間的に持ち上げる。これによって従動ローラ22がFPCテープ2から離れ、FPCテープ2にかかっていたテンションが解消される(工程5)。電磁ソレノイド34のプランジャ37の出入後は再度上記の工程に戻る。
以上説明したように、バックテンション機構9は、プレス装置4が打ち抜き動作から間欠送り動作に移るときに、バックテンションを一瞬解除するテンション解除手段としての電磁ソレノイド34を備えている。これによって、PFCテープ2にテンションの応力が残留・蓄積して皺になることが防止され、印刷回路3がダメージを受けたり、印刷回路3を打ち抜かれた後の枠状の部分がテープの中央に垂れ下がってPFCテープ2の両側の部分が中央に片寄り、PFCテープ2がガイド溝23等の搬送経路から脱落することが防止される。
更に、このテープ処理装置1では、バックテンション機構9とフォワードテンション機構10に同じ機構を用いているので、繰出しリール5と巻取りリール7の配置位置を逆にして、FPCテープ2を上記と逆方向に搬送して打ち抜きを行うことも出来る。
上記テープ処理装置1では、PFCテープ2の打ち抜き処理について説明したが、配線その他の塗装処理や、加工処理であっても良い。また、PFCテープ2に限らず、感光テープや記録テープ等であっても良い。
実施形態のテープ処理装置の構成を示す説明図である。 FPCテープの平面図である。 バックテンション機構の斜視図である。 バックテンション機構におけるローラユニットの斜視図である。 バックテンション機構におけるローラユニットの側面図である。
符号の説明
1:テープ処理装置、2:FPCテープ、3:印刷回路、4:プレス装置、9:バックテンション機構、10:フォワードテンション機構、12:クランプハンド部、13:グリップフィーダ、20:ニップローラ、21:駆動ローラ、22:従動ローラ、34:電磁ソレノイド

Claims (6)

  1. テープ状部材に作りこんだ多数の機能部品を処理するテープ処理装置であって、
    前記テープ状部材に臨み、前記機能部品への処理動作と前記機能部品のピッチ送りとなる前記テープ状部材の間欠送りとを繰り返す処理装置本体と、
    前記処理装置本体に送り込まれる前記テープ状部材に臨み、前記テープ状部材に常時バックテンションを付与するバックテンション機構と、
    前記処理装置本体から送り出される前記テープ状部材に臨み、前記テープ状部材に常時フォワードテンションを付与するフォワードテンション機構と、
    前記処理装置本体が前記処理動作から前記間欠送りに移行するときに、前記バックテンション機構によるバックテンションを一時的に解除するテンション解除手段と、を備えたことを特徴とするテープ処理装置。
  2. 前記バックテンション機構は、前記テープ状部材に転接する駆動ローラおよび従動ローラから成るニップローラと、前記駆動ローラに組み込んだトルクリミッタと、を有し、
    前記テンション解除手段は、前記駆動ローラと前記従動ローラとを相対的に且つ一時的に離反させることで、バックテンションを解除することを特徴とする請求項1に記載のテープ処理装置。
  3. 前記バックテンション機構は、前記従動ローラを回転可能に軸支するローラホルダと、前記ローラホルダを介して前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧するばねとを更に有し、前記テンション解除手段は、前記ばねに抗して前記従動ローラを前記駆動ローラから離反させるソレノイドを有していることを特徴とする請求項2に記載のテープ処理装置。
  4. 前記駆動ローラは、前記テープ送り方向と逆方向に回転することを特徴とする請求項2または3に記載のテープ処理装置。
  5. 前記テープ状部材は、幅方向中間部に前記機能部品を備えており、
    前記ニップローラは、前記テープ状部材の両側端部を転接する一対のもので構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のテープ処理装置。
  6. 送られてゆく、多数の機能部品を作りこんだテープ状部材に臨み、処理部において前記機能部品への処理動作と前記機能部品のピッチ送りとなるテープ状部材の間欠送りとを繰り返すテープ処理装置のテープ送り制御方法であって、
    前記処理部に送り込まれる前記テープ状部材に常時バックテンションを付与すると共に、前記処理部から送り出される前記テープ状部材に常時フォワードテンションを付与しておいて、
    前記処理動作から前記間欠送りに移行するときに、前記バッテンションを一時的に解除することを特徴とするテープ処理装置のテープ送り制御方法。
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