JP4403133B2 - 長尺フィルムの搬送装置および搬送方法。 - Google Patents

長尺フィルムの搬送装置および搬送方法。 Download PDF

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本発明は長尺フィルムの搬送装置および搬送方法に関するものであり、特に、長尺に形成されたフレキシブルプリント基板を所定のワークサイズに裁断する際に、該フレキシブルプリント基板の下面に介装される下当て用バックアップフィルムなどの長尺フィルムの搬送装置および搬送方法に関するものである。
フレキシブルプリント基板などの長尺フィルムを定尺送りする搬送装置としては、ロール状に巻かれたフレキシブルプリント基板を支持する供給手段と、該供給手段から引き出され、穴明けされたフレキシブルプリント基板を巻き取る巻き取り手段とを所定の間隔で配置したフレキシブルプリント基板の移送装置と、前記供給手段と巻き取り手段との間に配置され、フレキシブルプリント基板の移送方向と直交する方向に移動するXテーブルと、フレキシブルプリント基板に穴明けを行うパンチ装置と、フレキシブルプリント基板の移送方向と同じ方向に移動可能なYテーブルと、このYテーブルに支持され、前記パンチ装置に挿入されたフレキシブルプリント基板を固定する基板固定装置とを設けたフレキシブルプリント基板のパンチ装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
上記特許文献1の装置は、クランプ装置が作動してフレキシブルプリント基板をクランプベースへ固定し、モータの作動により前記クランプベースを巻き取り側へ移動させて、供給手段から未加工のフレキシブルプリント基板を引き出すとともに、穴加工済みのフレキシブルプリント基板が巻き取り手段に送り込まれる。
ここで、フレキシブルプリント基板の製造工程では、長尺に形成してあるフレキシブルプリント基板を裁断する工程がある。この裁断機構としては、周面に断面弧状形の凹溝を形成する下部ローラと、その凹溝に嵌合する上部ローラとを配設し、両ローラの嵌合部の一側に切断装置を設け、長尺テープの先端部を前記嵌合部より挿通することにより長尺テープが長手方向と直角に弧状に変形され、水平方向空間へ所定長さに繰り出されたところを切断するようにした長尺テープの一定長さ繰り出し切断装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
しかし、このようにカッタの切れ刃同士を摺擦させながら裁断する方法では、裁断箇所にバリが発生して裁断後の次工程で位置ずれや引っ掛かりなどの不具合が起き易い。このため、此種長尺フィルムの裁断工程では、図5に示すように、フレキシブルプリント基板1の下面に長尺のバックアップフィルム2を敷き、架台3上で裁断機構4によってフレキシブルプリント基板1の長手方向と直行する方向に直線状に裁断している。
このように、バックアップフィルム2を下当てすることにより、フレキシブルプリント基板1は裁断機構4のカッタにてフルカットされ、バックアップフィルム2はカッタがわずかに接触してハーフカットされる。前記バックアップフィルム2としては、厚さ0.2〜0.3mmの長尺PETフィルムを巻き出して使用し、裁断後に適時巻き取っていく。
ここで、長尺フレキシブルプリント基板1はワークサイズに応じて所定距離だけ搬送されて裁断されるが、バックアップフィルム2は必ずしも長尺フレキシブルプリント基板1と同じ長さを搬送する必要はなく、バックアップフィルム2の無駄な消費を避けるために、図6に示すように、バックアップフィルム2のハーフカットされた部分5がわずかにずれるように、均等長さで移動させればよい。
特開平4−354695号公報 特開昭47−19488号公報
長尺フィルムを所定距離ずつ送り出す機構は、前述した特許文献のほかにも多数の構成が知られている。図6に示すバックアップフィルム2について述べれば、送り長さをできる限り詰めればバックアップフィルム2を無駄なく使えて経済的であり、例えば、送り長さを概ね1mm程度、できれば0.5mm以下にすることが望ましい。
しかし、長尺フィルムを微小長さで正確に送り出す機構については、前記特許文献などには開示されていない。長尺フィルムの送り出しが正確に行われず送り長さが不均等になると、例えば、図7において符号6に示すように、同じ箇所を2度ハーフカットすることになる。然るときは、2度ハーフカットされた部分6にバリが発生し、このバリによりフレキシブルプリント基板に打痕などが生じれば、フレキシブルプリント基板に位置ずれが起きて正確に搬送できなくなり、あるいは、次工程で露光ミスなどの不具合が発生する。
長尺フィルムの送り出しを正確に行うために、例えば、特許文献1記載のパンチ装置において、クランプ装置をサーボモータ制御で駆動することが考えられるが、構成が複雑になるとともにコスト高となる欠点がある。
そこで、本発明は、簡単な機構で長尺フィルムを微小長さで間欠的にかつ正確に送り出す搬送装置および搬送方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、ロール状に巻回された長尺フィルムを巻き出す巻き出し手段から、長尺フィルムを所定寸法ずつ引き出して該長尺フィルムを加工エリアへ間欠的に搬送し、さらに、該長尺フィルムを巻き取り手段へ巻き取るように構成された搬送装置において、
前記長尺フィルムの搬送は、加工エリアに対して下方から直上または斜め上方に送給されるような経路を有し、前記長尺フィルムの搬送方向に沿って上下方向もしくは斜め方向へ移動可能に設けられ、かつ長尺フィルムを挟持または開放する可動クランプと、該可動クランプの移動方向の上下位置に設けられ、かつ該可動クランプの移動長を調整するストッパ機構と、該可動クランプの移動方向の上方に固設され、かつ前記長尺フィルムを挟持または開放する固定クランプと、前記巻き取り手段に備えられたトルクモータ機構とから構成され、前記固定クランプが長尺フィルムを挟持した状態で前記ストッパの下側に下りている前記可動クランプを挟持状態とした後で前記固定クランプを開放すると、前記可動クランプが所定長さに設定された前記ストッパの上側まで長尺フィルムを挟持した状態で搬送し、その後前記固定クランプを挟持状態としてから前記可動クランプを開放すると、可動クランプの自重で前記ストッパの下側に下りてくるように構成し、事後このサイクルを繰り返すことを特徴とする長尺フィルムの搬送装置を提供する。
この構成によれば、トルクモータ機構により長尺フィルムは巻き取り方向へ送られるように常時付勢されており、固定クランプを閉じて長尺フィルムを挟持すれば、長尺フィルムの巻き取り方向への搬送が停止する。可動クランプは長尺フィルムの搬送方向に沿って上下あるいは斜め上下へ移動可能であり、可動クランプが開放されているときは自重により、移動方向の下位置のストッパ機構に係止されている。前記固定クランプを閉じて可動クランプを開放しているときを仮に初期状態とすれば、いま、可動クランプを閉じて長尺フィルムを挟持するとともに、固定クランプを開いて長尺フィルムの挟持を開放すれば、トルクモータ機構の付勢により長尺フィルムが巻き取り方向へ送られて、可動クランプは長尺フィルムと一体に搬送方向(上方向あるいは斜め上方向)に沿って移動する。
可動クランプの移動はストッパ機構により規制され、上位置のストッパ機構で可動クランプが係止されると、長尺フィルムの送り出しが停止する。そして、固定クランプを閉じて長尺フィルムを挟持し、この状態で可動クランプを開放すれば、可動クランプは重力で下方向あるいは斜め下方向へ自然落下し、下位置のストッパ機構で受け止められて初期状態に戻る。この動作を繰り返すことにより、長尺フィルムが所定寸法ずつ間欠的にかつ正確に送り出される。
請求項2記載の発明は、上記ストッパ機構は、上側ストッパと下側ストッパとからなり、上側または下側ストッパの位置を変更可能に形成したことを特徴とする請求項1記載の長尺フィルムの搬送装置を提供する。
この構成によれば、可動クランプは上側ストッパと下側ストッパとの間を移動可能であり、可動クランプが開放されているときは自重で下側ストッパに受け止められる。固定クランプを開放して長尺フィルムが巻き取り方向へ送られるとき、長尺フィルムを挟持した可動クランプが上側ストッパに当接して係止されると、長尺フィルムの送り出しが停止する。このように、一回の送り出しの長さは下側ストッパと上側ストッパの間隔寸法となり、上側または下側ストッパの位置を変更すれば可動クランプの移動長が変更されて、長尺フィルムの送り出し長さを調整することができる。
請求項3記載の発明は、長尺に形成されたフレキシブルプリント基板を所定のワークサイズに裁断する際に、該フレキシブルプリント基板の下面に介装される下当て用の長尺フィルムたるバックアップフィルムであって、ロール状に巻回された長尺フィルムたるバックアップフィルムを引き出して、前記フレキシブルプリント基板の下面に前記ワークサイズよりも小さい寸法間隔で送り出すことを特徴とする請求項1又は2記載の搬送装置を使用する長尺フィルムの搬送方法を提供する
この構成によれば、長尺に形成されたフレキシブルプリント基板を所定のワークサイズに裁断する際に、ロール状に巻回された長尺のバックアップフィルムを巻き出して、固定クランプおよび可動クランプで前記バックアップを適宜動作にて把持または開放することにより、該バックアップフィルムがフレキシブルプリント基板のワークサイズよりも小さい所定の微小長さで間欠的に送り出されて、フレキシブルプリント基板の下面に介装される。フレキシブルプリント基板の裁断時に下当てとなってハーフカットされたバックアップフィルムは、前述の送り出し動作に伴って巻き取り手段に巻き取られる。
請求項4記載の発明は、上記長尺のフレキシブルプリント基板を所定のワークサイズに裁断する際に、該フレキシブルプリント基板の下面に介装された長尺フィルムたるバックアップフィルムは、ハーフカットすることを特徴とする請求項3記載の長尺フィルムの搬送方法を提供する。


この構成によれば、裁断機構の正確なストローク調整により、フレキシブルプリント基板は裁断機構のカッタにてフルカットされ、バックアップフィルムはカッタがわずかに接触してハーフカットされる。
本発明は、上述したように、トルクモータ機構を備えた巻き取り手段で長尺フィルムを巻き取り側へ送り出すように付勢し、固定クランプおよび可動クランプで前記長尺フィルムを適宜動作にて把持または開放することにより、簡単な機構で長尺フィルムを微小長さで間欠的にかつ正確に送り出すことができる。
以下、本発明に係る長尺フィルムの搬送装置および搬送方法について、好適な実施例をあげて説明する。簡単な機構で長尺フィルムを微小長さで間欠的にかつ正確に送り出す搬送装置および搬送方法を提供するという目的を達成するために、本発明はロール状に巻回された長尺フィルムを巻き出す巻き出し手段から、長尺フィルムを所定寸法ずつ引き出して該長尺フィルムを加工エリアへ間欠的に搬送し、さらに、該長尺フィルムを巻き取り手段へ巻き取るように構成された搬送装置において、前記長尺フィルムの搬送方向に沿って上下方向もしくは斜め方向へ移動可能に設けられ、かつ長尺フィルムを挟持または開放する可動クランプと、該可動クランプの移動方向の上下位置に設けられ、かつ該可動クランプの移動長を調整するストッパ機構と、該可動クランプの移動方向の上方に固設され、かつ前記長尺フィルムを挟持または開放する固定クランプと、前記巻き取り手段に備えられたトルクモータ機構とから構成したことにより実現した。
図1は本発明に係る長尺フィルムの搬送装置の全体を示す説明図であり、例えばフレキシブルプリント基板あるいはフィルムやテープなどの長尺フィルム11を定尺送りする構成について説明する。
ロール状に巻回された長尺フィルム11は、送り出し機構Aの動作により巻き出し手段12から巻き出され、ダンサーローラなどのテンション付加手段13を経て送り出し機構Aを通り、加工エリアBにて長尺フィルム11に加工がなされた後に、長尺フィルム11が巻き取り手段14に巻き取られる。
前記送り出し機構Aは、長尺フィルム11の搬送方向に沿って上下方向へ移動可能に設けられた可動クランプ15と、該可動クランプ15の移動方向の上下位置に設けられたストッパ機構16と、該可動クランプ15の移動方向の上方に固設された固定クランプ17とから構成される。
前記可動クランプ15は、ストッパ機構16の間で長尺フィルム11を挟持または開放し、前記固定クランプ17は、ストッパ機構16の上方位置で長尺フィルム11を挟持または開放する。また、前記ストッパ機構16は、可動クランプ15の移動方向の上側位置に設けられた上側ストッパ16aと、可動クランプ15の移動方向の下側位置に設けられた下側ストッパ16bとからなり、上側ストッパ16aまたは下側ストッパ16bのいずれか一方の位置、あるいは双方の位置を変更可能であり、上下のストッパ16a,16bの位置を変更することにより、前記可動クランプ15の移動長を調整することが可能である。
前記巻き取り手段14にはトルクモータ機構(図示せず)が備えられており、長尺フィルム11が巻き取り手段14に巻き取られるように常時付勢してある。したがって、後述する送り出し機構Aの動作により、前記巻き出し手段12に巻回されている長尺フィルム11が引き出されて巻き取り方向へ送られ、加工エリアBで長尺フィルム11に穴明けや露光あるいは裁断などの加工を施した後に、長尺フィルム11が巻き取り手段14に巻き取られる。
なお、前記巻き出し手段12にもトルクモータなどのテンション付加手段を追加すれば、前記ダンサーローラなどのテンション付加手段13は不要となり、構成の簡素化を図ることができる。
図2に従い、送り出し機構Aの動作を説明する。図2(1)は動作の初期状態を示し、トルクモータ機構により長尺フィルム11は巻き取り方向へ送られるように常時付勢されているが、固定クランプ17を閉じて長尺フィルム11を挟持しているため、長尺フィルム11の巻き取り方向への移動が停止している。可動クランプ15は長尺フィルム11の搬送方向に沿って上下方向あるいは斜め上下方向へ移動可能であり、可動クランプ15が開放されているときは自重により、移動方向の下側ストッパ16bに係止されている。
図2(2)は動作の開始状態を示し、図2(1)の初期状態から可動クランプ15を閉じて長尺フィルム11を挟持する。この状態で、固定クランプ17を開いて長尺フィルム11の挟持を開放すれば、トルクモータ機構の付勢により長尺フィルム11が巻き取り方向へ送られて、可動クランプ15は長尺フィルム11と一体に搬送方向(上方向)に沿って移動する。
図2(3)に示すように、上方へ移動した可動クランプ15が上側ストッパ16aに当接して係止されると、長尺フィルム11の移動が停止して送り出し動作が止まる。そして、図2(4)に示すように、固定クランプ17を閉じて長尺フィルム11を挟持し、この状態で可動クランプ15を開放すれば、可動クランプ15は重力で下方向へ自然落下し、下側ストッパ16bで受け止められて、図2(1)の初期状態に戻る。
上述したように、送り出し機構Aが一連の動作を繰り返すことにより、前記巻き出し手段12から長尺フィルム11が所定寸法ずつ間欠的に、かつ正確に加工エリアBへ送り出され、これに伴って、加工エリアBで加工済みの長尺フィルム11が巻き取り手段14に巻き取られていく。なお、図示は省略するが、可動クランプ15はガイドレールなどに支持されて移動するように形成されており、長尺フィルム11に不慮接近して接触したり、あるいは必要以上に離反し過ぎたりすることのないようにしてある。
なお、前記上側ストッパ16aの代わりに、固定クランプ17で可動クランプ15の上昇を係止することもでき、この場合は、上側ストッパ16aを省略してストッパ機構16を簡略化できるため、コストダウンを図ることができる。
また、前記送り出し機構Aにおいて、長尺フィルム11の搬送方向は必ずしも上方向でなくてもよく、斜め上方向であってもよい。例えば図3に示すように、長尺フィルム11を斜め上方向に搬送する場合は、可動クランプ15を斜め方向へ移動可能に設け、該可動クランプ15の移動方向の上側位置に上側ストッパ16aを配置するとともに、該可動クランプ15の移動方向の下側位置に下側ストッパ16bを配置し、前記上側ストッパ16aの上方に固定クランプ17を固設する。
このように、長尺フィルム11の搬送方向に対応させて、各構成要素を斜めに配置して送り出し機構Aを構成してもよい。ただし、長尺フィルム11の傾斜角度は、前記可動クランプ15が確実に自由落下できる角度とすることは当然である。
図4は本発明に係る他の実施例を示す説明図であり、説明の都合上、従来技術および実施例1と同一構成部分には同一符号を試用する。長尺に形成されたフレキシブルプリント基板1を所定のワークサイズに裁断する際に、該フレキシブルプリント基板1の下面に下当て用のバックアップフィルム2を定尺送りして介装する構成について説明する。
ロール状に巻回されたフレキシブルプリント基板1は、搬送用クランプ24,25の動作により巻き出し手段22から巻き出され、ダンサーローラなどのテンション付加手段23を経てワークエリアBに送り出されて裁断される。
一方、ロール状に巻回されたバックアップフィルム2は、送り出し機構Aの動作により巻き出し手段12から巻き出され、ダンサーローラなどのテンション付加手段13を経て送り出し機構Aを通り、加工エリアBにて前記フレキシブルプリント基板1の下面に介装され、架台3上で裁断機構4のカッタによって前記フレキシブルプリント基板1がフルカットされるときに、バックアップフィルム2はカッタがわずかに接触してハーフカットされる。
所定のワークサイズに裁断されたフレキシブルプリント基板1は、図示しない搬送手段により適時取り除かれ、ハーフカットされたバックアップフィルム2は巻き取り手段14に巻き取られる。そして、フレキシブルプリント基板1は搬送用クランプ24,25の動作により、所定のワークサイズに相当する長さで送り出され、バックアップフィルム2は送り出し機構Aの動作により、前記フレキシブルプリント基板1のワークサイズよりもはるかに小さい寸法間隔(例えば0.3mm〜0.5mm程度)で送り出される。
かくして、バックアップフィルム2の送り長さを正確かつ可及的に詰めることができ、バックアップフィルム2が無駄なく使えて経済的となるとともに、同じ箇所を2度ハーフカットするような不具合の発生も防止できる。また、前記送り出し機構Aはサーボ制御などの複雑な構成ではなく簡単な機構であることから、コストダウンにも寄与できる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明に係る長尺フィルムの搬送装置における実施例1の説明図。 図1に示す送り出し機構Aの動作を説明する図。 図1に示す送り出し機構Aの変形例を示す説明図。 本発明に係る長尺フィルムの搬送装置における実施例2の説明図。 長尺フレキシブルプリント基板の裁断工程の事例を示す説明図。 バックアップフィルムを微小長さで送る事例を示す説明図。 バックアップフィルムを微小長さで送る不具合例を示す説明図。
符号の説明
1 フレキシブルプリント基板
2 バックアップフィルム
3 架台
4 裁断機構
5 ハーフカットされた部分
6 2度ハーフカットされた部分
11 長尺フィルム
12 巻き出し手段
14 巻き取り手段
15 可動クランプ
16 ストッパ機構
16a 上側ストッパ
16b 下側ストッパ
17 固定クランプ
A 送り出し機構
B 加工エリア

Claims (4)

  1. ロール状に巻回された長尺フィルムを巻き出す巻き出し手段から、長尺フィルムを所定寸法ずつ引き出して該長尺フィルムを加工エリアへ間欠的に搬送し、さらに、該長尺フィルムを巻き取り手段へ巻き取るように構成された搬送装置において、
    前記長尺フィルムの搬送は、加工エリアに対して下方から直上または斜め上方に送給されるような経路を有し、
    前記長尺フィルムの搬送方向に沿って上下方向もしくは斜め方向へ移動可能に設けられ、かつ長尺フィルムを挟持または開放する可動クランプと、
    該可動クランプの移動方向の上下位置に設けられ、かつ該可動クランプの移動長を調整するストッパ機構と、
    該可動クランプの移動方向の上方に固設され、かつ前記長尺フィルムを挟持または開放する固定クランプと、
    前記巻き取り手段に備えられたトルクモータ機構とから構成され
    前記固定クランプが長尺フィルムを挟持した状態で前記ストッパの下側に下りている前記可動クランプを挟持状態とした後で前記固定クランプを開放すると、前記可動クランプが所定長さに設定された前記ストッパの上側まで長尺フィルムを挟持した状態で搬送し、その後前記固定クランプを挟持状態としてから前記可動クランプを開放すると、可動クランプの自重で前記ストッパの下側に下りてくるように構成し、事後このサイクルを繰り返すことを特徴とする長尺フィルムの搬送装置。
  2. 上記ストッパ機構は、上側ストッパと下側ストッパとからなり、上側または下側ストッパの位置を変更可能に形成したことを特徴とする請求項1記載の長尺フィルムの搬送装置。
  3. 長尺に形成されたフレキシブルプリント基板を所定のワークサイズに裁断する際に、該フレキシブルプリント基板の下面に介装される下当て用の長尺フィルムたるバックアップフィルムであって、ロール状に巻回された長尺フィルムたるバックアップフィルムを引き出して、前記フレキシブルプリント基板の下面に前記ワークサイズよりも小さい寸法間隔で送り出すことを特徴とする請求項1又は2記載の搬送装置を使用する長尺フィルムの搬送方法。
  4. 上記長尺のフレキシブルプリント基板を所定のワークサイズに裁断する際に、該フレキシブルプリント基板の下面に介装された長尺フィルムたるバックアップフィルムは、ハーフカットすることを特徴とする請求項3記載の長尺フィルムの搬送方法。
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