JP4390067B2 - はんだ供給装置及びはんだ供給方法 - Google Patents

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Description

本発明は、はんだ供給装置及びはんだ供給方法に関して、特に、リールから引き出されたシート状のはんだが所定長さに切断されて実装装置へ供給されるはんだ供給装置及びはんだ供給方法に関する。
従来から、リールから引き出されたシート状のはんだ(以下、シートはんだと称する。)を所定長さに切断して実装装置へ供給するはんだ供給装置が知られている。このようなはんだ供給装置では、リールから引き出されて巻き癖を有するシートはんだを平坦に矯正(成形)する必要がある。従来のはんだ供給装置では、リールから引き出されたシートはんだを一対のフォーミングローラ間で加圧して当該シートはんだが矯正されるが、単にローラで加圧しただけの場合、シートはんだに新たな歪が生じて、実装装置においてボイド(空孔)や不濡れ(シートはんだが十分に溶融されない不具合)等のはんだ欠陥の原因になる。
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、第1の目的は、リードから引き出されたシートはんだの巻き癖が確実に矯正されてはんだ品質が確保されるはんだ供給装置を提供することにある。
また、第2の目的は、リードから引き出されたシートはんだの巻き癖が確実に矯正されてはんだ品質が確保されるはんだ供給方法を提供することにある。
上記第1の目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、リールから引き出されたシート状のはんだが所定長さに切断されるはんだ供給装置であって、はんだ供給経路の一部を形成してリールから引き出されたシート状のはんだが挿通される第1の成形路と、該第1の成形路の下流に設けられてシート状のはんだが加圧成形される一対の成形ローラと、はんだ供給経路の一部を形成して一対の成形ローラによって加圧成形されたシート状のはんだが挿通される第2の成形路と、一つの面が平坦に形成された受圧面を有する固定刃、及び、上下動する可動刃を備え、該固定刃の受圧面の第2成形路側の端部が第2の成形路の下面に同一高さで連続し、固定刃の受圧面の第2成形路側の端部と反対側の端部で可動刃と擦れ違うことによりシート状のはんだを切断するように構成された切断部と、受圧面に対向して平坦に形成された加圧面を有する面出し部と、を具備して、リールから引き出されたシート状のはんだが、第1の成形路、一対の成形ローラ、第2の成形路によって順次平坦に矯正された後に、面出し部が可動刃に連動して移動することにより、シート状のはんだが固定刃の受圧面と面出し部の加圧面とで平坦に加圧成形され、かつ保持された状態で可動刃により切断部にて切断されるように構成したことを特徴とする。
上記第1の目的を達成するために、本発明のうち請求項3に記載の発明は、リールから引き出されたシート状のはんだが所定長さに切断されるはんだ供給装置であって、リールから引き出されたシート状のはんだの一面が平面で支持される支持部材と、該支持部材の平面に対向して設けられてリールから引き出されたシート状のはんだの他面が支持部材の平面に向けて押圧される成形ローラ列と、該成形ローラ列の下流に設けられてシート状のはんだが一対の平面で加圧されて面出し成形される面出し部と、を具備して、リールから引き出されたシート状のはんだが成形ローラ列の各成形ローラによって順次平坦に矯正された後に、面出し部によって面出しされて切断されるように構成されることを特徴とする。
上記第1の目的を達成するために、本発明のうち請求項4に記載の発明は、リールから引き出されたシート状のはんだが所定長さに切断されるはんだ供給装置であって、リールがはんだ供給方向に対して直交する方向に位置決めされるリール位置決め機構と、リールから引き出されたシート状のはんだが一対の平面で加圧された状態で保持されるはんだ保持機構と、リールが所定の推力ではんだ供給方向に対して反対方向へ駆動されるリール駆動機構と、を具備して、リールから引き出されたシート状のはんだがはんだ保持機構によって保持された状態で、リール位置決め機構によってリールとはんだ保持機構との間のシート状のはんだが直線状になるようにリールが位置決めされて、この状態でリール駆動機構によってリールがはんだ供給方向に対して反対方向へ駆動されてリールとはんだ保持部との間のシート状のはんだに張力が作用されることにより、リールから引き出されたシート状のはんだが平坦に矯正されるように構成されることを特徴とする。
上記第2の目的を達成するために、本発明のうち請求項5に記載の発明は、上記請求項1又は2に記載のはんだ供給装置を用いるはんだ供給方法であって、リールから引き出されたシート状のはんだが断面が矩形の第1の成形路に挿通されて成形される第1の矯正と、該第1の矯正が施されたシート状のはんだが一対のローラによって加圧成形される第2の矯正と、該第2の矯正が施されたシート状のはんだが断面が矩形の第2の成形路に挿通されて成形される第3の矯正と、を含んで構成され、リールから引き出されたシート状のはんだに第1の矯正、第2の矯正、第3の矯正が順次施されてシート状のはんだが平坦に矯正され、次に該平坦に矯正されたシート状のはんだが一対の平面によって順次平坦に加圧成形されつつ保持された状態で所定長さに切断されることを特徴とする。
上記第2の目的を達成するために、本発明のうち請求項6に記載の発明は、上記請求項3に記載のはんだ供給装置を用いるはんだ供給方法であって、リールから引き出されたシート状のはんだの一面を平面で支持しつつ該シート状のはんだの他面を複数本の成形ローラで構成される成形ローラ列によって順次押圧してシート状のはんだを平坦に矯正して、次に該平坦に矯正されたシート状のはんだを一対の平面によって順次加圧して面出しした後に順次所定長さに切断することを特徴とする。
上記第2の目的を達成するために、本発明のうち請求項7に記載の発明は、上記請求項4に記載のはんだ供給装置を用いるはんだ供給方法であって、リールから引き出されたシート状のはんだを所定位置で保持して、次に、リールからはんだ供給方向へ延びるはんだが直線状になるようにリールを位置決めして、この状態でリールをはんだ供給方向に対して反対方向へ所定の推力で駆動することにより、リールから引き出されたシート状のはんだに張力を作用させて該シート状のはんだを平坦に矯正することを特徴とする。
したがって、請求項1に記載の発明では、リールから引き出されたシート状のはんだが、第1の成形路、一対の成形ローラ、第2の成形路によって順次平坦に矯正された後に、面出し部が可動刃に連動して移動することにより、シート状のはんだが固定刃の受圧面と面出し部の加圧面とで平坦に加圧成形され、かつ保持された状態で可動刃により切断部にて切断される。
請求項2に記載の発明では、リールから引き出されたシート状のはんだは、断面が矩形に形成された第1の成形路と第2の成形路とによって順次平坦に矯正されると共に、はんだ供給方向へ向けて案内される。
請求項3に記載の発明では、リールから引き出されたシート状のはんだが、成形ローラ列の各成形ローラによって順次平坦に矯正された後に、面出し部によって面出しされて切断される。
請求項4に記載の発明では、リールから引き出されたシート状のはんだが、はんだ保持機構によって保持された状態で、リール位置決め機構によってリールとはんだ保持機構との間のシート状のはんだが直線状になるようにリールが位置決めされて、この状態でリール駆動機構によってリールがはんだ供給方向に対して反対方向へ駆動されることにより、リールとはんだ保持機構との間のシート状のはんだに張力が作用されてリールから引き出されたシート状のはんだが平坦に矯正される。
請求項5に記載の発明では、リールから引き出されたシート状のはんだに、第1の矯正、第2の矯正、第3の矯正が順次施されて当該シート状のはんだが順次平坦に矯正されて、該平坦に矯正されたシート状のはんだが順次平坦に加圧成形されつつ保持された状態で切断される。
請求項6に記載の発明では、リールから引き出されたシート状のはんだの一面を平面で支持しつつ該シート状のはんだの他面を複数本の成形ローラによって構成される成形ローラ列によって順次押圧してシート状のはんだを平坦に矯正して、該平坦に矯正されたシート状のはんだを順次加圧して面出しした後に切断する。
請求項7に記載の発明では、リールから引き出されたシート状のはんだを所定位置で保持して、次に、リールからはんだ供給方向へ延びるはんだが直線状になるようにリールを位置決めして、この状態でリールをはんだ供給方向に対して反対方向へ所定の推力で駆動することにより、リールから引き出されたシート状のはんだに張力を作用させて該シート状のはんだを平坦に矯正する。
リードから引き出されたシートはんだの巻き癖が確実に矯正されてはんだ品質が確保されるはんだ供給装置及びはんだ供給方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。本はんだ供給装置1は、リール2から引き出されたシート状のはんだ3(以下、シートはんだ3と称する。)が所定長さに切断されて、矩形に形成されたシートはんだ3が順次実装装置へ供給される構造になっている。図1に示されるように、本はんだ供給装置1は、上記シートはんだ3が引き出し可能に巻回されたリール2を備えて、該リール2に巻回されたシートはんだ3の残量が残量検出センサ4によって監視される。そして、本はんだ供給装置1では、上記リール2から引き出されたシートはんだ3が支持ローラ5を介して第1の矯正部6に形成された第1の成形路7に挿通される。該第1の成形路7は、図2に示されるように、はんだ供給経路の上流側を形成してはんだ供給方向(図1における紙面視右方向)へ向けて水平に延出される。また、上記第1の成形路7は、断面が矩形に形成されて、幅寸法W1と高さ寸法H1とがシートはんだ3に応じて設定される。
また、図1に示されるように、本はんだ供給装置1は、上記第1の矯正部6の下流に第2の矯正部8が設けられる。該第2の矯正部8は、はんだ供給経路を挟んで上下一対で設けられた成形ローラ9と駆動ローラ10とを備える。また、上記第2の矯正部8は、成形ローラ9が回転可能に軸支されて、該成形ローラ9が加圧機構11によって駆動ローラ10に向けて付勢される。そして、上記第2の矯正部8では、駆動ローラ10が駆動機構12によって回転駆動されることにより、リール2から引き出されたシートはんだ3が成形ローラ9と駆動ローラ10とで加圧成形されつつ、はんだ供給方向(図1における紙面視右方向)へ順送される構造になっている。なお、上記第2の矯正部8は、駆動ローラ10をはんだ供給方向に対して直交する方向(図1における紙面視上下方向)へ位置決めさせる位置決め機構13と、駆動ローラ10の回転軸回りの角度位相を検出するエンコーダ14と、を備える。
また、図1に示されるように、本はんだ供給装置1は、上記第2の矯正部8の下流に第3の矯正部15が設けられる。該第3の矯正部15には、はんだ供給経路の下流側を形成してはんだ供給方向(図1における紙面視右方向)へ向けて水平に延出される第2の成形路16が形成される。該第2の成形路16は、図3に示されるように、断面が矩形に形成されて、幅寸法W2と高さ寸法H2とがシートはんだ3に応じて設定される。そして、本はんだ供給装置1では、上記第3の矯正部15の第2の成形路16に、上記第2の矯正部8によって加圧成形されたシートはんだ3が挿通される構造になっている。なお、本はんだ供給装置1では、上記第1の矯正部6の第1の成形路7の幅寸法W1と上記第3の矯正部15の第2の成形路16の幅寸法W2とが等しい寸法(W1=W2)に設定されると共に、上記第1の矯正部6の第1の成形路7の高さ寸法H1が上記第3の矯正部15の第2の成形路16の高さ寸法H2よりも大きい寸法(H1>H2)に設定される。
また、図1に示されるように、本はんだ供給装置1は、上記第3の矯正部15の下流に、固定刃17と可動刃18とを含んで構成される切断部19が設けられる。そして、本はんだ供給装置1では、可動刃18が上下動されて、固定刃17と可動刃18とが所定のクリアランス(ギャップ)で擦れ違うことによりシートはんだ3の下流側端部が所定長さで切断される。また、上記固定刃17の上面には、平坦に形成されて上記第3の矯正部15の第2の成形路16の下面16a(図3参照)に略連続される受圧面20が設けられる。さらに、本はんだ供給装置1は、平坦に形成された加圧面21を有するフォーミングクランプ22(面出し部)を備えて、該フォーミングクランプ22が上記可動刃18に連動して下降されることにより、固定刃17と可動刃18とで切断されるシートはんだ3の上流側が、固定刃17の受圧面20とフォーミングクランプ22の加圧面21とで加圧成形されつつクランプ(保持)される構造になっている。
なお、本はんだ供給装置1では、フォーミングクランプ22が可動刃18に連動して下降されてフォーミングクランプ22の加圧力が設定加圧力に到達した時点で、可動刃18のみが下降されるように構成される。また、本はんだ供給装置1は、平坦に形成された支持面23が固定刃17の受圧面20に略連続されするように設けられて固定刃17と可動刃18とによって切断されたシートはんだ3を支持する支持部材24を備える。該支持部材24は、シートはんだ3の切断時に上記可動刃18によって押し下げられる。そして、本はんだ供給装置1では、シートはんだ3が切断されて可動刃18が上昇されると、所定長さに切断されたシートはんだ3が上記支持部材24の支持面23上に載置された状態になり、この状態でスライドテーブル25がはんだ供給方向(図1における紙面視右方向)へ移動されて該所定長さに切断されたシートはんだ3がはんだ供給位置に位置決めされる構造になっている。
なお、本はんだ供給装置1は、上記支持部材24の支持面23上のシートはんだ3を検出するためのはんだ検出センサ32を備える。また、上記支持部材24は、支持面23上に載置された状態のシートはんだ3を吸着するための吸着機構を備える。さらに、図1に示される符号26は、実装装置の吸着ツールであって、該吸着ツール26によって、上記はんだ供給位置に位置決めされた支持部材24に載置されたシートはんだ3が吸着されて当該実装装置に搬送される。
次に、本はんだ供給装置1の作用を説明する。図1に示されるように、本はんだ供給装置1では、まず、リール2から引き出されたシートはんだ3が、支持ローラ5を介して第1の矯正部6の第1の成形路7に挿通される。該第1の成形路7に挿通されたシートはんだ3は、幅方向(図2における紙面視左右方向)両側の面3aが第1の成形路7によってはんだ供給方向へ向けて案内されると共に、厚さ方向(図2における紙面視上下方向)両側の面3bが第1の成形路7によって規制されて当該シートはんだ3の巻き癖が平坦に矯正される。次に、第1の矯正部6によって矯正されたシートはんだ3は、第2の矯正部8において、成形ローラ9と駆動ローラ10とで加圧成形されて巻き癖がより平坦に矯正される。なお、第2の矯正部8では、上記第1の矯正部6によって巻き癖が緩和されたシートはんだ3の反り量に応じて駆動ローラ10の高さ方向(図1における紙面視上下方向)の位置が調節されると共に、エンコーダ14によってシートはんだ3の送り量が監視される。
次に、第2の矯正部8によって矯正されたシートはんだ3は、第3の矯正部15の第2の成形路16に挿通される。該シートはんだ3は、幅方向(図3における紙面視左右方向)両側の面3aが第2の成形路16によってはんだ供給方向へ向けて案内されると共に、厚さ方向(図3における紙面視上下方向)両側の面3bが第2の成形路16によって規制されて当該シートはんだ3の巻き癖がより平坦に矯正される。次に、第3の矯正部15によって矯正されたシートはんだ3は、フォーミングクランプ22(面出し部)の加圧面21と固定刃17の受圧面20とによって加圧成形されて最終的な面出し(面精度の補正)が行われる。このように、本はんだ供給装置1では、リール2から引き出されたシートはんだ3が、第1の矯正部6、第2の矯正部8、第3の矯正部15によって順次矯正された後、フォーミングクランプ22によって加圧成形されることにより面精度が確保される。
そして、フォーミングクランプ22によって面出しされたシートはんだ3は、固定刃17と可動刃18とによって所定長さに切断される。また、該所定長さに切断されたシートはんだ3は、支持部材24の支持面23に吸着された状態でスライドテーブル25によってはんだ供給位置に位置決めされて、実装装置の吸着ツール26によって吸着される。
この実施の形態では以下の効果を奏する。
本はんだ供給装置1では、リール2から引き出されたシートはんだ3の巻き癖が、第1の矯正部6、第2の矯正部8、第3の矯正部15によって順次矯正されることにより、シートはんだ3の巻き癖が逓減されて当該シートはんだ3の反りが確実に低減される。さらに、本はんだ供給装置1では、平坦に矯正されたシートはんだ3がフォーミングクランプ22(面出し部)によって加圧成形されることにより、当該シートはんだ3が確実に面出しされる(平面度が確保される)。したがって、本はんだ供給装置1では、リール2から引き出されたシートはんだ3の歪が確実に取り除かれて、実装装置においてボイド(空孔)や不濡れ(シートはんだが十分に溶融されない不具合)等のはんだ欠陥を確実に防止することができる。
本はんだ供給装置1では、リール2から引き出されたシートはんだ3が、第1の矯正部6の第1の成形路7と第3の矯正部15の第2の成形路16によって案内される。したがって、シートはんだ3が幅方向(図2及び図3における紙面視左右方向)へ逸れることがない。これにより、シートはんだ3の矩形(四隅の直角)が確保されて実装装置において不濡れ(シートはんだが十分に溶融されない不具合)等のはんだ欠陥を確実に防止することができる。
なお、実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
本実施の形態では、リール2から引き出されたシートはんだ3が第1の矯正部6、第2の矯正部8、第3の矯正部15によって順次矯正されるように構成されるが、図4又は図5に示されるように、支持面27a(平面)がはんだ供給経路に沿って水平に延びる支持プレート27(支持部材)とはんだ供給方向へ向けて配列された成形ローラ列28とを設けておいて、リール2から引き出されたシートはんだ3が成形ローラ列28の各成形ローラ29によって順次平坦に矯正されるように構成してもよい。なお、図4に示されるはんだ供給装置1では、成形ローラ列28によってシートはんだ3の上面が加圧されて、また、図5に示されるはんだ供給装置1では、成形ローラ列28によってシートはんだ3の下面が加圧される。
また、図6に示されるように、リール2をはんだ供給方向に対して直交する方向(図6における紙面視上下方向)に位置決めされる第1のアクチュエータ30(リール位置決め機構)と、リール2が所定の推力ではんだ供給方向に対して反対方向(図6における紙面視左方向)へ駆動される第2のアクチュエータ31(リール駆動機構)と、を設けておいて、リール2から引き出されたシートはんだ3がフォーミングクランプ22(はんだ保持機構)によって保持された状態で、第1のアクチュエータ30によってリール2とフォーミングクランプ22との間のシートはんだ3が直線状になるようにリール2をはんだ供給方向に対して直交する方向へ位置決めさせて、この状態で第2のアクチュエータ31によってリール2をはんだ供給方向に対して反対方向へ駆動させてリール2とフォーミングクランプ22との間のシートはんだ3に張力を作用させることにより、リール2から引き出されたシートはんだ3を平坦に矯正するように構成してもよい。なお、第1のアクチュエータ30によるリール2の位置決めは、はんだ下端検出センサ33によってリール2に巻回されたシートはんだ3の下端を検出することで行われる。
本実施の形態の説明図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1におけるB−B断面図である。 他の実施の形態の説明図であって、特に、成形ローラ列の各成形ローラによってシートはんだの巻き癖が矯正される構成を有するはんだ供給装置を示す図である。 図4に示されるはんだ供給装置の変形例を示す図である。 他の実施の形態の説明図であって、特に、シートはんだに張力を作用させて当該シートはんだの巻き癖が矯正される構成を有するはんだ供給装置を示す図である。
符号の説明
1 はんだ供給装置、2 リール、3 シートはんだ(シート状のはんだ)、7 第1の成形路、9 成形ローラ、10 駆動ローラ、16 第2の成形路、22 フォーミングクランプ(面出し部)

Claims (7)

  1. リールから引き出されたシート状のはんだが所定長さに切断されるはんだ供給装置であって、はんだ供給経路の一部を形成して前記リールから引き出された前記シート状のはんだが挿通される第1の成形路と、該第1の成形路の下流に設けられて前記シート状のはんだが加圧成形される一対の成形ローラと、前記はんだ供給経路の一部を形成して前記一対の成形ローラによって加圧成形された前記シート状のはんだが挿通される第2の成形路と、一つの面が平坦に形成された受圧面を有する固定刃、及び、上下動する可動刃を備え、該固定刃の受圧面の前記第2成形路側の端部が前記第2の成形路の下面に同一高さで連続し、前記固定刃の受圧面の前記第2成形路側の端部と反対側の端部で前記可動刃と擦れ違うことにより前記シート状のはんだを切断するように構成された切断部と、前記受圧面に対向して平坦に形成された加圧面を有する面出し部と、を具備して、前記リールから引き出された前記シート状のはんだが、前記第1の成形路、前記一対の成形ローラ、前記第2の成形路によって順次平坦に矯正された後に、前記面出し部が前記可動刃に連動して移動することにより、前記シート状のはんだが前記固定刃の受圧面と前記面出し部の加圧面とで平坦に加圧成形され、かつ保持された状態で前記可動刃により前記切断部にて切断されるように構成したことを特徴とするはんだ供給装置。
  2. 前記第1の成形路及び前記第2の成形路は、断面が矩形に形成されて前記第1の成形路の幅寸法と前記第2の成形路の幅寸法とが等しい寸法に設定されると共に前記第1の成形路の高さ寸法が前記第2の成形路の高さ寸法よりも大きい寸法に設定されることを特徴とする請求項1に記載のはんだ供給装置。
  3. リールから引き出されたシート状のはんだが所定長さに切断されるはんだ供給装置であって、前記リールから引き出されたシート状のはんだの一面が平面で支持される支持部材と、該支持部材の平面に対向して設けられて前記リールから引き出されたシート状のはんだの他面が前記支持部材の平面に向けて押圧される成形ローラ列と、該成形ローラ列の下流に設けられて前記シート状のはんだが一対の平面で加圧されて面出し成形される面出し部と、を具備して、前記リールから引き出されたシート状のはんだが前記成形ローラ列の各成形ローラによって順次平坦に矯正された後に、前記面出し部によって面出しされて切断されるように構成されることを特徴とするはんだ供給装置。
  4. リールから引き出されたシート状のはんだが所定長さに切断されるはんだ供給装置であって、前記リールがはんだ供給方向に対して直交する方向に位置決めされるリール位置決め機構と、前記リールから引き出されたシート状のはんだが一対の平面で加圧された状態で保持されるはんだ保持機構と、前記リールが所定の推力ではんだ供給方向に対して反対方向へ駆動されるリール駆動機構と、を具備して、前記リールから引き出されたシート状のはんだが前記はんだ保持機構によって保持された状態で、前記リール位置決め機構によって前記リールと前記はんだ保持機構との間の前記シート状のはんだが直線状になるように前記リールが位置決めされて、この状態で前記リール駆動機構によって前記リールがはんだ供給方向に対して反対方向へ駆動されて前記リールと前記はんだ保持部との間の前記シート状のはんだに張力が作用されることにより、前記リールから引き出された前記シート状のはんだが平坦に矯正されるように構成されることを特徴とするはんだ供給装置。
  5. 上記請求項1又は2に記載のはんだ供給装置を用いるはんだ供給方法であって、リールから引き出されたシート状のはんだが断面が矩形の第1の成形路に挿通されて成形される第1の矯正と、該第1の矯正が施された前記シート状のはんだが一対のローラによって加圧成形される第2の矯正と、該第2の矯正が施された前記シート状のはんだが断面が矩形の第2の成形路に挿通されて成形される第3の矯正と、を含んで構成され、前記リールから引き出された前記シート状のはんだに前記第1の矯正、前記第2の矯正、前記第3の矯正が順次施されて前記シート状のはんだが平坦に矯正され、次に該平坦に矯正されたシート状のはんだが一対の平面によって順次平坦に加圧成形されつつ保持された状態で所定長さに切断されることを特徴とするはんだ供給方法。
  6. 上記請求項3に記載のはんだ供給装置を用いるはんだ供給方法であって、前記リールから引き出されたシート状のはんだの一面を平面で支持しつつ該シート状のはんだの他面を複数本の成形ローラで構成される成形ローラ列によって順次押圧して前記シート状のはんだを平坦に矯正して、次に該平坦に矯正されたシート状のはんだを一対の平面によって順次加圧して面出しした後に順次所定長さに切断することを特徴とするはんだ供給方法。
  7. 上記請求項4に記載のはんだ供給装置を用いるはんだ供給方法であって、リールから引き出されたシート状のはんだを所定位置で保持して、次に、前記リールからはんだ供給方向へ延びるはんだが直線状になるように前記リールを位置決めして、この状態で前記リールをはんだ供給方向に対して反対方向へ所定の推力で駆動することにより、前記リールから引き出された前記シート状のはんだに張力を作用させて該シート状のはんだを平坦に矯正することを特徴とするはんだ供給方法。
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