JPH0580537A - 感光性樹脂版の搬送装置 - Google Patents

感光性樹脂版の搬送装置

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Publication number
JPH0580537A
JPH0580537A JP26910291A JP26910291A JPH0580537A JP H0580537 A JPH0580537 A JP H0580537A JP 26910291 A JP26910291 A JP 26910291A JP 26910291 A JP26910291 A JP 26910291A JP H0580537 A JPH0580537 A JP H0580537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive resin
resin plate
plate
bar
transport
Prior art date
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Pending
Application number
JP26910291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Mizuno
享一 水野
Katsumasa Yamamoto
勝正 山本
Katsuhiro Matsuo
勝廣 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP26910291A priority Critical patent/JPH0580537A/ja
Publication of JPH0580537A publication Critical patent/JPH0580537A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、あらゆるサイズの感光性樹
脂版を該版の版面を損傷する様なことなく搬送でき、且
つ該版において裏面処理を行なうこともできる搬送装置
を提供することにある。 【構成】 感光性樹脂版の移送方向前方に着脱自在に取
付けられる搬送バー31と、該搬送バーの両端部に着脱
自在に装着する1対以上の保持具38を備え、該保持具
は無限軌動状のチェーン3a,3b又はベルトに取付け
られてなる搬送装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軟弾性を有する感光性樹
脂版を、現像部、浄化部、乾燥部等を順次移送するため
の搬送装置に関し、特に該感光性樹脂版の版面を損傷す
る様なことがなく且つ該版の裏面処理をも可能とする感
光性樹脂版の搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷用原版として軟弾性を有する感光性
樹脂版を使用することが増加しつつあり、該感光性樹脂
版は操作性、生産性および経済性の面において優れてお
り、特にフレキソ印刷に好適なものとして用いられてい
る。
【0003】図1に示す様に印刷パターンが露光された
感光性樹脂版1は矢印方向に沿って移送され、現像部1
0、浄化部20、乾燥部30及び後露光部40を通過し
て夫々処理され、搬出台9へ導出される。図中鎖線で示
す符号3は搬送系路を示し、感光性樹脂版1は該系路に
沿って連続的又は間欠移動的に搬送される。
【0004】図7は上記搬送系路3に沿う様に設けられ
る搬送装置の一例を示す一部斜視説明図であり、感光性
樹脂版1は板状のセッター18上に載置又は固定され、
上下に対をなす回転ニップローラ19,19の間にセッ
ター18を挟み込んで、セッター18及び感光性樹脂版
1を矢印方向へ移送する。なお回転ニップローラ19の
水平方向間隔を短くしてセッター18を使用しないで直
接感光性樹脂版を挟持する様に搬送するものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが図7に示す様
な搬送装置を用いた場合、感光性樹脂版1の版面が直接
回転ニップローラ19に接触・押圧されるため、版面を
傷めたり或は未露光部分の樹脂材料を再付着させること
になり、印刷用版としての品質を低下するものとなって
いた。これを防止するため回転ニップローラ19の中央
部分を凹形にした両端挟持タイプの搬送装置が考案され
ているが、セッター18を使用しないものでは感光性樹
脂版のサイズが限定されてしまうことになるので汎用性
に乏しいという欠点があった。
【0006】また感光性樹脂版1をセッター18上にセ
ットする形式のものにあっては、版の裏面側の処理は全
く行なえず、感光性樹脂版1とセッター18の間に現像
液等が侵入したままの状態で搬出台9上へ排出された
り、或は該版1に対しては裏面側からの後露光できない
といった不都合があった。
【0007】そこで本発明の目的は、感光性樹脂版の版
面を損傷する様なことがなく、しかも洗浄や後露光等の
版の裏面処理を行なうことができると共に、感光性樹脂
版の取付けられた搬送バーを自動的に捕捉し、且つ該搬
送バーの抜出しを防止して確実な搬送ができる感光性樹
脂版の搬送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本発
明は、感光性樹脂版の移送方向前部に着脱自在に取付け
られる搬送バーと、該搬送バーの両端部を着脱自在に装
着する1対以上の保持具を備え、該保持具は無限軌動状
に駆動されるチェーン又はベルトに取付けられてなるこ
とを要旨とするものである。
【0009】
【作用及び実施例】図2は図1における感光性樹脂版連
続製版装置における搬送系路3の一例を示す全体説明図
であり、2系統の無限軌動状チェーン3a,3bにより
構成される。チェーン3aはガイド9…,9aを架け渡
す様に張設され、駆動スプロケット9cに接続されるモ
ータ6aによって矢印K1 方向へ駆動され、該駆動系路
に沿って現像部10、浄化部20、乾燥部30及び搬送
部T1 ,T2 ,T3 が設けられる。該チェーン3aは図
3に示す様に平行して対をなす様に配設され、これらチ
ェーン3a,3aの間にはガイド桿34,34…が配設
される。なおガイド桿34は棒状のものを示している
が、この例に限られずメッシュ状や板状等のものであっ
ても構わない。
【0010】またチェーン3a,3aには対面位置に後
述する保持具38,38が取付け固定され、該保持具3
8,38は搬送バー31を係合して矢印方向へ搬送す
る。すなわち図4に示す如く前記搬送バー31には保持
台座32が一体形成され、該保持台座32には複数本の
ピン32aが突設され、予め移送方向前方部に孔部1h
を穿設した感光性樹脂版1を上記保持台座32上に着脱
自在に取付ける。なお図4はこの取付け状態を示す断面
説明図である。
【0011】図5は上記保持具38の一例を示す斜視説
明図であり、該保持具38は2面を開口状態とした中空
直方体形の箱体であり、少なくともチェーン同士の対面
内側及びチェーンの進行方向前方が開口される。該保持
具38はブラケット35を介してチェーン3aの内側部
に取付けられる。該保持具38には搬送バー31の抜け
防止用の固定具36を設けておくことが好ましく、該固
定具36は三角柱形に形成され、その上部は介設ピン3
6aを介して板ばね37に連結され、該板ばね37の一
端は保持具38の上面に固定ピン37aによって取付け
られる。すなわち該固定具36は搬送バー31における
端部31aの侵入によって上昇し(矢印U方向)、保持
具38の奥部38A内へ侵入したところで該固定具36
が降下(矢印D方向)して、前記端部31aが矢印K1
方向へ抜け出るのを防止する。なお該搬送バー31の取
出しに当たっては板ばね37の一端37bを楔形ガイド
(図示せず)等によって矢印U方向へ持ち上げ、さらに
他の保持具39等を鎖線矢印方向へ高速度(チェーンa
の移動速度より速く)で移動すれば、搬送バー31は保
持具38内より離脱させることができる。
【0012】上記保持具38は上述した例に限定され
ず、搬送バー31の両端後側面を後押しできる構造のも
のであれば良く、その形状は棒状のもの或はカギ型形状
のもの、或は搬送バー両端に設ける孔部に嵌合可能なピ
ン状のもの等であっても良い。
【0013】さらに上記保持具38は図2に示す様にチ
ェーン3aの周方向に定間隔(現像部10等の長さと搬
送部T2 [T3 ]の長さを加算した間隔)で設けておく
ことが好ましく、これによって例えば現像部10と乾燥
部30に各々感光性樹脂版を配置して夫々の処理を同時
に行なうことができ、搬送についても同時に複数の感光
性樹脂版を支障なく搬送できる。また搬入台4の製版装
置側先端に搬送バー31が突出する様に感光性樹脂版1
Aをセットしておけば、保持具38は好適な位置でこれ
を自動的に係合して現像部等へ搬送することができる。
【0014】一方図2に示す様に後露光部40は他の系
統のチェーン9bに沿って設けられ、該チェーン9bは
ガイド9…,9bに無限軌道状に張設され、モータ6b
に接続されるスプロケット9dにより矢印K2 方向へ駆
動され、該チェーン9b、(9b)の対面する位置(図
2の紙面貫通方向)には他の1対の保持具39、(3
9)が設けられる。該保持具39は図5に示す様に棒状
のものであり、搬送バー31端部の後方側面を後押しで
きる様に構成され、チェーン3bをチェーン3aより速
く移動させることにより、保持具38内において離脱可
能状態にある搬送バー31を後方から押し出す様にして
移替える。
【0015】なお上記搬送バーと感光性樹脂版の取付け
手段は図3,4に示す例に限定されるものではなく、図
6に示す様に板ばね51を使用したものであっても良
く、板ばね51内に搬送バー31を装着すると共に、該
板ばねの上部片51bと下部片51aの間に感光性樹脂
版1の前方端部を挟持する構成とし、ハンドル52,5
2を近接することによって上部片51bと下部片51a
を開放することとする。なおこれらの取付け手段は感光
性樹脂版1の版面上から突出量をできるだけ少なくする
構造とすることが好ましく、これによって現像部10に
おけるブラシ13による版面摺擦等の処理を阻害するの
を最小限に防止できる。また上記チェーン9a,9bに
替えてスリップを生じないベルト(凹凸付きベルト等)
を使用したものであっても良く、これらベルト又はチェ
ーンによる搬送速度は1.5 〜4000mm/分の任意値に
設定することができ、また減速機5や制御装置7(図2
参照)を併用することにより、低速搬送と高速搬送の組
合せを採用して感光性樹脂版の搬送を行なうこともでき
る。
【0016】本発明において用いられる感光性樹脂版と
して例えば、水系、アルカリ水溶液系あるいはアルコー
ル系洗出し液に溶解あるいは膨潤するポリアミドを必須
成分とするポリアミド系感光性樹脂、ポリビニルアルコ
ールを必須成分とするポリビニルアルコール系感光性樹
脂、低分子不飽和基含有ポリエステルを必須成分とする
ポリエステル系感光性樹脂、アクリル系低分子量ポリマ
ーを必須成分とするアクリル系感光性樹脂、及びポリウ
レタンを必須成分とするポリウレタン系感光性樹脂等が
挙げられる。これら感光性樹脂には光重合性不飽和単量
体、光増感剤、その他が添加されることによって光硬化
性を付与している。
【0017】また最近感光性フレキソ版として、毒性安
全性の面から水系洗出し液に現像可能なものが提案され
ており、共役ジエン系炭化水素とα、β−エチレン性不
飽和カルボン酸またはその塩を必須成分とし、これにモ
ノオレフィン系不飽和化合物とを含む共重合体を含有す
るもの、共役ジエン系炭化水素重合体、又は共役ジエン
系炭化水素とモノオレフィン系不飽和化合物との共重合
体と親水性高分子化合物、非気体状エチレン性不飽和化
合物を含有する感光性エラストマー組成物、α、β−エ
チレン性不飽和基を含有する疎水性オリゴマー、エラス
トマー水膨潤性物質を含有するもの等が挙げられる。こ
れらいずれも光重合性不飽和単量体、光増感剤、その他
が添加されており、光硬化性を付与している。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されているの
で、感光性樹脂版の版面を損傷する様なことはなく、ま
た板状のセッターを使用しないので、版の裏面処理を行
なうこともできる。また版のサイズは限定されることな
く任意の大きさのものを搬送して現像処理することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される感光性樹脂版連続製版装置
の例を示す説明図である。
【図2】図1に示される製版装置の搬送系路を示す説明
図である。
【図3】本発明による搬送形態を示す説明図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】本発明の保持具の詳細を示す斜視説明図であ
る。
【図6】本発明による搬送バーの他の取付手段を示す断
面説明図である。
【図7】従来の搬送装置の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 感光性樹脂版 31 搬送バー 38,39 保持具 3a,3b チェーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷パターンの露光された感光性樹脂版
    を移送するための搬送装置であって、 前記感光性樹脂版の移送方向前部に着脱自在に取付けら
    れる搬送バーと、該搬送バーの両端部を着脱自在に装着
    する1対以上の保持具を備え、該保持具は無限軌動状に
    駆動されるチェーン又はベルトに取付けられてなること
    を特徴とする感光性樹脂版の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記保持具には、搬送バー端部の自動装
    入を許容し、且つ該端部の抜出しを防止する固定具が進
    退自在に設けられてなる請求項1に記載の感光性樹脂版
    の搬送装置。
JP26910291A 1991-09-19 1991-09-19 感光性樹脂版の搬送装置 Pending JPH0580537A (ja)

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JP26910291A JPH0580537A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 感光性樹脂版の搬送装置

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JPH0580537A true JPH0580537A (ja) 1993-04-02

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JP26910291A Pending JPH0580537A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 感光性樹脂版の搬送装置

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JP (1) JPH0580537A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506154A (ja) * 2007-12-17 2011-03-03 テトラ・ラヴァル・ホールディングス・アンド・ファイナンス・ソシエテ・アノニム フレキソ印刷用の印刷組版を調製する方法、およびその方法で使用されるシステム
JP2017528763A (ja) * 2014-08-28 2017-09-28 フリント、グループ、ジャーマニー、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング フレキソ印刷プレートを生産するための装置および方法
JP2021522129A (ja) * 2018-04-26 2021-08-30 ザイコン プリプレス エヌ.ブイ.Xeikon Prepress N.V. レリーフプレート原版を処理する装置および方法

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JP2021522129A (ja) * 2018-04-26 2021-08-30 ザイコン プリプレス エヌ.ブイ.Xeikon Prepress N.V. レリーフプレート原版を処理する装置および方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000523